JP5232607B2 - 電気接続箱のロック音発生構造 - Google Patents

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本発明は、接続箱本体にカバーを装着した際にロックアームが弾性的に復元してロック音を発生する電気接続箱のロック音発生構造に関するものである。
図6(a)(b)は、従来の電気接続箱のカバーロック構造の一形態を示すものである。
この構造は、合成樹脂製の接続箱本体41の一方に水平な板状の突起42、他方に縦断面略三角状の突起43をそれぞれ設け、合成樹脂製のカバー44の一方に、突起42に係合する枠状フック45、他方に、突起43に係合するロックアーム46をそれぞれ設け、カバー44を一方の突起45を支点に閉止方向(下向き)に回動させて、他方の突起43にロックアーム46を係合させるものである。
図7(a)(b)は、従来の電気接続箱のカバーロック構造の他の形態を示すものである。
この構造は、上記図6におけると同様な一方の係止手段42,45を有する電気接続箱において、他方の係止手段の他の形態を示すものであり、接続箱本体2’に、内向きの爪部5を有する枠状壁6’を設け、爪部5を係合させる孔部8を中間部に有し、係止解除用の操作部18を上部に有するロックアーム9をカバー3に設けたものである。
一方の係止手段42を支点にカバー3を閉止方向に回動させることで、ロックアーム9が枠状壁6’内に上方から下向きに進入し、ロックアーム9の孔部8に枠状壁6’の内向きの爪部5が係合する。それと同時にロックアーム9が弾性的に復帰して枠状壁6’の内面6a’に衝接する。
従来のロック音発生構造としては、電気接続箱に関するものではないが、例えば特許文献1に、一方のコネクタのロックアームの孔部と他方のコネクタの突起とをラップ気味に嵌合させて、叩き音を発生させることが記載され、特許文献2には、ゴム製の防水グロメットの剛性を高める合成樹脂製のクランプ部材の硬度を高めて、クランプ部材のロックアームと車両パネルの孔部との嵌合音を発生させることが記載されている。何れも嵌合音によって作業者に嵌合完了を認知させることを目的としている。
特開平8−321352号公報(図5) 特開2000−207965号公報(図2)
上記従来の図6,図7の構造にあっては、ロック嵌合時にロックアーム46,9が弾性的に復元して接続箱本体41,2’の外壁47(図6)や枠状壁6’(図7)に衝接することで、ある程度の嵌合音を生じるが、騒音のある組立ラインの中等でその嵌合音を聞くことは困難であり、ロックの不完全嵌合があった場合にその異常を嵌合音によっては発見できないという問題があった。
また、従来の特許文献1に記載された構造にあっては、ロックアームの孔部と突起との引っ掛かりを生じてロック不完全を生じ兼ねないという懸念があり、特許文献2に記載された構造にあっては、材質を代えるので、独立した部品には適用できるが、電気接続箱のカバーのような樹脂一体成形品には適用できない(適用した場合は高価なものとなる)という問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、ロック性を低下させることなく、また、コストを高めることなく、作業者が認知しやすいロック嵌合音を発生させることのできる電気接続箱のロック音発生構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気接続箱のロック音発生構造は、接続箱本体とカバーとの何れか一方に可撓性のロックアームを設け、何れか他方に、該ロックアームに対する係合部と衝接壁面とを設けた電気接続箱のロック構造において、前記衝接壁面に前記ロックアームの衝接部の幅よりも幅狭な高音発生用の一又は一以上の突条を設け、該ロックアームと該係合部との係合時に該ロックアームの衝接部が該突条に衝接することを特徴とする。
