JP5235528B2 - 受光回路 - Google Patents

受光回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5235528B2
JP5235528B2 JP2008164673A JP2008164673A JP5235528B2 JP 5235528 B2 JP5235528 B2 JP 5235528B2 JP 2008164673 A JP2008164673 A JP 2008164673A JP 2008164673 A JP2008164673 A JP 2008164673A JP 5235528 B2 JP5235528 B2 JP 5235528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
current
circuit
voltage conversion
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008164673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010010208A (ja
Inventor
浩幸 山田
正 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lapis Semiconductor Co Ltd filed Critical Lapis Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2008164673A priority Critical patent/JP5235528B2/ja
Publication of JP2010010208A publication Critical patent/JP2010010208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5235528B2 publication Critical patent/JP5235528B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

本願発明は、光センサ集積回路等に設けられ、半導体材料によって形成される受光回路に関するものである。
従来、受光回路に関連する技術として、例えば、次の文献等に記載されるものがあった。
特開平6−196746公報
特許文献1には、入射光を光電流に変換するホトダイオードと、その光電流を電圧に変換する電流/電圧変換回路とを有し、その電流/電圧変換回路が、演算増幅器(以下「オペアンプ」という。)及び帰還抵抗により構成された光電変換装置の技術が記載されている。又、入射光が無い時の出力電流(暗電流)によるノイズ対策のため、同形状のホトダイオードを2つ設け、その1つを遮光して暗電流分を差し引くことでノイズを除去する技術も記載されている。
図2は、特許文献1等に記載された従来の受光回路の構成例を示す回路図である。
この受光回路は、動作状態と待機状態を切り替えるための制御信号ENを入力する制御端子1、電源電圧VDD(例えば、3V)が印加される電源端子2、及び出力電圧Voを出力する出力端子3を有している。ノードN1とグランドGNDとの間には、逆方向にホトダイオード10が接続されている。ホトダイオード10は、入射光PTを光電流に変換する素子であり、このホトダイオード10のカソード側のノードN1に、電流/電圧変換回路11の入力側が接続されている。電流/電圧変換回路11は、オペアンプ11aと、このオペアンプ11aの負(−)入力端子と出力端子との間に接続された帰還抵抗11bとにより構成されている。オペアンプ11aの正(+)入力端子は、グランドGNDに接続され、このオペアンプ11aの出力端子側のノードN2が、出力端子3に接続されている。
オペアンプ11aの電源端子側と電源端子2との間には、動作状態/待機状態を切り替えるための電界効果トランジスタ(以下「FET」という。)の1つであるNチャネル型MOSFET(以下「NMOS」という。)12が直列に接続されている。NMOS12は、制御端子1からゲート電極(以下単に「ゲート」という。)に入力される制御信号ENが例えば零ボルト(0V)の時にはオフ状態、制御信号ENが0.5V以上(例えば、1V)の時にはオン状態になるトランジスタである。
出力端子3と電源端子2及びグランドGNDとの間には、複数の保護トランジスタにより構成された保護回路13が接続されている。保護回路13は、静電気等の高電圧が出力端子3に印加された時に、オペアンプ11aの出力端子を保護するための回路であり、電源端子2と出力端子3との間に直列に接続された2つのNMOS13a,13bと、出力端子3とグランドGNDとの間に直列に接続された2つのNMOS13c,13dとにより構成されている。全てのNMOS13a,13b,13c,13dのゲートはグランドGNDに接続され、通常はオフ状態であるが、出力端子3に正の高電圧が印加されると、NMOS13c,13dがオン状態になってその高電圧がグランドGND側へ放電され、出力端子3に負の高電圧が印加されると、NMOS13a,13bがオン状態になってその高電圧が電源端子2から出力端子3の方向へ放電され、オペアンプ11aの出力端子が保護される。
なお、図2中の破線矢印は、オペアンプ11aの待機時において出力端子3からノードN1方向へ流れるリーク電流Ilである。
