JP2000283840A - 測光機器 - Google Patents

測光機器

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JP2000283840A
JP2000283840A JP9360699A JP9360699A JP2000283840A JP 2000283840 A JP2000283840 A JP 2000283840A JP 9360699 A JP9360699 A JP 9360699A JP 9360699 A JP9360699 A JP 9360699A JP 2000283840 A JP2000283840 A JP 2000283840A
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JP
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light receiving
measurement
time
integrated
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JP9360699A
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English (en)
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Noritoshi Hosoi
紀寿 細井
Norio Ishikawa
典夫 石川
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある特定の時間区間における測定値の時間平
均値を求めることのできる測光機器を提供する。 【解決手段】 測光機器の一例である照度計1は、光を
測定する受光部3の受光素子51等と、測定値である照
度値Lを積算して記憶する受光側側制御部57のRAM
573と、測定時間Tを積算して記憶する受光側制御部
57のRAM573と、測定値の積算値である積算照度
値Lsumを測定時間の積算値である積算測定時間ΣTで
除算する受光側制御部57のCPU571を具備したの
で、ある特定の時間区間における測定値の時間平均値L
aveを求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視光、紫外線、
赤外線等を測定する測光センサによる測定値の積算値と
測定時間の積算値をそれぞれ記憶可能な測光機器に関す
るものであり、例えば照度計、輝度計、紫外線強度計、
パワーメータ等に好適である。
【0002】
【従来の技術】例えば、農林水産業分野においては、動
植物の生育に対する光(放射)の影響を評価したり、照
射される光(放射)の量をコントロールするために照度
計(あるいは放射照度計)が用いられている。これらの
応用例においては、光(放射)の強さのみならず所定時
間に照射される光(放射)の総量(いわゆる日照量、積
算光量等と称される。)も重要であり、花弁、果物類の
電照栽培や、海苔や、魚介の養殖等において研究や生産
現場で照度計が用いられ、積算照度の測定が行われてい
る。また、建築照明分野においては、照明エリアの照度
分布を測定してその照明効果の評価が行われ、その照度
分布の時間変化を測定して窓際での昼光の影響の評価が
行われている。そして、このような照度の測定では、従
来、測定値の積算値と測定時間の積算値をそれぞれ記憶
しておき、必要に応じてそれぞれ別個に表示させてい
た。例えば従来の照度計では、メインスイッチをONし
た直後から、0.5秒ごとに連続的に測定を繰り返し、
毎回の測定値を所定メモリに加算していくとともに、経
過時間もメモリに加算しておき、オペレータの所定の操
作に応じてそれらの値を2秒ごとに交互に表示させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の測光機器で
は、ある特定の時間区間における測定値の時間平均値を
求めるためには、オペレータが測定値の積算値と測定時
間の積算値を読みとって、わざわざ計算しなければなら
なかった。しかし、照度などの測定においては、測定の
迅速性、容易性等を考慮すると、測定値の時間平均値の
算出まで自動的に行われることが好ましい。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされもので
あり、ある特定の時間区間における測定値の時間平均値
を求めることのできる測光機器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光を測定する
測定手段と、上記測定値を積算して記憶する第1の記憶
手段と、上記測定時間を積算して記憶する第2の記憶手
段とを具備した測光機器において、上記測定値の積算値
を上記測定時間の積算値で除算する平均値演算手段を具
備したことを特徴とする測光機器として構成されている
(請求項1)。
【0006】上記構成によれば、上記測定値の積算値が
測定時間の積算値で除算されるので、特別な操作部材も
不要でかつ極めて簡単に、ある特定の時間区間における
測定値の時間平均値を求めることができる。この際、従
来のように、オペレータがわざわざ測定値の積算値と測
定時間の積算値を読みとって計算しなくてもよい。
【0007】例えば上記測定手段は、受光光を電気量に
変換する受光素子と、上記電気量を電圧又は電流量に変
換する変換回路と、上記変換回路の出力をデジタル値に
変換するA/D変換手段と、上記デジタル値に基づいて
上記測定値を演算する測定値演算手段と、上記受光素
子、変換回路、A/D変換手段及び測定値演算手段を所
定の時間間隔で動作させる制御手段とからなるものとす
ればよい(請求項2)。
【0008】さらに、上記除算結果である測定値の時間
平均値を表示部に表示させる表示制御手段を具備すれば
(請求項3)、オペレータは測定値の時間平均値を容易
に知ることができる。
【0009】さらに、上記表示制御手段を、上記測定値
の積算値及び測定時間の積算値を上記表示部に切換表示
するものとすれば(請求項4)、測定値の時間平均値を
1つの画面上に必要に応じて表示できる。
【0010】さらに、上記測定手段を複数個有し、上記
平均値演算手段がいずれか1つの測定手段による測定値
の積算値を測定時間の積算値で除算するものとすれば
(請求項5)、多点測光においても、特別な操作部材が
不要でかつ極めて簡単に、ある特定の時間区間における
測定値の時間平均値を求めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る測光機
器について、照度計を例にとって説明する。なお、本発
明は照度計に限定されるものではなく、輝度計、紫外線
