JP5236071B2 - レーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置 - Google Patents

レーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数本のレーザ光で複数のワークを同時にレーザ加工するレーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置に関する。
複数のワーク(被加工物)を同時にレーザ加工するレーザ加工装置は、複数の加工ヘッドと複数の加工テーブルを備えている。例えば、レーザ加工装置が2ヘッド(加工ヘッドが2つ)のレーザ加工装置である場合、加工テーブルがそれぞれ各加工ヘッドの下側に配置される(例えば、特許文献1参照)。このようなレーザ加工装置は、製品用の加工穴(製品加工穴)と、製品番号などの情報(情報記録用の加工穴)と、をワーク上に刻印(形成)する場合がある。この刻印は、製品以外の複数の加工穴を並べることによって文字や記号などを表すよう形成されている。
2ヘッドのレーザ加工装置は、製品加工穴を形成する際には各加工テーブルに同じ製品加工穴が形成されるようレーザ光を照射する。また、2ヘッドのレーザ加工装置は、製品番号などの各製品に特有の加工穴(刻印)を形成する際には、一方の加工テーブルにレーザ光を照射して一方の加工テーブル上での刻印を形成した後、他方の加工テーブルにレーザ光を照射して他方の加工テーブル上での刻印を形成していた。換言すると、各加工テーブルで別々の文字などを刻印する場合、右側のワークを刻印した後、左側のワークを刻印していた。そして、一方の加工テーブルで刻印を形成する際には他方の加工テーブルにレーザ光が照射されないよう、シャッタなどで他方の加工テーブルへのレーザ光を遮断していた。
特開2008−055458号公報
しかしながら、上記従来の2ヘッドのレーザ加工装置にシャッタを配置し、各加工テーブルでの刻印を順番に行う場合、刻印時間のタクト時間が長くなるという問題があった。例えば、各ワークに枚数管理用の情報を刻印する場合、右側の加工テーブル、左側の加工テーブルの順番でワークに刻印される。このため、左右の加工テーブルに異なる文字を刻印する場合、左右の加工テーブルに同一文字を刻印する場合と比べて、2倍の刻印時間を要していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各テーブル上のワークに異なる情報を刻印する際に短い時間で情報を刻印できるレーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は複数本のレーザ光によって複数のワークを同時にレーザ加工するレーザ加工方法において、製品用の加工穴とは異なる加工穴を前記各ワーク上の所定の位置に並べることによって情報記録用の加工穴が配置される前記ワーク毎の情報記録領域内に設定される、前記ワークのうち第1のワークに初期設定された第1の情報記録用の加工穴と、前記ワークのうち第2のワークに初期設定された第2の情報記録用の加工穴と、の穴数差を算出する穴数差算出ステップと、前記第1の情報記録用の加工穴および前記第2の情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴である少数側加工穴に、前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定する加工穴追加ステップと、前記少数側加工穴に前記追加の加工穴を設定した後の、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射して前記第1および第2の情報記録用の加工穴を形成する加工穴形成ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るレーザ加工方法は、情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴に、穴数差と同数の追加の加工穴を設定してレーザ加工するので、各ワーク上に異なる情報を刻印する際に短い時間で情報を刻印できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係るレーザ加工機構の構成を示す図である。 図3は、刻印領域の配置位置を説明するための図である。 図4は、刻印領域の構成を示す図である。 図5は、レーザ加工の加工処理手順を示すフローチャートである。 図6は、刻印領域内に設定される刻印設定領域の一例を示す図である。 図7は、追加候補座標を説明するための図である。 図8は、追加設定刻印穴を説明するための図である。 図9は、少数側領域内での加工順序を説明するための図である。 図10は、少数側領域に形成される刻印穴の一例を示す図である。 図11は、刻印設定領域間に複数の追加候補座標を設定した場合の追加候補座標を説明するための図である。 図12は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。 図13は、実施の形態2に係るレーザ加工機構の構成を示す図である。 図14は、製品領域で用いるスキャンエリア内にダミー領域を設けた場合のダミー領域を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るレーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。レーザ加工装置1Aは、ワーク(後述のワークWL,WR)にレーザ光を照射して左側(L軸側)のワークWLと右側(R軸側)のワークWRに加工穴を形成する2ヘッドのレーザ加工装置である。
本実施の形態のレーザ加工装置1Aは、ワークWL,WR上に製品用の加工穴(後述の製品加工穴H)と、情報記録用の加工穴(後述の刻印穴hL,hR)と、をレーザ加工によって形成する。
刻印穴(第1の情報記録用の加工穴)hLと刻印穴(第2の情報記録用の加工穴)hRは、例えば各ワークWL,WR上に形成する製品番号などの製品に関する情報(以下、製品情報という)を示すよう形成(刻印)される。具体的には、刻印穴hL,hRは、1〜複数の加工穴(製品とならない加工穴)を並べることによって文字、記号、図形などを表すよう形成される。製品情報は、各製品に独自の情報であり、製品毎に異なる。したがって、刻印穴hL,hRを構成する加工穴は、刻印する製品毎に異なる配置を有している。
