JP2008131516A - 無線端末及びアンテナ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ素子上での電流分布のいずれの位置に人体が接近しているかを検知することで、アンテナ特性の劣化に有効に対処する。
【解決手段】アンテナ10により送受信を行う無線端末において、人体がアンテナ特性を劣化する位置に近接するのを障害検知部で検出する。前記障害検知部が検出した人体の接近位置情報に応じて、特性調整部により、アンテナ10の電流分布特性を変化させる。アンテナ特性の劣化する位置に人体(特に指等)が置かれた時、その置かれた場所が、アンテナのエネルギーが集中していない箇所になるように、アンテナの電流分布特性を変化させることで、アンテナ特性の劣化を防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、人体の接近によるアンテナ特性の劣化を調節可能な無線端末及びアンテナ特性の劣化を調節するアンテナ制御方法に関する。
携帯電話機などの無線端末は、ユーザが手で把持した状態で、空中線により送受信を行う。無線端末としての携帯電話機では、デザインなどの関係で、アンテナを内蔵している場合が多い。
最近の携帯電話機の一例を図示すると、図9及び図10に示すように、2つの筐体1,2に分離され、これらの筐体1,2がヒンジ3で開閉可能に連結された折り畳み構造のものが多い。一方の筐体1の内面には、液晶からなる表示部4が組み込まれ、他方の筐体の内面には、操作・入力用のボタンスイッチ5が組み込まれている。さらに、小型化及びアンテナのサイズなどを考慮して、アンテナ素子6をヒンジ3に内蔵している場合が多い。
この種の携帯電話機では、2つの筐体1,2を開いた状態が使用状態となり、ユーザは、携帯電話機を手7で握ったままで送受信を行う。ユーザは、携帯電話機を安定して握るため、図9及び図10に示すように、指8をヒンジ3の箇所にあてがって握ることがある。
しかしながら、ユーザが指8をあてがう箇所が、アンテナ素子6のエネルギーが強い箇所、すなわちアンテナ素子上での電流分布が高い箇所である場合には、アンテナ特性が劣化し、送受信に影響を与える場合がある。
特許文献1には、ローディングコイルに対するコアの挿入量を調節することで、所持使用状態と自由空間に置いた待機状態とのどちらでもアンテナ利得を最大とする技術が開示されている。
確かに、特許文献1によれば、使用状態と待機状態とにおいてアンテナ利得を最大とすることは可能であるが、使用状態、すなわちユーザが携帯電話機を手で握る際に生じるアンテナ特性の劣化を改善することは不可能である。
特許文献2には、物体或いは人体が携帯電話機の近傍に存在することで、アンテナ素子のインピーダンスが急激に変化した場合に対処する技術が開示されている。
確かに、特許文献2によれば、アンテナ素子のインピーダンスが急激に変化する場合、そのインピーダンスの変化に対応したマッチング回路とマッチング補正回路を選択することで、アンテナ特性の劣化に対処することは可能である。
しかし、特許文献2では、アンテナ素子に対して人体が接近しているか否かを検知するのみであって、アンテナ素子上での電流分布のいずれの位置に接近しているかを検知することは不可能であるため、アンテナ特性の劣化に有効に対処することはできないという課題がある。
特許第2544725号公報 特開平11−136157号公報
本発明の目的は、アンテナ素子上での電流分布のいずれの位置に接近しているかを検知することで、アンテナ特性の劣化に有効に対処できる無線端末及びアンテナ制御方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る無線端末は、アンテナにより空中線で送受信を行う無線端末であって、
人体がアンテナ特性を劣化する位置に近接するのを検知する障害検知部と、
前記障害検知部が検出した人体の接近位置情報に応じて、アンテナの電流分布特性を変化させる特性調節部と、を有することを特徴とするものである。
本発明に係るアンテナ制御方法は、アンテナにより空中線で送受信を行う無線端末のアンテナ特性を制御するアンテナ制御方法であって、
アンテナ特性を劣化する位置に人体が近接するのを検知し、
前記検出された人体の接近位置情報に応じて、アンテナの電流分布特性を変化させることを特徴とするものである。
ユーザが無線端末としての携帯電話機を握った際、その握り具合によっては、アンテナ素子のエネルギーが強い箇所を握る場合がある。このような握り方をした場合、本発明では、アンテナ素子上での電流分布特性を変化させることで、アンテナ特性の劣化を抑制する。
