JP5239289B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の下部車体、特にフロアパネルのトンネル部周辺の構造に関し、車体構造の技術分野に属する。
車両の下部車体は、車室の床面を形成するフロアパネルと、該フロアパネルの車幅方向中央に、車体前後方向に延び、かつ上方へ膨出するように形成されたトンネル部とを有する構造とされる場合がある。
このトンネル部の車体前後方向の剛性を向上させるために、例えば特許文献1〜3には、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分の車室内側の面に、該面とで車体前後方向に延びる閉断面を形成するトンネルフレームを接合する構造が開示されている。
特開平9−118252号公報 特開平10−264846号公報 特開2000−238667号公報
しかし、フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分には、例えば変速レバーやパーキングレバー用開口部等、トンネル部の剛性に対して悪影響を与える開口部が形成される場合があり、前突や後突時における車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や、操縦安定性等の観点から改善が望まれる。
そこで、本発明は、車体の耐力や操縦安定性を向上させるために、トンネル部の剛性を向上可能な車両の下部車体構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車室の床面を形成するフロアパネルを有し、該フロアパネルの車幅方向中央に、車体前後方向に延び、かつ上方へ膨出するようにトンネル部が形成されていると共に、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分の車室内側の面に接合され、該面とで車体前後方向に延びる閉断面を形成する第1のトンネルフレームを有する車両の下部車体構造であって、
前記フロアパネルを挟んで前記第1のトンネルフレームに対応する位置に、車体前後方向に延び、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分とで車体前後方向に延びる閉断面を形成する第2のトンネルフレームが設けられ、
前記フロアパネルの前端側に接合されたダッシュパネルの前面に沿って、該ダッシュパネルとで車幅方向に延びる閉断面を形成するダッシュクロスメンバが設けられ、
前記ダッシュパネルの前方に配設されたフロントフレームの後部が車幅方向内側上方に向って延びて後端部が前記ダッシュクロスメンバの前面に接続され、
前記第1トンネルフレームの前端部及び前記第2トンネルフレームの前端部が、前記ダッシュクロスメンバにおける前記フロントフレームの後端部が接続された部位の後方で前記ダッシュパネルの後面に接続されていると共に、
前記フロアパネルの後方にはキックアップ部が設けられ、
該キックアップ部に沿って、車幅方向に延びる閉断面を構成するリヤクロスメンバが設けられ、
前記第1トンネルフレームの後端部及び前記第2トンネルフレームの後端部が前記リヤクロスメンバに接続されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
車体の両側部に、車体前後方向に延びる閉断面を形成し、前記フロアパネルの両側部が接合されるサイドシルが設けられており、車幅方向において前記トンネル部と前記サイドシルとの間には、これらと並行して車体前後方向に延び、前記フロアパネルとで車体前後方向に延びる閉断面を形成するフロアフレームが設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の車両の下部車体構造において、
前席の下方における前記フロアパネルの上面側にフロアクロスメンバが設けられていると共に、
前記フロアフレームは前記フロアパネルの下面側に設けられ、その後部は平面視で前記フロアクロスメンバと重なる位置で車幅方向内側に向かって延びて、前記トンネル部に接続されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の車両の下部車体構造において、
前記フロアパネルにおけるトンネル部の前部下方に変速機が配置されていると共に、
前記フロアクロスメンバの後方において、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分と床面を構成する部分との境界部に沿って、車体前後方向に延びる閉断面を形成する第3のトンネルフレームが設けられており、かつ、
前記フロアフレームの後部は、車幅方向内側に向かって延びて、前記第3のトンネルフレームに接続されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の車両の下部車体構造において、
