JP5240135B2 - 半導体記憶装置の試験方法及び半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置の試験方法及び半導体記憶装置 Download PDF

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本発明は、半導体記憶装置の試験方法及び半導体記憶装置に関する。
近年、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表される半導体記憶装置が、携帯端末等の様々な機器に搭載されている。このような半導体記憶装置においては、動作検証を行うための様々な試験が行われるが、電圧対周波数特性の試験もそのうちの1つである。電圧対周波数特性の試験は、複数の電圧に対して複数の周波数に対応するデータを取得する試験である。
図1は、電圧対周波数特性の試験結果を例示する図である。図1に例示する電圧対周波数特性の試験結果は、所定の電圧(電源電圧)及び所定の周波数において半導体記憶装置が正常に動作するか否かを示している。図1において、『P』は動作成功を、『F』は動作失敗を示している。例えば、半導体記憶装置に入力されるデータ(書き込まれるデータ)と半導体記憶装置から出力されるデータ(読み出されたデータ)が全て一致している場合を『P』、それ以外の場合を『F』とする。図1の例では、例えば85MHzでは電圧0.8〜1.1[V]において動作成功したことを示しており、120MHzでは電圧1.1[V]においてのみ動作成功し、電圧0.8〜1.0[V]においては動作失敗したことを示している。
図1に例示する電圧対周波数特性の試験において、半導体記憶装置の1回の動作(データの書き込み及び読み出し)で所定の電圧及び所定の周波数に対応する1つの試験結果(1つの『P』又は『F』)しか取得することができない。従って、図1に例示する電圧対周波数特性を取得するためには、半導体記憶装置に『電圧のステップ(=4)×周波数のステップ(=8)』=32回データの書き込み及び読み出しを実行させなければならず、相当の試験時間が必要となる。
一般的な半導体装置の試験に関しては、例えば、出力側の同期回路を入力側の同期回路よりも位相の進んだクロックで動作させることにより、実質的に高い周波数で試験する方法が提案されている。提案の方法によれば、半導体装置に外部から供給するクロックの周波数を変えずに実質的に高い周波数で試験することが可能であるため、比較的動作速度が遅く、比較的容易に入手できる論理回路試験装置を用いて実質的に高い周波数の試験ができる。しかしながら、提案の方法は、半導体記憶装置の周波数特性(例えば前述の電圧対周波数特性)を導出するためのデータ取得時間の短縮に寄与するようなものではない。
特開平9−218246号公報
半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を短縮することが可能な半導体記憶装置の試験方法及び半導体記憶装置を提供することを課題とする。
本半導体記憶装置の試験方法は、記憶回路及び前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路を含む複数の領域を有する半導体記憶装置の各記憶回路にデータを書き込む第1ステップと、前記各記憶回路に書き込んだデータを、前記各記憶回路から出力して前記出力データ保持回路に一時的に保持する第2ステップと、前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを前記出力データ保持回路から読み出す第3ステップと、前記領域毎に前記第1ステップで書き込んだデータと前記第3ステップで読み出したデータとを比較して、前記領域毎に前記記憶回路の動作の良否判定を行う第4ステップと、を有し、前記第1ステップでデータを書き込むタイミング又は前記第3ステップでデータを読み出すタイミングを前記領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させることを要件とする。
本半導体記憶装置は、複数の領域と、各領域に対して設けられた、互いに位相の異なるパルス信号を生成するパルス生成回路と、を有し、前記各領域は、記憶回路と、前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路、前記記憶回路に書き込むデータを一時的に保持する入力データ保持回路、前記記憶回路に入力するアドレス信号を一時的に保持する入力アドレス保持回路の少なくとも1つと、を含み、前記パルス生成回路が、前記入力データ保持回路、前記入力アドレス保持回路、前記出力データ保持回路の何れか1つに前記互いに位相の異なるパルス信号を供給することにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能であることを要件とする。
又、本半導体記憶装置は、記憶回路を含む複数の領域と、各領域に対して設けられた、前記記憶回路をリセットするリセットパルス信号を生成するリセットパルス生成回路と、を有し、前記リセットパルス生成回路が、領域毎に互いに異なるパルス幅を有する前記リセットパルス信号を生成して前記各領域の各記憶回路に供給し、前記各領域の各記憶回路を前記パルス幅に対応する期間リセットすることにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能であることを要件とする。
開示の技術によれば、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を短縮することが可能な半導体記憶装置の試験方法及び半導体記憶装置を提供することができる。
電圧対周波数特性の試験結果を例示する図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の試験方法を示すフローチャートの例である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。 半導体記憶装置の周波数特性を例示する図(その1)である。 比較例に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 比較例に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。 第1の実施の形態の変形例に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 第1の実施の形態の変形例に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。 半導体記憶装置の周波数特性を例示する図(その2)である。 第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 第2の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。 第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 第3の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。 図15に示すRAMの内部に設けられたリセットパルス生成回路及びリセット回路を例示する図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。
以下、図面を参照して、実施の形態の説明を行う。なお、各図において、既に説明した図と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図2は、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図2に例示する半導体記憶装置10は、例えばマイクロプロセッサやディジタルシグナルプロセッサ等の半導体装置の一部であり、8ビットのSRAM(Static Random Access Memory)としての機能を有する。ただし、半導体記憶装置10は、8ビットのSRAMとしての機能を有する単独の半導体記憶装置であっても良い。なお、第1の実施の形態では、便宜上8ビットのSRAMを例示するが、SRAMは8ビットには限定されず、nビット(nは自然数)であっても構わない。又、半導体記憶装置10は、DRAMであっても構わない。
図2を参照するに、半導体記憶装置10は、ラッチ20と、ラッチ0〜721と、ラッチ22と、RAM30(ビット0)〜RAM37(ビット7)と、ラッチ40〜ラッチ47と、チョッパー50と、チョッパー60と、チョッパー61とを有する。ADはRAM30〜RAM37の書き込みアドレスを指定する信号であるアドレス信号を示している。WEはRAM30〜RAM37へのデータの書き込み/読み出しを制御する信号であるライト/リード制御信号を示している。又、WD〜WDはそれぞれRAM30〜RAM37へ書き込むデータを、RD〜RDはそれぞれRAM30〜RAM37から読み出すデータを示している。又、CLK、DSL、及びDSLは、それぞれ、基準クロック信号、第1の遅延量制御信号、及び第2の遅延量制御信号を示している。
ラッチ20は、入力するライト/リード制御信号WEを一時的に保持する制御信号保持回路としての機能を有する。ラッチ0〜721は、入力するデータWD〜WDを一時的に保持する入力データ保持回路としての機能を有する。ラッチ22は、入力するアドレス信号ADを一時的に保持する入力アドレス保持回路としての機能を有する。ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22のそれぞれで一時的に保持されたライト/リード制御信号WE、データWD〜WD及びアドレス信号ADは、入力するパルス信号Pに同期して、RAM30〜RAM37に出力される。なお、ラッチ20及びラッチ22は1ビット幅のラッチ、ラッチ0〜721は8ビット幅のラッチである。ただし、ラッチ22及びラッチ0〜721はそれぞれ1ビット幅及び8ビット幅には限定されず、nビット幅(nは自然数)であっても構わない。パルス信号Pについては後述する。