本発明によれば、ユーザが無線端末を握る具合によって、アンテナ素子上での電流分布特性を変化させることで、アンテナ特性の劣化を最小限に抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
実施形態に係る無線端末は、アンテナ素子を会して空中線により送受信を行う無線端末であって、基本的構成として、人体がアンテナ特性を劣化する位置に近接するのを検知する障害検知部と、前記障害検知部からの検知信号に基づいて、アンテナの電流分布特性を変化させる特性調節部と、を有することを特徴とするものである。
以下に説明する実施形態では、無線端末として携帯電話機を例にとって説明するが、無線端末は、携帯電話機に限られるものではない。要は、無線端末としては、ユーザが手で握った状態で、送受信を行う構造のものであれば、いずれのものであってもよいものである。
(実施形態1)
図1(A)に示す実施形態1に係る携帯電話機は、2つの筐体1,2をヒンジ3で開閉可能に連結した折り畳み構造の携帯電話機であり、ヒンジ3の箇所にアンテナ素子10を内蔵している。一方の筐体1には、内面に液晶からなる表示部4が搭載され、他方の筐体2には、表示部4に向き合う面に各種の操作・入力用のボタンスイッチ5が搭載されている。また、他方の筐体2には、図示しない携帯電話機に必要な回路が組み込まれている。これらの構成は、アンテナ素子10以外の構成は、従来の携帯電話機の構成と同様である。
実施形態1は図1(B)及び図1(C)に示すように、前記回路に加えて、温度センサ11a,11bと、位置測定回路部12と、制御部13と、高周波回路部14と、アンテナ制御回路部15とを基板16上に集積している。アンテナ素子10には図2に示すように、その給電側に直列接続のローディングコイル17,18が設けられ、アンテナ素子10の給電点10aが高周波回路部14に接続されている。ローディングコイル17,18は、そのインダクタンス値が可変する構成になっている。
先ず、実施形態1におけるアンテナ素子10について説明する。実施形態1におけるアンテナ素子11は、送信時に高周波回路部14から電力が給電される給電点11aからの距離が電気的に変化する構成となっている。
実施形態1におけるアンテナ素子11は図4に示すように、使用周波数の1.5λ(λ=使用周波数)の電気長D1、使用周波数の3/4λの電気長D2、使用周波数の1/2λの電気長D3、使用周波数の1/4λの電気長D4に対応する位置を変更点10,10,10,10とすると、これらの変更点10,10,10,10での給電に対応するように、ローディングコイル17,18のインタクタンス値が変更される。
したがって、ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更することで、アンテナ素子10の給電点10aからの距離、すなわちアンテナ素子10の電気長は電気的に変更される。具体的に説明すると、ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更すると、アンテナ素子10の電気長は、使用周波数の1.5λ(λ=使用周波数)の電気長D1となる。ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更すると、アンテナ素子10の電気長は、使用周波数の3/4λの電気長D2となる。ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更すると、アンテナ素子10の電気長は、使用周波数の1/2λの電気長D3となる。ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更すると、アンテナ素子10の電気長は、使用周波数の1/4λの電気長D4となる。
なお、図3(A)では、アンテナ素子10の電気長を4種類設計したが、これに限られるものではない。
ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更して、高周波回路部14から給電点10aに通して送信信号が電気長D1のアンテナ素子10に給電されると、電気長D1のアンテナ素子10上には、図4及び図5に示すエネルギー量E1の電流分布が生じる。
ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更して、高周波回路部14から給電点10aに通して送信信号が電気長D2のアンテナ素子10に給電されると、電気長D2のアンテナ素子10上には、図5に示すエネルギー量E2の電流分布が生じる。
ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更して、高周波回路部14から給電点10aに通して送信信号が電気長D3のアンテナ素子10に給電されると、電気長D3のアンテナ素子10上には、図5に示すエネルギー量E3の電流分布が生じる。
ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更して、高周波回路部14から給電点10aに通して送信信号が電気長D4のアンテナ素子10に給電されると、電気長D4のアンテナ素子10上には、図5に示すエネルギー量E4の電流分布が生じる。
なお、実施形態1では、アンテナ素子10におけるローディングコイル17,18のインダクタンス値を4つの変更点10,10,10,10でのインダクタンス値に変更させたが、アンテナ素子10の電気長は、1/4λ,1/2λ,3/4λ及び1.5λに限られるものではない。アンテナ素子10におけるローディングコイル17,18のインダクタンス値の変更点、すなわち、アンテナ素子10の電気長の変更数をこれ以上に増やしてもよいものである。このように、アンテナ素子10の電気長の変更数を増やすことで、人体の接近に伴う電流分布特性をより精密に変化させることができる。
次に、アンテナ素子11と温度センサ11aとの関係について説明する。複数の温度センサ11aは、アンテナ素子11上に電流が分布する方向に沿って配列されている。アンテナ素子11上に電流が分布する方向とは、例えばアンテナ素子11がロッドアンテナ素子の場合、その長さ方向である。また、温度センサ11bは、筐体2に内蔵されたパワーアンプ(PA)などの発熱する素子(以下、発熱素子という)19に接近させて配置されている。
説明を簡単にするために、アンテナ素子10の電気長がD4である場合、高周波回路部14は基本波の送信信号をアンテナ素子10に給電し、アンテナ素子10の電気長がD3である場合、高周波回路部14は基本波の2次高調波の送信信号をアンテナ素子10に給電し、アンテナ素子10の電気長がD2である場合、高周波回路部14は基本波の3次高調波の送信信号をアンテナ素子10に給電し、アンテナ素子10の電気長がD1である場合、高周波回路部14は基本波の4次高調波の送信信号をアンテナ素子10に給電することを前提として説明する。
電気長D4のアンテナ素子10を取り上げて説明すると、そのアンテナ素子10上に生じる電流分布のエネルギー量E4は、電気角が1/2π、1π、3/2π及び2πの位置で最大値を示す。エネルギー量E4が最大値を示す位置、すなわち電気角が1/2π、1π、3/2π及び2πの位置に、図9に示すようにユーザの指8が接近することで、アンテナ素子10上での電流分布が影響を受けることとなり、アンテナ特性が劣化する。
前記アンテナ特性の劣化を改善するには、ユーザの指8が接近した位置でのエネルギー量が最大とならない、すなわち、ユーザの指8が接近した位置からずれた位置に最大値のエネルギー量をもつ電流分布に変化させればよい。
そこで、実施形態1では、電流分布のエネルギー量の最大値となる位置で人体の接近を検知するため、電気長がD1,D2,D3,D4に変更されるアンテナ素子10の複数の位置に温度センサ11aを配置している。すなわち、アンテナ素子10の電気長D1,D2,D3,D4毎に電気角1/2π、1π、3/2π及び2πの位置に温度センサ11aを配置している。
以上の説明では、アンテナ素子10の給電点10aからの距離を電気的に変化させることで、アンテナ素子10上での電流分布を変化させる構成とした例について説明したが、これに限られるものではない。図3(A)に示すように、ローディングコイル17,18のインタクタンス値を変更する変更点10,10,10,10に対応させて、タップ1011,1012,1013,1014をそれぞれ設け、タップ1011,1012,1013,1014にスライド片10を切り替えて接続することで、アンテナ素子10の電気長Dを物理的に変化させることで、アンテナ素子10上での電流分布を変化させる構成としてもよいものである。また、図3(B)に示すように、アンテナ素子10を、複数のアンテナ素子10bを連結したテレスコピック構造とし、モータなどの駆動源でアンテナ素子10bを伸縮させることで、アンテナ素子10の電気長Dを物理的に変化させることで、アンテナ素子10上での電流分布を変化させる構成としてもよいものである。
また、アンテナ素子10を、給電点10aから送信信号が給電される送信用として説明したが、これに限られるものではない。アンテナ素子10は受信用であってもよい。受信のアンテナ素子10の場合、人体の接近に伴って、アンテナ素子10の電気長がD1,D2,D3,D4のいずれかに変更され、受信信号が変更された電気長を持つアンテナ素子10で捕捉されて、給電点10aを通して高周波回路部14に入力される。高周波回路部14は、受信信号を基本波である場合には、そのまま図示しない受信回路に出力し、n次高調波の場合には、基本波の信号に変換して図示しない受信回路に出力する。この場合、給電点10aは、送信時に送信信号の給電端子として機能し、受信時に受信信号の受信端子として機能する。
