JP3934125B2 - 光コネクタ組立工具 - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタに形成された光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入して組立作業を行う光コネクタ組立工具に関する。
例えば、JIS C 5981等に規定されるMT形光コネクタによって光ファイバを突き合わせ接続可能に成端する作業では、前記光コネクタに形成された光ファイバ挿入穴に光ファイバ(裸光ファイバ)を挿入する工程がある。
フェルールの光ファイバ挿入穴に光ファイバを挿入するために用いられる光コネクタ組立工具としては、従来、フェルールを基台上に固定するフェルール固定部と、光ファイバを把持した光ファイバホルダと、フェルール固定部に向かって移動することで光ファイバホルダに把持された光ファイバの先端部を移動させるファイバ支持部と、フェルール固定部に向かって移動して該フェルール固定部に固定されたフェルールの先端面に当接することでフェルールの光ファイバ挿入穴内に位置する光ファイバの先端面を位置決めする位置決め部材(ヘッド)とを備えた光コネクタ組立工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。位置決め部材としては、光ファイバの位置精度の確保に鑑みて、光ファイバ先端に組み立てられる光コネクタ(フェルール)と同様の構造を有するいわゆるマスターフェルールを用いて、フェルール固定部に取り付けたフェルールとの接合安定性を担保とすることが一般的である。
この種の光コネクタ組立工具を用いた場合、フェルールの光ファイバ挿入穴に光ファイバを挿入する手順は、以下のようになる。まず、フェルールをフェルール固定部に固定する。次いで、該光ファイバをファイバホルダに把持しておいたファイバホルダをファイバ支持部に載せて、ファイバ支持部をファイバホルダごとフェルール固定部に向かってスライド移動させることにより、光ファイバの先端部(予め被覆を除去して裸光ファイバを露出されておいた先端部)をフェルール内に挿入する。次いで、位置決め部材をフェルール固定部に向かって移動させてフェルールの先端面に当接させることにより、光ファイバ挿入穴に光ファイバを挿入及び位置決めする。光ファイバの挿入後は、フェルール内に接着剤を注入して光ファイバをフェルールに固定し、工具から取り外す。
特開2002−221640号公報
ところで、上述した光コネクタ組立工具においては、複雑な機構であるとともに部品点数も多くなってしまうためコストが高くなってしまうといった問題があった。また、機構が複雑であるために、組立作業も複雑な工程が多くなってしまい、特に、電柱の上などのように、作業台の設置が困難であったり、設置できても揺れなどの無い安定な設置状態を確保することが困難な作業環境下では、組立作業の効率が悪くなってしまうといった問題もあった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、光コネクタの組立作業性を向上させるとともに、コストの低減を実現する光コネクタ接続工具を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、光ファイバ先端に光コネクタを組み立てる作業に用いられる光コネクタ組立工具であって、前記光コネクタと、この光コネクタに突き合わせ接続したマスター光コネクタとをクリップで挟み込んで接続状態を維持した構成のコネクタユニットを支持する光コネクタ固定部、及び、前記光コネクタに挿入してある光ファイバを挟み込んでいるファイバホルダを前記光コネクタ固定部に固定された前記光コネクタに向けてスライド移動可能にガイドするファイバホルダ載せ台を有し、前記ファイバホルダ載せ台に載せたファイバホルダを光コネクタ固定部に固定した前記コネクタユニットに向けてスライド移動させて固定手段で固定することで、前記光コネクタの接合端面に開口する光ファイバ挿入穴に挿入されて前記マスター光コネクタに突き当てられた前記光ファイバに突き当て力を付与した状態を維持できるようになっており、前記ファイバホルダは、前記光ファイバをクランプ固定するために少なくとも2つ以上の蓋体が設けられていて、前記固定手段は、前記ファイバホルダをスライド移動させる際に、最も光コネクタ固定部側の蓋体である固定部側蓋体を開放し、前記光ファイバが前記マスター光コネクタに突き当てられ、しかも、前記固定部側蓋体を開放したファイバホルダ上面において前記光ファイバに撓みを与える位置に、前記ファイバホルダを固定するようになっていることを特徴とする光コネクタ組立工具である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の光コネクタ組立工具であって、片手により把持することのできる把持部を有しており、該把持部の中央にファイバホルダ載せ台が配置されていて、前記ファイバホルダ載せ台の端部に光コネクタ固定部が配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の光コネクタ組立工具であって、樹脂により一体成形されている一部品になっていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の光コネクタ組立工具であって、前記ファイバホルダ載せ台に載せられた前記ファイバホルダの落下を防止するファイバホルダ落下防止手段を有していることを特徴とする。

発明によれば、マスター光コネクタと突き当てられた光ファイバがファイバホルダ上面において撓むことにより、マスター光コネクタに対する光ファイバの突き当て力を得ることができる。なお、光ファイバに与える撓みは、光伝送特性に影響を与えない湾曲半径を確保できる範囲であることはいうまでも無い。
請求項に係る発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の光コネクタ組立工具であって、前記ファイバホルダ載せ台には、スライド移動によって前記光ファイバが光ファイバ挿入穴に挿入される押し込み限界位置に位置する前記ファイバホルダが当接されることで、該ファイバホルダの前記光コネクタ固定部側への移動を規制するストッパと、前記ファイバホルダの複数の蓋体のうちの最も前記光コネクタ固定部側の蓋体である固定部側蓋体が閉じられた状態にあるときに、この固定部側蓋体が突き当てられることで、前記ファイバホルダを該ファイバホルダが前記ストッパに当接する押し込み限界位置よりも前記光コネクタ固定部への押し込み方向手前側にずれた蓋確認位置から前記押し込み限界位置へのスライド移動を規制する蓋確認ストッパとが設けられており、固定部側蓋体が開放されていると、この蓋体が前記蓋確認ストッパに当接することが回避されて前記蓋確認位置から前記押し込み限界位置へのファイバホルダのスライド移動が可能であることを特徴とする。
この発明によれば、蓋確認ストッパを有していることにより、固定部側蓋体を開放していない状態において、ファイバホルダの押し込み限界位置へのスライド移動を規制するので、光ファイバに急な曲げが生じてしまい、光伝送特性に悪影響を与えてしまうといったことを防止できる。また、誤って作業してしまった場合であっても、蓋確認ストッパに当接することで固定部側蓋体を開放していないことが容易にわかるので、作業ミスによる光ファイバの折損や光伝送特性の不良を防止でき、作業効率を向上させることができる。
本発明によれば、ファイバホルダ載せ台に載せたファイバホルダ(但し、ファイバホルダは、ファイバホルダ載せ台において、光コネクタ固定部に固定した光コネクタから離隔した位置に載せる)をファイバホルダ載せ台上でのスライド移動によって、コネクタユニットに接近させることにより、光コネクタの光ファイバ挿入穴に挿通した光ファイバをマスター光コネクタに突き当てて突き当て力を付与するとともに、固定手段によってファイバホルダを固定するだけで、光ファイバに突き当て力を付与した状態を維持することができる。このため、非常に簡単な構成により光ファイバに突き当て力を付与した状態を維持することができ、部品点数を削減することができるとともに、コストを低減することができる。