JP5228987B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カメラに関する。
フィルムカメラの消音モード時に、モーターをパルス駆動で制御することによりモーターを低速回転させて発生音を低下させる技術が知られている(特許文献1参照)。
また、フィルムカメラにおいて、レリーズボタンの押し込み操作を解除した後にモーターを動かすことにより、撮影者がモーター音のでるタイミングを制御可能とする技術も知られている(特許文献2参照)。
特開平1−279227号公報 特開昭62−44250号公報
しかし、一般に、モーターをパルス駆動する場合に当該パルス周期に応じた周期性のノイズが発生するため、電子カメラにおいて、撮像素子での電荷蓄積中(露光中)や、撮像素子から光電変換信号(画像信号)の読出し中に上記ノイズが発生すると、画像信号に当該ノイズが重畳して画質の低下につながるという問題があった。また、レリーズボタンの押し込み操作を解除した後にモーターを動かす場合であっても、露光時間が長い場合においては、レリーズボタンの押し込み操作を解除した時点で、露光中もしくは画像読み出し中となる可能性があり、パルス駆動によるノイズによって画像の画質が劣化してしまうという問題があった。
本発明による電子カメラは、撮像素子の露光に必要な可動部材をあらかじめ定められたタイミングで駆動するための直流モーターと、レリーズ操作部材の操作に応じて直流モーターへ直流電圧またはパルス状電圧を供給する駆動回路と、露光後に直流モーターへパルス状電圧を供給する場合、撮像素子からの光電変換信号の読み出し終了時およびレリーズ操作部材の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、パルス状電圧の供給を開始するように駆動回路を制御する制御手段とを備える。
本発明による電子カメラでは、直流モーターをパルス駆動する場合における画質劣化を防止できる。
本発明の第一の実施形態によるデジタルカメラを側面から見た断面図である。 デジタルカメラのシーケンス制御を説明するブロック図である。 撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 通常モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。 静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。 静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。 第二の実施形態による撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 第二の実施形態による撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。 静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。 第三の実施形態による撮影時のシーケンス動作を説明するフローチャートである。 静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
<第一の実施形態>
図1は、本発明の第一の実施形態によるデジタルカメラCAを側面から見た断面図である。デジタルカメラCAはレンズ交換式の一眼レフタイプであり、撮影レンズLを有するレンズ鏡筒LBがカメラ本体CBに装着される。撮影レンズLを通過した被写体光束は、カメラ本体CB内に導かれる。被写体光束はさらに、レリーズ操作前はミラー22で上方へ反射されてファインダスクリーン23上に結像する。結像された被写体像は、ペンタプリズム24、接眼レンズ25を介して観察される。
レリーズ操作がなされると、ミラー22が上方へ回動されて撮影光路から退避し、続いてシャッタ装置であるフォーカルプレーンシャッタ100が開閉駆動される。これにより、撮影レンズLを通過した被写体光束が撮像ユニットに設けられているCMOSイメージセンサなどの撮像素子250の撮像面上に所定時間結像する(露光)。撮像素子250は、結像された被写体像を撮像して(電荷蓄積)光電変換信号(蓄積信号)を出力する。撮像素子250から読み出された蓄積信号には、後述する画像処理回路52(図2)にて所定の処理が施され、デジタル画像データが生成される。
デジタルカメラCAは、レリーズ操作に伴うミラー22のアップ/ダウンおよびフォーカルプレーンシャッタ100のチャージなどの動作タイミングをシーケンス装置によって制御する。これは、後述する図2のシーケンスモーター61、モーター制御回路62、後幕走行完了検出スイッチ63、ミラーアップ完了検出スイッチ64、およびミラーダウン完了検出スイッチ65を含むシーケンス駆動装置(不図示)を構成し、各検出スイッチによる検出タイミングに基づいてシーケンスモーター61の駆動制御およびブレーキ制御を行うことにより、ミラー22の駆動およびフォーカルプレーンシャッタ100のチャージタイミングを制御するものである。
本実施形態は、静音モード時のシーケンス制御に特徴を有するので、以下の説明はレリーズ時のシーケンス動作を中心に説明する。ここで、静音モードは、直流モーターなどで構成されるシーケンスモーター61へパルス状の駆動電圧を印加することにより、該モーター61を通常時(通常モードと呼ぶ)より低速で回転させて動作音を低下させるモードである。なお、通常モードではシーケンスモーター61へ直流電圧が印加され、該シーケンスモーター61は高速で回転する。
