JP6739043B2 - 化粧料容器用シゴキ - Google Patents

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本願発明は、マスカラ、液状口紅、リップグロス等の液状化粧料(以下、「液状化粧料」という。)を収容する化粧料容器用シゴキに関する。

通常、液状化粧料容器の開口部内においては、塗布体を構成する軸及び塗布部の表面に付着した余分な液状化粧料を掻き落とし、しかも閉栓時の液状化粧料容器内の気密性を保持するために軟質材からなる化粧料容器用シゴキを内装している。

上記液状化粧料容器の開口部内に内装される化粧料容器用シゴキは、該開口部と一体となる円筒状のシゴキ中胴部と、変形して塗布体の軸や塗布部に密着して余分に付着した液状化粧料を掻き落とせるように薄肉状であって、中央に有するシゴキ穴に向かって逆円錐形状又はすり鉢形状に形成してなる漏斗部とから構成されるものが一般的である(特許文献1参照)。

しかしながら、上記化粧料容器用シゴキは、漏斗部を変形可能となるように薄肉状とするため、液状化粧料容器より塗布体を抜出する際に、漏斗部が塗布体の軸又は塗布部との間で発生する抵抗によって反転することがある。そして、漏斗部が反転してしまうと、塗布体の引き抜く際の漏斗部との抵抗が低下して漏斗部の変形が不十分となって塗布体に対する掻き取りが著しく低下してしまい、塗布体の軸では余分な液状化粧料が残り、また塗布部では含有する液状化粧料の量が不安定になるものである。

そして、塗布体を液状化粧料容器内に挿入しようとすると、漏斗部によって掻き落とされた液状化粧料は漏斗部の上面に溜まってしまうものである。そのため、塗布体の挿脱が繰り返して行われると、漏斗部の反転によって液状化粧料は液状化粧料容器の開口部より漏出して周囲を汚損したり、又漏斗部の耐久性も低下するおそれがある。

そこで、化粧料容器用シゴキにおける漏斗部の反転を防止するように、漏斗部を肉厚状としたり、シゴキ穴を含む面を中心に逆円錐形状又はすり鉢形状とする漏斗部を対称的に配置するものも考えられるが、漏斗部の変形が不十分となって、塗布体の軸及び塗布部に付着した余分な液状化粧料の掻き取りが低下するとともに、塗布体の挿脱に際して塗布体と漏斗部との抵抗が著しく大きくなって、使用者の使用感が低下してしまうものである。

特開2012−55548号公報

そこで、液状化粧料容器において、漏斗部の反転を防止するとともに、漏斗部の耐久性を低下させることなく、液状化粧料の掻き取りを十分に行い、漏斗部に対する使用感の低下をも防止できるようにする。

第1の特徴として、

外周面に係止部を周設する略円筒状のシゴキ中胴部と、該シゴキ中胴部内において、変形可能となるように薄肉状とし、中央のシゴキ穴に向かって逆円錐形状又はすり鉢形状に形成してなる漏斗部とから構成され、

前記漏斗部下面側において、該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定する複数の連結支持材を形成してなるものである。

そのため、塗布体を抜出する際に塗布体と漏斗部、特に漏斗部の中心に有するシゴキ穴周縁との間で大きな抵抗が発生しても、該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定するように複数の連結支持材が形成されているので、漏斗部の反転及び漏斗部の破損を確実に防止することができるものである。

その上、シゴキ中胴部と一体に固定する連結支持材間における漏斗部は薄肉状であって塗布体の軸及び塗布部の抜出方向へ変形可能であるので、漏斗部は塗布体の軸及び塗布部表面に十分に密着して、塗布体の軸及び塗布部表面に付着している余分な液状化粧料を確実に掻き落とすことができるものである。

さらに、塗布体の挿脱に当たっても複数の連結支持材間の漏斗部の変形が十分に行われることで、漏斗部の中心に有するシゴキ穴周縁との抵抗の増加は最低限になるので、使用者の使用感の低下を確実に防止できるものである。

