JP5227107B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、押圧操作を受け付ける操作部を有する携帯電子機器に関する。
近年、雨や埃等による影響を軽減するために、防水機能を付加した携帯端末が市場に提供されている。例えば、負荷を検出する検出部と、当該検出部により負荷が検出されると所定の処理の制御を行う制御部を有する水深計付携帯電子機器が提案されている(特許文献1を参照)。
特開平7−218662号公報
ところで、特許文献1に示されているような機器は、別途水圧を検出するための手段を具備させることが必要なため、製造コストの増加につながっていた。
本発明は、製造コストの増加を抑制しつつ、水圧を検出することができ、その後の適切な処理を行うことができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、筐体と、前記筐体に配設されると共に、押圧操作を受け付ける操作部と、前記操作部に対応して前記筐体内に配設されると共に、前記操作部が押圧された状態を検出する第1の検出部と、前記操作部に対応して前記筐体内に配設されると共に、前記操作部が押圧された状態における当該押圧の力を検出する第2の検出部と、報知部と、力と水深とが対応付けられた第1の情報を記憶する記憶部と、前記第1の検出部による検出結果に応じて第1の制御を行い、前記第2の検出部により前記押圧の力が検出されると当該押圧の力と前記記憶部に記憶された前記第1の情報に係る力とを対比して水深を割り出すと共に、前記割り出された水深の結果を前記報知部により報知することにより第2の制御を行う制御部と、を有することを特徴とする。
(2)本発明では、(1)の携帯電子機器において、前記第2の検出部は、所定の力以上の力での押圧を受け付けるスイッチを有し、前記スイッチが押圧されると前記所定の力を前記押圧の力として検出する、ことが好ましい。
(3)本発明では、(2)の携帯電子機器において、複数の前記操作部を有し、前記第2の検出部は、前記複数の操作部のそれぞれに対応して前記筐体に配設され、それぞれ異なる所定の力以上の力での押圧を受け付ける複数の前記スイッチを有する、ことが好ましい。
(4)本発明では、(1)乃至(3)の携帯電子機器において、報知部と、力と水深とが対応付けられた第1の情報を記憶する記憶部と、を有し、前記制御部は、前記第2の検出部により前記押圧の力が検出されると当該押圧の力と前記記憶部に記憶された前記第1の情報に係る力とを対比して水深を割り出すと共に、前記割り出された水深の結果を前記報知部により報知することにより前記第2の制御を行う、ことが好ましい。
(5)本発明では、(4)の携帯電子機器において、前記報知部は、前記操作部に光を照射する光照射部を有し、前記制御部は、前記割り出された水深の結果を前記光照射部による前記操作部への光の照射により行う、ことが好ましい。
(6)本発明では、(5)の携帯電子機器において、前記操作部には、テンキーが含まれており、前記光照射部は、前記テンキーの各キーに光を照射し、前記記憶部は、水深と前記テンキーの各キーに割り当てられた数字とが対応付けられた第2の情報を記憶し、前記制御部は、前記割り出された水深と前記記憶部に記憶された前記第2の情報に係る水深とを対比して前記各キーに割り当てられた数字を割り出すと共に、前記光照射部により前記割り出された数字に対応するテンキーの各キーに光を照射する、ことが好ましい。
(7)本発明では、(6)の携帯電子機器において、前記記憶部は、水深の基準値と前記テンキーにおける数字の1が割り当てられたキーとを対応付けて記憶すると共に、前記水深の基準値に自然数を乗じて得た値と前記テンキーにおける当該自然数が割り当てられたキーとを対応付けて記憶する、ことが好ましい。
(8)本発明では、(1)乃至(7)の携帯電子機器において、前記制御部は、前記第2の検出部により検出される力の大きさに応じて前記第2の制御を異ならせる、ことが好ましい。
本発明によれば、製造コストの増加を抑制しつつ、水圧を検出することができ、その後の適切な処理を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、以下、携帯電子機器の一例として携帯電話装置について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等、他の電子機器であってもよい。
図1は、ホスト装置と通信を行う本発明に係る携帯電子機器の一例である携帯電話装置1の外観斜視図を示す。また、図2は、携帯電話装置1を折畳んだ状態の斜視図を示す。
携帯電話装置1は、図1及び図2に示すように、表面がフロントパネル2aとフロントケース2bとリアケース2cと図示しないリアパネル2dとにより構成される操作部側筐体部2と、表面がフロントパネル3aとフロントケース3bとリアケース3cとリアパネル3dとにより構成される表示部側筐体部3と、を備えて構成される。
操作部側筐体部2は、フロントパネル2aの表面に、操作部11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12と、が露出するように構成される。また、操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメールの文字等を入力するためのテンキー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15と、を含む複数のキーから構成されている。また、操作部側筐体部2の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェースを覆うキャップが設けられている。
