JP6040955B2 - 人感検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話や、携帯ゲーム機や、その他の携帯端末装置などの人感検出装置に関する。
従来、人感検出装置としては、特開2013−81179号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この人感検出装置は、携帯端末装置であり、筐体と、筐体の対向する2つの側面に配置された第1、第2の圧力センサと、第1、第2の圧力センサにそれぞれ印加された圧力の差分値を演算し、この差分値に基づいて携帯端末装置の状態を制御するCPUとを備える。これにより、人が、第1、第2の圧力センサに圧力を加えることで、CPUは、この圧力センサの圧力の差分値に基づいて携帯端末装置の状態を制御する。したがって、圧力センサを用いて、操作性を向上させている。
特開2013−81179号公報
ところで、前記従来の人感検出装置としての携帯端末装置では、圧力センサを用いて携帯端末装置の状態を制御しているので、使用者が操作を意図していないとき、例えば、携帯端末装置を持ち運んでいるときに、携帯端末装置に振動が加わって、予期しない何らかの物体が、圧力センサに圧力を加えるおそれがある。これにより、携帯端末装置は、誤って、圧力センサにより物体の圧力を検出し、CPUは、誤って、携帯端末装置の状態を制御する。つまり、携帯端末装置は、振動により、誤動作を発生する。
そこで、本発明の課題は、振動などの衝撃による誤動作の発生を低減した人感検出装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の人感検出装置は、
筐体と、
前記筐体の外表面の温度を検出可能となるように、前記筐体に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサの出力を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記筐体の外表面に人が触れたか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断結果に基づいて、装置の動作状態を制御する動作制御部と
を備え
前記温度センサは、2つあり、2つの温度センサは、サーミスタであり、
前記検出部は、前記2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、
前記判断部は、前記検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で前記筐体に触れたか否かを判断し、
前記検出部は、前記2つの温度センサを直列に接続した分圧回路を有し、前記2つの温度センサの間の電圧信号を検出することを特徴としている。
本発明の人感検出装置によれば、人が、筐体の外表面に触れると、温度センサは、筐体の外表面を介して、人体の熱を検出し、検出部は、温度センサの出力を検出し、判断部は、検出部の検出結果に基づいて筐体の外表面に人が触れたか否かを判断し、動作制御部は、判断部の判断結果に基づいて装置の動作状態を制御する。このように、人体の熱を検出することで、人体の筐体への接触または非接触を判断して、動作状態を制御する。
したがって、使用者が操作を意図していないとき、例えば、人感検出装置を持ち運んでいるときに、人感検出装置に振動が加わって、何らかの物体が筐体の外表面に圧力を加えたとしても、人感検出装置は、人体の熱を検出しない。これにより、人感検出装置は、人体の筐体への非接触と判断して、動作状態を制御する。
したがって、振動などの衝撃により人感検出装置に圧力が加わっても、これを人体の接触と誤って判断せず、誤った動作状態の制御を防止できる。
また、2つの温度センサは、サーミスタであり、検出部は、2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、判断部は、検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で筐体に触れたか否かを判断する。これにより、2つの温度センサを用いて、装置の動作状態を制御することができる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
筐体と、
前記筐体の外表面の温度を検出可能となるように、前記筐体に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサの出力を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記筐体の外表面に人が触れたか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断結果に基づいて、装置の動作状態を制御する動作制御部と
を備え、
前記温度センサは、2つあり、2つの温度センサは、サーミスタであり、
前記検出部は、前記2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、
前記判断部は、前記検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で前記筐体に触れたか否かを判断し、
前記検出部は、電圧差回路を有し、前記2つの温度センサのそれぞれの電圧信号を検出する。
前記実施形態の人感検出装置によれば、人が、筐体の外表面に触れると、温度センサは、筐体の外表面を介して、人体の熱を検出し、検出部は、温度センサの出力を検出し、判断部は、検出部の検出結果に基づいて筐体の外表面に人が触れたか否かを判断し、動作制御部は、判断部の判断結果に基づいて装置の動作状態を制御する。このように、人体の熱を検出することで、人体の筐体への接触または非接触を判断して、動作状態を制御する。
したがって、使用者が操作を意図していないとき、例えば、人感検出装置を持ち運んでいるときに、人感検出装置に振動が加わって、何らかの物体が筐体の外表面に圧力を加えたとしても、人感検出装置は、人体の熱を検出しない。これにより、人感検出装置は、人体の筐体への非接触と判断して、動作状態を制御する。
したがって、振動などの衝撃により人感検出装置に圧力が加わっても、これを人体の接触と誤って判断せず、誤った動作状態の制御を防止できる。
また、2つの温度センサは、サーミスタであり、検出部は、2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、判断部は、検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で筐体に触れたか否かを判断する。これにより、2つの温度センサを用いて、装置の動作状態を制御することができる。
また、一実施形態の人感検出装置では、前記温度センサは、フレキシブル基板を介して、前記筐体の内面に取り付けられる。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記温度センサは、フレキシブル基板を介して、筐体の内面に取り付けられるので、温度センサに接続される配線をフレキシブル基板に設けることができ、温度センサおよび配線を一体に筐体に取り付けることができ、装置の組み立て作業が容易となる。また、温度センサは、フレキシブル基板を介して、筐体の外表面の温度を検出することができる。