前記フロアフレームの後部は、車幅方向且つ後方へ傾斜して延び、その傾斜した部分が平面視で前記フロアクロスメンバと交差するように設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造において、
前席の下方における前記フロアパネルの上面側にフロアクロスメンバが設けられていると共に、
前記フロアフレームは前記フロアパネルの下面側に設けられ、その後部は平面視で前記フロアクロスメンバと重なる位置で車幅方向外側に向かって延びて、前記サイドシルに接続されていることを特徴とする。
そして、請求項7に記載の発明は、前記請求項6に記載の車両の下部車体構造において、
前記フロアフレームの後部は、車幅方向且つ後方へ傾斜して延び、その傾斜した部分が平面視で前記クロスメンバと交差するように設けられていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、第1のトンネルフレームに加え、フロアパネルを挟んで前記第1のトンネルフレームに対応する位置に、車体前後方向に延びる第2のトンネルフレームが設けられているから、フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上する。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力が向上することとなる。また、車体剛性の向上により、操縦安定性も向上することとなる。
その場合に、この発明によれば、前記第2のトンネルフレームは、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分とで車体前後方向に延びる閉断面を形成しているから、前記剛性が一層向上することとなる。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や操縦安定性が一層向上する。そして、フロントフレームの後端部がダッシュクロスメンバに接続されると共に、前記第1トンネルフレームの前端部及び前記第2トンネルフレームの前端部が、前記ダッシュクロスメンバにおけるフロントフレームの後端部が接続された部位に接続されるので、剛性がさらに向上する。
また、この発明によれば、前記第1、第2のトンネルフレームの後端部がフロアパネル後方のキックアップ部に配設されたリヤクロスメンバに接続されるので、さらに剛性が向上する。
また、請求項2に記載の発明によれば、車体の両側部に、車体前後方向に延びる閉断面を形成し、前記フロアパネルの両側部が接合されるサイドシルが設けられているから、フロアパネルの両側部の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上することとなる。また、車幅方向において前記トンネル部と前記サイドシルとの間に、これらと並行して車両前後方向に延び、前記フロアパネルとで車両前後方向に延びる閉断面を形成するフロアフレームが設けられているから、フロアパネルにおける前記トンネル部と前記サイドシルとの間の部分の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上することとなる。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や操縦安定性が一層向上する。
また、請求項3及び請求項5に記載の発明によれば、前記フロアフレームの後部は、前席下方のフロアクロスメンバと平面視で重なる位置で車幅方向内側に向って延びて、前記トンネル部に接続されているから、フロアパネルひいては車体の剛性、特に車幅方向の剛性がさらに向上することとなる。したがって、車幅方向の衝撃荷重に対する車体の耐力も向上することとなる。また、車体剛性の更なる向上により、操縦安定性もさらに向上することとなる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分と床面を構成する部分との境界部に沿って、車体前後方向に延びる閉断面を形成する第3のトンネルフレームが設けられているから、フロアパネルの剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向剛性が一層向上する。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や操縦安定性が一層向上する。
また、請求項6及び請求項7に記載の発明によれば、前記フロアフレームの後部は、前席下方のフロアクロスメンバと平面視で重なる位置で車幅方向外側に向って延びて、前記サイドシルに接続されているから、フロアパネルひいては車体の剛性、特に車幅方向の剛性が向上することとなる。したがって、車幅方向の衝撃荷重に対する車体の耐力も向上することとなる。また、車体剛性の更なる向上により、操縦安定性もさらに向上することとなる。そして、請求項3を受けている場合には、本効果がさらに効果的に得られることとなる。


