JP5230163B2 - マスカラ塗布具 - Google Patents

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Description

本発明はマスカラ塗布具に関する。
マスカラブラシとしては、例えば熱可塑性樹脂からなる複数のブラシ繊維束を、二条の金属芯線材によって挟持しながら、これらをらせん状に捻回することによって得られる、いわゆるスクリューブラシが知られている(特許文献1参照)。スクリューブラシを用いたマスカラ薬剤のまつ毛への塗布の手順は図7に示す通りである。先ず図7(a)に示すように、ブラシ部Bの毛材間にマスカラ薬剤が貯留したスクリューブラシを、まつ毛の下方からまつ毛へ接近させる。次いで図7(b)に示すように、ブラシ部Bの毛材間にまつ毛を入り込ませる。この状態下に図7(c)ないし(e)に示すように、ブラシを上方に移動させ、毛材間に貯留されているマスカラ薬剤をまつ毛に塗布する。この図7(a)ないし(e)の動作を、所望のカール形状が得られるまで繰り返し、マスカラ薬剤をまつ毛に塗布する。
しかしながら、図7(a)ないし(f)から明らかなように、従来のスクリューブラシを用いた場合には、ブラシ部Bの形状に起因して、まつ毛の根元にマスカラ薬剤を塗布することが容易でない。また、従来のスクリューブラシでマスカラ薬剤を多量にまつ毛に塗布するためには、何度も重ね塗りが必要であり手間がかる。更に、重ね塗りすることで、化粧効果が悪くなるという不都合もある。具体的には、マスカラ薬剤の入っている容器と、まつ毛の間をブラシが何度も行き来するので時間がかかり、その間に先に塗られている薬剤が固化してしまい、固化したところをブラシで梳くと、せっかく塗った薬剤が剥がれてしまい、いわゆるダマが発生しやすくなる。
前記のスクリューブラシとは別に、マスカラ液の塗布部が形成された塗布用ブラシと、櫛の歯状のコームが形成された整え用ブラシが一体になったマスカラブラシが提案されている(特許文献2参照)。また、マスカラ塗布具の塗布域を、支持棒の軸方向に弓なりに湾曲させ、その湾曲部に針状突起を設けると共に、その反対側に、塗布箇所を整えるための複数の溝を設けたものが提案されている(特許文献3参照)。
しかしこれらの道具においては、塗布部の軸の断面が円形になっているので、該塗布部に多量のマスカラ薬剤を貯留させるには限界がある。従って、1回の塗布操作当たりのマスカラ薬剤の塗布量を多くすることは容易でない。
特開昭63−143006号公報 特開2004−329946号公報 特開2005−125021号公報
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るマスカラ塗布具を提供することにある。
本発明は、支持軸の先端に塗布部を備え、
前記塗布部は、前記支持軸の長手方向に延び且つ第1の面及びそれと反対側に位置する第2の面を有する板状の基台を有し、
前記基台における第1の面側が、マスカラ薬剤の塗布機能を有しているマスカラ塗布具を提供するものである。
本発明のマスカラ塗布具によれば、塗布部が板状であることから、多量のマスカラ薬剤を該塗布部に貯留させることができ、1回の塗布操作当たりのマスカラ薬剤の塗布量(例えば従来の塗布量よりも10%以上アップ)を多くすることができる。従って、少ない塗布回数(例えば従来の塗布回数よりも3割程度少ない回数)で所望の量のマスカラ薬剤をまつ毛に塗布することができ、ダマが発生しづらい。また、塗布部の形状に起因して、まつ毛の根元から先端にわたりマスカラ薬剤を容易に塗布できる。更に、マスカラ薬剤の塗布回数が少ない状態でまつ毛を押し上げて、そのままの状態で薬剤を乾燥させると、上方に向けて湾曲するきれいなカールをまつ毛に賦与することができる。
特にマスカラ塗布具の基台における第1の面が長手方向に凸状に湾曲しており、かつ該基台における第2の面が長手方向に凹状に湾曲している場合は、第1の面で塗布する際に目の湾曲形状に合わせて塗布することが可能であり、また第2の面で押さえるときも瞼の湾曲形状にあわせて押さえることが可能となるため、1つの塗布具にてより高いカールをまつ毛に付与することができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1(a)ないし(d)には本発明のマスカラ塗布具の一実施形態が示されている。マスカラ塗布具10は、平板状の支持軸11と、該支持軸11の先端に支持された塗布部12を有している。
