JP2008092164A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機等の携帯端末が自機の置かれている状況を判断して着信報知手段をバイブレータ振動とするか他の振動を伴わない着信報知手段とするか選択できるようにした携帯端末を提供すること。
【解決手段】携帯端末は、携帯端末に着信時の報知手段として振動による報知手段と視覚に訴える視覚的報知手段を設け、該携帯端末の動きを感知する動きセンサを設け、着信時に、上記センサが該携帯端末の静止状態を検出し、かつ、当該端末の傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の状態を検出している場合、前記振動による報知手段に代えて視覚に訴える手段により報知させる構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動手段を含めた複数種類の着信報知手段を備えた携帯電話機等の携帯端末に関する。
近年、携帯電話機等の携帯端末が普及しており、さまざまな状況、場所で一般的に利用されている。
この携帯電話機には着信の報知に対しマナーモード機能が一般的に実装されている。具体的には、マナーモード設定されている状態での着信の際、リンガー音鳴動以外の手段により使用者に着信報知を行う。
マナーモード状態での着信報知手段としては、バイブレータの振動を利用するものが一般的であり、バイブレータ振動により携帯電話機の所有者に着信を報知するが、リンガー音を鳴動させないことにより、周りにいる人に騒音の迷惑をかけないようにしている。
しかし、机の上に携帯電話が置かれていた場合、バイブレータの振動により携帯が机の上をはねたりして、大きな振動音が発生し、周りに騒音による迷惑をかけてしまうという問題が生じる。
この問題を解決することを目的とした技術として特許文献1がある。この特許文献1では、携帯電話機が移動している状態を検出し、移動中には振動により報知するが、静止状態にあるときは振動による着信報知を行わない手段がとられている。
これにより、携帯電話機が机の上に置かれた場合、着信報知時のバイブレータ振動によって携帯電話機が机の上をはねるときに発生する音でまわりに2次的な騒音を発生し、迷惑をかけないようにしょうとするものである。
特開2002−319997号公報
しかし、携帯電話機が机の上に置かれていないが静止している場合、例えば、使用者が静止状態(携帯電話機の移動検出手段が移動を検出しない状態)で身につけている場合など、振動報知が必要な状況であるにもかかわらず、振動による報知がなされないという問題が発生している。この問題は携帯電話機のみならず広く同様の機能を備える携帯端末全体にいえる。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、携帯電話機等の携帯端末が自機の置かれている状況を判断して着信報知手段をバイブレータ振動手段から他の振動を伴わない着信報知手段に変更するようにした携帯端末を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、携帯端末に、着信時の報知手段として振動による報知手段と、視覚に訴える視覚的報知手段と、該携帯端末の動きを感知する動きセンサを設け、着信時に、上記センサが該携帯端末の静止状態を検出し、かつ、当該端末の傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の状態を検出している場合、前記振動による報知手段に代えて前記視覚に訴える視覚的報知手段により報知することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、上記視覚的報知手段が、発光表示手段であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、上記視覚的報知手段が、凸状態と凹状態に状態を変化させるボタンであることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記予め設定した傾きは、携帯電話を置く机の傾きであることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1の技術手段において、前記予め設定した傾きは、携帯端末が置かれる状態の傾きであることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記予め設定した傾きは、操作キーを押圧しながら、携帯端末を所望の場所に置き、その状態で、操作キーの押圧を解除し、その置いた状態の傾きを動きセンサの検出値として設定した傾きとしたことを特徴としたものである。
