JP7261842B2 - 債権譲渡管理システム - Google Patents

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Description

本開示は、債権譲渡管理システムに関し、特に、指定された条件に従って、債権者が資金調達を行うための第三者への債権の譲渡(移転)を管理する債権譲渡管理システムに関する。
中小企業などが資金調達を行うために、債権の弁済期日よりも前に債権を第三者に売り渡して資金(現金)を得ることなどの行為が行われている。このような行為は、「ファクタリング」と称され、一般的には、企業は、ファクタリング会社と称される会社に債権を譲渡することによって資金を調達する(つまり、ファクタリング会社が債権を買い取る)。ファクタリング会社は、取引先(債権者)が売掛先(債務者)に商品などを販売することによって得た売掛債権を買い取る。ファクタリング会社は、売掛先の信用を調査し、貸倒れのリスクを引き受けることになる。
従来の民法の下では、債権者と債務者との間の契約において譲渡制限特約が付されている場合、債権譲渡を無効とすることができた。そのため、中小企業などの円滑な資金調達が妨げられていた。そのような実情に鑑みて、2020年4月1日から、民法の契約等に関する部分(債権法)が改正された。
改正法の下では、譲渡制限特約が付されている場合でも、債権譲渡は原則有効になり、企業は上述した方法によって資金調達を以前よりも容易に行うことができるようになった。改正法の下では、譲渡制限特約が付されている場合でも債権譲渡が有効になるので、債権者は、債務者に対して債権を第三者に譲渡することを通知することなく、債権譲渡を行うことができると解釈されている。
"債権法改正を踏まえた解釈・取扱い"、[online]、経済産業省ホームページ、[令和3年8月5日検索]、インターネット(URL:https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/ABL/14_1.pdf)
上述したことは、債権者がファクタリング会社などに債権を譲渡する場合(売掛先(債務者)への通知なしに)、債務者からすると、その事実を認識することができないことから、債権譲渡後も、債務者は売掛金を元の債権者(譲渡人)に支払うことになる。通常、譲渡人は、支払われた売掛金をファクタリング会社に支払う必要があるが、譲渡人が悪意を有する場合、譲渡人が二重に利益を得る可能性もある。現状では、このような課題を解決する技術は存在しない。
実施形態に係るコンピュータによって実行される方法は、コンピュータシステムによって実行される方法であって、債権譲渡についての要求電文を受信するステップであって、前記要求電文は、譲渡人から譲渡先に債権が譲渡されたことを示し、前記譲渡人についての第1の情報、債務者についての第2の情報、前記譲渡先についての第3の情報、および売掛金額を含む、ステップと、前記第1の情報および前記売掛金額に基づいて、前記譲渡人を債権者とし、指定された収納代行人を債務者とし、前記売掛金額を債権金額として設定した電子記録債権の発生記録を請求するステップと、前記第3の情報に基づいて、前記譲渡先を債権者として設定した前記電子記録債権の譲渡記録を請求するステップと、
前記第2の情報に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収することを通知する通知電文を送信するステップと、を含む。
別の実施形態に係るコンピュータシステムは、制御装置および通信装置を含むコンピュータシステムであって、前記通信装置は、債権譲渡についての要求電文を受信し、前記要求電文は、譲渡人から譲渡先に債権が譲渡されたことを示し、前記譲渡人についての第1の情報、債務者についての第2の情報、前記譲渡先についての第3の情報、および売掛金額を含み、前記制御装置は、前記第1の情報および前記売掛金額に基づいて、前記譲渡人を債権者とし、指定された収納代行人を債務者とし、前記売掛金額を債権金額として設定した電子記録債権の発生記録を請求し、前記制御装置は、前記第3の情報に基づいて、前記譲渡先を債権者として設定した前記電子記録債権の譲渡記録を請求し、前記通信装置は、前記第2の情報および前記売掛金額に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収することを前記債務者に通知する通知電文を送信する。
実施形態に係る債権譲渡管理システムによれば、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要なく、譲渡先(ファクタリング会社など)への債権譲渡を実現することができる。