図2は、デジタルカメラCAのシーケンス制御を説明するブロック図である。図2において、制御回路51が撮像素子250へ蓄積制御信号を送出すると、撮像素子250が電荷を蓄積する。蓄積後に制御回路51が撮像素子250および画像処理回路52へ読み出し蓄積制御信号を送出すると、蓄積信号が撮像素子250から画像処理回路52へ読み出される。
画像処理回路52は、蓄積信号をアナログ信号からデジタル信号へA/D変換し、変換後のデジタル信号へ所定の信号処理を行って画像データを生成する。表示装置53は、制御回路51からの指示に応じてデジタル画像データに基づく再生画像を表示する。フラッシュメモリなどによって構成される記録媒体80には、制御回路51からの指示に応じてデジタル画像データが記録される。
レリーズ半押しスイッチ71aおよびレリーズ全押しスイッチ71bは、それぞれがレリーズボタン71の押下操作に連動してオン信号/オフ信号を制御回路51へ出力する。レリーズ半押しスイッチ71aからのオン信号(半押し操作信号)は、レリーズボタン71が通常ストロークの半分程度まで押し下げ操作されると出力され、半ストロークの押し下げ操作解除で出力がオフされる。レリーズ全押しスイッチ71bからのオン信号(全押し操作信号)は、レリーズボタン71が通常ストロークまで押し下げ操作されると出力され、通常ストロークの押し下げ操作が解除されると出力がオフされる。半押し操作信号は、制御回路51に対して撮影準備の開始を指示する信号である。全押し操作信号は、制御回路51に対して記録用画像の露光開始を指示する信号である。
静音モードスイッチ72は、押下操作に応じてオン信号/オフ信号を制御回路51へ出力する。制御回路51は、静音モードスイッチ72からオン信号を受けた場合に静音モードフラグを1にセットし、静音モードスイッチ72からオフ信号を受けた場合に静音モードフラグを0にセットする。
先幕マグネット100aおよび後幕マグネット100bはそれぞれ、通電オン時にフォーカルプレーンシャッタ100の先幕(不図示)および後幕(不図示)を保持する。先幕マグネット100aが制御回路51からの先幕マグネット駆動信号によって通電オフすると、先幕が走行を開始する。また、後幕マグネット100bが制御回路51からの後幕マグネット駆動信号によって通電オフすると、後幕が走行を開始する。
後幕走行完了検出スイッチ63は、後幕が走行完了して撮像素子250が遮光状態になったタイミングでオン信号を発生する。モーター制御回路62は、制御回路51からのシーケンスモーター駆動信号に応じて、シーケンスモーター61の正転、逆転および回転速度を制御する。
ミラーアップ完了検出スイッチ64は、ミラー22のアップ完了位置になるとオン信号を発生する。ミラーダウン完了検出スイッチ65は、ミラー22のダウン完了位置になるとオン信号を発生する。
<撮影時のシーケンス動作>
撮影時のシーケンス動作について、図3に例示するフローチャートを参照して説明する。図3−図5は、制御回路51が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。制御回路51は、カメラのメインスイッチ(不図示)がオン操作され、カメラ内の各ブロックへ通電されると図3による処理を起動させる。
図3のステップS1において、制御回路51はレリーズ全押しスイッチがオンか否かを判定する。制御回路51は、レリーズ全押しスイッチ71bからオン操作信号が入力された場合にステップS1を肯定判定してステップS2へ進み、オン操作信号が入力されない場合にはステップS1を否定判定して当該判定を繰り返す。なお、ステップS1を否定判定する場合でも、レリーズ半押しスイッチ71bからオン操作信号が入力された場合には、所定の処理(たとえば、フォーカス調節処理、自動露出演算など)を行いながら、上記判定を繰り返す。
ステップS2において、制御回路51は静音モードスイッチ72がオンか否かを判定する。制御回路51は、静音モードスイッチ72からオン信号を受けた場合にステップS2を肯定判定してステップS3−1へ進み、静音モードフラグを1にセットする。制御回路51は、静音モードスイッチ72からオフ信号を受けた場合にはステップS2を否定判定してステップS3へ進み、静音モードフラグを0にセットする。
ステップS4において、制御回路51は、先幕マグネット100aおよび後幕マグネット100bに対してそれぞれ通電オンさせてステップS5へ進む。ステップS5において、制御回路51は所定時間待ってステップS6へ進む。これは、先幕マグネット100aおよび後幕マグネット100bの吸着安定時間を確保するためである。
ステップS6において、制御回路51は静音モードフラグを確認する。制御回路51は、当該フラグが1の場合にステップS6を肯定判定してステップS7−1へ進む。 制御回路51は、当該フラグが0の場合にはステップS6を否定判定し、ステップS7へ進む。
ステップS7において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61を正転させてステップS8へ進む。これにより、ミラー22のアップ駆動が開始される。なお、ステップS7は通常モード時に実行するため、シーケンスモーター61に対するパルス駆動は行わない。
