JP2005110870A - ヘアカラーを塗布するための塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ハケ部を多段植毛状に形成し、そのハケ部の段差部にヘアカラークリームを保持させることにより、ヘアカラーを頭髪へ容易かつ確実に塗布できるようにしたヘアカラーを塗布するための塗布具に関する。
【解決手段】 基台の長手方向に沿って三列のハケ部を隙間のない状態で植設し、このハケ部の中央列ハケ部の高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部の高さ寸法よりも短く形成し、この左右列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れ、中央列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかなものを使用することを特徴とするヘアカラーを塗布するための塗布具である。
【選択図】 図1

Description

本発明はヘアカラーを塗布するための塗布具に係り、さらに詳しくはハケ部を多段植毛状に形成し、そのハケ部の段差部にヘアカラークリームを保持させることにより、ヘアカラーを頭髪へ容易かつ確実に塗布できるようにしたヘアカラーを塗布するための塗布具に関する。
一般的に、ヘアカラーには液状(乳液状を含む)タイプとクリームタイプの二種類があり、そのうちのクリームタイプには、チューブ入りタイプ(混合タイプ)と二連缶入りエアゾールタイプ(混合不要タイプ)との二種がある。
このなかで混合不要タイプのヘアカラーは、通常はノズルの先から絞り出したクリームを混合せずに直接ハケ又はブラシに取り、それを髪に直接塗布して使用することになるので、ハケ又はブラシにクリームを塗布しやすい形態で載せるための工夫が必要であった。
特開2002−142851号公報(図2、図3)
特許文献1のものは、その明細書及び図面の記載から三列のハケ部を隙間のない状態で植設する構成ではないため、中央列とその左右列との高さを異ならせる構成とはなっていなかった。
このように特許文献1のものは、三列のハケ部を隙間のない状態で植設するものではないことから、ハケ部の中央列とその左右列との高さを異ならせる構成とはなっておらず、そのため三列のハケ部の境目に形成される段差部を二箇所確保してヘアカラーを安定的に載せたり、頭髪の根元部分にヘアカラーを塗布したり、頭部の左右何れ側の頭髪にもムラなく均一にヘアカラーを塗布することが困難となる等の問題点があった。
本発明は、上記の問題点をすべて解消し、使い勝手に優れたヘアカラーを塗布するための塗布具を提供するものである。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、基台の長手方向に沿って三列のハケ部を隙間のない状態で植設し、このハケ部の中央列ハケ部の高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部の高さ寸法よりも短く形成し、この左右列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れ、中央列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかなものを使用することを特徴とするヘアカラーを塗布するための塗布具である。
請求項2の発明は、基台の長手方向に沿って三列のハケ部を隙間のない状態で植設し、このハケ部の中央列ハケ部の高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部の高さ寸法よりも長く形成し、前記中央列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れ、左右列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかなものを使用することを特徴とするヘアカラーを塗布するための塗布具である。
請求項3の発明は、基台の長手方向に柄部を備えてなるヘアカラーを塗布するための塗布具である。
請求項4の発明は、ハケ部の素材毛を、人毛、獣毛、ナイロン、ポリプロピレン又はポリエチレンの何れかのものとしたヘアカラーを塗布するための塗布具である。
請求項5の発明は、長寸側のハケ部の全高寸法を15〜25mmに形成し、短寸側のハケ部の全高寸法を長寸側のものよりも5〜7mm短くなるように形成してなるヘアカラーを塗布するための塗布具である。
以上述べたように、請求項1によるヘアカラーを塗布するための塗布具によれば、混合不要タイプのヘアカラーを頭髪に塗布するのに、大変使いやすくなるという効果がある。
請求項2は、頭髪の根元部にヘアカラーをきれいに塗布するのに大変便利なものとなるなどの効果がある。
請求項3は、塗布具としての使用性は一層向上するという効果がある。
請求項4は、ハケ部の素材毛を自由に選択することで、本発明の塗布具を製造する際の、製造をより簡単にでき、使用感に優れた塗布具を容易に得られるなどの効果がある。
請求項5は、混合不要タイプのヘアカラーを短寸側のハケ部に分けとり、頭髪に塗布する際、長寸側のハケ部がテーパー処理されているため、この部分がしなることでヘアカラーが頭髪につきやすく、さらに腰があるため根元内部まで均一に塗布することができるという効果がある。
以下添付図面に基づいて、本発明に係るヘアカラーを塗布するための塗布具の一実施の形態を詳説する。
図1は本発明に係るヘアカラーを塗布するための塗布具の第一実施の形態の斜視図、図2は前図のA−A線断面図、図3は前図の要部拡大断面図、図4は本発明に係るヘアカラーを塗布するための塗布具の第二実施の形態の斜視図、図5は前図のB−B線断面図、図6は前図の要部拡大断面図である。
本発明のヘアカラーを塗布するための塗布具10は、基台1の表面1aに三列のハケ部2(中央列ハケ部2aと、その中央列ハケ部と隣り合う左右列ハケ部2b,2cとから構成されている)を植設している。
図1に示すものは、中央列ハケ部2aの高さ寸法を、左右列ハケ部2b,2cの高さ寸法よりも短く形成して、図2及び図3に示すようにハケ部が凹型を呈するようにしたものであり、また図4に示すものは、中央列ハケ部2aの高さ寸法を、左右列ハケ部2b,2cの高さ寸法よりも長く形成して、図5及び図6に示すようにハケ部が凸型を呈するようにしたものである。
またこのハケ部2は、三列で隙間のない状態で植設されている。ここで隙間のない状態とは、中央列ハケ部2aの上面3にヘアカラー11を載せたり、あるいは中央列ハケ部2aと左右列ハケ部2b,2cとの段差部4にヘアカラー11を載せたりした際に、そのヘアカラー11が三列のハケ部間の隙間に落ち込まない程度のハケ部2の植設密度を意味する。このような植設密度を維持することにより、中央列ハケ部2aの上面3にヘアカラー11を載せたり、あるいは中央列ハケ部2aと左右列ハケ部2b,2cとの段差部4にヘアカラー11を載せたりした際に、そのヘアカラー11は三列のハケ部間の隙間に落ち込まずに、その載置位置に安定的に保持できるようになる。
つぎに、図1に示すように、中央列ハケ部2aの高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部2b,2cの高さ寸法よりも短く形成して、ハケ部の正面形状を凹型に形成している(図2及び図3参照)。
また、図4に示すように、中央列ハケ部2aの高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部2b,2cの高さ寸法よりも長く形成して、ハケ部の正面形状を凸型に形成している(図5及び図6参照)。
さらに、図1及び図4の例において、長く形成される側のハケ部2を構成する素材毛5には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れているので、大変使い勝手がよいものとなる。
すなわち、凹部の中央または凸部のへこみ部分に付けられたヘアカラーが、このテーパーを入れた毛先(長く形成される側のハケ部に相当)がしなることで頭髪に塗布しやすくなり、かつこの毛先は柔らかいだけでなく腰があるため頭髪の根元内部までムラなく塗布できるようになる。
また短く形成される側のハケ部2を構成する素材毛5には、できるだけ柔らかいものを使用しているので、植毛部分の幅が広くなっても全体の柔軟性が失われず、頭髪に塗布し易いものとなり、大変使い勝手がよいものとなる。
ここで、素材毛5の硬さについて説明する。
測定方法:JIS S3016に準じて測定
測定条件:押し具の押し速さ 10mm/min
測定値 :デジタル式プッシュプルゲージで読み取るピーク値
テーパーを入れた素材毛(長く形成される側のハケ部)の硬さは、6.0〜7.0N、短く形成される側のハケ部の素材毛の硬さは、9.0〜10.0Nであり、長短を合わせた場合でも、凸タイプは10.0〜13.0N程度、凹タイプは20.0〜23.0N程度である(データ結果の数値は、ブラシの切りそろえは行わず、植毛した状態での計測値である)。
さらに本発明では、基台1の長手方向に柄部6を備えるようにすれば、塗布具としての使用性は一層向上することになる。その場合、柄部6は基台1に対し一体的に構成されていても、あるいは分解可能に構成されていても、いずれでもかまわない。
また本発明では、各ハケ部2を構成する素材毛5として、人毛、獣毛、ナイロン、ポリプロピレン又はポリエチレンなどを使用し、各素材毛5の硬さやテーパーの条件などは使用用途に応じて自由に設定する。
ついで、本発明では長寸側のハケ部の全高寸法を15〜25mmに形成し、短寸側のハケ部の全高寸法を長寸側のものよりも5〜7mm短く形成することによって、短寸側のハケ部に分けとったヘアカラーが頭髪に塗布しやすく大変使いやすいものとなる。
またハケ部の硬さは上記で示したとおりであるから、混合不要タイプのヘアカラーを短寸側のハケ部に分けとり、頭髪に塗布する際、長寸側のハケ部がテーパー処理されており、この部分がしなることでヘアカラーが頭髪につきやすくなり、さらに腰があるため頭髪の根元内部まで均一に塗布することができるようになる。
さらに本発明では、基台1の裏面1bにコーム部7を形成すると、塗布具としての利便性はさらに向上することとなる。
ヘアカラーを塗布するための塗布具を製造する産業、特に化粧品産業界で利用することができる。
本発明に係るヘアカラーを塗布するための塗布具の第一実施の形態の斜視図である。 前図のA−A線断面図である。 前図の要部拡大断面図である。 本発明に係るヘアカラーを塗布するための塗布具の第二実施の形態の斜視図である。 前図のB−B線断面図である。 前図の要部拡大断面図である。
符号の説明
1…基台
1a…基台の表面
1b…基台の裏面
2…ハケ部
2a…中央列ハケ部
2b、2c…左右列ハケ部
3…中央列ハケ部の上面
4…段差部
5…素材毛
6…柄部
7…コーム部
10…塗布具
11…ヘアカラー

