JP2013153244A - 端末装置、充電制御方法、及びプログラム - Google Patents

端末装置、充電制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池を使用する端末装置において、ユーザの接触時のやけどや熱による不快感を回避するとともに、充電中の通話等ができなくなる不具合の発生可能性を低減する。
【解決手段】端末装置に人体を接触させる接触使用状態か、或いは接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定機能(ステップS14)と、端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると充電を停止する温度保護機能(ステップS22、S23、S24、S25)と、非接触使用状態であると判定されていて端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、温度保護機能を無効とし、非接触使用状態であると判定されている状態で端末装置が持ち上げられたことが検知された場合、及び、接触使用状態であると判定されている場合には、温度保護機能を有効とする充電制御機能(ステップS13、S16、S17)と、を設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、端末装置の充電制御に関する。
従来、二次電池を備える携帯電話機などの端末装置としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。特許文献1は、装置の温度がしきい値を超えると、やけど防止のために充電を停止し、一定時間以上人体の接触を検出すると、前記しきい値を低温やけど防止用の値に切り替えるというものである。また特許文献2は、タッチセンサー、加速度センサー、及び燃料電池(二次電池の充電用としても使用されるもの)を有する携帯端末であって、前記センサーによりユーザが当該携帯端末を手に持っていることが検知されると、前記燃料電池の発電を禁止するというものである。
特開2010−124246号公報 特開2007−014068号公報
ところで、ユーザの接触時のやけどや熱による不快感を回避するために、上記特許文献1のように装置温度がしきい値を超えると充電を一律に停止してしまう方法があるが、この方法では次のような問題がある。即ち、例えばユーザが充電器(ACアダプタなど)を端末装置に接続して充電している状態で、イヤホン通話又はハンズフリー通話による通話(人体を高温部に接触させない通話)を開始し、通話と充電による発熱により端末装置の温度がしきい値を超えた場合、人体を高温部に接触させない通話であるにもかかわらず端末装置の機能で充電が停止されてしまう。そのためこのような場合、端末装置の二次電池が消耗すると、充電器が接続されているにもかかわらず、端末装置が電源オフして通話などができなくなってしまう虞があった。
また、ユーザの接触時のやけどや熱による不快感を回避する方法として、上記特許文献2の技術に基づいて、ユーザが端末装置を持ったこと(或いは端末装置に接触したこと)が検出されたときに充電を停止する方法が考えられる。しかし、ユーザが例えば端末装置を持っただけで(或いは端末装置に接触しただけで)充電を停止すると、高温になっていない場合でも端末装置の充電が停止されてしまい、やはり二次電池が消耗して通話ができないなどの不具合が生じる可能性が相当ある。
そこで本発明は、二次電池を備えた端末装置において、ユーザの接触時のやけどや熱による不快感を回避するとともに、充電中の使用(例えば、通話)ができなくなる不具合の発生可能性を低減することを目的とする。
本発明の端末装置は、
二次電池によって電力供給が可能な端末装置であって、
当該端末装置の温度を検知するための温度検出手段と、
当該端末装置が持ち上げられたことを検知するための持ち上げ検出手段と、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定手段と、
温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、前記温度検出手段により検知される温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護手段と、
前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されていて、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されている状態で、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定手段により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の充電制御方法は、
二次電池によって電力供給が可能な端末装置における前記二次電池の充電制御方法であって、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定ステップと、
温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護ステップと、
前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定ステップにより接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御ステップと、