以下、本発明の実施の形態に係る車両の下部車体構造について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る車両の車体構造を模式的に示す斜視図、図2は本車体の下面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。これらの図に示すように、本実施の形態に係る車両1の車体下部には、車室Xの床面を形成するフロアパネル2が設けられている。
フロアパネル2の車幅方向中央には、車体前後方向に延び、かつ上方へ膨出するトンネル部2aが形成されている。
フロアパネル2の左右両側部には、車体前後方向に延びるサイドシル3,3が設けられている。サイドシル3,3は、例えば断面ハット状のインナパネル3a及びアウタパネル3bを接合することにより、上下方向に延びる閉断面構造体として構成されている。なお、この閉断面内にレイフォースメントを設けてもよい。
フロアパネル2の床面部2bの下面側には、前記トンネル部2aとサイドシル3,3との車幅方向略中間位置においてこれらと並行して車体前後方向に延びるフロアフレーム4,4が設けられている。フロアフレーム4は、断面ハット状の形状をしており、フランジがフロアパネル2に接合されて、該パネル2とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。
フロアパネル2の前端側には、車室Xの前部を仕切るダッシュパネル5が接合されている。
ダッシュパネル5の車幅方向両側部には、フロントヒンジピラー6,6が設けられている。フロントヒンジピラー6,6は、例えば断面ハット状のインナパネル及びアウタパネルを接合することにより、上下方向に延びる閉断面構造体として構成されている。なお、この閉断面内にレイフォースメントを設けてもよい。
前記サイドシル3の前端部は、フロントヒンジピラー6の下端部に接続されている。
フロアパネル2の床面部2bの後方には、上方へ立ち上がるキックアップ部2cが設けられ、その後方には、荷室の床面等を構成するリヤフロアパネル7がフロアパネル2に連続して設けられている。
サイドシル3,3の後端部の上方には、上下方向に延びるリヤヒンジピラー8,8が設けられ、その下端部がサイドシル3,3に接続されている。
フロアパネル2のフロア部2bの上面には、前部座席S1及び後部座席S2の下方においてサイドシル3,3とトンネル部2aとを連結する第1、第2フロアクロスメンバ11,11,12,12が設けられている。また、フロアパネル2のフロア部2bの下面には、第2フロアクロスメンバ12,12の下方において、左右のサイドシル3,3を連結する第3フロアクロスメンバ13が設けられている。第1、第2、第3フロアクロスメンバ11,11,12,12,13は、それぞれ断面ハット状の形状をしており、フランジがフロアパネル2に接合されて、該パネル2とで車幅方向に延びる閉断面を形成している。なお、1、第2フロアクロスメンバ11,11,12,12についても左右のサイドシル3,3を連結するようにしてもよい。
フロアフレーム4の後端部は、第3フロアクロスメンバ13に接続されている。
図5にも示すように、ダッシュパネル5の前面側には、トンネル部2の入口部分を跨いで左右のヒンジピラー6,6を連結するダッシュクロスメンバ14が設けられている。ダッシュクロスメンバ14は、断面ハット状の形状をしており、フランジがダッシュパネル5に接合されて、該パネル5とで車幅方向に延びる閉断面を形成している。
ダッシュパネル5の前方において、左右一対のフロントフレーム21が車体前後方向に延びている。フロントフレーム21は、例えば角パイプ等により車体前後方向に延びる閉断面構造体として構成されている。
フロントフレーム21の前部は、トンネル部2aの上部とほぼ同じ高さで前後に延びている。これに対し、後部は、図5にも示すように、第1、第2、第3分岐部21a,21b,21cの3つの分岐部に分岐しており、第1分岐部21aは下方に延びて、フロアフレーム4の前端部に接続され、第2分岐部21bは、車幅方向内方かつ上方に延びて、ダッシュクロスメンバ14を介してトンネル部2aの前端部上部に接続され、第3分岐部21cは車幅方向外方かつ上方に延びて、ヒンジピラー6,6に接続されている。
フロントフレーム21の第1、第2、第3分岐部21a,21b,21cは、車両正面視で略等角度α間隔、(略120度間隔)で設けられている。
なお、本車両は、図2、図3、図5に示すように、エンジン41の重心が前車軸Afよりも後方に位置するフロントミッドシップタイプの車両であり、車両の駆動源であるエンジン41は、フロントフレームの第2分岐部21bよりも下方かつ第1分岐部21cよりも車幅方向内方に配置されると共に、後部がトンネル部2aの前端部に潜り込んだ状態となっている。そして、後端部には、変速機42が連結されている。