また、表示部側筐体部3は、フロントパネル3aに、各種情報を表示するためのディスプレイ21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバ22とが露出するように構成される。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、図1に示すように、ヒンジ機構4(連結部)を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に動かすことにより、操作部側筐体部2の表面と表示部側筐体部3の表面とが互いに向き合って折り畳まれることで操作部11が被覆された状態(閉状態)にしたり、操作部側筐体部2の表面と表示部側筐体部3との表面とが外部に露出して互いに開くことで操作部11が露出された状態(開状態)にしたりできる。
なお、本実施形態において、ヒンジ機構4による折り畳み式の携帯電話装置1の説明をしているが、折り畳み式ではなく、両筐体2、3を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式や、両筐体2、3を、2軸ヒンジを介して連結したものでもよい。また、形態が変化しないストレートタイプであってもよい。
操作部側筐体部2は、図2に示すように、一方の側面に、所定の機能が割り当てられているサイドキー30と、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース用のキャップ31と、を備えている。また、表示部側筐体部3は、一方の側面に、スライドキー32を備えている。また、表示部側筐体部3のリアパネル3d表面には、被写体を撮像するカメラ33と、被写体に光を照射するライト34と、が露出して設けられている。なお、カメラ33とライト34は、カメラモジュールを構成する。
また、操作部側筐体部2は、図3に示すように、フロントパネル2aと、フロントケース2bと(図3においてはフロントパネル2aとフロントケース2bとは結合されている)、上述した操作部11を備えるキーシート40と、配線基板45と、を備える。キーシート40は、全体がラバーで構成されており、表面に操作部11を構成する複数のキー(押し子)が形成されている。
配線基板45は、フロントパネル2a側の面に複数のキースイッチA(図7参照)を有し、それぞれのキースイッチAは、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する構造になっている。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、配線基板45の表面に印刷された不図示の電気回路に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通する。なお、配線基板45は、複数の絶縁フィルムの間に配線を挟み込んだものである。
また、フロントパネル2aには、複数のキー孔16が形成される。複数のキー孔16それぞれからは、キーシート40上に形成される機能設定操作キー13、テンキー14及び決定操作キー15の押圧面が露出する。この露出した操作部11を構成する機能設定操作キー13、テンキー14及び決定操作キー15の押圧面を押し下げるように押圧することで、対応するキースイッチAそれぞれにおけるメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
図4は、携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話装置1は、図4に示すように、外部の端末と通信を行う通信部6と、通信部6により通信される情報を処理する処理部7と、を備えている。
通信部6は、図4に示すように、第1の使用周波数帯により外部装置と通信を行うメインアンテナ51と、RF回路を含み、変調処理又は復調処理等の信号処理を行う通信処理部52と、を備える。また、通信部6は、充電池(図示せず)から電源の供給を受けている。
メインアンテナ51は、第1の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置と通信を行う。なお、本実施形態では、第1の使用周波数帯を800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。また、メインアンテナ51は、第1の使用周波数帯の他に、第2の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよいし、さらに、第3の使用周波数帯にも対応できる複数バンド対応型により構成されていてもよい。
通信処理部52は、メインアンテナ51によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を処理部7に供給し、処理部7から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ51を介して外部装置に送信する。
