JP5238144B2 - 時計の誤差補正方法 - Google Patents
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Description
Ri = f2−(ci2/ci1)×f1
となる。このRiは、32KHz発振クロック部32のクロックで算出した1秒と、4MHz発振クロック部31のクロックで算出した1秒との誤差を、4MHz発振クロック部31のクロックパルスの数で示している。32KHz発振クロック部32が基準温度の下でクロックを発振している場合は、Riが0になる。
(A) 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)とを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/2]+R(i-1)×t1 (数1)
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むこと。
(B) 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)と、温度に依存する係数αとを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/(2+α)]+R(i-1)×t1 (数2)
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むこと。
(C) 上記(A)または上記(B)の時計誤差補正方法が、更に、
各区間の前記補正量を順次加算して累積補正量を求める第4のステップと、
前記累積補正量が予め定めた閾値を超えたときに時刻表示手段に時刻補正データを出力し、前記累積補正量から前記閾値を減算する第5のステップと、
を含むこと。
(D) 上記(C)の時計誤差補正方法において、
前記第5のステップの前記閾値を0.5秒以下の時間に対応する値に設定したこと。
(E) 上記(A)、(B)、(C)、および(D)のいずれかの時計誤差補正方法において、
前記第2発振クロック部を前記計測時間帯のみ起動すること。
上記(B)の時計誤差補正方法では、式(数2)により各区間の補正量を算出しているため、各区間の実際の発振誤差が温度に依存して非線形の変化を示す場合でも、各区間の補正量を実際の発振誤差と略等しい量に設定することができる。
上記(C)の時計誤差補正方法では、第4のステップおよび第5のステップにより、表示時刻を進ませたり遅らせたりすることが必要になるまで発振誤差が積み重なると、時刻表示手段の表示補正が行なわれる。
また、このとき、上記(D)の時計誤差補正方法のように、前記第5のステップの前記閾値を0.5秒以下の時間に対応する値に設定することが望ましい。時刻表示手段に対して1秒単位の時刻補正データを出力する場合は、時刻表示手段が1秒ごとに継続して行なっている表示が、不連続になる可能性がある。この表示の飛びは、時刻表示手段に0.5秒、またはそれ以下の時間単位で時刻補正データを出力することにより防止できる。
また、上記(E)の時計誤差補正方法のように、前記第2発振クロック部を前記計測時間帯のみ起動するのも好ましい。第2発振クロック部は、高精度のクロックを出力し、消費電力も多いため、この第2発振クロック部を間欠的に起動することで、省電力化を図ることができる。
区間1の補正量τ1:(t1×R1)/2
区間2の補正量τ2:[{t1×(R2−R1)}/2]+R1×t1
区間3の補正量τ3:[{t1×(R3−R2)}/2]+R2×t1
・・・・
12:音叉型水晶振動子
13:I/O(信号入出力装置)
14:LCD(液晶表示装置)
15:直流電圧
30:CPUチップ(中央演算処理装置)
31:4MHz発振クロック部
32:32KHz発振クロック部
33:周波数切替部
34:演算制御部
35:32KHzカウンタ
36:4MHzカウンタ
37:出力部
Claims (3)
- 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)とを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/2]+R(i-1)×t1
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むことを特徴とする時計誤差補正方法。 - 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)と、温度に依存する係数αとを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/(2+α)]+R(i-1)×t1
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むことを特徴とする時計誤差補正方法。 - 更に、
各区間の前記補正量を順次加算して累積補正量を求める第4のステップと、
前記累積補正量が予め定めた閾値を超えたときに時刻表示手段に時刻補正データを出力し、前記累積補正量から前記閾値を減算する第5のステップと、
を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載した時計誤差補正方法。
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