強度計、パワーメータ等の測光機器についても適用する
ことができる。
【0012】図1は本発明の実施の形態に係る照度計の
一例を示す正面図、図2は同照度計の右側面図、図3は
照度計の受光部と本体部とを分離した状態を示す斜視図
である。
【0013】照度計1は、図1〜図3に示すように、本
体部2とこの本体部2の上面に着脱可能に装着される受
光部3とから構成されている。受光部3の下面の略中央
に接続部3aが突設されるとともに、本体部2の上面の
略中央部に接続部2a(図4)が設けられ、受光部3は
接続部3aを本体部2の接続部2aに嵌入装着させて当
該本体部2に取り付けられる。接続部2a、3aにはそ
れぞれ複数個の接続端子が設けられ、受光部3を本体部
2に取り付けると、これらの接続部2a,3aを介して
受光部3と本体部2とが互いに通信可能に接続される。
【0014】本体部2の正面の上部には測定結果や所定
の文字情報がデジタル表示される表示パネル(表示部)
21が設けられている。なお、この実施の形態では、表
示パネル21は液晶ディスプレイ(LCD)、エレクト
ロクロミックディスプレイ(ECD)、電気泳動ディス
プレイ(EPID)などのパッシブ型表示素子で構成さ
れているが、発光ダイオード(LED)やプラズマディ
スプレイ(PD)を用いてもよい。
【0015】表示パネル21の下部には第1操作部22
1と第2操作部222とがこの順に設けられている。本
実施の形態に係る照度計1は「通常モード」、「相対照
度モード」及び「積算照度モード」の3種類の測定モー
ドを有し、第1操作部221はこれらの測定モードを切
換設定するための操作キー221a,221b,221
cで構成されている。
【0016】通常モードは通常の照度値L〔lx〕を測定
するモードであり、操作キー221a(以下、ノーマル
キー221aという。)により設定される。なお、測定
モードにおいては、通常モードが初期設定され、測定開
始時に後述する簡易ゼロ点校正方法によりゼロキャリブ
レーション(以下、ゼロCALと略称する。)が行われ
た後、所定の周期(例えば1秒毎)で照度値Lが繰り返
し測定され、下記表1の上段に示すように、その測定結
果が表示パネル21に表示される。
【0017】相対照度モードは測定された照度値L〔l
x〕から当該照度値Lと予め設定された基準の照度値Lr
との相対照度値ΔL(=L−Lr)〔lx〕又はそのパー
セント値ΔL%(=(L−Lr)・100/Lr)〔%〕を算出
し、その算出結果を表示パネル21に表示するモードで
あり、操作キー221b(以下、Δキー221bとい
う。)により設定される。Δキー221bが操作される
と、下記表1の中段に示すように、表示パネル21に相
対照度値ΔL〔lx〕が表示され、更にΔキー221bが
操作されると、表示パネル21に相対照度値ΔLのパー
セント表示ΔL〔%〕が表示され、以下、Δキー221
bが操作される毎に表示パネル21にΔLとΔL%とが
交互に表示される。
【0018】積算照度モードは測定開始からの各照度値
に基づいて積算照度値Lsum(=L(照度値)×ΣT
(積算測定時間))〔lx・h〕を算出し、その算出結果を
表示パネル21に表示するモードであり、操作キー22
1c(以下、Σキー221cという。)により設定され
る。従来例では、以上の表示モードが備えられているに
過ぎなかった。
【0019】しかし、本実施の形態では、この積算照度
モードは、さらに照度の時間平均値Lave〔lx〕を算出
し、その算出結果を表示パネル21に表示するモードで
もあり、このモードも上記Σキー221cの切換操作に
より設定される。ここに、 Lave=Lsum(積算照度値)/ΣT(積算測定時間)〔lx〕 である。すなわち、積算照度値Σキー221cが操作さ
れると、下記表1の下段に示すように、表示パネル21
に積算照度値Lsum〔lx・h〕が表示され、更にΣキー2
21cが操作されると、表示パネル21に積算測定時間
ΣT〔h〕が表示され、更にΣキー221cが操作され
ると、表示パネル21に時間平均値Lave〔lx〕が表示
される。以下、Σキー221cが操作される毎に表示パ
ネル21に積算照度値Lsum、積算測定時間ΣT及び時
間平均値Laveがサイクリックに表示される。
【0020】
【表1】
【0021】第2操作部222はメモリ(図示省略)へ
のデータ入力及びデータ読出を行うための操作部材で、
操作キー222a〜222fから構成されている。これ
らの操作キー222a〜222fは、通常、照度測定時
に使用されることは少ないので、誤操作されないように
本体部2の正面側の上下方向に移動可能な蓋体23でカ
バーされるようになっている。なお、図1,図2は蓋体
23が下方位置に移動されて、操作キー222a〜22
2fが操作可能となっている状態を示し、図3は蓋体2
3が上方位置に移動されて、操作キー222a〜222
fが操作不可能となっている状態を示している。
【0022】操作キー222aは相対照度モードにおけ
る基準照度値Lrや積算照度モードにおける積算照度リ
ミット値Elimや積算時間リミット値Tlim等のデータを
設定するための操作キー(以下、SETキーという。)
である。また、操作キー222bはメモリに記憶された
基準照度LrやCCF(Color Compensating Factor)値
等のデータを呼び出すための操作キー(以下、CALL
キーという。)である。照度計の分光応答度特性は、標
準比視感度特性に完全に一致しているのが理想である
が、実際の照度計では、標準比視感度特性からのズレ
(誤差)が存在する。従って、照度計を校正する標準光
源と異なる分光特性を持つ光源による照度を測定する
と、測定に誤差が生じることになる。CCF値とはこの
誤差を補正するために、測定値に乗ずる補正係数のこと
である。また、操作キー222cは、測定値にCCF値
を乗ずるか否かを切り換えたり、あるいはCCF値を設
定・変更するときに操作するキーである。
【0023】また、操作キー222d,222eはメモ
リへのデータの入力の際にデータを検索するための操作
キーである。操作キー222dはデータを上昇方向に検
索するための操作キー(以下、アップキーという。)で
あり、操作キー222eはデータを下降方向に検索する
ための操作キー(以下、ダウンキーという。)である。
また、操作キー222fはメモリにデータを入力する際
に数値の桁送りをするための操作キー(以下、シフトキ
ーという。)である。
【0024】本体部2の右側面には、略中央部にメイン
スイッチ24が設けられ、このメインスイッチ24の上
方位置の適所にホールド釦25と受光部分離釦26とが
この順に設けられている。メインスイッチ24は照度計
1の電源を投入するためのスイッチである。メインスイ
ッチ24はスライドスイッチからなり、上方位置に設定
すると、オンになり、下方位置に設定するとオフにな