RAM30〜RAM37は、8ビットデータのビット0〜ビット7のいずれかに対応する『0』又は『1』のWD1ビットデータを記憶する記憶回路としての機能を各々有する。RAM30〜RAM37は、メモリセル及び周辺回路(図示せず)を有する。RAM30〜RAM37は、並列に動作する同一構造の記憶回路であり、それぞれが同一の動作性能(周波数特性等)を有する。RAM30〜RAM37に記憶されたデータは、RAM30〜RAM37から読み出された後にラッチ40〜ラッチ47を介して出力される。なお、以降、RAM30〜RAM37を総称して記憶回路と称する場合がある。
ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22に入力するパルス信号Pに同期して、ラッチ20からライト/リード制御信号WEが、ラッチ0〜721からデータWD〜WDが、ラッチ22からアドレス信号ADがそれぞれRAM30〜RAM37に出力されると、次のように動作する。すなわち、アドレス信号ADによりRAM30〜RAM37に書き込みアドレスが指定される。そして、例えばライト/リード制御信号WEの立ち上がっている期間に、データWD〜WDがそれぞれRAM30〜RAM37のアドレス信号ADに指定されたアドレスに書き込まれる。
ラッチ40〜ラッチ47は、それぞれRAM30〜RAM37のいずれかに対応しており、対応するRAM30〜RAM37から出力されるデータを一時的に保持する出力データ保持回路としての機能を有する。ラッチ40〜ラッチ43で一時的に保持されたデータは、入力するパルス信号Pに同期して出力される。ラッチ44〜ラッチ47で一時的に保持されたデータは、入力するするパルス信号Pに同期して出力される。パルス信号PおよびPについては後述する。
チョッパー50は、基準クロック信号CLKのエッジに対して所定の遅延量を有するパルス信号Pを生成する入力データ用パルス生成回路としての機能を有する。パルス信号Pは、ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22に出力される。チョッパー50が出力するパルス信号Pに同期して、ラッチ20からライト/リード制御信号WEが、ラッチ0〜721からデータWD〜WDが、ラッチ22からアドレス信号ADがそれぞれRAM30〜RAM37に出力される。
チョッパー60は、基準クロック信号CLKのエッジに対して第1の遅延量を有するパルス信号Pを生成する出力データ用パルス生成回路としての機能を有する。第1の遅延量は、チョッパー60に入力する第1の遅延量制御信号DSLに基づいて設定される。パルス信号Pは、ラッチ40〜ラッチ43に出力される。
チョッパー61は、基準クロック信号CLKのエッジに対して第1の遅延量とは異なる第2の遅延量を有するパルス信号Pを生成する出力データ用パルス生成回路としての機能を有する。第2の遅延量は、チョッパー61に入力する第2の遅延量制御信号DSLに基づいて設定される。パルス信号Pは、ラッチ44〜ラッチ47に出力される。なお、第1の遅延量制御信号DSL及び第2の遅延量制御信号DSLは、予め半導体記憶装置10に対して設定される。
半導体記憶装置10は、AとBの2つの領域を有する。領域Aは、RAM30〜RAM33及び各RAMに対応するラッチ40〜ラッチ43を有する。又、領域Bは、RAM34〜RAM37及び各RAMに対応するラッチ44〜ラッチ47を有する。
ここで、図2に加え、図3に例示するフローチャート及び図4に例示するタイミングチャートを用いて、半導体記憶装置10の試験方法及び動作について説明する。図3は、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の試験方法を示すフローチャートの例である。図4は、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。図4に例示するタイミングチャートにおいて、d1及びd2は半導体記憶装置10に入力する入力データを示しており、e1及びe2は入力データd1及びd2に対応して半導体記憶装置10から出力される出力データを示している。
入力データd1及びd2は、RAM30〜RAM37へのデータの書き込み/読み出しを制御する信号であるライト/リード制御信号WE、RAM30〜RAM37へ書き込むデータWD〜WD、及びRAM30〜RAM37の書き込みアドレスを指定する信号であるアドレス信号ADを含む。出力データe1及びe2は、RAM30〜RAM37から読み出すデータRD〜RDを含む。RAM30〜RAM37が正常に動作している場合には、『データWD〜WD=データRD〜RD』となる。なお、半導体記憶装置10には予め所定の電源電圧が印加されているものとする。ここでは、電源と基準電位間に電圧V1が印加されているものとする。
半導体記憶装置10の試験方法及び動作について説明する。始めに、図3のステップS101において、記憶回路であるRAM30〜RAM37に、入力データd1に含まれるデータWD〜WDを書き込む(S101)。
具体的には、基準クロック信号CLKに同期して入力データd1が半導体記憶装置10に入力する。そして、ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22は、それぞれ入力データd1に含まれるライト/リード制御信号WE、データWD〜WD及びアドレス信号ADを一時的に保持する。チョッパー50は、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して所定の遅延量Tp1を有するパルス信号Pを生成し、ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22に出力する。なお、図4の例では、所定の遅延量Tp1と後述する第1の遅延量Tとは同一値に設定されている。
ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22は、チョッパー50から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、一時的に保持している入力データd1に含まれるライト/リード制御信号WE、データWD〜WD及びアドレス信号ADを、それぞれRAM30〜RAM37に出力する。そして、例えばライト/リード制御信号WEの立ち上がっている期間に、ラッチ0〜721に一時的に保持しているデータWD〜WDを、それぞれRAM30〜RAM37のアドレス信号ADに指定されたアドレスに書き込む。第1の実施の形態では、ラッチ0〜721から領域AのRAM30〜RAM33にデータWD〜WDを書き込むタイミングと、ラッチ0〜721から領域BのRAM34〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むタイミングとは同一である。
次いで、ステップS102において、記憶回路であるRAM30〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDを、それぞれ出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持する(S102)。
具体的には、RAM30〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDを、半導体記憶装置10の外部からRAM30〜RAM37に供給される読み出し指示信号(図示せず)に同期して、データRD〜RDを含む出力データe1としてラッチ40〜ラッチ47に出力する。そして、ラッチ40〜ラッチ47は、それぞれデータRD〜RDを一時的に保持する。
次いで、ステップS103において、出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD〜RDをラッチ40〜ラッチ47から読み出す(S103)。
具体的には、チョッパー60が、入力する第1の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第1の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成し、領域Aに含まれるラッチ40〜ラッチ43に出力する。そして、チョッパー60から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、ラッチ40〜ラッチ43に一時的に保持しているデータRD(ビット0)〜RD(ビット3)を出力データe1として読み出す。
又、チョッパー61が、入力する第2の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第2の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成し、領域Bに含まれるラッチ44〜ラッチ47に出力する。そして、チョッパー61から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、ラッチ44〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD(ビット4)〜RD(ビット7)を出力データe1として読み出す。
ここで、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力してRAMに書き込まれるタイミングは、パルス信号Pの立ち下がりのみで決まるので、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが書き込まれるタイミングは同一である。一方、第1の実施形態では第2の遅延量T<第1の遅延量Tであるから、パルス信号Pの立ち下がりとパルス信号Pの立ち下がりとは異なるタイミングとなる。よって、ラッチ40〜ラッチ43からデータRD〜RDが読み出されるタイミングと、ラッチ44〜ラッチ47からデータRD〜RDが読み出されるタイミングとは、第1の遅延量T及び第2の遅延量Tに対応して異なる値となる。
すなわち、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが書き込まれてから(Pの立下り)、データRD〜RDがラッチ40〜ラッチ43から読み出されるまでの期間Tと、データRD〜RDがラッチ44〜ラッチ47から読み出されるまでの期間Tとは、それぞれ異なる値となる。期間T及びTは、第1の実施の形態における内部動作サイクルである(以降、内部動作サイクルT及びTという)。又、内部動作サイクルの逆数が内部動作周波数である。すなわち、内部動作サイクルがTであれば、内部動作周波数は1/Tである。