塗布部12は支持軸11の長手方向に延びる板状の基台13を有している。図1(d)に示すように、基台13は平面視して矩形をしており、長手方向X及び幅方向Yを有している。基台13における長手方向の先端側の二箇所の隅は角がとられている。基台13の長手方向Xの長さLは、幅方向Yの長さWよりも大きくなっている。
図1(a)及び(c)に示すように、基台13は、該基台13の長手方向Xに沿って湾曲したアーチ状をしている。これと共に基台13は、該基台13の幅方向Yに関しては図1(b)に示すように、平らになっている。基台13は、長手方向X及び幅方向Yの何れの方向に関しても、厚みが一定になっている。
アーチ形の板状をしている基台13は、図1(b)に示すように、第1の面14と、これと反対側に位置する第2の面15を有している。第1の面14は、図1(a)に示すように、長手方向に沿って凸状に湾曲した凸面になっている。一方、第2の面15は、図1(c)に示すように、長手方向に沿って凹状に湾曲した凹面になっている。凸面である第1の面14と凹面である第2の面15とは互いに相補形状をなしている。
先に述べた通り、基台13はその幅方向Yに関して平らになっているが、これに代えて、基台13は、実質的に平らと見なせる範囲において幅方向Yに沿って若干湾曲していてもよい。具体的には、基台13の第1の面14側は、その幅方向Yに関して、突出片16の起立方向に向けて若干凸状に湾曲していてもよい。つまり、第1の面14は幅方向Yに沿って凸面になっていてもよい。同様に基台13の第2の面15側は、その幅方向Yに関して、毛材17の先端から根元の方向に向けて若干凹状に湾曲していてもよい。つまり、第2の面15は幅方向Yに沿って凹面になっていてもよい。第1の面14側及び第2の面15側それぞれの曲率半径は好ましくは5mm以上、更に好ましくは15mm以上、一層好ましくは25mm以上である。第1の面14側及び第2の面15側それぞれの曲率半径は同じでもよく、或いは異なっていてもよい。
凸面である第1の面14には、多数のコーム状突出片16が立設されている。突出片16は、先端が丸みを帯びてやや細くなっている柱状をしている。突出片16は、基台13と共に一体成形によって形成されている。突出片16は、その形状がすべて同じになっている。突出片16は、基台13の長手方向Xに沿って所定間隔を置いて規則的に直線状に配置されて列をなしている。そしてその列が、基台13の幅方向Yに沿って所定間隔を置いて多列に配列されている。長手方向X及び幅方向Yに隣り合う突出片16どうしの間隔は、隣り合う突出片16の間にマスカラ薬剤が十分に貯留され得るような値に設定される。このように突出片16が配置されていることで、塗布部12における第1の面14側は、マスカラ薬剤の塗布機能を有している。
凹面である第2の面15には毛材17が密植されている。ここで言う密植とは、第2の面15側をまつ毛に押し当てたときに毛材17間にまつ毛が容易に入り込み難い程度の高密度で、及び/又は、毛材17間にマスカラ薬剤が容易に貯留し難い程度の高密度で毛材17が植毛されていることをいう。例えば、第1の面14に立設された突出片16の単位面積当たりの本数よりも、毛材17の単位面積当たりの本数の方が多い場合には、毛材17は密植されていると言うことができる。毛材17は、その一端が基台13の第2の面15に結合されて第2の面15から起立している。毛材17は、例えば静電植毛法によって基台13に結合され得る。毛材17がこのように植毛されていることで、塗布部12における第2の面15側は、まつ毛を押さえる機能を有している。
塗布部12の詳細について更に説明すると、塗布部12を構成する基台13は、その長手方向Xの長さLが20〜30mm、特に25〜30mmであることが、マスカラ薬剤を首尾良くまつ毛に塗布し得る点から好ましい。また基台13は、その幅方向Yの長さWが5〜8mm、特に6〜7.5mmであることが、十分な量のマスカラ薬剤を第1の面14側に貯留し得る点から好ましい。基台13の湾曲の程度、即ち、第1の面14及び第2の面15の湾曲の程度は、曲率半径で表して15mm以上、特に25mm以上であることが、マスカラ薬剤を首尾良くまつ毛に塗布し得る点、及びまつ毛を確実に押さえつけることができる点から好ましい。なお、この曲率半径が無限大になった状態が、後述する図6(a)及び(b)に示す実施形態に相当する。