る。また、ホールド釦25は表示パネル21に表示され
ている照度値Lをホールドするための操作釦である。後
述するように受光部3では所定の時間間隔Δt(本実施
の形態では500ms)で測光が繰り返され、最新の測
光値が表示パネル21に更新表示されるようになってい
る。ホールド釦25を操作する毎にホールド状態とホー
ルド解除状態とが交互に指示され、ホールド指示では表
示パネル21の表示値がホールド釦25の操作時の表示
値にロックされる。
【0025】受光部分離釦26は本体部2と受光部3と
のロック状態を解除し、受光部3を分離可能にするため
の操作釦である。受光部分離釦26を押し込むと、本体
部2と受光部3の結合部分を係止する機構が外れ、本体
部2から受光部3を分離することができる。
【0026】また、本体部2の左側面には、略中央部に
デジタルインターフェース端子27が設けられ、このデ
ジタルインターフェース端子27の上方位置の適所にD
C電源端子28と応答速度切換スイッチ29とがこの順
に設けられている。
【0027】デジタルインターフェース端子27はPC
等の電子情報処理装置(図示省略)を接続するためのも
のであり、デジタルインターフェース端子27にPCを
接続することにより当該PCで所望のデータ処理を行う
ことができるようになっている。
【0028】DC電源端子28はACアダプタ(図示省
略)からDC電源を供給するためのものである。また、
応答速度切換スイッチ29は照度測定における応答速度
を切り換えるものである。応答速度切換スイッチ29は
スライドスイッチからなり、上方位置に設定すると、通
常の応答速度(通常測定時の速度)となり、下方位置に
設定すると、通常の応答速度より応答速度が遅くなる。
応答速度切換スイッチ29はリップル光のように照度が
AC的に変化する場合、応答速度を遅くして安定かつ正
確な測定ができるようにするものである。後述するよう
に照度測定における応答速度の切換回路は受光部3内に
設けられているので、応答速度切換スイッチ29を受光
部3側に設けるようにしてもよい。
【0029】受光部3は前面に円形の受光窓31が設け
られ、その外周には内側に傾斜した枠体311が設けら
れている。また、受光窓31の後方位置にはSPD(Sil
iconPhoto Diode)等からなる受光素子が配設され、この
受光素子は半球状の拡散板312で覆われている。さら
に、受光部3の左側面には、受光素子によって受光され
た受光量に相当するアナログ信号が出力されるアナログ
出力端子32が設けられている。
【0030】また、受光部3の底面には、図3に示すよ
うに略中央に背面側に寄せて接続部3aが突設され、両
端部に前面側に寄せてキノコ形のピン部材からなる一対
の係合部材3bが突設されている。接続部3aはコ字形
の保護枠を有し、その保護枠の内側面に接続端子(プラ
グタイプ)が配設されている。本体部2の上面適所には
接続部材3aと係合部材3bとがそれぞれ嵌入される接
続部材2a(レセプタクルタイプ)と被係合部材とが設
けられ、接続部材3aが接続部材2aに嵌入装着される
と、接続端子が接続部材2aに設けられている接続端子
に電気的に接続される。また、係合部材3bが被係合部
材に嵌入装着されると、係止片が係合部材3bに係止し
て受光部3が離脱不能に本体部2にロックされる。
【0031】図4は、照度計1のブロック構成図であ
る。以下、同図を参照しながら、本体部2の電気的構成
について説明する。
【0032】本体部2では、中央演算部(CPU)41
1、ROM412及びRAM413を備え、本体部2全
体を制御する本体側制御部41が設けられている。この
ROM412は照度測定の処理プログラムや所要の初期
データが記憶されたメモリであり、RAM413はCP
U411が処理プログラムに従って照度測定の演算処理
を行うためのメモリである。そして、このように構成さ
れた本体側制御部41は、操作ユニット42、表示ユニ
ット43及び通信インターフェース44と電気的に直接
接続されるとともに、切換スイッチ部45及び接続部2
a,3aを介して受光部3側の制御部57と電気的に接
続されており、操作ユニット42を介して入力される外
部指令に応じて照度測定を行い、その測定結果を表示ユ
ニット43の表示パネル21上に表示する(表示制御手
段としての機能)。
【0033】すなわち、操作ユニット42は照度測定を
行うために必要な外部操作を入力するための構成であ
り、上述したメインスイッチ24、応答速度切換スイッ
チ29、ホールド釦25等のスイッチ・釦群と、ノーマ
ルキー221a〜Σキー221c,SETキー222a
〜シフトキー222f等の操作キー群とで構成されてい
る。
【0034】また、表示ユニット43は上述した表示パ
ネル21を備えており、本体側制御部41からのデータ
を表示ドライバ(図示省略)を介して表示パネル21に
与えて種々の情報を表示パネル21上に表示する。ま
た、本実施の形態では、表示パネル21をパッシブ型表
示素子によって構成しているため、必要に応じて表示パ
ネル21を照明して表示内容を明るくして視認性を向上
させるべく、表示パネル21の裏面側にバックライト4
31を配置し、本体側制御部41からの駆動指令をバッ
クライト駆動回路432に与えてバックライト431の
点灯/消灯を制御する。
【0035】また、通信インターフェース44はデジタ
ルインターフェース端子27と電気的に接続されてお
り、デジタルインターフェース端子27にPCやプリン
タ等の外部機器を接続することで、通信インターフェー
ス44を介して本体側制御部41との間で測定データな
どを双方向に通信することができるようになっており、
照度計1の汎用性を高めている。例えばデジタルインタ
ーフェース端子27にPCを外部接続した場合、PCか
ら本体側制御部41に接続切換のコマンドを送信する
と、切換スイッチ45が本体側制御部41を介して通信
インターフェース44側(同図の上側ノード)に接続さ
れ、PCが通信インターフェース44を介して受光側制
御部57に直接、通信可能に接続される。
【0036】なお、同図中の符号「46」は、本体側の
電源回路であり、この電源回路46から本体部2の各部
に電力が供給されている。また、この電源回路46はバ
ッテリチェック回路47を介して本体側制御部41に電
気的に接続されている。バッテリチェック回路47は電
源回路46の異常(動作不能、出力電圧異常等)を検出
する回路であり、本体制御部41の指示に従って電源回
路46の動作状態を判別し、その判別結果を本体側制御
部41に入力する。
【0037】図5は、受光部3の電気的構成の一例を示
す図である。以下、図4及び図5を参照しつつ、受光部
3の電気的構成を詳述する。
【0038】受光部3では、光電変換手段として機能す
る受光素子51が受光窓31(図1など)の後方位置に
設けられ、受光した光エネルギーを電気エネルギーに変