また、一実施形態の人感検出装置では、前記筐体の外表面は、前記温度センサにて検出可能な検出領域と、前記温度センサにて検出不可能な非検出領域とを有し、
前記検出領域と前記非検出領域とは、段差のない同一面である。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記検出領域と前記非検出領域とは、段差のない同一面であるので、例えば、使用者は、非検出領域から検出領域に指を滑らせるようにして、操作することができ、操作性が良好となる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記検出部の前記電圧差回路は、
反転入力および非反転入力を含む差動増幅器と、
前記差動増幅器の反転入力と電源電圧との間に接続される第1固定抵抗と、
前記差動増幅器の非反転入力と電源電圧との間に接続される第2固定抵抗と
を有し、
前記一方の温度センサは、前記差動増幅器の反転入力とGNDとの間に接続され、
前記他方の温度センサは、前記差動増幅器の非反転入力とGNDとの間に接続される。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記検出部を簡単な構成とでき、検出部により2つの温度センサのそれぞれの電圧信号を検出することができる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記検出部の前記電圧差回路は、
反転入力および非反転入力を含む差動増幅器と、
前記差動増幅器の反転入力に接続され、周囲温度を検出するための検出用サーミスタと、
前記差動増幅器の反転入力に前記検出用サーミスタを介して接続され、前記検出用サーミスタと電源電圧との間に接続される第1固定抵抗と、
前記差動増幅器の非反転入力と電源電圧との間に接続される第2固定抵抗と
を有し、
前記一方の温度センサは、前記差動増幅器の反転入力に前記検出用サーミスタを介して接続され、前記検出用サーミスタとGNDとの間に接続され、
前記他方の温度センサは、前記差動増幅器の非反転入力とGNDとの間に接続される。
前記実施形態の人感検出装置によれば、差動増幅器の反転入力に検出用サーミスタが接続されているので、周囲温度が低くなっても、検出用サーミスタの抵抗が大きくなって、差動増幅器のゲインを小さくできる。これにより、周囲温度が低いときに、差動増幅器の出力電圧の飽和を防いで、筐体の外表面に人が触れたか否かを判断できる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記動作制御部は、
前記判断部により前記筐体の外表面に人が触れていないと判断されたときに、装置をスリープ状態に移行するように制御するスリープ状態移行部を含む。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記スリープ状態移行部は、筐体の外表面に人が触れていないと判断されたときに、装置をスリープ状態に移行するので、使用者が人感検出装置を使用しないときに、直ちに、人感検出装置をスリープ状態に移行できる。したがって、消費電力を削減できる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記動作制御部は、
前記判断部により前記筐体の外表面に人が触れていると判断されたときに、装置をスリープ状態から解除するように制御するスリープ状態解除部を含む。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記スリープ状態解除部は、筐体の外表面に人が触れていると判断されたときに、装置をスリープ状態から解除するので、使用者が人感検出装置を使用するときに、直ちに、人感検出装置をスリープ状態から解除できる。したがって、迅速に使用を開始できる。
また、一実施形態の人感検出装置では、前記動作制御部は、前記温度センサを操作ボタンの機能として作用させる。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記動作制御部は、温度センサを操作ボタンの機能として作用させるので、振動などの衝撃による誤動作の発生を顕著に抑制できる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記温度センサは、少なくとも2つあり、
前記筐体は、互いに対向する2つの側面部を有し、
前記2つ側面部のそれぞれに、前記温度センサを配置している。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記筐体の2つ側面部のそれぞれに、温度センサを配置しているので、片手で操作ボタンとしての温度センサを操作することができ、操作性が良好となる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記筐体は、裏面部を有し、
前記裏面部に、前記温度センサを配置している。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記筐体の裏面部に温度センサを配置しているので、裏面部の面積は、側面部の面積よりも広く、温度センサを筐体に取り付けやすくなり、また、正面部の表示画面を大きくすることができる。
また、一実施形態の人感検出装置では、
前記温度センサは、2つあり、
前記筐体は、互いに対向する左側面部および右側面部を有し、
前記一方の温度センサは、前記左側面部の下部に位置し、
前記他方の温度センサは、前記右側面部の下部に位置し、
前記判断部は、人が前記一方の温度センサ側で前記筐体に触れていると判断したときに、人が左手で前記筐体を持っていると判断する一方、人が前記他方の温度センサ側で前記筐体に触れていると判断したときに、人が右手で前記筐体を持っていると判断する。
前記実施形態の人感検出装置によれば、前記一方の温度センサは、筐体の左側面部の下部に位置し、前記他方の温度センサは、筐体の右側面部の下部に位置し、前記判断部は、一方の温度センサ側で筐体に触れていると判断したときに、左手で筐体を持っていると判断する一方、他方の温度センサ側で筐体に触れていると判断したときに、右手で筐体を持っていると判断する。これにより、使用者が、左手または右手の何れの手で筐体を持っているかがわかる。
本発明の人感検出装置によれば、温度センサは、筐体の外表面を介して、人体の熱を検出し、検出部は、温度センサの出力を検出し、判断部は、検出部の検出結果に基づいて筐体の外表面に人が触れたか否かを判断し、動作制御部は、判断部の判断結果に基づいて装置の動作状態を制御する。これにより、振動などの衝撃による誤動作の発生を低減できる。