本発明の携帯端末は、携帯端末が静止状態で且つその傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の状態を検出しているとき、振動による報知手段に代えて視覚に訴える手段により報知するようにしたので、携帯端末が静止して机の上にあるとき等や予め設定した傾き角度範囲内にあるときには視覚に訴える手段により報知し、携帯端末を鞄の中に入れて携行しているとき等には振動による報知手段が働き、適切な着信報知が行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。実施の形態は、携帯端末の代表である携帯電話機の例について説明する。
図1は、本発明の実施例に係る携帯電話機の着信報知系のブロック図である。
図1に示すように、アンテナ1に無線部2が接続され、無線部2に制御部3が接続されている。無線部2は、着信信号および送信信号の送受信を行う。
制御部3は、テーブルを備えた記憶手段と信号処理手段、例えば、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)やマイクロプロセッサ等により構成され、音声再生用のスピーカ4、バイブレータ5、携帯電話機の動きを検出する動き検出部6、表示部7、メンブレンスイッチ等からなる操作部8、および視覚的報知部9と接続し、制御している。LCD等の発光を伴う表示素子等を用いた表示部7は携帯電話機内の機能設定等のための操作画面やメッセージ作成画面を表示する。操作部8は、機能設定、メッセージ作成、発呼操作等を行う。また、携帯端末を任意の傾き常体で置く場合等にその状態の傾きを予め設定する際にも操作する。バイブレータ5は着信を振動で報知するための装置である。
動き検出部6は、携帯電話機の移動状態を検出するための加速度センサと、携帯電話機の筺体の水平からの角度を検出する地磁気センサを含む6軸センサと、そのセンサの検出信号を制御部3での信号処理に適した形式に変換する信号処理手段とを備える。携帯電話機において、6軸センサは、筺体内に内蔵されていて、筺体の表面および裏面に沿う面内にX軸およびY軸が定義され、表面および裏面に垂直な方向にZ軸が定義されている。
加速度センサ(図示省略)は、携帯電話機が動いたか否か、すなわち、静止しているか否かを検出するために、携帯電話機に対して所定の方向に加えられた加速度の検出結果をAx、Ay、Az方向の検出値として出力する。このAx、Ay、Az方向の検出値を制御部3の記憶手段に記憶する。
地磁気センサ(図示省略)は、筺体のX軸方向、Y軸方向およびZ方向の地磁気を検出できるセンサで、それぞれの方向の地磁気成分の検出結果を、Bx、By、Bzの検出値として出力する。
図3は動きセンサで検出できる携帯電話機の動きを説明する図である。
携帯電話機は、図3に示すように、上記動きセンサの内蔵により、静止状態を動きセンサの加速度センサ部で検出し、傾きを動きセンサの地磁気センサ部で検出する。動きセンサは、図3に示すように、矢印Ax、Ay、Azの3軸方向の平行移動と、Bx、By、Bzの3方向の回転の傾きを感知する。この動きの感知により、携帯電話機の置かれている状況や動きが検出できる。机の上に普通に置かれている時には、動きセンサの傾き角度が水平から例えば±数度の範囲に収まる。机の上に側面を接するようにして立てておいた場合には、動きセンサの傾き角度が水平から例えば90度近辺の所定幅内に収まる。充電用のアダプタに装着した場合には、動きセンサは傾き角度が水平から所定角度近辺の所定幅内に収まる。
制御部3は、動き検出部6の加速度の検出値に基づいて、携帯電話機が動いているか否かを判断する。
また、動き検出部6の地磁気成分の検出値に基づいて、携帯電話機の傾きを判断する。傾きは机の上に置かれた状態に相当する。水平からの傾きの範囲(Bz軸方向の値 ±数度範囲)と、意識的に角度を付けて置いた状態(多軸方向 (Bx軸方向の値、By軸方向の値、Bz軸方向の値))に相当する傾きの範囲になる。
視覚的報知部9は、ボタン表示部91や発光表示部92からなり、基本的には任意の数設けることができ、場所も任意に選択できる。
この視覚的報知部9は、筺体の通常机に接する表面だけでなく、筺体の側面部分に設けると、通常、携帯電話機が机の上に置かれても、隠れてしまう可能性が少ないので、前記広い面積部分に設けるのに対し表示の効果が高い。
また、筺体の異なる面に分けて複数の視覚的報知部9を設けると、携帯電話機を机の上に置いたとき、いずれかの表示部を設けた面が隠れないようにできる。
発光表示手段には、LED等の任意の発光素子やLCD、EL(エレクトロルミネッセンス)等の表示手段を用いることができる。
ボタン表示手段は、ボタンと連動するソレノイドやリニアモータ等の駆動源(図示省略)を備え、制御部3からの制御信号によりこの駆動源を制御して、ボタンを筺体から突出表示(凸状態)または筺体内に埋没させて(凹状態)表示する。また、ボタンの頂部を筺体表面とおなじ表示(色、模様等)とし、筺体から突出したボタンの頂部を除く側面に頂部と異なる表示を施すこともできる。また、ボタンの頂部に盲人用の点字が浮き出るようにしてもよい。