第1の特徴を踏まえて、第2の特徴として、

上記漏斗部下面側において、該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定するように形成される複数の連結支持材を、シゴキ穴を中心に互いに均等の角度を以て放射状に配置してなるものである。

そのため、塗布体の挿脱に当たって、シゴキ穴を通過する際に、複数の連結支持材間における漏斗部に大きな抵抗が発生しても、漏斗部に対する負荷はシゴキ中胴部と一体に固定する連結支持材に対して均等に加わることになるので、漏斗部を含め化粧料容器用シゴキの耐久性をより確実に向上させることができるものである。

本願発明は、シゴキ中胴部とともに化粧料容器用シゴキを構成する漏斗部下面側において、漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定する複数の連結支持材を形成するので、漏斗部の反転、及び漏斗部の耐久性の低下を防止できるとともに、塗布体に付着した余分な液状化粧料を確実に掻き落とし、及び使用感の低下を防止することができる優れた効果を有するものである。

図1は、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキを内装する液状化粧料容器の全体縦断面図である。 図2は、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキを内装する液状化粧料容器本体の全体縦断面図である。 図3は、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキを内装する容器本体の開口部に内装されるシゴキの要部拡大断面図及び底面図である。 図4(イ)及び(ロ)は、本願発明の実施例である容器本体の開口部に内装される化粧料容器用シゴキのシゴキ中胴部に対する漏斗部の位置を変えた変形例である。 図5(イ)及び(ロ)は、本願発明の実施例である容器本体の開口部に内装される化粧料容器用シゴキ、特に連結支持材の数を変えた変形例の要部拡大断面図及び底面図である。

化粧料容器用シゴキを構成する漏斗部下面側おいて該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定する複数の連結支持材を形成してなるものである。

図1乃至図3において示すのは、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキ5を内装する液状化粧料容器1であり、該液状化粧料容器1は、キャップ2と容器本体4とから構成されるものである。

まず、上記キャップ2は、その開口方向の内部において雌ネジ部2aを螺設するとともに、先端に塗布部であるブラシ3bを有する軸3aの後端に径大部3cを形成してなる塗布体3を、該径大部3cを、その内部に嵌合させて固持するものである。

そして、容器本体4は、その内部において液状化粧料6を収容するとともに、開口部4aの外周に前記キャップ2の雌ネジ部2aと螺合する雄ネジ部4bを螺設するものである。

さらに、上記容器本体4の開口部4a内においては、本願発明の実施例となる化粧料容器用シゴキ5を内装するものである。

ここで、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキ5は、外周面の上下部において化粧料容器用シゴキ5を開口部4a内に内装するに当たって弾性により固持する係止縁5b、5b’を周設する略円筒状のシゴキ中胴部5aと、該シゴキ中胴部5a内において、変形可能となるように薄肉状とし、中央のシゴキ穴5dに向かって逆円錐形状に形成してなる漏斗部5cとから構成される。

そして、上記漏斗部5c下面側において、該漏斗部5c下面とシゴキ中胴部5a内周面とを一体に固定するように3つの連結支持材5eが形成されているものであって、この3つの連結支持材5eは前記漏斗部5cの中心に有するシゴキ穴5dを中心に均等の角度、すなわち互いに120°の角度を以て放射状に配置してなるものである。

以上のように、本願発明の実施例である化粧料容器用シゴキ5は構成されるので、容器本体4に対する塗布体3の挿脱に当たっては次のようになる。

即ち、塗布体3を容器本体4より抜出するにあたっては、キャップ2の雌ネジ部2aと容器本体4の開口部4aの雄ネジ部4bとの螺合を解くことで、一体となっていたキャップ2を容器本体4から外しつつ、キャップ2を上方に引き上げるものである。