また、処理部7は、図4に示すように、操作部11と、音声入力部12と、ディスプレイ21と、レシーバ22と、所定の演算処理を行うCPU71と、所定のデータが格納されているメモリ72と、所定の音処理を行う音響処理部73と、所定の画像処理を行う画像処理部74と、一定周期で振動するモータ75と、被写体を撮像するカメラ33と、着信音等が出力されるスピーカ70a、70bと、を備えている。また、処理部7は、充電池(図示せず)から電源の供給を受けている。
このように構成される携帯電話装置1は、例えば、ダイバーが海へ潜水する際に海中においても利用できるように、防水機能を有している。また、携帯電話装置1は、水圧を負荷として検出する機能を有しており、この携帯電話装置1によれば、陸上でのユーザによる押圧操作と、水中での水圧による押圧操作とを判別して、それぞれの操作に特有の所定の制御を行うことができる。以下に、携帯電話装置1に係る当該機能を発揮するための構成と動作について詳述する。
携帯電話装置1は、図5に示すように、第1の検出部としての複数の操作検出部101と、第2の検出部としての複数の圧力検出部102と、制御部103と、報知部104と、記憶部105と、を備えている。
複数の操作検出部101それぞれは、操作部11を構成する複数のキーそれぞれに対応して配置される複数のキースイッチA(図7参照)に相当し、操作部11が押圧された状態を検出する。複数の圧力検出部102それぞれは、操作部11に対応して、かつ複数のキースイッチAそれぞれに近接して配置される複数の圧力検出スイッチB(図7参照)に相当し、操作部11が押圧された状態における押圧の力を検出する。圧力検出部102が、このように操作部11に対応して操作部側筐体部2の内部に配置され、操作部11に対する押圧を利用して圧力を検出するため、水圧を検出するための手段を別途具備させる必要がないので、コストの削減が好適に図られる。
制御部103は、CPU71に相当する。制御部103は、複数の操作検出部101の少なくとも一つにより圧力が検出されると、第1の制御(例えば、陸上にてユーザによる押圧操作が検出されたことにより行われる制御)を行う。また、制御部103は、複数の圧力検出部102の少なくとも一つにより所定値以上の圧力が検出されると、第1の制御とは異なる第2の制御を行う。
なお、第1の制御とは、水圧以外の圧力が検出されたことにより行われる制御であり、通話時における制御や、メールの送受信における制御や、カメラによる撮像時における制御等、通常の使用に係る制御である。また、第2の制御とは、検出された水圧に応じて行われる制御であり、例えば、検出された水圧の報知制御、警告のためのLED等の発光制御や、電源をオフにする制御等、特殊使用に係る制御である。
携帯電話装置1が通常の使用(例えば、水中以外の場所(例えば、陸上)における使用)に供される場合には、操作部11を構成する複数のキーは、ユーザにより順繰りに各キーが操作されて、キー操作に応じて制御部103は、第1の制御を行う。
これに対して、携帯電話装置1が特殊使用(例えば、水中における使用)に供される場合には、操作部11を構成する複数のキーは、水深に応じた水圧により全てのキーが所定の圧力で同時に押圧される。すなわち、操作部11は、ユーザが操作部11を操作しないにもかかわらずキーが押圧されることとなる(圧力検出部102は、この押圧の力を検出可能に構成される)。
そこで、制御部103は、複数の(全ての、又は所定数の、あるいは所定位置の)操作検出部101(複数のキースイッチA)が同時に押圧されているか否かを判断し、同時に押圧されていると判断した場合には、特殊(水中)使用であると判断して、操作検出部101により押圧操作が検出されると行われる第1の制御を抑制する。具体的には操作部11を構成する複数のキーをロックする制御であってよい。また、水中において使用困難な機能(水中では音が伝わりにくいため、特に放音を伴う機能(ヘッドホン使用中を除く)等)の実行を抑制する制御であってもよい。これにより、無駄な電力消費を抑制し、省電力化を図ることができる。一方、複数の操作検出部101が同時に押圧されていないと判断した場合には、通常使用であると判断して、第1の制御を行う。なお、水中か否かを判定する方法としては、その他の方法(例えば、直接的に水を検出する手段、複数の端子間の短絡状態に基づいて水中を検出する手段等)であってもよい。
このようにして、携帯電話装置1によれば、操作検出部101により検出された押圧がユーザの操作によるものなのか、水圧によるものなのかを容易に判断することができるため、部品点数の削減を図りつつ、機器の状態に応じた適切な制御を行うことができ、使い勝手を向上させることができる。
さらに、携帯電話装置1によれば、制御部103は、携帯電話装置1が水没したと判定した場合には、操作検出部101により押圧操作が検出されて行われる第1の制御を抑制し、第2の制御を行うので、機器の状態(陸上又は水中)に応じた適切な制御を行うことができ、使い勝手を向上させることができる。
また、制御部103は、操作検出部101により検出される圧力の程度に応じて第2の制御を異ならせるように構成される。
例えば、制御部103は、複数の圧力検出部102により検出された圧力が一定の閾値以下(圧力が弱い)の場合には、LED等の発光制御を行い、当該圧力が一定の閾値以上(圧力が強い)の場合には、LED等の発光制御に加え、モータ75による振動制御を行う。このような制御を行うことにより、水圧の変化を適切にユーザに知らしめることができ、携帯電話装置1の破損を回避することができる。