このように、RAM30〜RAM33の内部動作サイクルTと、RAM34〜RAM37の内部動作サイクルTとは、それぞれ異なる値となる。図4の例では、内部動作サイクルT<内部動作サイクルTとなる。又、内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/Tとなる。なお、図4の例では、内部動作サイクルTは基準クロック信号CLKの周期と等しい。
このように、ラッチ0〜721からRAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むタイミングを同一とする。そして、領域Aにおいてラッチ40〜ラッチ43からデータRD〜RDを読み出すためのパルス信号Pに比べ、領域Bにおいてラッチ44〜ラッチ47からデータRD〜RDを読み出すためのパルス信号Pのタイミングを早くする。それにより、領域Aの内部動作サイクルTに比べ領域Bの内部動作サイクルTは短くなり、読み出しディレイに関して領域Aに比べて領域Bを高速に試験した場合と同様の結果を得ることができる。その結果、半導体記憶装置10への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる2つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。なお、試験データとは、後述するステップS104において領域毎にRAMの動作の良否判定を行い、後述するステップS105において半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータである。
次いで、ステップS104において、領域毎に記憶回路であるRAMに書き込んだデータと、出力データ保持回路から読み出したデータとを比較して、領域毎に記憶回路の動作の良否判定を行う(S104)。
具体的には、ステップS101でRAM30〜RAM33に書き込んだデータWD〜WDと、ステップS103でラッチ40〜ラッチ43から読み出したデータRD〜RDとを比較し、領域Aに含まれるRAM30〜RAM33の動作の良否判定を行う。又、ステップS101でRAM34〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDと、ステップS103でラッチ44〜ラッチ47から読み出したデータRD〜RDとを比較し、領域Bに含まれるRAM34〜RAM37の動作の良否判定を行う。ここで、領域Aにおける良否判定は、書き込んだデータWD〜WDと、対応する読み出したデータRD〜RDとが全て一致した場合に『P』(動作成功)、それ以外を『F』(動作失敗)とする。
又、RAM30〜RAM33は同一構造の回路であるから、RAM30〜RAM33の何れか1つ又は複数を領域Aの代表として、代表するRAMに書き込んだデータと代表するRAMから読み出したデータとを比較しても良い。例えばRAM30を領域Aの代表として、RAM30に書き込んだデータWDとRAM30から読み出したデータRDとが一致した場合に、領域Aの内部動作周波数では『P』(動作成功)と判定する。領域Bについても同様である。
次いで、ステップS105において、各領域の内部動作周波数と、各領域の良否判定結果(『P』又は『F』)とに基づいて、半導体記憶装置の周波数特性を導出する(S105)。例えば、領域A(内部動作周波数1/T)及び領域B(内部動作周波数1/T)の良否判定結果が何れも『P』であれば、図5に例示するような半導体記憶装置10の周波数特性を導出する。1/Tと1/T以外の周波数や電圧V1以外の電源電圧における試験結果が必要であれば、電源電圧を電圧V1以外に可変してから半導体記憶装置10に印加し、図3に例示するステップS101〜S105を繰り返すことにより試験結果を取得することができる。
このように、1回のデータの書き込み及び読み出しで、複数の内部動作周波数における半導体記憶装置10の動作の良否に関するデータを取得することは、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間の短縮化に寄与する。半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間の短縮化について、比較例を示しながら以下に詳説する。
図6は、比較例に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図6を参照するに、比較例に係る半導体記憶装置300は、領域A及びBを有さない。又、半導体記憶装置300にはチョッパー61がなくチョッパー60の出力するパルス信号Pがラッチ40〜ラッチ47に出力されている。半導体記憶装置300について、半導体記憶装置10と同一構造である部分の説明は省略する。
図7は、比較例に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。図6及び図7を参照するに、チョッパー60は、第1の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第1の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成し、ラッチ40〜ラッチ47に出力する。ラッチ40〜ラッチ47は、チョッパー60から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、データRD(ビット0)〜データRD(ビット7)を出力データe1として読み出す。
すなわち、図7のタイミングチャートでは図4のタイミングチャートとは異なり、データRD〜データRDは、全て同一のタイミングで読み出される。従って、RAM30〜RAM37に入力データd1が入力してから、ラッチ40〜ラッチ47から出力データe1が出力されるまでの時間はそれぞれ同一の時間Tである。すなわち、RAM30〜RAM37のそれぞれの内部動作サイクルは全てT(内部動作周波数は全て1/T)である。その結果、半導体記憶装置300への1回のデータの書き込み及び読み出しで、1つの内部動作周波数に対応する試験データのみを取得することができる。
ここで、図6に例示する比較例に係る半導体記憶装置300において、図1に例示する電圧対周波数特性の試験を行う場合を考える。前述のように、半導体記憶装置300では、1回のデータの書き込み及び読み出しで1つの内部動作周波数に対応する試験データのみを取得することができる。従って、1回のデータの書き込み及び読み出しで図1に例示する電圧対周波数特性の1ポイント(例えば電圧1.1[V]、周波数85MHz)についてのみ、『P』又は『F』の試験結果が得られる。図1に例示する電圧対周波数特性の全試験結果を取得するためには、『電圧のステップ(=4)×周波数のステップ(=8)』=32回のデータの書き込み及び読み出しを実行させなければならない。
一方、前述のように、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置10では、1回のデータの書き込み及び読み出しで互いに異なる2つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、1回のデータの書き込み及び読み出しで図1に例示する電圧対周波数特性の2ポイント(例えば電圧1.1[V]、周波数85MHz及び90MHz)について『P』又は『F』の試験結果が得られる(図5参照)。その結果、半導体記憶装置10において図1に例示する電圧対周波数特性の全試験結果を取得するために必要な動作の回数は、半導体記憶装置300において図1に例示する電圧対周波数特性の全試験結果を取得するために必要な動作の回数の半分の16回となる。
以上のように、第1の実施の形態では、記憶回路であるRAM及びRAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチを含む2つの領域を有する半導体記憶装置の、各領域のRAMに同一のタイミングでデータを書き込む。そして、各RAMに書き込んだデータを、各RAMから出力して各ラッチに一時的に保持する。そして、領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して各ラッチに供給し、供給したパルス信号に同期して領域毎に異なるタイミングで各ラッチに一時的に保持しているデータを読み出す。
その結果、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、2つの領域に含まれる記憶回路を互いに異なる2つの内部動作周波数で動作させること可能となり、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる2つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、半導体記憶装置10では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/2の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。すなわち、半導体記憶装置が複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を短縮することができる。
〈第1の実施の形態の変形例〉
第1の実施の形態の変形例では、記憶回路であるRAM及びRAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチを含む8つの領域を有する半導体記憶装置の例を示す。第1の実施の形態の変形例は、8つの領域を有する半導体記憶装置において、RAM30〜RAM37からデータRD〜RDを読み出すタイミングを領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させて電圧対周波数特性の試験をする例である。