また、簡単な作業で光ファイバに突き当て力を維持することができるので、作業効率を向上させることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1から図8はこの発明の一実施の形態を示す図であって、図1は光コネクタ組立工具にファイバホルダを取り付けた状態を示す斜視図、図2は光コネクタ組立工具を示す斜視図、図3は光コネクタ組立工具のコネクタ固定部を示す正面図、図4は蓋確認ストッパを説明するための平面図、図5はマスターフェルールを示す側面図、図6から図9は光コネクタの組み立て作業を示す図であって、図6はファイバホルダ8に固定した光ファイバ3を光コネクタに挿入する前の状態を示す側面図、図7はコネクタユニット及びファイバホルダをファイバホルダ載せ台に載せる前の状態を示す側面図、図8はコネクタユニット及びファイバホルダをファイバホルダ載せ台に載せた状態を示す側面図、図9はファイバホルダ載せ台に乗せたファイバホルダを光コネクタ固定部7に固定したコネクタユニット6の光コネクタ2に向けてスライド移動させ押し込み限界位置で固定した状態を示す側面図である。
図1に示すように、光コネクタ組立工具1は、光コネクタ2に形成された光ファイバ挿入穴に光ファイバ3を挿入して、光ファイバ3先端への光コネクタ2を組み立てを行うものであって、光コネクタ2(ここではMT形光コネクタ(JIS C 5981に規定されるF12形光コネクタ)。MT:Mechanically Transferable。以下、フェルールともいう。)と、この光コネクタ2に突き合わせ接続したマスター光コネクタ4(以下、マスターフェルールともいう。)とをクリップ5で挟み込んだ構成のコネクタユニット6を支持する光コネクタ固定部7と、光コネクタ2に挿入してある光ファイバ3を挟み込んでいるファイバホルダ8を光コネクタ固定部7に固定された光コネクタ2に向けてスライド移動可能にガイドするファイバホルダ載せ台9とから構成されている。この光コネクタ組立工具1は、樹脂により一体成形されたものであって、一部品とされている。
図5に示すように、マスターフェルール4は、JIS C 5981等に規定されるMT形光コネクタフェルールまたはその類似品である。
マスターフェルール4の接合端面4aには1個または複数個の光ファイバ挿入穴41が配列状態(1列または複数列)に開口されている。また、光ファイバ挿入穴41を介した両側には、一対のガイドピン穴(図示略)が形成されており、このガイドピン穴にはガイドピン42が嵌合して固定されている。
光ファイバ挿入穴41のそれぞれには、光ファイバ43が挿通及び固定されている。この光ファイバ43の先端(端面43a付近)は、マスターフェルール4の接合端面4aから突出している。
光コネクタ2同士をクランプ固定して嵌合状態を維持するクリップ5(JIS C 5981に制定される光コネクタに適用されるクリップ)を使用すれば、フェルール2とマスターフェルール4とのクランプ固定は容易であり、これにより両者の突き合わせ状態を維持できる。また、フェルール2やマスターフェルール4に対してクリップ5を容易に離脱できる。
なお、マスターフェルールとしては、光ファイバ3の突き当てによる位置決め機能を果たすものであれば良く、接合端面4aから光ファイバ43先端を突出させたものに限定されず、光ファイバ先端が接合端面と面一になっているもの等、各種構成のものを採用できる。
この光コネクタ組立工具1は、光ファイバ3をクランプしたファイバホルダ8をファイバホルダ載せ台9に載せ、前記ファイバホルダ8をファイバホルダ載せ台9上にて光コネクタ固定部7に固定したコネクタユニット6に向けてスライド移動させてストッパ10とラッチ11とで固定することで、ファイバホルダ8から延出されてコネクタユニット6のマスターフェルール4に突き当てられた光ファイバ3に突き当て力を付与した状態を維持できるようになっている。ここで、ストッパ10とラッチ11とは、本発明におけるファイバホルダ8を固定する固定手段として機能するものである。
ここで、本実施の形態で用いる光ファイバ3は、光ファイバテープ心線を用いていて、以下、光ファイバのことを光ファイバテープ心線と称して説明する場合もある。なお、本発明に適用される光ファイバとしては、光ファイバテープ心線以外、単心の光ファイバ心線、光ファイバ素線等であっても良い。また、光ファイバテープ心線としては、単心、多心のいずれでも良い。
図1及び図2に示すように、ファイバホルダ載せ台9はプレート状に形成されている。
ファイバホルダ8は、プレート状のベース81と、このベース81に枢着された開閉自在の2枚の蓋体12A,12Bとを有し、ベース81と蓋体12A,12Bとの間に光ファイバ3を挟み込んでクランプ固定した状態でファイバホルダ載せ台9に取り付けられる。