換して出力し、開閉回路52を介してI/V変換回路
(変換回路)53に入力される。
【0039】この開閉回路52は、簡易にゼロCALを
行う際に受光素子51とI/V変換回路53との電気的
接続を制御するための電子スイッチである。より具体的
には、開閉回路52は、図5に示すように、3つのトラ
ンジスタTr1〜Tr3により構成されている。これら
のうちpnp形トランジスタTr2は受光素子51に並
列に接続される一方、電解効果型トランジスタTr3は
受光素子51のカソードとI/V変換回路53を構成す
るオペアンプ531の反転入力端子との間に介設されて
いる。そして、電解効果型トランジスタTr3のゲート
とトランジスタTr2のベースとは抵抗を介してオペア
ンプ531の正転入力端子に接続されている。また、残
りのトランジスタ、つまりnpn形トランジスタTr1
については、そのコレクタはトランジスタTr2のベー
スに接続されるとともに、そのエミッタは接地されてい
る。
【0040】簡易なゼロCAL方法(以下、簡易ゼロ点
校正方法という。)とはゼロ基準を受光素子51の受光
面ではなくI/V変換回路53の入力端にしたもので、
電気的に受光素子51とI/V変換回路53とを切断し
てゼロCALを行う方法である。簡易ゼロ点校正方法に
よるゼロCALはメインスイッチ24がオンになり、照
度計1が起動したときや測定レンジが切り換えられたと
きに自動的に行われる。
【0041】受光側制御部57からトランジスタTr1
のベースにハイレベルの制御信号が入力されると、トラ
ンジスタTr1がオンになり、トランジスタTr2のベ
ース及び電解効果型トランジスタTr3のゲートがロー
レベルとなってトランジスタTr2がオンになる一方、
トランジスタTr3がオフになる。これにより受光素子
51はI/V変換回路53から電気的に切り離されると
ともに、トランジスタTr2との間で閉回路が構成さ
れ、簡易ゼロ点校正方法によるゼロCALが可能にな
る。
【0042】一方、トランジスタTr1のベースにロー
レベルの制御信号が入力されると、トランジスタTr1
がオフになり、トランジスタTr2のベース及び電解効
果型トランジスタTr3のゲートがハイレベルとなって
トランジスタTr2がオフになる一方、電解効果型トラ
ンジスタTr3がオンになる。これによりトランジスタ
Tr2は受光素子51から切り離され、受光素子51は
I/V変換回路53に電気的に接続されて照度測定が可
能になる。
【0043】なお、本実施の形態では、3つのトランジ
スタTr1〜Tr3によって受光素子51とI/V変換
回路53との電気的な接続及び切断を行う開閉回路52
を構成しているが、その構成はこれに限定されるもので
はなく、これら受光素子51とI/V変換回路53との
電気的な接続及び切断を制御できる構成であれば、どの
ような構成を採用してもよい。
【0044】I/V変換回路53はオペアンプ531を
用いた反転増幅回路からなり、受光素子51から出力さ
れる光電流を電圧に変換するとともに、その電圧を増幅
し、受光量に相当するアナログ信号を出力するものであ
る。より具体的には、オペアンプ531の反転入力端子
と出力端との間には5個の抵抗R1〜R5が並列接続さ
れている。そして、このうち抵抗R2〜R5はアナログ
スイッチSW1〜SW4を介して並列接続されており、
これらのアナログスイッチSW1〜SW4を制御するこ
とによりI/V変換回路53の増幅率を5段階に切換可
能になっている。すなわち、照度計1は5個の測定レン
ジを有し、受光量に応じて測定レンジを切り換えること
により広い範囲の照度測定が可能になっている。このよ
うに、本実施の形態では、4つのアナログスイッチSW
1〜SW4によりレンジ切換回路532が構成されてお
り、受光側制御部57からの制御指令に応じてスイッチ
SW1〜SW4のオン/オフ状態が切り換って測定レン
ジが設定されるようになっている。
【0045】ここで、簡易ゼロ点校正方法によるゼロC
ALについて、起動時のゼロCALを例に簡単に説明す
る。
【0046】メインスイッチ24がオンになり、照度計
1が起動すると、まず、操作ボタン又は操作キーの操作
状態がチェックされた後、キャリブレーションモードに
移行し、ゼロCAL処理が行われる。ゼロCAL処理に
おいては、受光部3の電源回路59aが起動され、受光
素子51をI/V変換回路53から切り離した状態で、
5つの測定レンジを順次、切り換えて各測定レンジ毎に
ゼロ点測定が行われる。
【0047】すなわち、開閉回路52をオフにして受光
素子51がI/V変換回路53から切り離される。この
状態では受光素子51が遮光されているか否かに関係な
くその出力電流の大部分はトランジスタTr2に流れ、
I/V変換回路53のオペアンプ531に入力される電
流は無視し得るほど小さい。
【0048】具体的にはスイッチSW1〜SW4を全て
オンにしてオペアンプ531の帰還抵抗をR1〜R5の
並列抵抗値のみとした状態で(すなわち、測定レンジ1
について)、A/D変換回路56を駆動して照度測定処
理が行われる。この測定処理で得られる照度値Loff1は
I/V変換回路53が無入力の状態におけるものである
から、ゼロ点校正用のオフセット量である。このオフセ
ット量Loff1は測定レンジ1に対応付けてRAM573
に記憶される。
【0049】測定レンジ1に対するオフセット量Loff1
の測定が終了すると、続いてスイッチSW4のみをオフ
にしてオペアンプ531の帰還抵抗をR1〜R4の並列
抵抗値のみとした状態で(すなわち、測定レンジ2につ
いて)、A/D変換回路56を駆動して照度測定処理が
行われ、測定レンジ2に対するオフセット量Loff2が算
出され、測定レンジ2に対応付けてRAM573に記憶
される。
【0050】以下、スイッチSW3〜SW1を順次、オ
フにして測定レンジがレンジ3からレンジ5に順次、切
り換えられ、各測定レンジ毎にA/D変換回路56を駆
動して照度測定処理が行われ、測定レンジ3〜測定レン
ジ5に対するオフセット量Loff3〜Loff5が算出され
る。オフセット量Loff3〜Loff5はそれぞれ測定レンジ
3〜測定レンジ5に対応付けてRAM573に記憶され
る。
【0051】そして、全ての測定レンジに対してゼロC
ALが終了すると、電源回路59aがオフにされ、自動
的にキャリブレーションモードから測定モードに切り換
えられ、通常の照度測定が開始される。
【0052】I/V変換回路53において設定された測
定レンジで求められるアナログ信号は応答速度切換回路
54を介してバッファ回路55に与えられるとともに、
アナログ出力回路58(図4参照)を介してアナログ出
力端子32に与えられる。
【0053】なお、この応答速度切換回路54は抵抗と
コンデンサとを並列接続してなる平滑回路からなり、I