基台13の第1の面14側に立設されている柱状の突出片16は、その高さが0.5〜2mm、特に1.0〜1.5mmであることが、操作性が良好になる点、及び十分な量のマスカラ薬剤を第1の面14側に貯留し得る点から好ましい。突出片16の太さは、直径で表して0.2〜1mm、特に0.3〜0.5mmであることが、操作性が良好になる点から好ましい。突出片16の太さが高さ方向で一様でない場合には、前記の直径は、最も太い部分での値を言う。隣り合う突出片16どうしの間隔は、基台13の長手方向X及び幅方向Yの何れにおいても0.3〜1mm、特に0.4〜0.7mmであることが、十分な量のマスカラ薬剤を突出片16間に貯留し得る点から好ましい。同様の理由により、基台13の突出片の最表面の単位面積当たりの突出片16の数は1〜5本/mm2、特に2〜4本/mm2であることが好ましい。隣り合う突出片16どうしの間隔は、基台13の長手方向X及び幅方向Yにおいて同じでもよく、或いは異なっていてもよい。
なお、本発明においては、基台13の第1の面14に突出片16を立設させることに代えて、例えば毛材を植毛することで、第1の面14側にマスカラ薬剤の塗布機能を付与することも可能である。この場合、毛材の太さは、直径で表して0.05〜0.25mm、特に0.07〜0.16mmであることが、操作性が良好になる点から好ましい。基台13の単位面積当たりの毛材の数は5〜10本/mm2、特に1〜5本/mm2であることが、十分な量のマスカラ薬剤を突出片16間に貯留し得る点から好ましい。毛材の長さは、突出片16の高さと同様とすることができる。
基台13の第2の面15側に立設されている毛材17は、その長さが0.5〜2mm、特に0.5〜1.8mmであることが、まつ毛を首尾良く押し付けることができる点から好ましい。同様の理由により、毛材17の太さは、直径で表して0.02〜0.08mm、特に0.03〜0.07mmであることが好ましい。基台13の単位面積当たりの毛材の数は10〜500本/mm2、特に40〜400本/mm2であることが、毛材17の間にマスカラ薬剤が貯留しづらくなる点、及び毛材17の間にまつ毛が入り込みにくくなる点から好ましい。
なお、本発明においては、基台13の第2の面15に毛材を密植することに代えて、該面15を凹凸面にすることで、該面15にまつ毛を押さえる機能を付与することができる。第2の面15を凹凸面にするためには、例えば該面15をサンドペーパーで擦って粗面にすればよい。或いは、第2の面15に、多数のスポンジの小片を、不連続に貼り付けてもよい。
或いは、基台13の第2の面15にテフロン(登録商標)シート等の撥水性のシートを貼り付けることで、該面にまつ毛を押さえる機能を付与することができる。撥水性のシートを貼り付けることは、後述するマスカラ薬剤の貯留量を限りなく0に近づけることができる点で有利である。
以上の構成を有する本実施形態のマスカラ塗布具10によれば、塗布部12の基台13が板状なので、第1の面14側に多量のマスカラ薬剤を貯留させることができる。その結果、1回の塗布操作当たりのマスカラ薬剤の塗布量を多くできる。換言すれば、少ない塗布回数でマスカラ薬剤をたっぷりとまつ毛に塗布することができる。少ない塗布回数でマスカラ薬剤を塗布できることは、ダマ発生の防止の観点から極めて有効である。
図2には、本実施形態のマスカラ塗布具10を用いてマスカラ薬剤をまつ毛に塗布している状態が示されている。同図に示すように、塗布具10の塗布部12における第1の面14側にマスカラ薬剤を貯留させた状態下に、該面14側をまつ毛に当接させて塗布具10を上方に移動させる。これによってまつ毛に薬剤を塗布する。
