JP4363210B2 - ホールド回路 - Google Patents

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本発明はアナログ信号電圧を保持するホールド回路に係り、特に保持用コンデンサを集積回路外に取り付ける場合において、その取り付け端子付近に設ける静電気対策用の保護回路のリーク電流が保持電圧に与える影響を軽減する回路技術に関する。
アナログ信号を一定時間ごとにサンプリングするサンプリング回路やアナログ信号の波高値を検出するピーク検出回路には通常、ホールド回路が組み込まれる。図8は、従来のホールド回路の一例である。このホールド回路1は、アナログ信号電圧を長時間保持することを目的として容量の大きいコンデンサC1を使用している。このためコンデンサC1は集積回路2に外付けされている。
アナログ電圧である入力信号Vinは、演算増幅器OP1を用いた非反転バッファ回路でバッファされ、MOSトランジスタを使用したアナログスイッチSW1を経由して外付けのコンデンサC1に導かれる。ホールド信号HOLDがH(“ High")レベルの期間中には、アナログスイッチSW1が導通してコンデンサC1は入力信号Vinに追随して充電される。ホールド信号HOLDがL(“ Low ")レベルとなるとアナログスイッチSW1は非導通(OFF)となり、コンデンサC1はLレベルになる直前の入力信号Vinの電圧を保持する。
このようなホールド回路1では、保持期間中におけるコンデンサC1の保持電圧の変化を可能な限り少なく抑える必要がある。保持電圧変動はコンデンサC1に流入する、あるいはコンデンサC1から流出するリーク電流により生ずる。アナログスイッチSW1のリーク電流は、スイッチにリーク電流の少ないMOSトランジスタを用いることで問題のないレベルまで低減することができる。
しかし、図8に示したようにコンデンサC1を外付けする場合には、集積回路2上のMOSトランジスタを静電気等の外来サージ電圧による破壊から防止するために、コンデンサC1につながる入力端子N1近くに保護回路3が設けられるのが普通である。図中に示した保護回路3はその一例で、電源電位Vccと入力端子N1との間にPMOSトランジスタQ1が、入力端子N1と接地電位GND間にNMOSトランジスタQ2が接続されている。
トランジスタQ1は、ソースとゲートが電源電位Vccに、ドレインが入力端子N1に接続されて逆方向に接続されたダイオードとして機能する。また、トランジスタQ2は、ソースとゲートが接地電位GNDに、ドレインが入力端子N1に接続されて逆方向に接続されたダイオードとして機能する。
このような保護回路3が設けられている状態で、入力端子N1に電源電位Vcc以上の電圧が加わった場合には、トランジスタQ1が導通して電源電位Vccに電流が流れ入力端子N1の電位上昇が抑制される。逆に、入力端子N1に接地電位GND以下の電圧が加わった場合には、トランジスタQ2が導通して接地電位GNDから電流が流れ入力端子N1の負の電位上昇が抑制される。このようにして入力端子N1の電位変動範囲が制限されることにより、集積回路2上のアナログスイッチSW1等の回路部品は静電気破壊から保護される。
ところで、このような保護回路3に使用されるトランジスタQ1、Q2は、大きなサージ電流に耐える必要からセル面積が大きく形成される。セル面積が大きいとそれらトランジスタのOFF時のリーク電流が増加する。そのOFF時のリーク電流は温度上昇と共に増加する特性を持つ。
る。反対にトランジスタQ2のリーク電流は、コンデンサC1を放電させてその保持電圧を低下させる。トランジスタQ1、Q2のリーク電流の値が等しければ、それらは打ち消し合ってコンデンサC1の保持電圧に変化は生じない。しかし、トランジスタQ1はPMOSトランジスタでありトランジスタQ2はNMOSトランジスタであるために、特性の違いからそれらのリーク電流は等しくならない。
その結果、図8に示した従来のホールド回路1ではリーク電流のバランスが取れないために、保持時間が長い場合にはコンデンサC1の保持電圧が変動してしまうという問題がある。
特開2002−344251号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その課題は、保持用コンデンサを集積回路に外付けした構成のホールド回路において、その取り付け端子付近に設ける静電気対策用の保護回路がコンデンサの保持電圧に影響を与えないようにすることにある。
前記課題を達成するための請求項1に記載の発明は、アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のPMOSトランジスタ(Q3)をソースとゲートを電源電位に、ドレインを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のPMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のPMOSトランジスタ(Q4)をソースとゲートを入力端子に、ドレインを接地電位に接続して取り付け、前記第1のPMOSトランジスタ(Q3)と同一構造、同一サイズの第3のPMOSトランジスタ(Q7)をソースとゲートを前記電源電位に、ドレインを前記入力端子に接続して追加取り付けしたことを特徴とする。
このような構成のホールド回路によれば、入力端子にサージ電圧が加わった時に第1、第2、第3のPMOSトランジスタによって入力端子の正負の電位上昇が制限される。このため集積回路内の回路部品がサージ電圧による破壊から防止される。更に、コンデンサの保持電圧が電源電圧の2/3付近である場合には、第1、第3のPMOSトランジスタのオフリーク電流の和と、第2のPMOSトランジスタのオフリーク電流とが互いに打ち消しあうためにコンデンサの保持電圧が殆ど影響を受けないという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明は、アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のNMOSトランジスタ(Q5)をドレインを電源電位に、ソースとゲートを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のNMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のNMOSトランジスタ(Q6)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを前記接地電位に接続して取り付け、前記第1のNMOSトランジスタ(Q5)と同一構造、同一サイズの第3のNMOSトランジスタ(Q8)をドレインを前記電源電位に、ソースとゲートを前記入力端子に接続して追加取り付けしたことを特徴とする。
このような構成のホールド回路の場合も、入力端子にサージ電圧が加わった時に第1、第2、第3のNMOSトランジスタによって入力端子の正負の電位上昇が制限される。このため集積回路内の回路部品がサージ電圧による破壊から防止される。更に、コンデンサの保持電圧が電源電圧の2/3付近である場合には、第1、第3のNMOSトランジスタのオフリーク電流の和と、第2のNMOSトランジスタのオフリーク電流とが互いに打ち消しあうためにコンデンサの保持電圧が殆ど影響を受けないという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明は、アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のPMOSトランジスタ(Q3)をソースとゲートを電源電位に、ドレインを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のPMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のPMOSトランジスタ(Q4)をソースとゲートを入力端子に、ドレインを接地電位に接続して取り付け、前記第2のPMOSトランジスタ(Q4)と同一構造、同一サイズの第4のPMOSトランジスタ(Q9)をソースとゲートを前記入力端子に、ドレインを接地電位に接続して追加取り付けしたことを特徴とする。
このような構成のホールド回路の場合も、入力端子にサージ電圧が加わった時に第1、第2、第4のPMOSトランジスタによって入力端子の正負の電位上昇が制限される。このため集積回路内の回路部品がサージ電圧による破壊から防止される。更に、コンデンサの保持電圧が電源電圧の1/3付近である場合には、第1のPMOSトランジスタのオフリーク電流と、第2、第4のPMOSトランジスタのオフリーク電流の和とが互いに打ち消しあうためにコンデンサの保持電圧が殆ど影響を受けないという効果を奏する。
また、請求項に記載の発明は、アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のNMOSトランジスタ(Q5)をドレインを電源電位に、ソースとゲートを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のNMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のNMOSトランジスタ(Q6)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを前記接地電位に接続して取り付け、前記第2のNMOSトランジスタ(Q6)と同一構造、同一サイズの第4のNMOSトランジスタ(Q10)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを接地電位に接続して追加取り付けしたことを特徴とする。
このような構成のホールド回路の場合も、入力端子にサージ電圧が加わった時に第1、第2、第4のNMOSトランジスタによって入力端子の正負の電位上昇が制限される。このため集積回路内の回路部品がサージ電圧による破壊から防止される。更に、コンデンサの保持電圧が電源電圧の1/3付近である場合には、第1のNMOSトランジスタのオフリーク電流と、第2、第4のNMOSトランジスタのオフリーク電流の和とが互いに打ち消しあうためにコンデンサの保持電圧が殆ど影響を受けないという効果を奏する。
(第1の参考例
図1に本発明に係る第1の参考例のホールド回路1aの回路構成を示す。なお、図中、前述した図8と同一又は相当部分には同一符号が付してある。ホールド回路1aは、集積回路2上に構成された回路部分と外付けの保持用コンデンサC1とから構成される。集積回路2上に構成される回路部分は、演算増幅器OP1とアナログスイッチSW1と保護回路3aとから構成される。