前記ストッパ10は、ファイバホルダ載せ台9の光コネクタ固定部7側の端部付近に立設された突起であり、ファイバホルダ載せ台9に載せてスライド移動させたファイバホルダ8が当接されることで、ファイバホルダ8の光コネクタ固定部7側への押し込みの押し込み限界位置A(図4に示す)を設定する機能を果たす。このストッパ10は、ファイバホルダ載せ台9上に立設された支柱部16と、この支柱部16からファイバホルダ載せ台9の光コネクタ固定部7側端部とは反対側の端部の方向に突出して形成されたファイバホルダ押え片17とから構成されており、ファイバホルダ8は、ファイバホルダ押え片17との干渉を回避しつつファイバホルダ載せ台9上に載せて(載せ位置C(図4に示す)に載せる)から、ファイバホルダ載せ台9上でのスライド移動によって光コネクタ固定部7側に押し込まれる。ファイバホルダ8は、ファイバホルダ載せ台9上の載せ位置C(図4に示す)に載せると、ファイバホルダ載せ台9の光コネクタ固定部7側端部とは反対側の端部に突設されているラッチ11上に設置され、次いで、載せ位置Cから光コネクタ固定部7側に押し込んで、ファイバホルダ押え片17とファイバホルダ載せ台9との間の隙間にファイバホルダ8(詳細にはベース81)を挿入することで、ラッチ11とストッパ10(詳細には支柱部16)との間に入り込み、ストッパ10とラッチ11とにより挟み込むようにして保持された状態でファイバホルダ載せ台6に固定される。また、ファイバホルダ8を載せ位置Cから光コネクタ固定部7側に押し込んで押し込み限界位置A(図4に示す。ファイバホルダ8のベース81が支柱部16に当接する位置)に到達させると、ファイバホルダ8にクランプしておいた光ファイバ3のファイバホルダ8から延出する部分に確保した延出長L0(図6参照)によって光ファイバ3にマスターフェルール4に対する押圧力が与えられ、しかも、ファイバホルダ8がストッパ10とラッチ11とにより保持されることで、光ファイバ3に与えられる押圧を維持できる。
なお、ストッパ10とラッチ11とによるファイバホルダ8の保持は、ラッチ11の弾性が保持力として機能することによってファイバホルダ8の安定保持を実現するものであるが、前記保持力は、例えば本光コネクタ組立工具1を使用する作業者が手指で、ストッパ10とラッチ11との間からファイバホルダ8を取り出せる程度の強さであり、ストッパ10とラッチ11との間に保持されたファイバホルダ8は手作業でファイバホルダ載せ台9から離脱させることができる。
図3に示すように、光コネクタ固定部7は、コネクタユニット6の形状に合わせて溝状に形成されているものであって、底部13と、この底部13の両端側(長手方向と直交する方向の端部)から突出された側壁部14とから構成されている。この光コネクタ固定部7は、コネクタユニット6が一対の側壁部14の間の収納溝14Aに嵌め込むようにして収納固定されるものである。また、図2に示すように、底部13に埋設されている磁石15も、光コネクタ固定部7からコネクタユニット6が落下しないように固定するものであるが、収納溝14Aへのコネクタユニット6(図1に示す)の嵌合のみで固定できる構成では、磁石15を省略できる。磁石15は、ステンレス等で形成されたクリップ5を磁気吸着することで、コネクタユニット6の不用意な落下を防止する。なお、収納溝14Aに嵌め込んだコネクタユニット6は、作業者が手指で強制的に動かすことで収納溝14Aから離脱できる。
図1に示すように、ストッパ10は、ファイバホルダ8のファイバホルダ載せ台9上での光コネクタ固定部7側へのスライド移動による押し込み限界位置A(図4等に示す)を決めるものであり、支柱部16にファイバホルダ8が当接すれば、ファイバホルダ8のそれ以上の光コネクタ固定部7側へのスライド移動を規制する。また、ストッパ10のファイバホルダ押え片17は、押し込み限界位置Aに到達したファイバホルダ8(詳細にはベース81)をファイバホルダ載せ台9に押さえ込んでファイバホルダ載せ台9からの浮き上がりを防止する機能を果たす。
ここで、押し込み限界位置Aとは、ファイバホルダ8がストッパ10に当接しているときのファイバホルダ8の位置のことである。ファイバホルダ8に挟み込んでおいた光ファイバ3のファイバホルダ8から延出する延出長L0(図6参照)は、押し込み限界位置Aにファイバホルダ8を位置させることで、光ファイバ3を、光特性に悪影響を与えない許容曲げ半径以上の曲げ半径を確保して撓ませて、光ファイバテープ心線3先端の光ファイバ(裸光ファイバ3a)にマスターフェルール4に対する突き当て力を与えることができる長さに調整されている。