図3(a)ないし(f)には、マスカラ塗布具10を用いたマスカラ薬剤の塗布方法が順を追って示されている。先ず、図3(a)に示すように、塗布部12における第1の面14側にマスカラ薬剤を貯留させた状態下に、該面14側をまつ毛に当接させる。この場合、塗布部12の基台13は、矩形の板状であることから、塗布部12をまつ毛の根元に容易に当接させることができる。しかも、第1の面14側は長手方向へ凸状に湾曲しているので、これによっても塗布部12をまつ毛の根元に容易に当接させることができる。次いで、図3(b)に示すように、塗布部12をやや上方へ移動させて、第1の面14側に立設された多数の柱状の突出片16間にまつ毛を入り込ませる。この場合、第1の面14が長手方向へ凸状に湾曲していることから、内眼角から外眼角までの広い範囲にわたり、まつ毛全体を突出片16間に確実に入り込ませることができる。この状態下に、図3(c)ないし(e)に示すように、塗布部12を上方へ移動させて、突出片16間に貯留されているマスカラ薬剤をまつ毛に転写させる。特に、図3(d)及び(e)に示すように、第1の面14が鉛直面に近づくように塗布部12を立てて塗布することによって、塗布の動作中でもまつ毛にカールを賦与することが可能となる。
前記の図3(a)ないし(e)の動作を、所望の量のマスカラ薬剤がまつ毛に塗布されるまで、所定の回数繰り返す。先に述べた通り、塗布部12の第1の面14側には多量のマスカラ薬剤が貯留されているので、図3(a)ないし(e)の繰り返し動作は、従来のスクリューブラシを用いた場合(図7参照)に比較して少なくて済む。しかも、本実施形態の塗布具10によれば、まつ毛の根元から先端までの全長にわたってマスカラ薬剤を塗布することができるので、このことによっても、該薬剤の塗布量を多くすることができる。
このようにしてまつ毛にマスカラ薬剤が塗布されたら、次に図4に示すように、マスカラ塗布具10の塗布部12を表裏反転させる。そして塗布部12における第2の面15側をまつ毛に押し当てる。第2の面15側はまつ毛を押さえる機能を有しているので、該面15側をまつ毛に押し当ててしばしの間その状態を維持することで、まつ毛にきれいなカールが賦与される。この場合、第2の面15側は、瞼の湾曲形状にほぼ合致して長手方向へ凹状に湾曲しているので、内眼角から外眼角までの広い範囲にわたり、1回の操作でまつ毛を押し当てることができる。
特に、まつ毛の下側に存在していたマスカラ薬剤が、塗布部12による押さえつけでまつ毛の上側に移動する。つまり、薬剤はまつ毛の上側に偏在する。これによって、カールの形状が一層きれいになると共に、その形状が安定的に維持されるようになる。
第2の面15側によってまつ毛を押し当てる場合には、特にまつ毛の先端域におけるまつ毛の下面側を押し当てるようにすると、まつ毛の下面側に存在していたマスカラ薬剤が上面側に一層移動する。その結果、まつ毛が上方に向けて湾曲したカール形状が維持されやすくなるので好ましい。
塗布部12における第2の面15側は、まつ毛にカール形状を賦与するためのものであり、マスカラ薬剤をまつ毛に塗布するために用いられるものではない。この観点から、塗布部12を、マスカラ容器内に収容されたマスカラ薬剤中に浸漬させた後に引き上げる場合には、第2の面15側に付着した薬剤を極力しごき落として、薬剤の貯留量をできる限り少なくすることが好ましい。第2の面15側における薬剤の貯留量が多い場合には、まつ毛にカール形状を賦与するための押さえ効果が十分にならない場合がある。また、結果的に乾燥又は半乾燥した薬剤の上に、新たな薬剤を重ね塗りすることになるので、ダマが発生する可能性がある。以上の観点から、塗布部12における第1の面14側におけるマスカラ薬剤の貯留量を100としたときに、第2の面15側におけるマスカラ薬剤の貯留量が50以下、特に30以下、とりわけ20以下となるように、第1の面14側における突出片16の太さや高さ、単位面積当たりの本数を適宜調整し、また第2の面15側における毛材17の太さや高さ、単位面積当たりの本数を適宜調整することが好ましい。第2の面15側におけるマスカラ薬剤の相対的な貯留量は少なければ少ないほど好ましく、最も好ましくは0である。
塗布部12における第1の面14側及び第2の面15側のマスカラ薬剤の貯留量は次の方法で測定される。マスカラ塗布具10をマスカラ薬剤に浸漬し、シゴキ弁でしごいて余分なマスカラ薬剤を落とす。マスカラ塗布具10の第1の面14及び第2の面15にそれぞれ東洋濾紙の濾紙No2を押し当て、濾紙No2にマスカラ薬剤を転写させる。その後、濾紙No2を乾燥させてその重量を測定し、薬剤転写後の濾紙No2重量と薬剤転写前の濾紙No2重量との差を第1の面14及び第2の面15の薬剤貯留量とする。