フロアパネル2及びリヤフロアパネル7の下面側には、第3フロアクロスメンバ13の左右の端部から車体後方に延びるリヤフレーム22が設けられている。フロアフレーム22は、断面ハット状の形状をしており、フランジがフロアパネル2及びリヤフロアパネル7に接合されて、これらのパネル2,7とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。また、リヤフレーム22の前部側は、サイドシル3に沿うように形成されている。
左右のリヤフレーム22,22におけるキックアップ部22aの上部間には、該部位を連結するリヤクロスメンバ15が設けられている。リヤクロスメンバ15は、例えば角パイプ等により車幅方向に延びる閉断面構造体として構成されている。
フロアパネル2におけるトンネル部2aの上面部2dの車幅方向両端側の上面に沿うように車体前後方向に延びる一対の第1トンネルフレーム31,31が設けられている。
第1トンネルフレーム31,31は、図4によくあらわれているように、略断面ハット状の形状をしており、車幅方向内側のフランジ31aがトンネル部2aの上面部2dに接合され、車幅方向外側のフランジ31bがトンネル部2aの側面部2eに接合され、フロアパネル2とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。また、図6に示すように、前端部のフランジ31cが、ダッシュパネル5におけるダッシュクロスメンバ14が接合される部位に重ねて接合され、図7に示すように、後端部のフランジ31dが、フロアパネル2の後端部のフランジ2fと共にリヤクロスメンバ15に接合されている。すなわち、第1トンネルフレーム31,31は、ダッシュクロスメンバ14とリヤクロスメンバ15とを連結している。
図2〜図4に示すように、フロアパネル2におけるトンネル部2aの上面部2dを構成する部分の下面には、第1トンネルフレーム31,31に対応位置して車体前後方向に延びる左右一対の第2トンネルフレーム32,32が設けられている。
第2トンネルフレーム32は、図4によくあらわれているように、縦面部32aと、横面部32bとを有して、断面略L字状の形状をしており、縦面部32aの上端に設けられたフランジ32cが、第1トンネルフレーム31のフランジ31aに重ねて上面部2dの下面に接合され、横面部32bの外端に設けられたフランジ32dが側面部2eの内面に接合されている。そして、フロアパネル2とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。また、図6に示すように、縦面部32a及び横面部32bの前端部にそれぞれ設けられたフランジ32e,32fが、ダッシュパネル5におけるダッシュクロスメンバ14が取り付けられる部位に重ねて接合され、図7に示すように、縦面部32a及び横面部32bの後端部にそれぞれ設けられたフランジ32g,32hが、フロアパネル2の後端部のフランジ2fと共にリヤクロスメンバ15に接合されている。すなわち、第2トンネルフレーム31,31は、ダッシュクロスメンバ14とリヤクロスメンバ15とを連結している。
次に、本実施の形態に係る車両の下部車体構造の作用及び効果について説明すると、まず、第1トンネルフレーム21,21に加え、フロアパネル2を挟んで前記第1トンネルフレーム21,21に対応する位置に、車体前後方向に延びる第2トンネルフレーム22,22が設けられているから、フロアパネル2におけるトンネル部2aを構成する部分の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上する。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力が向上することとなる。また、車体剛性の向上により、操縦安定性も向上することとなる。
また、前記第2トンネルフレーム22,22は、前記フロアパネル2におけるトンネル部2aを構成する部分とで車体前後方向に延びる閉断面を形成しているから、前記剛性が一層向上することとなる。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や操縦安定性が一層向上する。また、第2トンネルフレーム22,22を軽量化しつつ、本効果を得ることができる。
また、車体の両側部に、車体前後方向に延びる閉断面を形成し、前記フロアパネル2の両側部が接合されるサイドシル3,3が設けられているから、フロアパネル2の両側部側の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上することとなる。また、前記トンネル部2aと前記サイドシル3,3との車幅方向略中間位置には、これらと並行して車体前後方向に延び、前記フロアパネル2とで車体前後方向に延びる閉断面を形成するフロアフレーム4,4が設けられているから、フロアパネル2における前記トンネル部2aと前記サイドシル3,3との間の部分の剛性、ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が向上することとなる。したがって、車体前後方向の衝撃荷重に対する車体の耐力や操縦安定性が一層向上する。