本発明の第1実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 制御装置のブロック図である。 第1、第2温度センサを示すと共に検出部の回路図である。 検出部から出力される電圧のグラフである。 本発明の第2実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示すと共に、第1、第2温度センサを示す検出部の回路図である。 本発明の第2実施形態の差動増幅器と周囲温度との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態の差動増幅器の出力電圧と周囲温度との関係を示すグラフである。 比較例の差動増幅器の出力電圧と周囲温度との関係を示すグラフである。 比較例の差動増幅器の出力電圧と使用者のタッチとの関係を示すグラフである。 本発明の第3実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示すと共に、検出部の回路図である。 本発明の第4実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示すと共に、制御装置のブロック図である。 本発明の第5実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示すと共に、制御装置のブロック図である。 本発明の第6実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第10実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。 本発明の第11実施形態の人感検出装置としての携帯端末装置を示す斜視図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の人感検出装置を示す斜視図である。図1に示すように、本発明の人感検出装置として、携帯端末装置1を示す。携帯端末装置1は、例えば、スマートフォンである。携帯端末装置1は、筐体10と、筐体10に取り付けられた第1温度センサ21および第2温度センサ22と、筐体10に取り付けられた回路基板6とを有する。なお、図1では、わかりやすくするために、筐体10を透明な状態で表現している。
前記筐体10は、略直方体に形成され、正面部10aと、裏面部10bと、周囲の4つの側面部10c1〜10c4とを有する。正面部10aには、図示しない表示画面が配置され、表示画面は、タッチパネル機能を有する。第1側面部10c1と第3側面部10c3とは、対向し、第2側面部10c2と第4側面部10c4とは、対向する。第1側面部10c1と第3側面部10c3は、長側面であり、第2側面部10c2と第4側面部10c4は、短側面である。
前記第1温度センサ21および前記第2温度センサ22は、サーミスタであり、検出される温度が高くなると、センサの電気抵抗が小さくなる。第1温度センサ21の特性と第2温度センサ22の特性とは、同じであることが好ましい。第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の外表面の温度を検出可能となるように、筐体10に取り付けられている。具体的に述べると、第1、第2温度センサ21,22は、フレキシブル基板5を介して、第1側面部10c1の内面に取り付けられている。第1、第2温度センサ21,22は、第1側面部10c1の長手方向に、並んで配置されている。
前記フレキシブル基板5は、熱伝導性のよい両面テープなどで、筺体10の内面に貼り付けられている。なお、フレキシブル基板5は、熱伝導性のよい接着剤で、筺体10の内面に取り付けられるようにしてもよく、フレキシブル基板5と筺体10の内面との間に、空気層がないことが好ましい。フレキシブル基板5の厚みは、1mm以下であることが好ましく、第1、第2温度センサ21,22は、フレキシブル基板5を介して、筐体10の外表面の温度を検出することができる。フレキシブル基板5には、第1、第2温度センサ21,22に接続される配線7が、設けられている。
前記回路基板6は、筐体10の内部に、取り付けられている。回路基板6には、制御装置30が設けられている。制御装置30は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)から構成され、携帯端末装置1の種々の動作を制御する。フレキシブル基板5は、配線7を介して、回路基板6に電気的に接続される。回路基板6には、配線7が引き回されている。
図2は、図1のA−A断面図である。図2に示すように、前記筐体10の第1側面部10c1の外表面は、第1、第2温度センサ21,22にて検出可能な検出領域11と、第1、第2温度センサ21,22にて検出不可能な非検出領域12とを有する。具体的に述べると、検出領域11は、第1、第2温度センサ21,22のそれぞれに対向する。非検出領域12は、検出領域11の周囲に位置する。第1温度センサ21は、第1温度センサ21に対向する検出領域11の温度を、熱伝導により検出し、第2温度センサ22は、第2温度センサ22に対向する検出領域11の温度を、熱伝導により検出する。
前記検出領域11は、前記非検出領域12に対して、段差のない同一面である。つまり、検出領域11と非検出領域12とは、一体に連続した平坦面である。検出領域11には、図示しないが、第1、第2温度センサ21,22の位置を示す目印部を設けてもよい。目印部は、例えば、微小な凹凸構造やシール材により、構成される。
図3は、前記制御装置30のブロック図である。図3に示すように、制御装置30は、検出部31と判断部32と動作制御部33とを有する。検出部31は、第1、第2温度センサ21,22の出力を検出する。判断部32は、検出部31の検出結果に基づいて、筐体10の外表面に人が触れたか否かを判断する。動作制御部33は、判断部32の判断結果に基づいて、装置の動作状態を制御する。
図4は、前記第1、第2温度センサ21,22を示すと共に、前記検出部31の回路図を示す。図4に示すように、前記検出部31は、電圧差回路60を有し、第1、第2温度センサ21,22のそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出する。検出部31は、第1、第2温度センサ21,22のそれぞれの電圧信号を検出する。
具体的に述べると、前記検出部31の電圧差回路60は、差動増幅器50と、第1バッファ51と、第2バッファ52と、第1から第4固定抵抗61〜64と、コンデンサ65とを有する。
前記差動増幅器50は、反転入力50aと非反転入力50bと出力50cとを含む。差動増幅器50は、反転入力50aからの入力信号と非反転入力50bからの入力信号との差分を、一定係数(差動利得)で増幅して、出力50cから出力する。
前記第1固定抵抗61は、差動増幅器50の反転入力50aと電源電圧40との間に接続される。前記第2固定抵抗62は、差動増幅器50の非反転入力50bと電源電圧40との間に接続される。前記第3固定抵抗63は、差動増幅器50の反転入力50aと第1固定抵抗61との間に接続される。前記第4固定抵抗64は、差動増幅器50の反転入力50aと差動増幅器50の出力50cとの間に接続される。
前記第1バッファ51は、第1固定抵抗61と第3固定抵抗63との間に接続される。前記第2バッファ52は、差動増幅器50の非反転入力50bと第2固定抵抗62との間に接続される。第1、第2バッファ51,52は、それぞれ、入力信号のインピーダンスを抑える。