図8は、第1の実施の形態の変形例に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図8を参照するに、半導体記憶装置11は、記憶回路であるRAM30〜RAM37及びRAM30〜RAM37から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47を含む8つの領域A〜Hを有する。又、半導体記憶装置11は、それぞれラッチ40〜ラッチ47のいずれかに対応するチョッパー60〜チョッパーH67を有し、チョッパー60〜チョッパーH67は領域A〜Hに含まれる対応するラッチ40〜ラッチ47にパルス信号P〜Pを出力している。半導体記憶装置11について、半導体記憶装置10と同一構造である部分の説明は省略する。
ここで、図8に加え、図3に例示するフローチャート及び図9に例示するタイミングチャートを用いて、半導体記憶装置11の試験方法及び動作について説明をする。図9は、第1の実施の形態の変形例に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。
第1の実施の形態の変形例において、図3のステップS101及びS102の動作については第1の実施の形態と同様であるため説明は省略し、図3のステップS103から説明を始める。
図3のステップS103において、出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD〜RDをラッチ40〜ラッチ47から読み出す(S103)。
具体的には、チョッパー60が、入力する第1の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第1の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成する。そして、生成したパルス信号Pを、領域Aに含まれるラッチ40に出力する。そして、チョッパー60から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、ラッチ40に一時的に保持しているデータRD(ビット0)を出力データe1として読み出す。
同様に、チョッパー61〜チョッパーH67それぞれが、各々に入力する第2の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第2の遅延量T〜第8の遅延量Tを有するパルス信号P〜Pを生成する。そして、生成したパルス信号P〜Pを、領域Bに含まれるラッチ41〜領域Hに含まれるラッチ47に出力する。そして、チョッパー61〜チョッパー67から入力するパルス信号P〜Pの立下りに同期して、ラッチ41〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD(ビット1)〜RD(ビット7)を出力データe1として読み出す。
ここで、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力してRAM30〜RAM37に書き込まれるタイミングは、パルス信号Pの立ち下がりのみで決まるので、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが書き込まれるタイミングは同一である。一方、第8の遅延量T<第7の遅延量T<第6の遅延量T<第5の遅延量T<第4の遅延量T<第3の遅延量T<第2の遅延量T<第1の遅延量Tとすれば、パルス信号P〜Pの立ち下がりは夫々異なるタイミングとなる。よって、ラッチ40〜ラッチ47からデータRD〜RDが読み出されるタイミングは、第1の遅延量T〜第8の遅延量Tに対応して夫々異なる値となる。
つまり、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力するタイミング、言い換えるとデータWD〜WDがRAM30〜RAM37の各々に書き込まれるタイミングは同一であるが、ラッチ40〜ラッチ47からデータRD〜RDが読み出されるタイミングは第1の遅延量T〜第8の遅延量Tに対応して異なる。従って、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力してから、データRD〜RDがラッチ40〜ラッチ47から読み出だされるまでの期間T〜Tは、それぞれ異なる値となる。期間T〜Tは、第1の実施の形態の変形例における内部動作サイクルである。
このように、図9の例では、RAM30〜RAM37の内部動作サイクルT〜Tは、それぞれ異なる値となる。すなわち、内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルTとなる。又、内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/Tとなる。なお、図9の例では、内部動作サイクルTは基準クロック信号CLKの周期と等しい。
このように、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、8つの領域A〜Hに含まれるRAM30〜RAM37を互いに異なる8つの内部動作周波数で動作させることが可能である。その結果、半導体記憶装置11への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。
言い換えれば、ラッチ40〜ラッチ47からRAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むタイミングを同一とする。そして、領域A〜H毎にラッチ40〜ラッチ47からデータRD〜RDを読み出すためのパルス信号P〜Pのタイミングを変える。それにより、各領域の内部動作サイクルは、領域Aから領域Hへ向かうにつれて短くなり、読み出しディレイに関して領域Aから領域Hへ向かうにつれて高速に試験した場合と同様の結果を得ることができる。その結果、半導体記憶装置11への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。
次いで、ステップS104において、領域毎に記憶回路であるRAMに書き込んだデータと、出力データ保持回路から読み出したデータとを比較して、領域毎に記憶回路であるRAMの動作の良否判定を行う(S104)。
具体的には、ステップS101でRAM30に書き込んだデータWDと、ステップS103でラッチ40から読み出したデータRDとを比較し、領域A2に含まれるRAM30の動作の良否判定を行う。同様に、ステップS101でRAM31〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDと、ステップS103でラッチ41〜ラッチ47から読み出したデータRD〜RDとをそれぞれ比較し、領域B〜Hに含まれるRAM31〜RAM37の動作の良否判定を行う。
次いで、ステップS105において、各領域の内部動作周波数と、各領域の良否判定結果(『P』又は『F』)とに基づいて、半導体記憶装置の周波数特性を導出する(S105)。例えば、取得したデータに基づく良否判定結果が、領域A〜Cでは何れも『P』、領域D〜Hでは何れも『F』であれば、図10に例示するような半導体記憶装置11の周波数特性を導出できる。電圧V1以外の電源電圧における試験結果が必要であれば、電源電圧を電圧V1以外に可変してから半導体記憶装置11に印加し、図3に例示するステップS101〜105を繰り返すことにより試験結果を取得することができる。
半導体記憶装置11では、1回のデータの書き込み及び読み出しで互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができるので、図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを4回のデータの書き込み及び読み出しを実行することで取得することができる。すなわち、半導体記憶装置11では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/8の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。
以上のように、第1の実施の形態の変形例では、記憶回路であるRAM及びRAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチを含む8つの領域を有する半導体記憶装置の、各領域のRAMに同一のタイミングでデータを書き込む。そして、各RAMに書き込んだデータを、各RAMから出力して各ラッチに一時的に保持する。そして、領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して各ラッチに供給し、供給したパルス信号に同期して領域毎に異なるタイミングで各ラッチに一時的に保持しているデータを読み出す。
その結果、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、8つの領域に含まれる記憶回路を互いに異なる8つの内部動作周波数で動作させること可能となり、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、半導体記憶装置11では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/8の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。すなわち、半導体記憶装置が複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を大幅に短縮することができる。
なお、nビット(nは自然数)の記憶回路を含む半導体記憶装置は、最大で同一構造の記憶回路を含むn個の領域を有することができる。そして、半導体記憶装置の有するn個の領域を互いに異なるn個の内部動作周波数で動作させることにより、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なるn個の内部動作周波数に対応する試験データを取得することが可能となる。その結果、半導体記憶装置が記憶回路を含む複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を1/nに短縮することができる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態は、8つの領域を有する半導体記憶装置において、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むタイミングを領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させて電圧対周波数特性の試験をする例である。以下、第1の実施の形態の変形例と同一部分についてはその説明を省略し、第1の実施の形態の変形例と異なる部分を中心に説明をする。
