JP5238144B2 - 時計の誤差補正方法 - Google Patents

時計の誤差補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5238144B2
JP5238144B2 JP2006134184A JP2006134184A JP5238144B2 JP 5238144 B2 JP5238144 B2 JP 5238144B2 JP 2006134184 A JP2006134184 A JP 2006134184A JP 2006134184 A JP2006134184 A JP 2006134184A JP 5238144 B2 JP5238144 B2 JP 5238144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
section
correction
time
oscillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006134184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007304007A (ja
Inventor
ティボー テレベシ
悦久 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2006134184A priority Critical patent/JP5238144B2/ja
Publication of JP2007304007A publication Critical patent/JP2007304007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5238144B2 publication Critical patent/JP5238144B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

本発明は、発振器の発振周波数に基づいて時を刻む電子時計の誤差補正方法に関し、特に、少ない消費電力で高い精度の時刻補正を可能にするものである。
自動車に搭載された時計は、エンジンの駆動時だけでなく、エンジンが停止してバッテリへの充電が止まっている時にも計時を続けるため、エンジン停止時の消費電力の低減を必要としている。
エンジン停止時の省電力化を図るため、従来の車両用時計は、低精度・低消費電力の発振器と高精度・高消費電力の高周波発振器とを具備し、エンジン駆動時に高精度・高消費電力の高周波発振器を用いて時刻を計時し、エンジン停止時に低精度・低消費電力の発振器に切り替えて時刻を計時している。
また、この場合に、下記特許文献1に記載されているように、低精度・低消費電力の発振器が動作するエンジン停止時に、高精度・高消費電力の高周波発振器を周期的に短時間だけ駆動し、その高周波発振器のクロックを用いて、低精度・低消費電力の発振器による計時時刻を補正することも行なわれている。
この種の補正方法について図5〜図7を参照しながら説明する。図5は時計の構造を示すブロック図、図6は水晶振動子の周波数温度特性を示す図、そして図7は従来の時計誤差補正方法を説明する説明図である。
図5は、高精度・高消費電力の発振器として、4MHzで発振するAT水晶振動子11が外付けされた4MHz発振クロック部31を備え、低精度・低消費電力の発振器として、32KHzで発振する音叉型水晶振動子12が外付けされた32KHz発振クロック部32を備える時計の構成を示している。
この時計は、CPUのチップ30内部に、4MHz発振クロック部31と、32KHz発振クロック部32と、4MHz発振クロック部31または32KHz発振クロック部32のクロック(クロックパルス)を分周して時刻データを出力する周波数切替部33と、32KHz発振クロック部32のクロックパルスをカウントする32KHzカウンタ35と、4MHz発振クロック部31のクロックパルスをカウントする4MHzカウンタ36と、時刻データを補正する演算制御部34と、時刻表示用のLCD(液晶表示装置)14に時刻データを出力する出力部37と、を備えている。
このCPUチップ30には、5Vの起動用直流電圧15が供給される。演算制御部34は、IGNスイッチのオン信号がI/O13を介して入力すると、4MHz発振クロック部31を起動する。このとき、周波数切替部33は、4MHz発振クロック部31のクロックを分周して時刻データを生成し、演算制御部34に出力する。演算制御部34は、この時刻データを出力部37を通じてLCD14に出力し、LCD14に時刻が表示される。
一方、演算制御部34は、IGNスイッチのオフ信号がI/O13から入力すると、32KHz発振クロック部32を起動するとともに、4MHz発振クロック部31を間欠的に起動し、また、32KHzカウンタ35に32KHz発振クロック部32のクロックパルスのカウントを行なわせ、4MHzカウンタ36に4MHz発振クロック部31のクロックパルスのカウントを行なわせる。
周波数切替部33は、32KHz発振クロック部32のクロックを分周して時刻データを生成し、演算制御部34に出力する。演算制御部34は、この時刻データを32KHzカウンタ35および4MHzカウンタ36のカウント値を使って補正し、補正後の時刻データを出力部37を通じてLCD14に出力する。
