JP5235637B2 - 磁気ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気ディスク装置及びその制御方法に関し、特に、磁気ヘッドスライダの浮上制御に関する。
従来、磁気ヘッドスライダ内に浮上調整用発熱素子を設けて、熱膨張により記録素子を磁気ディスク側に変位させる、いわゆるTFC(Thermal Flying-height Control)が知られている。
特開平5−20635号公報
ところで、本発明者らは、磁気ヘッドスライダ内に、上記浮上調整用発熱素子とは別に、記録素子を浮上方向と交差する方向に変位させる位置調整用発熱素子を設けることを検討している。
しかしながら、その場合、位置調整用発熱素子に起因する熱膨張が浮上方向にも作用して、記録素子の浮上量が変動してしまう虞がある。特に、近年では、記録素子の浮上量が非常に低減されていることから、こうした浮上量の変動は磁気ディスクとの衝突を招きやすい。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであり、記録素子の浮上量の変動を抑制することが可能な磁気ディスク装置及びその制御方法を提供することを主な目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の磁気ディスク装置は、磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、前記磁気ディスクの側に前記記録素子を変位させる浮上調整用発熱素子と、少なくとも浮上方向と直交する方向に前記記録素子を変位させる位置調整用発熱素子と、を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダと、前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力する制御信号に加算する浮上変動補償器と、を備える。
また、本発明の一態様において、前記浮上変動補償器は、前記位置調整用発熱素子の発熱に起因する前記浮上量の変動を補償する信号を生成する。
また、本発明の一態様において、前記浮上変動補償器は、前記位置調整用発熱素子に出力される制御信号に基づいて、前記浮上量の変動を補償する信号を生成する。
また、この態様では、前記浮上量の変動を検知し、検知信号を出力する浮上変動検知器と、前記検知信号に基づいて前記浮上量の変動を補償する第2の信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する第2の浮上変動補償器と、を更に備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様において、前記浮上量の変動を検知し、検知信号を出力する浮上変動検知器を更に備え、前記浮上変動補償器は、前記検知信号に基づいて前記浮上量の変動を補償する信号を生成する。
また、本発明の磁気ディスク装置は、磁気ディスクと対向する媒体対向面から離れて配置される浮上調整用発熱素子と、前記媒体対向面と前記浮上調整用発熱素子との間に配置される、前記磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、前記記録素子に対し、少なくとも前記媒体対向面に沿った方向に離れて配置される位置調整用発熱素子と、を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダと、前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する浮上変動補償器と、を備える。
また、本発明の一態様において、前記位置調整用発熱素子は、前記記録素子に対し、少なくとも前記磁気ヘッドスライダの幅方向に離れて配置される。
また、本発明の一態様において、前記位置調整用発熱素子は、前記記録素子に対し、少なくとも前記磁気ヘッドスライダの長手方向に離れて配置される。
また、本発明の磁気ディスク装置の制御方法は、磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、前記磁気ディスクの側に前記記録素子を変位させる浮上調整用発熱素子と、少なくとも浮上方向と直交する方向に前記記録素子を変位させる位置調整用発熱素子と、を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダを備える磁気ディスク装置の制御方法であって、前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する、ことを特徴とする。
