JP5982082B2 - 証拠金勘定引出余力計算システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
顧客が操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる証拠金勘定からの引出要求を受け付ける処理を実行する引出要求受付手段と、
商品取引について成立した注文に係る顧客の建玉データを、顧客を識別するための顧客識別情報と関連付けて記憶する建玉データベースと、
商品取引についての未成立の注文に係る顧客の建玉データを、顧客識別情報と関連付けて記憶する未成立注文データベースと、
商品取引についての建玉を維持するために顧客により差し入れられた証拠金勘定の証拠金の残高を、顧客識別情報と関連付けて記憶する証拠金データベースと、
SPAN(登録商標)またはその他の証拠金計算式を用いた証拠金計算処理を実行する証拠金計算手段と、
引出要求受付手段により顧客の引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が上昇した場合に価値が上昇するブルポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのブルポジションの建玉データによりブル建玉群を生成し、このブル建玉群を証拠金計算手段に入力し、証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をブル建玉群計算額として計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するブル建玉群計算手段と、
引出要求受付手段により顧客の引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が下降した場合に価値が上昇するベアポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのベアポジションの建玉データによりベア建玉群を生成し、このベア建玉群を証拠金計算手段に入力し、証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をベア建玉群計算額として計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するベア建玉群計算手段と、
計算額記憶手段に記憶されたブル建玉群計算額およびベア建玉群計算額の2つの計算額のうちの大きい方の金額を引出可能額用必要証拠金として採用し、引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から、採用した引出可能額用必要証拠金を減じることにより、当該顧客についての証拠金勘定からの引出可能額を示す引出余力を算出し、算出した引出余力と引出要求に係る金額とを比較することにより、引出要求に係る金額の引出の許否を判断する処理を実行する引出許否判断手段と、
この引出許否判断手段により引出を許可すると判断した場合には、引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から引出要求に係る金額を減じる証拠金引出処理を実行し、引出許否判断手段により引出を許可しないと判断した場合には、引出を許可しない旨および/または引出余力が不足する旨の通知情報を、通信回線を介して端末装置へ送信する処理を実行する引出処理手段と
を備えたことを特徴とするものである。
引出許否判断手段により2つの計算額のうちのいずれが引出可能額用必要証拠金として採用されたのかを示す採用情報を、顧客識別情報と関連付けて記憶する採用情報記憶手段と、
引出要求受付手段により顧客の引出要求を受け付けた際に、採用情報記憶手段に記憶された当該顧客の前回採用に係る採用情報を取得し、取得した採用情報がブル建玉群計算額を採用したことを示す情報であった場合には、ブル建玉群計算手段およびベア建玉群計算手段の2つの計算手段のうち、ブル建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令を送り、取得した採用情報がベア建玉群計算額を採用したことを示す情報であった場合には、2つの計算手段のうち、ベア建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令を送り、採用情報が記憶されていなかった場合には、2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令を送る処理を実行する採用情報参照手段と、
端末装置から通信回線を介して送信されてくる商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した場合を含む予め定められた場合に、採用情報記憶手段に記憶された採用情報を消去する処理を実行する採用情報消去手段とを備え、
引出許否判断手段は、
採用情報参照手段によりブル建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令が送られた場合には、計算額記憶手段に記憶されたブル建玉群計算額を引出可能額用必要証拠金として採用し、採用情報参照手段によりベア建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令が送られた場合には、計算額記憶手段に記憶されたベア建玉群計算額を引出可能額用必要証拠金として採用する処理を実行するとともに、2つの計算額のうちのいずれかを引出可能額用必要証拠金として採用したときに、そのときの採用に係る採用情報を、引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けて採用情報記憶手段に記憶させる処理を実行する構成としてもよい。
採用情報消去手段は、
端末装置から通信回線を介して送信されてくる商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した際に、注文データがブルポジションの建玉データであり、かつ、採用情報記憶手段に記憶された採用情報がブル建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合、および、注文データがベアポジションの建玉データであり、かつ、採用情報記憶手段に記憶された採用情報がベア建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合には、採用情報記憶手段に記憶された採用情報を維持し、
端末装置から通信回線を介して送信されてくる商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した際に、注文データがブルポジションの建玉データであり、かつ、採用情報記憶手段に記憶された採用情報がベア建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合、および、注文データがベアポジションの建玉データであり、かつ、採用情報記憶手段に記憶された採用情報がブル建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合には、採用情報記憶手段に記憶された採用情報を消去する処理を実行する構成としてもよい。
引出許否判断手段により採用された引出可能額用必要証拠金を、顧客識別情報と関連付けて記憶する採用額記憶手段と、
引出要求受付手段により顧客の引出要求を受け付けた際に、採用額記憶手段に当該顧客の前回採用に係る引出可能額用必要証拠金が記憶されている場合には、前回採用に係る引出可能額用必要証拠金を取得し、ブル建玉群計算手段およびベア建玉群計算手段の2つの計算手段のいずれにも計算処理の実行指令を送らず、採用額記憶手段に当該顧客の前回採用に係る引出可能額用必要証拠金が記憶されていない場合には、2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令を送る処理を実行する採用額参照手段と、
端末装置から通信回線を介して送信されてくる商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した場合を含む予め定められた場合に、採用額記憶手段に記憶された引出可能額用必要証拠金を消去する処理を実行する採用額消去手段とを備え、