ステップS7−1において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61を正転させてステップS8へ進む。これにより、ミラー22のアップ駆動が開始される。なお、ステップS7−1は静音モード時に実行するため、シーケンスモーター61に対してパルス状の電圧を印加させてパルス駆動を行う。
ステップS8において、制御回路51はミラーアップ完了検出スイッチ64の状態を確認する。制御回路51は、ミラーアップ完了検出スイッチ64からオン信号を受けた場合にステップS8を肯定判定してステップS9へ進む。制御回路51は、ミラーアップ完了検出スイッチ64からオン信号を受けない場合には、ステップS8を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS9において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61にブレーキをかけて停止させ、ステップS10へ進む。ステップS10において、制御回路51は、所定時間待って図4のステップS11へ進む。これは、ミラーアップのバウンド後の安定時間を確保するためである。
図4のステップS11において、制御回路51は、先幕マグネット100aに通電オフさせてステップS12へ進む。これにより、フォーカルプレーンシャッタ100の先幕が走行を開始する。ステップS12において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号を出力してステップS13へ進む。これにより、撮像素子250が蓄積動作を開始する(露光)。
ステップS13において、制御回路51は、シャッタ秒時時間が経過したか否かを判定する。制御回路51は、蓄積動作開始後の計時時間がシャッタ秒時時間に達した場合にステップS13を肯定判定してステップS14へ進む。制御回路51は、計時時間がシャッタ秒時時間に達していない場合にはステップS13を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。(なお、いわゆるスリット露光が必要な高速シャッタ秒時(たとえば1/4000秒)の場合は、実際のシャッタ秒時より短い時間で制御を行う。)
ステップS14において、制御回路51は、制御回路51は、後幕マグネット100bに通電オフさせてステップS15へ進む。これにより、フォーカルプレーンシャッタ100の後幕が走行を開始する。ステップS15において、制御回路51は後幕走行完了検出スイッチ63の状態を確認する。制御回路51は、後幕走行完了検出スイッチ63からオン信号を受けた場合にステップS15を肯定判定してステップS16へ進む。制御回路51は、後幕走行完了検出スイッチ63からオン信号を受けない場合には、ステップS15を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS16において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号をオフしてステップS17へ進む。これにより、撮像素子250が蓄積動作を終了する。ステップS17において、制御回路51は静音モードフラグを確認する。制御回路51は、当該フラグが1の場合にステップS17を肯定判定して図5のステップS20−1へ進む。 制御回路51は、当該フラグが0の場合にはステップS17を否定判定し、ステップS18へ進む。
(通常モード時)
ステップS18において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61を逆転させてステップS19へ進む。これにより、ミラー22のダウン駆動が開始される。なお、ステップS18は通常モード時に実行するため、シーケンスモーター61に対するパルス駆動は行わない。
ステップS19において、制御回路51は、所定時間待ってステップS20へ進む。これは、撮像素子250からの蓄積信号の読み出し開始を遅らせることにより、蓄積信号を読み出し中にシーケンスモーター61へ突入電流が流れることを避けるためである。
ステップS20において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力して図5のステップS21へ進む。これにより、撮像素子250から蓄積信号の読み出しが開始される。図5のステップS21において、制御回路51はミラーダウン完了検出スイッチ65の状態を確認する。制御回路51は、ミラーダウン完了検出スイッチ65からオン信号を受けた場合にステップS21を肯定判定してステップS22へ進む。制御回路51は、ミラーダウン完了検出スイッチ65からオン信号を受けない場合には、ステップS21を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS22において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61にブレーキをかけて停止させ、ステップS23へ進む。ステップS23において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してから所定時間経過したか否かを判定する。制御回路51は、計時時間が所定時間に達した場合にステップS23を肯定判定してステップS24へ進む。制御回路51は、計時時間が所定時間に達していない場合にはステップS23を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS24において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号をオフして図5による処理を終了する。これにより、1コマの撮影動作を終了する。なお、蓄積信号に対する画像処理や記録・表示処理は、以上説明した撮影動作に続いて行われる。