図11は、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図11を参照するに、半導体記憶装置12は、記憶回路であるRAM30〜RAM37、RAM30〜RAM37から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47、及びRAM30〜RAM37に書き込むデータを一時的に保持する入力データ保持回路であるラッチ70〜ラッチ77を含む8つの領域A〜Hを有する。
又、半導体記憶装置12は、それぞれラッチ70〜ラッチ77のいずれかに対応するチョッパー60〜チョッパーH67を有する。チョッパー60〜チョッパーH67は領域A〜Hに含まれる対応するラッチ70〜ラッチ77にパルス信号P〜Pを出力している。ラッチ70〜ラッチ77は、チョッパー60〜チョッパーH67からそれぞれ入力するパルス信号P〜Pの立下りに同期して、データWD〜WDをそれぞれRAM30〜RAM37に出力する。
又、半導体記憶装置12では、チョッパー51が基準クロック信号CLKのエッジに対して所定の遅延量を有するパルス信号Pを生成し、ラッチ40〜ラッチ47のそれぞれに出力している。ラッチ40〜ラッチ47は、チョッパー51から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、データRD〜RDを出力する。
又、半導体記憶装置12において、RAM30〜RAM37の内部には、それぞれ書き込み期間設定用パルス生成回路(図示せず)が設けられている。書き込み期間設定用パルス生成回路は、リード/ライト制御信号WE及びアドレス信号ADがラッチ20及び22からRAM30〜RAM37に入力するタイミングで立ち上がり、基準クロック信号CLKの立ち下がりから所定量遅延して立ち下がる書き込み期間設定用パルス信号を生成する。書き込み期間設定用パルス信号が立ち上がっている期間は、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むことができる期間である。半導体記憶装置11と同一構造の半導体記憶装置12の部分については、説明を省略する。
ここで、図11に加え、図3に例示するフローチャート及び図12に例示するタイミングチャートを用いて、半導体記憶装置12の試験方法及び動作について説明する。図12は、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。
始めに、図3のステップS101において、記憶回路であるRAM30〜RAM37に、入力データd1に含まれるデータWD〜WDを書き込む(S101)。
具体的には、基準クロック信号CLKに同期して入力データd1が半導体記憶装置12に入力する。そして、ラッチ20、ラッチ70〜ラッチ77及びラッチ22は、それぞれ入力データd1に含まれるライト/リード制御信号WE、データWD〜WD及びアドレス信号ADを一時的に保持する。
チョッパー60は、入力する第1の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第1の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成する。そして、生成したパルス信号Pを、領域Aに含まれるラッチ70に出力する。ラッチ70は、チョッパー60から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、データWD(ビット0)をRAM30に書き込む。
同様に、チョッパー61〜チョッパーH67はそれぞれ、入力する第2の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第2の遅延量T〜第8の遅延量Tを有するパルス信号P〜Pを生成する。そして、生成したパルス信号P〜Pを、領域Bに含まれるラッチ71〜領域Hに含まれるラッチ77に出力する。ラッチ71〜ラッチ77は、チョッパー61〜チョッパー67から入力するパルス信号P〜Pの立下りに同期して、データWD(ビット1)〜データWD(ビット7)をRAM31〜RAM37に書き込む。
ここで、図11、図12の例では、第8の遅延量T>第7の遅延量T>第6の遅延量T>第5の遅延量T>第4の遅延量T>第3の遅延量T>第2の遅延量T>第1の遅延量Tであるものとする。又、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むことが可能な期間は、書き込み期間設定用パルス信号が立ち上がっている期間である。すなわち、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力するタイミングは第1の遅延量T〜第8の遅延量Tに対応した異なる値となるが、データWD〜WDを書き込むことが可能な期間の終了するタイミングは同一である。従って、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが入力してから、データWD〜WDを書き込むことが可能な期間の終了までの期間T〜Tは、それぞれ異なる値となる。期間T〜Tは、第2の実施の形態における内部動作サイクルである。
このように、図11、図12の例では、RAM30〜RAM37の内部動作サイクルT〜Tは、それぞれ異なる値となる。すなわち、内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルTとなる。又、内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/Tとなる。
次いで、ステップS102において、記憶回路であるRAM30〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDを、出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持する(S102)。
具体的には、RAM30〜RAM37に書き込んだデータWD〜WDを、半導体記憶装置12の外部からRAM30〜RAM37に供給される読み出し指示信号(図示せず)に同期して、データRD〜RDを含む出力データe1としてラッチ40〜ラッチ47に出力する。ラッチ40〜ラッチ47は、データRD〜RDを一時的に保持する。
次いで、ステップS103において、出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD〜RDをラッチ40〜ラッチ47から読み出す(S103)。
具体的には、チョッパー51が基準クロック信号CLKのエッジに対して所定の遅延量を有するパルス信号Pを生成し、ラッチ40〜ラッチ47のそれぞれに出力している。チョッパー51から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、ラッチ40〜ラッチ47に一時的に保持しているデータRD〜RDを出力データe1として読み出す。
次いで、第1の実施の形態の変形例と同様に、ステップS104及びS105の処理を行う。
以上のように、第2の実施の形態では、記憶回路であるRAM、RAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ、及びRAMに書き込むデータを一時的に保持する入力データ保持回路であるラッチを含む8つの領域を有する半導体記憶装置の、各領域のRAMに異なるタイミングでデータを書き込む。具体的には、入力データ保持回路である各ラッチに各RAMに書き込むデータを一時的に保持する。そして、領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して入力データ保持回路である各ラッチに供給し、供給したパルス信号に同期して領域毎に異なるタイミングで各ラッチに一時的に保持しているデータを出力し各RAMに書き込む。このとき、各RAMにデータを書き込むことが可能な期間の終了するタイミングを同一とする。そして、各RAMに書き込んだデータを、各RAMから出力して出力データ保持回路である各ラッチに一時的に保持し、同一のタイミングで出力データ保持回路である各ラッチから読み出す。
すなわち、各RAMに領域毎に異なるタイミングでデータを書き込み、各RAMに対応する出力データ保持回路である各ラッチから領域によらず同一のタイミングでデータを読み出す。その結果、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、8つの領域に含まれる記憶回路を互いに異なる8つの内部動作周波数で動作させること可能となり、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、半導体記憶装置12では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/8の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。すなわち、半導体記憶装置が複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を大幅に短縮することができる。
なお、nビット(nは自然数)の記憶回路を含む半導体記憶装置は、最大で同一構造の記憶回路を含むn個の領域を有することができる。そして、半導体記憶装置の有するn個の領域を互いに異なるn個の内部動作周波数で動作させることにより、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なるn個の内部動作周波数に対応する試験データを取得することが可能となる。その結果、半導体記憶装置が記憶回路を含む複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を1/nに短縮することができる。
〈第3の実施の形態〉