を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、
二次電池によって電力供給が可能な端末装置におけるコンピュータに対して、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定機能と、
前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護機能と、
前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定機能により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御機能と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザの接触時のやけどや熱による不快感を回避するとともに、充電中の使用(例えば、通話)ができなくなる不具合の発生可能性を低減することができる。
実施形態である携帯電話機の外観図であり、(a)は主面側斜視図、(b)は裏面図である。 前記携帯電話機の概念的な内部ブロック図である。 前記携帯電話機の温度保護制御を開始又は終了する制御処理を説明するフローチャートである。 前記携帯電話機の温度保護制御の処理を説明するフローチャートである。 (a)は付記1の構成を示すブロック図であり、(b)は比較例の構成を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態(本発明を携帯電話機に適用した例)を、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本実施形態に係る携帯電話機1の主面側斜視図であり、図1(b)は裏面図である。図1(a)に示すように、携帯電話機1は、筐体2の主面(表面であって主たる操作対象となる面のこと)にタッチパネル3を設けるとともに、そのタッチパネル3の背面に液晶ディスプレイやELパネルなどの表示デバイスからなる表示部4を設けている。また、そのタッチパネル3の上辺近くに受話器としてのスピーカ5aやインカメラ7を設け、さらに、そのタッチパネル3の下辺近くにキー12a,12b,12cを設けている。
ここで、「近く」とは、少なくとも筐体2の主面の端からタッチパネル3の端までの間のいわゆる額縁内の任意の位置のことをいう。筐体2は、回路基板等(例えば後述するメイン基板など)の内蔵部品を収納して携帯電話機1の表面を構成するフレームであり、手持ちに適した形状、この場合、薄い直方体状の箱形となっている。キー12a,12b,12cは、利用者が押下する操作ボタンであり、それぞれ、例えばメニューを表示させるためのメニューキー、デスクトップ(初期画面)を表示させるホームキー、一つ前の画面に戻すための戻るキーである。また、図1(a)における符号6は、筐体2の下端面に設けられた送話器としてのマイクを示し、符号17は、筐体2の側端面に設けられたバッテリ充電用端子である。
なお、筐体2の任意部分に、電源ボタンやイヤホン接続用の端子なども設けられているが、図では省略している。また図示省略しているが、筐体2の任意部分に、着脱可能なカード型メモリを装着する装着部(スロット)が設けられていてもよい。
次に図1(b)に示すように、筐体2の裏面(主面と反対側の面)には、着信音やアラーム或いは楽音などを出力するためのスピーカ5b、アウトカメラ13、電池パック20を装着できる収納凹部2a(電池装着部)が形成されている。収納凹部2aは、電池パック20を覆うようにカバー2bによって閉じることが可能となっており、カバー2bは筐体2の一部を構成している。ここで、図1(b)において点線(半線)で示す領域31,32,33は、それぞれ、受話器5a(レシーバ)が内部に配置されるレシーバ領域31、メイン基板が内部に配置されるメイン基板領域32、電池パック20が内部に装着される電池パック領域33を示している。ここで、当該携帯電話機1において当該携帯電話機1をユーザが持ち上げるためにユーザが手で持つ部分は、筐体2の下部(即ち、電池パック領域33の位置)であり、受話器5aが配置される位置(即ち、レシーバ領域31の位置)に比べて、発熱部であるメイン基板領域32からの距離が長く設定されている。したがって、通話と充電により高温となる部分は、メイン基板領域32とレシーバ領域31である。なお、メイン基板は後述する中央制御部10を構成する素子等が実装される回路基板である。
図2は、携帯電話機1の概念的な内部ブロック図である。この図において、携帯電話機1は、タッチパネル3、表示部4、インカメラ7、無線通信部8、音声入出力部9、中央制御部10、電源・充電回路11、操作部12、アウトカメラ13、温度センサー15、加速度センサー16、電池パック20を備える。なお、携帯電話機1を構成する実際の回路や機器は、通常、主にベースバンドブロックと無線ブロックとに分けられる。このようにブロック分けされた場合、図2における無線通信部8が無線ブロックに属し、タッチパネル3、表示部4、インカメラ7、中央制御部10、操作部12、及びアウトカメラ13等がベースバンドブロックに属する。
無線通信部8は、アンテナ8aを介して最寄りの基地局(図示略)等との間で無線によるデジタルデータの送受信を行う。デジタルデータには、電話の着呼や発呼の情報および音声通話の情報が含まれる。この無線通信部8は、中央制御部10からの制御に従って、上記のデジタルデータの送信や受信を行う。例えば、衆網基地局や家庭用親機からの無線信号は、無線通信部8によって復調され出力される。この無線通信部8からの出力信号は、音声信号又は制御信号としてベースバンドブロックの中央制御部10に入力される。このうち、音声信号は、音声処理されてスピーカ5a等から音声として出力される。制御信号は、ベースバンドブロック内の処理に用いられる。なお、アンテナ8aは、公知のダイバーシティ(Diversity)やMIMO(Multiple input output)などのマルチアンテナ技術に対応する場合には、複数設けられる。