第1の実施形態に係る債権譲渡管理システムの全体構成の例を示す図である。 利用者データベースの例を示す図である。 第1の実施形態に係る処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る債権管理データベースの例を示す図である。 第2の実施形態に係る処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る債権管理データベースの例を示す図である。 第3の実施形態に係る債権管理データベースの例を示す図である。
以下では、添付図面を参照して、実施形態に係る債権譲渡管理システムを説明する。本実施形態では、債権者が、資金調達などを目的に、自身の売掛債権を第三者(ファクタリング会社など)に譲渡し、資金を得る(ファクタリング)例を説明する。債権が第三者(譲渡先)に譲渡されると、譲渡先はその時点で元の債権者(譲渡人)に買取代金を支払う。その後、譲渡先は、売掛先(債務者)から売掛金の支払いを受ける権利を有する。
ファクタリングは、2社間ファクタリングおよび3社間ファクタリングと称される2種類のファクタリングに分類される。いずれの場合も、ファクタリング会社は、ファクタリングを行うための手数料を譲渡人から徴収する。
2社間ファクタリングでは、債権譲渡後も、譲渡人は、債務者から売掛金を回収し、譲渡人は、回収した売掛金を譲渡先に支払う必要がある。2社間ファクタリングでは、債権譲渡後も譲渡人が売掛金を回収するので、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要がない。譲渡人からすると、第三者に債権を譲渡することは、債務者に対する信頼度に関わるので、債務者に債権譲渡の事実を通知することを好まないという事情が存在する。2社間ファクタリングは、上述した通知が必要ないという利点を有する。
一方、2社間ファクタリングでは、例えば、譲渡人が悪意を有する場合、債権譲渡後、回収された売掛金が譲渡人から支払われないことがある。このことは、譲渡先にとっては、支払いが行われないリスクになる。また、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要がないことから、譲渡人は、架空の債権を譲渡先に譲渡し、買取代金をだまし取ることもある。このことも、譲渡先にとっては、支払いが行われないリスクになる。譲渡先は、このようなリスクに起因して、2社間ファクタリングを行う手数料を高く設定する。
3社間ファクタリングでは、債権譲渡後は、譲渡先が債務者から売掛金を回収する。このため、3社間ファクタリングでは、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要がある。3社間ファクタリングでは、譲渡先が売掛金を回収するので、2社間ファクタリングで生じるリスクは低い。よって、3社間ファクタリングを行う手数料は、2社間ファクタリングを行う手数料よりも低く設定される。
3社間ファクタリングは、上述した利点を有するが、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要があるという不利な点を有する。また、3社間ファクタリングでは、譲渡先が債務者の支払い能力に基づいて債権譲渡を受けるか否かを判断するため、債務者が信用度の高い大企業などに限定されることがほとんどである。
本実施形態に係る債権譲渡管理システムでは、売掛金が譲渡先に支払われないようなリスクを低減すると共に、債権譲渡の事実を債務者に通知する必要がない。
<第1の実施形態>
最初に、第1の実施形態に係る債権譲渡管理システム100(コンピュータシステム)の例を説明する。図1は、第1の実施形態に係る債権譲渡管理システム100の全体の構成の例を示している。債権譲渡管理システム100は、サーバコンピュータ1、コンピュータデバイス2、コンピュータデバイス3、およびコンピュータデバイス4を含む。サーバコンピュータ1、コンピュータデバイス2、コンピュータデバイス3、およびコンピュータデバイス4は、公衆回線を含むネットワーク5を介して相互接続される。
サーバコンピュータ1は、本実施形態に係る主要な処理を実行すると共に、電子記録債権を記録および管理するコンピュータデバイス(情報処理装置)である。サーバコンピュータ1は、制御装置11、メモリ12、記憶装置13、および通信装置14を含む。
制御装置11は、プロセッサとも称され、サーバコンピュータ1の上述した構成要素の制御およびデータの演算を実行する。また、制御装置11は、本実施形態に係る各種処理を実行するための、記憶装置13に記憶されている所定のプログラムをメモリ12に読み出して実行する。
メモリ12は、コンピュータデバイス2などから送信されたデータ、コンピュータ実行可能命令、および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶した揮発性データ記憶装置である。メモリ12は、RAM(ランダムアクセスメモリ)(例えば、SRAM(スタティックRAM)およびDRAM(ダイナミックRAM))などで実装されてもよい。