このような構成の受光回路の動作では、制御端子1に入力される制御信号ENが1Vの時、NMOS12がオン状態になり、電源端子2に印加された電源電圧VDDがオペアンプ11aの電源端子へ供給されて動作状態になる。光PTがホトダイオード10に入射されると、入射光量に比例した光電流がそのホトダイオード10から出力される。出力された光電流は、電流/電圧変換回路11で電圧に変換され、この電流/電圧変換回路11の出力電圧Voが出力端子3から出力される。制御信号ENが0Vの時は、NMOS12がオフ状態になり、オペアンプ11aへの電源電圧VDDの供給が遮断されて待機状態になる。これにより、オペアンプ11aにおける消費電流を削減できる。
しかしながら、図2に示す従来の受光回路では、次のような課題があった。
待機時において、光PTがホトダイオード10に入射されると、このホトダイオード10から光電流が発生する。発生した光電流は放電する経路がないので、電荷が溜まり、ホトダイオード10のカソードに電圧(例えば、−0.2V)が生じ、この電圧は帰還抵抗11bを介して出力端子3の端子電圧をバイアスする(例えば、端子電圧が−0.1V)。これにより、電源端子2と出力端子3との電位差が大きくなり、NMOS13a,13bのソース電極(以下単に「ソース」という。)とドレイン電極(以下単に「ドレイン」という。)との間の電流が増加し、図2の破線矢印で示すリーク電流Ilが流れる。例えば、帰還抵抗11bの抵抗値が100KΩの場合、1μAのリーク電流Ilが流れる。
このように、待機時において、ホトダイオード10に光PTが照射されて光電流が発生した場合、保護回路13からホトダイオード10方向へリーク電流Ilが流れ、待機時の消費電力が大きくなってしまうという課題があった。
本発明は、待機時におけるリーク電流を回避し、低消費電力な受光回路を提供することを目的とする。
本発明の受光回路は、入射光を光電流に変換する受光素子と、電源端子から電源電圧が供給されると、動作状態になって入力側から入力した前記光電流を電圧に変換して出力側から出力端子へ出力し、前記電源電圧の供給が遮断されると、待機状態になる電流/電圧変換回路と、第1及び第2の電位に遷移する制御信号に基づき、前記制御信号が第1の電位の時にはオン状態になって前記電源電圧を前記電流/電圧変換回路へ供給し、前記制御信号が第2の電位の時にはオフ状態になって前記電流/電圧変換回路への前記電源電圧の供給を遮断するスイッチ手段と、前記出力端子に接続され、前記出力端子に印加される高電圧を放電させる保護回路と、前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間に直列に接続され、前記制御信号が第1の電位の時には、前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間をオン状態にし、前記制御信号が第2の電位の時には、前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間をオフ状態にする第1のトランジスタとを有することを特徴とする。
本発明の他の受光回路は、前記受光回路において、更に、前記受光素子と前記電流/電圧変換回路の入力側との間に前記受光素子に対して並列に接続され、前記制御信号が第1の電位の時にはオフ状態になり、前記制御信号が第2の電位の時にはオン状態になって前記光電流を放電させる第2のトランジスタを有することを特徴とする。
本発明によれば、受光素子と電流/電圧変換回路との間に並列に第2のトランジスタを接続し、電流/電圧変換回路と保護回路との間に第1のトランジスタを直列に接続し、その第1及び第2のトランジスタを制御信号により制御する構成にした場合、待機時には、第1のトランジスタがオフ状態になると共に、第2のトランジスタがオン状態になり、保護回路からのリーク電流を防止できると共に、受光素子に発生した光電流を放電することで、待機時の消費電力を低減できる。
第1のトランジスタのみでも低消費電力化は可能であるが、第2のトランジスタを設けた場合、待機時から動作時に切り替わった時、待機時の充電された電荷の影響を抑制できる。
第2のトランジスタを設けない場合、又は第2のトランジスタではリーク電流を防ぐのが不十分な場合は、多少、保護回路からのリーク電流が第1のトランジスタを介して流れることになるが、この第1のトランジスタのサイズを保護トランジスタのサイズに比較して小さな素子を使用すれば、リーク電流をより的確に防止できる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における受光回路の構成例を示す回路図である。
この受光回路は、光センサ集積回路等に設けられ、従来と同様に、動作状態と待機状態を切り替えるための制御信号ENを入力する制御端子21、電源電圧VDD(例えば、3V)が印加される電源端子22、及び出力電圧Voを出力する出力端子23を有している。ノードN11とグランドGNDとの間には、逆方向に受光素子(例えば、ホトダイオード)30が接続されている。ホトダイオード30は、入射光PTを光電流に変換する素子であり、このホトダイオード30のカソード側のノードN11に、電流/電圧変換回路31の入力側が接続されている。
電流/電圧変換回路31は、正(+)入力端子、負(−)入力端子、電源端子、及び出力端子を有するオペアンプ31aと、このオペアンプ31aの負入力端子側のノードN11と出力端子側のノードN12との間に接続された帰還抵抗31bとにより構成されている。オペアンプ31aの正入力端子は、グランドGNDに接続されている。オペアンプ11aは、例えば、正入力端子からの入力電圧と負入力端子からの入力電圧との電位差を増幅する入力段の差動増幅部と、この差動増幅部の出力電圧を増幅して出力する出力段の増幅部等とにより構成されている。
オペアンプ31aの電源端子側と電源端子22との間には、動作状態/待機状態を切り替えるためのスイッチ手段(例えば、FETの1つであるNMOS)32のソース・ドレインが直列に接続されている。NMOS32は、制御端子21からゲートに入力される制御信号ENが第1の電位(例えば、論理“H”レベル=1V)の時にはオン状態、第2の電位(例えば、論理“L”レベル=0V)の時にはオフ状態になるトランジスタである。