本実施形態のマスカラ塗布具10を、マスカラ薬剤を収容した容器と組み合わせることでマスカラ化粧用具が提供される。即ちこのマスカラ化粧用具は、マスカラ薬剤を収容した容器と、該マスカラ薬剤中に塗布部12が浸漬されているマスカラ塗布具10とを備えたものである。本実施形態のマスカラ塗布具10によって塗布されるマスカラ薬剤の種類に特に制限はなく、従来公知のものを塗布の対象とすることができる。特に、以下の方法で測定される湾曲角度が5度以上、特に10度以上であるマスカラ薬剤を本実施形態の塗布具10と組み合わせて使用することで、まつ毛に一層きれいなカールを賦与することができる。
〔湾曲角度の測定方法〕
図5(a)に示すように、幅2cm、長さ5cm、厚さ75μmの矩形状のポリエチレンテレフタレート製フィルム(帝人デュポン(株)製、メチネックスS)における長手方向中央部の位置に、図5(b)に示すように、幅方向にわたって固形分20重量%のマスカラ薬剤を、幅5mmにてスペーサー500μmのコーターで塗布し塗膜Mを形成する。乾燥後の塗布厚は250μmであった。塗膜Mを温度23℃、湿度50%RHの環境下で12時間放置する。図5(c)に示すように、乾燥によって塗膜Mは収縮する。12時間経過後、図5(d)に示すように、フィルムFの曲がり角度θを測定し、その値を湾曲角度とする。
前記の湾曲角度を有するマスカラ薬剤は、これをまつ毛に塗布して乾燥させた場合に、その収縮の程度が大きいものである。ところで先に述べた通り、本実施形態の塗布具を用いてマスカラ薬剤をまつ毛に塗布すると、まつ毛の上側に薬剤が偏在する。従ってこの偏在したマスカラ薬剤が乾燥時の収縮の程度が大きなものであると、カールの形状が一層顕著なものとなるという利点がある。
前記の湾曲角度を有するマスカラ薬剤としては、下記に定義されるポリマー占有分変化率(ΔW)が13%以上であるポリマー(以下ポリマー(A)という)及び水を含有し、ポリマー(A)の含有量が3〜50重量%であるものが挙げられる。
〔ポリマー占有分変化率(ΔW)〕
ΔWは、ポリマーを成膜させる過程において、被膜硬度が鉛筆硬度2Bとなってから乾燥するまでのポリマー占有分の変化率で、式(I)で表される値である。
ΔW=W2−W1 (I)
ここで、W1及びW2は、ポリマー濃度20重量%の水溶液を調製し、2枚のガラス板上にそれぞれアプリケーターで250μmの厚さで、11cm×20cmの面積に塗布し、23℃、65%RHの条件下で乾燥させ、1枚のポリマー展開ガラス板で乾燥に伴う塗布膜の重量変化を測定し、もう1枚で被膜硬度を鉛筆硬度法により測定し、ポリマーの被膜硬度が鉛筆硬度2B時のポリマー占有分を下記式で算出してW1(%)とし、塗布後24時間後(以下乾燥後という)のポリマー占有分を下記式で算出してW2(%)とする。
W1(%)=[Wp/W1t]×100
W2(%)=[Wp/W2t]×100
(式中、Wpは塗布時の塗布膜中のポリマー重量、W1tは鉛筆硬度2B時の塗布膜重量、W2tは乾燥後の塗布膜重量である。)
ポリマー(A)としては、前記で定義されたポリマー占有分変化率(ΔW)が13%以上のポリマーであれば、ポリマーの組成、形態にかかわらず使用できるが、ΔWが13〜35%のポリマーが好ましく、15〜30%のポリマーが更に好ましい。
ポリマー(A)としては、例えば、ポリメタクリル酸又はその塩等のアクリル系ポリマー、ポリスチレンスルホン酸又はその塩等のスチレン系ポリマー、ポリウレタン、アクリル−ポリウレタン、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリウレタン等のウレタン系ポリマー等が挙げられる。これらポリマーの中では、安全性、ポリマー硬度の面から、メタクリル酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種の構成モノマー単位を有するポリマー、スチレンスルホン酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種の構成モノマー単位を有するポリマーが好ましく、メタクリル酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種の構成モノマー単位を有するポリマーが更に好ましい。また、塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
ポリマー(A)の重量平均分子量(GPCにより測定、ポリエチレングリコール換算)は、5000〜100万が好ましく、8000〜50万が更に好ましい。また、ポリマー(A)は、水溶液系、水/アルコール混合溶液系、もしくはエマルジョン系など、形態にかかわらず使用できる。