記憶装置13は、上述したプログラムおよび後述する利用者情報などを記憶した不揮発性データ記憶装置である。記憶装置13は、ROM(リードオンリメモリ)などの不揮発性半導体メモリ、磁気記憶装置(ハードディスクドライブなど)、および光ディスクなどで実装されてもよい。なお、サーバコンピュータ1は、DBMS(Database Management System)を実装し、利用者情報は、データベーステーブルによって実装される。
通信装置14は、ネットワーク5を通じて、コンピュータデバイス2などの外部のコンピュータデバイスとの間でデータおよび制御情報を送受信するネットワークインタフェースである。このネットワークインタフェースは、例えば、TCP/IPなどのプロトコルに準拠したネットワークカード(例えば、LANカード)などを含む。
サーバコンピュータ1は、単一のコンピュータデバイスによって実装されてもよく、または複数のコンピュータデバイスによって実装されてもよい。また、サーバコンピュータ1は、電子債権記録機関によって実装されてもよい。電子債権記録機関は、コンピュータ上で、電子記録債権の記録および管理する業務を行うために指定された機関を指す。
コンピュータデバイス2は、債権者(債権譲渡後は、譲渡人)によって使用されるコンピュータデバイス(情報処理装置)である。コンピュータデバイス2は、スマートフォンおよびタブレットコンピュータなどの携帯型コンピュータデバイス、ラップトップ型コンピュータデバイス、およびノート型コンピュータデバイスなど、少なくとも演算機能および通信機能を有するコンピュータデバイスであってもよい。
コンピュータデバイス3は、収納代行人によって使用されるコンピュータデバイス(情報処理装置)である。収納代行人とは、債権譲渡後に、譲渡先に代わり、債務者から売掛金の回収を行う者を指す。コンピュータデバイス3は、債務者に対して請求データを生成し、譲渡先に対して入金データを生成するなどの処理を実行する。コンピュータデバイス3もコンピュータデバイス2と同様に、少なくとも演算機能および通信機能を有するコンピュータデバイスであってもよい。
コンピュータデバイス4は、譲渡先(ファクタリング会社など)によって使用されるコンピュータデバイス(情報処理装置)である。コンピュータデバイス4は、コンピュータデバイス2(債権者)からの要求電文に応答して、サーバコンピュータ1に、債権譲渡要求電文を送信するなどの処理を実行する。コンピュータデバイス4もコンピュータデバイス2および3と同様に、少なくとも演算機能および通信機能を有するコンピュータデバイスであってもよい。
次に、図2を参照して、サーバコンピュータ1の記憶装置13に記憶された利用者データベース200の例を示す。利用者データベース200は、データベーステーブルによって実装され、債権譲渡管理システム100を利用する利用者に関する情報を管理するためのデータを含む。
利用者データベース200は、債権譲渡管理システム100に登録された利用者ごとにデータレコードを有し、データ項目として、利用者識別番号201、利用者名202、住所203、および口座情報204を含む。利用者識別番号201には、債権譲渡管理システム100に利用者が登録されるときに、利用者に割り当てられた番号が設定される。利用者名202、住所203、および口座情報204にはそれぞれ、対応する利用者の名称、住所、および決済口座情報が設定される。
なお、利用者データベース200に含まれるデータ項目は、例示にすぎず、図2に示したデータ項目の全てが含まれるわけではない。代わりに、利用者データベース200は、図2に示したデータ項目以外のデータ項目を含んでもよい。
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係る債権譲渡管理システム100が実行する処理の例を説明する。本実施形態では、債権者Aと債務者Bとの間で、売掛債権Xが存在するものとする。売掛債権Xは、債権者A(譲渡人)から譲渡先C(ファクタリング会社など)に譲渡されるものとする。また、債権譲渡後に、譲渡先Cに代わり、債務者Bから売掛金を回収する収納代行人Dが存在するものとする。
上述したように、債権者Aは、コンピュータデバイス2を使用し、収納代行人Dは、コンピュータデバイス3を使用し、譲渡先Cは、コンピュータデバイス4を使用するものとする。本実施形態では、債権者Aが、資金調達のために、譲渡先Cに売掛債権Xを譲渡する要求を行うことから処理を開始する。利用者データベース200には、少なくとも、債権者A、債務者B、譲渡先C、および収納代行人Dに関するデータレコードがそれぞれ予め記憶されているものとする。
図3に示す処理は、債権者Aが譲渡先Cに、売掛債権Xを譲渡することを申し込み、譲渡先Cが債権者(譲渡人)Aに買取代金(債権金額から手数料を差し引いた額)を支払うことから開始する。買取代金の支払いは、現金での支払いであってもよく、または口座振り込みであってもよい。