位置測定回路部12は、アンテナ素子10に沿って配置した温度センサ11aが検出した温度情報を入力として、ユーザの指8などがアンテナ素子10上での電流分布のいずれの位置に接近したかを測定する。具体的に説明すると、位置測定回路部12は、アンテナ素子10に沿って配置された温度センサ11aと、アンテナ素子10の電気長D1,D2,D3,D4との関係を記憶しており、列状の温度センサ11aのうち、どの温度センサ11aが人体を検出したかを認識し、その温度センサ11aはどの電気長D1,D2,D3,D4に対応するものかを認識し、その認識結果と前記記憶内容とを比較することで、ユーザの指8などがアンテナ素子10上での電流分布のいずれの位置に接近したかを測定する。
さらに、位置測定回路部12は、温度センサ11bが検出した発熱素子19の温度情報を入力として、温度センサ11bが検出した温度情報を基準値として設定し、基準値である温度センサ11bの温度情報と、温度センサ11aが検出した人体の温度情報とを比較する。そして、位置測定回路部12は、温度センサ11bの検出温度、すなわち無線端末の固有の温度より温度センサ11aで検出した人体の温度が低い場合、温度センサ11aの検出温度が高い箇所を人体の接近位置として測定する。位置測定回路部12は、温度センサ11bの検出温度、すなわち無線端末の固有の温度が温度センサ11aで検出した人体の温度が高い場合、温度センサ11bの検出温度を規準として人体の接近位置を測定することは不可能となる。この場合、位置測定回路部12は、温度センサ11aで検出した温度が不均一となる箇所を人体の接近位置として測定する。
以上の測定を行った後、位置測定回路部12は、温度センサ11a及び温度センサ11bの検出信号に基づいて測定したユーザの指8などが接近したアンテナ素子10上での電流分布に対する位置情報を制御部9に出力する。
制御部9は、位置測定回路部12から出力される情報を入力として、制御指令を高周波回路部14とアンテナ制御回路部15とに出力する。すなわち、制御部9は、アンテナ素子10の共振する長さ(電気長D1,D2,D3,D4)の情報と、位置測定回路部12が測定する人体の接近位置情報とを関連させて記憶しており、実際に位置測定回路部12が測定した人体の接近位置情報を入力として、その人体の接近位置情報に対応するアンテナ素子10の電気長D1,D2,D3,D4に関する制御指令を高周波回路部14とアンテナ制御回路部15とに出力する。
以下では、説明を簡素化するために、以下の条件で送信が行われている状態に基づいて説明する。すなわち、アンテナ制御回路部15は、ローディングコイル12,13のインダクタンス値を変更点10からの給電に符合するように調整しているものとする。高周波回路部14は、携帯電話機用として規格された基本波の送信信号をアンテナ素子10に給電しているものとする。
さらに、人体がアンテナ特性を劣化する位置に接近した際に、アンテナ制御回路部15は、変更点10でのローディングコイル17,18のインダクタンス値に代えて、
変更点10でのローディングコイル17,18のインダクタンス値に変更するものとする。高周波回路部14は、変更点10での給電点10aから、基本波の送信信号に対して2次高調波である送信信号をアンテナ素子10に給電するものとする。
以上の条件の下では、位置測定回路部12は、電気長D4をもつアンテナ素子10上での電流分布のうちエネルギー量が最大となる位置に人体、例えばユーザの指8等が接近したとする人体の接近位置情報を測定し、これを制御部9に出力する。そのため、制御部9は、アンテナ素子10の共振する長さ(電気長D1,D2,D3,D4)の情報と、位置測定回路部12が測定する人体の接近位置情報とに基づいて、アンテナ素子10の電気長D4を電気長D3に変更する旨の制御指令を高周波回路部14とアンテナ制御回路部15とに出力する。
高周波回路部14は、予め人体の位置と、アンテナ素子11に給電するn次高調波との関係を記憶しており、制御部9から出力される制御指令に基づいて、人体の接近位置に対応するn次高調波の送信信号を給電点10aからアンテナ素子10に給電する。次に、高周波回路部14が記憶している、人体の位置と、アンテナ素子10に給電するn次高調波との関係を、上述した条件の下で具体的に説明する。
