JP5224409B2 - 光コネクタ取付用工具 - Google Patents
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そこで、光コネクタに光ファイバを取り付ける作業においては、一般に、接続光ファイバと内蔵光ファイバを好適な押圧荷重で突き当てることのできる光コネクタ取付用工具が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
そして、光コネクタホルダ1上で光ファイバホルダ2を光コネクタ5側にスライドさせることで光コネクタ5の内部に接続光ファイバ3を挿入する。この挿入された接続光ファイバ3を光コネクタ5の内蔵光ファイバ(図示略)と突き合わせて接続することで、光コネクタ5に接続光ファイバ3が取り付けられる。
前記光ファイバホルダは、
前記光ファイバを載置する基台と、
前記光ファイバの先端を所定長だけ突出させた状態で前記基台との間で把持するファイバガイド部と、
前記ファイバガイド部による把持位置よりも後端側において前記基台との間で前記光ファイバを狭持して固定するファイバ固定部と、
前記ファイバガイド部と前記ファイバ固定部との間に配置され、前記基台から前記光ファイバが浮遊しないように保持するともに、前記光ファイバに生じた力に応じて前記光ファイバの撓み長を調整する撓み調整部と、
を備えることを特徴とする。
図1は本実施形態に係る光コネクタ取付用工具の構成を示す平面図、図2は光コネクタ取付用工具を構成する光ファイバホルダの外観斜視図、図3は光ファイバホルダの撓み調整部の断面図である。
光コネクタホルダ1は、略矩形板状の部材であり、長手方向一方側に光コネクタ5を載置するコネクタ保持部11を有し、他方側に光ファイバホルダ2をスライド可能に載置するファイバ保持部12を有している。コネクタ保持部11とファイバ保持部12は、光コネクタホルダ1の長手方向略中央に横設された凸状の係止体13によって区画される。
図示を省略するが、コネクタ保持部11には光コネクタ5を固定するための固定部材等が形成されており、ファイバ保持部12には光ファイバホルダ2をスライド可能に係合させる係合溝等が形成されている。
基台21は、略矩形板状の部材であり、この基台21の先端側にファイバガイド部22が設けられ、基台21の後端側にファイバ固定部24が設けられ、ファイバガイド部22とファイバ固定部24の間に撓み調整部23が設けられている。
また、基台21の上面において、ファイバガイド部22と撓み調整部23の間には長手方向に沿ってファイバ溝25が形成され、ファイバガイド部22、撓み調整部23及びファイバ固定部24の前段又は後段には接続光ファイバ3の移動を規制する規制部材26が形成されている。
なお、特に図示しないが、固定蓋241の接続光ファイバ3との当接面にゴム等の抵抗部材を貼り付けることで、接続光ファイバ3を強固に固定することができる。
また、撓み調整部23において、可動蓋231は、接続光ファイバ3に生じる力に応じて、すなわち接続光ファイバ3のファイバ種に応じて閉状態から開状態に移行する。可動蓋231の開閉状態によって、接続光ファイバ3に生じる撓み長が調整されることとなる。
具体的には、接続光ファイバ3の剛性が高い場合(例えば、ナイロン被覆で外径0.9mmの光ファイバ)に可動蓋231が開状態となり、剛性が低い場合(例えば、紫外線硬化樹脂被覆で外径0.25mmの光ファイバ、又はポリ塩化ビニル被覆で外径0.9mmの光ファイバ)に可動蓋231の閉状態が保持されるように、可動蓋231の重さが設定されている。すなわち、可動蓋231に自重以上の力が加わったときに、可動蓋231が回動して押し上げられる。具体的には、可動蓋231の重さを1〜5gとした場合に、上記した結果を得ることができる。
接続光ファイバ3の剛性が低い場合には、ファイバガイド部22と撓み調整部23との間で接続光ファイバ3が撓むので、このときの撓みによって接続光ファイバ3の先端に好適な押圧荷重が付加されるように、ファイバガイド部22と撓み調整部23の間隔が設定される。
また、撓みによって吸収される長さ(内蔵光ファイバF1に接続光ファイバ3を突き当てたときの係止体13からファイバガイド部22までの距離)は、上記が同時に満たされるように設定される。
図4に示すように、光コネクタ5は、接続光ファイバ(図示略)を内蔵光ファイバF1に突き当てて接続するための光ファイバ接続部50と、光ファイバ接続部50を収容するフレーム61と、フレーム61に対して光ファイバ接続部50を固定するストップリング62と、光ファイバ接続部50とストップリング62の間に介在し光ファイバ接続部50を接続方向に付勢するコイルばね63とを備えて構成される。フレーム61とストップリング62でいわゆるハウジングが構成され、フレーム61の先端部が接続先(例えば光コネクタ)とのインターフェースとなる。
一方、光コネクタホルダ1に予め固定された光コネクタ5においては、楔64を押入することによりベース部材52とファイバ押え部材53,54の接合面をわずかに離間させ、接続光ファイバ3を挿入可能な状態とする。