口座振り込みの場合、譲渡人Aが振込依頼を行うことによって(例えば、コンピュータデバイス2を使用して)、請求データが生成される。譲渡先Cが振込依頼に対して入金を行うと(例えば、コンピュータデバイス4を使用して)、入金データが生成される。請求データおよび入金データはいずれも、全国銀行データ通信システムによって定められたデータフォーマットに従って、決済口座を管理する金融機関の勘定システムによって生成される。
まず、コンピュータデバイス4は、譲渡先Cによる所定の情報入力に応答して、債権管理要求電文を生成し、サーバコンピュータ1に送信する(ステップS301)。債権管理要求電文は、少なくとも、債権者Aを特定する情報(利用者識別番号など)、債務者Bを特定する情報(利用者識別番号など)、譲渡先Cを特定する情報(利用者識別番号など)、ならびに売掛金額および支払期日などの売掛債権Xに関する情報を含む。これらの情報により、債権管理要求電文は、売掛債権Xが譲渡人Aから譲渡先Cに譲渡されたことを示す。
なお、債権管理要求電文は、譲渡人Aによる所定の情報入力に応答して、コンピュータデバイス2によって生成および送信されてもよい。この場合、ステップS301において、債権者Aに関するデータレコードが利用者データベース200に記憶されてもよい(債権管理要求電文に、利用者Aの決済口座情報および住所などの情報が含まれ、ステップS301において利用者Aに利用者識別番号が割り当てられる)。
次に、サーバコンピュータ1の通信装置14が債権管理要求電文を受信すると、制御装置11は、記憶装置13の債権管理データベース400に、データレコードを記憶する(ステップS302)。図4を参照して、債権管理データベース400の例を示す。債権管理データベース400は、データベーステーブルによって実装され、譲渡対象となる債権を管理するためのデータを含む。
債権管理データベース400は、債権譲渡管理システム100を通じて譲渡される債権ごとにデータレコードを有し、データ項目として、債権識別番号401、譲渡人識別番号402、債務者識別番号403、譲渡先識別番号404、収納代行人識別番号405、売掛金額406、および支払期日407を含む。債権識別番号401には、ステップS302の処理が実行されるときに、譲渡対象となる債権(売掛債権X)に割り当てられた番号が設定される。
譲渡人識別番号402、債務者識別番号403、譲渡先識別番号404、売掛金額406、および支払期日407にはそれぞれ、対応する債権の(債権者Aの)債権者識別番号、(債務者Bの)債務者識別番号、(譲渡先Cの)譲渡先識別番号、売掛金額、および支払期日が設定される。これらの情報は、債権管理要求電文に含まれる情報に対応する。収納代行人識別番号405には、収納代行人Dの識別番号が設定される。収納代行人Dは、予め指定されており、制御装置11が、指定された収納代行人Dに対応する識別番号を設定する。
なお、債権管理データベース400に含まれるデータ項目は、例示にすぎず、図4に示したデータ項目の全てが含まれるわけではない。代わりに、債権管理データベース400は、図4に示したデータ項目以外のデータ項目を含んでもよい。
ステップS302では、売掛債権X、債権者A、債務者B、譲渡先C、および収納代行人Dについての情報を含むデータレコードが債権管理データベース400に記憶される。この処理によって、サーバコンピュータ1は、売掛債権Xについての売掛金額および支払期日、譲渡人A、債務者B、譲渡先C、ならびに収納代行人Dを特定することができる。
図3の処理に戻り、制御装置11は、売掛債権Xについて、電子記録債権の発生を記録原簿に記録する(ステップS303)。上述したように、サーバコンピュータ1は、電子債権記録機関によって実装されるので、売掛債権Xについて電子記録債権を発生させるよう、記録原簿に記録する。なお、サーバコンピュータ1が電子債権記録機関によって実装されない場合、サーバコンピュータ1は、電子債権記録機関を実装したコンピュータシステムに対し、電子記録債権の発生記録および後述する譲渡記録を請求する。
ステップS303では、電子記録債権の発生記録請求を行うための共通フォーマットに従ってデータが生成される。データフォーマットは、請求者情報(利用者番号、決済口座情報など)、取引相手情報(利用者番号、決済口座情報など)、債権金額、および支払期日などのデータ項目を含む。債権金額および支払期日などの情報には、本実施形態では、売掛債権Xについての売掛金額および支払期日などの情報が設定される。これらの情報は、債権管理データベース400から取得される。
請求者情報には、債権者に関する情報が設定され、本実施形態では、債権者(譲渡人)Aに関する情報が設定される。これらの情報は、利用者データベース200から取得される。取引相手情報には、債務者に関する情報が設定され、本実施形態では、収納代行人Dに関する情報が設定される。これらの情報も、利用者データベース200から取得される。