また、例えば、制御部103は、複数の圧力検出部102により検出された圧力が一定の閾値以下(圧力が弱い)の場合には、電源回路を制御してスリープモードに移行させ、当該圧力が一定の閾値以上(圧力が強い)の場合には、電源回路を制御して電源をオフにする。このような制御を行うことにより、水圧の変化に伴う携帯電話装置1の破損を回避し、かつ省電力化を図ることができる。
このようにして、圧力検出部102により検出された圧力は、水深に比例して大きくなると考えられるので、圧力に応じて第2の制御を異ならせることにより、水中での使い勝手をさらに向上させることができる。
また、制御部103は、第2の制御として、水深の報知も行う。具体的には、圧力検出部102により圧力が検出されると、検出された圧力と記憶部105に記憶された第1の情報(力と水深との対応付け)とに基づいて水深を割り出すと共に、割り出された水深の結果を報知部104により報知する第2の制御を行う。
このとき、報知部104は、光照射部C(LED)やディスプレイ21やモータ75に相当し、制御部103によって割りだされた水深を所定の態様で報知する(例えば、LEDやディスプレイ21のバックライトを発光させたり、モータ75を駆動させたりする)。また、記憶部105は、メモリ72に相当し、水圧による押圧の力と水深とが対応付けられた第1の情報を記憶する。
ここで、携帯電話装置1には、上述のように、複数の操作検出部101それぞれに近接して、それぞれ異なる圧力を検出する複数の圧力検出部102(図7の圧力検出スイッチB)が配置される。そして、複数の圧力検出部102は、水深に応じて検出圧力の小さい圧力検出部102から順に圧力を検知する。
すなわち、制御部103は、いずれの圧力検出部102により圧力が検出されたかを監視し、検出圧力の小さい方から順に検出された中で最も大きな検出圧力を、その時点での水圧として検出する。そして、制御部103は、記憶部105に記憶された水圧と水深との対応付けを参照し、水深を割り出す。
続いて、制御部103は、記憶部105に記憶された水深と操作部11の各キー(テンキー)との対応付けを参照し、水深に対応付けられたキーに対して光を照射する光照射部C(LED)の発光制御を行う。
このように、圧力を検出する圧力検出部102の数は、水深に比例して多くなると考えられる。よって、検出された圧力に応じてLED等により水深を報知することにより、携帯電話装置1の破損を回避し、水中での使い勝手をさらに向上させることができる。
なお、本実施例においては、複数の操作検出部101は、複数のキースイッチAに相当するとして説明したが、これに限られず、操作部11に対する押圧操作を検出可能であれば他の形態であっても適用が可能である。また、複数の圧力検出部102は、複数の圧力検出スイッチBに相当するとして説明したが、これに限られず、水圧を検出可能であれば他の形態であっても適用が可能である。また、操作検出部101は、一つであってもよく、圧力検出部102も一つであってもよい。
また、制御部103は、複数の操作検出部101により押圧操作が同時に所定時間以上検出されると、第1の制御を抑制して第2の制御を行うような構成であってもよい。
携帯電話装置1が水中にある場合、高い確率で操作検出部101が押圧操作を同時に所定時間以上検出するであろうと推定される。そこで、携帯電話装置1は、複数の操作検出部101が同時に押圧されている場合であっても、当該押圧の検出時間が一定時間(例えば10秒間)連続しなければ水中である可能性が低いため、圧力検出部102に基づく第2の制御を行わず、当該押圧の検出時間が一定時間(例えば10秒間)連続している場合には水中の可能性が高いため、第1の制御を抑制して第2の制御を行う。
したがって、携帯電話装置1は、偶然に複数の操作検出部101が押圧操作を同時に検出したとしても、第1の制御が抑制されたり、第2の制御が誤って行われたりするおそれが低減され、使い勝手を向上させることができる。
また、制御部103は、水没が検出された時間の長さに応じて第2の制御を異ならせるような構成であってもよい。
例えば、制御部103は、複数の操作検出部101により押圧が同時に検出された時間が1分間の場合には、第2の制御としてLED等の発光制御を行い、当該時間が10分間の場合には、第2の制御としてLED等の発光制御に加え、モータ75による振動制御を行う。このような制御を行うことにより、水中での状態を適切にユーザに知らしめることができ、携帯電話装置1の破損を好適に回避することができる。
また、例えば、制御部103は、複数の操作検出部101により押圧が同時に検出された時間が1分間の場合には、電源回路を制御してスリープモードに移行させ、当該時間が10分間の場合には、電源回路を制御して電源をオフにする。このような制御を行うことにより、水中での状態の変化に伴う携帯電話装置1の破損を回避し、かつ省電力を図ることができる。
このように、複数の操作検出部101により押圧が同時に検出された時間は、携帯電話装置1が水中におかれている時間とみなすことができるので、検出時間に応じて第2の制御を異ならせることにより、水中での使い勝手をさらに向上させることができる。