前記コンデンサ65は、差動増幅器50の出力50cに接続される。コンデンサ65は、差動増幅器50の出力信号から直流成分をカットして交流成分を取り出す。差動増幅器50の出力信号の交流成分は、検出部31の出力点45から、出力される。
前記第1温度センサ21は、差動増幅器50の反転入力50aとGND(グラウンド)との間に接続され、詳しくは、第1温度センサ21は、第1バッファ51と第3固定抵抗63を介して、差動増幅器50の反転入力50aに接続される。
前記第2温度センサ22は、差動増幅器50の非反転入力50bとGNDとの間に接続され、詳しくは、第2温度センサ22は、第2バッファ52を介して、差動増幅器50の非反転入力50bに接続される。
前記第1温度センサ21は、フレキシブル基板5の第1接点41を介して、検出部31の差動増幅器50の反転入力50a側に接続される。前記第2温度センサ22は、フレキシブル基板5の第2接点42を介して、検出部31の差動増幅器50の非反転入力50b側に接続される。第1、第2温度センサ21,22は、フレキシブル基板5の第3接点43を介して、検出部31のGND側に接続される。
次に、前記携帯端末装置1の作用について説明する。
第1の状態として、図2に示すように、使用者が、筐体10の外表面のうちの第1温度センサ21に対向する検出領域11に触れると、第1温度センサ21は、筐体10の外表面およびフレキシブル基板5を介して、使用者の熱を検出する。
すると、図4に示すように、第1温度センサ21にて検出される温度が上昇し、第1温度センサ21の抵抗が減少して、第1接点41での電圧Vdet1が減少する。一方、第2温度センサ22にて検出される温度は変化しないため、第2接点42での電圧Vdet2は変化しない。この結果、差動増幅器50の出力50cから出力される電圧は、増大する。この出力電圧の変化を、コンデンサ65を介して、ピックアップすることにより、検出部31の出力点45から、図5に示すように、正の電圧が出力される。
第2の状態として、図2に示すように、使用者が、筐体10の外表面のうちの第2温度センサ22に対向する検出領域11に触れると、第2温度センサ22は、筐体10の外表面およびフレキシブル基板5を介して、使用者の熱を検出する。
すると、図4に示すように、第2温度センサ22にて検出される温度が上昇し、第2温度センサ22の抵抗が減少して、第2接点42での電圧Vdet2が減少する。一方、第1温度センサ21にて検出される温度は変化しないため、第1接点41での電圧Vdet1は変化しない。この結果、差動増幅器50の出力50cから出力される電圧は、減少する。この出力電圧の変化を、コンデンサ65を介して、ピックアップすることにより、検出部31の出力点45から、図5に示すように、負の電圧が出力される。
第3の状態として、図2に示すように、使用者が、第1温度センサ21に対向する検出領域11と第2温度センサ22に対向する検出領域11との何れにも触れないと、図4に示すように、第1、第2温度センサ21,22の抵抗は変化せず、第1接点41の電圧Vdet1および第2接点42の電圧Vdet2は、変化しない。この結果、差動増幅器50の出力電圧は変化せず、図5に示すように、検出部31の出力点45から出力される電圧は、0となる。
その後、図3と図4に示すように、前記判断部32は、検出部31の出力点45からの出力信号に基づいて、人が何れの温度センサ21,22側で筐体10に触れたか否かを判断する。つまり、判断部32は、図5に示すように、検出部31から出力される電圧が正であるときに、第1温度センサ21側に触れたと判断し、検出部31から出力される電圧が負であるときに、第2温度センサ22側に触れたと判断し、検出部31から出力される電圧が0であるときに、第1、第2温度センサ21,22の何れ側にも触れていないと判断する。
その後、前記動作制御部33は、人が何れの温度センサ21,22側で筐体10に触れたか否かに基づいて、装置1の動作状態を制御する。装置1の動作状態とは、例えば、装置1の音量の大小や、装置1の表示画面内のカーソルの移動方向や移動速度などである。例えば、第1温度センサ21側に触れたときに音量を大きくし、第2温度センサ22側に触れたときに音量を小さくする。または、第1温度センサ21側に触れたときにカーソルを第1方向に移動し、第2温度センサ22側に触れたときにカーソルを第2方向に移動する。
前記第1実施形態によれば、前記携帯端末装置1は、人体の熱を検出することで、人体の筐体10への接触または非接触を判断して、動作状態を制御する。これにより、使用者が操作を意図していないとき、例えば、携帯端末装置1を持ち運んでいるときに、携帯端末装置1に振動が加わって、何らかの物体が、筐体10の外表面に圧力を加えたとしても、携帯端末装置1は、人体の熱を検出しない。これにより、携帯端末装置1は、人体の筐体10への非接触と判断して、動作状態を制御する。したがって、振動などの衝撃により携帯端末装置1に圧力が加わっても、これを人体の接触と誤って判断せず、誤った動作状態の制御を防止できる。
また、前記第1、前記第2温度センサ21,22の筐体10への取り付けが、装置1ごとに、ばらついたとしても、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の外表面からの熱伝導により、人体の熱を検出するので、第1、第2温度センサ21,22の感度のばらつきを軽減できる。一方、圧力センサの場合、圧力センサの筐体への取り付けが、装置ごとに、ばらついた場合、圧力センサは、機械的な接触により、人体の接触を検出するので、圧力センサに加えられる圧力にばらつきが発生し、このばらつきの影響により操作性が悪化する問題がある。
前記第1実施形態によれば、前記第1、第2温度センサ21,22は、フレキシブル基板5を介して、筐体10に取り付けられるので、第1、第2温度センサ21,22に接続される配線7をフレキシブル基板5に設けることができ、第1、第2温度センサ21,22および配線7を一体に筐体10に取り付けることができ、装置1の組み立て作業が容易となる。
前記第1実施形態によれば、前記筐体10の外表面の検出領域11は、筐体10の外表面の非検出領域12に対して、段差のない同一面であるので、例えば、使用者は、非検出領域12から検出領域11に指を滑らせるようにして、操作することができ、操作性が良好となる。
前記第1実施形態によれば、前記検出部31は、差動増幅器50と第1、第2固定抵抗61,62とを有するので、検出部31を簡単な構成とでき、検出部31により2つの第1、第2温度センサ21,22のそれぞれの電圧信号を検出することができる。
前記第1実施形態によれば、前記検出部31は、差動増幅器50を有するので、人がタッチしたときに生じた電圧変化が微小になる場合において、差動増幅器50で電圧変化量を増幅させて、より感度の高い検知機能を得ることが可能になる。