出力端子23と電源端子22及びグランドGNDとの間には、保護回路33が接続されている。保護回路33は、静電気等の高電圧が出力端子23に印加された時に、その高電圧を放電してオペアンプ31aの出力端子側を保護するための回路であり、複数の保護トランジスタ(例えば、NMOS)33a,33b,33c,33dにより構成されている。4つのNMOS33a〜33dのうち、2つのNMOS33a,33bのドレイン・ソースは、電源端子22と出力端子23との間に直列に接続され、2つのNMOS33c,33dのドレイン・ソースは、出力端子23とグランドGNDとの間に直列に接続されている。4つのNMOS33a〜33dのゲートはグランドGNDに接続され、通常はオフ状態であるが、出力端子23に正の高電圧が印加されると、NMOS33c,33dがオン状態になってその高電圧がグランドGND側へ放電され、出力端子23に負の高電圧が印加されると、NMOS33a,33bがオン状態になってその高電圧が電源端子22から出力端子23の方向へ放電され、オペアンプ31aの出力端子側が保護される。
本実施例1では、従来と異なり、ホトダイオード30のカソードとオペアンプ31aの負入力端子との間にそのホトダイオード30に対して並列に第2のトランジスタ(例えば、FETの1つであるNMOS)40が接続されている。NMOS40は、ドレインがノードN11に接続され、ソースがグランドGNDに接続され、ゲートが信号反転用のインバータ41の出力端子・入力端子を介して制御端子21に接続されている。このNMOS40は、制御端子21から入力される制御信号ENが“H”レベルの時には、これがインバータ41で反転されて“L”レベルとなり、これがゲートに印加されてオフ状態になり、制御信号ENが“L”レベルの時には、これがインバータ41で反転されて“H”レベルとなり、これがゲートに印加されてオン状態になって、ホトダイオード30のカソード側の光電流をグランドGNDへ放電させるトランジスタである。
更に、本実施例1では、オペアンプ31aの出力端子側のノードN12と保護回路33との間に、第1のトランジスタ(例えば、FETの1つであるNMOS)42のソース・ドレインが直列に接続され、そのNMOS42のゲートが制御端子21に接続されている。NMOS42は、制御信号ENが“H”レベルの時には、オペアンプ31aの出力端子側のノードと保護回路33との間をオン状態にし、制御信号が“L”レベルの時には、オペアンプ31aの出力端子側のノードと保護回路33との間をオフ状態にするトランジスタである。
ここで、NMOS42のサイズ(=ゲート幅W/ゲート長L)は、保護回路33に用いられている各NMOS33a〜33dのサイズ(=ゲート幅W/ゲート長L)に比較して小さな素子(例えば、1/100〜1/1000程度)を使用することが望ましい。又、待機時におけるリーク電流経路において、NMOS40の容量値及び帰還抵抗31bの抵抗値からなる第1の時定数と、NMOS42の容量値及び出力端子23に接続された負荷抵抗の抵抗値からなる第2の時定数とは、等しいことが望ましい。
(実施例1の動作)
図1の受光回路における通常動作時の動作(1)と、待機時の動作(2)を以下説明する。
(1) 通常動作時の動作
制御端子21に入力される制御信号ENが“H”レベルの時、NMOS32,42がオン状態になると共に、その“H”レベルがインバータ41で反転されて“L”レベルとなり、この“L”レベルによってNMOS40がオフ状態になる。NMOS32がオン状態になると、電源端子22に印加された電源電圧VDDがオペアンプ31aの電源端子へ供給されて動作状態になる。光PTがホトダイオード30に入射されると、入射光量に比例した光電流がそのホトダイオード30から出力される。出力された光電流は、電流/電圧変換回路31で電圧に変換され、この電流/電圧変換回路31の出力電圧Voが、NMOS42を介して出力端子23から出力される。
(2) 待機時の動作
制御信号ENが“L”レベルの時は、NMOS32,42がオフ状態になると共に、インバータ41の反転信号“H”によってNMOS40がオン状態になる。NMOS32のオフ状態により、オペアンプ31aへの電源電圧VDDの供給が遮断されて待機状態になる。
この待機状態下において、光PTがホトダイオード30に入射すると、このホトダイオード30から光電流が流れるが、NMOS40がオン状態になっているので、その光電流がNMOS40を介してグランドGNDへ放電される。そのため、待機時におけるホトダイオード30の出力電流を低減できる。
但し、NMOS40のソース・ドレイン間には、電流を流すために常にソース・ドレイン間電圧が必要で、このソース・ドレイン間電圧を低くするためには、相互コンダクタンスgm(=1/オン抵抗値)の高いNMOSを用いる必要である。しかし、相互コンダクタンスgmが高いNMOSは、動作時のリーク電流が大きくなるので、相互コンダクタンスgmの大きさにも制限がある。そこで、本実施例1では、NMOS42によってリーク電流経路を遮断している。このNMOS42のみでも低消費電力化は可能であるが、待機時から動作時に切り替わった時、待機時にノードN11上に充電された電荷の影響を抑えるために、NMOS40を設けることは有効である。
このようにNMOS40及びNMOS42の2つを設けた場合、NMOS40の容量値及び帰還抵抗31bの抵抗値からなる第1の時定数と、NMOS42の容量値及び出力端子23に接続された負荷抵抗の抵抗値からなる第2の時定数とが、等しくなるように設定すると、待機時にノードN11上に充電された電荷の影響を的確に抑制することが可能になる。