上述したように、ローディングコイル17,18のインダクタンス値が変更点10でのインダクタンス値を示している状態において、アンテナ特性が劣化した場合、ローディングコイル17,18のインダクタンス値を変更点10でのインダクタンス値に変更することが前提である。したがって、高周波回路部14は、変更点10において携帯電話機用として規格された基本波の送信信号をアンテナ素子10に給電すること、及び変更点10において基本波に対する2次高調波の送信信号をアンテナ素子10に給電するとことを、人体の位置と、アンテナ素子10に給電するn次高調波との関係として記憶している。高周波回路部14は、制御部9から制御指令が入力すると、基本波の送信信号の給電に切り替えて、基本波の送信信号に基づいて2次高調波の送信信号を生成し、この生成した2次高調波の送信信号を給電点10aからアンテナ素子10に給電する。
アンテナ制御回路部15は、変更点10におけるローディングコイル12,13のインダクタンス値を、変更点10におけるインダクタンス値に変更することを、予め人体の位置とアンテナ素子10上での電流分布の関係として記憶している。アンテナ制御回路部15は、制御部9から制御指令が入力すると、変更点10におけるローディングコイル12,13のインダクタンス値を、変更点10におけるインダクタンス値に変更する
アンテナ制御回路部15が、給電位置の変更及びローディングコイル12,13のインダクタンス値の変更を実行すると、アンテナ素子10は、その電気長が電気長D4から電気長D3に切り替えられ、電気長D3のアンテナ素子10として機能することとなる。
なお、変更点10におけるローディングコイル12,13のインダクタンス値を、変更点10,10におけるインダクタンス値に変更する場合も、高周波回路部14及びアンテナ制御回路部15は、変更点10、10に応じた動作を上述した動作に準じて行うものである。ここに、位置測定回路部12及び制御部13により、人体がアンテナ特性を劣化する位置に接近するのを検知する障害検知部が構成される。また、高周波回路部14及びアンテナ制御回路部15により、前記障害検知部が検出した人体の接近位置情報に応じて、アンテナの電流分布特性を変化させる特性調節部が構成される。
次に、実施形態1に係る無線端末の動作を図6に基づいて説明する。以下では、説明を簡素化するために、以下の条件で送信が行われている状態に基づいて説明する。すなわち、アンテナ制御回路部15は、ローディングコイル12,13のインダクタンス値を、変更点10でのインダクタンス値に符合するように調整しているものとする。高周波回路部14は、携帯電話機用として規格された基本波の送信信号をアンテナ素子10に給電しているものとする。
さらに、人体がアンテナ特性を劣化する位置に接近した際に、アンテナ制御回路部15は、ローディングコイル17,18のインダクタンス値を変更点10でのインダクタンス値を、変更点10でのインダクタンス値に符合するように調整するものとする。高周波回路部14は、基本波の送信信号に対して2次高調波である送信信号をアンテナ素子10に給電するものとする。
携帯電話機の電源を投入した直後に、位置測定回路部12は、温度センサ11a及び温度センサ11bにより、アンテナ素子10の周辺での温度の変化と、発熱素子19の温度の測定を開始する(図6のステップS1)。
高周波回路部14及びアンテナ制御回路部15は、制御部9からの制御指令を受けて、それぞれ動作する。すなわち、アンテナ制御部15は、変更点10でのローディングコイル12、13のインダクタンス値に整合させる。高周波回路部14は、携帯電話機用として規格された基本波の送信信号をタップ10の位置での給電点10aからアンテナ素子10に給電する。
アンテナ素子10からの送信が行われている際に、位置測定回路部12は、アンテナ素子10に沿って配置した温度センサ11aが検出した温度情報を入力として、ユーザの指8などがアンテナ素子10上での電流分布のいずれの位置に接近したかを測定する。具体的に説明すると、位置測定回路部12は、アンテナ素子10に沿って配置された温度センサ11aと、アンテナ素子10の電気長D1,D2,D3,D4との関係を記憶しており、列状の温度センサ11aのうち、どの温度センサ11aが人体を検出したかを認識し、その温度センサ11aはどの電気長D1,D2,D3,D4に対応するものかを認識し、その認識結果と前記記憶内容とを比較することで、ユーザの指8などがアンテナ素子10上での電流分布のいずれの位置に接近したかを測定する(図6のステップS2)。
具体的に説明すると、位置測定回路部12は、温度センサ11bが検出した発熱素子19の温度情報を入力として、温度センサ11bが検出した温度情報を基準値として設定し、基準値である温度センサ11bの温度情報と、温度センサ11aが検出した人体の温度情報とを比較する。そして、位置測定回路部12は、温度センサ11bの検出温度、すなわち無線端末の固有の温度より温度センサ11aで検出した人体の温度が低い場合(図6のステップS3)、温度センサ11aの検出温度が高い箇所を検出する(図6のステップS5)。