なお、前記第1実施形態では、使用者が、第1温度センサ21に対向する検出領域11と第2温度センサ22に対向する検出領域11との両方に触れた場合を説明していないが、判断部32により、第1、第2温度センサ21,22の両方に触れたと判断して、動作制御部33により、装置1を所定の動作状態に制御するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示すと共に、第1、第2温度センサを示す検出部の回路図である。第2実施形態は、前記第1実施形態とは、検出部の電圧差回路の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態の検出部31Aの電圧差回路60Aは、第1実施形態(図4)の検出部31の電圧差回路60と比べて、図4の検出部31の第3固定抵抗63の代わりに、検出用サーミスタ66を有している。検出用サーミスタ66は、筐体10の外表面の温度でなく、筐体10内の温度(つまり、周囲温度)を検出する。検出用サーミスタ66の特性は、検出される温度が高くなると、センサの電気抵抗が小さくなる。検出用サーミスタ66は、差動増幅器50の反転入力50aに接続される。第1温度センサ21は、差動増幅器50の反転入力50aに検出用サーミスタ66を介して接続され、検出用サーミスタ66とGNDとの間に接続される。
前記第2実施形態によれば、差動増幅器50の反転入力50aに検出用サーミスタ66が接続されているので、周囲温度が低くなっても、検出用サーミスタ66の抵抗が大きくなって、図7Aに示すように、差動増幅器50のゲインを小さくできる。つまり、周囲温度が低くなるにつれて、差動増幅器50のゲインが小さくなる。
これにより、図7Bに示すように、周囲温度が低いときに、差動増幅器50の出力電圧は、最大出力電圧(略電源電圧Vcc)に達しない。つまり、周囲温度が低いときに、差動増幅器50の出力電圧の飽和を防ぐことができる。差動増幅器50の出力電圧は、周囲温度が高くなるにつれて、小さくなる。
したがって、使用者が筐体10の外表面に触れると、前記第1実施形態に説明したように、第1温度センサ21または第2温度センサ22の出力が変化して、差動増幅器50の出力が変化する。このとき、周囲温度が低くても、差動増幅器50の出力電圧は飽和しないので、検出部31の出力点45から、図5に示す出力信号を得ることができる。したがって、周囲温度が低いときに、筐体10の外表面に人が触れたか否かを判断できる。
比較例として、検出用サーミスタ66の代わりに、図4に示すように、第3固定抵抗63を用いたとする。このとき、差動増幅器50のゲインは、周囲温度の変化によらず、一定であるため、図8AのA部分に示すように、周囲温度が低いときに、差動増幅器50の出力電圧は、最大出力電圧(略電源電圧Vcc)に達してしまう。つまり、周囲温度が低いときに、差動増幅器50の出力電圧は飽和するおそれがある。
これにより、図8BのB部分に示すように、周囲温度が低いときに、使用者が筐体10の外表面に触れて、第1温度センサ21または第2温度センサ22の出力が変化しても、差動増幅器50の出力電圧は飽和しているため、差動増幅器50の出力電圧に変化が生じにくくなる。したがって、検出部31の出力点45から、図5に示す出力信号を得ることができない。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示すと共に、検出部の回路図である。第3実施形態は、前記第1実施形態とは、検出部の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図9に示すように、第3実施形態の検出部31Bは、第1温度センサ21と第2温度センサ22とを直列に接続した分圧回路70を有し、第1温度センサ21と第2温度センサ22との間の電圧信号を検出する。
具体的に述べると、分圧回路70は、第1固定抵抗61と第2固定抵抗62とを有し、第1固定抵抗61と第2固定抵抗62とは、直列に接続されている。そして、分圧回路70では、直列に接続された第1、第2固定抵抗61,62と、直列に接続された第1、第2温度センサ21,22とを、第1接点71と第3接点73との間に、並列に接続している。第1固定抵抗61および第1温度センサ21は、第3接点73よりも第1接点71側に、位置する。
前記第1接点71は、GND(グラウンド)に接続され、前記第3接点73は、電源電圧Vccに接続される。第1温度センサ21と第2温度センサ22との間に第2接点72を接続し、第1固定抵抗61と第2固定抵抗62との間に第4接点74を接続している。第1接点71と第2接点72との間には、第1温度センサ21と並列に、コンデンサ75が接続されている。コンデンサ75は、第2接点72から出力される信号のノイズを低減する。
次に、前記検出部31Bの作用を説明する。
第1の状態として、使用者が、第1、第2温度センサ21,22の何れにも触れないと、第1、第2温度センサ21,22の抵抗は変化せず、第2接点72で出力される電圧Vdetは、変化しない。例えば、第1、第2温度センサ21,22の抵抗が等しいと、電圧Vdetは、Vcc/2となる。一方、第4接点74で出力される電圧は、一定である。例えば、第1、第2固定抵抗61,62の抵抗が等しいと、第4接点74の電圧は、Vcc/2となる。そして、第2接点72の電圧Vdetと第4接点74の電圧との差分をとり、このときの差分を、使用者が触れていない状態を示す信号とする。例えば、図5に示すように、検出部31Bから出力される電圧が、0となる。
第2の状態として、使用者が第1温度センサ21側をタッチすると、第1温度センサ21にて検出される温度が上昇し、第1温度センサ21の抵抗が減少して、第2接点72で出力される電圧Vdetが減少する。一方、第4接点74で出力される電圧は、一定である。そして、第2接点72の電圧Vdetと第4接点74の電圧との差分をとり、このときの差分を、使用者が第1温度センサ31に触れている信号とする。例えば、図5に示すように、検出部31Bから出力される電圧が、正となる。
第3の状態として、使用者が第2温度センサ22側をタッチすると、第2温度センサ22にて検出される温度が上昇し、第2温度センサ22の抵抗が減少して、第2接点72で出力される電圧Vdetが増大する。一方、第4接点74で出力される電圧は、一定である。そして、第2接点72の電圧Vdetと第4接点74の電圧との差分をとり、このときの差分を、使用者が第2温度センサ32に触れている信号とする。例えば、図5に示すように、検出部31Bから出力される電圧が、負となる。
前記第3実施形態によれば、前記検出部31Bを、第1実施形態と異なる分圧回路70で構成することができる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示すと共に、制御装置のブロック図である。第4実施形態は、前記第1実施形態とは、制御装置の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
図10に示すように、制御装置30Aは、検出部31と判断部32と動作制御部33Aとを有する。検出部31と判断部32とは、前記第1実施形態で示した検出部31と判断部32と同じ構成であるので、説明を省略する。
前記動作制御部33Aは、スリープ状態移行部34を含む。スリープ状態移行部34は、判断部32により筐体10の外表面に人が触れていないと判断されたときに、携帯端末装置1をスリープ状態に移行するように制御する。例えば、第1、第2温度センサ21,22の何れか一方側に触れていた状態から、第1、第2温度センサ21,22の何れ側にも触れていない状態に移行したときに、スリープ状態に移行する。