この補正は、主に、AT水晶振動子11に比べて、音叉型水晶振動子12の発振周波数の温度依存性が大きいために必要になる。図6は、AT水晶振動子11および音叉型水晶振動子12の周波数温度特性を示している。この図6から明らかなように、周囲温度が基準温度(25℃)から離れるに従って、音叉型水晶振動子12を用いる32KHz発振クロック部32の発振誤差は大きくなる。
この誤差を補正するため、演算制御部34は、図7に示すように、32KHz発振クロック部32が連続的に動作している間、t1時間を1区間として、各区間の最後のt2時間だけ4MHz発振クロック部31を起動し、t2間に4MHzカウンタ36がカウントした値と32KHzカウンタ35がカウントした値とを用いて各区間iの区間補正数値Riを算出する。
ここで、32KHz発振クロック部32のクロック周波数をf1、4MHz発振クロック部31のクロック周波数をf2、区間iのt2間に32KHzカウンタ35がカウントした値をci1、t2間に4MHzカウンタ36がカウントした値をci2とすると、区間補正数値Riは、
Ri = f2−(ci2/ci1)×f1
となる。このRiは、32KHz発振クロック部32のクロックで算出した1秒と、4MHz発振クロック部31のクロックで算出した1秒との誤差を、4MHz発振クロック部31のクロックパルスの数で示している。32KHz発振クロック部32が基準温度の下でクロックを発振している場合は、Riが0になる。
図7において、傾斜する太線は、この誤差(発振誤差)の実際の時間変化を表している。演算制御部34は、各区間の発振誤差を一定と看做して、区間1の補正量をR1×t1、区間2の補正量をR2×t1、区間3の補正量をR3×t1、・・・として算出し、その補正量の累積値Σ(Ri×t1)を記憶する。図7の斜線部分は、各区間の補正量を表している。
演算制御部34は、補正量の累積値Σ(Ri×t1)がf2を超えた場合に、周波数切替部33から出力された時刻データに1秒を加算して出力部37に出力し、補正量の累積値をΣ(Ri×t1)からf2を減算した値に更新する。
特開2000−98067号公報
しかし、従来の時計誤差補正方法では、区間補正数値Riに補正処理周期t1を乗じて各区間の補正量を算出しているが、これは、図7に太線で示すように、時間的に変化する発振誤差を区間内では一定と看做して、斜線領域で示す階段状の補正を行なうものであるから、高い補正精度が得られない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省電力状態で動作する時計の時刻を、高い精度で補正することができる時計誤差補正方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る時計誤差補正方法は、下記(A),(B),(C),(D),(E)を特徴としている。
(A) 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)とを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/2]+R(i-1)×t1 (数1)
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むこと。
(B) 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)と、温度に依存する係数αとを用いて、
[{t1×(Ri−R(i-1))}/(2+α)]+R(i-1)×t1 (数2)
により各区間の補正量を求める第3のステップと、
を含むこと。
(C) 上記(A)または上記(B)の時計誤差補正方法が、更に、
各区間の前記補正量を順次加算して累積補正量を求める第4のステップと、
前記累積補正量が予め定めた閾値を超えたときに時刻表示手段に時刻補正データを出力し、前記累積補正量から前記閾値を減算する第5のステップと、
を含むこと。
(D) 上記(C)の時計誤差補正方法において、
前記第5のステップの前記閾値を0.5秒以下の時間に対応する値に設定したこと。
(E) 上記(A)、(B)、(C)、および(D)のいずれかの時計誤差補正方法において、
前記第2発振クロック部を前記計測時間帯のみ起動すること。
上記(A)の時計誤差補正方法では、式(数1)により各区間の補正量を算出しているため、各区間の補正量を実際の発振誤差と略等しい量に設定することができる。
上記(B)の時計誤差補正方法では、式(数2)により各区間の補正量を算出しているため、各区間の実際の発振誤差が温度に依存して非線形の変化を示す場合でも、各区間の補正量を実際の発振誤差と略等しい量に設定することができる。
上記(C)の時計誤差補正方法では、第4のステップおよび第5のステップにより、表示時刻を進ませたり遅らせたりすることが必要になるまで発振誤差が積み重なると、時刻表示手段の表示補正が行なわれる。