マスカラ薬剤中のポリマー(A)の含有量は、良好なカールを与える観点から3重量%以上で、粘度の面で使用し易い点から50重量%以下であり、3.5〜50重量%が好ましく、3.5〜40重量%が更に好ましい。また、マスカラ薬剤中の水の含有量は、20〜95重量%が好ましく、30〜90重量%が更に好ましく、40〜80重量%が特に好ましい。
次に、本発明の他の実施形態を、図6(a)及び(b)を参照しながら説明する。本実施形態に関し特に説明しない点については、先に述べた実施形態に関する説明が適宜適用される。図6(a)及び(b)において図1(a)ないし(d)と同じ部材には同じ符号を付してある。
図6(a)及び(b)に示す実施形態の塗布具10が、先に述べた実施形態の塗布具と異なる点は、塗布部12における基台13の形状である。先に述べた実施形態においては、基台13は該基台13の長手方向に沿って湾曲していたが、本実施形態の基台13は平板状である。それ以外の点については、本実施形態は、先に述べた実施形態と同様である。そして本実施形態によれば、先に述べた実施形態と同様の効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば図1(a)ないし(d)に示す実施形態においては、基台13の第1の面14と第2の面15とは、互いに相補形状をなす湾曲形状であったが、これに代えて、第1の面を凸状の湾曲形状となし且つ第2の面を平面状となしてもよい。或いは、第1の面を平面状となし且つ第2の面を凹状の湾曲形状となしてもよい。
また、図1(a)ないし(d)に示す実施形態において、基台13の正面視形状は板状形状であるが、その板状形状に代えて板状形状に近い楕円形状や二等辺三角形状としてもよい。基台13の第1面側が楕円形状であり、第2面側が平面形状であったり、基台13の第1面側が三角形状であり、第2面側が平面形状や楕円形状であってもよい。さらには、図1(a)ないし(d)に示す実施形態においては、支持軸11の形状は板状形状であるが、その板状形状に代えて丸軸形状や楕円形状にしてもよい。
また前記実施形態においては、突出片16の形状はすべて同じであったが、該突出片の配置位置に応じてその形状を変えてもよい。また、突出片16の配置パターンは前記実施形態で説明したパターン以外であってもよい。
更に本発明の塗布具はマスカラ薬剤をまつ毛に塗布するのに特に適したものであるが、これ以外にも例えば眉毛や頭髪の生え際に薬剤や化粧料を塗布するために用いることもできる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
図1(a)ないし(d)に示すマスカラ塗布具を作製した。支持軸11並びに基台13及び突出片16からなる塗布部12は、ポリエステル系エラストマー樹脂を用いて成形より形成した。基台13の長さLは平面視において25mm、幅Wは7mmであった。基台13の長手方向の曲率半径は38mmであった。突出片16はその高さが1.5mm、直径は0.3mm、単位面積当たりの突出片16の数は4本/mm2であった。基台13における第2の面15には静電植毛法により、ナイロン樹脂からなる毛材17を密植した。毛材17の長さは1.5mmであり、直径は0.02mmであった。単位面積当たりの毛材17の密度は100本/mm2であった。第1の面側のマスカラ薬剤の貯留量を100としたときの、第2の面側のマスカラ薬剤の貯留量は3であった。塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の高収縮性PMAAを配合したマスカラ薬剤Yであった。塗布方法は、先ずマスカラ塗布具10をマスカラ薬剤に浸漬し、シゴキ弁でしごいて余分なマスカラ薬剤を落とした後、第1面の面14で下から上に梳き上げる操作を10回繰り返してマスカラ薬剤をまつ毛に塗布した。その後、マスカラ塗布具10を表裏反転させ第2の面15を用いてまつ毛に10秒間押し当てた。
〔実施例2〕
基台13における第2の面15に施した静電植毛の毛材17の長さを1.0mm、直径を0.05mmとした以外は実施例1と同様にしてマスカラ塗布具を得た。第1の面側のマスカラ薬剤の貯留量を100としたときの、第2の面側のマスカラ薬剤の貯留量は20であった。塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の低収縮性PAAを配合したマスカラ薬剤Xであった。塗布方法は、実施例1と同様とした。