音声入出力部9は、中央制御部10からの制御により、マイク6で拾った音声信号をデジタルデータに変換して中央制御部10に出力したり、中央制御部10から出力されたデジタルの音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ5aから拡声したりする。マイク6やスピーカ5aは電話の送受話用であるが、スピーカ5aは、さらに電話の着信音等(或いはムービー再生等に伴う音声)の出力に用いられてもよい。なお、前述したように受話用のスピーカ5aとは別に、筐体2の裏面にはスピーカ5bが設けられており、音声入出力部9を介してこのスピーカ5bから着信音等の出力を行ってもよい。また、ハンズフリー通話の際には、スピーカ5aからの音声の出力に代えて、或いはスピーカ5aからの音声の出力に加えて、裏面のスピーカ5bから音声を出力するようにしてもよい。
なお、ハンズフリー通話とは、携帯電話機1を持たなくても、例えば携帯電話機1を机上に置いたままの状態やポケットに入れたままの状態で、通話が可能となる通話時の動作モードであり、通常ユーザのキー操作によってこのハンズフリー通話の動作モードに切り替わる。またイヤホン通話は、携帯電話機1にイヤホンが接続されたときに可能となる通話時の動作モードであり、このイヤホン通話では、イヤホンが受話器の代りとなる。これらイヤホン通話とハンズフリー通話では、ユーザはユーザの耳を受話器(この場合、スピーカ5a)の位置(受話器の近傍含む)に接触又は接近させる必要がない。これに対して、本体通話では、ユーザはユーザの耳を受話器の位置に接触又は接近させる必要がある。
表示部4は、先にも説明したとおり、その前面に、人体の一部(例えば、手の指)の接触又は接近を検知できるタッチパネル3を併設している。タッチパネル3は、例えば、圧電方式のものであってもよいし、静電容量方式のものであってもよい。
電池パック20は、充電可能な二次電池である電池セル21を備える。
電源・充電回路11は、電池パック20の電池セル21の電力から携帯電話機1の動作に必要な各種電源電圧を発生して各部に供給する電源回路としての機能と、バッテリ充電用端子17を介して外部から供給される電力によって電池セル21の充電を行う充電回路としての機能と、を有する。なお、電源・充電回路11の充電動作は中央制御部10によって制御される(詳細後述する)。
操作部12は、前述した電源ボタンやキー12a,12b,12cなどの操作の入力処理を行う。なお、タッチパネル3は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うためのもので、中央制御部10は、操作部12とこのタッチパネル3からの入力操作信号に応じた処理を実行する。
温度センサー15は、筐体2内に実装されて携帯電話機1の温度(特に、ユーザの人体が接触する表面温度)を検知するための温度検出手段である。
加速度センサー16は、筐体2内に実装されて携帯電話機1に生じる加速度(特に携帯電話機1をユーザが持ち上げた時に生じる加速度)を検出するセンサーであり、携帯電話機1が持ち上げられたことを検知するための持ち上げ検出手段を構成する。
中央制御部10は、演算処理装置(以下、CPUと表記する。)10a、読み出し専用半導体メモリ(以下、ROMと表記する。)10b、高速半導体メモリ(以下、RAMと表記する。)10c、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリやEEPROMなど。以下、EPROMと表記する。)10d、ならびに不図示の周辺回路を含むプログラム制御方式の制御要素である。この中央制御部10は、あらかじめROM10bやEPROM10dに格納されている制御プログラムをRAM10cにロードしてCPU10aで実行することにより、各種の処理を逐次に実行して、この携帯電話機1の全体動作を統括制御する。
次に、インカメラ7は、筐体2における表示部4と同じ面(すなわち主面)に設けられ、例えば携帯電話機1を持っている利用者自身の顔を含む静止画又は動画を撮像可能である。またアウトカメラ13は、筐体2の裏面(主面と反対側の面)に設けられ、他者や風景などの静止画又は動画を撮像するためのカメラである。利用者は、キー12a,12b,12cやタッチパネル3を操作することによって、インカメラ7やこのアウトカメラ13による静止画や動画の撮影等のアプリケーションを作動させることが可能となっている。また図示省略しているが、筐体2における例えば右側の側面には、利用者が操作してこれらカメラによる撮影のシャッター操作等を容易に実行するためのシャッターボタンが設けられていてもよい。
そして、撮影された静止画や動画のデータ、及び動画等と同期して記録された音声データは、例えばEPROM10d、或いは前述した装着部に装着されたカード型メモリに記録され、表示部4やスピーカ5a等によって再生可能である。また、表示部4には、この携帯電話機1とは異なる他の機器で撮影された静止画や動画(例えば、EPROM10dや前記カード型メモリに記録されたもの)も再生可能である。