/V変換回路53から出力される電圧(直流電圧)の脈
動を抑制するものである。コンデンサとアース間にアナ
ログスイッチSW5が設けられ、このアナログスイッチ
SW5のオン/オフを制御することにより応答速度切換
回路54の平滑動作が制御されるようになっている。す
なわち、受光側制御部57によりアナログスイッチSW
5がオフにされると、応答速度切換回路54では平滑動
作が行われず(すなわち、通常の応答速度(通常測定時
の速度)で測光され)、等価的にI/V変換回路53か
らの出力電圧がアナログ出力回路58とバッファ回路5
5を介してA/D変換回路(A/D変換手段)56とに
入力される。また、受光側制御部57によりアナログス
イッチSW5がオンにされると、応答速度切換回路54
で平滑動作が行われ(すなわち、通常の応答速度より遅
い速度で測光され)、I/V変換回路53からの出力電
圧を平滑した電圧(脈動を平均化した電圧)がアナログ
出力回路58とバッファ回路55を介してA/D変換回
路56とに入力される。
【0054】バッファ回路55はオペアンプ551とp
np型トランジスタTr4からなるレベル変換回路とか
らなり、I/V変換回路53とA/D変換回路56との
整合をとるものである。
【0055】また、A/D変換回路56はI/V変換回
路53から応答速度切換回路54及びバッファ回路55
を介して出力される電気信号(アナログ信号)をデジタ
ルの電気信号に変換するものである。A/D変換回路5
6は2個のオペアンプ561,562を用いた二重積分
回路で構成されている。オペアンプ561の反転入力端
子とこの反転入力端子に接続された放電回路563とオ
ペアンプ561の出力端子から反転入力端子への帰還回
路とにそれぞれアナログスイッチSW6〜SW8が設け
られ、これらのアナログスイッチSW6〜SW8のオン
/オフを制御することによりA/D変換動作(すなわ
ち、照度測定動作)が制御される。
【0056】アナログスイッチSW6〜SW8の制御は
受光側制御部57により行われる。スイッチSW8をオ
ンにしてオペアンプ561からなる積分回路をリセット
した後、スイッチSW7,SW8をオフにするととも
に、スイッチSW6をオンにすると、抵抗R6を介して
入力される電圧が積分される。積分開始後、所定時間の
経過後にスイッチSW6をオフにするとともに、スイッ
チSW7をオンにすると、コンデンサCに充電された電
荷が放電回路563を介して放電され、オペアンプ56
2からは放電開始タイミングと放電完了タイミングの検
出信号が出力される。これらの検出信号は受光側制御部
57に入力され、当該検出信号に基づき受光側制御部5
7のタイマ574を用いて放電時間Tが計測される。こ
の放電時間Tは受光素子51で受光された光量に比例す
るから、受光側制御部57で放電時間Tを単位時間当り
の受光量に変換することにより照度値Lが算出される。
【0057】上記のようにI/V変換回路53、応答速
度切換回路54及びA/D変換回路56を制御する受光
側制御部57は、図5に示すように、中央演算部(CP
U)571、ROM572、RAM573及びタイマ5
74を備え、本体側制御部41からのコマンドに従って
受光部3における測光動作を制御するとともに、本発明
の特徴である演算処理等を行う。
【0058】すなわち、受光側制御部57は、上記した
ような一連の測光動作により求められた測光値を用いて
各測定モードに応じた測光結果(相対照度モードにおけ
る相対照度値ΔL、相対照度値の%値ΔL%や積算照度
モードにおける積算照度値Lsum、積算測定時間ΣT及
び時間平均値Lave)を演算するが、このうち、積算照
度モードにおける積算照度値Lsum、積算測定時間ΣT
及び時間平均値Laveの演算を以下のように行う。CP
U571は、いずれもが測定手段である受光素子51、
開閉回路52、I/V変換回路53、応答速度切換回路
54、バッファ回路55、A/D変換回路56による一
連の測光動作を所定の時間間隔Δtで繰り返すが(制御
手段としての機能)、この際、CPU571は、A/D
変換回路56によって変換された値を基に測定値である
照度値Lを算出するとともに(測定値演算手段としての
機能)、RAM573は所定の記憶領域に測定値の積算
値である積算照度値Lsumを記憶する(第1の記憶手段
としての機能)。次いで、CPU571は、毎回の測定
動作ごとに照度値Lと、RAM573の記憶値である積
算照度値Lsumを加算して、この加算結果をあらためて
積算照度値LsumとしてRAM573の上記所定の記憶
領域に記憶させる(第1の記憶手段としての機能)。こ
れと同時に、RAM573は上記所定の記憶領域とは別
の記憶領域に測定時間Tの積算値である積算測定時間Σ
Tを記憶する(第2の記憶手段としての機能)。次い
で、CPU571は、毎回の測定動作ごとに上記測定時
間TをRAM573の上記別の記憶領域の積算値である
積算測定時間ΣTに加算して、この加算結果をあらため
て積算測定時間ΣTとしてRAM573の上記別の記憶
領域に記憶させる(第2の記憶手段としての機能)。そ
して、CPU571は、RAM573の上記所定の記憶
領域の記憶値である積算照度値Lsumを、RAM573
の上記別の記憶領域の記憶値である積算測定時間ΣTで
除算することにより、時間平均値Laveを算出する(平
均値演算手段としての機能)。
【0059】なお、メインスイッチ24がオンされる
と、図6に示すように、CPU571は「POWSWO
N」よりスタートし、CPU内部起動初期設定ルーチン
(#5)でRAM573の一部がクリアされるが、この
時に積算照度値Lsumおよび積算測定時間ΣTの記憶値
もクリアされる。
【0060】その後、上記のように、所定時間間隔毎に
測定値と時間値をRAM573内の積算照度値Lsumと
積算測定時間ΣTにそれぞれ加算していくことにより、
メインスイッチ24がオンされた時点以降の積算照度値
Lsumと積算測定時間ΣTが計測されることになる。そ
して、オペレータによってΣキー221cが押される
と、CPU571はRAM573に記憶されているその
時点までの積算照度値Lsumを呼び出して表示し、再び
Σキー221cが押されると、積算測定時間ΣTをRA
M573より呼び出して表示を切り換え、更にもう一度
Σキー221cが押されると、積算照度値Lsumを積算
測定時間ΣTで除算して時間平均値Laveを算出し表示
を切り換える。以下、Σキー221cの操作を繰り返す
と、順次、積算照度値Lsum、積算測定時間ΣT、時間
平均値Laveがサイクリックに切換表示される。
【0061】また、受光側制御部57は、本体側制御部
41からのコマンドに従って測光動作以外の受光部3の
状態に関する所定の制御(バッテリチェック、アナログ
信号の出力、本体側制御部41から送信される基準照度
値Lr、リミット値Tlim,Elim等のデータの記憶等)
