JP5231488B2 - 金融機関連携システム、金融機関システム、金融機関連携方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
10 金融機関連携システム
20 第1の金融機関システムである証券会社システム
21 普通預金残高受信処理手段
23 注文受付処理手段
24 口座残高合計金額算出処理手段
25 取引金額総額算出処理手段
26 買付余力判断処理手段
27 拘束金額算出処理手段
28 発注処理手段
30 出金指示送信処理手段
31 預り金側振替処理手段
33 入金指示送信処理手段
34 拘束金額通知処理手段
40 第1の口座データベースである証券総合口座データベース
41 普通預金ミラー残データベース
43 未済残データベース
45 拘束金額データベース
50 第2の金融機関システムである銀行システム
51 普通預金残高送信処理手段
52 出金指示受信処理手段
53 普通預金側振替処理手段
54 普通預金出金額送信処理手段
55 入金指示受信処理手段
57 拘束金額問合せ処理手段
58 拘束処理手段
60 第2の口座データベースである普通預金口座データベース
70 顧客端末装置
80 取引市場システム
Claims (9)
- 顧客による金融商品の売買注文を受け付ける第1の金融機関が管理するコンピュータからなる第1の金融機関システムと、顧客の普通預金を預かる第2の金融機関が管理するコンピュータからなる第2の金融機関システムとを連携させる金融機関連携システムであって、
前記第1の金融機関システムは、
前記第1の金融機関に開設された第1の口座の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する第1の口座データベースと、
前記第2の金融機関に開設された第2の口座の普通預金残高を複写した普通預金ミラー残を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する普通預金ミラー残データベースと、
金融商品の取引市場システムに発注されているが未受渡しの注文の取引金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する未済残データベースと、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の口座の普通預金残高を、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて前記普通預金ミラー残データベースに記憶させる処理を実行する普通預金残高受信処理手段と、
顧客端末装置からの顧客による金融商品の注文データを受信する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により買い注文の注文データを受信した場合に、買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記第1の口座データベースから、当該顧客の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を取得するとともに、前記普通預金ミラー残データベースから、当該顧客の普通預金残高を取得し、これらの預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、これらの預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出する処理を実行するか、または、前記預り金残高、前記MRF残高、若しくは前記普通預金ミラー残のうちのいずれかが更新された場合に、更新に係る顧客の預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、更新に係る顧客の預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出し、算出した前記口座残高合計金額を、更新に係る顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて口座残高合計金額データベースに記憶させる処理を実行する口座残高合計金額算出処理手段と、
買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記未済残データベースから、当該顧客の未受渡しの注文の取引金額を取得し、取得した全ての未受渡しの注文の取引金額、および前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データの取引金額について、売りの取引金額と買いの取引金額とを相殺しながら合計することにより、取引金額総額を算出する処理を実行する取引金額総額算出処理手段と、
この取引金額総額算出処理手段により算出した前記取引金額総額が、買いの金額として残った買いの取引金額総額である場合に、前記注文受付処理手段による買い注文の注文データの受信時に前記口座残高合計金額算出処理手段により算出した前記口座残高合計金額、または買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記口座残高合計金額データベースに記憶されている前記口座残高合計金額が、前記買いの取引金額総額以上であるか否かを判断することにより、買い注文の受付の可否を決定する処理を実行する買付余力判断処理手段と、
この買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データを用いてこの買い注文の前記取引市場システムへの発注処理を実行する発注処理手段と、
前記買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高を減じるか、または、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高および前記MRF残高を減じることにより、前記第2の口座の普通預金残高を拘束して出金を制限するための拘束金額を算出する処理を実行する拘束金額算出処理手段と、
この拘束金額算出処理手段により算出した前記拘束金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する拘束金額データベースと、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる拘束金額の問合せ信号を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記拘束金額データベースに記憶された前記拘束金額を、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する拘束金額通知処理手段とを備え、
前記第2の金融機関システムは、
前記第2の金融機関に開設された前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する第2の口座データベースと、