また、携帯電話機1には、音声データを送受信して通話する音声通話機能のほか、TV(テレビ)電話機能が備えられていてもよい。更に、携帯電話機1には、電子メール機能、インターネット接続機能、TV放送表示機能、スケジュール管理機能、電卓機能、アラーム(目覚まし)機能、音楽データ再生機能、などが備えられていてもよいことは、いうまでもない。
次に、中央制御部10が実行する充電時の温度保護制御について説明する。
中央制御部10は、図3に示すように、通話も充電もしていない単なる待ち受け状態(ステップS1)から充電が開始されると(ステップS2)、ステップS3以降の制御処理を実行するプログラム構成となっている。即ち、充電が開始されると、通話が開始されたか否か判定し(ステップS3)、通話が開始されたならば温度保護制御(後述する)を開始し(ステップS4)、その後通話が終了されると温度保護制御を終了する(ステップS5、S6)。一方、通話が開始されない場合(ステップS3でNOの場合)と、ステップS6で温度保護制御を終了した場合には、充電が完了したか否か判定し(ステップS7)、充電が完了したならば待ち受け状態に戻る(ステップS8)。充電が完了していない場合(ステップS7でNOの場合)には、通話開始を判定するステップS3に戻って処理を繰り返す。
なお、温度保護制御により通話終了時に充電が停止されていた場合、ステップS5では、通話が終了したことに加えて、停止されていた充電が後述のステップS25(図4)により再開されたことを条件としてステップS6に進む構成とすることが望ましい。このようにすれば、通話終了により確実にステップS25が実行されて停止していた充電が再開される。
また、ステップS7における充電完了の判定結果が肯定的(YES)になる場合としては、二次電池である電池セル21が満充電状態となって充電完了となる場合と、ユーザの操作などによって満充電状態でないのに充電完了となる場合(例えば、バッテリ充電用端子17から外部電力を供給すべくバッテリ充電用端子17に接続されていた充電器のケーブルをユーザが外した場合)とがある。
以上説明した図3の制御処理によれば、充電中に通話が開始されると温度保護制御の実行が開始され、充電中に通話が終了すると温度保護制御が終了して温度保護制御が実行されなくなる。なお、図3のフローチャートでは図示していないが、通話中に充電が開始された場合にも温度保護制御を開始する構成としてもよく、また通話中に充電が完了した場合にも温度保護制御を終了する構成としてもよい。通話のみによる発熱でそれほど高温になることはなく、特に通話と充電が同時に行われた場合に、ユーザが不快感を感じるような高温になる可能性があるからである。
次に、中央制御部10が実行する温度保護制御を説明する。
前述したステップS4(図3)が実行されて温度保護制御の開始が決定されると、中央制御部10は、図4に示す温度保護制御のルーチンを実行する動作を、前述したステップS6(図3)が実行されて温度保護制御の終了が決定されるまで、例えば規定のタイマ割込み周期で繰り返し実行する。
この温度保護制御のルーチンの実行が開始されると、まずステップS11で通話終了か否か判定し、通話が終了していればステップS12で加速度センサーをオフしてステップS13に進み、通話が終了していなければステップS14に進む。
ステップS14に進むと、イヤホン/ハンズフリー通話か否か判定し、イヤホン通話又はハンズフリー通話である場合(即ち、携帯電話機1の高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態である場合)には、ステップS15で加速度センサー16をオンした後、ステップS16に進む。ステップS14の判定結果が否定的な場合(イヤホン通話でもハンズフリー通話でもない場合)には、ユーザの耳を携帯電話機1における受話器(スピーカ5a)の位置(レシーバ領域31)に接触又は接近させて通話する本体通話状態(即ち、携帯電話機1の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態)であるとして、ステップS18で加速度センサー16をオフしてステップS17に進む。
ステップS16では、加速度センサー16の出力に基づいて携帯電話機1が持ち上げられたか否か判定し、持ち上げられたと判定された場合にはステップS17に進み、持ち上げられたと判定されない場合にはステップS13に進む。
なお、加速度センサーをオンするとは、加速度センサーが機能する状態とすることを意味し、加速度センサーをオフするとは、加速度センサーが機能しない状態(例えば加速度センサーへの電力供給を停止した状態)とすることを意味する。
ステップS13に進むと、温度保護機能をオフして(即ち、温度保護機能を無効として)ステップS21に進む。ステップS17に進むと、温度保護機能をオンして(即ち、温度保護機能を有効として)ステップS21に進む。
ステップS21では、充電完了したか否か判定し、充電完了であれば、高温の場合の充電停止(後述するステップS24)等を実行する必要がないので、リターンする(即ち、このルーチンの1回の実行を終了して、例えばタイマ割込み時のステップに戻る)。
ステップS21で充電完了でないと判定された場合(充電完了でない状態で充電が停止されている状態含む)には、ステップS22に進んで温度保護機能がオンされているか否か判定し、温度保護機能がオンされている場合(即ち、温度保護機能が有効とされいている場合)にはステップS23に進み、温度保護機能がオフされている場合(温度保護機能が無効とされている場合)にはステップS25に進む。
