JP5227096B2 - 携帯電子機器 - Google Patents
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Description
例えば、制御部103は、複数の圧力検出部102のうちの一つの圧力検出部102により圧力が検出された場合には、複数のLEDのうちの一つのLEDの発光制御を行い、複数の圧力検出部102のうちの二つの圧力検出部102により圧力が検出された場合には、複数のLEDのうちの二つのLEDの発光制御を行う。
ここで、水没したときの検出方法について図7を参照しながら説明する。図7は、図1のX−X線断面図である。
携帯電話装置1では、上述した通り、操作キー群11は、複数のキーを備えており、当該操作キー群11がキーシート40上に形成されている。したがって、操作キー群11は、水没状態において、直接水圧がかかる状態にある。本発明に係る携帯電話装置1は、既存の装置構成を利用して、複数のキーそれぞれに対応して配置される複数のキースイッチAによるキーの押圧検出とキーシート40の構造により水没及び水圧をリアルタイムに検出することができる水深(水圧)計の機能を有している。
つぎに、水深の検出方法について説明する。
携帯電話装置1においては、図7に示すように、操作キー群11の各キーのそれぞれに対応して、上述の水没を検出するキースイッチAとは異なる圧力検出スイッチBを設け、これら複数の圧力検出スイッチBとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつ圧力検出スイッチBが順番に押圧される構成にする。このような構成によれば、制御部103は、押圧される圧力検出スイッチBに応じて、水深を検出することができる。
なお、操作キー群11の各キーのそれぞれに検出圧力の異なるキースイッチAを配置して、キースイッチAとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつキーが順番に押下される構成であっても良い。
また、キースイッチAで検出される圧力に応じて水深を検出する構成であっても良い。
つぎに、水深の表示方法について説明する。
キーシート40には、図7に示すように、複数の発光部C(例えば、LEDにより構成されている)が形成されており、各キーを背後から照らすように構成されている。携帯電話装置1では、これら複数の発光部Cをレベルメータのように利用して、水深が一目で分かるように制御する。例えば、制御部103は、水深が2mでは、LEDを1個点灯し、水深が4mでは、2個点灯し、・・・、水深が20mでは10個点灯する等の制御を行っても良い。
つぎに、水没したときの警告方法について説明する。
防水機能を有する装置であっても、その防水機能を超えるような水没等の環境下に置かれる場合がある。本発明に係る携帯電話装置1は、水没検出機能により水中にあることを検出し、水没時間を記録する機能と、筐体の表面に温度センサを搭載し、水温を検出する機能とを有している。
なお、以下の実施例では、キーシート40上に形成されるテンキー(1〜9、0)と、*キーと、#キーの12個のキーを利用して水没検出及び水深検出を行う構成とする。また、各キーは、キーを押下したという感触(クリック感)をユーザに与える必要があるため、全てのキーが同じ加重で動くように構成されている。
つぎに、携帯電話装置1の動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
また、携帯電話装置1では、例えば、数秒程度で消灯してしまう液晶ディスプレイに比べて、低消費電力で長時間の水深表示が可能であり、ユーザは、容易に水深を確認することができる効果を奏する。
なお、本実施形態においては、携帯電話装置1が閉状態であろうと開状態であろうと、水没検出を行う構成となっていたが、本発明はこれに限定されず、通常の使用状態で操作キー群11が操作される可能性が極めて低い閉状態のときに限って水没検出を行うように構成しても良い。これにより、通常の使用状態で偶然に操作キー群11が均一の圧力を同時に検出した場合の、意図せぬ第2の制御の実行が抑制される。
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
101 操作検出部
102 圧力検出部
103 制御部
104 機能実行部
105 報知部
106 記憶部
Claims (11)
- 押圧操作による圧力を検出する複数の操作検出部と、
前記複数の操作検出部の少なくとも一つにより圧力が検出されると第1の制御を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出されると、当該均一の圧力が水圧によるものとして、前記第1の制御とは異なる第2の制御を行う、
ことを特徴とする携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に所定時間以上検出されると前記第2の制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出された時間の長さに応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記複数の操作検出部により検出される圧力に応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記複数の操作検出部それぞれに近接して配置され、それぞれ異なる圧力を検出する複数の圧力検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記複数の操作検出部により検出される圧力、又は前記複数の圧力検出部により検出される圧力に応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 所定の機能を実行する機能実行部を有し、
前記制御部は、前記機能実行部により前記所定の機能が実行されている状態で前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出されると前記機能の実行の抑制を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 報知部を有し、
前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出されると前記報知部による報知を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出されると電源の抑制動作を前記第2の制御として行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 筐体を有し、
前記複数の操作検出部は、前記筐体の第1の面に配設される第1の部分と、前記筐体の第2の面に配設される第2の部分と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記複数の操作検出部を有する第1の筐体と、
前記複数の操作検出部を被覆する閉状態と前記複数の操作検出部を露出する開状態との間を移動可能に前記第1の筐体に連結される第2の筐体と、を有し、
前記制御部は、前記閉状態のときに、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出されると前記第1の制御とは異なる第2の制御を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 記憶部を有し、
前記制御部は、前記複数の操作検出部により均一の圧力が同時に検出される圧力の値が所定値を超えた場合、前記記憶部に当該超えた旨を記憶させる、ことを特徴とする請求項1乃至講求項10のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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