引出許否判断手段は、
採用額参照手段により前回採用に係る引出可能額用必要証拠金を取得することができた場合には、前回採用に係る引出可能額用必要証拠金をそのまま今回の引出可能額用必要証拠金として採用し、採用額参照手段により前回採用に係る引出可能額用必要証拠金を取得できず、2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令が送られた場合には、2つの計算額のうちの大きい方の金額を引出可能額用必要証拠金として採用する処理を実行するとともに、いずれの場合についても、採用した引出可能額用必要証拠金を、引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けて採用額記憶手段に記憶させる処理を実行する構成としてもよい。
10 証拠金勘定引出余力計算システムを含む先物・オプションの売買取引システム
22 引出要求受付手段を含む入出金要求受付手段
23 SPAN等による証拠金計算手段
24A ブル建玉群計算手段
24B ベア建玉群計算手段
26 引出許否判断手段
27 引出処理手段を含む入出金処理手段
40 建玉データベース
41 未成立注文データベース
42 証拠金データベース
44 計算額記憶手段
50 端末装置
Claims (4)
- 証拠金の差入が必要となる商品取引についての顧客の注文を受け付ける売買取引システム中で前記証拠金の残高管理用の証拠金勘定の引出余力の計算を含む処理を実行するコンピュータにより構成された証拠金勘定引出余力計算システムであって、
顧客が操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記証拠金勘定からの引出要求を受け付ける処理を実行する引出要求受付手段と、
前記商品取引について成立した注文に係る顧客の建玉データを、顧客を識別するための顧客識別情報と関連付けて記憶する建玉データベースと、
前記商品取引についての未成立の注文に係る顧客の建玉データを、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する未成立注文データベースと、
前記商品取引についての建玉を維持するために顧客により差し入れられた前記証拠金勘定の前記証拠金の残高を、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する証拠金データベースと、
SPAN(登録商標)またはその他の証拠金計算式を用いた証拠金計算処理を実行する証拠金計算手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が上昇した場合に価値が上昇するブルポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのブルポジションの建玉データによりブル建玉群を生成し、このブル建玉群を前記証拠金計算手段に入力し、前記証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をブル建玉群計算額として計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するブル建玉群計算手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が下降した場合に価値が上昇するベアポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのベアポジションの建玉データによりベア建玉群を生成し、このベア建玉群を前記証拠金計算手段に入力し、前記証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をベア建玉群計算額として前記計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するベア建玉群計算手段と、
前記計算額記憶手段に記憶された前記ブル建玉群計算額および前記ベア建玉群計算額の2つの計算額のうちの大きい方の金額を引出可能額用必要証拠金として採用し、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から、採用した前記引出可能額用必要証拠金を減じることにより、当該顧客についての前記証拠金勘定からの引出可能額を示す引出余力を算出し、算出した引出余力と前記引出要求に係る金額とを比較することにより、前記引出要求に係る金額の引出の許否を判断する処理を実行する引出許否判断手段と、
この引出許否判断手段により引出を許可すると判断した場合には、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から前記引出要求に係る金額を減じる証拠金引出処理を実行し、前記引出許否判断手段により引出を許可しないと判断した場合には、引出を許可しない旨および/または引出余力が不足する旨の通知情報を、前記通信回線を介して前記端末装置へ送信する処理を実行する引出処理手段と、
前記引出許否判断手段により前記2つの計算額のうちのいずれが引出可能額用必要証拠金として採用されたのかを示す採用情報を、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する採用情報記憶手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、前記採用情報記憶手段に記憶された当該顧客の前回採用に係る前記採用情報を取得し、取得した前記採用情報が前記ブル建玉群計算額を採用したことを示す情報であった場合には、前記ブル建玉群計算手段および前記ベア建玉群計算手段の2つの計算手段のうち、前記ブル建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令を送り、取得した前記採用情報が前記ベア建玉群計算額を採用したことを示す情報であった場合には、前記2つの計算手段のうち、前記ベア建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令を送り、前記採用情報が記憶されていなかった場合には、前記2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令を送る処理を実行する採用情報参照手段と、
前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した場合を含む予め定められた場合に、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報を消去する処理を実行する採用情報消去手段とを備え、
前記引出許否判断手段は、
前記採用情報参照手段により前記ブル建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令が送られた場合には、前記計算額記憶手段に記憶された前記ブル建玉群計算額を引出可能額用必要証拠金として採用し、前記採用情報参照手段により前記ベア建玉群計算手段のみに計算処理の実行指令が送られた場合には、前記計算額記憶手段に記憶された前記ベア建玉群計算額を引出可能額用必要証拠金として採用する処理を実行するとともに、前記2つの計算額のうちのいずれかを引出可能額用必要証拠金として採用したときに、そのときの採用に係る前記採用情報を、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けて前記採用情報記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする証拠金勘定引出余力計算システム。 - 前記採用情報消去手段は、