第3の実施の形態は、8つの領域を有する半導体記憶装置において、RAM30〜RAM37に領域毎に異なるタイミングでアドレス信号ADを供給してRAM30〜RAM37にデータWD〜WDを書き込むタイミングを領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させて電圧対周波数特性の試験をする例である。以下、第2の実施の形態と同一部分についてはその説明を省略し、第2の実施の形態と異なる部分を中心に説明をする。
図13は、第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図13を参照するに、半導体記憶装置13は、記憶回路であるRAM30〜RAM37、RAM30〜RAM37から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47、及びRAM30〜RAM37に入力するアドレス信号ADを一時的に保持する入力アドレス保持回路であるラッチ70〜ラッチ77を含む8つの領域A〜Hを有する。
又、半導体記憶装置12では、データWD〜WDは領域A〜Hの各々に対応して設けられたラッチ70〜ラッチ77にそれぞれ入力し、ラッチ70〜ラッチ77からそれぞれ対応するRAM30〜RAM37に出力されている。しかし、半導体記憶装置13では、データWD〜WDは領域A〜Hに共通した1つのラッチ21に入力し、ラッチ21からRAM30〜RAM37に出力されている。
又、半導体記憶装置13では、アドレス信号ADが領域A〜Hの各々に対応して設けられたラッチ70〜ラッチ77にそれぞれ入力する。チョッパー60〜チョッパー67はそれぞれ、パルス信号P〜Pを生成し、対応するラッチ70〜ラッチ77に出力する。ラッチ70〜ラッチ77は、パルス信号P〜Pに同期して、一時的に保持しているアドレス信号ADをそれぞれ対応するRAM30〜RAM37に出力する。
ラッチ70〜ラッチ77は、入力するアドレス信号ADを一時的に保持する入力アドレス保持回路としての機能を有する。又、チョッパー60〜チョッパー67は、パルス信号P〜Pを生成する入力アドレス用パルス生成回路としての機能を有する。半導体記憶装置12と同一構造である半導体記憶装置13の部分については、説明を省略する。
ここで、図13に加え、図3に例示するフローチャート及び図14に例示するタイミングチャートを用いて、半導体記憶装置13の試験方法及び動作について説明する。図14は、第3の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。
始めに、図3のステップS101において、記憶回路であるRAM30〜RAM37に、入力データd1に含まれるデータWD〜WDを書き込む(S101)。
具体的には、基準クロック信号CLKに同期して入力データd1が半導体記憶装置13に入力する。そして、ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ70〜ラッチ77は、それぞれ入力データd1に含まれるライト/リード制御信号WE、データWD〜WD及びアドレス信号ADを一時的に保持する。
チョッパー60は、入力する第1の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第1の遅延量Tを有するパルス信号Pを生成する。そして、生成したパルス信号Pを、領域Aに含まれるラッチ70に出力する。ラッチ70は、チョッパー60から入力するパルス信号Pの立下りに同期して、一時的に保持しているアドレス信号ADをRAM30に出力する。RAM30に入力するアドレス信号ADにより書き込みアドレスが指定され、RAM30の指定されたアドレスにデータWが書き込まれる。
同様に、チョッパー61〜チョッパーH67は、それぞれ入力する第2の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLに基づいて、基準クロック信号CLKの立ち上がりに対して第2の遅延量T〜第8の遅延量Tを有するパルス信号P〜Pを生成する。そして、生成したパルス信号P〜Pを、領域Bに含まれるラッチ71〜領域Hに含まれるラッチ77に出力する。ラッチ71〜ラッチ77は、チョッパー61〜チョッパー67から入力するパルス信号P〜Pの立下りに同期して、各々が一時的に保持するアドレス信号ADをRAM31〜RAM37に出力する。RAM31〜RAM37に入力するアドレス信号ADにより書き込みアドレスが指定され、RAM31〜RAM37の指定されたアドレスにデータW〜Wが書き込まれる。
なお、アドレス信号ADは、RAM30〜RAM37に共通の信号である。すなわち、RAM30〜RAM37に共通の信号であるアドレス信号ADが異なるタイミングでRAM30〜RAM37に入力し、RAM30〜RAM37に異なるタイミングでデータW〜Wが書き込まれる。
次いで、第2の実施の形態と同様に、ステップS102〜S105の処理を行う。
図14の『内部動作期間』は、RAM30〜RAM37内部でデータの書き込み/読み出しを行う期間である。RAM30〜RAM37内部から読み出したデータRD〜RDは、それぞれラッチ40〜ラッチ47に入力し、パルス信号Pに同期してラッチ40〜ラッチ47から読み出される。これにより、データRD〜RDの読み出しが完了する。図14の例では、『内部動作期間〜内部動作期間』の開始は、ラッチ70〜ラッチ77の出力信号(アドレス信号ADがRAM30〜RAM37に供給された時点)により決定され、『内部動作期間〜内部動作期間』の終了は、基準クロック信号CLKの立ち下がりで決定される。
ここで、パルス信号Pを遅延させる遅延量Tの関係は、第8の遅延量T>第7の遅延量T>第6の遅延量T>第5の遅延量T>第4の遅延量T>第3の遅延量T>第2の遅延量T>第1の遅延量Tである。又、RAM30〜RAM37にデータWD〜WDが書き込まれるタイミングは、RAM30〜RAM37にアドレス信号ADが入力した後である。又、『内部動作期間〜内部動作期間』の終了時点は、図14の例では同一のタイミングである。すなわち、RAM30〜RAM37の各々に対応するデータWD〜WDが入力するタイミングは第1の遅延量T〜第8の遅延量Tに対応した異なる値となるが、内部動作期間の終了するタイミングはRAM30〜RAM37で同一である。従って、RAM30〜RAM37の内部動作期間〜内部動作期間(T〜T)は、それぞれ異なる値となる。内部動作期間〜内部動作期間(T〜T)は、第3の実施の形態における内部動作サイクルである。
このように、RAM30〜RAM37の内部動作サイクルT〜Tは、それぞれ異なる値となる。すなわち、RAM30〜RAM37の内部動作サイクルT〜Tは、内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルTとなる。又、RAM30〜RAM37の内部動作周波数は、内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/Tとなる。
以上のように、第3の実施の形態では、記憶回路であるRAM、RAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ、及びRAMに入力するアドレス信号を一時的に保持する入力アドレス保持回路であるラッチを含む8つの領域を有する半導体記憶装置の、各領域のRAMに異なるタイミングでデータを書き込む。具体的には、入力アドレス保持回路である各ラッチに各RAMに入力するアドレス信号を一時的に保持する。そして、領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して入力アドレス保持回路である各ラッチに供給し、供給したパルス信号に同期して領域毎に異なるタイミングで各ラッチに一時的に保持しているアドレス信号を各RAMに入力する。各RAMに入力するアドレス信号により書き込みアドレスが指定され、各RAMの指定されたアドレスにデータが書き込まれる。このとき、アドレス信号を各RAMに領域毎に異なるタイミングで入力するため、アドレス信号の入力に引き続いて行われるデータの書き込みも領域毎に異なるタイミングとなる。又、各RAMにデータを書き込むことが可能な期間の終了するタイミングを同一とする。そして、各RAMに書き込んだデータを、各RAMから出力して出力データ保持回路である各ラッチに一時的に保持し、同一のタイミングで出力データ保持回路である各ラッチから読み出す。
すなわち、各RAMに領域毎に異なるタイミングでデータを書き込み、各RAMに対応する出力データ保持回路である各ラッチから領域によらず同一のタイミングでデータを読み出す。その結果、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、8つの領域に含まれる記憶回路を互いに異なる8つの内部動作周波数で動作させること可能となり、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、半導体記憶装置13では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/8の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。すなわち、半導体記憶装置が複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を大幅に短縮することができる。
なお、第3の実施の形態において、第2の実施の形態と同様に、nビット(nは自然数)の記憶回路を含む半導体記憶装置は、最大で同一構造の記憶回路を含むn個の領域を有することができる。そして、半導体記憶装置の有するn個の領域を互いに異なるn個の内部動作周波数で動作させることにより、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なるn個の内部動作周波数に対応する試験データを取得することが可能となる。その結果、半導体記憶装置が記憶回路を含む複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を1/nに短縮することができる。
〈第4の実施の形態〉
第4の実施の形態は、8つの領域を有する半導体記憶装置において、RAM30〜RAM37の内部をリセットするリセット期間に着目し、RAM30〜RAM37のリセット期間を領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させて電圧対周波数特性の試験をする例である。以下、第1の実施の形態の変形例と同一部分についてはその説明を省略し、第1の実施の形態の変形例と異なる部分を中心に説明をする。