ステップS23では、携帯電話機1の温度(特に、受話器としてのスピーカ5aが配置されたレシーバ領域31の表面温度)が閾値より高いか判定し、閾値より高いと判定した場合にはステップS24で充電停止を実行し、閾値より高くないと判定した場合にはステップS25に進む。なお、充電停止とは、充電完了でない状態であっても、充電回路(本例では、電源・充電回路11)を制御して充電を停止することを意味する。この充電停止により、充電による発熱が阻止される。
ステップS25に進むと、充電中である場合には充電を継続し、充電中でない場合(充電停止の状態)には充電を再開する。ステップS24、S25を経るとリターンする。
なお、ステップS23の閾値は、ユーザの人体が携帯電話機1に接触又は接近することによって、やけど(低温やけど含む)したり、熱過ぎて不快に感じたりすることが防止できる値に設定されている。特に本例の場合には、受話器としてのスピーカ5aが配置されたレシーバ領域31にユーザが耳を接触又は接近させても、やけどが防止されるのはもちろんのこと、熱過ぎて不快に感じたりすることがない上限値に設定されている。
以上説明した図4の制御処理(温度保護制御の処理)によれば、通話中に本体通話(接触使用状態)か或いはイヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)かを判定する使用状態判定ステップ(ステップS14)が実行される。また、充電完了でない状態では、温度保護機能が有効である場合において携帯電話機1(端末装置)の温度が人体を高温から保護するための閾値(規定値)に比べて高くなると充電を停止し、そうでなければ充電を継続又は再開する温度保護ステップ(ステップS22、S23、S24、S25)が実行される。また、使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されていて、端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、温度保護機能を無効とし、使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されている状態で、端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、温度保護機能を有効とし、使用状態判定ステップにより接触使用状態であると判定されている場合には、温度保護機能を有効とする充電制御ステップ(ステップS13、S16、S17)が実行される。
このため、本実施形態によれば、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)では、端末装置が持ち上げられない限り温度保護機能は無効とされ、端末装置の温度が前記閾値(規定値)を超える高温になっても充電停止が実行されることはなく充電が継続されるため、温度保護機能による充電停止によって充電器を接続しているにもかかわらず通話不能になる不具合は生じない。また、本体通話(接触使用状態)の場合や、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)において端末装置が持ち上げられた場合は、温度保護機能は有効とされるが、端末装置の温度が前記閾値(規定値)を超えなければ、ステップS25が実行されて充電は継続される。また、温度保護機能によりステップS24で充電が停止されても、本体通話からイヤホン/ハンズフリー通話に戻された場合や、通話が終了した場合や、温度が閾値よりも低下した場合には、図4の処理において、やはりステップS25が実行されることになり、充電が再開される。このため、充電中の通話ができなくなる不具合の発生可能性を格段に低減することができる。
しかも、本体通話(接触使用状態)の場合や、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)において端末装置が持ち上げられた場合は、温度保護機能は有効とされるため、端末装置表面に接触するユーザの人体(特に熱に敏感な耳)が熱から保護され、ユーザの接触時のやけどはもちろんのこと熱による不快感も回避できる。
特に本実施形態では、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)を本体通話(接触使用状態)に切り替えようとして、ユーザが携帯電話機1(端末装置)を持ち上げた時点で、温度保護機能が有効とされる。つまり、本体通話(接触使用状態)に切り替わる前に、ユーザの本体通話(接触使用状態)への切り替え操作を察知して事前に温度保護機能が有効とされる。これにより、充電しながらイヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)をしていて、この充電と通話による発熱で端末装置表面(特にレシーバ領域31)が高温(人体、特に耳に接触すると熱いと不快に感じられる程度以上の温度)になっている場合に、ユーザが本体通話(接触使用状態)に切り替えて受話器(スピーカ5a)が配置されたレシーバ領域31に耳を当てたときに、ユーザが熱く不快に感じるといった不具合が回避される。この場合、本体通話(接触使用状態)に切り替えようとして、ユーザが携帯電話機1(端末装置)を持ち上げた時点で、温度保護機能が有効とされ、この温度保護機能(前述した温度保護制御による機能)によって充電停止が事前に実行されるからである。
また本実施形態では、当該携帯電話機1において当該携帯電話機1をユーザが持ち上げるためにユーザが手で持つ部分は、筐体2の下部(即ち、電池パック領域33の位置)であり、受話器5aが配置される位置(即ち、レシーバ領域31の位置)に比べて、発熱部であるメイン基板領域32からの距離が長く設定されている。このため、例えば前述したように充電しながらイヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)をしていた場合でも、ユーザが手に持つ部分の表面温度は比較的低く保たれ、ユーザが携帯電話機1を持ち上げるために手に持つことによって熱く不快に感じるなどの不具合も回避される。