アナログの入力電圧Vinは、演算増幅器OP1の非反転入力端子に入力される。演算増幅器OP1の出力は反転入力端子に接続されており、演算増幅器OP1は増幅率1のバッファ回路を構成している。なお、このバッファ回路は必ず必要とするものではなく、入力電圧Vinを出力する前段回路の出力インピーダンスが十分に低ければ省略することができる。
演算増幅器OP1の出力電圧は、アナログスイッチSW1の入力端子4に入力される。アナログスイッチSW1は、NMOSトランジスタQ11とPMOSトランジスタQ12とを並列接続して構成されている。NMOSトランジスタQ11のP型の基板又はチャネルは通常、接地電位GNDに接続される。PMOSトランジスタQ12のN型の基板又はチャネルは通常、電源電位Vccに接続される。
アナログスイッチSW1の導通(ON)、非導通(OFF)は、ホールド信号HOLDにより制御される。NMOSトランジスタQ11のゲートには、ホールド信号HOLDが直接印加される。PMOSトランジスタQ12のゲートには、ホールド信号HOLDをインバータIN1で反転した信号が印加される。
アナログスイッチSW1の出力端子5は、入力端子N1を経て外付けのコンデンサC1に接続されている。ホールド信号HOLDがHレベルとなるとアナログスイッチSW1は導通し、コンデンサC1の充電電圧は入力電圧Vinに追随して変化する。ホールド信号HOLDがLレベルになると、アナログスイッチSW1は非導通状態となる。コンデンサC1には、アナログスイッチSW1が非導通(OFF)となる直前の入力電圧Vinが保持電圧として保持される。
入力端子N1には、集積回路2に侵入してくる静電気等のサージ電圧から内部回路を保護するための保護回路3aが接続されている。保護回路3aは、同一構造、同一サイズの第1、第2のPMOSトランジスタQ3、Q4により構成される。トランジスタQ3のソースとゲートは電源電位Vccに、ドレインは入力端子N1に接続されている。また、トランジスタQ4のソースとゲートは入力端子N1に、ドレインは接地電位GNDに接続されている。
このような回路構成の下で入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合にはトランジスタQ3が導通状態となり、サージ電流はトランジスタQ3を通って電源電位Vccに流れる。これにより入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。反対に入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合にはトランジスタQ4が導通状態となり、接地電位GNDからトランジスタQ4を通って入力端子N1に電流が流れる。これにより入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3aがこのような動作をすることにより、入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の保持電圧が、電源電圧Vccの1/2である場合を考える。その場合にはトランジスタQ3、Q4のソース−ドレイン間、ゲート−ドレイン間には電源電圧Vccの1/2に相当する同じ電圧が加わり、ゲートとソース間はゼロVである。この状態ではトランジスタQ3、Q4は共に非導通状態となる。しかし、非導通であっても2つのトランジスタのドレインからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
前述したようにトランジスタQ3、Q4は同一構造、同一サイズの。そして2つのトランジスタの各電極間の電圧は上述のように全く同一である。従って、オフリーク電流の値は2つのトランジスタで同じ値となる。トランジスタQ3のオフリーク電流はコンデンサC1を充電する。反対にトランジスタQ4のオフリーク電流はコンデンサC1を放電させる。両者のオフリーク電流が等しいためコンデンサC1は充電も放電もしない。トランジスタQ3から流出したオフリーク電流は、そのままトランジスタQ4のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。即ち、2つのオフリーク電流は、互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に何らの影響も与えないことになる。
このように本参考例のホールド回路1aによれば、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3aによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの1/2付近である場合には、保護回路3aを構成するトランジスタQ3、Q4のオフリーク電流が互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第2の参考例
図2に本発明に係る第2の参考例のホールド回路1bの回路構成を示す。なお、図中、図1と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。
図2に示すホールド回路1bが図1に示したホールド回路1aと異なる点は、保護回路3bの構成のみである。本参考例における保護回路3bは、同一構造、同一サイズの第1、第2のNMOSトランジスタQ5、Q6により構成される。トランジスタQ5のソースとゲートは入力端子N1に、ドレインは電源電位Vccに接続されている。また、トランジスタQ6のソースとゲートは接地電位GNDに、ドレインは入力端子N1に接続されている。