また、本実施の形態においては、次のような作用、効果も得られる。すなわち、フロントフレーム21の後部は三方に分岐し、第1の分岐部21aが下方に延びてフロアパネル2におけるトンネル部2aとヒンジピラー6との間の部分に、第2の分岐部21bが車幅方向内方かつ上方に延びてトンネル部2aの上部に、第3の分岐部21cが車幅方向外方かつ上方に延びてヒンジピラー6,6に接続されているから、車体前方からフロントフレーム21に衝撃荷重が入力されると、この衝撃荷重が、フロアパネル2におけるトンネル部2aとヒンジピラー6との間の部分と、トンネル部2aと、ヒンジピラー6,6とに分散されることとなる。その場合に、これらの分岐部21a,21b,21cは、車両正面視で略等角度α間隔となるように設けられているから、衝撃荷重が前記各部にバランスよく分散され、車体全体で効果的に受け止められることとなる。つまり、車体前方からの衝撃荷重に対する車体の耐力がさらに向上することとなる。
また、ヒンジピラー6はサイドシル3に接続されているから、フロントフレーム21からヒンジピラー6に入力された衝撃荷重が、該ヒンジピラー6を介してサイドシル3にも分散されることとなる。また、フロントフレーム21の第1の分岐部21aは、フロアフレーム4に接続されているから、フロントフレーム21に入力された衝撃荷重が、フロアフレーム4にも分散されることとなる。また、フロントフレーム21の第2の分岐部21bが第1、第2トンネルフレーム31,32に接続されているから、フロントフレーム21へ入力された荷重が、第1、第2トンネルフレーム31,32に分散されることとなる。したがって、車体前方からの衝撃荷重に対する車体の耐力がさらに向上することとなる。
また、フロントフレーム21の分岐部間の空間を利用して、エンジン40(車両用補機)を配設することができる。なお、従来においては、フロントフレームの後部側に車幅方向へのほぼ水平な拡張部を設けてヒンジピラー及びトンネル部の中間高さ部分に接続するものがあったが、この高さ位置にはエンジンが配設される場合があり、この場合、例えばフロントミッドシップタイプの車両において、重心位置をより後方に移動させるためにエンジンを後方へ移動させると、トンネル部側への車幅方向拡張部の断面積を十分に確保できなくなり、該トンネル部へ車体前方からの衝撃荷重を十分に分散させることができなくなっていた。しかし、本実施の形態においては、フロントフレーム21の分岐部21bは、車幅方向内方かつ上方に延びて、エンジン41の上方を通過し、トンネル部2a上部のトンネルフレーム31,32に接続されるので、分岐部21bの断面積を十分に確保して、トンネル部2a側へも十分に衝撃荷重を分散させることができる。
また、本実施の形態においては、フロントフレーム21の前部側の高さが従来よりも低くされているが、フロントフレーム21の分岐部21bが車幅方向内方かつ上方に延びていることにより、フロントフレーム21の前部側を低くしたとしても、エンジン41の上方を通過させることができる。したがって、フロントフレーム21とフロアフレーム4との高さ位置の差、すなわちフロントフレーム21のキックアップ量を小さくすることができ、これによっても、フロントフレーム21への車体前方からの衝撃荷重に対する車体の耐力を向上させることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態に係る車両の車体の下面図、図9は図8のE−E断面図、図10は図8のF−F断面図、図11は図8のG−G断面図である。これらの図に示すように、この第2の実施の形態に係る車両1′においては、フロアフレーム4′の構成が第1の実施の形態とは異なっており、この相違点を中心に説明する。なお、第1の実施の形態と同構成のものについては同一の符号を用い、変更のあるものについてはダッシュ′を付して説明する。
すなわち、第2の実施の形態においては、フロアフレーム4′の後部は、車幅方向左右に分岐しており、一方は、車幅方向外側に向かって延びて(外方分岐部4a′)、前記サイドシル3,3に接続され、他方は、車幅方向内側に向かって延びて(内方分岐部4b′)、トンネル部2a′に接続されている。なお、外方分岐部4a′及び内方分岐部4b′は、前部側同様、断面ハット状の形状で、フランジが床面部2b′の下面に接合されている。
その場合に、フロアパネル2′における前記トンネル部2a′を構成する部分と床面部2b′を構成する部分との境界部2g′の後部側には、該境界部2g′に沿うように車体前後方向に延びる第3のトンネルフレーム33が設けられている。
トンネルフレーム33は、縦面部33aと、横面部33bとを有して、断面略L字状の形状をしており、縦面部33aの上端部がトンネル部2a′の側面部2e′の車室外側の面に接合され、横面部33bの外端部が床面部2b′の下面に接合されている。そして、フロアパネル2′とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。