上記構成により、ロックアームと係合部との嵌合時に、ロックアームが衝接壁面に向けて弾性的に復元した際に、ロックアームの衝接部の面が衝接壁面の幅狭の突条に小さな接触面積で瞬間的に強く当接(衝接)して、高音を発する。これにより、作業者が騒音の中でもロック完了を確実に感知することができる。
請求項2に係る電気接続箱のロック音発生構造は、請求項1記載の電気接続箱のロック音発生構造において、前記突条が前記ロックアームの幅方向中央に対向して配置されたことを特徴とする。
上記構成により、ロックアームの復元力が逃げることなく突条に伝わって大きな高音を発生させる。
請求項3に係る電気接続箱のロック音発生構造は、請求項記載の電気接続箱のロック音発生構造において、前記突条が前記ロックアームの幅方向両側に対向して一対配置されたことを特徴とする。
また、請求項4に係る電気接続箱のロック音発生構造は、請求項1記載の電気接続箱のロック音発生構造において、前記突条が、前記ロックアームの幅方向中央に対向して配置されると共に、該ロックアームの幅方向両側に対向して一対配置されたことを特徴とする。
上記構成により、一対の突条のみを設けた場合、ロックアームの復元力が逃げることなく均一に一対の突条に伝わって大きな高音を発生させる。また、中央の突条と両側の突条とを設けた場合、ロックアームの復元力が逃げることなく均一に三本の突条に伝わって大きな高音を発生させる。
請求項に係る電気接続箱のロック音発生構造は、請求項記載の電気接続箱のロック音発生構造において、前記両側の一対の突条が前記中央の突条よりも幅狭に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、両側の一対の突条が中央の突条におけるよりも高い周波数の音を発生し、中央の突条と両側の突条とで二種類の周波数の高い音を発生する。
請求項に係る電気接続箱のロック音発生構造は、請求項1〜の何れかに記載の電気接続箱のロック音発生構造において、前記接続箱本体又は前記カバーの外壁に、前記係合部を有して前記ロックアームを進入させる枠状壁が設けられ、前記突条が該枠状壁の内面である前記衝接壁面に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、接続箱本体の外壁から外側に突出した枠状壁が、ロックアームと突条との衝接時に共鳴して、大きく聞き取りやすい高音を発生させる。
請求項1記載の発明によれば、接続箱本体にカバーを装着した際に、高音のロック音を発生するので、騒音のある組立ライン等でも作業者がロック音を確実に感知することができ、これにより、ロック不完全が防止され、ロック不良に伴うカバーのガタつきや外れ等が防止される。また、従来のようにロックアームのラップ代を増したり、材質を代えたりする必要がないから、ロック性の低下やコストアップを招く心配がない。
請求項2記載の発明によれば、ロックアームの復元力を逃げなく中央の突条に伝えて大きな高音を発生させることができる。
請求項3記載の発明によれば、ロックアームの復元力を逃げなく左右一対の突条に均一に伝えて大きな高音を発生させることができる。また、請求項4記載の発明によれば、ロックアームの復元力を逃がすことなく均一に三本の突条に伝えて大きな高音を発生させることができる。
請求項記載の発明によれば、二種類の周波数の高音の共鳴(共振)作用で作業者がロック音を一層確実に感知することができる。
請求項記載の発明によれば、枠状壁の共鳴作用で請求項1〜の何れか記載の発明の効果が促進される。
図1〜図5は、本発明に係る電気接続箱のロック音発生構造の一実施形態を示すものである。
図1(a)(b)の如く、この構造は、電気接続箱1(図5)の合成樹脂製の接続箱本体2の一方の外壁4に、内向きの爪部(係合部)5を有する枠状壁6を設け、合成樹脂製のアッパカバー(カバー)3の一方の外壁7に、爪部5を係合させる孔部8を有する弾性(可撓性)のロックアーム9を上向きに設けた構造において、枠状壁6の内面(衝接壁面)10aの幅方向中央に、ロックアーム9よりも幅狭な薄肉の突条12を突出形成すると共に、枠状壁6の内面(衝接壁面)10aの左右両側に、中央の突条12よりも幅狭な細幅な一対の突条13を突出形成して、ロックアーム9と枠状壁6との嵌合時に、ロックアーム9の外面14を幅狭の各突条12,13に弾性的に衝接させることで、高いロック嵌合音(高周波音)を発生させるようにしたものである。