このような回路構成の下で入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合にはトランジスタQ5が導通状態となり、サージ電流はトランジスタQ5を通って電源電位Vccに流れる。これにより入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。反対に入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合にはトランジスタQ6が導通状態となり、接地電位GNDからトランジスタQ6を通って入力端子N1に電流が流れる。これにより入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3bがこのような動作をすることにより、第1の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の保持電圧が、電源電圧Vccの1/2である場合を考える。その場合にはトランジスタQ5、Q6のソース−ドレイン間、ゲート−ドレイン間には電源電圧Vccの1/2に相当する同じ電圧が加わり、ゲートとソース間はゼロVである。この状態ではトランジスタQ5、Q6は共に非導通状態となる。しかし、非導通であっても2つのトランジスタのソースからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
前述したようにトランジスタQ5、Q6は同一構造、同一サイズを有する。そして2つのトランジスタの各電極間の電圧は上述のように全く同一である。従って、オフリーク電流の値は2つのトランジスタで同じ値となる。トランジスタQ5のオフリーク電流はコンデンサC1を充電する。反対にトランジスタQ6のオフリーク電流はコンデンサC1を放電させる。両者のオフリーク電流が等しいためコンデンサC1は充電も放電もしない。トランジスタQ5から流出したオフリーク電流は、そのままトランジスタQ6のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。即ち、2つのオフリーク電流は、互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に何らの影響も与えないことになる。
このように本参考例のホールド回路1bによれば、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3bによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの1/2付近である場合には、保護回路3bを構成するトランジスタQ5、Q6のオフリーク電流が互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第の実施形態)
図3に本発明に係る第の実施形態のホールド回路1cの回路構成を示す。なお、図中、図1と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。図3に示すホールド回路1cが図1に示したホールド回路1aと異なる点は、保護回路3cの構成のみである。
本実施形態における保護回路3cは、図1中の保護回路3aに対してトランジスタQ3と同一構造、同一サイズの第3のPMOSトランジスタQ7を追加した構成となっている。トランジスタQ7のソースとゲートは電源電位Vccに、ドレインは入力端子N1に接続されている。従って、トランジスタQ7はトランジスタQ3と全く同じ動作を行なう。
入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ3、Q7が導通して入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ4が導通して入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3cがこのような動作をすることにより、第1の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の保持電圧が、電源電圧Vccの2/3である場合を考える。その場合、トランジスタQ3、Q7のソース−ドレイン間には電源電圧Vccの1/3に相当する電圧が加わり、トランジスタQ4のソース−ドレイン間には電源電圧Vccの2/3に相当する電圧が加わる。ゲート−ソース間は3つのトランジスタともにゼロVである。この状態ではトランジスタQ3、Q4、Q7は非導通状態となる。しかし、非導通であっても各トランジスタのドレインからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
オフリーク電流の大きさはソース−ドレイン間の電圧にほぼ比例するので、トランジスタQ4のオフリーク電流の値は、トランジスタQ3、Q7の各オフリーク電流の2倍となる。トランジスタQ3、Q7のドレインより入力端子N1に流出したオフリーク電流は、全てトランジスタQ4のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。従って、コンデンサC1の保持電圧は、トランジスタQ3、Q4、Q7のオフリーク電流の影響を受けないことになる。