以上説明した実施例における表示手段として、表示部と視覚的報知部の両方を制御部3に接続し、制御部3により選択的に又は組み合わせて制御できるように構成してもよい。
動きセンサの検出値(各Ax,Ay,Az、Bx,By,Bz軸方向の値)に基づいて携帯電話機の状態を判断するために、制御部3のテーブルに上記検出値と比較する基準値を設定する。また、同テーブルには、判断結果に従った着信報知手段の選択も設定されている。
制御部3の記憶手段のテーブルには、少なくとも、下記の管理情報がまとめられている。
(1)静止状態検出結果(移動中か、否か)、
(2)傾き検出結果(平坦か、否か)、
「平坦」は水平からの傾きの範囲がMz軸方向±数度範囲を意味する。
(3)傾き検出結果(予め設定した傾き角度範囲か、否か)、
(4)定常状態での着信報知手段の設定(通常鳴動に設定)、
(5)マナーモード時の着信報知手段の設定(初期設定はバイブレータ振動手段に設定)。
(6)視覚的報知手段の設定(ボタン表示部か、発光表示部か)
ここで、「予め設定した傾き」とは、例えば、水平から±数度の範囲はもとより、ユーザが意識的に携帯端末を机の上に側面を接するようにして立てておいた角度を設定した場合には、動きセンサの傾き角度が水平から例えば90度近辺の所定幅内の傾きを言い、また、充電器に装着した場合には、動きセンサの傾き角度が水平から充電器の傾き角度近辺の所定幅内の傾きを言う。
上記(1)は携帯電話機が静止状態か否かを動きセンサの検出値Ax、Ay、Azに基づいて判断するものである。(2)は携帯電話機が机の上に水平(通常)に置かれている状態か否かを動きセンサの検出値Bx、By、Bzにより判断するものである。そのために、Bx、By、Bzの検出値と比較するために水平状態に等しい±数度の範囲の値(各Bx、By、Bz軸方向の値)を基準値として設定する。(3)は、携帯電話機を専用の置台に立掛ける場合、充電器にセットする場合、机の上に携帯電話機の側面を接するように立てて置いた場合等の状態を判断するために、当該状態に等しい傾き角を検出する基準値として、各Bx、By、Bz軸方向の値を設定するものである。また、任意の傾き、例えば、机の上に携帯電話機の側面を接するように立てて置く場合には、操作キーを押圧しながら、携帯電話機を所望の場所に置き、その状態で操作キーの押圧を解除し、その置いた状態の傾きを動きセンサの検出値Bx、By、Bzとして設定するものである。(4)は、通常の鳴音報知としてよく知られているので説明を省略する、(5)は、通常振動のマナーモードの着信報知の設定、(6)は、本発明における、携帯電話機が机の上に置かれていると判断された場合の視覚的報知手段の設定である。視覚的報知手段としては、図4に示すような手段が有り、それぞれを選んで又は併用して設定できる。
次に、本発明の携帯電話機の状態判断を説明する。
携帯電話機が身体に装着され、又は鞄に収納されて携行されている場合、動きセンサの加速度検出出力のAx、Ay、Azのいずれかが動きを検出するので、上記テーブル(1)の設定値から静止状態でないと判断する。それにより、着信時に、マナーモードが設定されている場合には、振動により着信を報知する。
次に、携帯電話機が、机の上に水平に置かれている場合、この状態には、加速度センサ検出出力値Ax、Ay、Azは、静止状態を検出する。また、地磁気センサによる傾き検出は、机が水平であれば、Bx、By、Bzはそれぞれx軸、y軸、z軸上にあることを検出する。なお、机の天板を傾けて使用したり、最初から傾斜している場合があるが、この場合、傾きセンサは当該傾きを検出するので、テーブル(2)の基準値(各Bx、By、Bz軸方向の値)をこれらの傾きに等しい範囲に設定する。これにより、机の上に平らに置かれた状態と判断される場合、着信時には、マナーモードの設定時の振動に代え、視覚的報知手段により着信を報知する。
次に、携帯電話機を机の上の専用置台、又は充電器等に対して立掛けた状態の場合、加速度センサ検出出力値Ax、Ay、Azは、静止状態を検出する。また、地磁気センサによる傾き検出時、立掛けた状態の傾きを表すBx、By、Bzはそれぞれx軸、y軸、z軸上にあることを検出する。これにより、立掛けた状態と判断され、着信時には、マナーモードの設定時の振動に代え、視覚的報知手段により着信を報知する。
携帯電話機を任意の傾き、例えば、机の上に携帯電話機の側面を接するように立てて置く場合等の傾きの設定は、操作キーとして操作部8の任意のキーまたは所定のキーを押圧しながら、携帯電話機を所望の場所に置き、その状態で上記操作キーの押圧を解除し、その置いた状態の傾きを動きセンサの検出値Bx、By、Bzとして設定することができる。