レーザ加工装置1Aは、各ワークWL,WRに複数の製品加工穴Hを形成することによって、各ワークWL,WRに1〜複数の製品を形成する。以下では、各ワークWL,WRに、1つずつの製品を形成するとともに、ワークWLに形成される製品に刻印穴hLを刻印し、ワークWRに形成される製品に刻印穴hRを刻印する場合について説明する。また、以下では製品情報(刻印文字)が1桁の製品番号である場合について説明する。
レーザ加工装置1Aは、加工プログラム3を用いて、各ワークWL,WR上に形成する製品に応じた刻印穴hL,hRをワークWL,WRの製品上に形成する。レーザ加工装置1Aは、刻印穴hL,hRを、製品上の所定領域(後述の刻印領域SL,SR)内に形成する。レーザ加工装置1Aは、加工制御装置10Aとレーザ加工機構(レーザ加工部)20Aと、を有している。
加工制御装置10Aは、レーザ加工機構20Aに接続されている。本実施の形態の加工制御装置10Aは、刻印穴hLと刻印穴hRとを同時形成するよう、レーザ加工機構20Aを制御する。レーザ加工機構20Aは、加工制御装置10Aからの加工指示に基づいて、各ワークWL,WRのレーザ加工を行う。
つぎに、加工制御装置10Aの構成について説明する。加工制御装置10Aは、入力部11、加工穴数カウント部12、穴数差算出部13、差分加工位置選択部(加工穴追加部)14、加工順序算出部15、加工指示部16、刻印情報記憶部17、制御部19を有している。
入力部11は、ワークWL,WRを加工する加工プログラム3や使用者からの種々の指示情報を入力する。入力部11は、入力した加工プログラム3を加工穴数カウント部12などに送り、入力した指示情報を制御部19に送る。
刻印情報記憶部17は、刻印穴hL,hRに関する刻印情報を記憶するメモリなどである。刻印情報は、刻印領域(情報記録領域)SL,SR内で刻印文字を構成する刻印穴hL,hRの配置に関する情報、刻印領域SL,SR内で刻印文字を構成する刻印穴hL,hRの穴間位置(例えば刻印穴hLと刻印穴hLの中間座標)に関する情報(以下、穴間座標という)、刻印文字を構成する刻印穴hL,hRの加工順序に関する情報を含んで構成されている。刻印文字を構成する刻印穴hL,hRは、所定の間隔をもって配置されている。したがって、穴間座標は、刻印穴hL,hRが配置される間隔に基づいて決定される。
穴間座標は、刻印穴hLと刻印穴hRとを同時間の間に形成(同時に加工開始し同時に加工終了)するために、予め準備しておく予備の刻印穴候補座標(後述の追加候補座標Cx)である。穴間座標は、刻印領域SL,SRのうち、刻印領域SL,SR内で刻印文字を構成する刻印穴hL,hRの数が少ない方の領域(以下、少数側領域という)に追加設定されることとなる刻印穴(後述の追加設定刻印穴bx)の候補座標である。刻印穴hL,hRのうち少数側領域の刻印穴が少数側加工穴となる。
刻印穴hL,hRは、加工プログラム3で指定される位置に形成される。例えば、ワークWLに形成する製品情報が製品番号の「1」である場合、製品番号の「1」と製品番号を形成する刻印領域SLの位置が加工プログラム3内に設定される。刻印情報記憶部17では、予め「1」の刻印文字を刻印する際に必要な刻印穴hLの配置と、これらの刻印穴hLに関する穴間座標などを記憶しておく。
加工穴数カウント部12は、加工プログラム3内からワークWL,WR上に形成する製品情報を抽出するとともに、この製品情報(刻印文字)に対応する刻印穴hL,hRの配置を刻印情報記憶部17から抽出する。加工穴数カウント部12は、各刻印穴hL,hRの数(加工穴数)をカウントする。加工穴数カウント部12は、カウントした刻印穴hL,hRの加工穴数を穴数差算出部13に送る。
穴数差算出部13は、加工穴数カウント部12がカウントした刻印穴hL,hRの加工穴数を用いて、刻印穴hLと刻印穴hRとの加工穴数の差(刻印穴数差)を算出する。穴数差算出部13は、刻印領域SLと刻印領域SRのうち少数側領域が何れであるかの情報と、算出した刻印穴数差と、を穴数差情報として差分加工位置選択部14に送る。
差分加工位置選択部14は、少数側領域に設定されている刻印文字の穴間座標を刻印情報記憶部17から抽出する。差分加工位置選択部14は、穴間座標に設定されている追加候補座標Cxの中から刻印穴数差と同数の追加候補座標Cxを選択する。例えば、刻印穴数差が4穴である場合、差分加工位置選択部14は、穴間情報に設定されている追加候補座標Cxの中から4つの追加候補座標Cxを選択する。差分加工位置選択部14が選択した追加候補座標Cxは、追加設定刻印穴bxとなり、少数側領域に加えられる。差分加工位置選択部14が選択する穴間情報内の追加候補座標Cxは、何れの追加候補座標Cxであってもよく、例えば設定されている上位側(設定番号の低い順)から順番に4つの追加候補座標Cxが選択される。
加工順序算出部15は、追加刻印位置に形成する追加設定刻印穴bxと、少数側領域に初期設定されていた初期設定刻印穴axと、を用いて、追加設定刻印穴bxが追加された少数側領域内での加工穴の加工順序を算出する。加工順序算出部15は、例えば少数側領域内での加工時間が最短となるよう少数側領域内での加工順序を算出する。また、加工順序算出部15は、加工穴から加工穴への加工位置の移動距離が最短となるよう少数側領域内での加工順序を算出してもよい。さらに、加工順序算出部15は、各加工位置でワークWL,WRの温度上昇を防止するために、加工位置の移動距離が所定距離以上大きくなるよう加工位置と加工順序を分散してもよい。
加工指示部16は、加工プログラム3、刻印情報、少数側領域の加工順序を用いて、製品加工穴Hと刻印穴hL,hRの位置を指定した加工指示をレーザ加工機構20Aに出力する。
制御部19は、入力部11、加工穴数カウント部12、穴数差算出部13、差分加工位置選択部14、加工順序算出部15、加工指示部16、刻印情報記憶部17を制御する。なお、加工プログラム内に設定される製品情報は、具体的な文字などに限らず、製品情報を形成するための刻印穴hL,hRの実際の座標であってもよい。
つぎに、レーザ加工機構20Aの構成について説明する。図2は、実施の形態1に係るレーザ加工機構の構成を示す図である。図2では、レーザ光2を多軸化したレーザ加工機構の構成例を示している。レーザ加工機構20Aは、R軸、L軸のアクチェータ(たとえば、ガルバノ)でレーザ加工を行うよう構成されており、分光器28と、2組のレーザヘッド29L,29Rと、ワークWL,WRを載置する加工テーブル25L,25Rとを備えている。
