JP5224215B2 - シートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラム - Google Patents

シートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、シートベルトの巻き取りを制御するシートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラムに関する。
自動車等の車両の座席(シート)には、乗員を座席に保持するためのシートベルト(座席ベルト)装置が備え付けられている。このシートベルト装置は、ベルト(ウェビング)、バックル、タングプレート、リトラクタ等から構成される(特許文献1参照)。
特開2005−263077号公報
シートベルト装置としては、シートベルトの巻き取り中にモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上になったか否かに基づいて、巻き取り中にシートベルトが乗員等に引っ掛かったか否かを判定するものなども知られている。しかし、その判定の精度を更に高めることが求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、シートベルトの引っ掛かりをより高い精度で判定することのできるシートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
こうした目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るシートベルト制御装置は、
シートベルトを巻き取るためのモータを制御するシートベルト制御手段と、
前記モータの電流を検出するモータ電流検出手段と、
前記モータ電流検出手段により検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定手段と、
前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出手段と、
前記指標検出手段により検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定手段と、を備える。
また、前記シートベルト制御装置において、
前記指標検出手段は、前記シートベルトを巻き取る方向とは逆の方向に前記モータを回転させたときのモータ電流を検出する、ようにしてもよい。
また、本発明の第2の観点に係るシートベルト装置は、
モータと、
ワンウェイクラッチと、
前記モータの回転軸に連結されて、前記モータの回転に応じてシートベルトを巻き取るスプールと、
前記モータを制御するシートベルト制御手段と、
前記モータの電流を検出するモータ電流検出手段と、
前記モータ電流検出手段により検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定手段と、
前記モータの電流−負荷特性の指標を検出する指標検出手段と、
前記指標検出手段により検出された指標に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定手段と、を備え、
前記モータの回転軸は、前記ワンウェイクラッチを介して、前記スプールに連結されており、
前記指標検出手段は、前記ワンウェイクラッチがかみ合わない方向に前記モータを回転させたときの電流を検出する
また、本発明の第3の観点に係るシートベルト制御方法は、
モータ電流検出手段が、シートベルトを巻き取るためのモータの電流を検出するモータ電流検出ステップと、
引っ掛かり判定手段が、前記モータ電流検出ステップにより検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定ステップと、
指標検出手段が、前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出ステップと、
しきい値設定手段が、前記指標検出ステップにより検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、を備える。
また、本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
シートベルトを巻き取るためのモータの電流を検出するモータ電流検出ステップと、
前記モータ電流検出ステップにより検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定ステップと、
前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出ステップと、
前記指標検出ステップにより検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、を実行させる。
本発明によれば、シートベルトの引っ掛かりをより高い精度で判定することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るシートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
[実施形態1]