前記フロアフレーム4′の内方分岐部4b′の車幅方向内端部は、第3のトンネルフレーム33の前端部に接続されている。
このような第2の実施の形態によれば、前記フロアパネル2′におけるトンネル部2a′を構成する部分と床面部を構成する部分との境界部に沿って、車体前後方向に延びる閉断面を形成する第3のトンネルフレーム33が設けられているから、フロアパネル2′ひいては車体の剛性、特に車体前後方向の剛性が一層向上する。したがって、車体の耐力や操縦安定性が一層向上することとなる。
また、フロアフレーム4′の後部は、車幅方向内側に向かって延びて、トンネル部2a′(第3のトンネルフレーム33)に接続されているから、フロアパネル2′ひいては車体の剛性、特に車幅方向の剛性が向上することとなる。また、フロアフレーム4′に入力された衝撃荷重がトンネル部2a′にも分散されることとなる。したがって、車幅方向の衝撃荷重に対する車体の耐力も向上することとなる。また、車体剛性の更なる向上により、操縦安定性もさらに向上することとなる。
また、フロアフレーム4′の後部は、車幅方向外側に向かって延びて、サイドシル3に接続されているから、フロアパネル2′ひいては車体の剛性、特に車幅方向の剛性が向上することとなる。また、フロアフレーム4′に入力された衝撃荷重がトンネル部2a′にも分散されることとなる。したがって、車幅方向の衝撃荷重に対する車体の耐力も向上することとなる。また、車体剛性の更なる向上により、操縦安定性もさらに向上することとなる。
また、図11からわかるように、フロアパネル2′の後部側においては、フロアパネル2′の床面部2b′の下方に、フロアフレーム4′が存在しないので、フロアパネル2′の床面部2b′の高さを、フロアフレーム4′の高さの分低くすることができる。すなわち、下部車体を構成する部材は、所定の地上高を確保する必要があるが、フロアパネル2′の後部側においてはフロアフレーム4′が存在しないので、フロアパネル2′の床面部2b′を所定の地上高まで低くすることができるのである。したがって、後部座席S2の乗員の足元空間を広く確保することができる。
なお、前記第3トンネルフレーム33は、トンネル部2a′の後部側にのみ設けられているが、トンネル部2a′の前端から後端まで設けてもよい。こうすることにより、フロアパネル2におけるトンネル部2a′の車体前後方向全体にわたって剛性が向上することとなる。また、第1の実施の形態においても、第3トンネルフレームを設けてもよい。こうすることにより、同様の効果が得られる。また、第1、第2の実施の形態のいずれにおいても、第3トンネルフレームはトンネル部の内部空間に設けられているので、車室X空間を圧迫することなく、前記効果を得ることができる。
また、第2の実施の形態においては、フロアフレーム4′の後部は、外方分岐部4a′及び内方分岐部4b′の二股に分岐しているが、第1の実施の形態のものにおいて分岐部として外方分岐部及び内方分岐部を付加する構成としてもよい。こうすることにより、フロアフレームに入力された衝撃荷重を第3フロアクロスメンバ13によっても受け止めることができる。なお、この場合、足元空間を広くするのはできない。
以上、説明したように、本発明に係る車両の下部車体構造によれば、第2のトンネルフレームを設けたことにより、トンネル部の剛性、車体の剛性を分散させて、車体の耐力、及び操縦安定性を向上させることができる。したがって、車両産業において広く利用される可能性がある。
本発明の第1の実施の形態に係る車両の車体構造を模式的に示す斜視図である。 本車体の下面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本車体の正面図である。 図3の矢印C部分の拡大図である。 図3の矢印D部分の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車両の車体の下面図である。 図8のE−E断面図である。 図8のF−F断面図である。 図8のG−G断面図である。
符号の説明
1,1′ 車両
2,2′ フロアパネル
2a,2a′ トンネル部
2b,2b′ 床面部
3,3 サイドシル
4,4′ フロアフレーム
4a′ 外方分岐部(フロアフレームの後部であって、サイドシルに接続される部分)
4b′ 内方分岐部(フロアフレームの後部であって、トンネル部に接続される部分)
5 ダッシュパネル
21,21 フロントフレーム
21a 第1分岐部(第1の分岐部)
21b 第2分岐部(第2の分岐部)
21c 第3分岐部(第3の分岐部)
22,22 リヤフレーム
31 第1トンネルフレーム(第1のトンネルフレーム)
32 第2トンネルフレーム(第2のトンネルフレーム)
33 第3トンネルフレーム(第3のトンネルフレーム)