レーザヘッド29L,29Rは、それぞれ、ガルバノスキャンミラー22a,22bと、ガルバノスキャナ23a,23bと、fθレンズ24と、を有している。レーザ発振器が出力するレーザ光2は、分光器28によって分光され、分光されたレーザ光2がレーザヘッド29L,29Rに同時に供給される。そして、レーザヘッド29L,29Rから照射されるレーザ光2が、それぞれのワークWL,WRに穴あけ加工を同時に施す。
ガルバノスキャンミラー22aは、図示省略したレーザ発振器が出力するレーザ光2を受ける第1のガルバノスキャンミラーである。ガルバノスキャンミラー22aは、ガルバノスキャナ23aの駆動軸に接続されており、ガルバノスキャナ23aの駆動軸は、Z軸方向を向いている。ガルバノスキャンミラー22aのミラー面は、ガルバノスキャナ23aの駆動軸の回転に伴って変位し、入射するレーザ光2の光軸を第1の方向(例えばX軸方向)に偏向走査して、ガルバノスキャンミラー22bに送出する。
ガルバノスキャンミラー22bは、ガルバノスキャンミラー22aからのレーザ光2を受ける第2のガルバノスキャンミラーである。ガルバノスキャンミラー22bは、ガルバノスキャナ23bの駆動軸に接続されており、ガルバノスキャナ23bの駆動軸は、Y軸方向を向いている。ガルバノスキャンミラー22bのミラー面は、ガルバノスキャナ23bの駆動軸の回転に伴って変位し、入射するレーザ光2の光軸を第1の方向にほぼ直交する第2の方向(例えばY軸方向)に偏向走査してfθレンズ24に送出する。
fθレンズ24は、XY面内で2次元走査されたレーザ光2をワークWL,WR上に集光照射する。プリント基板材料やセラミックグリーンシートなどのワークWL,WRは平面形状を有しており、加工テーブル25は、ワークWL,WRをXY平面内に載置する。
レーザ加工機構20Aでは、加工テーブル25をXY平面内で移動させるとともに、ガルバノスキャナ23a,23bによってレーザ光2を2次元走査する。これにより、ガルバノスキャナ23a,23bによってレーザ光2を2次元走査できる範囲内であるスキャンエリア内のワークWL,WRに製品加工穴Hや刻印穴hL,hRが形成される。なお、図2では、2ヘッドのレーザ加工機構20Aについて説明したが、レーザ加工機構20Aは、4ヘッド以上であってもよい。
つぎに、刻印穴hL,hRの形成される刻印領域SL,SRについて説明する。図3は、刻印領域の配置位置を説明するための図であり、図4は、刻印領域の構成を示す図である。
図3に示すように、レーザ光2は、分光器28によって分光され、分光されたレーザ光2がそれぞれワークWL,WRに照射される。ワークWL,WRに照射されるレーザ光2のワークWL上での座標(ワーク内座標)と、ワークWR上でのワーク内座標と、は同じ座標である。これにより、ワークWL,WR上には、同一座標に同一の製品加工穴Hが形成され、ワークWL,WR上に同一の製品が形成される。
ワークWL上の所定位置(例えばワークWLの端部近傍)には、刻印穴hLを形成するための刻印領域SLが設けられ、ワークWR上の所定位置(例えばワークWRの端部近傍)には、刻印穴hRを形成するための刻印領域SRが設けられている。本実施の形態では、この刻印領域SLと刻印領域SR上とを同一のワーク内領域とし、刻印領域SL,SRに、異なる刻印文字を同時形成する。換言すると、製品加工穴Hは、同一タイミングで照射されたレーザ光2によって同一のワーク内座標に形成されるのに対し、刻印穴hL,hRは、同一タイミングで照射されたレーザ光2によって異なるワーク内座標に形成される。
刻印領域SLと刻印領域SRとは同様の領域であるので、ここでは刻印領域SLの構成について説明する。図4に示すように刻印領域SLは、矩形状の領域であり、縦方向(行方向)と横方向(列方向)とに、複数の正方形領域(刻印穴候補BL)がマトリックス状に並べられている。なお、図4では刻印領域SL内に列、行、列番号、行番号などを記載しているが、これは説明の便宜上記載したものであり、実際の刻印領域SL内にはこれらの文字や領域は配置されず刻印穴候補BLのみが配置される。
図4では、刻印領域SL内に(横5列)×(縦13行)=65個の刻印穴候補BLが並べられている場合を示している。刻印穴候補BLは、刻印穴hLを形成する加工穴の候補であり、この候補の中から所定の刻印穴候補BLが実際の刻印穴hLに設定される。図4では、刻印穴候補BLのうち実際の刻印穴hLに設定される正方形領域を刻印設定領域ALで示している。刻印穴候補BLのうち、一部の刻印穴候補BLが刻印設定領域ALに設定されることにより、1つの刻印領域SLで数字の「1」などの1つの文字などが表されることとなる。ワークWL上の製品には、1〜複数の刻印領域SLが配置され、1〜複数の刻印領域SLによって1〜複数の文字などが形成される。本実施の形態では、ワークWLの製品に1つの刻印領域SLが配置され、ワークWRの製品に1つの刻印領域SRが配置される場合について説明する。
なお、刻印穴候補BLや刻印設定領域ALは、正方形領域に限らず、長方形領域や円形領域など、どのような形状の領域であってもよい。また、刻印領域SL,SRは、矩形領域に限らず、円形領域などの、どのような形状の領域であってもよい。
つぎに、レーザ加工の加工処理手順について説明する。図5は、レーザ加工の加工処理手順を示すフローチャートである。加工制御装置10Aへは、入力部11から加工プログラム3が入力される(ステップS10)。入力部11は、入力した加工プログラム3を加工穴数カウント部12と加工指示部16に送る。
加工穴数カウント部12は、加工プログラム3内からワークWL,WR上に形成する製品情報を抽出するとともに、この製品情報の刻印文字に対応する刻印穴hL,hRの配置(刻印領域SL,SR内の加工穴)を刻印情報記憶部17から抽出する。加工穴数カウント部12は、各刻印文字を構成する刻印穴hL,hRの加工穴数をカウントする(ステップS20)。加工穴数カウント部12は、カウントした刻印領域SL,SR内の刻印穴hL,hRの加工穴数を穴数差算出部13に送る。
穴数差算出部13は、加工穴数カウント部12がカウントした刻印領域SL,SR内の加工穴数を用いて、刻印領域SL,SR内の加工穴数の差を刻印穴数差として算出する(ステップS30)。穴数差算出部13は、刻印領域SLと刻印領域SRのうち少数側領域が何れの領域であるかの情報と、算出した刻印穴数差と、を穴数差情報として差分加工位置選択部14に送る。
ここで、刻印領域SL,SR内に設定される刻印文字、少数側領域、刻印穴数差の具体例について説明する。図6は、刻印領域内に設定される刻印設定領域の一例を示す図である。図6では、刻印領域SLに「1」の刻印文字を形成し,刻印領域SRに「2」の刻印文字を形成する場合を示している。