本実施形態では、債権者Aから譲渡先Cに譲渡されることになる売掛債権Xについて、債権者を債権者Aとして、債務者を収納代行人Dとして電子記録債権の記録原簿に記録される。この処理によって、売掛債権Xに対応する電子記録債権X’が発生する。
次に、制御装置11は、ステップS303において記録原簿に記憶された電子記録債権X’について、電子記録債権の譲渡を記録原簿に記録する(ステップS304)。ステップS304では、電子記録債権の譲渡記録請求を行うための共通フォーマットに従ってデータが生成される。データフォーマットは、請求者情報(利用者番号、決済口座情報など)、取引相手情報(利用者番号、決済口座情報など)、債権金額、および支払期日などのデータ項目を含む。債権金額および支払期日などの情報には、本実施形態では、売掛債権Xについての売掛金額および支払期日などの情報が設定される。これらの情報は、債権管理データベース400から取得される。
請求者情報には、債権者に関する情報が設定され、本実施形態では、売掛債権Xが債権者(譲渡人)Aから譲渡先Cに譲渡されるので、譲渡先Cに関する情報が設定される。これらの情報は、利用者データベース200から取得される。取引相手情報には、債務者に関する情報が設定され、本実施形態では、収納代行人Dに関する情報が設定される。これらの情報も、利用者データベース200から取得される。
本実施形態では、債権者を債権者Aとして、債務者を収納代行人Cとして発生した電子記録債権X’が、債権者を譲渡先Cとして電子記録債権の記録原簿に記録される。この処理によって、電子記録債権X’が譲渡記録される。
本実施形態では、売掛債権Xについて、電子記録債権X’の発生記録を行い、その後、譲渡記録を行う。電子記録債権X’が記録原簿に記録されると、一定の要件の下、その内容の開示請求を行うことができるので、譲渡人Aが架空の債権を譲渡先Cに譲渡するような行為は困難になり、譲渡人Aが買取代金をだまし取るようなリスクを低減することができる。
次に、制御装置11は、通知電文を生成し、通信装置14が通知電文を送信する(ステップS305)。通知電文は、収納代行人Dおよび債務者Bに、売掛債権Xの売掛金が収納代行人Dによって回収されることを通知するものであり、収納代行人Dが使用するコンピュータデバイス3および債務者Bが使用するコンピュータデバイス(図示せず)に送信される。通知電文は、電子メールおよびSNS(Social Network Service)などに従って送信されてもよい。
通知電文は、少なくとも、売掛金額、支払期日、ならびに決済口座(収納代行人Dの決済口座および債務者Bの決済口座)関する情報を含む。これらの情報は、債権管理データベース400および利用者データベース200から取得される。なお、通知電文は、債権譲渡後のいずれかのタイミングで、コンピュータデバイス3などに送信されてもよい。例えば、通知電文は、売掛金の支払期日のn日前に送信されてもよい。
本実施形態では、売掛債権Xの売掛金が収納代行人Dによって回収されることが債務者Bに通知されるにすぎないので、債権譲渡の事実が債務者Bに通知されることにはならない。また、債権譲渡後に、譲渡先Cに代わり、収納代行人Dが売掛金の回収を行うので、回収された売掛金が譲渡先Cに支払われないようなリスクを低減することができる。
ステップS301乃至ステップS305の処理によって、売掛債権Xに対応する電子記録債権X’が発生し、債権者が譲渡先Cに譲渡されたとして記録される。また、売掛金が収納代行人Dによって回収されることが収納代行人Dおよび債務者Bに通知される。その後は、売掛金の支払期日が到来すると、収納代行人Dからの請求に応じて、債務者Bが売掛金を収納代行人Dに支払うことになる。また、収納代行人Dに売掛金が支払われると、譲渡先Cからの請求に応じて、収納代行人Dが回収した売掛金を譲渡先Cに支払うことになる。これらはいずれも、現金での支払いであってもよく、または口座振り込みであってもよい。
口座振り込みの場合、収納代行人Dが振込依頼を行うことによって(例えば、コンピュータデバイス3を使用して)、債務者Bに対する請求データが生成される。債務者Bが振込依頼に対して入金を行うと(例えば、図示しないコンピュータデバイスを使用して)、入金データが生成される。請求データおよび入金データはいずれも、全国銀行データ通信システムによって定められたデータフォーマットに従って、決済口座を管理する金融機関の勘定システムによって生成される。
また、譲渡先Cが振込依頼を行うことによって(例えば、コンピュータデバイス4を使用して)、収納代行人Dに対する請求データが生成される。収納代行人Dが振込依頼に対して入金を行うと(例えば、コンピュータデバイス3を使用して)、入金データが生成される。請求データおよび入金データはいずれも、全国銀行データ通信システムによって定められたデータフォーマットに従って、決済口座を管理する金融機関の勘定システムによって生成される。
