JP5227098B2 - 携帯電子機器 - Google Patents
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Description
これに対して、携帯電話装置1が特殊使用(例えば、水中における使用)に供される場合には、操作部11を構成する複数のキーは、水圧により押圧されるので、操作部11の温度を検出する温度計測部107(温度センサD)は、水温に近い温度を検出する。
なお、第1の制御とは、水圧以外の圧力が検出されたことにより行われる制御であって、通常の使用に係る制御(通話時における制御や、メールの送受信における制御等)のことである。また、第2の制御とは、水圧が検出されたことにより行われる制御であって、特殊使用に係る制御(警告のためのLED等の発光制御や、電源をOFFにする制御等)である。
そこで、制御部103は、複数の操作検出部101(複数のキースイッチA)により同時に検出された圧力が所定値以上であり、かつ温度計測部107により計測される温度が所定範囲の温度である場合には、第2の制御を行う。このような制御を行うことにより、第2の制御が誤って行われるおそれが低減され、水圧の検出精度の向上が図れ、携帯電話装置1の使い勝手を向上させることができる。
例えば、制御部103は、複数の圧力検出部102のうちの一つの圧力検出部102により圧力が検出された場合には、複数のLEDのうちの一つのLEDの発光制御を行い、複数の圧力検出部102のうちの二つの圧力検出部102により圧力が検出された場合には、複数のLEDのうちの二つのLEDの発光制御を行う。
ここで、水没したときの検出方法について図7を参照しながら説明する。図7は、図1のX−X線断面図である。
携帯電話装置1では、上述した通り、操作部11は、複数のキーを備えており、当該操作部11がキーシート40上に形成されている。したがって、操作部11は、水没状態において、直接水圧がかかる状態にある。本発明に係る携帯電話装置1は、既存の装置構成を利用して、複数のキーそれぞれに対応して配置される複数のキースイッチAによるキーの押圧検出と、キーシート40の構造と、複数のキーのうちの少なくとも一つのキーに設けられた温度センサDと、により水没及び水圧をリアルタイムに検出することができる水深(水圧)計の機能を有している。
ここで、通常使用においては、押圧されたキーに設けられた温度センサDは、ユーザの体温に近い温度を計測するため、制御部103は、所定のキーが所定値以上の圧力で押圧され、かつこの所定のキーの温度が所定範囲の温度(例えば、人体の温度としては考えにくい30度未満及び45度より上)である状態を水没状態と判定する。
なお、制御部103は、全てのキーが同時に所定値以上の圧力で押圧され、かつ全てのキーの温度が所定範囲の温度である状態を水没状態と判定しても良い。また、通常は同時に押圧されない複数のキーが同時に所定値以上の圧力で押圧され、かつ当該複数のキーの温度が所定範囲の温度である状態を水没状態と判定しても良い。
このようにして、携帯電話装置1は、水没を検出する機構を直接水で濡らすことなく水没状態を確実に検出することができる。
つぎに、水深の検出方法について説明する。
携帯電話装置1においては、図7に示すように、操作部11を構成する複数のキーのそれぞれに対応して、上述の水没を検出するキースイッチAとは異なる圧力検出スイッチBを設け、これら複数の圧力検出スイッチBとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつ圧力検出スイッチBが順番に押圧される構成にする。このような構成によれば、制御部103は、押圧される圧力検出スイッチBに応じて、水深を検出することができる。
なお、操作部11を構成する複数のキーのそれぞれに検出圧力の異なるキースイッチAを配置して、キースイッチAとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつキーが順番に押下される構成であっても良い。
また、キースイッチAで検出される圧力に応じて水深を検出する構成であっても良い。
つぎに、水深の表示方法について説明する。
キーシート40には、図7に示すように、複数の発光部C(例えば、LEDにより構成されている)が形成されており、複数のキーをそれぞれ背後から照らすように構成されている。携帯電話装置1では、これら複数の発光部Cをレベルメータのように利用して、水深が一目で分かるように制御する。例えば、制御部103は、水深が2mでは、LEDを1個点灯し、水深が4mでは、2個点灯し、・・・、水深が20mでは10個点灯する等の制御を行っても良い。
つぎに、水没したときの警告方法について説明する。
防水機能を有する装置であっても、その防水機能を超えるような水没等の環境下に置かれる場合がある。本発明に係る携帯電話装置1は、水没検出機能により水中にあることを検出し、水没時間を記録する機能と、操作部11に温度センサDを搭載し、水没した場合の水温を検出する機能とを有している。