実施形態1に係るシートベルト制御装置等は、自動車に搭載されて用いられる。具体的には、図1に示すECU(Electronic Control Unit)11に搭載されている。ECU11は、モータリトラクタ12(詳しくは後述)のモータ121を制御するものである。ECU11とモータリトラクタ12とは、シートベルトを自動的に巻き取るシートベルトリトラクタ10を構成している。
ECU11は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)111と、モータドライバ112と、電流センサ113と、データ記憶部114と、を備える。また、図示しないが、ECU11は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等も備える。
CPU111は、シートベルト制御等の車両制御を実行する。CPU111には、コードを介して、モータ雰囲気温度センサ121a、シートベルト装着センサ22等の各種のセンサが接続されている。CPU111が車両制御を実行する際には、例えばRAMに各種データを一時的に記憶させながら、ROM等に記憶されている制御プログラムを実行する。この時、必要に応じて、センサ情報を使用する。
モータドライバ112は、CPU111からの制御信号に従ってモータ121を駆動するものである。モータドライバ112は、CPU111や、例えば車載バッテリからなる電源21に、電気的に接続されている。電源21は、モータドライバ112に電源電圧を供給する。
電流センサ113は、例えばモータドライバ112とモータ121との間に配置されている。電流センサ113は、モータ121に流れる電流の値を検出し、CPU111にその検出値を出力する。
データ記憶部114は、例えばEEPROM(Electrically Erasable PROM)又はフラッシュメモリ等のデータ書き換え可能なメモリからなる。データ記憶部114には、例えば制御に用いるパラメータや、テーブル、フラグ等が、予め又は制御中に、格納又は更新される。
ECU11が制御するモータリトラクタ12は、例えば図2に示すように、モータ121と、モータ雰囲気温度センサ121aと、フレーム122と、スプール123と、リターンスプリング124と、動力伝達機構部125と、を備える。
フレーム122は、モータリトラクタ12の骨組みを例えば略U字状に形成するものである。フレーム122は、各種部品を支持している。ECU11及びモータ121をはじめとする各種部品は、図2に示すような態様で、フレーム122に固定されている。
モータ121は、順逆双方向に回転可能な電動モータである。モータ121の回転軸は、スプール123と連動する。すなわち、モータ121は、スプール123を回転駆動する。スプール123は、モータ121の動力(回転力)で回転する。モータ121の駆動電力は、電源21により供給される。モータ121の周辺には、モータ121の雰囲気温度を検出するモータ雰囲気温度センサ121aが設けられている。モータ雰囲気温度センサ121aは、例えばフレーム122に固定される。
スプール123は、ベルト31を巻きつけるためのものである。スプール123は、ベルト31が巻回された状態で、回転自在にフレーム122に固定されている。モータリトラクタ12は、スプール123が回転することにより、ベルト31を巻き取ることができる。また、スプール123は、リターンスプリング124に連結されている。
リターンスプリング124は、例えばぜんまい式のバネからなる。リターンスプリング124は、動力伝達機構部125に内蔵されている。リターンスプリング124は、そのバネ力により、定常的にスプール123をベルト31の巻き取り方向に付勢している。このため、モータ121が駆動されず、且つ、引き出す方向への力がベルト31に加えられていない状態では、リターンスプリング124の付勢力が働いてベルト31が巻き取られる。モータ121がベルト31を巻き取る方向へ回転すると、リターンスプリング124は緩められる。なお、リターンスプリング124の巻取力は、人間に圧迫感を与えないような弱い力に設定されている。また、モータ121の巻取力は、リターンスプリング124の巻取力よりも大きく設定されている。
動力伝達機構部125は、前述のリターンスプリング124のほか、例えば所定の数の歯車ギアや、例えばベルト31の巻き取り方向に噛み合うワンウェイクラッチ124a等を有する。動力伝達機構部125は、ワンウェイクラッチ124a等を介して、モータ121の動力をスプール123に伝達する。動力伝達機構部125は、例えばフレーム122に固定されている。なお、リターンスプリング124はスプール123に直結されている。モータ121は、動力伝達機構部125のワンウェイクラッチ124aを介して、スプール123に連結されている。このため、モータ121を逆転させても、ベルト31は引き出されない(動かない)。また、リターンスプリング124だけでベルト31を巻き取るときに、モータ121は回転しない(リターンスプリング124はモータ121を回転させない)。一方、乗員がベルト31を引き出すときには、モータ121が回転(逆転)する。例えば乗員が前傾姿勢(ベルト31をさらに引き出した状態)から背もたれに戻ると、ベルト31が、リターンスプリング124で巻き取られ、乗員の体に沿う。このとき、モータ121は回転しない。このため、リターンスプリング124の力でも、ベルト31が巻き取られてたるむことがない。