なお、サーバコンピュータ1は、債権譲渡後のいずれかのタイミングに(例えば、支払期日のn日前)、収納代行人Dに関する情報(決済口座など)ならびに売掛債権Xに関する情報(売掛金額および支払期日など)を譲渡先Cに通知(コンピュータデバイス4に通知電文を送信する)にしてもよい。この通知によって、譲渡先Cは、収納代行人Dが回収する金額および時期を把握することができる。これらの通知は、サーバコンピュータ1の制御装置11が上述した情報を含む通知電文を生成し、通信装置14が通知電文をコンピュータデバイス4に送信することによって行われる。
以上のように第1の実施形態を説明した。本実施形態によれば、債務者に債権譲渡の事実を通知する必要なく、ファクタリング会社などへの債権譲渡を実現することができる。また、上述したように、売掛金が譲渡先に支払われないようなリスクを低減することができ、結果として、ファクタリングを行う手数料を低くすることができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る債権譲渡管理システム100の例を説明する。第2の実施形態では、債権者Aが、自身が有する債権金額のうちの一部(例えば、半額)のみを譲渡先Cが買い取ることを希望する例を説明する。本実施形態では、このような債権者Aの要求に対応して、債権者Aの希望額のみ譲渡先Cが買取代金を支払う。
次に、図5を参照して、第2の実施形態に係る債権譲渡管理システム100が実行する処理の例を説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明した例と同様に、債権者Aと債務者Bとの間で売掛債権Xが存在し、売掛債権Xが債権者A(譲渡人)から譲渡先C(ファクタリング会社など)に譲渡されるものとする。譲渡人Aは、売掛債権Xについての債権金額の一部のみを譲渡先Cが買い取ることを希望するものとする。
図5に示す処理も、債権者Aが譲渡先Cに、売掛債権Xを譲渡することを申し込み、譲渡先Cが債権者(譲渡人)Aに買取代金(買取希望金額(買取希望金額がN、債権金額がM、M>N)から手数料を差し引いた額)を支払うことから開始する。買取代金の支払いは、現金での支払いであってもよく、または口座振り込みであってもよく、口座振り込みの場合の請求データおよび入金データの生成については上述した通りである。
まず、コンピュータデバイス4(または、コンピュータデバイス2)は、譲渡先Cによる所定の情報入力に応答して、債権管理要求電文を生成し、サーバコンピュータ1に送信する(ステップS501)。債権管理要求電文は、少なくとも、債権者Aを特定する情報(利用者識別番号など)、債務者Bを特定する情報(利用者識別番号など)、譲渡先Cを特定する情報(利用者識別番号など)、売掛金額および支払期日などの売掛債権Xに関する情報、ならびに譲渡先Cが買い取った債権の買取金額に関する情報を含む。
次に、サーバコンピュータ1の通信装置14が債権管理要求電文を受信すると、制御装置11は、記憶装置13の債権管理データベース600に、データレコードを記憶する(ステップS502)。図6を参照して、債権管理データベース600の例を示す。債権管理データベース600は、データベーステーブルによって実装され、譲渡対象となる債権を管理するためのデータを含む。債権管理データベース600は、第1の実施形態において説明した債権管理データベース400に加え、新たなデータ項目を含むものである。
債権管理データベース600は、債権譲渡管理システム100を通じて譲渡される債権ごとにデータレコードを有し、データ項目として、債権識別番号601、譲渡人識別番号602、債務者識別番号603、譲渡先識別番号604、収納代行人識別番号605、売掛金額606、支払期日607、および買取金額608を含む。債権識別番号601、譲渡人識別番号602、債務者識別番号603、譲渡先識別番号604、収納代行人識別番号605、売掛金額606、および支払期日607に設定される情報については上述した通りである。
買取金額608には、譲渡先Cが買い取った債権の買取金額が設定される。この情報は、債権管理要求電文に含まれる情報に対応する。
ステップS503およびS504の処理は、第1の実施形態において説明したステップS303およびS304の処理と同様であるので説明を省略する。ステップS505では、 次に、制御装置11は、通知電文を生成し、通信装置14が通知電文を送信する。
通知電文は、少なくとも、売掛金額、支払期日、ならびに決済口座(収納代行人Dの決済口座および債務者Bの決済口座)に関する情報に加え、コンピュータデバイス3に送信される(収納代行人Dに通知される)通知電文は、譲渡先Cが買い取った債権の買取金額を含む。これらの情報は、債権管理データベース400および利用者データベース200から取得される。