また、このとき、上記(D)の時計誤差補正方法のように、前記第5のステップの前記閾値を0.5秒以下の時間に対応する値に設定することが望ましい。時刻表示手段に対して1秒単位の時刻補正データを出力する場合は、時刻表示手段が1秒ごとに継続して行なっている表示が、不連続になる可能性がある。この表示の飛びは、時刻表示手段に0.5秒、またはそれ以下の時間単位で時刻補正データを出力することにより防止できる。
また、上記(E)の時計誤差補正方法のように、前記第2発振クロック部を前記計測時間帯のみ起動するのも好ましい。第2発振クロック部は、高精度のクロックを出力し、消費電力も多いため、この第2発振クロック部を間欠的に起動することで、省電力化を図ることができる。
本発明の時計誤差補正方法は、低いクロック周波数の発振クロックを用いて生成される時刻を、高い精度で補正することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態における時計誤差補正方法を説明する説明図、図2は本発明の実施形態における時計誤差補正方法でのクロック周波数切替手順を示すフロー図、図3は本発明の実施形態における時計誤差補正方法での時刻誤差補正手順を示すフロー図、そして図4(a)および図4(b)は発振誤差曲線を示す図である。
本発明の実施形態の時刻誤差補正方法が行なわれる時計は、既に説明した図5に示す構造を有している。
図2は、より具体的には、IGNスイッチのオン・オフに伴う、この時計の処理フローを示している。演算制御部34は、IGNスイッチのオン・オフを識別し(ステップ1)、IGNスイッチがオンのときは、クロック周波数を4MHzに切り替えて、4MHz発振クロック部31のクロックから生成された時刻データを、出力部37を通じてLCD14に出力する(ステップ2)。また、IGNスイッチがオフのときは、クロック周波数を32KHzに切り替え、32KHz発振クロック部32のクロックから生成された時刻データを補正して、出力部37を通じてLCD14に出力する(ステップ3)。
図3のフロー図は、具体的には、演算制御部34の時刻補正手順を示している。演算制御部34は、クロック周波数を識別する(ステップ10)。クロック周波数が4MHzのときは、補正を行なわない。
クロック周波数が32KHzのときは、図1に示すように、t1時間を1区間として各区間の最後のt2時間だけ4MHz発振クロック部31を起動し、t2間に4MHz発振クロック部31から出力されたクロックパルス数を4MHzカウンタ36で計測し、また、t2間に32KHz発振クロック部32から出力されたクロックパルス数を32KHzカウンタ35で計測する(ステップ11)。
演算制御部34は、32KHzカウンタ35および4MHzカウンタ36のカウンタ値を読み込み(ステップ12)、区間補正数値Riを演算する(ステップ13)。Riの求め方は従来と同じである。
次いで、演算制御部34は、この区間補正数値Riを用いて、補正演算を次のように行なう(ステップ14)。
ここでは、図1に示すように、太線で示す発振誤差が各区間内で直線と看做せるものとする。各区間の補正量は、次のように算出される。
区間1の補正量τ1:(t1×R1)/2
区間2の補正量τ2:[{t1×(R2−R1)}/2]+R1×t1
区間3の補正量τ3:[{t1×(R3−R2)}/2]+R2×t1
・・・・
即ち、区間iの補正量τiは、次式(数1)により算出される。
τi=[{t1×(Ri−R(i-1))}/2]+R(i-1)×t1 (数1)
この区間iの補正量τiは、図1に斜線で示すように、その区間iの区間補正数値Riと、その前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)とを結ぶ直線の下側の面積に相当する。この面積は、その区間iの実際の誤差量を示す太線の下側の面積に略等しい。
演算制御部34は、各区間の補正量τiの累積値Στiを記憶し、累積値Στiが4MHz発振クロック部31のクロック周波数f2の値を超えた場合に、周波数切替部33から出力された時刻データに1秒を加算して出力部37に出力し、補正量の累積値をΣτiからf2を減算した値に更新する。
このように、この時計誤差補正方法では、低精度・低消費電力の発振クロック部のクロックを用いて時刻データを生成する場合に、時刻データの補正量が、実際の誤差量と極めて近似した量に設定されるため、高精度の補正が可能である。
尚、ここでは発振誤差を示す線が各区間内で直線と看做せる場合について説明したが、時計の周囲の温度によっては、図4(a)や図4(b)に示すように、発振誤差を示す線が曲線になる場合がある。このとき、各区間の補正量τiを次式(数2)によって算出することにより、更に精度の高い補正が可能になる。
τi=[{t1×(Ri−R(i-1))}/(2+α)]+R(i-1)×t1 (数2)
ここで、αは、−1<α<∞であり、その値は温度によって変わる。そのため、予め試験を行ない、温度とαとの対応関係を規定するテーブルを作成して、そのテーブルをCPUチップ30内に格納する。また、温度測定手段を設け、温度データがCPUチップ30に出力されるように構成する(尚、温度測定手段を備える電子時計は特開2002−311173号公報に記載されている)。
そして、演算制御部34は、時刻補正に際して、前記テーブルから、入力された温度データに対応するαを読み取り、このαを用いて、式(数2)から各区間の補正量τiを算出する。