この状態で、光ファイバホルダ2(基台21)を光コネクタ5側にスライドさせると、基台21に保持された接続光ファイバ3がファイバ固定溝522に沿って光コネクタ5の内部に挿入され、内蔵光ファイバF1の後端に突き当たる(図5参照)。この時点では、光ファイバホルダ2と光コネクタホルダ1の係止体13とは離間長L3で離間しているので、光ファイバホルダ2をさらにスライドさせることができる。
また、光ファイバホルダ2は、接続光ファイバ3を載置する基台21と、接続光ファイバ3の先端を所定長だけ突出させた状態で基台21との間で把持するファイバガイド部22と、ファイバガイド部22による把持位置よりも後端側において基台21との間で接続光ファイバ3を狭持して固定するファイバ固定部24と、ファイバガイド部22とファイバ固定部24との間に配置され、基台21から接続光ファイバ3が浮遊しないように保持するともに、接続光ファイバ3に生じた力に応じて接続光ファイバ3の撓み長を調整する撓み調整部23と、を備えている。
実施形態では、撓み調整部23における可動蓋231の自重により接続光ファイバ3を押圧し、接続光ファイバ3に所定以上の力が生じた場合に押し上げられるようにしているが、図8、9に示すように、撓み調整部23に一定条件下で開閉を抑止するラッチ機構(係合部)を設けるようにしてもよい。
なお、図8では、可動蓋231に係合孔233を形成し、基台21に係合片211を形成するようにしているが、可動蓋231に係合片を形成し、基台21に係合孔を形成するようにしてもよい。
1 光コネクタホルダ
11 コネクタ保持部
12 ファイバ保持部
13 係止体
2 光ファイバホルダ
21 基台
22 ファイバガイド部
23 撓み調整部
24 ファイバ固定部
25 ファイバ溝
26 規制部材
3 接続光ファイバ
31 撓み
5 光コネクタ
Claims (7)
- 内蔵光ファイバが装着された光コネクタと、接続しようとする光ファイバが装着された光ファイバホルダを、前記光コネクタのファイバ挿入口と前記光ファイバとが調心された状態で保持し、前記光ファイバホルダを前記光コネクタ側にスライドさせることにより前記光ファイバホルダ内で前記光ファイバに撓みを形成させ、この撓みにより生じる押圧荷重で前記光ファイバを前記内蔵光ファイバに突き当てる光コネクタ取付用工具であって、
前記光ファイバホルダは、
前記光ファイバを載置する基台と、
前記光ファイバの先端を所定長だけ突出させた状態で前記基台との間で把持するファイバガイド部と、
前記ファイバガイド部による把持位置よりも後端側において前記基台との間で前記光ファイバを狭持して固定するファイバ固定部と、
前記ファイバガイド部と前記ファイバ固定部との間に配置され、前記基台から前記光ファイバが浮遊しないように保持するともに、前記光ファイバに生じた力に応じて前記光ファイバの撓み長を調整する撓み調整部と、
を備えることを特徴とする光コネクタ取付用工具。 - 前記撓み調整部は、前記光ファイバに生じた力に応じて、前記光ファイバの保持状態を維持又は開放することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ取付用工具。
- 前記撓み調整部は、前記光ファイバを前記基台に押圧して保持し、前記光ファイバに生じた力に応じて前記光ファイバの押圧状態を維持又は開放することを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ取付用工具。
- 前記撓み調整部は、前記基台の長手方向に沿って配置された回動軸に可動蓋が軸支されて構成され、前記基台に装着された前記光ファイバ上に被装されて閉状態となる一方、前記光ファイバに所定以上の力が生じた場合に押し上げられて開状態となることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の光コネクタ取付用工具。
- 前記可動蓋は、自重により前記光ファイバを押圧し、前記光ファイバに所定以上の力が生じた場合に押し上げられることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ取付用工具。
- 前記可動蓋は、前記閉状態で前記基台に係合されて回動不能となり、前記光ファイバに所定以上の力が生じた場合に係合状態が解除され、押し上げられることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ取付用工具。
- 前記可動蓋は、前記閉状態で前記回動軸に係合されて回動不能となり、前記光ファイバに所定以上の力が生じた場合に係合状態が解除され、押し上げられることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ取付用工具。
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