図15は、第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の構造を例示する図である。図15を参照するに、半導体記憶装置14は、記憶回路であるRAM30〜RAM37、RAM30〜RAM37から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチ40〜ラッチ47を含む8つの領域A〜Hを有する。又、半導体記憶装置14は、チョッパー51を有する。チョッパー51は基準クロック信号CLKのエッジに対して所定の遅延量を有するパルス信号Pを生成する機能を有し、生成されたパルス信号Pはラッチ40〜ラッチ47に出力される。又、半導体記憶装置14は、第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLが領域A〜Hに含まれるRAM30〜RAM37に入力している。
又、半導体記憶装置14において、RAM30〜RAM37の内部には、それぞれリセットパルス生成回路及びリセット回路が設けられている。図16は、図15に示すRAMの内部に設けられたリセットパルス生成回路及びリセット回路を例示する図である。図16を参照するに、リセットパルス生成回路80は、パルス生成回路80a〜80hと、セレクタ回路80iとを有する。
パルス生成回路80a〜80hは、互いにパルス幅の異なるリセットパルス信号を生成する。図17に示すパルス幅T〜Tのパルス信号は、互いにパルス幅の異なるリセットパルス信号の一例である。セレクタ回路80iは入力する遅延量制御信号DSL(NはA〜Hの何れか)に対応して内部スイッチを切り替え、パルス生成回路80a〜80hの出力のうちの1つを選択しリセット回路90に出力する。リセット回路90は、入力するリセットパルス信号が立ち上がっている期間RAMをリセットする。すなわち、リセット回路90に入力するリセットパルス信号のパルス幅がRAMのリセット期間となる。
このように、リセットパルス生成回路80は、入力する第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLの何れかに対応した領域毎にパルス幅の異なるリセットパルス信号をリセット回路90に供給する機能を有する。つまり、第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLに基づいて、RAM30〜RAM37の各々の互いに異なるリセット期間が決定される。半導体記憶装置14のその他の部分については、半導体記憶装置11と同一構造である。
なお、図16に示すリセットパルス生成回路80の回路構成は一例であり、図示した回路には限定されない。又、リセットパルス生成回路80は必ずしもRAM30〜RAM37の内部に設ける必要はなく、領域A〜Hに対して設けられていればよい。
ここで、図15及び図16に加え、図3に例示するフローチャート及び図17に例示するタイミングチャートを用いて、半導体記憶装置14の試験方法及び動作について説明する。図17は、第4の実施の形態に係る半導体記憶装置のタイミングチャートの例である。図17において、『内部動作期間』は、RAM30〜RAM37内部でデータの書き込み/読み出しを行う期間である。具体的には、内部動作期間に以下の動作が行われる。
ラッチ20、ラッチ0〜721及びラッチ22に入力するパルス信号Pに同期して、ラッチ20からライト/リード制御信号WEが、ラッチ0〜721からデータWD〜WDが、ラッチ22からアドレス信号ADがそれぞれRAM30〜RAM37に出力される。そして、アドレス信号ADによりRAM30〜RAM37に書き込みアドレスが指定され、例えばライト/リード制御信号WEの立ち上がっている期間に、データWD〜WDがそれぞれRAM30〜RAM37の指定されたアドレスに書き込まれる。
RAM30〜RAM37に書き込まれたデータWD〜WDは、半導体記憶装置14の外部からRAM30〜RAM37に供給される読み出し指示信号(図示せず)に同期して、データRD〜RDとしてラッチ40〜ラッチ47で出力され一時的に保持される。ラッチ40〜ラッチ47で一時的に保持されているデータRD〜RDは、入力するパルス信号Pに同期してラッチ40〜ラッチ47から出力される。以上が内部動作期間に行われる動作である。
内部動作期間の終了後、RAM30〜RAM37はリセットされる。すなわち、図3のステップS101〜S103までの一連の動作が終了すると、RAM30〜RAM37はリセットされる。RAM30〜RAM37のリセット期間T〜Tは、RAM30〜RAM37の内部をリセットする期間である。リセット期間T〜Tは、『内部動作期間』の終了時から次の基準クロック信号CLKの立ち上がり前までに設定する。リセット期間が短いことは、半導体記憶装置が高速で動作している状態に相当する。
リセット期間T〜Tは第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLに基づいて設定される。図17の例では、リセット期間T<リセット期間T<リセット期間T<リセット期間T<リセット期間T<リセット期間T<リセット期間T<リセット期間Tの関係になるように、第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLが設定されている。リセット期間T〜Tは第4の実施の形態における内部動作サイクルである。
このように、RAM30〜RAM37の内部動作サイクルT〜Tは、それぞれ異なる値となる。すなわち、内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルT<内部動作サイクルTとなる。又、RAM30〜RAM37の内部動作周波数は、内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/T>内部動作周波数1/Tとなる。
つまり、各領域のリセット期間を第1の遅延量制御信号DSL〜第8の遅延量制御信号DSLの設定で変えられる構成にすると、例えばリセット期間は領域Aに比べて領域Bの方が短くなる。これにより、RAM内部のリセットに関してRAM30の含まれる領域Aに比べてRAM31の含まれる領域Bの方を高速に試験した場合と同様の結果を得ることができる。
以上のように、第4の実施の形態では、記憶回路であるRAM、RAMから読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路であるラッチを含む8つの領域を有する半導体記憶装置の、各領域のRAMの内部をリセットするリセット期間に着目し、RAMのリセット期間を領域毎に変える。
具体的には、各RAMの内部にリセットパルス生成回路及びリセット回路を設け、各リセットパルス生成回路が、入力する遅延量制御信号に対応した領域毎に互いに異なるパルス幅のリセットパルス信号を生成し各リセット回路に供給する。そして、各リセット回路は、入力する互いに異なるパルス幅のリセットパルス信号が立ち上がっている期間各RAMをリセットする。ここで、リセットパルス信号の立ち上がっている期間(リセットパルス信号のパルス幅)がリセット期間である。
その結果、基準クロック信号CLKの周期が一定であっても、8つの領域に含まれる記憶回路を互いに異なる8つの内部動作周波数で動作させること可能となり、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なる8つの内部動作周波数に対応する試験データを取得することができる。従って、半導体記憶装置14では、図6に例示する半導体記憶装置300の1/8の時間で図1に例示する電圧対周波数特性の全試験データを取得することができる。すなわち、半導体記憶装置が複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を大幅に短縮することができる。
なお、第4の実施の形態において、第1の実施の形態の変形例と同様に、nビット(nは自然数)の記憶回路を含む半導体記憶装置は、最大で同一構造の記憶回路を含むn個の領域を有することができる。そして、半導体記憶装置の有するn個の領域を互いに異なるn個の内部動作周波数で動作させることにより、半導体記憶装置への1回のデータの書き込み及び読み出しで、互いに異なるn個の内部動作周波数に対応する試験データを取得することが可能となる。その結果、半導体記憶装置が記憶回路を含む複数の領域を有さない場合に比べて、半導体記憶装置の周波数特性を導出するためのデータ取得時間を1/nに短縮することができる。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図8、図11、図13、図15に示す半導体記憶装置において、全ての領域で内部動作周波数を異ならせる必要はなく、複数の領域の内部動作周波数は同一にしても構わない。一例を挙げると、図8の領域A〜Dの内部動作周波数を図2の領域Aの内部動作周波数と同一にし、図8の領域E〜Hの内部動作周波数を図2の領域Bの内部動作周波数と同一にすれば、図8の半導体記憶装置11は図2の半導体記憶装置10と同様に動作する。
又、第1の実施の形態〜第4の実施の形態で示した機能をシステム動作で使用することを考えると、領域毎にRAMアクセスにバラツキがある場合、RAMへのデータの書き込み及び読み出しに余裕のない領域についてはマージンを削って性能優先の設定することで性能を確保することができる。RAMへのデータの書き込み及び読み出しに余裕のある領域についてはマージン優先の設定にすることで性能の範囲内でより多くのマージンを確保することができる。
一例として、図8に示す半導体記憶装置11において、領域Dからのデータの読み出しに余裕がない場合を考える。例えば、領域Dに対する遅延量の設定がTのときはデータの読み出しができなく、領域Dに対する遅延量の設定がT(T>T)のときはデータの読み出しができるとする。又、領域D以外の領域では、遅延量の設定がTでデータの読み出しができるとする。このような場合には、領域D以外の領域に対する遅延量の設定をTとし、領域Dに対する遅延量の設定のみをT(T>T)にすることにより、領域Dを含む全領域からのデータの読み出しが可能となり、半導体記憶装置11の性能を確保することができる。