一方、NMOS40を設けない場合、又はNMOS40ではリーク電流を防ぐのが不十分な場合は、多少、保護回路33からのリーク電流がNMOS42を介して流れることになる。しかし、保護回路33に用いられるNMOS33a,33b,33c,33dは、高耐圧にするためにサイズの大きなものが使用され、それ故、大量にリーク電流が生じるのに対し、NMOS42として、NMOS33a,33b,33c,33dに比較して小さいサイズ(1/100〜1/1000程度)のものを使用した場合、そのリーク電流を少なくすることが可能となる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(a)〜(c)のような効果がある。
(a) 本実施例1によれば、ホトダイオード30とオペアンプ31aとの間に並列にNMOS40を接続し、オペアンプ31aと保護回路33との間にNMOS42を直列に接続し、そのNMOS40,42を制御信号ENによりゲート制御する構成になっている。そのため、待機時には、NMOS42がオフ状態になると共に、NMOS40がオン状態になり、保護回路33からのリーク電流を防止できると共に、ホトダイオード30に発生した光電流をグランドGNDへ放電することで、待機時の消費電力を低減できる。
(b) NMOS42のみでも低消費電力化は可能であるが、NMOS40を設ければ、待機時から動作時に切り替わった時、待機時の充電された電荷の影響を抑制できる。
(c) NMOS40を設けない場合、又はNMOS40ではリーク電流を防ぐのが不十分な場合は、多少、保護回路33からのリーク電流がNMOS42を介して流れることになるが、このNMOS42のサイズを保護回路33内の各NMOS33a〜33dのサイズに比較して小さな素子を使用すれば、リーク電流をより的確に防止できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 図1の受光回路において、NMOS40又は42のいずれか一方を省略しても、上述したような作用効果が期待できる。
(b) 図1の受光回路に使用されているホトダイオード30を、太陽電池等の他の受光素子に変更することも可能である。更に、電流/電圧変換回路31や保護回路33を、図示以外の回路構成に変更することも可能である。
(c) 図1の受光回路に使用されているNMOS32,33a〜33d,40,42を、PMOS等の他のFETに変更したり、あるいは、バイポーラトランジスタに変更しても、実施例1とほぼ同様の作用効果が期待できる。この場合、使用するトランジスタに対応して電源の極性等を変更すれば良い。
(d) NMOS32は、他のトランジスタ等のスイッチ手段に変更したり、あるいは、そのNMOS32又はスイッチ手段をオペアンプ31a内に設ける構成に変更しても、実施例1とほぼ同様の作用効果が期待できる。
本発明の実施例1における受光回路の構成例を示す回路図である。 従来の受光回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
30 ホトダイオード
31 電流/電圧変換回路
32,40,42 NMOS
33 保護回路

Claims (8)

  1. 入射光を光電流に変換する受光素子と、
    電源端子から電源電圧が供給されると、動作状態になって入力側から入力した前記光電流を電圧に変換して出力側から出力端子へ出力し、前記電源電圧の供給が遮断されると、
    待機状態になる電流/電圧変換回路と、
    第1及び第2の電位に遷移する制御信号に基づき、前記制御信号が第1の電位の時にはオン状態になって前記電源電圧を前記電流/電圧変換回路へ供給し、前記制御信号が第2の電位の時にはオフ状態になって前記電流/電圧変換回路への前記電源電圧の供給を遮断するスイッチ手段と、
    前記出力端子に接続され、前記出力端子に印加される高電圧を放電させる保護回路と、
    前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間に直列に接続され、前記制御信号が第1の電位の時には、前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間をオン状態にし、前記制御信号が第2の電位の時には、前記電流/電圧変換回路の出力側と前記保護回路との間をオフ状態にする第1のトランジスタと、
    を有することを特徴とする受光回路。
  2. 請求項1記載の受光回路は、更に、
    前記受光素子と前記電流/電圧変換回路の入力側との間に前記受光素子に対して並列に接続され、前記制御信号が第1の電位の時にはオフ状態になり、前記制御信号が第2の電位の時にはオン状態になって前記光電流を放電させる第2のトランジスタを有することを特徴とする受光回路。
  3. 前記保護回路は、保護トランジスタにより構成され、
    前記第1のトランジスタのサイズは、前記保護トランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の受光回路。
  4. 前記受光素子は、ホトダイオードにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受光回路。
  5. 前記電流/電圧変換回路の出力側と前記第1のトランジスタとの間と、前記電流/電圧変換回路の入力側と前記受光素子との間とに跨って形成された帰還抵抗と、
    前記出力端子に前記保護回路を介して接続された電源と、
    を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受光回路。
  6. 前記電流/電圧変換回路は、
    演算増幅器と、
    前記演算増幅器の入力側と出力側との間に接続された帰還抵抗と、