図1(b),図2の如く、枠状壁6は、垂直な正面壁10と、正面壁10の左右両側に内向きに突出したリブ状の両側壁11と、水平な底壁15(図3)とを備え、両側壁11の下部と底壁15とが接続箱本体2の外壁4に一体に続いている。図3の如く、底壁15は接続箱本体2の外壁4に直交し、爪部形成用の型抜き孔15aを有する。枠状壁6は大きな力で殆ど撓むことなく剛性を有して形成されている。
図1の如く、枠状壁6の正面壁10に各突条12,13が突設されている。中央の突条12は内向きの爪部5と同じ幅、すなわちロックアーム9の略半分ないしそれ以下の幅で、正面壁10の下端から上端側の爪部5の下端まで直線的に形成されている。中央の突条12の厚みは爪部5の略1/4程度と薄いものである。
両側の細幅の突条13の幅は中央の突条12の略1/5程度と細く、左右一対が中央の突条12と平行に、正面壁10の下端から上端まで直線的に形成されている。両側の突条13の厚みは中央の突条12の厚みと同程度である。
図3(図5のA−A断面図)の如く、ロックアーム9が枠状壁6内に進入係合すると同時に、ロックアーム9の矩形状の孔部8の左右両側のアーム部分(衝接部分)14が枠状壁6の正面壁10の垂直な内面(衝接壁面)10aにおいて各突条12,13に弾性的に衝接する。ロックアーム9は孔部8の下側において傾斜面16となっているので、正面壁10の内面10aには軽く衝接する、ないしは衝接しない。ロックアーム9と各リブ12,13との衝接時に枠状壁6が共鳴して大きくて高い音を発生する。
図4(a)(図5の矢視B背面図)にハッチング12’,13’で示す如く、ロックアーム9の孔部8の周囲の外面の極僅かな面積部分(正確には孔部8の下端縁8a)に中央の突条12(図1)が衝接し、孔部8の左右両側でロックアーム9の左右両側の外面部分(衝接部分)14に左右の細幅の突条13(図13)が衝接する。符号12’,13’は各突条12,13の衝接する部分を示している。中央の突条12を爪部5(図1)の幅よりも少し広く形成すれば、孔部8の左右の両端縁8bにも小さな面積で中央の突条12が衝接する。図4(a)のハッチングの下側の白枠の部分12a’,13a’はロックアーム9の孔部8よりも下側の傾斜部分16(図1)が軽く衝接する、ないし衝接しない部分である。
図4(b)は、従来のロックアーム9と枠状壁6’との衝接部分を示すものであり、ロックアーム9が全幅に渡って大きな面積で枠状壁6’の正面壁10’の内面に衝接している。ハッチング部分17はロックアーム9の孔部8の両側のアーム部分14が衝接する部分、その下側の白枠部分17aは孔部8の下側の傾斜状の部分16が軽く衝接する、ないし衝接しない部分である。
図4(a)(b)を較べれば、図1(b)の各突条12,13が小さな面積でロックアーム9の外面14に衝接し、それによって高音(高周波音)が発生することが明らかである。高音は作業者が組立ラインでも聞き取りやすく、ロックアーム9と爪部5とのロック位置が目視できない箇所にあっても、ロックが完全に行われたことが容易に確認される。
図1(a)の如く、ロックアーム9は既存のものであり、高さ方向中間部の孔部8と、孔部8の上側に段差状に外側に突出したロック解除用の操作部18と、孔部8の下側の傾斜部16とを備えており、傾斜部16の下端16aがカバー3の外壁面7にヒンジ状に連結され、図3の如く、ロックアーム9の内面19(図3)とカバー3の外壁面7との間にロックアーム撓み空間20を有している。ロックアーム9の左右両側には一対の保護壁21が外向きに突設され、保護壁21の外端21aとロックアーム9の各外面は全高に渡って同一面に位置している。