前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した際に、前記注文データがブルポジションの建玉データであり、かつ、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報が前記ブル建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合、および、前記注文データがベアポジションの建玉データであり、かつ、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報が前記ベア建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合には、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報を維持し、
前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した際に、前記注文データがブルポジションの建玉データであり、かつ、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報が前記ベア建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合、および、前記注文データがベアポジションの建玉データであり、かつ、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報が前記ブル建玉群計算額を採用したことを示す情報である場合には、前記採用情報記憶手段に記憶された前記採用情報を消去する処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の証拠金勘定引出余力計算システム。 - 証拠金の差入が必要となる商品取引についての顧客の注文を受け付ける売買取引システム中で前記証拠金の残高管理用の証拠金勘定の引出余力の計算を含む処理を実行するコンピュータにより構成された証拠金勘定引出余力計算システムであって、
顧客が操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記証拠金勘定からの引出要求を受け付ける処理を実行する引出要求受付手段と、
前記商品取引について成立した注文に係る顧客の建玉データを、顧客を識別するための顧客識別情報と関連付けて記憶する建玉データベースと、
前記商品取引についての未成立の注文に係る顧客の建玉データを、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する未成立注文データベースと、
前記商品取引についての建玉を維持するために顧客により差し入れられた前記証拠金勘定の前記証拠金の残高を、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する証拠金データベースと、
SPAN(登録商標)またはその他の証拠金計算式を用いた証拠金計算処理を実行する証拠金計算手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が上昇した場合に価値が上昇するブルポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのブルポジションの建玉データによりブル建玉群を生成し、このブル建玉群を前記証拠金計算手段に入力し、前記証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をブル建玉群計算額として計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するブル建玉群計算手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記建玉データベースに記憶された当該顧客の成立済みの建玉データのうちの商品の原資産価値が下降した場合に価値が上昇するベアポジションの建玉データ、および、当該顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記未成立注文データベースに記憶された当該顧客の未成立の建玉データのうちのベアポジションの建玉データによりベア建玉群を生成し、このベア建玉群を前記証拠金計算手段に入力し、前記証拠金計算手段から計算結果として出力された仮の引出可能額用必要証拠金の額を受け取り、受け取った仮の引出可能額用必要証拠金の額をベア建玉群計算額として前記計算額記憶手段に記憶させる処理を実行するベア建玉群計算手段と、
前記計算額記憶手段に記憶された前記ブル建玉群計算額および前記ベア建玉群計算額の2つの計算額のうちの大きい方の金額を引出可能額用必要証拠金として採用し、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から、採用した前記引出可能額用必要証拠金を減じることにより、当該顧客についての前記証拠金勘定からの引出可能額を示す引出余力を算出し、算出した引出余力と前記引出要求に係る金額とを比較することにより、前記引出要求に係る金額の引出の許否を判断する処理を実行する引出許否判断手段と、
この引出許否判断手段により引出を許可すると判断した場合には、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けられて前記証拠金データベースに記憶された当該顧客の証拠金の残高から前記引出要求に係る金額を減じる証拠金引出処理を実行し、前記引出許否判断手段により引出を許可しないと判断した場合には、引出を許可しない旨および/または引出余力が不足する旨の通知情報を、前記通信回線を介して前記端末装置へ送信する処理を実行する引出処理手段と、
前記引出許否判断手段により採用された前記引出可能額用必要証拠金を、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する採用額記憶手段と、
前記引出要求受付手段により顧客の前記引出要求を受け付けた際に、前記採用額記憶手段に当該顧客の前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金が記憶されている場合には、前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金を取得し、前記ブル建玉群計算手段および前記ベア建玉群計算手段の2つの計算手段のいずれにも計算処理の実行指令を送らず、前記採用額記憶手段に当該顧客の前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金が記憶されていない場合には、前記2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令を送る処理を実行する採用額参照手段と、
前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる前記商品取引についての顧客の注文データを受け付けて当該商品取引を許可した場合を含む予め定められた場合に、前記採用額記憶手段に記憶された前記引出可能額用必要証拠金を消去する処理を実行する採用額消去手段とを備え、
前記引出許否判断手段は、
前記採用額参照手段により前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金を取得することができた場合には、前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金をそのまま今回の引出可能額用必要証拠金として採用し、前記採用額参照手段により前回採用に係る前記引出可能額用必要証拠金を取得できず、前記2つの計算手段の双方に計算処理の実行指令が送られた場合には、前記2つの計算額のうちの大きい方の金額を引出可能額用必要証拠金として採用する処理を実行するとともに、いずれの場合についても、採用した前記引出可能額用必要証拠金を、前記引出要求を行った顧客の顧客識別情報と関連付けて前記採用額記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする証拠金勘定引出余力計算システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の証拠金勘定引出余力計算システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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