このとき、塗布体3の軸3aは化粧料容器用シゴキ5を構成する漏斗部5cのシゴキ穴5dを貫通しているものである。

そのため、容器本体4内に収納されている塗布体3を抜出するため、さらに上方に引き上げるに従って、シゴキ穴5dの周縁が変形して塗布体3の軸3a及びブラシ3bとの間で密着することで大きな抵抗を発生しても、該漏斗部5c下面側において、シゴキ穴5dを中心として、放射状に該漏斗部5c下面とシゴキ中胴部5a内周面とを一体に固定するように3つの連結支持材5eが形成されているので、漏斗部5cが反転することを阻止して液状化粧料6の外部への漏出を防止するとともに、漏斗部5cの耐久性の低下をも防止できるものとなる。

その上、漏斗部5cにおいて3つの連結支持材5eと一体に固定している以外の部分、即ちシゴキ穴5dの周縁は塗布体3の軸3a表面との間で発生する抵抗によって容易に変形して該軸3a及びブラシ3bの表面に順次密着するものとなる。

その結果、軸3a及びブラシ3b表面に付着している余分な液状化粧料6を掻き落すことができるとともに、抜出時の抵抗も最小限となって使用感の低下を防止することができるものとなる。

一方、塗布体3を容器本体4内に収納する際には、容器本体4の開口部4aから塗布体3のブラシ3b及び軸3aを順次挿入すると、漏斗部5cはシゴキ中胴部5aと一体に固定する連結支持材5e以外の部分では薄肉状であって容易に変形するので、シゴキ穴5dを貫通する際の抵抗は最小限となって、使用感が低下することを防止できるものとなる。

なお、図4(イ)及び(ロ)は、本願発明の実施例の化粧料容器用シゴキ5の変形例であって、該化粧料容器用シゴキ5を構成するシゴキ中胴部5a内における漏斗部5cの形成位置を変えたものである。例えば同図(イ)ではシゴキ中胴部5aの上部に漏斗部5cを配置し、同図(ロ)ではシゴキ中胴部5aの下部に漏斗部5cを配置するものであって、使用される容器本体4に応じて使用されるものである。

また、図5(イ)及び(ロ)も、本願発明の実施例の化粧料容器用シゴキ5の変形例であって、該化粧料容器用シゴキ5を構成するシゴキ中胴部5a内において漏斗部5c下面とシゴキ中胴部5a内周面とを一体に固定するように形成される連結支持材5eの数を変えたものである。例えば同図(イ)では中心にシゴキ穴5dを有するすり鉢形状の漏斗部5cにおいて、該漏斗部5c下面とシゴキ中胴部5a内周面とを一体に固定する4つの連結支持材5eをシゴキ穴5dを中心として互いに90°の角度を以て放射状に形成し、同図(ロ)では同様の漏斗部5cにおいて、該漏斗部5c下面とシゴキ中胴部5a内周面とを一体に固定する6つの連結支持材5eをシゴキ穴5dを中心として互いに60°の角度を以て放射状に配置するものである。その結果、連結支持材5eの数が増加するほど漏斗部5cの変形はし難くなって抵抗が増加するので、液状化粧料6の掻き落としや使用感の低下を招く反面、漏斗部5cの反転や耐久性の低下はより確実に防止できるものとなる。

1 液状化粧料容器

2 キャップ

2a 雌ネジ部

3 塗布体

3a 軸

3b ブラシ

3c 径大部

4 容器本体

4a 開口部

4b 雄ネジ部

5 化粧料容器用シゴキ

5a シゴキ中胴部

5b、5b’ 係止縁

5c 漏斗部

5d シゴキ穴

5e 連結支持材

6 液状化粧料

Claims (2)

  1. 外周面に係止部を周設する略円筒状のシゴキ中胴部と、該シゴキ中胴部内において、変形可能となるように薄肉状とし、中央のシゴキ穴に向かって逆円錐形状又はすり鉢形状に形成してなる漏斗部とから構成され、
    前記漏斗部下面側において、該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定する複数の連結支持材を形成してなる
    ことを特徴とする化粧料容器用シゴキ。
  2. 上記漏斗部下面側において、該漏斗部下面とシゴキ中胴部内周面とを一体に固定するように形成される複数の連結支持材を、シゴキ穴を中心に互いに均等の角度を以て放射状に配置してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器用シゴキ。
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