(静音モード時)
上述したステップS17(図4)を肯定判定して進む図5のステップS20−1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してステップS23−1へ進む。これにより、撮像素子250から蓄積信号の読み出しが開始される。
ステップS23−1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してから所定時間経過したか否かを判定する。制御回路51は、計時時間が所定時間に達した場合にステップS23−1を肯定判定してステップS24−1へ進む。制御回路51は、計時時間が所定時間に達していない場合にはステップS23−1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS24−1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号をオフしてステップS25−1へ進む。ステップS25−1において、制御回路51は、レリーズ半押しスイッチがオフか否かを判定する。制御回路51は、レリーズ半押しスイッチ71aからオフ操作信号が入力されている場合にステップS25−1を肯定判定してステップS18−1へ進み、オフ操作信号が入力されていない場合にはステップS25−1を否定判定して当該判定を繰り返す。本処理により、撮像素子250からの蓄積信号の読み出し終了時にレリーズボタンが押下されていなければステップS18−1へ進み、蓄積信号の読み出し終了時にレリーズボタンが押下されていれば当該押下操作が終了するまで待つ。
ステップS18−1において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61を逆転させてステップS21−1へ進む。これにより、ミラー22のダウン駆動が開始される。なお、ステップS18−1は静音モード時に実行するため、シーケンスモーター61をパルス駆動する。
ステップS21−1において、制御回路51はミラーダウン完了検出スイッチ65の状態を確認する。制御回路51は、ミラーダウン完了検出スイッチ65からオン信号を受けた場合にステップS21−1を肯定判定してステップS22−1へ進む。制御回路51は、ミラーダウン完了検出スイッチ65からオン信号を受けない場合には、ステップS21−1を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS22−1において、制御回路51はモーター制御回路62へシーケンスモーター駆動信号を送り、シーケンスモーター61にブレーキをかけて停止させ、図5による処理を終了する。これにより1コマの撮影動作を終了する。なお、蓄積信号に対する画像処理や記録・表示処理は、以上の撮影動作に続いて行われる。
図6は、上述した通常モードにおける撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。図7は、上述した静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートであって、撮像素子250からの蓄積信号の読み出し終了時点でレリーズボタンから指が離されている(押下操作されていない)場合における撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。また、図8は、上記静音モードにおける撮影動作のタイミングチャートであって、撮像素子250からの蓄積信号の読み出し終了時点でレリーズボタンから指が離されていない(押下操作されている)場合における撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。
図6−図8において、各信号レベルの変化点に付されている符号は、上述したフローチャートにおける処理のステップ番号に対応する。たとえば、撮像素子読み出し制御信号がオフからオンへの変化する点の符号「20」は、上述したステップS20の処理「撮像素子読み出し制御信号を出力する」に基づくことを示す。
図6における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動されずにDC(直流)駆動される点と、シーケンスモーター61の回転開始時に突入電流が流れるタイミング(符号18)を避けて、撮像素子読み出し制御信号がオフからオンへ変化される(符号20)点である。
図7における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動される点(シーケンスモーター駆動信号がパルス列で表される)と、シーケンスモーター61の回転開始(符号18−1)は、レリーズボタンから指が離された後で撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化されてから行う点(符号24−1)である。