位置測定回路部12は、温度センサ11bの検出温度、すなわち無線端末の固有の温度が温度センサ11aで検出した人体の温度が高い場合(図6のステップS4)、温度センサ11bの検出温度を規準として人体の接近位置を測定することは不可能となる。この場合、位置測定回路部12は、温度センサ11aで検出した温度が不均一となる箇所を検出する(図6のステップS6)。なお、なお、温度センサ11bの検出温度を規準とする場合、その閾値は無線端末の設計によって種々決定する。
位置測定回路部12は、温度センサ11a,11bでの温度検出が定常状態からの温度の変化であるか否かを判断する(図6のステップS7)。位置測定回路部12は、温度変化が定常状態からの変化でないと判断した場合(図6のステップS7:NO)、処理をステップS2に移行する。
位置測定回路部12は、温度センサ11a,11bでの温度検出が定常状態からの温度の変化であるか否かを判断した際(図6のステップS7)、温度変化が定常状態からの変化であると判断した場合(図6のステップS7:YES)、その温度変化が無線端末内部の温度上昇か否かを判断する(図6のステップS8)。
位置測定回路部12は、温度変化が無線端末内部の温度上昇であると判断した場合、処理をステップS2に移行させる(図6のステップS8;YES)。位置測定回路部12が、無線端末内部の温度上昇であるか否かを判断するには、温度センサ11bによる温度に閾値を設定し、その閾値を越えた場合に、無線端末内部の温度上昇であるとして判断する。
位置測定回路部12は、温度変化が無線端末内部の温度上昇でないと判断した場合(図6のステップS8;NO)、現在の電気長D4のアンテナ素子10上での電流分布に影響を与える、すなわちアンテナ特性に影響を与える位置に人体が接近したか否かを判断する(図6のステップ9)。位置測定回路部12は、アンテナ特性に影響を与える位置に人体が接近していないとして判断した場合(図6のステップ9:NO)、処理をステップS2に移行させる。
位置測定回路部12は、アンテナ特性に影響を与える位置に人体が接近しているとして判断した場合(図6のステップ9:YES)、以上の条件の下では、位置測定回路部12は、電気長D4をもつアンテナ素子10上での電流分布のうちエネルギー量が最大となる位置に人体、例えばユーザの指8等が接近したとする人体の接近位置情報を測定し、これを制御部9に出力する。
制御部9は、位置測定回路部12からの信号を受けると、アンテナ素子10の共振する長さ(電気長D1,D2,D3,D4)の情報と、位置測定回路部12が測定する人体の接近位置情報とに基づいて、アンテナ素子10の電気長D4を電気長D3に変更する旨の制御指令を高周波回路部14とアンテナ制御回路部15とに出力する。
高周波回路部14は、制御部9から制御指令が入力すると、基本波の送信信号に基づいて2次高調波の送信信号を生成し、この生成した2次高調波の送信信号をアンテナ素子10に給電する(図6のステップS10)。
アンテナ制御回路部15は、制御部9から制御指令が入力すると、変更点10でのローディングコイル12,13のインダクタンス値を、変更点10でのインダクタンス値に変更する(図6のステップS10)。
アンテナ制御回路部15が、給電位置の変更及びローディングコイル12,13のインダクタンス値の変更を実行すると、アンテナ素子10は、その電気長が電気長D4から電気長D3に切り替えられ、電気長D3のアンテナ素子10として機能することとなる。
実施形態1によれば、ユーザが携帯電話機等の無線端末を手で保持することで使用する際において、その持ち方によって変化するアンテナ特性の劣化を最小限に抑えることができる。
実施形態1によれば、アンテナ特性の劣化する位置に人体(特に指等)が置かれた時、その置かれた場所が、アンテナのエネルギーが集中していない箇所になるように、アンテナの電流分布特性を変化させることで、アンテナ特性の劣化を防止することができる。
実施形態1によれば、アンテナ素子の給電点からの距離を電気的又は物理的に変化させることで、アンテナ特性の劣化を防止することができ、無線端末に搭載するアンテナ素子の種類を広範囲に選定することができる。
実施形態1によれば、無線端末の固有の温度より近接する人体の温度が低い場合、温度が高い箇所を人体の近接位置として検知するため、人体の接近のみを温度センサで測定することができ、人体の接近位置情報を正確に取得することができる。
実施形態1によれば、無線端末の固有の温度より近接する人体の温度が高い場合、温度が不均一な箇所を人体の近接位置として検知するため、無線端末の温度に左右されることなく、人体の接近位置情報を正確に取得することができる。