前記第4実施形態によれば、前記スリープ状態移行部34は、筐体10の外表面に人が触れていないと判断されたときに、携帯端末装置1をスリープ状態に移行するので、使用者が携帯端末装置1を使用しないときに、直ちに、携帯端末装置1をスリープ状態に移行できる。したがって、消費電力を削減できる。
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示すと共に、制御装置のブロック図である。第5実施形態は、前記第1実施形態とは、制御装置の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
図11に示すように、制御装置30Bは、検出部31と判断部32と動作制御部33Bとを有する。検出部31と判断部32とは、前記第1実施形態で示した検出部31と判断部32と同じ構成であるので、説明を省略する。
前記動作制御部33Bは、スリープ状態解除部35を含む。スリープ状態解除部35は、判断部32により筐体10の外表面に人が触れていると判断されたときに、携帯端末装置1をスリープ状態から解除するように制御する。例えば、第1、第2温度センサ21,22の何れ側にも触れていない状態から、第1、第2温度センサ21,22の何れか一方側に触れている状態に移行したときに、スリープ状態を解除する。
前記第5実施形態によれば、前記スリープ状態解除部35は、筐体10の外表面に人が触れていると判断されたときに、携帯端末装置1をスリープ状態から解除するので、使用者が携帯端末装置1を使用するときに、直ちに、携帯端末装置1をスリープ状態から解除できる。したがって、迅速に使用を開始できる。
(第6の実施形態)
図12は、本発明の第6実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第6実施形態は、前記第1実施形態とは、温度センサの配置が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第6実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図12に示すように、携帯端末装置1Aでは、第1温度センサ21は、筐体10の長側面である第1側面部10c1に配置され、第2温度センサ22は、筐体10の長側面である第3側面部10c3に配置されている。
動作制御部33(図3参照)は、第1、第2温度センサ21,22を操作ボタンの機能として作用させる。つまり、第1、第2温度センサ21,22は、操作ボタンとして用いられ、第1温度センサ21をAボタンとし、第2温度センサ22をBボタンとする。第1、第2温度センサ21,22の位置を、シール材などの目印部にて表す。
前記第6実施形態によれば、第1温度センサ21は、第1側面部10c1に配置され、第2温度センサ22は、第3側面部10c3に配置されているので、AボタンとBボタンを片手で操作することができる。例えば、親指でBボタン(またはAボタン)を押し、人差し指でAボタン(またはBボタン)を押すことができ、操作性が良好となる。また、動作制御部33は、第1、第2温度センサ21,22を操作ボタンの機能として作用させるので、振動などの衝撃による誤動作の発生を顕著に抑制できる。
(第7の実施形態)
図13は、本発明の第7実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第7実施形態は、前記第1実施形態とは、温度センサの配置が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第7実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図13に示すように、携帯端末装置1Bでは、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の長側面である第1側面部10c1に配置され、第3から第6温度センサ23〜26は、筐体10の長側面である第3側面部10c3に配置されている。第3から第6温度センサ23〜26は、第1、第2温度センサ21,22と同じ構成である。
動作制御部33(図3参照)は、第1から第6温度センサ21〜26を操作ボタンの機能として作用させる。つまり、第1から第6温度センサ21〜26は、操作ボタンとして用いられ、第1温度センサ21をAボタンとし、第2温度センサ22をBボタンとし、第3温度センサ23を上ボタンとし、第4温度センサ24を下ボタンとし、第5温度センサ25を右ボタンとし、第6温度センサ26を左ボタンとする。第3から第6温度センサ23〜26は、十字に配置された十字ボタンである。第1から第6温度センサ21〜26の位置を、シール材などの目印部にて表す。
前記第7実施形態によれば、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の第1側面部10c1に配置され、第3から第6温度センサ23〜26は、筐体10の第3側面部10c3に配置されているので、A、Bボタンと十字ボタンとを片手で操作することができる。例えば、親指で十字ボタン(またはA、Bボタン)を押し、人差し指でA、Bボタン(または十字ボタン)を押すことができ、操作性が良好となる。また、動作制御部33は、第1から第6温度センサ21〜26を操作ボタンの機能として作用させるので、振動などの衝撃による誤動作の発生を顕著に抑制できる。
(第8の実施形態)
図14は、本発明の第8実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第8実施形態は、前記第1実施形態とは、温度センサの配置が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第8実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図14に示すように、携帯端末装置1Cでは、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の裏面部10bの内面に配置されている。
動作制御部33(図3参照)は、第1、第2温度センサ21,22を操作ボタンの機能として作用させる。つまり、第1、第2温度センサ21,22は、操作ボタンとして用いられ、第1温度センサ21をAボタンとし、第2温度センサ22をBボタンとする。第1、第2温度センサ21,22の位置を、シール材などの目印部にて表す。
前記第8実施形態によれば、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の裏面部10bに配置されているので、裏面部10bの面積は、側面部10c1〜10c4の面積よりも広く、第1、第2温度センサ21,22を、筐体10に取り付けやすくなる。また、第1、第2温度センサ21,22は、筐体10の裏面部10bに配置されているので、正面部10aの表示画面を大きくすることができる。また、動作制御部33は、第1、第2温度センサ21,22を操作ボタンの機能として作用させるので、振動などの衝撃による誤動作の発生を顕著に抑制できる。
(第9の実施形態)