刻印領域SLには、各刻印設定領域ALに1つずつの刻印穴hLが形成されることにより、刻印領域SLに「1」の刻印文字が形成される。また、刻印領域SRには、各刻印設定領域ARに1つずつの刻印穴hRが形成されることにより、刻印領域SRに「2」の刻印文字が形成される。図6では、刻印領域SL内に9個の刻印設定領域ALが設定され、刻印領域SR内に13個の刻印設定領域ARが設定されている場合を示している。したがって、この場合、少数領域は刻印領域SLであり、刻印穴数差は4穴である。
刻印穴数差を算出した後、差分加工位置選択部14は、少数側領域に設定されている刻印文字の穴間座標を刻印情報記憶部17から抽出する。差分加工位置選択部14は、穴間座標として設定されている追加候補座標Cxの中から刻印穴数差と同数の4つの追加候補座標Cxを選択する。差分加工位置選択部14は、選択した追加候補座標Cxに追加設定刻印穴bxを設定し、この追加設定刻印穴bxを少数側領域に加える。
図7は、追加候補座標を説明するための図であり、図8は、追加設定刻印穴を説明するための図である。図7に示すように、刻印領域SL内では、刻印設定領域ALと刻印設定領域ALとの間には、穴間座標である追加候補座標Cxとして追加候補座標C1〜C7が設定される。本実施の形態では、追加候補座標C1〜C7の何れかを追加設定刻印穴bxに設定することによって、刻印領域SL内の刻印穴hLの数と、刻印領域SR内の刻印穴hRの数とを同数にする。
例えば、差分加工位置選択部14が追加候補座標C1〜C4を選択した場合、図8に示すように、追加候補座標C1〜C4に追加設定刻印穴bxとして追加設定刻印穴b1〜b4が設定される。また、各刻印設定領域ALには、1つずつの初期設定刻印穴axが設定される。具体的には、刻印領域SL内の刻印設定領域ALに初期設定刻印穴axとして初期設定刻印穴a1〜a9が設定される。これにより、刻印領域SL内には、初期設定刻印穴a1〜a9と追加設定刻印穴b1〜b4と、からなる13穴の刻印穴hL(刻印穴hRと同数の刻印穴hL)が設定されることとなる。このように、差分加工位置選択部14は、刻印穴数の小さいほうの刻印文字に刻印穴数差と同数の追加設定刻印穴bxを設定する(ステップS40)。
加工順序算出部15は、初期設定刻印穴axと追加設定刻印穴bxと、からなる全刻印穴hLの位置に基づいて、少数側領域内での全刻印穴hLの加工順序を算出する(ステップS50)。加工順序算出部15は、例えば刻印穴から刻印穴への加工位置の移動距離が最短となるよう少数側領域内での加工順序を算出する。例えば、図8に示した刻印領域SL内での加工順序を算出する場合、初期設定刻印穴a1〜a9と追加設定刻印穴b1〜b4と、からなる13穴の刻印穴hLの位置に基づいて、刻印領域SL内での刻印穴hLの加工順序を算出する。
図9は、少数側領域内での加工順序を説明するための図である。図9では、図8に示した刻印領域SL内に加工順序を設定する場合の加工順序を示している。加工順序算出部15は、初期設定刻印穴a1〜a9、追加設定刻印穴b1〜b4の中から、刻印文字を構成する端部の刻印穴や他の刻印穴との隣接数が少ない刻印穴などを抽出する。図9では、初期設定刻印穴a1〜a9、追加設定刻印穴b1〜b4の中から、刻印文字の「1」を構成する端部の刻印穴として初期設定刻印穴a1が抽出された場合を示している。この後、加工順序算出部15は、初期設定刻印穴a2〜a9および追加設定刻印穴b1〜b4の中から抽出した刻印穴に隣接する刻印穴を順番に抽出し、抽出した順番を加工順序とする。加工順序算出部15は、例えば(1)〜(13)に示す順番で刻印穴を抽出する。
(1)刻印文字の端部に位置する初期設定刻印穴a1を抽出。
(2)初期設定刻印穴a1に隣接する追加設定刻印穴b1を抽出。
(3)追加設定刻印穴b1に隣接する初期設定刻印穴a2を抽出。
(4)初期設定刻印穴a2に隣接する初期設定刻印穴a3を抽出。
(5)初期設定刻印穴a3に隣接する追加設定刻印穴b2を抽出。
(6)追加設定刻印穴b2に隣接する初期設定刻印穴a4を抽出。
(7)初期設定刻印穴a4に隣接する追加設定刻印穴b3を抽出。
(8)追加設定刻印穴b3に隣接する初期設定刻印穴a5を抽出。
(9)初期設定刻印穴a5に隣接する追加設定刻印穴b4を抽出。
(10)追加設定刻印穴b4に隣接する初期設定刻印穴a6を抽出。
(11)初期設定刻印穴a6に隣接する初期設定刻印穴a7を抽出。
(12)初期設定刻印穴a7に隣接する初期設定刻印穴a8を抽出。
(13)初期設定刻印穴a8に隣接する初期設定刻印穴a9を抽出。
加工順序算出部15は、(1)〜(13)で抽出された刻印穴の順番を刻印領域SL内での刻印穴の加工順序に設定する。
加工指示部16は、加工プログラム3、刻印情報、少数側領域の加工順序を用いて、製品加工穴Hと刻印穴hL,hRの位置を指定した加工指示をレーザ加工機構20Aに出力する。具体的には、加工指示部16は、加工プログラム3に基づいてワークWL,WRに製品加工穴Hの加工指示を送る。また、加工指示部16は、刻印情報、加工順序算出部15が算出した加工順序に基づいて刻印領域SLに刻印穴hLの加工指示を送る。また、加工指示部16は、刻印情報に基づいて刻印領域SRに刻印穴hRの加工指示を送る。
図10は、少数側領域に形成される刻印穴の一例を示す図である。図10では、図8で説明した初期設定刻印穴a1〜a9および追加設定刻印穴b1〜b4の位置に刻印穴hLを形成した場合を示している。本実施の形態では、刻印文字を構成する初期設定刻印穴axと初期設定刻印穴axとの間の穴間座標に追加設定刻印穴bxを設定して刻印文字を形成しているので、刻印文字の見た目に大きな影響を与えることなく刻印文字を形成できる。
なお、本実施の形態では、刻印設定領域ALと刻印設定領域ALとの間には、穴間座標として1つずつの追加候補座標Cxを設定する場合について説明したが、刻印設定領域ALと刻印設定領域ALとの間には、穴間座標として複数の追加候補座標Cxを設定してもよい。
図11は、刻印設定領域間に複数の追加候補座標を設定した場合の追加候補座標を説明するための図である。図11では、刻印領域SL内の刻印設定領域AL間に2つずつの追加候補座標Cxを設定した場合を示している。図11の刻印領域SLでは、図7に示した刻印領域SL内で追加候補座標C1を設定した刻印設定領域間AL間に追加候補座標C11,C12が設定され、追加候補座標C2を設定した刻印設定領域AL間には、追加候補座標C13,C14が設定されている。同様に、図7に示した刻印領域SL内で追加候補座標C3〜C7を設定した刻印設定領域AL間には、それぞれ追加候補座標C15,C16、追加候補座標C17,C18、追加候補座標C19,C20、追加候補座標C21,C22、追加候補座標C23,C24が設定されている。