また、制御部103は、圧力検出部102により所定値以上の圧力が検出された場合、記憶部106に当該検出された旨を記憶させてもよい。例えば、携帯電話装置1が規格上、「水深10mまでの使用」を保証していた場合に、10mを所定値として設定する。そうすると10mを超える水圧が検出された場合には、規格外の使用がなされたことが記憶部106に記憶されるため、通常の故障なのか、規格外使用に起因する故障なのかが記憶部106の内容を参照することで容易に判定することができ、故障の原因を探る手掛かりとすることができる。
<水没検出方法>
ここで、水没したときの検出方法について図7を参照しながら説明する。図7は、図1のX−X線断面図である。
携帯電話装置1では、上述した通り、操作部11は、複数のキーを備えており、当該操作部11を構成する複数のキーがキーシート40上に設けられている。したがって、操作部11を構成する複数のキーは、水没状態において、直接水圧がかかる状態にある。
また、携帯電話装置1では、図7に示すように、操作部11を構成する複数キーのそれぞれに対応して、上述のキースイッチAとは異なる圧力検出スイッチBが設けられている。これら複数の圧力検出スイッチBとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定することにより、所定の圧力毎(所定の水深毎)に一つずつ圧力検出スイッチBが順番に押圧される。つまり、携帯電話装置1は、複数の圧力検出スイッチBにより、水圧をリアルタイムに検出することができる水深(水圧)計の機能を有している。
通常、操作部11を構成する複数のキーそれぞれが押圧されるときの重さは100〜150(g)である。なお、当該重さは、携帯電話装置によって異なり、100(g)以下の場合もあり得るし、150(g)以上の場合もあり得る。本実施形態においては、一応の目安として、操作部11を構成する複数のキーそれぞれが押圧されるときの重さを100〜150(g)にしている。
また、一つのキー面積を約13(mm)×7(mm)=91(mm)であるとすると、水深1mでの水圧は、水の密度が1(g/cm)であることから91(mm)×1000(mm)×(1/1000)(g/mm)=91(g)となり、水深2mでは91(g)×2=182(g)となり、水深4mでは91(g)×4=364(g)となり、・・・、水深20mでは91(g)×20=1820(g)となる。
したがって、水深2(m)では全てのキーが水圧によって押圧されている状態となる。制御部103は、通常使用においては操作上全てのキーが押圧操作されることは無いため、全てのキーが同時に押圧された状態を水没状態と判定する。なお、制御部103は、通常は同時に押圧されない複数のキーが同時に押圧された状態を水没状態と判定してもよい。このようにして、携帯電話装置1は、水没を検出する機構を直接水で濡らすことなく水没状態を確実に検出することができる。
また、携帯電話装置1では、通常のキー操作よりも弱い力で押圧されるようにキースイッチAとラバー厚みを設定する構成にすることにより、2(m)よりも浅い場所で水没を検出することができる。
このようにして、携帯電話装置1は、水中での第1の制御による誤動作を抑制し、水中に特化した第2の制御を行うことができる。また、水没を検出する機構を直接水で濡らすことなく水没状態を確実に検出することができる。
なお、圧力検出スイッチBが、水圧によってのみ押圧可能な位置(例えば、図7のように、操作部11を構成する各キーの間等)に配置される場合には、制御部103は、圧力検出スイッチBが所定値(例えば、水深5mに携帯電話装置1がおかれた場合の水圧値)以上の水圧を検出した場合に、携帯電話装置1が水没したと判定してもよい。
このとき、複数の圧力検出スイッチBのうちの少なくとも一つを、水深2(m)未満の水圧で押圧されるように設定する。これにより、制御部103は、水深2(m)において、キーが水圧によって押圧される前に、第1の制御を抑制し、第2の制御を行うことができる。
<水深検出方法>
つぎに、水深の検出方法について説明する。
携帯電話装置1においては、図7に示すように、操作部11の各キーのそれぞれに対応して、圧力検出スイッチBを設け、これら複数の圧力検出スイッチBとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつ異なる圧力(所定の力)以上の圧力を受け付ける圧力検出スイッチBが順番に押圧される構成にする。このような構成によれば、制御部103は、押圧される圧力検出スイッチBに応じて、検出された圧力の値が把握されるため、この把握された圧力と記憶部105に記憶された第1の情報(水圧と水深との対応付け)とを対応付けて参照することにより、水深を検出することができる。
なお、携帯電話装置1では、キースイッチAと圧力検出スイッチBとを別々に設けたが、これには限られない。例えば、操作部11の各キーのそれぞれに検出圧力の異なるキースイッチAを配置して、キースイッチAとキーシート40のラバー厚みとを適宜組み合わせて設定し、水深度毎に一つずつキーが順番に押下される構成であってもよい。つまり、キースイッチAを圧力検出部102として機能させてもよい。
<水深表示方法>
つぎに、水深の表示方法について説明する。
キーシート40には、図7に示すように、操作部11の各キーに対応付けて複数の発光部C(例えば、LEDにより構成されている)が形成されており、各キーを背後から照らすように構成されている。携帯電話装置1では、これら複数の発光部Cをレベルメータのように利用して、水深が一目で分かるように制御する。