この第2の口座データベースに記憶された前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報またはこの第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第1の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する普通預金残高送信処理手段と、
前記顧客端末装置から通信回線を介して送信されてくる出金要求信号を受信する処理を実行する入出金要求受付処理手段と、
この入出金要求受付処理手段により前記出金要求信号を受信した場合に、前記拘束金額の問合せ信号を、出金要求に係る顧客についての第2の金融機関用の顧客識別情報またはこの第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第1の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する拘束金額問合せ処理手段と、
前記第1の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記拘束金額を受信し、前記出金要求信号に係る出金要求に応じた場合に、受信した前記拘束金額の分が前記普通預金残高に残るか否かを判断することにより、出金の可否を判断する処理を実行する拘束処理手段とを備えた
ことを特徴とする金融機関連携システム。 - 前記第1の金融機関システムは、
前記未済残データベースに記憶された未受渡しの注文の取引金額のうち、受渡日が到来する注文の取引金額について、売りの取引金額と買いの取引金額とを相殺しながら合計することにより、到来する受渡日の受渡金額総額を顧客毎に算出し、算出した前記受渡金額総額が、買いの金額として残った買いの受渡金額総額である場合に、算出した前記買いの受渡金額総額を、受渡日、および、第1の金融機関用の顧客識別情報若しくはこの第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する出金指示送信処理手段と、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して受渡日の決済前に送信されてくる前記第2の口座の普通預金残高からの出金額を受信した場合に、受信した前記普通預金残高からの出金額と同じ金額を、前記第1の口座の預り金残高に加算する入金処理を実行する預り金側振替処理手段とを備え、
前記第2の金融機関システムは、
前記第1の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記買いの受渡金額総額を、前記受渡日、および、前記第1の金融機関用の顧客識別情報若しくは前記第2の金融機関用の顧客識別情報とともに受信する処理を実行する出金指示受信処理手段と、
この出金指示受信処理手段により受信した前記買いの受渡金額総額を、受信した前記受渡日の決済前に、受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記第2の口座データベースに記憶されている前記第2の口座の普通預金残高から減算する出金処理を実行する普通預金側振替処理手段と、
この普通預金側振替処理手段により出金処理された前記買いの受渡金額総額を、前記受渡日の決済前に、前記普通預金残高からの出金額として、前記第1の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する普通預金出金額送信処理手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の金融機関連携システム。 - 前記第1の金融機関システムの前記預り金側振替処理手段は、
受渡日が到来した注文について決済を行って売りの金額として残って前記第1の口座の預り金残高に入金処理された売りの受渡金額総額を、前記第1の口座の預り金残高から減算する出金処理も実行する構成とされ、
前記第1の金融機関システムは、
前記預り金側振替処理手段により出金処理された前記売りの受渡金額総額を、第1の金融機関用の顧客識別情報またはこの第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する入金指示送信処理手段を備え、
前記第2の金融機関システムは、
前記第1の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記売りの受渡金額総額を、前記第1の金融機関用の顧客識別情報または前記第2の金融機関用の顧客識別情報とともに受信する処理を実行する入金指示受信処理手段を備え、
前記第2の金融機関システムの前記普通預金側振替処理手段は、
前記入金指示受信処理手段により受信した前記売りの受渡金額総額を、受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記第2の口座データベースに記憶されている前記第2の口座の普通預金残高に加算する入金処理も実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項2に記載の金融機関連携システム。 - 顧客による金融商品の売買注文を受け付ける第1の金融機関が管理するコンピュータからなる第1の金融機関システムとして、顧客の普通預金を預かる第2の金融機関が管理するコンピュータからなる第2の金融機関システムと連携して金融機関連携システムを構成する金融機関システムであって、
前記第1の金融機関に開設された第1の口座の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する第1の口座データベースと、
前記第2の金融機関に開設された第2の口座の普通預金残高を複写した普通預金ミラー残を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する普通預金ミラー残データベースと、
金融商品の取引市場システムに発注されているが未受渡しの注文の取引金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する未済残データベースと、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の口座の普通預金残高を、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて前記普通預金ミラー残データベースに記憶させる処理を実行する普通預金残高受信処理手段と、