これにより、刻印穴数差が大きな場合であっても、多数の追加設定刻印穴bxを設定できるので、刻印領域SL内の刻印穴hLの数と、刻印領域SR内の刻印穴hRの数とを同数にすることが可能となる。なお、図11では、刻印領域SL内の刻印設定領域AL間に2つずつの追加候補座標Cxを設定した場合を示したが、刻印領域SL,SR内の1つの刻印設定領域AL間に3つ以上の追加候補座標Cxを設定してもよい。また、1つの刻印設定領域AL間に設定する追加候補座標Cxは、刻印設定領域AL間で全て同数にする必要はなく、刻印設定領域AL間の寸法に応じて刻印設定領域AL間に設定する追加候補座標Cxの数を決定してもよい。
また、刻印領域SL,SR内の各刻印設定領域AL間に複数種類の追加候補座標Cxを設定しておいてもよい。例えば、図11に示した追加候補座標Cxと図7に示した追加候補座標Cxとの両方を設定しておいてもよい。各刻印設定領域AL間に複数種類の追加候補座標Cxを設定しておく場合、差分加工位置選択部14は、刻印穴数差の大きさや加工条件などに基づいて、どの種類の追加候補座標Cxを用いるかを判断する。加工条件は、例えば1つの刻印穴hL,hRへのレーザパルス数、1パルスあたりのレーザエネルギー、1つの刻印穴hL,hRに照射される合計のレーザエネルギー、ワークWL,WRの材質、刻印穴hL,hRの穴間隔、刻印穴hL,hRのサイズなどである。
差分加工位置選択部14は、例えば、1つの刻印穴hL,hRへのレーザパルス数が所定数よりも多い場合には、1つの刻印設定領域AL間に設定されている追加候補座標Cxが所定数よりも少ない刻印情報(以下、少数設定された刻印情報という)を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、1パルスあたりのレーザエネルギーが所定値よりも大きい場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、1つの刻印穴hL,hRに照射される合計のレーザエネルギーが所定値よりも大きい場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、ワークWL,WRのレーザ光照射耐性が所定値よりも低い場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴hL,hRの穴間隔が所定値よりも狭い場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴hL,hRのサイズ(直径や深さ)が所定値よりも大きい場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴数差が所定数よりも大きい場合には、少数設定された刻印情報を用いると判断する。
少数設定された刻印情報を用いる場合は、追加設定刻印穴bx同士の重なりや追加設定刻印穴bxと初期設定刻印穴axとの重なりが少なくなるので、高品質なワークWL,WRを行うことが可能となる。また、高品質なワークWL,WRの加工を行うための加工順序も容易に算出することが可能となる。また、1つの刻印設定領域間AL間に設定されている追加候補座標Cxが所定数よりも多い刻印情報を用いる場合、多数の追加設定刻印穴bxを形成することが可能となる。
また、本実施の形態では、ワークWLの製品に1つの刻印領域SLが配置され、ワークWRの製品に1つの刻印領域SRが配置される場合について説明したが、ワークWL,WRへは複数の刻印領域SL,SRを配置してもよい。この場合、1つ目の刻印領域SLと1つ目の刻印領域SR(1組目の刻印領域SL,SR)に対して、上述した追加設定刻印穴bxを設けて同一時間内に1組目の刻印領域SL,SR内の加工を行う。そして、1組目の刻印領域SL,SRと同様に2組目以降の刻印領域SL,SRに対して上述した追加設定刻印穴bxを設けて同一時間内に2組目以降の刻印領域SL,SR内の加工を行う。
また、刻印領域SL内に形成する追加設定刻印穴bxは、他の追加設定刻印穴bxと一部または全部が重なってもよい。また、刻印領域SL内に形成する追加設定刻印穴bxは、初期設定刻印穴axと一部または全部が重なってもよい。追加設定刻印穴bxを初期設定刻印穴axの全部に重ねる場合、初期設定刻印穴ax上に追加設定刻印穴bxが設定される。
追加設定刻印穴bxと初期設定刻印穴axとを重ねるか否かは、使用者から外部入力される指示に基づいて決定してもよいし、ワークWL,WRの加工条件に基づいて差分加工位置選択部14が判断してもよい。追加設定刻印穴bxと初期設定刻印穴axとを重ねることによって、刻印領域SL,SR内に多数の追加設定刻印穴bxを設定することが可能となる。また、追加設定刻印穴bxと初期設定刻印穴axとを重ねないことによって、加工条件が厳しい場合であっても加工不良を起こすことなく高品質な刻印穴hL,hRを形成することが可能となる。
なお、刻印穴hL,hRによって形成する刻印文字は、文字、記号、図形などに限らず、2次元バーコード、マークなど、どのような情報であってもよい。また、製品情報は、製品番号に限らず、ロット番号、製造日時など、どのような情報であってもよい。
また、本実施の形態では、追加候補座標Cxを予め登録しておく場合について説明したが、差分加工位置選択部14が、追加候補座標Cxを自動設定してもよい。この場合、差分加工位置選択部14は、刻印穴数差や加工条件に基づいて、追加候補座標Cxを設定する。
このように、本実施の形態のレーザ加工方法は、2テーブル以上を具備したレーザ加工装置1Aにおいて、左右の刻印文字の刻印穴hL,hRの数をカウントするステップと、刻印穴hL,hRの数の小さい方の文字における刻印穴数差を算出して追加設定刻印穴bxを設定するステップと、刻印文字を最短で加工するための加工順序を算出するステップと、追加設定刻印穴bxおよび初期設定刻印穴axを加工するステップと、を含んでいる。
このように実施の形態1によれば、少数側領域に追加設定刻印穴bxを設定して、刻印領域SL,SRで形成する刻印文字の刻印穴hL,hRの数を同数にしているので、刻印領域SL,SRに異なる刻印文字を形成する場合であっても、光シャッタなどを用いることなく刻印領域SL,SRに刻印文字を形成できる。したがって、簡易な構成で刻印領域SL,SRに異なる刻印文字を形成できる。
また、光シャッタなどを用いることなく刻印領域SL,SRに刻印文字を形成するので、短時間で刻印文字を形成できる。また、追加設定刻印穴bxを少数側領域に設けているので、追加設定刻印穴bxを少数側領域外に設ける場合よりも、短時間で刻印文字を形成できる。