図8における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動される点(シーケンスモーター駆動信号がパルス列で表される)と、シーケンスモーター61の回転開始(符号18−1)は、撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化した後でレリーズボタンから指が離されてから行う点である。すなわち、ステップS25−1(図5)により、撮像素子250からの蓄積信号の読み出し終了時にレリーズボタンが押下されていれば当該押下操作が終了するまで判定処理を繰り返して待つ。
以上説明した第一の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラは、撮像素子250の露光に必要なミラー22やフォーカルプレーンシャッタ100をあらかじめ定められたタイミングで駆動するためのシーケンスモーター61と、レリーズボタン71の操作に応じてシーケンスモーター61へ直流電圧またはパルス状電圧を供給するモーター制御回路62と、露光後にシーケンスモーター61へパルス状電圧を供給する場合、撮像素子250からの光電変換信号の読み出し終了時およびレリーズボタン71の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、パルス状電圧の供給を開始するようにモーター制御回路62を制御する制御回路51とを備える。これにより、シーケンスモーター61をパルス駆動する静音モード時において、露光後のシーケンスモーター61の逆転開始を撮像素子250からの蓄積信号の読み出し終了後まで待たせた上で、読み出し終了してもレリーズボタン71が押下操作されている(レリーズ半押しスイッチ71aがオン)場合は、レリーズ半押しスイッチ71aがオフになるまでさらに待たせることができる。この結果、静音モード時における画質劣化を防止できる。
(2)可動部材にミラー22およびフォーカルプレーンシャッタ100の少なくとも一方を含むので、これらの駆動に伴う発生音を抑えることができる。
(3)露光後のパルス状電圧の供給は、ミラー22のダウン駆動またはフォーカルプレーンシャッタのチャージ動作のために行うので、これらの動作に伴う発生音を抑えることができる。
(4)静音モードに設定されている場合にシーケンスモーター61へパルス状電圧を供給するので、静音モードにおいて上記動作に伴う発生音を抑えることができる。
(5)また、撮影者がレリーズボタンを離すまで、これらの発生音を遅らせることができる。すなわち、撮影者の意志でこれらの発生音のタイミングを遅らせることができる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態では、長秒時ノイズリダクション処理を行う。長秒時ノイズリダクション処理は、デジタルカメラの長秒時(たとえば1秒以上)露光における暗電流ノイズを除去する方法の1つである。具体的には、撮影用の長秒時露光(蓄積)を行う(本露光と呼ぶ)とともに、撮像素子250を遮光した暗黒状態で本露光時と同じ長秒時の蓄積を行う(暗露光と呼ぶ)。本露光で得た画像から上記暗露光で得た画像を減算することにより、長秒時露光時に生じている暗電流ノイズが除去される。
第二の実施形態では、本露光後と暗露光後のそれぞれにおいて撮像素子250から蓄積信号を読み出す。そして、静音モード時のシーケンスモーター61の回転開始タイミングを、レリーズボタンから指が離されるタイミングと、暗露光時の撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化するタイミングの遅い方とする。
<撮影時のシーケンス動作>
ノイズリダクション処理を行う場合のシーケンス動作について、図9および図10に例示するフローチャートを参照して説明する。図9および図10は、制御回路51が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。制御回路51は、カメラのメインスイッチがオン操作され、ノイズリダクション機能がオン設定された場合に図3、図4,図9および図10による処理を起動させる。なお、図4におけるステップS12、ステップS16,ステップS20および図9におけるステップS24は本露光のものである。
(通常モード時)
図9による処理は、図5におけるステップS21以降の処理に代えて行われる。なお、図9における処理であって図5における処理内容と同様の処理には、図5の場合と同一ステップ番号を付して説明を省略する。
図9のステップS24の次に進むステップS12’において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号を出力してステップS13’へ進む。これにより、撮像素子250が暗露光の蓄積動作を開始する。
ステップS13’において、制御回路51は、シャッタ秒時時間が経過したか否かを判定する。制御回路51は、暗露光の蓄積動作開始後の計時時間がシャッタ秒時時間に達した場合にステップS13’を肯定判定してステップS16’へ進む。制御回路51は、計時時間がシャッタ秒時時間に達していない場合にはステップS13’を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS16’において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号をオフしてステップS20’へ進む。これにより、撮像素子250が暗露光の蓄積動作を終了する。ステップS20’において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してステップS23’へ進む。これにより、撮像素子250から暗露光時の蓄積信号の読み出しが開始される。