本発明によれば、記録素子の浮上量の変動を補償する信号が、浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算されるので、記録素子の浮上量の変動を抑制することができる。
本発明の磁気ディスク装置及びその制御方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、磁気ディスク装置1の斜視図である。同図では、トップカバーの図示を省略している。磁気ディスク装置1の筐体には、磁気ディスク2及びヘッドアッセンブリ6が収納されている。磁気ディスク2は、筐体の底部に設けられたスピンドルモータ3に取り付けられている。ヘッドアッセンブリ6は、磁気ディスク2の隣で旋回可能に支承されている。このヘッドアッセンブリ6の先端側には、サスペンションアーム5が設けられ、その先端部に磁気ヘッドスライダ4が支持されている。他方、ヘッドアッセンブリ6の後端部には、ボイスコイルモータ7が設けられている。ボイスコイルモータ7は、ヘッドアッセンブリ6を旋回駆動することで、磁気ヘッドスライダ4を磁気ディスク2上で略半径方向に移動させる。
図2ないし図5は、磁気ヘッドスライダ4の斜視図、媒体対向面40を表す図、気体流出側Foから見た図、及び断面構造を表す図である。これらの図において、X,Y,Z方向は、磁気ヘッドスライダ4の長手方向,幅方向,厚さ方向をそれぞれ表す。このうち、Z方向は、磁気ヘッドスライダ4の浮上方向に対応する。また、X,Y方向は、磁気ディスク2の回転方向,径方向(すなわち、トラックの伸方向,幅方向)に対応する。また、Fi方向は気体流入側、Fo方向は気体流出側に対応する。
磁気ヘッドスライダ4は、磁気ディスク2と対向する媒体対向面40にABS(Air Bearing Surface)が形成され、回転する磁気ディスク2上に気体のくさび膜効果によって浮上する。この媒体対向面40は、実質的に平行で深さの異なる複数種類の面で構成される。具体的には、媒体対向面40は、主に、磁気ディスク2に最も近い面であるステップ軸受面40bと、このステップ軸受面40bよりもやや深い浅溝面40eと、この浅溝面40eよりも深い深溝面40hとを含んでいる。例えば、浅溝面40eは、ステップ軸受面40bよりも約100nmないし300nm程度深く形成され、深溝面40hは、ステップ軸受面40bよりも約1μm以上深く形成される。なお、図では、各面の深さを強調して表している。
磁気ディスク2の回転によって生じる空気流は、浅溝面40eからステップ軸受面40bに進入する際に、先窄まりの流路により圧縮されて、正圧(磁気ディスク2から離れる方向の気体圧力)を発生させる。他方、磁気ディスク2の回転によって生じる空気流は、ステップ軸受面40bや浅溝面40eから深溝面40hに進入する際に、流路の拡大によって、負圧(磁気ディスク2に近づく方向の気体圧力)を発生させる。
ステップ軸受面40bの気体流出側Foの端部には、後述の記録再生素子の端部が表れた素子面40aが形成される。この素子面40aは、例えばステップ軸受面40bから張り出すように形成されてもよい。また、深溝面40hの気体流出側Foには、浅溝面40eと深溝面40hの間の深さの中間面40gが形成される。この中間面40gは、負圧発生領域であり、例えばステップ軸受面40bから150nm以上深く形成される。
こうした媒体対向面40の形状は、例えばイオンミリングやエッチングなどの技術により形成される。なお、媒体対向面40の形状は、図示の態様に限定されず、任意のABSを適宜採用できる。
また、磁気ヘッドスライダ4は、厚さ方向が比較的短い扁平直方形状の、アルミナとチタンカーバイトの焼結体からなるスライダ基板41と、このスライダ基板41の気体流出側の端面41zに形成された、アルミナからなる薄膜積層部42とを有している。図4及び図5に示されるように、この薄膜積層部42内には、記録再生素子30、位置調整用発熱素子21及び浮上調整用発熱素子23が形成されている。これらは、薄膜積層部42内に形成された不図示の配線を介して、外部の回路と電気的に接続される。
記録再生素子30は、幅方向の中央部かつ厚さ方向の下端部に形成されている。図5に示されるように、この記録再生素子30は、記録磁界を発して磁気ディスク2に磁気的にデータを書き込む記録素子32と、磁気ディスク2から漏れ出る磁界から再生信号を読み出す再生素子34とを含んでいる。この記録素子32は、下端部に僅かな隙間が形成された略逆U字状に形成され、コイル39により励磁されて下端部から記録磁界を発する。また、再生素子34は、磁気抵抗効果素子からなり、一対の磁気シールド35に挟まれている。