このように本実施形態のホールド回路1cによれば、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3cによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの2/3付近である場合には、保護回路3cを構成するトランジスタQ3、Q7のオフリーク電流の和と、トランジスタQ4のオフリーク電流とが互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第の実施形態)
図4に本発明に係る第の実施形態のホールド回路1dの回路構成を示す。なお、図中、図2と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。図4に示すホールド回路1dが図2に示したホールド回路1bと異なる点は、保護回路3dの構成のみである。
本実施形態における保護回路3dは、図2中の保護回路3bに対してトランジスタQ5と同一構造、同一サイズの第3のNMOSトランジスタQ8を追加した構成となっている。トランジスタQ8のソースとゲートは入力端子N1に、ドレインは電源電位Vccに接続されている。従って、トランジスタQ8はトランジスタQ5と全く同じ動作を行なう。
入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ5、Q8が導通して入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ6が導通して入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3dがこのような動作をすることにより、第2の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の保持電圧が、電源電圧Vccの2/3である場合を考える。その場合、トランジスタQ5、Q8のドレイン−ソース間には電源電圧Vccの1/3に相当する電圧が加わり、トランジスタQ6のドレイン−ソース間には電源電圧Vccの2/3に相当する電圧が加わる。ゲート−ソース間は3つのトランジスタともにゼロVである。この状態ではトランジスタQ5、Q6、Q8は非導通状態となる。しかし、非導通であっても各トランジスタのソースからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
オフリーク電流の大きさはソース−ドレイン間の電圧にほぼ比例するので、トランジスタQ6のオフリーク電流の値は、トランジスタQ5、Q8の各オフリーク電流の2倍となる。トランジスタQ5、Q8のソースより入力端子N1に流出したオフリーク電流は、全てトランジスタQ6のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。従って、コンデンサC1の保持電圧は、トランジスタQ5、Q6、Q8のオフリーク電流の影響を受けないことになる。
このように本実施形態のホールド回路1dの場合も、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3dによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの2/3付近である場合には、保護回路3dを構成するトランジスタQ5、Q8のオフリーク電流の和と、トランジスタQ6のオフリーク電流とが互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第の実施形態)
図5に本発明に係る第の実施形態のホールド回路1eの回路構成を示す。なお、図中、図1と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。図5に示すホールド回路1eが図1に示したホールド回路1aと異なる点は、保護回路3eの構成のみである。
本実施形態における保護回路3eは、図1中の保護回路3aに対してトランジスタQ4と同一構造、同一サイズの第4のPMOSトランジスタQ9を追加した構成となっている。トランジスタQ9のソースとゲートは入力端子N1に、ドレインは電源電位Vccに接続されている。従って、トランジスタQ9はトランジスタQ4と全く同じ動作を行なう。
入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ3が導通して入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ4、Q9が導通して入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3eがこのような動作をすることにより、第1の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の保持電圧が、電源電圧Vccの1/3である場合を考える。その場合、トランジスタQ4、Q9のソース−ドレイン間には電源電圧Vccの1/3に相当する電圧が加わり、トランジスタQ3のソース−ドレイン間には電源電圧Vccの2/3に相当する電圧が加わる。ゲート−ソース間は3つのトランジスタともにゼロVである。この状態ではトランジスタQ3、Q4、Q9は非導通状態となる。しかし、非導通であっても各トランジスタのドレインからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