を行う。
【0062】また、図4における符号「59a」は受光
部側の電源回路であり、この電源回路59aから受光部
3の各部に電力が供給されている。また、この電源回路
59aはバッテリチェック回路59bを介して受光側制
御部57と電気的に接続されている。バッテリチェック
回路59bは電源回路59aの異常(動作不能、出力電
圧異常等)を検出する回路であり、受光側制御部57の
指示に従って電源回路59aの動作状態を判別し、その
判別結果を受光側制御部57に入力する。
【0063】本実施の形態に係る照度計1は、本体部2
と受光部3とを分離できるようにしているので、本体部
2で受光部3の電源異常を監視できるようにするため、
本体部2内だけでなく受光部3内にもバッテリチェック
回路59bを設けている。本体部2は受光部3にバッテ
リチェックを行わせ、そのチェック結果を受け取ること
によりその電源状態を監視し、異常が発生した場合は表
示パネル21に警告表示をすることで操作者に電源異常
を報知する。このバッテリチェック処理については後述
する。
【0064】また、本体側制御部41は受光部3の駆動
を節電モードに変更するコマンドを受光側制御部57に
発信する。低消費電力モードとは、上述したように本実
施の形態では本体部2の電源回路46から受光部3の電
源回路59aに電源が供給されるので、例えば受光部3
に周期的に測光動作(例えば500ms毎の測光動作)
を行わせてその測光結果を逐次、表示パネル21に表示
させる場合、測光をしていない期間は電源回路59aの
駆動を停止させて受光部3での電力消費を低減させるモ
ードである。また、PCから本体側制御部41に送信さ
れるコマンドによって、受光部3が接続された本体部2
の本体側制御部41の制御機能をPCに切り換えること
もできる。
【0065】次に、図6〜図10に示すフローチャート
を用いて、具体的な測光処理について説明する。
【0066】図6,図7は、測光機器の測光処理を示す
メインフローチャートである。
【0067】照度計1で照度を測定する場合、測定者は
照度計1を所定の測定点に配置した後、その本体部2の
メインスイッチ24をオンにすることで測定が開始され
る。なお、照度計1の受光部3を本体部2と分離して両
者をケーブル等で連結する場合には、受光部3のみを上
記測定点に配置すればよい。
【0068】図6,図7において、「RESET」から
の処理手順は本体部2に電源電池が装填されたときのも
のであり、「POWSWON」からの処理手順は本体部
2のメインスイッチ24がオンにされたときのものであ
る。また、「TM−B(10ms経過)」からの処理手
順は10ms毎にタイマ割込みを掛け、第1操作部22
1、第2操作部222のキー入力又はその他の操作部材
を検知し、いずれかの入力があったとき、その入力内容
に従って処理する場合のものである。
【0069】従って、メインスイッチ24による起動で
は本体側制御部41のI/Oポートが起動時の初期値に
設定され、RAM413の一部領域がクリアされた後
(#5)、ステップ#9に移行する。なお、ステップ#
5では、前述したように、積算照度値Lsumおよび積算
測定時間ΣTのデータもクリアされる。また、10ms
毎の入力検知処理では、本体側制御部41内のタイマB
(図略)のカウントを開始した後(メインフローのステ
ップ#19)、入力の検知タイミングが検出されると
(#7)、ステップ#21に移行し、入力の有無が判別
される。
【0070】「RESET」からの処理手順において
は、本体部2に電源電池が装填されると、まず、本体側
制御部41のI/Oポートの初期化が行われるととも
に、RAM413の内容が全てクリアされ(#1)、表
示パネル21のLCDセグメントが2秒間全点灯される
(#3)。この全セグメント表示は表示パネル21の異
常をチェックするためのものである。
【0071】続いて、表示パネル21に初期表示が行わ
れ(#9)、受光部3の電源回路59aに電源が供給さ
れて受光側制御部57が起動される(#11)。そし
て、受光部3と本体部2との接続確認を行うための初期
通信処理を行う(#13)。初期通信処理においては、
本体部2から接続確認用の信号を送信し、受光部3から
の応答を受けることにより行われる。この応答はデータ
照合によりおこなわれるが、そのためのデータはEEP
ROM60に記憶されている。
【0072】続いて、受光部3の機種の適合性が判別さ
れる(#15)。本実施の形態では本体部2に接続され
る受光部3はこれまで、1種類で説明してきた。しか
し、同一形状の本体部2及び受光部3を用いて全く別機
種の照度計や色彩計を本体部と受光部間の交信を共通の
設計で作ることが可能である。このとき、本体部2に対
して異機種の受光部3が機構的に結合可能であるため、
信号処理で正規の組合わせかどうかを判定してやる必要
がある。ステップ#15の判別はこの判定を行うもので
ある。ステップ#15で受光部3が不適合であるときは
(#15で不適合)、表示パネル21にその旨を示す
「Err」の文字が表示され(#17)、ウォッチモー
ドに移行する。このウォッチモードは不適合な受光部3
を除去してメインスイッチ24をオンにすると、解消さ
れ、「POWSWON」から処理が開始される。
【0073】一方、受光部3が適合しているときは(#
15で適合)、10ms毎にタイマ割込みを掛けてキー
入力及びその他の操作スイッチの入力をチェックするた
めのタイマBのカウントを開始した後(#19)、第1
操作部221又は第2操作部222のキー入力及びその
他の操作スイッチのチェックが行われる(#21)。こ
こで、いずれかの入力があれば、ステップ#23以降の
処理に移行し、いずれの入力もなければ、タイマBのカ
ウントが積算され(#7)、10ms経過すると、再
度、第1操作部221又は第2操作部222の入力のチ
ェックが行われる(#21)。
【0074】そして、いずれかの入力が検出されると、
その操作がメインスイッチ24をオフからオンにするも
のであるか否かが判別され(#23)、メインスイッチ
24をオンからオフにするものであれば(#23でOF
F)、ステップ#37,#39に移行し、電源オフの処
理(データの退避等)が行われる。
【0075】また、メインスイッチ24をオフからオン
にするものであれば(#23でON)、入力された操作
に応じた所定の処理が行われる(#25,#27)。例
えばノーマルキー221aによりその受光部3について
一般測定が指示されると、本体側制御部41はその指示
コマンドを受光部3に送信する(#25)。
【0076】受光部3の受光側制御部57は本体側制御
部41からのコマンドを受信すると、電源回路59aを
起動し、受光素子51〜A/D変換回路56の駆動を制
御して測光するとともに、その測光結果を用いて照度値
L,相対照度値ΔL,ΔL%、積算照度値Lsum、積算