なお、位置測定回路部12は、温度センサ11a,11bを用いて人体の接近位置情報を取得するようにしたが、これに限られるものではない。温度センサに代えて赤外線センサのような距離センサを用いても良いものである。赤外線センサのような距離センサを用いることで、無線端末の温度による影響を受けることなく、接近する人体の位置情報を取得することができるという利点がある。
(実施形態2)
図7に示すように、アンテナ素子10に対する給電点10aの位置を変更することで、アンテナ素子10上での電流分布特性を変化させるようにしてもよいものである。すなわち、アンテナ素子10の両端に給電点10aを設け、2つの給電点10aを切り替えることにより、図8(A)と図8(B)に示すエネルギー量E1,E2,E3,E4をもつ電流分布を切り替えて発生させることで、アンテナ特性の劣化する位置に人体(特に指等)が置かれた時、その置かれた場所が、アンテナのエネルギーが集中していない箇所になるように、アンテナの電流分布特性を変化させることで、アンテナ特性の劣化を防止する。その他の構成は、実施形態1と同様である。但し、実施形態2では、ローディングコイル17の接続の仕方が異なる。
実施形態2によれば、実施形態1に示す片側だけの給電点よりも、多くの選択肢を得ることができるという利点を有する。
本発明によれば、アンテナ素子上での電流分布のいずれの位置に接近しているかを検知することで、アンテナ特性の劣化に有効に対処でき、アンテナによる空中線での送受信の通信品質の向上に寄与できる。
(A)は、本発明の実施形態1を適用した携帯電話機を示す斜視図、(B)は、(A)の点線で囲んだ部分における本発明の実施形態1に係る回路構成を模式化した図、(C)は、本発明の実施形態1におけるアンテナ素子と温度センサとの位置関係を模式化した図である。 本発明の実施形態1における回路構成を示すブロック図である。 (A)は、アンテナ素子の給電点からの距離を物理的に変更する例を示す図、(B)は、アンテナ素子の給電点からの距離を物理的に変更する例を示す図である。 アンテナ素子の電気長と電流分布との関係を示す図である。 アンテナ素子の電気長を変更した場合における電流分布を示す図である。 本発明の実施形態1の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2における回路構成を示すブロック図である。 (A)は、アンテナ素子の電気長を変更した場合における電流分布を示す図、(B)は、(A)に示す給電点の位置を変更した場合における電流分布を示す図である。 ユーザが携帯電話機を握った場合を示す正面斜視図である。 ユーザが携帯電話機を握った場合を示す平面斜視図である。
符号の説明
10 アンテナ素子
10a 給電点
11a,11b 温度センサ
12 位置測定回路部
13 制御部
14 高周波回路部
15 アンテナ制御回路部
17,18 ローディングコイル

Claims (8)

  1. アンテナにより空中線で送受信を行う無線端末であって、
    人体がアンテナ特性を劣化する位置に近接するのを検知する障害検知部と、
    前記障害検知部が検出した人体の接近位置情報に応じて、アンテナの電流分布特性を変化させる特性調節部とを有することを特徴とする無線端末。
  2. 前記特性調節部は、アンテナ素子の給電点からの距離を変化させることで、前記アンテナの電流分布特性を変化させる、請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記特性調節部は、アンテナ素子の給電点からの距離を電気的又は物理的に変化させる、請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記特性調節部は、前記給電点の位置を変更することで、前記距離を変化させる、請求項2に記載の無線端末。
  5. 前記障害検知部は、無線端末の固有の温度より近接する人体の温度が低い場合、温度が高い箇所を人体の近接位置として検知する、請求項1に記載の無線端末。
  6. 前記障害検知部は、無線端末の固有の温度より近接する人体の温度が高い場合、温度が不均一な箇所を人体の近接位置として検知する、請求項1に記載の無線端末。
  7. 前記障害検知部は、距離センサで人体の近接を検知する、請求項1に記載の無線端末。
  8. アンテナにより空中線で送受信を行う無線端末のアンテナ特性を制御するアンテナ制御方法であって、
    アンテナ特性を劣化する位置に人体が近接するのを検知し、
    前記検出された人体の接近位置情報に応じて、アンテナの電流分布特性を変化させることを特徴とするアンテナ制御方法。
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