ステップS23’において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してから所定時間経過したか否かを判定する。制御回路51は、計時時間が所定時間に達した場合にステップS23’を肯定判定してステップS24’へ進む。制御回路51は、計時時間が所定時間に達していない場合にはステップS23’を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS24’において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号をオフして図9による処理を終了する。以上により1コマの撮影動作を終了する。なお、暗電流ノイズの除去処理や、ノイズ除去後の蓄積信号に対する画像処理や記録・表示処理は、以上の撮影動作に続いて行われる。
(静音モード時)
図10による処理は、図5におけるステップS20−1以降の処理に代えて行われる。なお、図10における処理であって図5における処理内容と同様の処理には、図5の場合と同一ステップ番号を付して説明を省略する。なお、図10におけるステップS20−1およびステップS24−1は本露光のものである。
図10のステップS24−1の次に進む図ステップS12'-1において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号を出力してステップS13'-1へ進む。これにより、撮像素子250が暗露光の蓄積動作を開始する。
ステップS13'-1において、制御回路51は、シャッタ秒時時間が経過したか否かを判定する。制御回路51は、暗露光の蓄積動作開始後の計時時間がシャッタ秒時時間に達した場合にステップS13'-1を肯定判定してステップS16'-1へ進む。制御回路51は、計時時間がシャッタ秒時時間に達していない場合にはステップS13'-1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS16'-1において、制御回路51は、撮像素子蓄積制御信号をオフしてステップS20'-1へ進む。これにより、撮像素子250が暗露光の蓄積動作を終了する。ステップS20'-1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してステップS23'-1へ進む。これにより、撮像素子250から暗露光時の蓄積信号の読み出しが開始される。
ステップS23'-1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号を出力してから所定時間経過したか否かを判定する。制御回路51は、計時時間が所定時間に達した場合にステップS23'-1を肯定判定してステップS24'-1へ進む。制御回路51は、計時時間が所定時間に達していない場合にはステップS23'-1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS24'-1において、制御回路51は、撮像素子読み出し制御信号をオフしてステップS25−1へ進む。ステップS25−1以降は図5の場合と同様である。以上により、1コマの撮影動作を終了する。なお、暗電流ノイズの除去処理や、ノイズ除去後の蓄積信号に対する画像処理や記録・表示処理は、撮影動作に続いて行われる。
図11は、通常モード(ステップS17(図4)以降にステップS18からステップS24’(図9)の処理を実行する)における撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。図12は、静音モード(ステップS17(図4)以降にステップS20−1(図10)からステップS22'-1(図10)の処理を実行する)における撮影動作のタイミングチャートであって、撮像素子250からの暗露光時の蓄積信号の読み出し終了時点(ステップS24'-1)では既にレリーズボタンから指が離されている(押下操作されていない)場合における撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。
図11、図12において、各信号レベルの変化点に付されている符号は、上述したフローチャートにおける処理のステップ番号に対応する。たとえば、撮像素子読み出し制御信号がオフからオンへの変化点の符号「20」は、上述したステップS20−1の処理「撮像素子読み出し制御信号(本露光)を出力する」に基づくことを示す。
図11における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動されずにDC(直流)駆動される点と、シーケンスモーター61の回転開始時に突入電流が流れるタイミング(符号18)を避けて、撮像素子読み出し制御信号(本露光)がオフからオンへ変化される(符号20)点と、本露光時の蓄積信号の読み出しが終了(符号24)すると暗露光時の蓄積が開始(符号12’)される点である。