浮上調整用発熱素子23は、記録再生素子30(特には記録素子32)の厚さ方向の上方側に配置されている。この浮上調整用発熱素子23は、媒体対向面40から離れた位置に配置されており、記録再生素子30は、媒体対向面40と浮上調整用発熱素子23との間に配置されている。この浮上調整用発熱素子23は、例えばパーマロイやニクロム等の金属からなる蛇行形状の薄膜抵抗体として構成され、外部の回路からの通電によって発熱する。こうした発熱によって、浮上調整用発熱素子23と記録再生素子30との間に介在するアルミナ部分が熱膨張し、記録再生素子30が磁気ディスク2の側(特には厚さ方向の下方側)に変位して、記録再生素子30の浮上量Fhが低減される。このようにして、TFC(Thermal Flying-height Control)が実現する。
位置調整用発熱素子21は、図4に示されるように、幅方向の中央に配置された記録再生素子30に対して、幅方向の一方の側に所定の距離だけ離れて配置されている。この位置調整用発熱素子21は、記録再生素子30よりもやや上方側に配置されており、位置調整用発熱素子21と同程度、媒体対向面40から離れている。また、位置調整用発熱素子21は、薄膜積層部42を構成する層のうち、記録再生素子30(特には記録素子32)と同じ層に形成されていることが好適である。また、位置調整用発熱素子21は、図3に示されるように、媒体対向面40に対して厚さ方向に投影したときの投影位置が、浅溝面40eよりも深い面、本実施形態では中間面40g内に包含されている。
この位置調整用発熱素子21は、例えばパーマロイやニクロム等の金属からなる蛇行形状の薄膜抵抗体として構成され、外部の回路からの通電によって発熱する。こうした発熱によって、位置調整用発熱素子21と記録再生素子30との間に介在するアルミナ部分が熱膨張し、記録再生素子30が幅方向の側に変位する。より具体的には、位置調整用発熱素子21の発熱量が増加する場合、介在するアルミナ部分が膨張するので、記録再生素子30が位置調整用発熱素子21から離れる方向に変位し、他方、位置調整用発熱素子21の発熱量が減少する場合、介在するアルミナ部分が収縮するので、記録再生素子30が位置調整用発熱素子21に近づく方向に変位する。
このように、位置調整用発熱素子21は、記録再生素子30を幅方向に変位させる熱アクチュエータとして機能する。そして、この幅方向は、上記磁気ディスク2に形成されるトラックの幅方向に対応することから、位置調整用発熱素子21への通電によって記録再生素子30の位置決め制御を行うことが可能になる。また、位置調整用発熱素子21から記録再生素子30までの力伝達系において機構共振特性が存在しないため、記録再生素子30の位置決め制御のサーボ帯域を高めることが可能となる。
ここで、位置調整用発熱素子21は記録再生素子30よりもやや上方側に位置することから、位置調整用発熱素子21に起因する熱膨張は、記録再生素子30に対して浮上方向に沿った方向にも作用する。
なお、以上の説明では、記録再生素子30に対して幅方向の一方の側に位置調整用発熱素子21が配置された例を示したが、これに限られず、記録再生素子30に対して幅方向の両方の側に位置調整用発熱素子21が配置されてもよい。
次に、上記磁気ヘッドスライダ4を用いた磁気ディスク装置1の制御について説明する。図6は、磁気ディスク装置1の制御系の第1例を示すブロック線図である。磁気ディスク装置1は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)50の機能によって、上記位置調整用発熱素子21及び浮上調整用発熱素子23等を制御する。
まず、図6のMPU50の外側のブロックについて説明する。MPU50からは、上記ボイスコイルモータ7を制御するための制御信号uvと、上記位置調整用発熱素子21を制御するための制御信号utと、上記浮上調整用発熱素子23を制御するための制御信号ufとが出力される。
ここで、63,64及び66は制御信号uv,ut,ufそれぞれのゼロ次ホールド(H)を表し、73は、ボイスコイルモータ7への入力(制御信号uv)から記録再生素子30の位置までの伝達特性(Pv(s))を表し、74は、位置調整用発熱素子21への入力(ゼロ次ホールド64の出力信号)から記録再生素子30の位置までの伝達特性(Pt(s))を表し、76は、浮上調整用発熱素子23への入力(ゼロ次ホールド66の出力信号)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Pf(s))を表す。
なお、75は、位置調整用発熱素子21への入力(ゼロ次ホールド64の出力信号)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Ptf(s))を表している。これは、上述したように、位置調整用発熱素子21に起因する熱膨張が、記録再生素子30に対して浮上方向に沿った方向にも作用することに基づく。