図4に示すように、ファイバホルダ載せ台9には、上方に向けて突出した蓋確認ストッパ18が設けられている。この蓋確認ストッパ18は、ファイバホルダ8の2枚の蓋体12A、12Bの内、ファイバホルダ8をファイバホルダ載せ台9に載せたときに光コネクタ固定部7側に配置される固定部側蓋体12Aが閉じられた状態(ベース81に重ね合わされた状態)にあるときに、この固定部側蓋体12Aが突き当てられることで、前記ファイバホルダ8を、該ファイバホルダ8が前記ストッパ10に当接する押し込み限界位置Aよりも前記光コネクタ固定部7の手前側にずれた蓋確認位置Bから押し込み限界位置Aへのスライド移動を規制する機能を有している。蓋確認位置Bとは、蓋確認ストッパ18との当接時のファイバホルダ8の位置のことである。
より詳しく説明すると、まず、ファイバホルダ8の2枚の蓋体12A、12Bは、ベース81の上面81aに形成されている光ファイバ挿入溝82(図1等参照)に沿った方向にずれた位置に配置されており、ファイバホルダ8をファイバホルダ載せ台9に載せたときには、一方が他方に比べて光コネクタ固定部7側となる位置関係となる。ここでは、光コネクタ固定部7側に配置される蓋体を固定部側蓋体12Aとして説明する。各蓋体12A、12Bは、ベース81の側部に設けられた支軸83(図10参照)によって光ファイバ挿入溝82に沿った軸線を以てベース81に対して回転自在に枢着されており、図10に示すように、固定部側蓋体12Aが閉じられた状態にあるときには、固定部側蓋体12Aの先端部12C(固定部側蓋体12Aにおいて、先端部12Cは、該固定部側蓋体12Aの支軸83と枢着している枢着部84とは反対の側に位置する)が、ベース81の前記支軸83が設けられている側とは反対側の側部(側面85の側)から突出するため、この状態では、ファイバホルダ8を蓋確認位置Bから光コネクタ固定部7に向けて押し込もうとしても、固定部側蓋体12Aの先端部12Cが蓋確認ストッパ18に当接することで、押し込むことができない。これにより、ファイバホルダ8の押し込み限界位置Aまでのスライド移動を規制するので、光ファイバテープ心線3に急な曲げが生じてしまい、光伝送特性に悪影響を与えてしまうといったことを防止できる。また、誤って固定部側蓋体12Aを閉じたまま作業を行ってしまった場合であっても、蓋確認ストッパ18に当接することで固定部側蓋体12Aを開放していないことが容易にわかるので、作業ミスによる光ファイバテープ心線3の折損や光伝送特性の不良を防止でき、作業効率を向上させることができる。
一方、固定部側蓋体12Aが開放されていれば(図10仮想線で示す固定部側蓋体12Aの位置)、蓋確認ストッパ18と固定部側蓋体12A(詳細には先端部12C)との当接が回避され、蓋確認位置Bから押し込み限界位置Aへのファイバホルダ8のスライド移動が可能となる。
なお、図10中、符号86は蓋体12A、12Bに固定された押さえ板であり、蓋体12A、12Bをベース81に対して閉じた状態としたときに、光ファイバ挿入溝82内の光ファイバ3をベース81(詳細には光ファイバ挿入溝82の底面)に押さえ付けて固定するものである。
把持部19は、輸送時や組立作業時に使用者の片手で把持することができる大きさに形成されていて、しかも、把持しやすいようにひょうたん形の湾曲形状を有している。これにより、片手であってもしっかりと把持することができ、持ちやすいために作業時の把持を容易かつしっかりと行うことができるため、作業性を向上させることができる。また、一方の片手でしっかりと把持しつつ、ファイバホルダ8を指先で光コネクタ固定部7に向けて押し込むことが容易にでき、もう一方の片手は、コネクタユニット6を光コネクタ固定部7に押さえ込んでおくことができるので、いちいち光コネクタ組立工具1を水平な場所(例えば地面など)に設置しなくても組立作業を行うことができる。これにより、電柱の上等の水平な場所に設置することが困難な場合であっても、作業を容易に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