こうしたシートベルトリトラクタ10(図2)は、例えば図3に示すようなシートベルト装置30に用いられる。シートベルト装置30は、図3に示されるように、シートベルトリトラクタ10と、ベルト31(シートベルトに相当)と、ベルトアンカー32と、ガイドアンカー33と、タングプレート34と、バックル35と、を備える。シートベルトリトラクタ10は、例えば車両のシート100(運転席や、助手席、後部座席など)に備え付けられて使用される。シートベルトリトラクタ10は、例えば車体側面の内部等に固定される。
ベルト31は、乗員を座席に保持するための、いわゆるウェビングである。ベルト31の一端にはシートベルトリトラクタ10が、ベルト31の他端にはベルトアンカー32が、それぞれ取り付けられている。
ベルトアンカー32は、車内にベルト31を備え付けるためのものである。ベルト31の一端は、このベルトアンカー32により、例えば車体の床(又は座席)に固定されている。
ガイドアンカー33は、ベルト31を乗員の肩近傍で折り返すためのものである。ガイドアンカー33は、ベルト31が挿通されて車両の側面に固定されている。
タングプレート34は、ベルト31を留めるためのものである。タングプレート34は、ガイドアンカー33で折り返されたベルト31に摺動自在に支持されている。例えば乗員がベルト31を装着するときには、タングプレート34がバックル35に係合される。これにより、タングプレート34はバックル35に固定される。
バックル35は、座席(又は車体の床)に固定されている。バックル35は、乗員の腰部近傍に挿入口(差込口)35aを有する。タングプレート34が、挿入口35aに挿入されると、タングプレート34は、係脱可能にバックル35に係合される。
また、バックル35には、タングプレート34の係合を検出するシートベルト装着センサ22(図1)が設けられている。タングプレート34がバックル35に係合している間は、シートベルト装着センサ22の検出信号が、コードを介して、シートベルトリトラクタ10(詳しくは図1に示すCPU111)に出力される。このため、ECU11は、シートベルト装着センサ22の信号の有無に応じて、ベルト31の装着又は装着解除を検出することができる。
シートベルトリトラクタ10は、例えば図4、図6に示す一連の処理(ベルト巻取制御)を実行する。これらの処理は、例えばCPU111がROMから所定のプログラムを読み出して繰り返し実行する。
この図4の処理においては、まず、ステップS11で、CPU111が、カウンタを起動し、時間(一定時間)の計測を開始する。
続けて、ステップS12で、CPU111が、ステップS11の起動から一定時間経過したか否かを判断する。
ステップS12で、CPU111が、一定時間経過した旨を判断した場合には、ステップS13で、CPU111が、モータ雰囲気温度センサ121aによりモータ121の雰囲気温度を検出する。なお、モータ121の電流−負荷特性のグラフは、モータ雰囲気温度に応じて、例えば上下したり、その傾きや形態が変化したりする。これは、モータ雰囲気温度が、モータ121や、動力伝達機構部125(動力伝達ギア等)、ベルト31(ウェビング)などに影響を及ぼすためと考えられる。すなわち、モータ雰囲気温度に応じて、モータ121の回転に係る機械損失(メカロス)が変化することで、同じ引っ掛かり張力でも、モータ雰囲気温度によってモータ電流の値が変化する。モータ雰囲気温度が低くなるほど、モータ121の回転に係る機械損失が大きくなるため、より大きな負荷がモータ121にかかる。その結果、モータ電流が大きくなる。なお、引っ掛かり張力は、それ以上のモータ負荷であれば巻き取り中にベルト31が乗員等に引っ掛かったとみなせるモータ負荷である。
具体的には、例えば図5に、モータ121の電流−負荷特性に相当するモータ電流と引っ掛かり張力との関係の一例を示す。図5中、電流値IsL、IsM、IsHは、それぞれモータ雰囲気温度が、低温度、中温度、高温度である場合における停動電流(モータが停止するトルクでの電流)に相当する。図5に示すように、モータ雰囲気温度が小さくなるほど、すなわち線L1(高温度の特性)、線L2(中温度の特性)、線L3(低温度の特性)の順で、グラフの傾きが大きくなる。したがって、モータ雰囲気温度センサ121aにより検出されたモータ雰囲気温度に基づいて、電流−負荷特性を検出(特定)することができる。例えばモータ雰囲気温度が低温度であれば線L3が、モータ雰囲気温度が中温度であれば線L2が、モータ雰囲気温度が高温度であれば線L1が、そのときの特性に相当する。このように、本実施形態では、モータ雰囲気温度が、電流−負荷特性の指標になっている。
続けて、ステップS14で、CPU111が、その温度に応じて、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、引っ掛かり判定のしきい値に設定する。例えば先の図5の例において、引っ掛かり張力が値Qthである場合は、モータ雰囲気温度センサ121aにより検出されたモータ雰囲気温度が低温度であれば線L3上の電流値IthL1を、モータ雰囲気温度が中温度であれば線L2上の電流値IthM1を、モータ雰囲気温度が高温度であれば線L1上の電流値IthH1を、それぞれしきい値電流に設定する。