また、83は、記録再生素子30の位置のサンプラを表す。記録再生素子30の位置は、伝達特性(Pv(s))の出力と、伝達特性(Pt(s))の出力と、外乱dとが合わさっている。記録再生素子30の位置を表すヘッド位置信号ypは、記録再生素子30により磁気ディスク2に記録されている位置信号を読み出し、復調することによって得られる。
また、86は、記録再生素子30の浮上量のサンプラを表す。記録再生素子30の浮上量は、伝達特性(Pf(s))の出力と、伝達特性(Ptf(s))の出力とが合わさっている。さらに、rfは位置決め制御系とは独立に浮上量を制御するためのヘッド浮上量制御信号である。ヘッド浮上量制御信号rfと記録再生素子30の浮上量を表すヘッド浮上量信号yfは、例えば非特許文献(熱式浮上量調整スライダの動的制御に関する検討:日本機械学会 [No.08-3] IIP2008 情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集 ['08.3.17,18,東京])に開示されているような技術を適用することで、得ることができる。
次に、MPU50には、加算器51、粗調整用コントローラ(Cv[z])53及び微調整用コントローラ(Ct[z])54が機能的に設けられている。この加算器51は、記録命令または再生命令に含まれる目標位置信号rpと、記録再生素子30の位置を表すヘッド位置信号ypとの差分である誤差信号PESを生成する。粗調整用コントローラ53は、誤差信号PESに基づき、ボイスコイルモータ7を制御するための制御信号uvを生成し、出力する。同様に、微調整用コントローラ54は、誤差信号PESに基づき、位置調整用発熱素子21を制御するための制御信号utを生成し、出力する。
更に、MPU50には、浮上変動補償器(Ctf[z])55が機能的に設けられている。この浮上変動補償器55は、浮上変動補償用のフィードフォワードコントローラである。この浮上変動補償器55は、微調整用コントローラ54が出力する制御信号utに基づいて、位置調整用発熱素子21の発熱に起因する記録再生素子30の浮上量の変動を補償する信号を生成し、出力する。そして、この信号は、加算器56によりヘッド浮上量制御信号rfと加算され、これにより、浮上調整用発熱素子23を制御するための制御信号ufが出力される。
この浮上変動補償器55は、位置調整用発熱素子21への入力(制御信号ut)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Ptf(s))75と、浮上調整用発熱素子23への入力(制御信号uf)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Pf(s))76とを導出し、これらの逆特性を求めることで、構成することができる。これにより、位置調整用発熱素子21の発熱に起因する記録再生素子30の浮上量の変動は、浮上変動補償器55の動作によって補償される。
図7は、磁気ディスク装置1の制御系の第2例を示すブロック線図である。なお、上記の例と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。本例のMPU50には、浮上変動補償器(Cf[z])57及び加算器58,59が機能的に設けられている。この加算器59は、浮上変動検知器であり、ヘッド浮上量信号yfと、記録再生素子30の浮上量の目標値信号rftとの差分を求めることで、記録再生素子30の浮上量の変動を検知し、検知信号を出力する。浮上変動補償器57は、浮上変動補償用のフィードバックコントローラであり、加算器59からの検知信号に基づいて、記録再生素子30の浮上量の変動を補償する信号を生成し、出力する。そして、この信号は、加算器58によりヘッド浮上量制御信号rfと加算され、これにより、浮上調整用発熱素子23を制御するための制御信号ufが出力される。
図8は、磁気ディスク装置1の制御系の第3例を示すブロック線図である。なお、上記の例と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。本例は、上記第1例と上記第2例とを組み合わせたものである。すなわち、本例では、浮上変動補償器55によるフィードフォワード制御と、浮上変動補償器57によるフィードバック制御とが組み合わされるので、記録再生素子30の変動をより効果的に抑制することができる。
なお、以上に説明した制御例は、記録再生素子30に対して幅方向の両方の側に位置調整用発熱素子21が配置された磁気ヘッドスライダ4に対しても、同様に適用できる。この場合、各位置調整用発熱素子21に対応して微調整用コントローラ54が設けられると共に、各微調整用コントローラ54に対応して浮上変動補償器55が設けられる。