顧客端末装置からの顧客による金融商品の注文データを受信する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により買い注文の注文データを受信した場合に、買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記第1の口座データベースから、当該顧客の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を取得するとともに、前記普通預金ミラー残データベースから、当該顧客の普通預金残高を取得し、これらの預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、これらの預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出する処理を実行するか、または、前記預り金残高、前記MRF残高、若しくは前記普通預金ミラー残のうちのいずれかが更新された場合に、更新に係る顧客の預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、更新に係る顧客の預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出し、算出した前記口座残高合計金額を、更新に係る顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて口座残高合計金額データベースに記憶させる処理を実行する口座残高合計金額算出処理手段と、
買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記未済残データベースから、当該顧客の未受渡しの注文の取引金額を取得し、取得した全ての未受渡しの注文の取引金額、および前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データの取引金額について、売りの取引金額と買いの取引金額とを相殺しながら合計することにより、取引金額総額を算出する処理を実行する取引金額総額算出処理手段と、
この取引金額総額算出処理手段により算出した前記取引金額総額が、買いの金額として残った買いの取引金額総額である場合に、前記注文受付処理手段による買い注文の注文データの受信時に前記口座残高合計金額算出処理手段により算出した前記口座残高合計金額、または買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記口座残高合計金額データベースに記憶されている前記口座残高合計金額が、前記買いの取引金額総額以上であるか否かを判断することにより、買い注文の受付の可否を決定する処理を実行する買付余力判断処理手段と、
この買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データを用いてこの買い注文の前記取引市場システムへの発注処理を実行する発注処理手段と、
前記買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高を減じるか、または、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高および前記MRF残高を減じることにより、前記第2の口座の普通預金残高を拘束して出金を制限するための拘束金額を算出する処理を実行する拘束金額算出処理手段と、
この拘束金額算出処理手段により算出した前記拘束金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する拘束金額データベースと、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる拘束金額の問合せ信号を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記拘束金額データベースに記憶された前記拘束金額を、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する拘束金額通知処理手段と
を備えたことを特徴とする金融機関システム。 - 前記未済残データベースに記憶された未受渡しの注文の取引金額のうち、受渡日が到来する注文の取引金額について、売りの取引金額と買いの取引金額とを相殺しながら合計することにより、到来する受渡日の受渡金額総額を顧客毎に算出し、算出した前記受渡金額総額が、買いの金額として残った買いの受渡金額総額である場合に、算出した前記買いの受渡金額総額を、受渡日、および、第1の金融機関用の顧客識別情報若しくはこの第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する出金指示送信処理手段と、
前記第2の金融機関システムから通信回線を介して受渡日の決済前に送信されてくる前記第2の口座の普通預金残高からの出金額を受信した場合に、受信した前記普通預金残高からの出金額と同じ金額を、前記第1の口座の預り金残高に加算する入金処理を実行する預り金側振替処理手段と
を備えたことを特徴とする請求項4に記載の金融機関システム。 - 前記預り金側振替処理手段は、
受渡日が到来した注文について決済を行って売りの金額として残って前記第1の口座の預り金残高に入金処理された売りの受渡金額総額を、前記第1の口座の預り金残高から減算する出金処理も実行する構成とされ、
前記預り金側振替処理手段により出金処理された前記売りの受渡金額総額を、第1の金融機関用の顧客識別情報またはこの第1の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第2の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行する入金指示送信処理手段を備えた
ことを特徴とする請求項5に記載の金融機関システム。 - 顧客による金融商品の売買注文を受け付ける第1の金融機関が管理するコンピュータからなる第1の金融機関システムと、顧客の普通預金を預かる第2の金融機関が管理するコンピュータからなる第2の金融機関システムとを連携させる金融機関連携システムで実行される金融機関連携方法であって、
前記第1の金融機関システムに、
前記第1の金融機関に開設された第1の口座の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する第1の口座データベースと、
前記第2の金融機関に開設された第2の口座の普通預金残高を複写した普通預金ミラー残を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する普通預金ミラー残データベースと、
金融商品の取引市場システムに発注されているが未受渡しの注文の取引金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する未済残データベースと、
前記第2の口座の普通預金残高を拘束して出金を制限するための拘束金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する拘束金額データベースとを設けるとともに、
前記第2の金融機関システムに、
前記第2の金融機関に開設された前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて記憶する第2の口座データベースを設けておき、
前記第2の金融機関システムの普通預金残高送信処理手段が、