また、全体として湾曲を帯びた形状とされていることにより、この光コネクタ組立工具1を落下させてしまった場合あっても、従来のような角張った形状の光コネクタ組立工具に比べて欠損や割れが生じる可能性を防止することができる。なお本発明は、湾曲を帯びた形状のものに限定されるものではない。
図4に示すように、把持部19の光コネクタ固定部9と対向する側には、ストラップを取り付けるストラップ取り付け穴19aが形成されている。これにより、作業者が持ちやすくなったり、首から下げて持ち歩くことも可能となるので、携帯性を向上させることができる。なお、本発明の光コネクタ組立工具は、ストラップ取り付け穴19aを有している構成に限定されるものでない。
ファイバホルダ載せ台9には、ファイバホルダ8の固定部側蓋体12Aを吸着固定する磁石20が埋め込まれている。これにより、例えば、光コネクタ組立工具1を傾けてしまったような場合であっても、ファイバホルダ8は落下することなく、安定して光コネクタの組立作業を行うことができる。ここで、ファイバホルダ押え片17と磁石20とは、ファイバホルダ8がファイバホルダ載せ台9から落下することを防止するファイバホルダ落下防止手段として機能する。
上記の構成における光コネクタ組立工具を用いた光コネクタの組み立て方法について説明する。図6に示すように、まず、フェルール2とマスターフェルール4との接続端面2a,4a同士を突き合わせ接続し、クリップ5(図1に示す)で突き合わせ状態を維持して、コネクタユニット6とする。一方、ファイバホルダ8のベース81の上面81aに形成されている光ファイバ挿入溝82に挿入して、固定部側蓋体12A,12Bによってベース81に挟み込んでクランプ固定した光ファイバ3のファイバホルダ8から突出(延出)させておいた部分の先端を、フェルール2の接合端面2aとは逆側の端面である後端側端面2bに形成された開口部からフェルール2の内部空間(図示略)に挿入し(矢印X1方向への挿入)、光ファイバ3先端に予め口出ししておいた裸光ファイバ3a先端をフェルール2の光ファイバ挿入穴2cに挿入する。裸光ファイバ3aは、マスターフェルール4の接合端面4aに突き当たるまで挿入しても良いが、先端が光ファイバ挿入穴2cに入った状態までフェルール2に挿入するか、フェルール2内に光ファイバ挿入穴2cと連続させて形成されている誘い溝(図示略)に先端を載せた状態としても良く、後の工程で、ファイバホルダ載せ台9に載せたファイバホルダ8を載せ位置Cから押し込み限界位置Aまでスライド移動させたときに、裸光ファイバ3a先端が光ファイバ挿入穴2cからマスターフェルール4に到達して突き当てられるようになっていれば良い。
なお、光ファイバ3である多心の光ファイバテープ心線の先端に口出しした複数本の裸光ファイバ3aは、予め、ファイバカッタ等の工具を用いてカッティングして、端面を揃えておく。
また、ブーツ(図示略)は、予め光ファイバ3に通しておき、フェルール2の後端側端面2bに形成された開口部(内部空間の開口部)に嵌め込んでおく。開口部に嵌め込んだブーツは、フェルール2に挿入した光ファイバ3の振動、振動による光ファイバ挿入穴2cからの光ファイバの抜け等を防止する機能を持たせることが可能である。
次に、図7に示すように、コネクタユニット6及びファイバホルダ8を光コネクタ組立工具1上に載せ(矢印X2参照)、光コネクタ組立工具1の光コネクタ固定部7にコネクタユニット6を挿入するとともに、ファイバホルダ8をファイバホルダ載せ台9の載せ位置Cに設置する。このとき、ファイバホルダ8の光コネクタ固定部7と対向する側は、ファイバホルダ載せ台9の上面上に突出するラッチ11に載り、ラッチ11の上に覆い被さるようになるため、ファイバホルダ8はファイバホルダ載せ台9に対して若干傾斜している。また、フェルール2に光ファイバ3先端を挿入した状態を保つようにする。