オフリーク電流の大きさはソース−ドレイン間の電圧にほぼ比例するので、トランジスタQ3のオフリーク電流の値は、トランジスタQ4、Q9の各オフリーク電流の2倍となる。トランジスタQ3のドレインより入力端子N1に流出したオフリーク電流は、トランジスタQ4、Q9のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。従って、コンデンサC1の保持電圧は、トランジスタQ3、Q4、Q9のオフリーク電流の影響を受けないことになる。
このように本実施形態のホールド回路1eによれば、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3eによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの1/3付近である場合には、保護回路3eを構成するトランジスタQ3のオフリーク電流と、トランジスタQ4、Q9のオフリーク電流の和とが互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第の実施形態)
図6に本発明に係る第の実施形態のホールド回路1fの回路構成を示す。なお、図中、図2と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。図6に示すホールド回路1fが図2に示したホールド回路1bと異なる点は、保護回路3fの構成のみである。
本実施形態における保護回路3fは、図2中の保護回路3bに対してトランジスタQ6と同一構造、同一サイズの第4のNMOSトランジスタQ10を追加した構成となっている。トランジスタQ10のソースとゲートは接地電位GNDに、ドレインは入力端子N1に接続されている。従って、トランジスタQ10はトランジスタQ6と全く同じ動作を行なう。
入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ5が導通して入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合には、トランジスタQ6、Q10が導通して入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3fがこのような動作をすることにより、第2の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の充電電圧が、電源電圧Vccの1/3である場合を考える。その場合、トランジスタQ6、Q10のドレイン−ソース間には電源電圧Vccの1/3に相当する電圧が加わり、トランジスタQ5のドレイン−ソース間には電源電圧Vccの2/3に相当する電圧が加わる。ゲート−ソース間は3つのトランジスタともにゼロVである。この状態ではトランジスタQ5、Q6、Q10は非導通状態となる。しかし、非導通であっても各トランジスタのソースからは僅かではあるがオフリーク電流が流出する。
オフリーク電流の大きさはソース−ドレイン間の電圧にほぼ比例するので、トランジスタQ5のオフリーク電流の値は、トランジスタQ6、Q10の各オフリーク電流の2倍となる。トランジスタQ5のソースより入力端子N1に流出したオフリーク電流は、全てトランジスタQ6、Q10のオフリーク電流となって接地電位GNDに流出する。従って、コンデンサC1の保持電圧は、トランジスタQ5、Q6、Q10のオフリーク電流の影響を受けないことになる。
このように本実施形態のホールド回路1fの場合も、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3fによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの1/3付近である場合には、保護回路3fを構成するトランジスタQ5のオフリーク電流と、トランジスタQ6、Q10のオフリーク電流の和とが互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
(第参考例
図7に本発明に係る第参考例のホールド回路1gの回路構成を示す。なお、図中、図1と同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。
図7に示すホールド回路1gが図1に示したホールド回路1aと異なる点は、保護回路3gの構成のみである。本実施形態における保護回路3gは、同一構造、同一サイズの第1、第2のダイオードD1、D2により構成される。ダイオードD1のアノードは入力端子N1に、カソードは電源電位Vccに接続されている。ダイオードD2のアノードは接地電位GNDに、カソードは入力端子N1に接続されている。
入力端子N1に正のサージ電圧が加わった場合には、ダイオードD1が導通して入力端子N1の正方向への電位上昇が抑制される。入力端子N1に負のサージ電圧が加わった場合には、ダイオードD2が導通して入力端子N1の負方向への電位上昇が抑制される。保護回路3gがこのような動作をすることにより、第1の参考例の場合と同様に入力端子N1につながる集積回路2内の回路部品は、静電気等のサージ電圧による破壊から防止される。
次に、入力端子N1にサージ電圧が加わっていない通常の動作状態を説明する。コンデンサC1の充電電圧が、電源電圧Vccの1/2である場合を考える。この場合、ダイオードD1、D2には、逆方向に電源電圧Vccの1/2に相当する同じ電圧が加わる。ダイオードD1、D2には逆方向のリーク電流が流れる。そのリーク電流は、ダイオードD1、D2が同一構造、同一サイズのために等しい値となる。