以下、具体的な数値計算例を用いて説明する。上記磁気ディスク装置1の制御系において、ゼロ次ホールドH及びサンプラSのサンプリング時間は、27.8μ秒とする。また、目標位置信号rp、ヘッド浮上量制御信号rf、記録再生素子30の浮上量の目標値信号rftは、0として与える。
ボイスコイルモータ7への入力(ゼロ次ホールド63の出力信号)から記録再生素子30の位置までの伝達特性(Pv(s))73は、図9(a)に示すゲイン周波数特性と、図9(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
位置調整用発熱素子21への入力(ゼロ次ホールド64の出力信号)から記録再生素子30の位置までの伝達特性(Pt(s))74は、図10(a)に示すゲイン周波数特性と、図10(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
位置調整用発熱素子21への入力(ゼロ次ホールド64の出力信号)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Ptf(s))75は、図11(a)に示すゲイン周波数特性と、図11(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
浮上調整用発熱素子23への入力(ゼロ次ホールド65の出力信号)から記録再生素子30の浮上量までの伝達特性(Pf(s))76は、図12(a)に示すゲイン周波数特性と、図12(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
粗調整用コントローラ(Cv[z])53は、公知の技術であるPI−LeadフィルタとNotchフィルタとの組み合わせとし、図13(a)に示すゲイン周波数特性と、図13(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
微調整用コントローラ(Ct[z])54は、下記数式1として与えられ、図14(a)に示すゲイン周波数特性と、図14(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
Figure 0005235637
ここで、上記第1例〜第3例において浮上変動補償器55,57を設けない場合(参考例)の、ヘッド位置信号ypの箇所での一巡伝達特性を計算した結果、ゲイン周波数応答は図15(a)として、位相周波数応答は図15(b)として、ナイキスト線図は図16として求まった。また、この参考例での外乱抑圧特性に相当する外乱dからヘッド位置信号ypまでの伝達特性(感度関数)のゲイン周波数応答は、図17として求まった。これらの結果より、この参考例の制御系では、一巡伝達特性のゲイン0dBクロス周波数が約3kHzとなるヘッド位置決め制御系が実現されており、1800Hz以下の外乱信号をフィードバック制御系により抑圧可能となっていることがわかる。
また、参考例の、時間応答シミュレーションについて検討する。外乱信号dとして図18に示す信号を入力した場合、ヘッド位置信号ypは図19に示す波形となり、外乱信号dの影響を補償していることが確認できる。ここで、伝達特性(Pt(s))74の出力は図20に示す波形、入力は図21に示す波形となる。このとき、伝達特性(Ptf(s))75の出力ytfをサンプリングしたyfが、位置調整用発熱素子21に起因する浮上量変動となる。yfの時間応答を図22に示す。
次に、上記図6に示した第1例のシミュレーション結果について述べる。上述したように、第1例では、浮上変動補償器(Ctf[z])55が設けられている。ここで、この浮上変動補償器(Ctf[z])55は、−Ptf(s)/Pf(s)の特性を再現するように下記数式2として与えられ、図23(a)に示すゲイン周波数特性と、図23(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
Figure 0005235637
第1例の制御系において、外乱信号dとして図18に示す信号を入力した場合、記録再生素子30の浮上量を表すヘッド浮上量信号yfは、図24に示す波形となる。この場合、上記図22の結果と比べて、記録再生素子30の浮上量変動が小さく抑えられていることが確認できる。
次に、上記図7に示した第2例のシミュレーション結果について述べる。上述したように、第2例では、浮上変動補償器(Cf[z])57が設けられている。ここで、この浮上変動補償器(Cf[z])57は、下記数式3として与えられ、図25(a)に示すゲイン周波数特性と、図25(b)に示す位相周波数特性とを有するものとする。
Figure 0005235637