この式(数2)において、α=0としたものが式(数1)である。発振誤差を示す線が曲線の場合は、これを直線と看做して式(数1)から誤差量を求めるよりも、曲線を考慮した式(数2)により誤差量を求めた方が、精度の高い補正が可能になる。
因みに、式(数2)において、α=−1を代入すると、τi=t1×Riとなり、α=∞を代入すると、τi=t1×R(i-1)となる。
また、ここでは、時刻データ補正量が1秒に達するごとにLCD14に補正データを送る場合について説明したが、LCD14の「時」と「分」との間に表示されたコロンが1秒間隔で点滅している時計では、補正のタイミングが悪いと、1秒の点滅が表示されない(表示の飛びが発生する)可能性がある。こうした事態は、時刻データ補正量が0.5秒、またはそれ以下の値に達するごとにLCD14に補正データを送るようにすれば防止できる。
また、ここでは、車両用時計の時刻補正について説明したが、本発明は、車両用時計に限らず、消費電力を減らすために低いクロック周波数の発振クロックを用いて時刻を計時する各種の電気式時計の時刻補正に広く適用することができる。
本発明の実施形態における時計誤差補正方法を説明する説明図である。 本発明の実施形態における時計誤差補正方法でのクロック周波数切替手順を示すフロー図である。 本発明の実施形態における時計誤差補正方法での時刻誤差補正手順を示すフロー図である。 発振誤差曲線を示す図である。 時計の構造を示すブロック図である。 水晶振動子の周波数温度特性を示す図である。 従来の時計誤差補正方法を説明する説明図である。
符号の説明
11:AT水晶振動子(高周波水晶振動子)
12:音叉型水晶振動子
13:I/O(信号入出力装置)
14:LCD(液晶表示装置)
15:直流電圧
30:CPUチップ(中央演算処理装置)
31:4MHz発振クロック部
32:32KHz発振クロック部
33:周波数切替部
34:演算制御部
35:32KHzカウンタ
36:4MHzカウンタ
37:出力部

Claims (3)

  1. 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
    一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
    1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
    各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)とを用いて、
    [{t1×(Ri−R(i-1))}/2]+R(i-1)×t1
    により各区間の補正量を求める第3のステップと、
    を含むことを特徴とする時計誤差補正方法。
  2. 第1のクロックを出力する第1発振クロック部と、前記第1のクロックよりもクロック周波数が高い第2のクロックを出力する第2発振クロック部と、を有し、前記第1のクロックのクロック周波数を分周して時刻データを生成し、前記第2のクロックを用いて前記時刻データを補正する時計の誤差補正方法であって、
    一定時間ごとに時間幅が一定の計測時間帯を設け、前記計測時間帯に前記第1発振クロック部から出力された第1のクロックのパルス数と前記第2発振クロック部から出力された第2のクロックのパルス数とを計測する第1のステップと、
    1つ前の計測時間帯の終了時点から次の計測時間帯の終了時点までを1区間として、各区間に含まれる前記計測時間帯で計測された前記第1のクロックのパルス数と前記第2のクロックのパルス数との比から当該区間iの区間補正数値Riを算出する第2のステップと、
    各区間の時間をt1とするとき、着目する区間iの区間補正数値Riと、その1つ前の区間(i−1)の区間補正数値R(i−1)と、温度に依存する係数αとを用いて、
    [{t1×(Ri−R(i-1))}/(2+α)]+R(i-1)×t1
    により各区間の補正量を求める第3のステップと、
    を含むことを特徴とする時計誤差補正方法。
  3. 更に、
    各区間の前記補正量を順次加算して累積補正量を求める第4のステップと、
    前記累積補正量が予め定めた閾値を超えたときに時刻表示手段に時刻補正データを出力し、前記累積補正量から前記閾値を減算する第5のステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載した時計誤差補正方法。
JP2006134184A 2006-05-12 2006-05-12 時計の誤差補正方法 Active JP5238144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134184A JP5238144B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 時計の誤差補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134184A JP5238144B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 時計の誤差補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007304007A JP2007304007A (ja) 2007-11-22