以上の第1の実施の形態〜第4の実施の形態を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
記憶回路及び前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路を含む複数の領域を有する半導体記憶装置の各記憶回路にデータを書き込む第1ステップと、
前記各記憶回路に書き込んだデータを、前記各記憶回路から出力して前記出力データ保持回路に一時的に保持する第2ステップと、
前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを前記出力データ保持回路から読み出す第3ステップと、
前記領域毎に前記第1ステップで書き込んだデータと前記第3ステップで読み出したデータとを比較して、前記領域毎に前記記憶回路の動作の良否判定を行う第4ステップと、を有し、
前記第1ステップでデータを書き込むタイミング又は前記第3ステップでデータを読み出すタイミングを前記領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させる半導体記憶装置の試験方法。
(付記2)
前記第3ステップよりも後に、前記各記憶回路をリセットする第5ステップを有し、
前記第1ステップでデータを書き込むタイミング及び前記第3ステップでデータを読み出すタイミングは前記各領域で同一とし、前記各記憶回路をリセットするリセット時間を前記領域毎に変えることにより、前記各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させる付記1記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記3)
前記各領域の内部動作周波数と、前記各領域の良否判定結果とに基づいて、前記半導体記憶装置の周波数特性を導出する第6ステップを更に有する付記1又は2記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記4)
前記半導体記憶装置に印加する電源電圧を可変し、前記電源電圧毎に前記周波数特性を導出する付記3記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記5)
前記半導体記憶装置は、前記各領域に対して設けられた出力データ用パルス生成回路を有し、
前記第1ステップでは、前記各領域の前記各記憶回路に同一のタイミングでデータを書き込み、
前記第3ステップでは、前記出力データ用パルス生成回路が前記領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して前記出力データ保持回路に供給し、前記パルス信号に同期して前記領域毎に異なるタイミングで前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを読み出す付記1、3〜4の何れか一に記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記6)
前記半導体記憶装置は、前記各領域内に設けられた入力データ保持回路と、前記各領域に対して設けられた入力データ用パルス生成回路と、を有し、
前記第1ステップよりも前に、前記入力データ保持回路は、前記各記憶回路に書き込むデータを一時的に保持し、
前記第1ステップでは、前記入力データ用パルス生成回路が前記領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して前記入力データ保持回路に供給し、前記パルス信号に同期して前記領域毎に異なるタイミングで前記入力データ保持回路に一時的に保持しているデータを前記各記憶回路に出力して前記各記憶回路に書き込み、
前記第3ステップでは、前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを同一のタイミングで前記出力データ保持回路から読み出す付記1、3〜4の何れか一に記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記7)
前記半導体記憶装置は、前記各領域内に設けられた入力アドレス保持回路と、
前記各領域に対して設けられた入力アドレス用パルス生成回路と、を有し、
前記第1ステップでは、前記入力アドレス用パルス生成回路が前記領域毎に互いに位相の異なるパルス信号を生成して前記入力アドレス保持回路に供給し、前記パルス信号に同期して前記領域毎に異なるタイミングで前記各記憶回路に前記アドレス信号を入力し、前記領域毎に異なるタイミングで前記各記憶回路の前記アドレス信号に指定されたアドレスにデータを書き込み、
前記第3ステップでは、前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを同一のタイミングで前記出力データ保持回路から読み出す付記1、3〜4の何れか一に記載の半導体記憶装置の試験方法。
(付記8)
複数の領域と、
各領域に対して設けられた、互いに位相の異なるパルス信号を生成するパルス生成回路と、を有し、
前記各領域は、
記憶回路と、
前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路、前記記憶回路に書き込むデータを一時的に保持する入力データ保持回路、前記記憶回路に入力するアドレス信号を一時的に保持する入力アドレス保持回路の少なくとも1つと、を含み、
前記パルス生成回路が、前記入力データ保持回路、前記入力アドレス保持回路、前記出力データ保持回路の何れか1つに前記互いに位相の異なるパルス信号を供給することにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能である半導体記憶装置。
(付記9)
記憶回路を含む複数の領域と、
各領域に対して設けられた、前記記憶回路をリセットするリセットパルス信号を生成するリセットパルス生成回路と、を有し、
前記リセットパルス生成回路が、領域毎に互いに異なるパルス幅を有する前記リセットパルス信号を生成して前記各領域の各記憶回路に供給し、前記各領域の各記憶回路を前記パルス幅に対応する期間リセットすることにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能である半導体記憶装置。
10、11、12、13、14、300 半導体記憶装置
20、22 ラッチ
21 ラッチ0〜7
30〜37 RAM〜RAM
40〜47 ラッチ〜ラッチ
50、51 チョッパー
60〜67 チョッパー〜チョッパー
70〜77 ラッチ〜ラッチ
80 リセットパルス生成回路
80a〜80h パルス生成回路
80i セレクタ回路
90 リセット回路
、B、A〜H、A〜H、A〜H、A〜H 領域
AD アドレス信号
CLK 基準クロック信号
DSL〜DSL 第1の遅延量制御信号〜第8の遅延量制御信号
、P、P〜P パルス信号
RD〜RD データ(ビット0)〜データ(ビット7)
〜T 内部動作サイクル
〜T 第1の遅延量〜第8の遅延量
p1 所定の遅延量
WD〜WD データ(ビット0)〜データ(ビット7)
WE ライト/リード制御信号
d1、d2 入力データ
e1、e2 出力データ

Claims (5)

  1. 記憶回路及び前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路を含む複数の領域を有する半導体記憶装置の各記憶回路にデータを書き込む第1ステップと、
    前記各記憶回路に書き込んだデータを、前記各記憶回路から出力して前記出力データ保持回路に一時的に保持する第2ステップと、
    前記出力データ保持回路に一時的に保持しているデータを前記出力データ保持回路から読み出す第3ステップと、
    前記領域毎に前記第1ステップで書き込んだデータと前記第3ステップで読み出したデータとを比較して、前記領域毎に前記記憶回路の動作の良否判定を行う第4ステップと、を有し、
    前記第1ステップでデータを書き込むタイミング又は前記第3ステップでデータを読み出すタイミングを前記領域毎に変えることにより、各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させる半導体記憶装置の試験方法。
  2. 前記第3ステップよりも後に、前記各記憶回路をリセットする第5ステップを有し、
    前記第1ステップでデータを書き込むタイミング及び前記第3ステップでデータを読み出すタイミングは前記各領域で同一とし、前記各記憶回路をリセットするリセット時間を前記領域毎に変えることにより、前記各領域を互いに異なる内部動作周波数で動作させる請求項1記載の半導体記憶装置の試験方法。
  3. 前記各領域の内部動作周波数と、前記各領域の良否判定結果とに基づいて、前記半導体記憶装置の周波数特性を導出する第6ステップを更に有する請求項1又は2記載の半導体記憶装置の試験方法。
  4. 複数の領域と、
    各領域に対して設けられた、互いに位相の異なるパルス信号を生成するパルス生成回路と、を有し、
    前記各領域は、
    記憶回路と、
    前記記憶回路から読み出したデータを一時的に保持する出力データ保持回路、前記記憶回路に書き込むデータを一時的に保持する入力データ保持回路、前記記憶回路に入力するアドレス信号を一時的に保持する入力アドレス保持回路の少なくとも1つと、を含み、
    前記パルス生成回路が、前記入力データ保持回路、前記入力アドレス保持回路、前記出力データ保持回路の何れか1つに前記互いに位相の異なるパルス信号を供給することにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能である半導体記憶装置。
  5. 記憶回路を含む複数の領域と、
    各領域に対して設けられた、前記記憶回路をリセットするリセットパルス信号を生成するリセットパルス生成回路と、を有し、
    前記リセットパルス生成回路が、領域毎に互いに異なるパルス幅を有する前記リセットパルス信号を生成して前記各領域の各記憶回路に供給し、前記各領域の各記憶回路を前記パルス幅に対応する期間リセットすることにより、前記各領域が互いに異なる内部動作周波数で動作可能である半導体記憶装置。
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