測定時間ΣT、時間平均値Laveを演算し、その演算結
果を本体側制御41に送信する。本体側制御部41は照
度の測定結果を受信すると、一旦RAM413に記憶
し、指示された表示内容の測光値を表示パネル21に表
示する(#27)。
【0077】続いて、キー操作により表示パネル21の
表示内容を測定値以外の内容に書き換える要求がなされ
ているか否か、あるいは他の表示内容の測光値に書き換
える要求がなされているか否かが判別され(#29,#
33)、書換要求がなければ(#29又は#33でN
O)、測光値の表示パネル21への表示を保持してスタ
ンバイモードに移行する。一方、書換要求があれば(#
29及び#31でYES)。その要求のあった内容に表
示パネル21の表示が変更されて(#31,#35)、
スタンバイモードに移行する。
【0078】上述の図6,図7に示すフローチャートは
1回の測光処理を示したもので、実際の測定では所定の
間隔(例えば500ms間隔)で測光処理が繰り返さ
れ、各測光結果が更新的に表示パネル21に表示される
ようになっている。スタンバイモードとは次の測光処理
が行われるまで(すなわち、次の測光処理の割込みが掛
かるまで)の間の本体側制御部41及び受光側制御部5
7の処理モード(具体的には測光待機状態のモード)
で、例えば受光部3が低消費電力モードに設定されてい
る場合は、スタンバイモードに移行すると、測光待機中
は電源回路59aの駆動を停止して節電が図られる。
【0079】図8は、500msの間隔で測光処理の割
込みを掛けるためのタイマ割込みの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0080】本体側制御部41にタイマA(図略)によ
るタイマ割込みが掛かると、受光部3に再度、測光をさ
せるべく送信データの準備が行われ(#81)、データ
の送信中を示すフラグがセットされる(#83)。そし
て、タイマD(図略)が起動され、このタイマDからシ
リアル通信用の基準クロック(例えばクロック周波数1
9.2kHz)が本体側制御部41に入力される(#8
5)。基準クロックは送受信データをビット単位で送受
するための同期信号であり、通信期間だけ基準クロック
が起動されて本体側制御部41に入力されるものであ
る。また、基準クロックはPCと受光部3との通信を行
う際にも使用される。
【0081】図9は、基準クロックに基づきデータの送
受信を行う通信手順のフローチャートである。
【0082】タイマDの割込みにより基準クロックが入
力されると、データの送信であるか、データの受信であ
るかが判別され(#91)、データの送信であるとき
は、タイマDにより52.08μs(19.2kHzの
周期)がカウントされる毎に送信データの先頭から1ビ
ットずつ受光部3に送信され(#91,#93,#95
のループ)、全ビットが送信され、送信データの送信が
終了すると(#95で送信終了)、所定の送信終了処理
が行われるとともに、送信中のフラグ(図8のステップ
#83参照)がリセットされ(#97)、タイマDの駆
動が停止されて割込み処理は終了する(#99)。
【0083】一方、データの受信であるときは、タイマ
Dにより52.08μsがカウントされる毎に受光部3
から送信されるデータを先頭から1ビットずつ受信して
受信バッファ(図略)に格納し(#91,#101,#
103のループ)、全ビットを受信し、受信データの受
信が終了すると(#103で受信終了)、所定の受信終
了処理が行われるとともに、受信中のフラグがリセット
され(#105)、表示パネル21の表示内容の書換要
求フラグがセットされた後(#107)、タイマDの駆
動が停止されて割込み処理は終了する(#109)。
【0084】次に、測光機器におけるバッテリチェック
について、図10のフローチャートに従って説明する。
【0085】上述したように、本体部2と受光部3とに
それぞれ独立に電源回路46と電源回路59aとが設け
られ、各電源回路46,59aはバッテリチェック回路
47とバッテリチェック回路59bとによりそれぞれチ
ェックされるようにしているので、本体側制御部41
は、図10に示す処理手順に従ってバッテリチェック回
路47で電源回路46の状態をチェックするとともに
(#131)、受光側制御部57を介してバッテリチェ
ック回路59bで電源回路59aの状態をチェックさせ
(#133)、そのチェック結果に応じた所定の警告表
示を表示パネル21に行う(#133〜#137)。
【0086】すなわち、本体側の電源回路46のバッテ
リチェックを行い、電源回路46が正常であれば(#1
31でOK)、表示パネル21に通常表示を行い(測光
値の表示を行い)、電源異常を示す所定のバッテリマー
ク(絵文字)は表示しない(#133)。一方、本体側
の電源回路46が不良であれば(#131でNG)、表
示パネル21にバッテリマークのみを点滅表示する(#
137)。
【0087】また、本体側の電源回路46の出力が警告
領域であれば(#131でAlarm)、更に受光部3
の受光側制御部57を介して当該受光部3の電源回路5
9aのバッテリチェックを行い、受光部3の電源回路5
9aが全て良好であれば(#133でALLOK)、表
示パネル21に通常表示を行うとともに、バッテリマー
クの点滅表示を行う(#135)。すなわち、この場合
は電源電池の消耗であると考えられるので、オペレータ
に電池交換を報知するため、通常表示に加えてバッテリ
マークの点滅表示が行われる。
【0088】一方、受光部3の電源回路59aが不良で
あれば(#133でNG)、本体側の電源回路46の不
良の場合と同様に表示パネル21にバッテリマークのみ
を点滅表示する(#137)。すなわち、本体部2及び
受光部3のいずれかの電源回路46,59aに異常が発
生すると、バッテリマークのみが点滅表示される。
【0089】従って、操作者は表示パネル21のバッテ
リマークの表示態様によって電源異常の内容を知ること
ができ、その内容に従って容易に適切な措置を採ること
ができる。
【0090】上記のように、本実施の形態によれば、測
定値の積算値が測定時間の積算値で除算されるので、特
別な操作部材も不要でかつ極めて簡単に、ある特定の時
間区間における測定値の時間平均値を求めることができ
る。この際、従来のように、オペレータがわざわざ測定
値の積算値と測定時間の積算値を読みとって計算しなく
てもよい。また、本実施の形態では、照度計1の本体部
2と受光部3とを分離可能にしているので、本体部2と
複数個の受光部3とをカスケード接続することにより結
合してシステムを構成できる。このようにして、測定点
が多数ある場合には簡単に多点測光システムを構成する
ことができ、その場合にも、上記実施の形態と同様に本
発明を適用できる。すなわち、いずれか1つの受光部3
による測定値の積算値を測定時間の積算値で除算するこ