JP5238144B2 true JP5238144B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=38838043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006134184A Active JP5238144B2 (ja) 2006-05-12 2006-05-12 時計の誤差補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5238144B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101739731B (zh) * 2009-11-20 2011-08-17 佛山市艾科电子工程有限公司 分布式各计量点的时间计量方法及分布式时间计量系统
JP2011197910A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Denso Corp クロック制御回路およびマイクロコンピュータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278752A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Toshiba Corp 移動無線端末装置
JP2002311173A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Yazaki Corp 電子時計、電子時計の時刻誤差補正方法および時刻誤差補正プログラム
JP2003232876A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Fujitsu Ten Ltd 時計補正装置
JP2003240883A (ja) * 2002-02-19 2003-08-27 Murata Mach Ltd 時計回路を有する電子機器
JP2003240884A (ja) * 2002-02-21 2003-08-27 Nec Access Technica Ltd 電子式時計装置,電子式時計装置の時刻補正方法および時刻補正プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007304007A (ja) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4561829B2 (ja) クロック信号出力装置及びその制御方法、電子機器及びその制御方法
KR100396785B1 (ko) Gsm단말기의 시간오차 보상장치 및 방법
JP6282723B2 (ja) クオーツ電子時計の高精度計時方法
CN113346881B (zh) 数字时钟校准方法、无线遥控器及存储介质
JP2017046269A (ja) 発振回路、電子機器及び移動体
JP5968561B2 (ja) マイクロコンピュータおよびそのクロックの補正方法
JP2006309479A (ja) クロック補正回路及びクロック補正方法並びにマイクロコントローラ
JP5238144B2 (ja) 時計の誤差補正方法
JP6319551B2 (ja) クロック生成装置、電子機器、移動体及びクロック生成方法
EP2525265B1 (en) Method of operation of a timepiece device
US6326825B1 (en) Accurate time delay system and method utilizing an inaccurate oscillator
JP5378028B2 (ja) 電子体温計及び作動制御方法
JP2002228778A (ja) リアルタイムクロック及び計時回路
JPH07151875A (ja) 電波修正時計
US8630386B2 (en) Clock recovery in a battery powered device
JP2002311173A (ja) 電子時計、電子時計の時刻誤差補正方法および時刻誤差補正プログラム
JP5451142B2 (ja) 電子体温計及び作動制御方法
JPH1144784A (ja) 計時装置
JP3087919U (ja) 電子時計の補正回路
JPS5856421B2 (ja) 温度測定装置
JP3642219B2 (ja) 電子機器および電子機器の調整方法
US20080191808A9 (en) Layout for a time base
JP2006284192A (ja) 温度計
JPH1125831A (ja) 温度補正機能付きタイマおよび温度調節器
CN118778410A (zh) 自动校正车辆仪表显示时间的装置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5238144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250