図12における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動される点(シーケンスモーター駆動信号がパルス列で表される)と、シーケンスモーター61の回転開始(符号18−1)は、レリーズボタンから指が離されている状態(押下操作されていない)で、暗露光時の撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化(符号24'-1)されてから行う点である。
以上説明した第二の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。すなわち、撮像素子250から本露光後の光電変換信号を読み出した後に撮像素子250から暗露光時の光電変換信号をさらに読み出すノイズリダクションモードに設定されている場合の制御回路51は、撮像素子250からの暗露光時の光電変換信号の読み出し終了時およびレリーズボタン71の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、パルス状電圧の供給を開始するようにモーター制御回路62を制御するようにした。これにより、静音モード時かつ長秒時ノイズリダクション機能オンの場合は、暗露光後のシーケンスモーター61の逆転開始を撮像素子250からの暗露光時の蓄積信号の読み出し終了後まで待たせた上で、読み出し終了してもレリーズボタン71が押下操作されている(レリーズ半押しスイッチ71aがオン)場合は、レリーズ半押しスイッチ71aがオフになるまでさらに待たせることができる。この結果、静音モード時における画質劣化を防止できる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態は、第二の実施形態と同様に長秒時ノイズリダクション処理を行い、静音モード時におけるシーケンスモーター61の回転開始タイミングを、暗露光時の蓄積開始の前であって、本露光時の撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化したタイミングと、レリーズボタンから指が離されたタイミングの遅い方で行う。すなわち、撮像素子250からの本露光時の蓄積信号の読み出し終了時にレリーズボタンが押下されていれば、当該押下操作がなくなるまで待って、レリーズボタンの押下がなくなってからシーケンスモーター61を回転させる。そして、シーケンスモーター61の回転が終了した後に、暗露光時の蓄積を開始する。
<静音モード時のシーケンス動作>
第三の実施形態によるシーケンス動作について、図13に例示するフローチャートを参照して説明する。図13による処理は、図10による処理に代えて行われる。なお、図13における処理であって図10における処理内容と同様の処理には、図10の場合と同一ステップ番号を付して説明を省略する。
図13のステップS24−1の次に進むステップS30において、制御回路51はスタンバイ制御信号を撮像素子250へ送出してステップS25−1へ進む。スタンバイ制御信号を受けた撮像素子250は、駆動回路の一部を止めることによって消費電力を通常時より抑えた省電待機状態にするように構成されている。たとえば、水平駆動信号や垂直駆動信号などのタイミング信号を止めることにより、電流や温度上昇が抑制される。省電待機状態は撮像素子250への通電を止める場合と異なり、通常時に復帰させた後に撮像素子250に対して初期化設定を行う必要がないので、省電待機状態にする直前の設定内容で動作を再開させることが可能である。図13のステップS25−1からステップS22−1は図10と同様であるので説明を省略するが、この間、すなわちレリーズ半押しスイッチ71aのOFF待ち、シーケンスモーター61の逆転(ミラー22のダウン駆動)、シーケンスモーター61の停止を行う間が省電待機状態となっている。
図13のステップS22−1の次に進むステップS31において、制御回路51はスタンバイ制御信号をオフしてステップS12'-1へ進む。これにより撮像素子250は、省電待機状態にする直前の設定内容で動作を再開する。
図14は、静音モードにおける図13による撮影動作のタイミングチャートであって、撮像素子250からの本露光時の蓄積信号の読み出し終了時点では、まだレリーズボタンから指が離されていない(押下操作されている)場合における、撮影動作のタイミングチャートを例示する図である。
図14における特徴は、シーケンスモーター61がパルス駆動される点(シーケンスモーター駆動信号がパルス列で表される)と、シーケンスモーター61の回転開始(符号18−1)は、本露光時の撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化(符号24−1)されている状態でレリーズボタンから指が離されてから行う点と、本露光時の撮像素子読み出し制御信号がオンからオフへ変化(符号24−1)を起点とし、シーケンスモーター61にブレーキをかける(符号22−1)のを終点として、撮像素子250を省電待機状態にする点である。