(他の実施形態)
次に本発明の他の実施形態について説明する。
まず、前述の第1実施形態では、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)において、端末装置が持ち上げられない限り温度保護機能(ユーザの人体を熱から保護する機能)は無効とされるが、端末装置自体が過熱によって損傷するのを防止する等のために、イヤホン/ハンズフリー通話(非接触使用状態)でも温度がそのための別の閾値(温度保護機能の閾値よりも高い規定値)を超えた場合には充電を強制停止する他の保護機能を設けてもよい。
また第1実施形態では、端末装置の動作の代表例として通話を例に挙げて説明したが、他の動作、例えばデータ通信などを通話と同様に扱って充電制御を行う構成でもよい。
また、本発明における温度保護機能の閾値(規定値)は一定値である態様に限定されない。例えば、イヤホン/ハンズフリー通話の状態(非接触使用状態)から端末装置が持ち上げられた場合の温度保護機能と、本体通話(接触使用状態)に切り替わった場合の温度保護機能とで、前記閾値を異ならせてもよい。具体的には、例えば、長時間の接触による低温やけど等を防止するために本体通話(接触使用状態)に切り替わった場合の温度保護機能における前記閾値を、イヤホン/ハンズフリー通話の状態(非接触使用状態)から端末装置が持ち上げられた場合の温度保護機能よりも低い値に設定するようにしてもよい。
また、前述の第1実施形態では、本発明の接触使用状態及び非接触使用状態として、通話における本体通話とイヤホン/ハンズフリー通話を例に挙げたが、これに限定されない。例えば端末装置が、音声認識により非接触で操作入力を行う音声入力モードと、端末装置表面のタッチパネルやキーにより操作入力を行う一般的な入力モード(以下、タッチ入力モードという)とを備えている場合、このタッチ入力モードが接触使用状態であり、前記音声入力モードが非接触使用状態であるとして本発明を適用することもできる。
また、接触使用状態といっても、完全な接触に限らず、端末装置の熱の影響を受ける程度の僅かな距離に人体を接近させて使用する状態が含まれてもよい。また、接触使用状態は、端末装置の特定の箇所(例えば、充電により高温になる部分、或いはこの部分を含む範囲)にのみ接触する可能性のある使用状態であってもよい。また、非接触使用状態は、端末装置の特定の箇所(例えば、充電により高温になる部分、或いはこの部分を含む範囲)にのみ接触しない使用状態であってもよい。
また、前述の第1実施形態では、前述したように、必要でないときには適宜加速度センサーをオフして省エネを図っているが、これに限定されず、例えば加速度センサーは常にオンしておく態様でもよい。
また、以上説明した実施形態では携帯電話機を例に挙げて説明したが、本発明は携帯電話機以外の装置、例えば、PDA(携帯情報端末)、タブレットPC、音楽プレイヤ、ゲーム機等、二次電池を搭載した各種の端末装置に適用可能である。
以下、本発明の特徴を付記する。
前記の各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。なお、図5(a)は付記1の構成を説明する機能ブロック図であり、図5(b)は付記1の構成に対する比較例(高温になると充電を停止する単純な構成)である。
(付記1)
二次電池によって電力供給が可能な端末装置であって、
当該端末装置の温度を検知するための温度検出手段と、
当該端末装置が持ち上げられたことを検知するための持ち上げ検出手段と、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定手段と、
温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、前記温度検出手段により検知される温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護手段と、
前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されていて、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されている状態で、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定手段により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
(付記2)
前記接触使用状態は、ユーザがユーザの耳を当該端末装置における受話器の位置に接触又は接近させて通話を行う本体通話状態であり、前記非接触使用状態は、イヤホンによる通話又はハンズフリー通話であることを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記当該端末装置において当該端末装置をユーザが持ち上げるためにユーザが手で持つ部分は、前記受話器の位置に比べて、当該端末装置内の発熱部からの距離が長く設定されていることを特徴とする付記2に記載の端末装置。
(付記4)
二次電池によって電力供給が可能な端末装置における前記二次電池の充電制御方法であって、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定ステップと、