引っ掛かり判定のしきい値を設定する場合には、例えばモータ雰囲気温度と引っ掛かり張力に相当するモータ電流との関係を予めマップ化し、そのマップを、例えばデータ記憶部114に格納しておくことが有効である。こうすることで、そのマップを用いてしきい値電流を設定することができる。ユーザは、モータ雰囲気温度と引っ掛かり張力に相当するモータ電流との関係に応じて、任意のマップを用いることができる。
具体的には、例えば図6に示すマップL11〜L14等を用いて、モータ雰囲気温度が低くなるほど、より大きい値をしきい値に設定する。すなわち、例えばマップL11により、モータ雰囲気温度の変化に応じて、リニア(直線状)にしきい値を変化させる。また、マップL12のように、モータ雰囲気温度の低温領域でしきい値を大きく変化させるものや、マップL13のように、モータ雰囲気温度の高温領域でしきい値を大きく変化させるものであってもよい。さらに、マップL14のように、モータ雰囲気温度の特定温度領域でしきい値を大きく変化させたり、所定温度以上(又は以下)でしきい値を飽和させたりするものであってもよい。しきい値は、モータ雰囲気温度に応じて、連続的に変更しても非連続的(例えば段階的)に変更してもよい。また、2以上の異なる値のしきい値を、モータ雰囲気温度に応じて切り替えるようにしてもよい。
こうして、ステップS14で、CPU111が、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、しきい値電流に設定(更新又は補正)する。そして、ステップS11に戻る。そして、ステップS11で、CPU111が、カウンタを再起動し、再び時間(一定時間)の計測を開始する。
一方、ステップS12で、CPU111が、一定時間経過していない旨を判断した場合には、ステップS15で、CPU111が、シートベルト装着センサ22の信号に基づき、バックル35がはずされたか否かを判断する。このステップS15で、CPU111が、バックル35がはずされたことを検知した場合には、ステップS16で、CPU111が、図7に示すようなベルト巻取処理を行う。
図7の処理においては、ステップS21で、CPU111が、巻き取り動作を開始する。具体的には、CPU111が、例えばデータ記憶部114に記憶されたテーブルからその時の状況に応じた制御パラメータを読み出す。そして、CPU111が、その制御パラメータに従って、所定のデューティー比のPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成する。そして、CPU111が、そのPWM信号、及びモータ121の回転方向を指示する制御信号を、それぞれモータドライバ112に出力する。続けて、その信号を受け取ったモータドライバ112が、電源電圧をPWM信号で調整して駆動電圧を作成する。そして、モータドライバ112が、その駆動電圧をモータ121に印加する。これにより、モータ121が、駆動電圧のデューティー比に基づく速度で回転する。そして、ベルト31がスプール123に巻き取られる。
続けて、ステップS22で、CPU111が、電流センサ113により、モータ電流を検出する。
続けて、ステップS23で、CPU111が、ステップS22で検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値を超えている(モータ電流>しきい値)か否かを判断する。
ステップS23で、CPU111が、モータ電流が引っ掛かり判定のしきい値を超えていない旨を判断した場合には、ステップS21に戻り、巻き取り動作を続ける。
他方、ステップS23で、CPU111が、モータ電流が引っ掛かり判定のしきい値を超えた旨を判断した場合には、巻き取り中にベルト31が乗員等に引っ掛かった可能性がある。そのため、ステップS24で、CPU111が、巻き取り動作を停止する。
続けて、ステップS25で、CPU111が、ベルト31が完全に収納されたか否かを判断する。そして、ステップS25で、CPU111が、ベルト31が収納された旨を判断した場合には、CPU111が、ベルト巻取処理を終了する。これは、ベルト31の巻き取りが完了したことを意味する。
他方、ステップS25で、CPU111が、ベルト31が収納されていない旨を判断した場合には、ステップS26で、実行回数が所定回数以上であるか否かを判断する。ステップS26で、実行回数が所定回数に達していない旨が判断された場合には、ステップS21に戻り、再度巻き取り動作を実行する。そして、所定回数繰り返してもベルト31を完全に収納できなければ、CPU111が、巻き取り処理を終了する。
図4の処理(ベルト巻取制御)は、ステップS16の処理(図7のベルト巻取処理)が終了することにより終了する。