図15は、本発明の第9実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第9実施形態は、前記第1実施形態とは、温度センサの配置が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第9実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図15に示すように、携帯端末装置1Dでは、第1から第6温度センサ21〜26は、筐体10の裏面部10bの内面に配置されている。第3から第6温度センサ23〜26は、第1、第2温度センサ21,22と同じ構成である。
動作制御部33(図3参照)は、第1から第6温度センサ21〜26を操作ボタンの機能として作用させる。つまり、第1から第6温度センサ21〜26は、操作ボタンとして用いられ、第1温度センサ21をAボタンとし、第2温度センサ22をBボタンとし、第3温度センサ23を上ボタンとし、第4温度センサ24を下ボタンとし、第5温度センサ25を右ボタンとし、第6温度センサ26を左ボタンとする。第3から第6温度センサ23〜26は、十字に配置された十字ボタンである。第1から第6温度センサ21〜26の位置を、シール材などの目印部にて表す。
前記第9実施形態によれば、第1から第6温度センサ21〜26は、筐体10の裏面部10bに配置されているので、裏面部10bの面積は、側面部10c1〜10c4の面積よりも広く、第1から第6温度センサ21〜26を、筐体10に取り付けやすくなる。また、第1から第6温度センサ21〜26は、筐体10の裏面部10bに配置されているので、正面部10aの表示画面を大きくすることができる。また、動作制御部33は、第1から第6温度センサ21〜26を操作ボタンの機能として作用させるので、振動などの衝撃による誤動作の発生を顕著に抑制できる。
(第10の実施形態)
図16は、本発明の第10実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第10実施形態は、前記第8実施形態とは、カバー部材を有する点が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第10実施形態において、第8実施形態と同一の符号は、第8実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図16に示すように、携帯端末装置1Eは、装置本体90と、装置本体90を覆うカバー部材80とを有する。なお、わかりやすくするために、装置本体90を仮想線で表現している。
前記装置本体90は、第8実施形態(図14)の携帯端末装置1Cと同じ構成であるので、説明を省略する。前記カバー部材80は、装置本体90を保護する。カバー部材80は、第1穴部81と第2穴部82とを有する。第1穴部81は、装置本体90の第1温度センサ21に対応した位置に設けられ、第2穴部82は、装置本体90の第2温度センサ22に対応した位置に設けられている。
前記第10実施形態によれば、カバー部材80は、第1、第2温度センサ21,22に対応した位置に、第1、第2穴部81,82を有するので、操作ボタンとして用いられる第1、第2温度センサ21,22の位置がわかりやすくなる。
(第11の実施形態)
図17は、本発明の第11実施形態の携帯端末装置(人感検出装置)を示す斜視図である。第11実施形態は、前記第1実施形態とは、温度センサの配置が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、第11実施形態において、第1実施形態と同一の符号は、第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図17に示すように、携帯端末装置1Fでは、第1温度センサ21は、筐体10の長側面である第1側面部10c1に配置され、第2温度センサ22は、筐体10の長側面である第3側面部10c3に配置されている。第1側面部10c1は、左側面部であり、第3側面部10c3は、右側面部である。第1温度センサ21は、第1側面部10c1の下部に位置し、第2温度センサ22は、第3側面部10c3の下部に位置している。
判断部32(図3参照)は、人が第1温度センサ21側で筐体10に触れていると判断したときに、人が左手で筐体10を持っていると判断する一方、人が第2温度センサ22側で筐体10に触れていると判断したときに、人が右手で筐体10を持っていると判断する。
前記第11実施形態によれば、使用者が左手で筐体10を持つと、左手は第1温度センサ21側で筐体10に触れる。すると、判断部32は、人が第1温度センサ21側で筐体10に触れていると判断して、人が左手で筐体10を持っていると判断する。一方、使用者が右手で筐体10を持つと、右手は第2温度センサ22側で筐体10に触れる。すると、判断部32は、人が第2温度センサ22側で筐体10に触れていると判断して、人が右手で筐体10を持っていると判断する。これにより、使用者が、左手または右手の何れの手で筐体10を持っているかがわかる。その後、動作制御部33(図3参照)は、判断部32の判断に基づいて、例えば、筐体10の表示画面を変える。例えば、表示画面のアイコンを、親指にてタッチしやすい位置に、配置する。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、前記第1から前記第11実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
前記実施形態では、温度センサを、筐体の長側面(側面部)や裏面部に取り付けたが、筐体の短側面(側面部)や正面部に取り付けるようにしてもよい。
前記実施形態では、温度センサを、フレキシブル基板を介して、筐体に取り付けたが、フレキシブル基板を省略して、温度センサを筐体に直接的に取り付けるようにしてもよい。
前記第1実施形態の検出部において、第3、第4固定抵抗および第1、第2バッファの少なくとも一つを省略するようにしてもよい。
前記第2実施形態の検出部において、第4固定抵抗および第1、第2バッファの少なくとも一つを省略するようにしてもよい。
前記第3実施形態の検出部において、第2接点の出力と第4接点の出力との差分を比較したが、差動増幅器を設け、第2接点の出力を差動増幅器の反転入力に接続し、第4接点の出力を差動増幅器の非反転入力に接続するようにしてもよい。
前記実施形態では、検出部の回路として、図4や図6や図9に示す回路を用いたが、その他の回路であってもよい。
前記実施形態では、動作制御部として、スリープ状態移行部およびスリープ状態解除部の両方を含むようにしてもよい。
前記実施形態では、人感検出装置を、スマートフォンの携帯端末装置としたが、携帯ゲーム機やその他の携帯端末装置や、テレビやパソコンや家電などの電子機器などとしてもよい。
前記実施形態では、温度センサを、筐体の側面部の内面や筐体の裏面部の内面に取り付けたが、側面部の内面や裏面部の内面に凹部を設け、この凹部に温度センサを嵌め込むようにしてもよい。または、温度センサを、筐体の側面部の内部や筐体の裏面部の内部に、埋め込むようにしてもよい。