ここで、第2例におけるヘッド浮上量信号yfの箇所での一巡伝達特性を計算した結果、ゲイン周波数応答は図26(a)として、位相周波数応答は図26(b)として求まった。また、この制御系での外乱抑圧特性に相当する、伝達特性(Ptf(s))75の出力ytfからヘッド浮上量信号yfまでの伝達特性(感度関数)のゲイン周波数応答は、図27として求まった。これらの結果より、この制御系では、一巡伝達特性のゲイン0dBクロス周波数が約5kHzとなるヘッド位置決め制御系が実現されており、7kHz以下の外乱信号をフィードバック制御系により抑圧可能となっていることがわかる。
また、第2例に示す制御系において、外乱信号dとして図18に示す信号を入力した場合、ヘッド浮上量信号yfは図28に示す波形となる。上記図22の結果と比べて、記録再生素子30の浮上量変動が小さく抑えられていることが確認できる。
次に、上記図8に示した第3例のシミュレーション結果について述べる。上述したように、第3例では、浮上変動補償器(Ctf[z])55及び浮上変動補償器(Cf[z])57が設けられている。第3例の制御系において、外乱信号dにとして図18に示す信号を入力した場合、ヘッド浮上量信号yfは図29に示す波形となる。この場合、上記図22の結果と比べて、磁気ヘッド浮上量変動が小さく抑えられていることが確認できる。
以上に説明したように、本実施形態の第1例ないし第3例によれば、位置調整用発熱素子21を設けた場合であっても、その発熱に起因する記録再生素子30の浮上量の変動を補償することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
例えば、図30に示されるように、磁気ヘッドスライダ4において、位置調整用発熱素子29を記録素子32に対して長手方向の一方または両方に設けるようにしてもよい。本変形例では、位置調整用発熱素子29は、記録素子32と再生素子34との間に設けられている。この位置調整用発熱素子29によって、位置調整用発熱素子29と記録素子32との間に介在するアルミナ部分が熱膨張し、記録素子32が長手方向の側に変位する。このため、本変形例では、記録素子32を磁気ディスク2のトラックの伸長方向に沿って変位させることができる。こうした技術は、磁気的に分離された複数の磁性ビット26によってトラックが構成されるビットパターンドメディアにとって、特に有用である。
本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の斜視図である。 磁気ヘッドスライダの斜視図である。 磁気ヘッドスライダの媒体対向面を表す図である。 磁気ヘッドスライダを気体流出側から見た図である。 磁気ヘッドスライダの断面構造を表す図である。 磁気ディスク装置の制御系の第1例を示すブロック線図である。 磁気ディスク装置の制御系の第2例を示すブロック線図である。 磁気ディスク装置の制御系の第3例を示すブロック線図である。 Pv(s)のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 Pt(s)のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 Ptf(s)のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 Pf(s)のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 Cv[z]のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 Ct[z]のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 参考例の一巡伝達特性のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 参考例の一巡伝達特性のナイキスト線図である。 参考例の感度関数のゲイン周波数応答である。 外乱信号の波形を表す図である。 参考例のypの波形を表す図である。 参考例の伝達特性(Pt(s))の出力の波形を表す図である。 参考例の伝達特性(Pt(s))の入力の波形を表す図である。 参考例のyfの時間応答を表す図である。 第1例の浮上変動補償器(Ctf[z])のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 第1例のyfの波形を表す図である。 第2例の浮上変動補償器(Cf[z])のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 第2例の一巡伝達特性のゲイン周波数特性と位相周波数特性とを表す図である。 第2例の感度関数のゲイン周波数応答である。 第2例のyfの波形を表す図である。 第3例のyfの波形を表す図である。 磁気ヘッドスライダの変形例を表す図である。