実施形態1に係るシートベルトリトラクタ10は、上記処理により、モータ雰囲気温度を周期的に検出する。そして、検出の都度、そのモータ雰囲気温度に基づいて、引っ掛かり判定のしきい値を設定する。そして、巻き取り中のモータ電流がそのしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中にベルト31が引っ掛かったか否かを判定する。こうすることで、ベルト31の巻き取り処理を実行する直前のモータ雰囲気温度に基づいて、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、より高い精度で設定することができる。したがって、シートベルトの引っ掛かりをより高い精度で判定することができる。
[実施形態2]
本発明に係るシートベルト制御装置、シートベルト装置、シートベルト制御方法、及びプログラムの実施形態2について説明する。実施形態2の装置構成も、基本的には、先の実施形態1の装置構成(図1〜図3)に準ずるものである。便宜上、共通の部分に関する説明は割愛する。ここでは主に、上記実施形態1との相違点について説明する。
実施形態2に係るシートベルトリトラクタ10は、図4の処理に代えて、図8及び図12の処理を実行する。
シートベルトリトラクタ10は、車両のイグニッションキーがONにされた直後などに、図8に示す一連の処理(モータ電流のしきい値設定)を実行する。この図8の処理においては、まず、ステップS31で、CPU111が、所定の条件で、シートベルトを巻き取る方向とは逆の方向、すなわちワンウェイクラッチ124aがかみ合わない方向に、モータ121を逆転(空転)させる。この時、モータ121のトルクは、損失の大きさ、主に摩擦等に起因した機械損失(メカロス)の大きさに略等しくなる。
詳しくは、本実施形態のシートベルト装置30(図3)はワンウェイクラッチ124aを備える。このため、モータ121を逆転させた場合に、リターンスプリング124の付勢力が、モータ負荷にほとんど影響しない。また、モータ121は空転しており、外部からモータ121の回転軸にかかる負荷(モータ負荷)は、ほとんどない。したがって、モータ121を逆転させたときのモータ121のトルクは、モータ負荷がほとんどない状態におけるトルクに相当する。
続けて、ステップS32で、CPU111が、電流センサ113により、モータ121を逆転させた状態で、モータ電流(以下、逆回転時のモータ電流という)を検出する。
ここで、逆回転時のモータ電流と機械損失とは、図9に示すように、比例関係にある。また、図10に示すように、モータ121の電流−負荷特性に相当するモータ電流と引っ掛かり張力との関係を示すグラフは、機械損失(又は逆回転時のモータ電流)に応じて変化する。詳しくは、機械損失が大きくなるほど、すなわち線L21(小損失の特性)、線L22(中損失の特性)、線L23(大損失の特性)の順で、モータ負荷に対してモータ電流が大きくなる。したがって、逆回転時のモータ電流に基づいて、電流−負荷特性を検出(特定)することができる。例えば逆回転時のモータ電流が小さければ線L21が、逆回転時のモータ電流が中くらいの大きさであれば線L22が、逆回転時のモータ電流が大きければ線L23が、そのときの特性に相当する。このように、本実施形態では、逆回転時のモータ電流が、電流−負荷特性の指標になっている。
続けて、ステップS33で、CPU111が、逆回転時のモータ電流に応じて、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、引っ掛かり判定のしきい値に設定する。例えば図10の例において、引っ掛かり張力が値Qthである場合は、逆回転時のモータ電流が小さければ線L21上の電流値IthL2を、逆回転時のモータ電流が中くらいの大きさであれば線L22上の電流値IthM2を、逆回転時のモータ電流が大きければ線L23上の電流値IthH2を、それぞれしきい値電流に設定する。
引っ掛かり判定のしきい値を設定する場合には、例えば逆回転時のモータ電流と引っ掛かり張力に相当するモータ電流との関係を予めマップ化し、そのマップを例えばデータ記憶部114に格納しておくことが有効である。こうすることで、そのマップを用いてしきい値電流を設定することができる。具体的には、例えば図11に示すような直線のマップL31を用いて、しきい値を設定する。なお、逆回転時のモータ電流と引っ掛かり張力に相当するモータ電流との関係に応じて、任意のマップを用いることができる。
こうして、ステップS33で、CPU111が、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、しきい値電流に設定(更新又は補正)する。
また、CPU111は、例えば図12に示すような処理を繰り返し実行する。
この図12の処理においては、ステップS41で、CPU111が、シートベルト装着センサ22の信号に基づき、バックル35がはずされたか否かを繰り返し判断する。そして、このステップS41で、CPU111が、バックル35がはずされたことを検知した場合には、ステップS42で、CPU111が、先の図7に示したような巻き取り処理を行う。