前記実施形態では、第1〜第6温度センサの特性を、検出される温度が高くなると、センサの電気抵抗が小さくなることとしたが、検出される温度が低くなると、センサの電気抵抗が大きくなるようにしてもよい。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F 携帯端末装置(人感検出装置)
5 フレキシブル基板
10 筐体
10a 正面部
10b 裏面部
10c1〜10c4 側面部
11 検出領域
12 非検出領域
21〜26 第1〜第6温度センサ
30,30A,30B 制御装置
31,31A,31B 検出部
32 判断部
33,33A,33B 動作制御部
34 スリープ状態移行部
35 スリープ状態解除部
50 差動増幅器
50a 反転入力
50b 非反転入力
51 第1バッファ
52 第2バッファ
60,60A 電圧差回路
61〜64 第1〜第4固定抵抗
66 検出用サーミスタ
70 分圧回路
80 カバー部材
81 第1穴部
82 第2穴部

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体の外表面の温度を検出可能となるように、前記筐体に取り付けられた温度センサと、
    前記温度センサの出力を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記筐体の外表面に人が触れたか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、装置の動作状態を制御する動作制御部と
    を備え
    前記温度センサは、2つあり、2つの温度センサは、サーミスタであり、
    前記検出部は、前記2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、
    前記判断部は、前記検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で前記筐体に触れたか否かを判断し、
    前記検出部は、前記2つの温度センサを直列に接続した分圧回路を有し、前記2つの温度センサの間の電圧信号を検出することを特徴とする人感検出装置。
  2. 筐体と、
    前記筐体の外表面の温度を検出可能となるように、前記筐体に取り付けられた温度センサと、
    前記温度センサの出力を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記筐体の外表面に人が触れたか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、装置の動作状態を制御する動作制御部と
    を備え
    前記温度センサは、2つあり、2つの温度センサは、サーミスタであり、
    前記検出部は、前記2つの温度センサのそれぞれの抵抗変化を電圧変化に変換して、この電圧変化を検出し、
    前記判断部は、前記検出部の検出結果に基づいて、人が何れの温度センサ側で前記筐体に触れたか否かを判断し、
    前記検出部は、電圧差回路を有し、前記2つの温度センサのそれぞれの電圧信号を検出することを特徴とする人感検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の人感検出装置において、
    前記温度センサは、フレキシブル基板を介して、前記筐体の内面に取り付けられることを特徴とする人感検出装置。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の人感検出装置において、
    前記筐体の外表面は、前記温度センサにて検出可能な検出領域と、前記温度センサにて検出不可能な非検出領域とを有し、
    前記検出領域と前記非検出領域とは、段差のない同一面であることを特徴とする人感検出装置。
  5. 請求項に記載の人感検出装置において、
    前記検出部の前記電圧差回路は、
    反転入力および非反転入力を含む差動増幅器と、
    前記差動増幅器の反転入力と電源電圧との間に接続される第1固定抵抗と、
    前記差動増幅器の非反転入力と電源電圧との間に接続される第2固定抵抗と
    を有し、
    前記一方の温度センサは、前記差動増幅器の反転入力とGNDとの間に接続され、
    前記他方の温度センサは、前記差動増幅器の非反転入力とGNDとの間に接続されることを特徴とする人感検出装置。
  6. 請求項に記載の人感検出装置において、
    前記検出部の前記電圧差回路は、
    反転入力および非反転入力を含む差動増幅器と、
    前記差動増幅器の反転入力に接続され、周囲温度を検出するための検出用サーミスタと、
    前記差動増幅器の反転入力に前記検出用サーミスタを介して接続され、前記検出用サーミスタと電源電圧との間に接続される第1固定抵抗と、
    前記差動増幅器の非反転入力と電源電圧との間に接続される第2固定抵抗と
    を有し、
    前記一方の温度センサは、前記差動増幅器の反転入力に前記検出用サーミスタを介して接続され、前記検出用サーミスタとGNDとの間に接続され、
    前記他方の温度センサは、前記差動増幅器の非反転入力とGNDとの間に接続されることを特徴とする人感検出装置。
  7. 請求項1からの何れか一つに記載の人感検出装置において、
    前記動作制御部は、
    前記判断部により前記筐体の外表面に人が触れていないと判断されたときに、装置をスリープ状態に移行するように制御するスリープ状態移行部を含むことを特徴とする人感検出装置。
  8. 請求項1からの何れか一つに記載の人感検出装置において、
    前記動作制御部は、
    前記判断部により前記筐体の外表面に人が触れていると判断されたときに、装置をスリープ状態から解除するように制御するスリープ状態解除部を含むことを特徴とする人感検出装置。
  9. 請求項1からの何れか一つに記載の人感検出装置において、
    前記動作制御部は、前記温度センサを操作ボタンの機能として作用させることを特徴とする人感検出装置。
  10. 請求項に記載の人感検出装置において、
    前記温度センサは、少なくとも2つあり、
    前記筐体は、互いに対向する2つの側面部を有し、
    前記2つ側面部のそれぞれに、前記温度センサを配置していることを特徴とする人感検出装置。
  11. 請求項に記載の人感検出装置において、
    前記筐体は、裏面部を有し、
    前記裏面部に、前記温度センサを配置していることを特徴とする人感検出装置。
  12. 請求項1からの何れか一つに記載の人感検出装置において、
    前記温度センサは、2つあり、
    前記筐体は、互いに対向する左側面部および右側面部を有し、
    前記一方の温度センサは、前記左側面部の下部に位置し、
    前記他方の温度センサは、前記右側面部の下部に位置し、
    前記判断部は、人が前記一方の温度センサ側で前記筐体に触れていると判断したときに、人が左手で前記筐体を持っていると判断する一方、人が前記他方の温度センサ側で前記筐体に触れていると判断したときに、人が右手で前記筐体を持っていると判断することを特徴とする人感検出装置。
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