以上説明した第三の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。すなわち、撮像素子250から本露光後の光電変換信号を読み出した後に撮像素子250から暗露光時の光電変換信号をさらに読み出すノイズリダクションモードに設定されている場合の制御回路51は、撮像素子250からの本露光後の光電変換信号の読み出し終了時およびレリーズボタン71の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、パルス状電圧の供給を開始するようにモーター制御回路62を制御するようにした。これにより、静音モード時かつ長秒時ノイズリダクション機能オンの場合に、シーケンスモーター61の逆転を本露光時の蓄積信号の読み出し後であって暗露光時の蓄積開始の前に行う。つまり、シーケンスモーター61の逆転開始を撮像素子250から本露光時の蓄積信号の読み出し終了後まで待ち、読み出し終了してもレリーズボタンが押下操作されている(レリーズ半押しスイッチ71aがオン)場合は、レリーズ半押しスイッチ71aがオフになるまでさらに待ってからシーケンスモーター61の逆転開始させることができる。そして、シーケンスモーター61の回転が終了した後に、暗露光時の蓄積を開始する。この結果、静音モード時における画質劣化を防止できる。
また、本露光時の読み出し終了を起点とし、シーケンスモーター61の逆転中は撮像素子250を省電待機状態にしたので、省電待機状態にしない場合に比べて消費電力や温度上昇を抑えることができる。
(変形例1)
上記第三の実施形態においては、シーケンスモーター61の逆転時に撮像素子250を省電待機状態にする例を説明したが、必ずしも省電待機状態にする必要はない。
(変形例2)
上記第一ないし第三の実施形態においては、シーケンスモーター61を駆動源にしてミラー22の駆動およびフォーカルプレーンシャッタ100のチャージの双方を行う例を説明した。この代わりに、ミラー22の駆動およびフォーカルプレーンシャッタ100のチャージのいずれか一方のみをシーケンスモーター61で駆動する構成にしても構わない。
(変形例3)
さらにまた、ミラー22を駆動するシーケンスモーターと、フォーカルプレーンシャッタ100のチャージを行うためのシーケンスモーターとを分けてもよい。
(変形例4)
レリーズボタン71の操作終了時は、レリーズ全押しスイッチ71bのオフで判定してもよいし、レリーズ半押しスイッチ71aのオフで判定してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
22…ミラー
51…制御回路
61…シーケンスモーター
62…モーター制御回路
71…レリーズボタン
71a…レリーズ半押しスイッチ
71b…レリーズ全押しスイッチ
100…フォーカルプレーンシャッタ
250…撮像素子
CA…デジタルカメラ

Claims (8)

  1. 撮像素子の露光に必要な可動部材をあらかじめ定められたタイミングで駆動するための直流モーターと、
    レリーズ操作部材の操作に応じて前記直流モーターへ直流電圧またはパルス状電圧を供給する駆動回路と、
    前記露光後に前記直流モーターへ前記パルス状電圧を供給する場合、前記撮像素子からの光電変換信号の読み出し終了時および前記レリーズ操作部材の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、前記パルス状電圧の供給を開始するように前記駆動回路を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮像素子から前記露光後の光電変換信号を読み出した後に前記撮像素子から非露光時の光電変換信号をさらに読み出すモードに設定されている場合の制御手段は、前記撮像素子からの前記非露光時の光電変換信号の読み出し終了時および前記レリーズ操作部材の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、前記パルス状電圧の供給を開始するように前記駆動回路を制御することを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮像素子から前記露光後の光電変換信号を読み出した後に前記撮像素子から非露光時の光電変換信号をさらに読み出すモードに設定されている場合の制御手段は、前記撮像素子からの前記露光後の光電変換信号の読み出し終了時および前記レリーズ操作部材の操作終了時のいずれか遅い時に基づいて、前記パルス状電圧の供給を開始するように前記駆動回路を制御することを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮像素子は前記露光後に前記直流モーターへ前記パルス状電圧が供給される間、待機状態に制御され、
    前記撮像素子からの前記非露光時の光電変換信号の読み出しは、前記待機状態の終了後に行われることを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記可動部材は、ミラーおよびフォーカルプレーンシャッタの少なくとも一方を含むことを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記露光後の前記パルス状電圧の供給は、前記ミラーのダウン駆動または前記フォーカルプレーンシャッタのチャージ動作のために行われることを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記駆動回路は、該電子カメラの発生音を抑える静音モードに設定されている場合に前記直流モーターへ前記パルス状電圧を供給することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記レリーズ操作部材の操作終了時は、該操作部材に対する半押し操作の解除または全押し操作の解除の時であることを特徴とする電子カメラ。
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