例えば、水深の基準値(例えば、2m)をテンキーにおける数字の「1」に割り当てておき、制御部103は、水深が2mでは数字の「1」を点灯し、水深が4m(基準値×2)では数字の「2」を点灯し、・・・、水深が20m(基準値×10)では数字の「0」を点灯する等の制御を行う。また、例えば、制御部103は、水深が2mでは、LEDを1個点灯し、水深が4mでは、2個点灯し、・・・、水深が20mでは10個点灯する等の制御を行ってもよい。
なお、ディスプレイ21により水深を表示するような構成の場合には、ディスプレイ21のバックライトは、約50mAの電流を消費する。また、バックライトを長時間点灯すると、電池の負担が大きくなってしまう。これに対してLED一個の消費電流は、2mA程度とバックライトに比べて消費量が少なく、また、長時間の点灯ができるため、ユーザは、都合に合わせて操作部11を眺めることにより容易に水深の確認ができる(図6を参照)。
<水没警告>
つぎに、水没したときの警告方法について説明する。
防水機能を有する装置であっても、その防水機能を超えるような水没等の環境下に置かれる場合がある。本発明に係る携帯電話装置1は、水没検出機能により水中にあることを検出し、水没時間を記録する機能と、筐体の表面に温度センサを搭載し、水温を検出する機能とを有している。
携帯電話装置1では、水没時間を記録する機能と、水温を検出する機能とにより得られた情報から、1.水深(水圧)が設定した水深を超えた場合、2.水没時間が設定時間を超えた場合、3.水温が設定温度範囲を超えた場合、のいずれかに該当する場合に所定の警告(例えば、LED等の発光動作や、モータ75の駆動による警告)を行う。
つぎに、キーシート40の具体的な構成について説明する。
なお、以下の実施形態では、キーシート40上に形成されるテンキー(1〜9、0)と、*キーと、#キーの12個のキーを利用して水没検出及び水深検出を行う構成とする。また、各キーは、キーを押下したという感触(クリック感)をユーザに与える必要があるため、全てのキーが同じ加重で動くように構成されている。
携帯電話装置1では、図7に示すように、水圧がかかると、この水圧によりキーシート40に設けられた各キーが押圧される。各キーに対応して配置された各キースイッチAは、上述したように、配線基板45上のパターンをメタルドーム等により押し付けてスイッチングさせており、メタルドーム等により一定の加重が確保できる。
携帯電話装置1は、水圧によって全てのキースイッチA、あるいは決められた複数のキーに対応する複数のキースイッチAが同時に押下された状態を検出した場合には、水没していると判定する。すなわち、複数のキースイッチAは、水没検出スイッチとして機能する。
また、携帯電話装置1では、図7に示すように、各キーに対応して配置された各圧力検出スイッチBの上部に位置するキーシート40とフロントパネル2aとの間にも水が侵入するような構成にされており、各圧力検出スイッチBの上部に位置するキーシート40は、水圧を均等に受ける。
携帯電話装置1は、水没していると判定した後は、水圧によるキーの誤入力を抑制するために、キーロックを行う。なお、携帯電話装置1は、水没後において所定の機能(例えば、水中カメラの機能)を使いたい場合には、特定のキーのみ操作可能とするような構成であってもよい。
また、携帯電話装置1では、検出した水深によりテンキーを点灯表示させる。具体的には、例えば、「1」キーと「2」キーに対応する圧力検出スイッチBが押下され、4(m)の水深であると判定されると、4(m)は基準値2(m)の2倍であることから、「2」キーの背面に配置されている発光部(LED)Cを点灯させることにより、水深が4(m)であることをユーザに視覚的に報知することができる(図8を参照)。
また、例えば、4(m)の水深で「1」キーと「2」キーに対応する圧力検出スイッチBが押下されれば、「1」キーの背面及び「2」キーの背面に配置されている発光部(LED)Cを点灯させることにより、水深が4(m)であることをユーザに報知してもよい。また、携帯電話装置1は、他の報知例として、ディスプレイ21により「水深○○m」と表示する構成であってもよい。
<動作方法>
つぎに、携帯電話装置1の動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1において、制御部103は、水没の監視を開始する。制御部103は、間欠的に待受受信を行うタイミングで水没の監視を行ってもよいし、間欠的又は連続的に任意のタイミングで水没の監視を行ってもよい。なお、メインアンテナ51が待ち受け状態時に間欠的に図示しない基地局から信号を受信するよう構成されている場合には、この水没の監視を、メインアンテナ51の間欠的な受信時に対応して行うようにしてもよい。こうすることにより、メインアンテナ51により信号が受信される際に消費される電力を有効活用して水没の監視を行うことができる。
ステップS2において、制御部103は、キーの押下(押圧)検出を行う。制御部103は、全てのキースイッチA(又は特定の複数のキースイッチA)が同時に押下されていることを検出した場合には(Yes)、水没を検出し、ステップS3に進む。また、全てのキースイッチA(又は特定の複数のキースイッチA)が同時に押下されていないと検出した場合には(No)、ステップS1に戻る。