図3の如く、ロックアーム9の操作部18の外面は枠状壁6の正面壁10の外面と同一面に位置し、操作部18の下側のアーム部分、すなわち孔部8(図1)の左右両側のアーム部分14の左右端寄りの部分が左右一対の細幅の突条13に衝接し、同時に孔部8の少なくとも下端縁8aが中央の突条12に衝接する。
ロックアーム9の傾斜部16の下端16aにカバー3の外壁7が延長され、この延長下端部7aが枠状壁6の底壁15に当接する。図2の如く、枠状壁6の左右のリブ状壁11の内側にロックアーム9の左右両側の保護壁21が進入する。
図3及び図1(b)で、符号22は、接続箱本体2の内側に下方から挿入係止(収容)されたリレー装着部やヒューズ装着部やコネクタ等の一部を示す。本実施形態の接続箱本体2は上下に開口を有するフレームであり、上部開口にアッパカバー3が被着され、下部開口にロアカバー(図示せず)が被着される。
フレーム2とロアカバーとを一体化したような有底の接続箱本体(図示せず)に、上記突条12,13を有する枠状壁6を設けたり、ロアカバーに上記ロックアーム9を設けて、接続箱本体2に対するロアカバーのロック嵌合音を発生させることも可能である。
図5の如く、アッパカバー3の一方の外壁7の長手方向中間部にロックアーム9が配設され、ロックアーム9に対応して接続箱本体2の一方の外壁4(図2)の長手方向中間部に、爪部5(図1)を有する枠状壁6が配設されている。
アッパカバー3の他方の外壁23には、図6の従来例と同様な左右一対の枠状フック24が垂下形成され、接続箱本体2の他方の外壁25には、一対の枠状フック24に対応して左右一対の突起26が水平方向に突出形成されている。ロックアーム(係止部)9と爪部(係合部)5とで一方のロック手段が構成され、枠状フック(係止部)24と突起(係合部)26とで他方のロック手段が構成される。
ヒューズ等のメンテナンス等でカバー3を外し、再度組み付ける際に、あるいはエンジンルーム等の狭いスペースでカバー3付きの電気接続箱1を装着できず、接続箱本体2を車両ボディに組み付けた後、カバー3を装着する際等に、作業者はカバー3を傾けて接続箱本体2の他方の外壁25の突起26に枠状フック24を引っ掛け、カバー3を閉止方向(下方)に回動させて、ロックアーム9を枠状壁6内に挿入しつつ爪部5に係合させる。
このカバー3の装着時に高いロック音でカバー3のロック完全嵌合が確認される。このロック音は電気接続箱の組立ラインにおいても容易に確認される。ロック音がしなかった場合は、ロック不完全であることが認知され、再度カバー3を閉止方向に押して、あるいはカバー3の装着作業をやり直して、ロックを完全に行うことができる。
接続箱本体2は左右のブラケット27(図5)で車両ボディ(エンジンルーム内等)に固定される。接続箱本体2内のリレーやヒューズやコネクタに接続された各電線(図示せず)はワイヤハーネスとして接続箱本体2やロアカバーの開口から外部に導出される。
なお、上記実施形態においては、枠状壁6の中央に中幅(従来の幅広に対して中幅)の突条12を設け、その両側に細幅の突条13を設けたが、例えば、中央の突条12のみを設け、中央の突条12のみにロックアーム9の外面14を小面積で衝接させたり、あるいは、左右両側の突条13のみを設け、左右両側の突条13のみにロックアーム9の外面14を小面積で衝接させることも有効である。各突条12,13のことを幅狭ないし細幅の厚肉部やリブ等と呼称することも可能である。
また、上記実施形態においては、ロックアーム9として、上向きの自由端(操作部18)と高さ方向中間部の孔部8を有するものを用いたが、ロックアーム9の形状はこれに限らず、例えば、図6(b)の従来例のように、下向きの自由端と、自由端側に設けられた孔部とを有するもの等を用いることも可能である。
ロックアーム9に対する枠状壁6の爪部5又は突起の位置も、ロックアーム9の孔部8又は段部又は凹部(図示せず)の位置に応じて適宜設定可能である。枠状壁6を用いずに、図6(b)の従来例のように、接続箱本体2の外壁面4に外向きに爪部5や突起を設けることも可能であり、この場合は、高音発生用の突条12,13は接続箱本体2の外壁面4に直接設けられる。
