JP6607432B2 - 化粧料塗布体 - Google Patents
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Description
そのため、互いに異なる構成要素のパイルから形成される塗布面を有する塗布部によって構成される化粧料塗布体を複数併用することも考えられるが、外出先に複数の化粧料塗布体を携帯することは非常に煩雑であり、実用的ではないものである。
軸部と、該軸部の先端方向に一体となる塗布部とから構成され、
該塗布部の表面において、互いに材質、径、長さ又は色のうち少なくとも1つ以上の異なる構成要素を有するパイルを静電植毛加工により一体に接着して複数の塗布面を形成するものであって、
塗布部12cの表面は、一面は長いパイルによって形成されつつ、その略中央の一部に短いパイルによって凹陥部13が形成される塗布面12c’、他面は長いパイルによって平坦に形成される塗布面12c”とからなるものである。
その結果、使用者は、触感、化粧料の保持性、塗布性、又は操作性が互いに異なる複数の塗布面から最適な塗布面を選択することによって、化粧料の塗布作業を簡易かつ確実に行うことができるものである。
その結果、使用者は、必要に合わせて選択した最適な塗布面によって、化粧料の塗布作業をより簡易かつ確実に行うことができるようになるものである。
上記塗布部が、一面は長いパイルによって形成されつつ、その略中央の一部に短いパイルによって凹陥部が形成される塗布面、他面は長いパイルによって平坦に形成される塗布面とからなるので、略中央の一部に凹陥部が形成されている一面の塗布面では、該凹陥部内に化粧料を多量に貯留するので、化粧料を厚く塗布することができるとともに、略中央の短いパイルにより形成される凹陥部13によってその表面を平滑にすることができるものとなる。
その一方で、凹陥部13がない平坦な他面の塗布面12c”では、相対的に化粧料6を多量に貯留するので、化粧料6を厚く塗布することができるものとなる。
そのため、該塗布部12は、一面に短いパイルから形成される塗布面12’と、他面に長いパイルから形成される塗布面12”とを有するものとなる〔特に、図2(ロ)、図3(ロ)、(二)参照〕。
さらに、以下の実施例2乃至4においても、互いに異なることとなるパイルの構成要素をその長さとして説明する。
従って、塗布部12において、一面の短いパイルから形成される塗布面12’では、相対的に化粧料6を少量しか貯留しないので、化粧料6を薄く塗布し、また塗布した化粧料6を平滑にすることもできるものとなる。
一方、他面の長いパイルから形成される塗布面12”では、化粧料6を多量に貯留するので、化粧料6を厚く塗布することができるものとなる。
以上のとおり、使用者は、一つの化粧料塗布体10において必要に合わせて塗布面12’、12”のいずれかを適宜選択することによって、化粧料6の塗布作業を簡易かつ確実に行うことができるものとなる。
すなわち、該塗布部12aは、軸部の軸線に直交する方向に塗布部幅全部にわたって谷部を形成するように、該軸部11aの軸線を含む平面に対して凹湾曲しているものであって、該塗布部12aの表面には、凹湾曲している一面に長いパイルから形成される塗布面12a’、逆に凸湾曲している他面に短いパイルから形成される塗布面12a”とを有するものとなる〔特に、図4(ロ)、(二)参照〕。
従って、塗布部12aにおいて、凹湾曲している一面の塗布面12a’では、パイルが長い上に、凹湾曲面となっているので、化粧料6をより多量に貯留するので、化粧料6をより厚く塗布することができるものとなる。
一方、他面の短いパイルから形成される塗布面12a”では、化粧料6を少量しか貯留しないので、化粧料6を薄く塗布し、また塗布した化粧料6を平滑にすることもできるものとなる。
以上のとおり、使用者は、一つの化粧料塗布体10aにおいて必要に合わせて塗布面12a’、12a”いずれかを適宜選択して、化粧料6の塗布作業を簡易かつ確実に行うことができるものとなる。
すなわち、軸部11bの軸線方向において該塗布部12bは、先端は静電植毛加工により一体に接着される短いパイルの肉薄な塗布面12b’、根元は静電植毛加工により一体に接着される長いパイルの肉厚な塗布面12b”を有するものとなる〔特に、図5(ロ)、(二)参照〕。
従って、塗布部12bにおいて、先端の肉薄な塗布面12b’では、化粧料6を少量しか貯留しないので、化粧料6を薄く塗布し、また塗布した化粧料6を平滑にすることもできるものとなる。
一方、根元の肉厚な塗布面12b”では、化粧料6を多量に貯留するので、化粧料6を厚く塗布することができるものとなる。
従って、使用者は、一つの化粧料塗布体10bにおいて必要に合わせて塗布面12b’、12b”のいずれかを適宜選択して、化粧料6の塗布作業を簡易かつ確実に行うことができるものとなる。
すなわち、塗布部12cは、一面が略中央に短いパイルによって凹陥部13が形成されている塗布面12c’と、他面が平坦な塗布面12c”とを有するものである(図6参照)。
従って、塗布部12cにおいて、略中央の一部に凹陥部13が形成されている一面の塗布面12c’では、化粧料6を多量に貯留するので、化粧料6を厚く塗布することができるとともに、略中央の短いパイルにより形成される凹陥部13によってその表面を平滑にすることができるものとなる。
一方、凹陥部13がない平坦な他面の塗布面12c”では、相対的に化粧料6を多量に貯留するので、化粧料6を厚く塗布することができるものとなる。
従って、使用者は、一つの化粧料塗布体10cにおいて必要に合わせて塗布面12c’、12c”いずれかを適宜選択して、化粧料6の塗布作業を簡易かつ確実に行うことができるものとなる。
2 容器本体
3 開口部
4 雄ネジ部
5 シゴキ
6 化粧料
7 キャップ
8 雌ネジ部
9 保持軸
9a 保持孔
9b 径大部
10、10a、10b、10c 化粧料塗布体
11、11a、11b、11c 軸部
12、12a、12b、12c 塗布部
12’、12”、12a’、12a”、12b’、12b”、12c’、12c” 塗布面
13 凹陥部
Claims (1)
- 軸部と、該軸部の先端方向に一体となる塗布部とから構成され、
該塗布部の表面において、互いに材質、径、長さ又は色のうち少なくとも1つ以上の異なる構成要素を有するパイルを静電植毛加工により一体に接着して複数の塗布面を形成するものであって、
塗布部は、一面は長いパイルによって形成されつつ、その略中央の一部に短いパイルによって凹陥部が形成される塗布面、他面は長いパイルによって平坦に形成される塗布面とからなる
ことを特徴とする化粧料塗布体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007999A JP6607432B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 化粧料塗布体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007999A JP6607432B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 化粧料塗布体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016131712A JP2016131712A (ja) | 2016-07-25 |
JP6607432B2 true JP6607432B2 (ja) | 2019-11-20 |
Family
ID=56434958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015007999A Active JP6607432B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 化粧料塗布体 |
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2015
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