〔実施例3〕
実施例1において、基台13における第2の面15に静電植毛の毛材17の密度を、単位面積当たり50本/mm2とした以外は実施例2と同様にしてマスカラ塗布具を得た。第1の面側のマスカラ薬剤の貯留量を100としたときの、第2の面側のマスカラ薬剤の貯留量は50であった。塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の低収縮性PAAを配合したマスカラ薬剤Xであった。塗布方法は、実施例1と同様とした。
〔比較例1〕
マスカラ塗布具としてスクリューブラシを作製した。塗布部における毛材15の直径が100μm、長さが芯材の中心から2.5mm、最表面の密度が4本/mm2となるよう毛材を金属芯線材によって挟持しながら、これらをらせん状に捻回することによってスクリューブラシを得た。塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の高収縮性PMAAを配合したマスカラ薬剤Yであった。塗布方法は、スクリューブラシをマスカラ薬剤に浸漬し、シゴキ弁でしごいて余分なマスカラ薬剤を落とした後、下から上に梳き上げる操作を10回繰り返してマスカラ薬剤をまつ毛に塗布した。
〔比較例2〕
比較例1において、塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の低収縮性PAAを配合したマスカラ薬剤Xとし、塗布方法は下から上に梳き上げる操作の回数を30回にした以外は比較例1と同様にしてマスカラ薬剤をまつ毛に塗布した。
〔比較例3〕
比較例2において、下から上に梳き上げる操作の回数を10回にした以外は比較例2と同様にしてマスカラ薬剤をまつ毛に塗布した。
〔比較例4〕
実施例1のマスカラ塗布具の基台13に代えて、円柱状の基台(塗布部軸)を有するマスカラ塗布具を作製した。塗布部12の一方の半面側のマスカラ薬剤の貯留量を100としたときの、他方の半面側のマスカラ薬剤の貯留量は20であった。塗布に用いたマスカラ薬剤は、以下の表2に記載の高収縮性PMAAを配合したマスカラ薬剤Yであった。塗布方法は、実施例1と同様の方法で行った。
〔評価〕
実施例及び比較例で得られたマスカラ塗布具を用いて、10人のパネラーを対象として前記の方法にてまつ毛にマスカラ薬剤を塗布させた。マスカラ薬剤が塗布されたまつ毛のカールの程度(カール角度)、ダマ発生個数、及び仕上がりのきれいさを以下の基準で評価した。その結果を以下の表1に示す。
実施例及び比較例で用いたマスカラ薬剤X及びマスカラ薬剤Yは、以下の表2に示す各成分をワックスの融点まで加熱した後に均一攪拌混合することにより調製した。なお、マスカラ薬剤Yに配合する高収縮性ポリマーは以下の方法にて調整された。また表2には、マスカラ薬剤の湾曲角度も併せて記載されている。
〔カールの程度(カール角度)〕
マスカラ薬剤を塗布する前のまつ毛(素まつ毛)の状態を、パネラーの顔を固定具で固定して真横から撮影した。図7に示すように、そのときの画像より、まつ毛先端とまつ毛根元を結んだ直線をL1とし、まつ毛根元からまぶた稜線にかけての直線をL2としてL1とL2の角度を測定しθ1とする。同様に、マスカラ薬剤を塗布した後の状態を撮影し測定した角度をθ2とする。θ2―θ1をカールの程度を示すカール角度θとして実施例及び比較例でのそれぞれのパネラーのカール角度θの平均値を測定した。測定したカール角度θを下記の基準で5段階に評価した。カール角度θが大きいほどカール効果が高いことを意味する。
◎◎:カール角度が31°以上である
◎:カール角度が26°以上31°未満である
○:カール角度が21°以上26°未満である
△:カール角度が11°以上21°未満である
×:カール角度が11°未満である
〔ダマ発生個数〕
実施例及び比較例のそれぞれにおいて、マスカラ薬剤を塗布した後のまつ毛の状態を、真上から写真撮影する。拡大倍率20倍の写真から任意に1cm2の範囲を選び、30μm〜50μm程度のマスカラ薬剤の固まりをダマとし、10人のパネラーのダマ個数の平均値を求めた。測定したダマ個数を下記の基準で5段階に評価した。ダマ個数が少ないほど良いことを意味する。なお、ダマ個数の値は10人のパネラーのダマ個数の平均値とした。