また、上記実施形態においては、カバー3にロックアーム9、接続箱本体2に爪部5を設けたが、これとは逆に接続箱本体2にロックアーム9、カバー3に爪部5を設けることも可能である。この場合、高音発生用の突条12,13はカバー3の外壁面7に設けられる(内壁面では音が外部に伝わりにくい)。
また、上記実施形態においては、カバー3を他方の枠状フック24(図5)と突起26との係合後に閉止方向に回動させてロックアーム9を爪部5に係合させる例で説明したが、枠状フック24と突起26がなく、一方と他方に各ロックアーム9と各爪部5とを設け、カバー3を回動させずに垂直に接続箱本体2に装着する電気接続箱においても、上記ロック音発生構造を採用可能である。
また、上記実施形態においては、左右両側の一対の細幅の突条13をロックアーム9の両側の外面14に衝接させたが、例えば、左右両側の一対の細幅の突条13をロックアーム9の両側の外面14よりもさらに外側において、ロックアーム9の両端と外側の保護壁21との間の隙間28(図4)に対向して、ロックアーム9とは被接触に配置し、中央の突条12のみをロックアーム9の外面14に衝接させ、左右一対の突条13を枠状壁6の高音共鳴部として作用させることも有効である。
本発明に係る電気接続箱のロック音発生構造の一実施形態の要部を示し、(a)はロックアーム、(b)は枠状壁をそれぞれ示す斜視図である。 同じくロックアームと枠状壁の嵌合状態を示す斜視図である。 同じくロックアームと枠状壁の嵌合状態を示す縦断面図(図5のA−A断面図)である。 (a)はロック時のロックアームの衝接面積を(b)の従来例と比較して示す背面図(図5の矢視B図)である。 本発明における電気接続箱の一形態を示す平面図である。 (a)は従来の電気接続箱のロック構造の一形態の一方を示す斜視図、(b)は同じく他方を示す分解斜視図である。 従来の電気接続箱のロック構造の他の形態の要部を示す、(a)はロックアームの斜視図、(b)は枠状壁の斜視図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 接続箱本体
3 カバー
4,7 外壁
5 爪部(係合部)
6 枠状壁
9 ロックアーム
10a 内面(衝接壁面)
12,13 突条
14 外面(衝接部)

Claims (6)

  1. 接続箱本体とカバーとの何れか一方に可撓性のロックアームを設け、何れか他方に、該ロックアームに対する係合部と衝接壁面とを設けた電気接続箱のロック構造において、前記衝接壁面に前記ロックアームの衝接部の幅よりも幅狭な高音発生用の一又は一以上の突条を設け、該ロックアームと該係合部との係合時に該ロックアームの衝接部が該突条に衝接することを特徴とする電気接続箱のロック音発生構造。
  2. 前記突条が前記ロックアームの幅方向中央に対向して配置されたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱のロック音発生構造。
  3. 前記突条が前記ロックアームの幅方向両側に対向して一対配置されたことを特徴とする請求項記載の電気接続箱のロック音発生構造。
  4. 前記突条が、前記ロックアームの幅方向中央に対向して配置されると共に、該ロックアームの幅方向両側に対向して一対配置されたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱のロック音発生構造。
  5. 前記両側の一対の突条が前記中央の突条よりも幅狭に形成されたことを特徴とする請求項4記載の電気接続箱のロック音発生構造。
  6. 前記接続箱本体又は前記カバーの外壁に、前記係合部を有して前記ロックアームを進入させる枠状壁が設けられ、前記突条が該枠状壁の内面である前記衝接壁面に設けられたことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の電気接続箱のロック音発生構造。
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