実施形態2に係るシートベルトリトラクタ10は、上記処理により、車両のイグニッションキーがONにされた直後にモータ121を逆転させる。そして、逆回転時のモータ電流を検出する。そして、逆回転時のモータ電流に基づいて、引っ掛かり判定のしきい値を設定する。そして、巻き取り中のモータ電流がそのしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中にベルト31が引っ掛かったか否かを判定する。こうすることで、逆回転時のモータ電流に基づいて、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、より高い精度で設定することができる。したがって、シートベルトの引っ掛かりをより高い精度で判定することができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、上記各実施形態に限られない種々の形態による実施が可能である。
上記実施形態1では、モータ雰囲気温度を周期的に検出するようにしたが、本発明の実施形態は、これに限定されない。例えばベルト31の巻き取り処理を実行する直前に1回だけ検出するようにしてもよい。
上記実施形態2では、車両のイグニッションキーがONにされた直後に図8の処理を実行するようにしたが、本発明の実施形態は、これに限定されない。例えば停車中など、モータ121を逆転することのできる任意のタイミングで、図8の処理を実行してもよい。
上記実施形態1及び実施形態2を組み合わせた形態で実施してもよい。すなわち、CPU111は、まず、図8の処理により、車両のイグニッションキーがONにされた直後に、モータ121を逆転させる。そして、モータ121が逆転しているときのモータ電流を検出する。その後、図4の処理により、モータ雰囲気温度を周期的に検出する。そして、検出の都度、そのモータ雰囲気温度に基づいて、引っ掛かり判定のしきい値を設定する。そして、巻き取り中のモータ電流がそのしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中にベルト31が引っ掛かったか否かを判定する。こうすることで、モータ雰囲気温度及び逆回転時のモータ電流の両方に基づいて、引っ掛かり張力に相当するモータ電流を、より高い精度で設定することができる。両方を加味することで、シートベルトの引っ掛かりをより高い精度で判定することができる。この場合は、例えばモータ雰囲気温度と逆回転時のモータ電流と引っ掛かり張力に相当するモータ電流との関係を予めマップ化し、そのマップを例えばデータ記憶部114に格納しておくことが有効である。こうすることで、そのマップを用いてしきい値電流を設定することができる。
上記各実施形態では、モータ雰囲気温度又は逆回転時のモータ電流により、しきい値電流を設定する場合に、補正後の値をデータ記憶部114に記憶しておき、そのまま設定値として使用するようにしたが、本発明の実施形態は、これに限定されない。例えば初期値と初期値に対する補正係数とをデータ記憶部114に記憶しておき、制御パラメータの使用時に演算により設定値を求めるようにしてもよい。
上記各実施形態のプログラムに係る処理は、各フローチャートに示した順序に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に順序を変更することができる。
上記各実施形態のプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布可能なものであってもよい。この場合、そのプログラムを所定のコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行することができる。また、上記各実施形態のプログラムは、通信ネットワーク(例えばインターネットやイントラネット等)上に設けられたサーバの記憶装置(ハードディスク等)に格納され、例えば搬送波に重畳されてローカルコンピュータにダウンロードされる、又は随時サーバから読み出されてローカルコンピュータで起動実行されるものであってもよい。なお、機能の一部をOS(Operating System)が担う場合には、OSが担う機能以外の部分のみを配布又は転送するようにしてもよい。
ECU11の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェアによって実現するようにしてもよい。
図1〜図3に示した装置構成は、用途等に応じて適宜変更可能である。
例えばモータ雰囲気温度を検出しない場合や、他の手法でモータ雰囲気温度を検出することができる場合には、モータ雰囲気温度センサ121aを割愛してもよい。
ワンウェイクラッチ124aは必須の構成ではなく、逆回転時のモータ電流を検出しない場合や、ワンウェイクラッチ124aがなくても逆回転時のモータ電流を計測することができる場合には、ワンウェイクラッチ124aを割愛してもよい。例えばリターンスプリング124の付勢力の影響が小さい場合や、計測の許容誤差が大きい場合には、ワンウェイクラッチ124aを割愛することができる場合がある。
また、モータ121を逆回転させない場合には、一方向のみにしか駆動できないモータを用いるようにしてもよい。
上記各実施形態では、車両の座席にシートベルト装置30が備え付けられている例を示したが、車両に限らず、飛行機等の別の乗り物の座席に本発明を適用してもよい。