ステップS3において、制御部103は、水没を検出した場合には、水圧によるキー押下の誤動作を防止するために、キーロックの制御を行う。
ステップS4において、制御部103は、ステップS3の工程により水没を検出した後に、水没時間をカウントするタイマーの駆動を開始する。
ステップS5において、制御部103は、温度センサにより測定されている水温を検出し、予め設定された温度の範囲か否かを判断する。設定温度の範囲外の場合には(No)、ステップS6に進み、設定温度の範囲内の場合には(Yes)、ステップS8又はステップS9に進む。
ステップS6において、制御部103は、設定温度の範囲外である旨を表示する。
ステップS7において、制御部103は、警告動作を行う。なお、制御部103は、その後、設定温度の範囲内に戻れば、ステップS6における表示と、ステップS7における警告動作を解除する。
ステップS8において、制御部103は、ステップS6における表示と、ステップS7における警告動作が実行されている場合であって、設定温度の範囲内に戻ったことを確認した場合には、ステップS6における表示と、ステップS7における警告動作を解除する。
ステップS9において、制御部103は、ステップS4の工程により駆動したタイマーを参照し、水没時間を測定し、予め設定してある時間を超えているか否かを判断する。設定時間を超えていると判断した場合には(Yes)、ステップS10に進み、設定時間を超えていないと判断した場合には(No)、ステップS12に進む。
ステップS10において、制御部103は、設定時間を超えている旨を表示する。
ステップS11において、制御部103は、警告動作を行う。
ステップS12において、制御部103は、いずれの圧力検出スイッチBで押圧が検出されているかを判別する。圧力検出スイッチBは、検出する圧力がそれぞれ異なるので、携帯電話装置1が水没している水深に応じて判別結果は変化する。
ステップS13において、制御部103は、ステップS12の工程の判別結果に基づいて操作部11が押圧されている圧力を判断する。そして、制御部103は、記憶部106に記憶された圧力と水深との対応付けを参照し、携帯電話装置1の水深を割り出す。
ステップS14において、制御部103は、ステップS13の工程により割り出された水深に基づいて、記憶部106に記憶された水深と操作部11の各キーとの対応付けを参照し、対応するキーを照射する発光部(LED)Cを点灯するように制御する。
ステップS15において、制御部103は、設定した深度よりも深いか否かを判断する。設定した深度よりも深いと判断した場合には(Yes)、ステップS16に進み、設定した深度よりも深くないと判断した場合には(No)、ステップS18又はステップS19に進む。
ステップS16において、制御部103は、設定深度よりも深い旨を表示する。
ステップS17において、制御部103は、警告動作を行う。なお、制御部103は、その後、設定深度の範囲内に戻れば、ステップS16における表示と、ステップS17における警告動作を解除する。
ステップS18において、制御部103は、ステップS16における表示と、ステップS17における警告動作が実行されている場合であって、設定深度の範囲内に戻ったことを確認した場合には、ステップS16における表示と、ステップS17における警告動作を解除する。
ステップS19において、制御部103は、キーの押下検出を行う。制御部103は、全てのキースイッチA(又は特定の複数のキースイッチA)が同時に押下されていることを検出した場合には(Yes)、水没し続けていることを検出し、ステップS5に戻る。また、全てのキースイッチA(又は特定の複数のキースイッチA)が同時に押下されていないと検出した場合には(No)、ステップS20に進む。
ステップS20において、制御部103は、ステップS4の工程により駆動したタイマーをリセットする。
ステップS21において、制御部103は、ステップS3の工程により制御したキーロックを解除する。
ステップS22において、制御部103は、水没の監視を終了する。
なお、携帯電話装置1は、ユーザが予め、水深、水温、時間の範囲を設定できるようにしておき、範囲を超えた時に警告するような設定部を備える構成であってもよい。
従来構成に係る携帯電話装置においては、回路に形成されている検出用の回路端子が水に濡れるか否かによって水没の検出を行っていた。一方で本発明に係る携帯電話装置1では、上述したように、キーの押圧状態を検出することにより水没を検出しており、従来装置のように回路内に水を侵入させる必要がなく、回路を水濡れから防ぐことができる。
また、従来構成に係る携帯電話装置においては、水圧センサから出力される電気信号量を処理部(CPU)の読めるデジタル値に変換することにより水深の検出を行っており、外付けのセンサが必要なため製造コストの増加に繋がっていた。一方で本発明に係る携帯電話装置1は、既存の部品であるラバーキーと筐体の構造、及びキースイッチの拡張、及び水圧が水深に比例して等しく筐体に作用する事象を利用することにより水深を検出するので、製造コストを増加することなく水深の検出を行うことができる。