Claims (7)

  1. 車室の床面を形成するフロアパネルを有し、該フロアパネルの車幅方向中央に、車体前後方向に延び、かつ上方へ膨出するようにトンネル部が形成されていると共に、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分の車室内側の面に接合され、該面とで車体前後方向に延びる閉断面を形成する第1のトンネルフレームを有する車両の下部車体構造であって、
    前記フロアパネルを挟んで前記第1のトンネルフレームに対応する位置に、車体前後方向に延び、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分とで車体前後方向に延びる閉断面を形成する第2のトンネルフレームが設けられ、
    前記フロアパネルの前端側に接合されたダッシュパネルの前面に沿って、該ダッシュパネルとで車幅方向に延びる閉断面を形成するダッシュクロスメンバが設けられ、
    前記ダッシュパネルの前方に配設されたフロントフレームの後部が車幅方向内側上方に向って延びて後端部が前記ダッシュクロスメンバの前面に接続され、
    前記第1トンネルフレームの前端部及び前記第2トンネルフレームの前端部が、前記ダッシュクロスメンバにおける前記フロントフレームの後端部が接続された部位の後方で前記ダッシュパネルの後面に接続されていると共に、
    前記フロアパネルの後方にはキックアップ部が設けられ、
    該キックアップ部に沿って、車幅方向に延びる閉断面を構成するリヤクロスメンバが設けられ、
    前記第1トンネルフレームの後端部及び前記第2トンネルフレームの後端部が前記リヤクロスメンバに接続されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  2. 前記請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
    車体の両側部に、車体前後方向に延びる閉断面を形成し、前記フロアパネルの両側部が接合されるサイドシルが設けられており、
    車幅方向において前記トンネル部と前記サイドシルとの間には、これらと並行して車体前後方向に延び、前記フロアパネルとで車体前後方向に延びる閉断面を形成するフロアフレームが設けられていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  3. 前記請求項2に記載の車両の下部車体構造において、
    前席の下方における前記フロアパネルの上面側にフロアクロスメンバが設けられていると共に、
    前記フロアフレームは前記フロアパネルの下面側に設けられ、その後部は平面視で前記フロアクロスメンバと重なる位置で車幅方向内側に向かって延びて、前記トンネル部に接続されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  4. 前記請求項3に記載の車両の下部車体構造において、
    前記フロアパネルにおけるトンネル部の前部下方に変速機が配置されていると共に、
    前記フロアクロスメンバの後方において、前記フロアパネルにおけるトンネル部を構成する部分と床面を構成する部分との境界部に沿って、車体前後方向に延びる閉断面を形成する第3のトンネルフレームが設けられており、かつ、
    前記フロアフレームの後部は、車幅方向内側に向かって延びて、前記第3のトンネルフレームに接続されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  5. 前記請求項4に記載の車両の下部車体構造において、
    前記フロアフレームの後部は、車幅方向且つ後方へ傾斜して延び、その傾斜した部分が平面視で前記フロアクロスメンバと交差するように設けられていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  6. 前記請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造において、
    前席の下方における前記フロアパネルの上面側にフロアクロスメンバが設けられていると共に、
    前記フロアフレームは前記フロアパネルの下面側に設けられ、その後部は平面視で前記フロアクロスメンバと重なる位置で車幅方向外側に向かって延びて、前記サイドシルに接続されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
  7. 前記請求項6に記載の車両の下部車体構造において、
    前記フロアフレームの後部は、車幅方向且つ後方へ傾斜して延び、その傾斜した部分が平面視で前記クロスメンバと交差するように設けられていることを特徴とする車両の下部車体構造。
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