前記第2の口座データベースに記憶された前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報またはこの第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第1の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの普通預金残高受信処理手段が、前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記第2の口座の普通預金残高を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の口座の普通預金残高を、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて前記普通預金ミラー残データベースに記憶させる処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの注文受付処理手段が、顧客端末装置からの顧客による金融商品の注文データを受信する処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの口座残高合計金額算出処理手段が、前記注文受付処理手段により買い注文の注文データを受信した場合に、買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記第1の口座データベースから、当該顧客の預り金残高またはこの預り金残高に加えてMRF残高を取得するとともに、前記普通預金ミラー残データベースから、当該顧客の普通預金残高を取得し、これらの預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、これらの預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出する処理を実行するか、または、前記預り金残高、前記MRF残高、若しくは前記普通預金ミラー残のうちのいずれかが更新された場合に、更新に係る顧客の預り金残高、および普通預金ミラー残を合計するか、または、更新に係る顧客の預り金残高、MRF残高、および普通預金ミラー残を合計することにより、口座残高合計金額を算出し、算出した前記口座残高合計金額を、更新に係る顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて口座残高合計金額データベースに記憶させる処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの取引金額総額算出処理手段が、買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報を用いて、前記未済残データベースから、当該顧客の未受渡しの注文の取引金額を取得し、取得した全ての未受渡しの注文の取引金額、および前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データの取引金額について、売りの取引金額と買いの取引金額とを相殺しながら合計することにより、取引金額総額を算出する処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの買付余力判断処理手段が、前記取引金額総額算出処理手段により算出した前記取引金額総額が、買いの金額として残った買いの取引金額総額である場合に、前記注文受付処理手段による買い注文の注文データの受信時に前記口座残高合計金額算出処理手段により算出した前記口座残高合計金額、または買い注文を行った顧客についての第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記口座残高合計金額データベースに記憶されている前記口座残高合計金額が、前記買いの取引金額総額以上であるか否かを判断することにより、買い注文の受付の可否を決定する処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの発注処理手段が、前記買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記注文受付処理手段により受信した買い注文の注文データを用いてこの買い注文の前記取引市場システムへの発注処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの拘束金額算出処理手段が、前記買付余力判断処理手段により前記口座残高合計金額が前記買いの取引金額総額以上であると判断した場合に、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高を減じるか、または、前記買いの取引金額総額から前記預り金残高および前記MRF残高を減じることにより、前記第2の口座の普通預金残高を拘束して出金を制限するための拘束金額を算出し、算出した前記拘束金額を、第1の金融機関用の顧客識別情報と関連付けて前記拘束金額データベースに記憶させる処理を実行し、
前記第2の金融機関システムの入出金要求受付処理手段が、前記顧客端末装置から通信回線を介して送信されてくる出金要求信号を受信する処理を実行し、
前記第2の金融機関システムの拘束金額問合せ処理手段が、前記入出金要求受付処理手段により前記出金要求信号を受信した場合に、拘束金額の問合せ信号を、出金要求に係る顧客についての第2の金融機関用の顧客識別情報またはこの第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報とともに、前記第1の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行し、
前記第1の金融機関システムの拘束金額通知処理手段が、前記第2の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記拘束金額の問合せ信号を、第2の金融機関用の顧客識別情報または第1の金融機関用の顧客識別情報とともに受信し、受信した前記第2の金融機関用の顧客識別情報を変換して得られた第1の金融機関用の顧客識別情報または受信した前記第1の金融機関用の顧客識別情報に関連付けられて前記拘束金額データベースに記憶された前記拘束金額を、前記第2の金融機関システムへ通信回線を介して送信する処理を実行し、
前記第2の金融機関システムの拘束処理手段が、前記第1の金融機関システムから通信回線を介して送信されてくる前記拘束金額を受信し、前記出金要求信号に係る出金要求に応じた場合に、受信した前記拘束金額の分が前記普通預金残高に残るか否かを判断することにより、出金の可否を判断する処理を実行する
ことを特徴とする金融機関連携方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の金融機関連携システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項4〜6のいずれかに記載の金融機関システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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