実施の形態2.
つぎに、図12〜図14を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、刻印穴数差分のレーザ光2を少数側領域に照射することなく、他の領域(少数側領域とは異なる別の位置)に照射する。
図12は、実施の形態2に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。図12の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1のレーザ加工装置1Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
レーザ加工装置1Bは、加工制御装置10Bとレーザ加工機構20Bと、を有している。加工制御装置10Bは、レーザ加工機構20Bに接続されている。本実施の形態の加工制御装置10Bは、刻印穴hLと刻印穴hRとを同時形成するよう、レーザ加工機構20Bを制御する。具体的には、加工制御装置10Bは、刻印穴数差分のレーザ光2を後述のダンパ31に照射するか又は後述のシャッタ32で遮断する。レーザ加工機構20Bは、加工制御装置10Bからの加工指示に基づいて、ワークWL,WRのレーザ加工を行う。
つぎに、加工制御装置10Bの構成について説明する。加工制御装置10Bは、入力部11、加工穴数カウント部12、穴数差算出部13、加工指示部16、刻印情報記憶部17、照射制御指示部18、制御部19を有している。
照射制御指示部18は、穴数差算出部13が算出した刻印穴数差に基づいて、レーザ加工機構20Bへの制御指示を送る。照射制御指示部18は、刻印穴数差と同数の刻印穴を形成するためのレーザ光2を、ダンパ31に向かって照射させる制御指示またはシャッタ32で遮断する制御指示をレーザ加工機構20Bに送る。刻印穴数差と同数の刻印穴を形成するためのレーザ光2は、実施の形態1で説明した、追加設定刻印穴bxを形成するために照射するレーザ光2と同数のパルスレーザである。これにより、本実施の形態では、刻印穴数差分のレーザ光2で追加設定刻印穴bxを形成する代わりに、刻印穴数差分のレーザ光2を少数側領域に照射させないようレーザ加工機構20Bを制御する。
つぎに、レーザ加工機構20Bの構成について説明する。図13は、実施の形態2に係るレーザ加工機構の構成を示す図である。図13の各構成要素のうち図2に示す実施の形態1のレーザ加工機構20Aと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。レーザ加工機構20Bは、分光器28と、2組のレーザヘッド30L,30Rと、ワークWL,WRを載置する加工テーブル25L,25Rとを備えている。
レーザヘッド30L,30Rは、実施の形態1のレーザヘッド29L,29Rと比べて、それぞれダンパ31とシャッタ32を有している。ダンパ31は、レーザ光2を吸収する機能を有しており、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2がダンパ31に照射されることによって、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2は少数領域に照射されない。ダンパ31は、fθレンズ24の近傍に配置されており、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2は、ガルバノスキャンミラー22bからダンパ31に導かれる。
シャッタ32は、レーザ光2を遮断する機能を有しており、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2がシャッタ32で遮断されることによって、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2は少数領域に照射されない。シャッタ32は、ガルバノスキャンミラー22aよりも前段で開閉自在に取り付けられて配置されており、シャッタ32を閉じることによってガルバノスキャンミラー22aへのレーザ光2を遮断することができる。なお、ダンパ31やシャッタ32は、図13に示した位置とは異なる位置に配置してもよい。
つぎに、照射制御指示部18の制御処理について説明する。照射制御指示部18は、穴数差算出部13が算出した刻印穴数差に基づいて、ダンパ31とシャッタ32の何れを用いるかを決定する。例えば、照射制御指示部18は、刻印穴数差が所定数未満の場合にダンパ31を用い、刻印穴数差が所定数以上の場合にシャッタ32を用いる。照射制御指示部18は、ダンパ31を用いる場合、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2をダンパ31に照射するよう、レーザ加工機構20Bを制御する。また、照射制御指示部18は、シャッタ32を用いる場合、少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2をシャッタ32で遮断するよう、レーザ加工機構20Bを制御する。
なお、照射制御指示部18は、加工条件に基づいて、ダンパ31とシャッタ32の何れを用いるかを決定してもよい。照射制御指示部18は、例えば、1つの刻印穴hL,hRへのレーザパルス数が所定数よりも少ない場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、1パルスあたりのレーザエネルギーが所定値よりも大きい場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、1つの刻印穴hL,hRに照射される合計のレーザエネルギーが所定値よりも大きい場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、ワークWL,WRのレーザ光照射耐性が所定値よりも低い場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、刻印穴hL,hRの穴間隔が所定値よりも狭い場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、刻印穴hL,hRのサイズが所定値よりも大きい場合には、ダンパ31を用いると判断する。また、照射制御指示部18は、例えば、刻印穴数差が所定数よりも大きい場合には、ダンパ31を用いると判断する。