なお、以下の実施例では、キーシート40上に形成されるテンキー(1〜9、0)と、*キーと、#キーの12個のキーを利用して水没検出及び水深検出を行う構成とする。また、各キーは、キーを押下したという感触(クリック感)をユーザに与える必要があるため、全てのキーが同じ加重で動くように構成されている。
また、複数のキーのうちの少なくとも一つのキーに設けられた温度センサDは、押圧されたキーの温度を計測する。
なお、携帯電話装置1は、一つのキースイッチAが所定値以上の圧力で押圧され、かつ温度センサDにより計測される温度が所定範囲の温度である状態を検出した場合に、水没していると判定する構成としても良い。
つぎに、携帯電話装置1の動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
また、携帯電話装置1では、例えば、数秒程度で消灯してしまう液晶ディスプレイに比べて、低消費電力で長時間の水深表示が可能であり、ユーザは、容易に水深を確認することができる効果を奏する。
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
101 操作検出部
102 圧力検出部
103 制御部
104 機能実行部
105 報知部
106 記憶部
107 温度計測部
Claims (11)
- 操作部と、
前記操作部に対する押圧操作による圧力を検出する操作検出部と、
前記操作部の温度を計測する温度計測部と、
前記操作検出部による検出結果に応じて第1の制御を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、前記操作検出部により検出された圧力が所定値以上であり、かつ前記温度計測部により計測される温度が所定範囲の温度である場合には、当該所定値以上の圧力が水圧によるものとして、前記第1の制御とは異なる第2の制御を行う、ことを特徴とする携帯電子機器。 - 前記操作検出部は、複数設けられ、
前記制御部は、複数の前記操作検出部により同時に検出された圧力が所定値以上であり、かつ前記温度計測部により計測される温度が所定範囲の温度である場合には、前記第1の制御とは異なる第2の制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。 - 筐体を有し、
複数の前記操作検出部は、前記筐体の第1の面に配設される第1の部分と、前記筐体の第2の面に配設される第2の部分と、を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記操作検出部による圧力の検出時間が所定時間以上である場合に前記第2の制御を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯電子機器.
- 前記制御部は、前記操作検出部により前記所定値以上の圧力が検出された時間の長さに応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記操作検出部により検出される圧力に応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特微とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 複数の前記操作検出部それぞれに近接して配置され、それぞれ異なる圧力を検出する複数の圧力検出部をさらに備え、
前記制御部は、複数の前記操作検出部により検出される圧力、又は前記複数の圧力検出部により検出される圧力に応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の携帯電子機器。 - 所定の機能を実行する機能実行部を有し、
前記制御部は、前記機能実行部により前記所定の機能が実行されている状態で前記操作検出部により検出された圧力が所定値以上であり、かつ前記温度計測部により計測される温度が所定範囲の温度である場合には、前記機能の実行の抑制を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 報知部を有し、
前記制御部は、前記操作検出部により検出された圧力が所定値以上であり、かつ前記温度計測部により計測される温度が所定範囲の温度である揚合には、前記報知部による報知を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記操作検出部により検出された圧力が所定値以上であり、かつ前記温度計測部により計測される温度が所定範囲の温度である場合には、電源の抑制動作を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 記憶部を有し、
前記制御部は、前記操作検出部により所定値以上の圧力が検出され、かつ前記温度計測部により所定範囲の温度が計測された場合には、前記検出された旨及び前記計測された旨を前記記憶部に記憶する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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