Claims (5)

  1. 基台の長手方向に沿って三列のハケ部を隙間のない状態で植設し、このハケ部の中央列ハケ部の高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部の高さ寸法よりも短く形成し、この左右列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れ、中央列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかなものを使用することを特徴とするヘアカラーを塗布するための塗布具。
  2. 基台の長手方向に沿って三列のハケ部を隙間のない状態で植設し、このハケ部の中央列ハケ部の高さ寸法を、隣り合う左右列ハケ部の高さ寸法よりも長く形成し、前記中央列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかく腰が出るように先端部が先鋭状となるテーパーを入れ、左右列ハケ部を構成する素材毛には、柔らかなものを使用することを特徴とするヘアカラーを塗布するための塗布具。
  3. 基台の長手方向に柄部を備えてなる請求項1又は2記載のヘアカラーを塗布するための塗布具。
  4. ハケ部の素材毛を、人毛、獣毛、ナイロン、ポリプロピレン又はポリエチレンの何れかのものとした請求項1乃至3の何れかに記載のヘアカラーを塗布するための塗布具。
  5. 長寸側のハケ部の全高寸法を15〜25mmに形成し、短寸側のハケ部の全高寸法を長寸側のものよりも5〜7mm短くなるように形成してなる請求項1乃至4の何れかに記載のヘアカラーを塗布するための塗布具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114057A (ja) * 2006-10-13 2008-05-22 Kao Corp マスカラ塗布具

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