実施形態1に係るシートベルトリトラクタの構成例及びその接続状態を示すブロック図である。 実施形態1に係るモータリトラクタの構成を示す図である。 実施形態1に係るシートベルト装置の構成を示す斜視図である。 実施形態1に係るベルト巻取制御を示すフローチャートである。 実施形態1に係るモータ電流と引っ掛かり張力との関係の一例を示すグラフである。 実施形態1に係る引っ掛かり判定のしきい値の設定に用いるマップの例を示すグラフである。 実施形態1に係るベルト巻取処理を示すフローチャートである。 実施形態2に係るモータ電流のしきい値設定処理を示すフローチャートである。 逆回転時のモータ電流と機械損失との関係の一例を示すグラフである。 実施形態2に係るモータ電流と引っ掛かり張力との関係の一例を示すグラフである。 実施形態2に係る引っ掛かり判定のしきい値の設定に用いるマップの一例を示すグラフである。 実施形態2に係るベルト巻取処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 シートベルトリトラクタ
11 ECU(Electronic Control Unit)
12 モータリトラクタ
30 シートベルト装置
31 ベルト(シートベルト)
32 ベルトアンカー
33 ガイドアンカー
34 タングプレート
35 バックル
111 CPU(Central Processing Unit)
112 モータドライバ
113 電流センサ(モータ電流検出手段)
114 データ記憶部
121 モータ
121a モータ雰囲気温度センサ(指標検出手段)
122 フレーム
123 スプール
124 リターンスプリング
124a ワンウェイクラッチ
125 動力伝達機構部

Claims (5)

  1. シートベルトを巻き取るためのモータを制御するシートベルト制御手段と、
    前記モータの電流を検出するモータ電流検出手段と、
    前記モータ電流検出手段により検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定手段と、
    前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出手段と、
    前記指標検出手段により検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするシートベルト制御装置。
  2. 前記指標検出手段は、前記シートベルトを巻き取る方向とは逆の方向に前記モータを回転させたときのモータ電流を検出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシートベルト制御装置。
  3. モータと、
    ワンウェイクラッチと、
    前記モータの回転軸に連結されて、前記モータの回転に応じてシートベルトを巻き取るスプールと、
    前記モータを制御するシートベルト制御手段と、
    前記モータの電流を検出するモータ電流検出手段と、
    前記モータ電流検出手段により検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定手段と、
    前記モータの電流−負荷特性の指標を検出する指標検出手段と、
    前記指標検出手段により検出された指標に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定手段と、
    を備え、
    前記モータの回転軸は、前記ワンウェイクラッチを介して、前記スプールに連結されており、
    前記指標検出手段は、前記ワンウェイクラッチがかみ合わない方向に前記モータを回転させたときの電流を検出する、
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  4. モータ電流検出手段が、シートベルトを巻き取るためのモータの電流を検出するモータ電流検出ステップと、
    引っ掛かり判定手段が、前記モータ電流検出ステップにより検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定ステップと、
    指標検出手段が、前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出ステップと、
    しきい値設定手段が、前記指標検出ステップにより検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、
    を備える、
    ことを特徴とするシートベルト制御方法。
  5. コンピュータに、
    シートベルトを巻き取るためのモータの電流を検出するモータ電流検出ステップと、
    前記モータ電流検出ステップにより検出されたモータ電流が引っ掛かり判定のしきい値以上であるか否かに基づいて、巻き取り中に前記シートベルトが引っ掛かったか否かを判定する引っ掛かり判定ステップと、
    前記モータの雰囲気温度と、所定の条件で前記モータを回転したときのモータ電流とを検出する指標検出ステップと、
    前記指標検出ステップにより検出された前記モータの雰囲気温度及び前記モータ電流に基づいて、前記引っ掛かり判定のしきい値を設定するしきい値設定ステップと、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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