これにより、地磁気センサが上記机の上に携帯電話機の側面を接するように立てて置いた傾きを表すBx、By、Bzを検出することにより、上記机の上に携帯電話機の側面を接するように立てて置いた状態を判断し、着信時には、マナーモードの設定時の振動に代え、視覚的報知手段により着信を報知する。
次に、携帯電話機を鞄の中に収納した状態、又は上着のポケットにいれる等身体に着けて携行しているが静止状態の場合、加速度センサ検出出力値Ax、Ay、Azは、静止状態を検出する。
一方、地磁気センサによる傾き検出は、鞄の中での収納状態、又はポケットの中での収納状態における携帯電話の姿勢の傾きを検出する。この場合、収納状態の携帯電話の姿勢が、机の上に水平に置かれた状態、又は充電器に置いた状態、予め設定した傾き状態と一致することは殆どないと考えられ、水平状態又は所定の傾きの範囲に当たるBx、By、Bzを検出することはない。これにより、着信時には、マナーモードの設定時の振動による報知手段により着信を報知する。
なお、鞄によっては前記「携帯端末の予め設定した傾き」内の角度を含む場合があるかもしれないが、それは極めて例外的と考えられる。
携帯電話機の使用者が、操作部8を操作して、マナーモード時の着信報知手段をバイブレータ振動による着信報知モードに設定してある場合の携帯電話機の動作について説明する。
着信があった際、着信報知を受けた制御部3は、動き検出部6より移動状態の情報、例えば、携帯電話機を、鞄等に収納、あるいは身につけている場合等で、端末が移動状態となっていることを加速度等のセンサの検出値から検出したときには、着信報知手段としてバイブレータ5が動作する。使用者が、会議中等の理由により、携帯電話機を机の上等に水平に置いていた場合には、制御部3は、端末の加速度センサが検出し、かつ、傾きセンサが静止状態となっていることを動き検出部6により検出し、着信報知を表示部7や視覚的報知部9(ボタン表示部91,発光表示部92)により行う。表示部7は、LCDやEL等の表示、LED点灯や点滅といった表示により、使用者に着信を報知する。また、視覚的報知部9は、着信報知状態である筐体から表示ボタンを突出(凸状態)または筐体内に埋没状態(凹状態)に変化させて報知する。
また、制御部3は、端末が特定の傾き状態となっていることを傾き検出部10により水平面からの所定傾きまたは設定した傾きとして検出し、着信報知を表示部7や視覚的報知部9により行う。
図2は、本発明の実施例のフローチャートである。
(静止状態と、特定の傾きを判断の場合)
携帯端末の静止状態と、予め設定した傾きを判断して視覚的報知を行うための制御部3の制御動作を図2のフローチャートに基づき説明する。
(1)まず、制御部3は、記憶手段のテーブルを調べ、マナーモード時の着信報知の設定がバイブレータ振動による着信報知モード中か否か判断する。バイブレータ振動による着信モード中のときはステップS2へ進む。バイブレータ振動による着信モード中でないときは、ステップS6の通常着信動作処理へ進む(ステップS1)。
(2)ステップS1において、マナーモード時の着信報知の設定がバイブレータ振動による着信報知モードになっているとき、着信があったか否か(着信信号を受信したか否か)を判断し、着信があったときはステップS3へ進む。着信がない場合には、ステップS1へ進む(ステップS2)。
(3)ステップS2において、着信信号があったと判断したとき、動き検出部6の検出情報から携帯端末が静止中か否か判断し、携帯端末が静止中と判断したとき、ステップS4へ進み、携帯端末が静止中でないときはステップS7へ進む(ステップS3)。
(4)ステップS3において、携帯端末が静止中のとき、傾き検出部6の検出情報から携帯端末が予め設定した傾き角度範囲内となっているか否か判断する。予め設定した傾き角度範囲内のときはステップS5へ進み、予め設定した傾き角度範囲内でないときはステップS7へ進む(ステップS4)。
(5)ステップS4において、携帯端末の傾きが予め設定した傾き角度範囲内になっていると判断したとき、視覚的着信報知手段により着信を報知し、終了する。
(6)ステップS1において、着信設定がバイブレータ振動による着信報知モード中ではないと判断されたとき、通常着信動作処理を行う(ステップS6)。
(7)ステップS3において、携帯端末が静止中でないとき、および、ステップS4において、携帯端末の傾きが予め設定した傾き角度範囲内にないとき、着信報知をバイブレータの振動とし、終了する。
なお、ステップS5において、視覚的着信表示手段として表示部7や視覚的報知部9を用いた表示手段とすることは、バイブレータ振動以外の着信報知手段の選択により行うことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明の携帯端末は、携帯端末に着信時の報知手段と