なお、本実施の形態では、レーザヘッド30L,30Rがそれぞれダンパ31とシャッタ32の両方を有している場合について説明したが、レーザヘッド30L,30Rが、ダンパ31とシャッタ32の何れか一方を有する構成であってもよい。レーザヘッド30L,30Rがダンパ31を有している場合、刻印穴数差分のレーザ光2がダンパ31に照射される。また、レーザヘッド30L,30Rがシャッタ32を有している場合、刻印穴数差分のレーザ光2がシャッタ32で遮断される。なお、レーザヘッド30L,30Rが、ダンパ31とシャッタ32の何れか一方のみを有している場合、照射制御指示部18は、ダンパ31とシャッタ32の何れを用いるかを決定する必要はない。
また、ダンパ31の変わりに少数側領域の刻印穴数差分のレーザ光2を照射するためのダミー領域(少数側領域とは異なるワークWL,WR上の領域)を設けてもよい。このダミー領域は、ワークWL,WR上の製品領域内に設けてもよいし、ワークWL,WR上の製品領域外に設けてもよい。ダミー領域を、ワークWL,WR上の製品領域内に設ける場合、初期設定刻印穴axと追加設定刻印穴bxとの距離が短くなるので、短時間で刻印穴hL,hRを形成することが可能となる。また、ダミー領域を、ワークWL,WR上の製品領域外に設ける場合、ワーク上の種々の位置にダミー領域を配置することができるので、容易にダミー領域を配置することが可能となる。
また、ダミー領域を製品領域と同じスキャンエリア内(ガルバノスキャナ23a,23bのスキャンエリア内)に設けてもよい。この場合、ダミー領域がワークWL,WR上の製品領域外に配置されても短時間で刻印穴hL,hRを形成することが可能となる。
図14は、製品領域で用いるスキャンエリア内にダミー領域を設けた場合のダミー領域を説明するための図である。図14では、ワークWL上の製品領域PLをレーザ加工する際に用いるダミー領域dを示している。
製品領域PLをレーザ加工する際には、複数のスキャンエリアGが設けられ、スキャンエリアG毎にレーザ光が照射される。例えば、刻印領域SLが製品領域PLの端部(図14では右下部)に配置される場合、刻印領域SLをレーザ加工する際のスキャンエリアGは、製品領域PLと製品領域の外側の領域(製品外領域)とにまたがって配置される場合がある。このような場合には、製品外領域の刻印領域SLの近傍にダミー領域dを配置することによって、ダミー領域dをガルバノスキャナ23a,23bのスキャンエリア内に設けることが可能となる。
また、加工制御装置10Bが加工制御装置10A,10Bの両方の機能を有していてもよい。この場合、加工制御装置10Bは、入力部11、加工穴数カウント部12、穴数差算出部13、差分加工位置選択部14、加工順序算出部15、加工指示部16、刻印情報記憶部17、照射制御指示部18、制御部19を含んで構成される。この加工制御装置10Bでは、差分加工位置選択部14が、刻印穴数差の大きさや加工条件などに基づいて、追加設定刻印穴bxを用いるか又はダンパ31やシャッタ32を用いるかを判断する。
差分加工位置選択部14は、例えば、1つの刻印穴hL,hRへのレーザパルス数が所定数よりも少ない場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、1パルスあたりのレーザエネルギーが所定値よりも小さい場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、1つの刻印穴hL,hRに照射される合計のレーザエネルギーが所定値よりも小さい場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、ワークWL,WRのレーザ光照射耐性が所定値よりも低い場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴hL,hRの穴間隔が所定値よりも狭い場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴hL,hRのサイズが所定値よりも小さい場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。また、差分加工位置選択部14は、例えば、刻印穴数差が所定数よりも小さい場合には、追加設定刻印穴bxを用いると判断する。
なお、加工順序算出部15は、少数側領域内での刻印穴hL,hRの加工順序を、刻印穴数差の大きさや加工条件などに基づいて、算出してもよい。加工順序算出部15は、刻印穴数差の大きさや加工条件などに基づいて、ワークWL,WRへの負担(ワークWL,WRの加工不良)が少なくなるよう加工順序を算出する。
このように実施の形態2によれば、ダンパ31、シャッタ32、ダミー領域dなどを用いて刻印穴数差分のレーザ光2を少数側領域に照射させないようにしているので、刻印領域SL,SRに異なる刻印文字を形成する場合であっても、短時間で容易に刻印文字を形成できる。
以上のように、本発明に係るレーザ加工方法、レーザ加工装置および加工制御装置は、複数本のレーザ光で行う複数ワークの同時加工に適している。
1A,1B レーザ加工装置
2 レーザ光
10A,10B 加工制御装置
12 加工穴数カウント部
13 穴数差算出部
14 差分加工位置選択部
15 加工順序算出部
16 加工指示部
17 刻印情報記憶部
18 照射制御指示部
20A,20B レーザ加工機構
22a,22b ガルバノスキャンミラー
23a,23b ガルバノスキャナ
25L,25R 加工テーブル
29L,29R,30L,30R レーザヘッド
31 ダンパ
32 シャッタ
a1〜a9 初期設定刻印穴
b1〜b4 追加設定刻印穴
d ダミー領域
hL,hR 刻印穴
AL,AR 刻印設定領域
BL,BR 刻印穴候補
C1〜C7,C11〜C24 追加候補座標
H 製品加工穴
SL,SR 刻印領域
WL,WR ワーク

Claims (10)

  1. 複数本のレーザ光によって複数のワークを同時にレーザ加工するレーザ加工方法において、
    製品用の加工穴とは異なる加工穴を前記各ワーク上の所定の位置に並べることによって情報記録用の加工穴が配置される前記ワーク毎の情報記録領域内に設定される、前記ワークのうち第1のワークに初期設定された第1の情報記録用の加工穴と、前記ワークのうち第2のワークに初期設定された第2の情報記録用の加工穴と、の穴数差を算出する穴数差算出ステップと、
    前記第1の情報記録用の加工穴および前記第2の情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴である少数側加工穴に、前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定する加工穴追加ステップと、