次に、図8に示すように、ファイバホルダ8の固定部側蓋体12A,12Bのうち、コネクタユニット6側である固定部側蓋体12Aを開放しておき、ファイバホルダ8を光コネクタ固定部7に向けて矢印X3方向に向けて押し込み、ストッパ10の支柱部16と当接する位置である押し込み限界位置Aまでスライド移動させる。すると、図9に示すように、ストッパ10と当接したファイバホルダ8は、ファイバホルダ押え片17によりファイバホルダ8の上面(具体的には、ベース81の上面81a)がファイバホルダ載せ台9に押さえ込まれるとともに、ラッチ11にファイバホルダ8の後端が係合する。ストッパ10の支柱部16とラッチ11とにファイバホルダ8が挟み込まれることにより、ファイバホルダ8は、押し込み限界位置Aに固定されることになる。なお、ファイバホルダ8は、ステンレス等の磁気吸着可能な材料で形成されているため、押し込む限界位置Aに到達すると、磁石20によって吸着され、しかも、前述したように、ファイバホルダ押え片17によりファイバホルダ載せ台9に押さえ込まれることにより、光コネクタ組立工具1を傾けてしまったような場合であっても、ファイバホルダ載せ台9から落下することないので、作業者は、安定して組立作業を行うことができ、作業がしやすくなっている。
ここで、ファイバホルダ載せ台9に固定されているファイバホルダ8の前記固定部側蓋体12Aの隣の蓋体12B(閉じられている蓋体)と、光コネクタ固定部7に保持されているフェルール2との間で、光ファイバ3が浮き上がるようにして撓む。ファイバホルダ8においては、蓋体12Bよりも光コネクタ固定部7側で、光ファイバ3が、ファイバホルダ8のベース81の上面81a上に浮き上がるようにして撓む。この撓みは、裸光ファイバ3aがマスターフェルール4の端面4aと当接した後に、さらに、ファイバホルダ8がスライド移動したことによって与えられるものである。ここで、この撓みの量は、ファイバホルダ8の前記固定部側蓋体12Aの隣の蓋体12B(閉じられている蓋体)から延びる光ファイバの延在長L(図6参照)によって決めることができ、この延在長Lによって、光ファイバテープ心線3のマスターフェルール4の接合端面4aに対する突き当て力が与えられる。光ファイバテープ心線3の撓みは、光伝送特性に影響を与えない規定以上の湾曲半径を維持できるようにすることはいうまでもない。
光ファイバテープ心線3の撓みを維持した状態で、フェルール2に開口されている窓2c(図1参照)から接着剤を内部に注入して固化させ、光ファイバ3をフェルール2に接着固定する。接着剤が固化して、光ファイバ3をフェルール2に接着したら、ファイバホルダ2の固定部側蓋体12Aを開放して、光コネクタ固定部7からコネクタユニット6を離脱させるとともに、ファイバホルダ8から光ファイバテープ心線3を離脱させる。そして、マスターフェルール4とフェルール2とを固定しているクリップ5を取り外して、マスターフェルール4とフェルール2とを離脱させることにより、光コネクタ2を取り外しことができる。なお、ファイバホルダ8の固定を解除するには、ファイバホルダ8のラッチ11を当接している側を持ち上げてファイバホルダ8を傾け、ファイバホルダ8を斜め上側に引き上げる。これにより、ストッパ10とファイバホルダ8との係合が解除されて、ファイバホルダ8を取り外すことができる。取り外したファイバホルダ8は繰り返し光ファイバの加工や光コネクタの組立作業(光ファイバ付き光コネクタの製造)に用いることができる。
上記の構成によれば、単純な機構により光コネクタ2を組み立てることができるので、部品点数を削減することができる。これにより、光コネクタ組立工具1のコストを削減することができる。また、容易に光ファイバに突き当て力を生じさせることができるので、光コネクタ2の組み立て作業の効率を向上させることができる。
なお、本発明における光コネクタとしては、MT形光コネクタに限定されるものではなく、各種採用可能である。また、フェルールをプラグフレームなどのハウジングに収納して組み立てられるものであっても良い。
また、マスターフェルール4にガイドピンが嵌合して固定されていたが、光ファイバの先端に組み立てられるフェルールに嵌合して固定する構成であってもよい。このフェルールには、ガイドピンを固定するためのピンクランプを別途組みつけても良い。
本発明の一実施形態に係る光コネクタ組立工具にファイバホルダを取り付けた状態を示す斜視図である。 光コネクタ組立工具を示す斜視図である。 光コネクタ組立工具のコネクタ固定部を示す正面図である。 光コネクタの組み立て作業を示す側面図であって、斜視図である。 マスターフェルールを示す側面図である。 光コネクタに光ファイバを挿入することを説明する側面図である。 コネクタユニット及びファイバホルダをファイバホルダ載せ台に載せることを説明する側面図である。 ファイバホルダを押し込むことを説明する側面図である。 ファイバホルダが押し込み限界位置で固定されたことを説明する側面図である。 ファイバホルダの固定部側蓋体と蓋確認ストッパとの位置関係を示す図である。