とにより、多点測光システムにおいても、特別な操作部
材が不要でかつ極めて簡単に、ある特定の時間区間にお
ける測定値の時間平均値を求めることができる。さら
に、応用例として、各受光部の測定値の積算値の全部を
測定時間の積算値で除算することも考えられるが、その
ようにすれば、測定位置および時間の平均値を求めるこ
ともできる。
【0091】なお、本実施の形態では受光部3が本体部
2に直接装着可能になされ、単独の照度計1を構成し得
るものについて説明したが、その場合には、本体側制御
部41のCPU411を測定値演算手段、平均値演算手
段として、またRAM413を第1,第2の記憶手段と
して用いることもできる。さらに、受光部3と本体部2
の両者が一体となったものとしてもよく、その場合に
は、受光部側の電源回路等が不要となりシンプルな構成
になる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上記測定値の積算値が測定時間の積算値で除算
されるので、特別な操作部材も不要でかつ極めて簡単
に、ある特定の時間区間における測定値の時間平均値を
求めることができる。この際、従来のように、オペレー
タがわざわざ測定値の積算値と測定時間の積算値を読み
とって計算しなくてもよい。
【0093】さらに、上記除算結果である測定値の時間
平均値を表示部に表示させる表示制御手段を具備するの
で(請求項3)、オペレータは測定値の時間平均値を容
易に知ることができる。
【0094】さらに、上記表示制御手段は、上記測定値
の積算値及び測定時間の積算値を上記表示部に切換表示
するものであるので(請求項4)、測定値の時間平均値
を1つの画面上に必要に応じて表示できる。
【0095】さらに、上記測定手段を複数個有し、上記
平均値演算手段がいずれか1つの測定手段による測定値
の積算値を測定時間の積算値で除算するものであるので
(請求項5)、多点測光においても、特別な操作部材が
不要でかつ極めて簡単に、ある特定の時間区間における
測定値の時間平均値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る照度計の一例を示す
正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る照度計の一例を示す
右側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る照度計の本体部と受
光部とを分離した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る照度計の内部構成を
示すブロック図である。
【図5】受光部の回路構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る照度計の測光処理を
示すメインフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る照度計の測光処理を
示すメインフローチャートである。
【図8】500msの間隔で測光処理の割込みを掛ける
ためのタイマ割込みの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】基準クロックに基づきデータの送受信を行う通
信手順のフローチャートである。
【図10】バッテリチェックの処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 照度計 2 本体部 2a 接続部 21 表示パネル(表示部) 221 第1操作部 222 第2操作部 23 蓋体 24 メインスイッチ 25 ホールド釦 26 受光部分離釦 27 デジタルインターフェース端子 28 DC電源端子 29 応答速度切換スイッチ 3 受光部 3a 接続部 31 受光窓 32 アナログ出力端子 41 本体側制御部(表示制御手段) 42 操作ユニット 43 表示ユニット 44 通信インターフェース 45 切換スイッチ部 46 電源回路 47 バッテリチェック回路 51 受光素子(測定手段) 52 開閉回路(測定手段) 53 I/V変換回路(変換回路、測定手段) 54 応答速度切換回路(測定手段) 55 バッファ回路(測定手段) 56 A/D変換回路(A/D変換手段、測定手段) 57 受光側制御部(制御手段) 58 アナログ出力回路 59a 電源回路 59b バッテリチェック回路 411 CPU 412 ROM 413 RAM 571 CPU(測定値演算手段、平均値測定手段) 572 ROM 573 RAM(第1,第2の記憶手段) 574 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G065 AA02 AA03 AA04 AB02 AB04 AB05 AB18 BA01 BC16 BC22 BC28 BC31 BD02 DA11 DA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を測定する測定手段と、上記測定値を
    積算して記憶する第1の記憶手段と、上記測定時間を積
    算して記憶する第2の記憶手段とを具備した測光機器に
    おいて、上記測定値の積算値を上記測定時間の積算値で
    除算する平均値演算手段を具備したことを特徴とする測
    光機器。
  2. 【請求項2】 上記測定手段が、受光光を電気量に変換
    する受光素子と、上記電気量を電圧又は電流量に変換す
    る変換回路と、上記変換回路の出力をデジタル値に変換
    するA/D変換手段と、上記デジタル値に基づいて上記
    測定値を演算する測定値演算手段と、上記受光素子、変
    換回路、A/D変換手段及び測定値演算手段を所定の時
    間間隔で動作させる制御手段とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の測光機器。
  3. 【請求項3】 上記除算結果である測定値の時間平均値
    を表示部に表示させる表示制御手段を具備したことを特
    徴とする請求項1又は2記載の測光機器。
  4. 【請求項4】 上記表示制御手段は、更に上記測定値の
    積算値及び測定時間の積算値を上記表示部に切換表示す
    るものであることを特徴とする請求項3記載の測光機
    器。
  5. 【請求項5】 上記測定手段を複数個有し、上記平均値
    演算手段がいずれか1つの測定手段による測定値の積算
    値を測定時間の積算値で除算することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の測光機器。
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