◎◎:ダマ個数が0個以上4個未満である
◎:ダマ個数が4個以上9個未満である
○:ダマ個数が9個以上13個未満である
△:ダマ個数が13個以上17個未満である
×:ダマ個数が17個以上である
〔仕上がりのきれいさ〕
実施例及び比較例のそれぞれにおいて、マスカラ薬剤を塗布した後のまつ毛のクセの状態を、10人のパネラーに評価してもらった。
◎◎:まつ毛全体にクセがなく仕上がりが非常に綺麗である
◎:まつ毛全体の仕上がりが綺麗である
○:まつ毛全体の仕上がりがふつうである
△:まつ毛の一部にクセがあって汚くみえる
×:まつ毛全体にわたりクセがあってうねってみえる
Figure 0005230163
〔マスカラ薬剤に配合する高収縮性ポリマーの調製〕
ガラス製反応容器にメタクリル酸(和光純薬(株)製)300g、エタノール1.5L、重合開始剤V−65(和光純薬(株)製)1.73gを入れ、65℃で4時間重合した。得られたポリマー溶液をアセトン20Lに滴下し再沈殿を行った。沈殿物を回収し、減圧下、65℃で12時間以上乾燥し、カセイソーダーでpH6に調整して、ポリメタクリル酸(以下PMAAという)を得た。得られたPMAAの重量平均分子量(GPCにより測定、ポリエチレングリコール換算)は18万であった。このPMAAのΔWは21であった。
Figure 0005230163
図1(a)は、本発明のマスカラ塗布具の一実施形態をその第1の面側からみた斜視図であり、図1(b)は、図1(a)におけるb−b線断面図であり、図1(c)は、図1(a)に示す塗布具をその第2の面側からみた斜視図であり、図1(d)は、図1(a)に示す塗布具をその第1の面側からみた平面図である。 図2は、図1に示すマスカラ塗布具を用いてまつ毛にマスカラ薬剤を塗布する状態を示す説明図である。 図3(a)ないし(f)は、図1に示すマスカラ塗布具を用いたマスカラ薬剤の塗布方法を、順を追って示す説明図である。 図4は、マスカラ薬剤をまつ毛に塗布した後に、図1に示すマスカラ塗布具によってまつ毛を押さえる状態を示す説明図である。 図5(a)ないし(d)は、マスカラ薬剤の湾曲角度の測定方法を示す説明図である。 図6(a)は、本発明のマスカラ塗布具の別の実施形態をその第1の面側からみた斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示す塗布具をその第2の面側からみた斜視図である。 図7は、まつ毛のカール角度の測定方法を示す模式図である。 図8(a)ないし(f)には、従来のスクリューブラシを用いたマスカラ薬剤の塗布方法を、順を追って示す説明図である。
符号の説明
10 マスカラ塗布具
11 支持軸
12 塗布部
13 基台
14 第1の面
15 第2の面
16 突出片
17 毛材

Claims (2)

  1. 支持軸の先端に塗布部を備え、
    前記塗布部は、前記支持軸の長手方向に延び且つ長手方向へ凸状に湾曲している第1の面及びそれと反対側に位置する長手方向へ凹状に湾曲し、毛材が10〜500本/mm 2 で密植している第2の面を有する板状の基台を有し、
    前記基台における第1の面に、突出片を立設させることで、該第1の面側が、マスカラ薬剤の塗布機能を有し、第2の面側が、まつ毛を押さえる機能を有し、前記基台の幅方向は実質的に平らになっているマスカラ塗布具。
  2. マスカラ薬剤を収容した容器と、該マスカラ薬剤中に前記塗布部が浸漬されている請求項1に記載のマスカラ塗布具とを備えたマスカラ化粧用具であって、該マスカラ薬剤として、以下の方法で測定される湾曲角度が5度以上であるものが収容されているマスカラ化粧用具。
    〔湾曲角度の測定方法〕
    幅2cm、長さ5cm、厚さ75μmの矩形状のポリエチレンテレフタレート製フィルム(帝人デュポン(株)製、メチネックスS)における長手方向中央部の位置に、幅方向にわたって固形分20重量%のマスカラ薬剤を、幅5mmにてスペーサー500μmのコーターで塗布する。乾燥後の塗布厚は250μmとする。温度23℃、湿度50%RHの環境下で12時間放置する。12時間経過後、フィルムの曲がり角度を測定し、その値を湾曲角度とする。
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