符号の説明
1…光コネクタ組立工具、2…光コネクタ(フェルール)、2a…接合端面、2b…後端側端面、2c…光ファイバ挿入穴、3…光ファイバ、3a…裸光ファイバ、4…マスター光コネクタ(マスターフェルール)、4a…接合端面、5…クリップ、6…コネクタユニット、7…光コネクタ固定部、8…ファイバホルダ、81…ベース、82…光ファイバ挿入溝、9…ファイバホルダ載せ台、10…ストッパ、11…ラッチ、12A…固定部側蓋体、12B…蓋体、13…底部、14…側壁部、15…磁石、16…支柱部、17…ファイバホルダ押え片、18…蓋確認ストッパ、19…把持部、20…磁石。

Claims (5)

  1. 光ファイバ(3)先端に光コネクタ(2)を組み立てる作業に用いられる光コネクタ組立工具であって、
    前記光コネクタと、この光コネクタに突き合わせ接続したマスター光コネクタ(4)とをクリップ(5)で挟み込んで接続状態を維持した構成のコネクタユニット(6)を支持する光コネクタ固定部(7)、及び
    前記光コネクタに挿入してある光ファイバを挟み込んでいるファイバホルダ(8)を前記光コネクタ固定部に固定された前記光コネクタに向けてスライド移動可能にガイドするファイバホルダ載せ台(9)を有し、
    前記ファイバホルダ載せ台に載せたファイバホルダを光コネクタ固定部に固定した前記コネクタユニットに向けてスライド移動させて固定手段で固定することで、前記光コネクタの接合端面(2a)に開口する光ファイバ挿入穴(2c)に挿入されて前記マスター光コネクタに突き当てられた前記光ファイバに突き当て力を付与した状態を維持できるようになっており、
    前記ファイバホルダは、前記光ファイバをクランプ固定するために少なくとも2つ以上の蓋体(12A,12B)が設けられていて、
    前記固定手段(10、11)は、前記ファイバホルダをスライド移動させる際に、最も光コネクタ固定部側の蓋体である固定部側蓋体(12A)を開放し、前記光ファイバが前記マスター光コネクタに突き当てられ、しかも、前記固定部側蓋体を開放したファイバホルダ上面において前記光ファイバに撓みを与える位置に、前記ファイバホルダを固定するようになっていることを特徴とする光コネクタ組立工具(1)。
  2. 片手により把持することのできる把持部(19)を有しており、
    該把持部の中央にファイバホルダ載せ台が配置されていて、前記ファイバホルダ載せ台の端部に光コネクタ固定部が配置されていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ組立工具。
  3. 樹脂により一体成形されている一部品になっていることを特徴とする請求項1または2記載の光コネクタ組立工具。
  4. 前記ファイバホルダ載せ台に載せられた前記ファイバホルダの落下を防止するファイバホルダ落下防止手段を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光コネクタ組立工具。
  5. 前記ファイバホルダ載せ台には、
    スライド移動によって前記光ファイバが光ファイバ挿入穴に挿入される押し込み限界位置(A)に位置する前記ファイバホルダが当接されることで、該ファイバホルダの前記光コネクタ固定部側への移動を規制するストッパ(10)と、
    前記ファイバホルダの複数の蓋体のうちの最も前記光コネクタ固定部側の蓋体である固定部側蓋体が閉じられた状態にあるときに、この固定部側蓋体が突き当てられることで、前記ファイバホルダを該ファイバホルダが前記ストッパに当接する押し込み限界位置よりも前記光コネクタ固定部への押し込み方向手前側にずれた蓋確認位置(B)から前記押し込み限界位置へのスライド移動を規制する蓋確認ストッパ(18)とが設けられており、
    固定部側蓋体が開放されていると、この蓋体が前記蓋確認ストッパに当接することが回避されて前記蓋確認位置から前記押し込み限界位置へのファイバホルダのスライド移動が可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光コネクタ組立工具。
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