また、従来構成に係る携帯電話装置では、水深を液晶ディスプレイ等に表示することによりユーザに報知していた。一方で本発明に係る携帯電話装置1では、既存の部品であるキーを照明する部材(キーLED)の点灯パターンを水深によって変化させて、レベルメータのように表示制御することによりユーザに報知する。したがって、携帯電話装置1は、一目で水深を認識させることができ、また、液晶ディスプレイに水深表示をさせることに比べて大幅に消費電流の削減を図ることができる。また、携帯電話装置1では、例えば、数秒程度で消灯してしまう液晶ディスプレイに比べて、低消費電力で長時間の水深表示が可能であり、ユーザは、容易に水深を確認することができる効果を奏する。
また、従来構成に係る携帯電話装置は、いわゆるダイバー向けの仕様ではないため、およそ1m程度の水没状態しか想定していない。このような携帯電話装置の防水性能を向上させてダイバー向けの仕様にしようとした場合には、種々の問題(例えば、キーが水圧によって押されてしまい、誤動作を起こしてしまう等)が予想される。本発明に係る携帯電話装置1では、水没判定によりキーロックをかけることで誤動作を抑制する構成になっている。
また、本発明に係る携帯電話装置1では、ダイバー機能を持たせることにより、予め設定した範囲(例えば、水深)を超えたときに、水中にあっても認識できるような警告をユーザに与える構成になっており、未然に事故を抑制することができる。
本発明に係る携帯電話装置の外観斜視図である。 携帯電話装置を折畳んだ状態の斜視図である。 操作部側筐体部に内蔵される部材の分解斜視図である。 本発明に係る携帯電話装置の機能を示すブロック図である。 本発明に係る携帯電話装置のダイバー機能を発揮する構成に係るブロック図である。 LEDの消費電力とディスプレイのバックライトの消費電力との対比を示す図である。 図1のX−X線断面図である。 テンキーにより深度を表示する際の表示形態の一例を示す図である。 本発明に係る携帯電話装置の動作の説明に供するフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話装置
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
101 操作検出部
102 圧力検出部
103 制御部
104 報知部
105 記憶部

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体に配設されると共に、押圧操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部に対応して前記筐体内に配設されると共に、前記操作部が押圧された状態を検出する第1の検出部と、
    前記操作部に対応して前記筐体内に配設されると共に、前記操作部が押圧された状態における当該押圧の力を検出する第2の検出部と、
    報知部と、
    力と水深とが対応付けられた第1の情報を記憶する記憶部と、
    前記第1の検出部による検出結果に応じて第1の制御を行い、前記第2の検出部により前記押圧の力が検出されると当該押圧の力と前記記憶部に記憶された前記第1の情報に係る力とを対比して水深を割り出すと共に、前記割り出された水深の結果を前記報知部により報知することにより第2の制御を行う制御部と、を有することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第2の検出部は、所定の力以上の力での押圧を受け付けるスイッチを有し、前記スイッチが押圧されると前記所定の力を前記押圧の力として検出する、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 複数の前記操作部を有し、
    前記第2の検出部は、前記複数の操作部のそれぞれに対応して前記筐体に配設され、それぞれ異なる所定の力以上の力での押圧を受け付ける複数の前記スイッチを有する、ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記報知部は、前記操作部に光を照射する光照射部を有し、
    前記制御部は、前記割り出された水深の結果を前記光照射部による前記操作部への光の照射により行う、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記操作部には、テンキーが含まれており、
    前記光照射部は、前記テンキーの各キーに光を照射し、
    前記記憶部は、水深と前記テンキーの各キーに割り当てられた数字とが対応付けられた第2の情報を記憶し、
    前記制御部は、前記割り出された水深と前記記憶部に記憶された前記第2の情報に係る水深とを対比して前記各キーに割り当てられた数字を割り出すと共に、前記光照射部により前記割り出された数字に対応するテンキーの各キーに光を照射する、ことを特徴とする請求項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記記憶部は、水深の基準値と前記テンキーにおける数字の1が割り当てられたキーとを対応付けて記憶すると共に、前記水深の基準値に自然数を乗じて得た値と前記テンキーにおける当該自然数が割り当てられたキーとを対応付けて記憶する、ことを特徴とする請求項に記載の携帯電子機器。
  7. 前記制御部は、前記第2の検出部により検出される力の大きさに応じて前記第2の制御を異ならせる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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