    前記少数側加工穴に前記追加の加工穴を設定した後の、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射して前記第1および第2の情報記録用の加工穴を形成する加工穴形成ステップと、
    を含むことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 前記加工穴追加ステップは、前記少数側加工穴の加工穴間に前記追加の加工穴が配置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 前記加工穴追加ステップは、前記加工穴間に前記追加の加工穴が複数配置されることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工方法。
  4. 前記加工穴追加ステップは、前記追加の加工穴が、他の追加の加工穴または少数側加工穴に少なくとも一部が重なるよう配置されることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  5. 前記加工穴追加ステップの後、前記少数側加工穴に前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定した後の前記第1または第2の情報記録用の加工穴に、加工時間が最短となる加工順序を設定する加工順序設定ステップをさらに含み、
    加工穴形成ステップは、設定された加工順序に従って前記第1および第2の情報記録用の加工穴を形成することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  6. 複数本のレーザ光によって複数のワークを同時にレーザ加工するレーザ加工方法において、
    製品用の加工穴とは異なる加工穴を前記各ワーク上の所定の位置に並べることによって情報記録用の加工穴が配置される前記ワーク毎の情報記録領域内に設定される、前記ワークのうち第1のワークに初期設定された第1の情報記録用の加工穴と、前記ワークのうち第2のワークに初期設定された第2の情報記録用の加工穴と、の穴数差を算出する穴数差算出ステップと、
    前記第1の情報記録用の加工穴および前記第2の情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴である少数側加工穴に前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定するか、または前記穴数差分のレーザ光を少数側加工穴の配置される領域とは異なる別の位置に照射するか、を前記穴数差または前記レーザ加工に関する加工条件に基づいて決定する照射条件決定ステップと、
    前記追加の加工穴を設定する場合には前記少数側加工穴に前記追加の加工穴を設定した後の、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射するよう制御し、前記別の位置に前記穴数差分のレーザ光を照射する場合には、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射するとともに前記別の位置に前記穴数差分のレーザ光を照射するよう制御する照射制御ステップと、
    を含むことを特徴とするレーザ加工方法。
  7. 前記別の位置は、前記レーザ光を吸収するダンパ、前記レーザ光を遮断するシャッタまたは前記少数側加工穴の配置される領域とは異なる前記ワーク上の領域であることを特徴とする請求項6に記載のレーザ加工方法。
  8. 前記照射条件決定ステップは、前記別の位置にレーザ光を照射すると決定した場合、前記別の位置として前記ダンパ、前記シャッタまたは前記少数側加工穴の配置される領域とは異なる前記ワーク上の領域の何れを選択するかを、前記穴数差または前記レーザ加工に関する加工条件に基づいて決定することを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工方法。
  9. 複数本のレーザ光によって複数のワークを同時にレーザ加工するレーザ加工装置において、
    製品用の加工穴とは異なる加工穴を前記各ワーク上の所定の位置に並べることによって情報記録用の加工穴が配置される前記ワーク毎の情報記録領域内に設定される、前記ワークのうち第1のワークに初期設定された第1の情報記録用の加工穴と、前記ワークのうち第2のワークに初期設定された第2の情報記録用の加工穴と、の穴数差を算出する穴数差算出部と、
    前記第1の情報記録用の加工穴および前記第2の情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴である少数側加工穴に、前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定する加工穴追加部と、
    前記少数側加工穴に前記追加の加工穴を設定した後の、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射して前記第1および第2の情報記録用の加工穴を形成するレーザ加工部と、
    を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  10. 複数本のレーザ光によって複数のワークを同時にレーザ加工するよう制御する加工制御装置において、
    製品用の加工穴とは異なる加工穴を前記各ワーク上の所定の位置に並べることによって情報記録用の加工穴が配置される前記ワーク毎の情報記録領域内に設定される、前記ワークのうち第1のワークに初期設定された第1の情報記録用の加工穴と、前記ワークのうち第2のワークに初期設定された第2の情報記録用の加工穴と、の穴数差を算出する穴数差算出部と、
    前記第1の情報記録用の加工穴および前記第2の情報記録用の加工穴のうち加工穴の穴数が少ない方の加工穴である少数側加工穴に、前記穴数差と同数の追加の加工穴を設定する加工穴追加部と、
    前記少数側加工穴に前記追加の加工穴を設定した後の、前記第1の情報記録用の加工穴と、前記第2の情報記録用の加工穴と、にレーザ光を同時照射して前記第1および第2の情報記録用の加工穴を形成するよう加工指示を出力する加工指示部と、
    を有することを特徴とする加工制御装置。
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