温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護ステップと、
前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定ステップにより接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御ステップと、
を有することを特徴とする充電制御方法。
(付記5)
二次電池によって電力供給が可能な端末装置におけるコンピュータに対して、
当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定機能と、
前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護機能と、
前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定機能により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
1 携帯電話機(端末装置)
2 筐体
10 中央制御部(使用状態判定手段、温度保護手段、充電制御手段)
15 温度センサー(温度検出手段)
16 加速度センサー(持ち上げ検出手段)
21 電池セル(二次電池)
31 レシーバ領域(高温となる部分)
32 メイン基板領域(高温となる部分)

Claims (5)

  1. 二次電池によって電力供給が可能な端末装置であって、
    当該端末装置の温度を検知するための温度検出手段と、
    当該端末装置が持ち上げられたことを検知するための持ち上げ検出手段と、
    当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定手段と、
    温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、前記温度検出手段により検知される温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護手段と、
    前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されていて、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定手段により非接触使用状態であると判定されている状態で、前記持ち上げ検出手段により当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定手段により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記接触使用状態は、ユーザがユーザの耳を当該端末装置における受話器の位置に接触又は接近させて通話を行う本体通話状態であり、前記非接触使用状態は、イヤホンによる通話又はハンズフリー通話であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 当該端末装置において当該端末装置をユーザが持ち上げるためにユーザが手で持つ部分は、前記受話器の位置に比べて、当該端末装置内の発熱部からの距離が長く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 二次電池によって電力供給が可能な端末装置における前記二次電池の充電制御方法であって、
    当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定ステップと、
    温度保護機能が有効である場合において、前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護ステップと、
    前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定ステップにより非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定ステップにより接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御ステップと、
    を有することを特徴とする充電制御方法。
  5. 二次電池によって電力供給が可能な端末装置におけるコンピュータに対して、
    当該端末装置の高温となる部分に人体を接触させる可能性のある接触使用状態か、或いは前記高温となる部分に人体を接触させない非接触使用状態かを判定する使用状態判定機能と、
    前記二次電池の充電中に、当該端末装置の温度が人体を高温から保護するための規定値に比べて高くなると当該充電を停止する温度保護機能と、
    前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されていて、当該端末装置が持ち上げられたことが検知されていない場合には、前記温度保護機能を無効とし、前記使用状態判定機能により非接触使用状態であると判定されている状態で、当該端末装置が持ち上げられたことが検知された場合には、前記温度保護機能を有効とし、前記使用状態判定機能により接触使用状態であると判定されている場合には、前記温度保護機能を有効とする充電制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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