ステップS505の処理によって、売掛金が収納代行人Dによって回収されることに加え、買取金額のみが譲渡先から譲渡人に支払われたことが収納代行人Dに通知される。この通知によって、その後の処理では、収納代行人Dは、債務者Bから売掛金を回収すると共に、回収した売掛金から、債権の買取金額を差し引いた金額のみを譲渡先に支払うことになる。これらの支払いは、現金での支払いであってもよく、または口座振り込みであってもよく、口座振り込みの場合の請求データおよび入金データの生成については上述した通りである。
なお、サーバコンピュータ1は、債権譲渡後のいずれかのタイミングに(例えば、支払期日のn日前)、収納代行人Dに関する情報(決済口座など)ならびに売掛債権Xに関する情報(売掛金額および支払期日など)に加え、債権の買取金額に関する情報を譲渡先Cに通知(コンピュータデバイス4に通知電文を送信する)にしてもよい。この通知によって、譲渡先Cは、収納代行人Dから支払われる金額(売掛金額から買取金額を差し引いた額)および時期を把握することができる。
以上のように第2の実施形態を説明した。本実施形態によれば、第1の実施形態で説明した利点に加え、譲渡人が希望する金額のみ譲渡先が買い取ることを実現することができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態に係る債権譲渡管理システム100の例を説明する。第3の実施形態では、債権者Aが、複数の債務者(本実施形態では、債務者B1、B2、およびB3とする)それぞれに対して3件の売掛債権(本実施形態では、債務者B1との間で売掛債権X1、債務者B2との間で売掛債権X2、および債務者B3との間で売掛債権X3)を有する例を説明する。また、第3の実施形態でも、債権者Aは、自身が有する債権金額のうちの一部(例えば、半額)のみを譲渡先Cが買い取ることを希望する例を説明する。
第3の実施形態でも、債権管理要求電文がサーバコンピュータ1に送信されるが、債権管理要求電文は、売掛債権X1、X2、およびX3に関する情報を含む。この情報に基づいて、サーバコンピュータ1の制御装置11は、債権管理データベース600に、3件のデータレコードを記憶する。図7は、債権管理データベース600に記憶される3件のデータレコードの例を示す。
図7に示すように、債権管理データベース600には、売掛債権X1、X2、およびX3についてのデータレコードが記憶される。3件のデータレコードの債務者識別番号603にはそれぞれ、債務者B1、B2、およびB3に対応する識別番号が設定される。3件のデータレコードの売掛金額606および支払期日607にはそれぞれ、売掛債権X1、X2、およびX3についての売掛金額および支払期日が設定される。
3件のデータレコードの買取金額608にはそれぞれ、譲渡先Cが買い取った債権の買取金額を按分した金額が設定される。この金額は、譲渡人Aが譲渡した債権の数によって買取金額を除算した金額であってもよい。例えば、売掛債権X1、X2、およびX3についての売掛金額がそれぞれ100万円であり(つまり、譲渡人Aは、合計で300万円の債権を譲渡する)、買取金額が150万円の場合、3件のデータレコードの買取金額608にはそれぞれ、50万円が設定される。
また、買取金額608に設定される金額は、譲渡人Aが譲渡した債権の売掛金額の比率応じて按分した金額であってもよい。例えば、売掛債権X1についての売掛金額が100万円であり、売掛債権X2についての売掛金額が200万円であり、売掛債権X3についての売掛金額が300万円であり、買取金額が60万円の場合、3件のデータレコードの買取金額608にはそれぞれ、10万円(売掛債権X1についての)、20万円(売掛債権X2についての)、および30万円(売掛債権X3についての)が設定される。
その後、債務者のコンピュータデバイスに送信される通知電文は、債務者B1、B2、およびB3の全てについてのコンピュータデバイスに送信される(通知電文が3回送信される。これにより、債務者B1、B2、およびB3の全てが、債権者Aの売掛債権が収納代行人Dによって回収されることになることを把握することができる。
また、コンピュータデバイス3に送信される(収納代行人Dに通知される)通知電文は、上述したように按分された買取金額を含む。この通知電文によって、収納代行人Dは、債務者B1、B2、およびB3からそれぞれ売掛金を回収すると共に、回収した売掛金から、按分された買取金額を差し引いた金額を譲渡先に支払うことができる。
以上のように第3の実施形態を説明した。本実施形態によれば、第1の実施形態および第2の実施形態で説明した利点に加え、売掛金を債務者から回収できなくなることによる譲渡先に生じうるリスクを分散させることができる。