ダイオードD1のリーク電流は、そのままダイオードD2のリーク電流となって接地電位GNDに流出する。従って、コンデンサC1の保持電圧は何らの影響も受けないことになる。
このように本参考例のホールド回路1gによれば、入力端子N1にサージ電圧が加わったとしても保護回路3gによって集積回路2内の回路部品が破壊から防止される。更に、コンデンサC1の保持電圧が電源電圧Vccの1/2付近である場合には、保護回路3gを構成するダイオードD1、D2リーク電流が互いに打ち消しあってコンデンサC1の保持電圧に影響を与えないという効果を奏する。
第1の参考例に係るホールド回路の構成図である。 第2の参考例に係るホールド回路の構成図である。 の実施形態に係るホールド回路の構成図である。 の実施形態に係るホールド回路の構成図である。 の実施形態に係るホールド回路の構成図である。 の実施形態に係るホールド回路の構成図である。 参考例に係るホールド回路の構成図である。 従来技術に係るホールド回路の構成の一例である。
符号の説明
図面中、1、1a〜1gはホールド回路、2は集積回路、3、3a〜3gは保護回路、C1はコンデンサ、D1は第1のダイオード、D2は第2のダイオード、GNDは接地電位、N1は入力端子、OP1は演算増幅器、Q3は第1のPMOSトランジスタ、Q4は第2のPMOSトランジスタ、Q5は第1のNMOSトランジスタ、Q6は第2のNMOSトランジスタ、Q7は第3のPMOSトランジスタ、Q8は第3のNMOSトランジスタ、Q9は第4のPMOSトランジスタ、Q10は第4のNMOSトランジスタ、SW1はアナログスイッチ、Vccは電源電位を示す。

Claims (4)

  1. アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のPMOSトランジスタ(Q3)をソースとゲートを電源電位に、ドレインを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のPMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のPMOSトランジスタ(Q4)をソースとゲートを入力端子に、ドレインを接地電位に接続して取り付け
    前記第1のPMOSトランジスタ(Q3)と同一構造、同一サイズの第3のPMOSトランジスタ(Q7)をソースとゲートを前記電源電位に、ドレインを前記入力端子に接続して追加取り付けしたことを特徴とするホールド回路。
  2. アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のNMOSトランジスタ(Q5)をドレインを電源電位に、ソースとゲートを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のNMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のNMOSトランジスタ(Q6)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを前記接地電位に接続して取り付け
    前記第1のNMOSトランジスタ(Q5)と同一構造、同一サイズの第3のNMOSトランジスタ(Q8)をドレインを前記電源電位に、ソースとゲートを前記入力端子に接続して追加取り付けしたことを特徴とするホールド回路。
  3. アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のPMOSトランジスタ(Q3)をソースとゲートを電源電位に、ドレインを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のPMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のPMOSトランジスタ(Q4)をソースとゲートを入力端子に、ドレインを接地電位に接続して取り付け、
    前記第のPMOSトランジスタ(Q)と同一構造、同一サイズの第のPMOSトランジスタ(Q)をソースとゲートを前記入力端子に、ドレインを接地電位に接続して追加取り付けしたことを特徴とするホールド回路。
  4. アナログ信号をアナログスイッチ(SW1)で開閉し該アナログスイッチがOFFする直前のアナログ信号電圧をコンデンサ(C1)にて保持するホールド回路であって、前記アナログスイッチは集積回路(2)上に形成し、前記コンデンサは該集積回路に外付けし、該コンデンサからの入力端子(N1)と電源電位(Vcc)との間には第1のNMOSトランジスタ(Q5)をドレインを電源電位に、ソースとゲートを該入力端子に接続して取り付け、前記入力端子と接地電位(GND)との間には前記第1のNMOSトランジスタと同一構造、同一サイズの第2のNMOSトランジスタ(Q6)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを前記接地電位に接続して取り付け、
    前記第のNMOSトランジスタ(Q)と同一構造、同一サイズの第のNMOSトランジスタ(Q10)をドレインを前記入力端子に、ソースとゲートを接地電位に接続して追加取り付けしたことを特徴とするホールド回路
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