して振動による報知手段と視覚に訴える視覚的報知手段を設け、該携帯端末の動きを感知する動きセンサを設け、着信時に、上記センサが該携帯端末の静止状態を検出し、かつ、当該端末の傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の状態を検出している場合、前記振動による報知手段に代えて視覚に訴える手段により報知させる構成を有する。
これにより、着信時、携帯端末が静止状態であり、且つ、その傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の場合という条件によって、振動による着信報知ができない状況を適切に判断することができる。したがって、振動による着信報知ができない会議中のような場合に携帯端末が机の上で振動して騒音を発生するようなことが防止でき、振動による着信報知が必要な携帯端末を鞄の中に入れている場合には適切に振動による着信報知ができるようになる。
また、机の上に携帯端末の側面を接するように立てて置く場合等の任意の傾きに置く場合には、操作キーを押圧しながら、携帯端末を所望の場所に置き、その状態で操作キーの押圧を解除し、その置いた状態の傾きを動きセンサの検出値Bx、By、Bzとして設定する。これによると、振動による着信報知モードと、視覚に訴える着信報知モードの切り替えが、端末の置き方を変えるだけで可能となるため、モード切替操作が簡易になる。なお、上記の傾き設定時の操作キーを操作部8のキーとは別に設けることは任意である。
携帯端末の傾きを設定できるので、端末の置き方の制限を少なくできる。
また、携帯端末が所定の傾きまたはユーザが設定した傾きとなったことを判断する条件を加味することにより、ユーザの使い勝手を向上し、より精度よく適切に静止中を判断して振動以外の視覚に訴える着信報知手段を適用することができる。
視覚的報知手段を発光表示手段としたので、振動を伴うことなく、発光光によって明瞭に着信を表示することができる。
視覚的報知手段を凸状態と凹状態に状態を変化させるボタン表示手段としたので、ボタンの凸状態や凹状態として明瞭に認識できる。また、自然光によるボタンの表示なので、周りの人に注目されることがなくユーザに表示することができる。
予め設定した傾きを、携帯端末を置く机の傾きとすることにより、机の上に携帯端末を置いたときには必ず振動による着信報知以外の視覚的着信報知手段とすることができ、机の上を携帯端末がはねるという不測の事態の発生を防止できる。
予め設定した傾きを、携帯端末が置かれる状態の傾きとしたことにより、例えば、充電器に装着した状態では振動による着信報知がないので、端末が充電器からころがり落ちることが無くなり、状況に合わせた適切な着信報知ができるようになる。
本発明の実施例に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る携帯電話機の着信処理の手順を示したフロー図である。 動きセンサで検出できる携帯電話機の動きを説明する図である。 本発明の視覚的報知手段の説明図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…無線部、3…制御部、4…スピーカ、5…バイブレータ、6…動き検出部、7…表示部、8…操作部、9…視覚的報知部、10…傾き検出部。

Claims (6)

  1. 携帯端末に、着信時の報知手段として振動による報知手段と、視覚に訴える視覚的報知手段と、該携帯端末の動きを感知する動きセンサを設け、着信時に、上記センサが該携帯端末の静止状態を検出し、かつ、当該端末の傾きが予め設定した傾きと等しい範囲内の状態を検出している場合、前記振動による報知手段に代えて前記視覚に訴える視覚的報知手段により報知することを特徴とする携帯端末。
  2. 上記視覚的報知手段が、発光表示手段であることを特徴とする請求項1に記載の形態端末。
  3. 上記視覚的報知手段が、凸状態と凹状態に状態を変化させるボタンであることを特徴とする請求項1に記載の形態端末。
  4. 前記予め設定した傾きは、携帯電話を置く机の傾きであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記予め設定した傾きは、携帯端末が置かれる状態の傾きであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 前記予め設定した傾きは、操作キーを押圧しながら、携帯端末を所望の場所に置き、その状態で、操作キーの押圧を解除し、その置いた状態の傾きを動きセンサの検出値として設定した傾きとしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の携帯端末。
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