上記実施形態で説明された処理およびハードウェアの構成要素は例示的なものにすぎず、その他の構成も可能であることに留意されたい。また、上記実施形態で説明した処理の順序は、必ずしも説明した順序で実行される必要がなく、任意の順序で実行されてもよい。さらに、本発明の基本的な概念から逸脱することなく、追加のステップが新たに加えられてもよい。
また、債権譲渡管理システム100は、サーバコンピュータ1および/またはコンピュータデバイス2によって実行されるコンピュータプログラムによって実装されるが、当該コンピュータプログラムは、非一時的記憶媒体に記憶されてもよい。非一時的記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ装置、内蔵ハードディスクおよび取外可能ディスク装置などの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光学媒体などを含む。

Claims (7)

  1. コンピュータシステムによって実行される方法であって、
    債権譲渡についての要求電文を受信するステップであって、前記要求電文は、譲渡人から譲渡先に前記債権が譲渡されたことを示し、前記譲渡人についての第1の情報、前記債権の実際の債務者についての第2の情報、前記譲渡先についての第3の情報、および前記債権についての売掛金額を含む、ステップと、
    前記第1の情報および前記売掛金額に基づいて、電子記録債権の発生記録を請求するステップであって、前記電子記録債権は、前記譲渡人を債権者とし、指定された収納代行人を前記電子記録債権における債務者とし、前記売掛金額を債権金額として設定されている、ステップと、
    前記第3の情報に基づいて、前記譲渡先を債権者として設定した前記電子記録債権の譲渡記録を請求するステップと、
    前記第2の情報および前記売掛金額に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収することを前記債権の実際の前記債務者に通知する通知電文を送信するステップと、
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記売掛金額に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収することを前記収納代行人に通知する通知電文を送信するステップを更に備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記要求電文は、前記譲渡先が前記売掛金額の一部を買い取ったことを示す買取金額を含み、
    前記売掛金額および前記買取金額に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収し、前記譲渡先が前記買取金額を前記譲渡人に支払ったことを、前記収納代行人に通知する通知電文を送信するステップを更に備えた、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記債権譲渡は、前記譲渡人が複数の実際の債務者に対して有する複数の債権に対するものであり、
    前記買取金額を前記債権の数によって按分するステップを更に備えた、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記債権譲渡は、前記譲渡人が複数の実際の債務者に対して有する複数の債権に対するものであり、
    前記買取金額を前記複数の債権のそれぞれの売掛金額の比率に応じて按分するステップを更に備えた、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 制御装置および通信装置を含むコンピュータシステムであって、
    前記通信装置は、債権譲渡についての要求電文を受信し、前記要求電文は、譲渡人から譲渡先に前記債権が譲渡されたことを示し、前記譲渡人についての第1の情報、前記債権の実際の債務者についての第2の情報、前記譲渡先についての第3の情報、および前記債権についての売掛金額を含み、
    前記制御装置は、前記第1の情報および前記売掛金額に基づいて、電子記録債権の発生記録を請求し、前記電子記録債権は、前記譲渡人を債権者とし、指定された収納代行人を前記電子記録債権における債務者とし、前記売掛金額を債権金額として設定されており、
    前記制御装置は、前記第3の情報に基づいて、前記譲渡先を債権者として設定した前記電子記録債権の譲渡記録を請求し、
    前記通信装置は、前記第2の情報および前記売掛金額に基づいて、前記収納代行人が前記売掛金額を回収することを前記債権の実際の前記債務者に通知する通知電文を送信する、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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