符号の説明
1 磁気ディスク装置、2 磁気ディスク、3 スピンドルモータ、4 磁気ヘッドスライダ、5 サスペンションアーム、6 ヘッドアッセンブリ、7 ボイスコイルモータ、21,29 位置調整用発熱素子、23 浮上調整用発熱素子、30 記録再生素子、32 記録素子、34 再生素子、35 磁気シールド、39 コイル、40 媒体対向面、40a 素子面、40b ステップ軸受面、40e 浅溝面、40g 中間面、40h 深溝面、41 スライダ基板、41z 端面、42 薄膜積層部、50 MPU、51 加算器、53 粗調整用コントローラ、54 微調整用コントローラ、55 浮上変動補償器、56 加算器、57 浮上変動補償器、58 加算器、59 加算器(浮上変動検知器)。

Claims (9)

  1. 磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、前記磁気ディスクの側に前記記録素子を変位させる浮上調整用発熱素子と、少なくとも浮上方向と直交する方向に前記記録素子を変位させる位置調整用発熱素子と、を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダと、
    前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力する制御信号に加算する浮上変動補償器と、
    を備える磁気ディスク装置。
  2. 前記浮上変動補償器は、前記位置調整用発熱素子の発熱に起因する前記浮上量の変動を補償する信号を生成する、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記浮上変動補償器は、前記位置調整用発熱素子に出力される制御信号に基づいて、前記浮上量の変動を補償する信号を生成する、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記浮上量の変動を検知し、検知信号を出力する浮上変動検知器と、
    前記検知信号に基づいて前記浮上量の変動を補償する第2の信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する第2の浮上変動補償器と、
    を更に備える請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記浮上量の変動を検知し、検知信号を出力する浮上変動検知器を更に備え、
    前記浮上変動補償器は、前記検知信号に基づいて前記浮上量の変動を補償する信号を生成する、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  6. 磁気ディスクと対向する媒体対向面から離れて配置される浮上調整用発熱素子と、前記媒体対向面と前記浮上調整用発熱素子との間に配置される、前記磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、前記記録素子に対し、少なくとも前記媒体対向面に沿った方向に離れて配置される位置調整用発熱素子と、を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダと、
    前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する浮上変動補償器と、
    を備える磁気ディスク装置。
  7. 前記位置調整用発熱素子は、前記記録素子に対し、少なくとも前記磁気ヘッドスライダの幅方向に離れて配置される、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記位置調整用発熱素子は、前記記録素子に対し、少なくとも前記磁気ヘッドスライダの長手方向に離れて配置される、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  9. 磁気ディスクにデータを書き込む記録素子と、
    前記磁気ディスクの側に前記記録素子を変位させる浮上調整用発熱素子と、
    少なくとも浮上方向と直交する方向に前記記録素子を変位させる位置調整用発熱素子と、
    を含み、前記磁気ディスク上に浮上する磁気ヘッドスライダを備える磁気ディスク装置の制御方法であって、
    前記記録素子の浮上量の変動を補償する信号を生成し、前記浮上調整用発熱素子に出力される制御信号に加算する、
    ことを特徴とする磁気ディスク装置の制御方法。
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