    により構成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受光回路。
  7. 前記スイッチ手段は、前記演算増幅器の内部に設けられていることを特徴とする請求項6記載の受光回路。
  8. 前記第1のトランジスタと、前記スイッチ手段と、前記保護トランジスタとは、
    それぞれ電界効果トランジスタにより構成されていることを特徴とする請求項〜7のいずれか1項に記載の受光回路。
JP2008164673A 2008-06-24 2008-06-24 受光回路 Expired - Fee Related JP5235528B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164673A JP5235528B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 受光回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164673A JP5235528B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 受光回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010010208A JP2010010208A (ja) 2010-01-14
JP5235528B2 true JP5235528B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=41590387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164673A Expired - Fee Related JP5235528B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 受光回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5235528B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000201432A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Sharp Corp 電源装置
JP2000283840A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Minolta Co Ltd 測光機器
JP3717718B2 (ja) * 1999-08-06 2005-11-16 シャープ株式会社 受光装置
JP3959381B2 (ja) * 2003-09-04 2007-08-15 株式会社東芝 半導体光センサ、及び、携帯端末
JP5068012B2 (ja) * 2005-10-11 2012-11-07 ローム株式会社 発光制御装置およびそれを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010010208A (ja) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8159302B2 (en) Differential amplifier circuit
US7764101B2 (en) Schmitt-trigger-based level detection circuit
US8630073B2 (en) Integrated circuit provided with a protection against electrostatic discharges
JP2011182188A (ja) コンパレータ回路
JP5770979B2 (ja) バッテリー状態監視回路およびバッテリー装置
US6650164B2 (en) Off-leak current cancel circuit
JP2011119356A (ja) 半導体装置
JP6065554B2 (ja) 比較器
KR20190067099A (ko) 충방전 제어 장치, 및 배터리 장치
JP5061821B2 (ja) 光検出器
JP6445878B2 (ja) 定電流駆動回路
KR101681458B1 (ko) Cmos 입력 버퍼 회로
JP5235528B2 (ja) 受光回路
US9285269B2 (en) Light receiving circuit
JP5723303B2 (ja) 受光回路
US20040189356A1 (en) Power-on detector, and power-on reset circuit using the same
KR102628843B1 (ko) 정전 검출 회로
JP6757166B2 (ja) 補償回路及び補償回路の製造方法
JP5133102B2 (ja) 半導体集積回路
JP7051945B2 (ja) 補償回路及び補償回路の製造方法
JP2006019815A (ja) レベルシフト回路
WO2013179565A1 (ja) 増幅回路
JP4363210B2 (ja) ホールド回路
JP4333557B2 (ja) クランプ回路装置
US9166535B2 (en) Circuit of operational amplifier

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5235528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees