JP5223871B2 - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品 Download PDF

Info

Publication number
JP5223871B2
JP5223871B2 JP2009551568A JP2009551568A JP5223871B2 JP 5223871 B2 JP5223871 B2 JP 5223871B2 JP 2009551568 A JP2009551568 A JP 2009551568A JP 2009551568 A JP2009551568 A JP 2009551568A JP 5223871 B2 JP5223871 B2 JP 5223871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode portion
electrode
composite component
long
planar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009551568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009096474A1 (ja
Inventor
洋介 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2009551568A priority Critical patent/JP5223871B2/ja
Publication of JPWO2009096474A1 publication Critical patent/JPWO2009096474A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5223871B2 publication Critical patent/JP5223871B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/0123Frequency selective two-port networks comprising distributed impedance elements together with lumped impedance elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/09Filters comprising mutual inductance
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/17Structural details of sub-circuits of frequency selective networks
    • H03H7/1741Comprising typical LC combinations, irrespective of presence and location of additional resistors
    • H03H7/1775Parallel LC in shunt or branch path
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H2001/0021Constructional details
    • H03H2001/0085Multilayer, e.g. LTCC, HTCC, green sheets

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

この発明は、複数の誘電体層を積層してなる積層体に入出力電極とLC共振回路とを形成したLC複合部品に関するものである。
誘電体層を積層した積層体にLC共振回路を設けた構成のLC複合部品が利用されている。LC複合部品を高周波のフィルタとする場合、LC共振回路には減衰極を急峻に調整するためにノッチ回路が接続されることがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−153704号公報
ここで、フィルタの従来例を説明する。
図1は、LC共振回路にノッチ回路を接続したフィルタ回路図である。
入力端子P1と出力端子P2との間には結合キャパシタンスC5が接続されている。入力端子P1とアース端子との間には、インダクタンスL1とキャパシタンスC1が並列に接続された第1のLC共振回路が接続されている。出力端子P2とアース端子との間には、インダクタンスL2とキャパシタンスC2が並列に接続された第2のLC共振回路が接続されている。インダクタンスL1とインダクタンスL2との間には、相互インダクタンスMが形成され、第1および第2のLC共振回路が磁気的に結合されている。
また、入力端子P1とアース端子との間には、インダクタンスL3とキャパシタンスC3が直列に接続されたノッチ回路が接続されている。出力端子P2とアース端子との間には、インダクタンスL4とキャパシタンスC4が直列に接続されたノッチ回路が接続されている。
素子内にノッチ回路を設けたフィルタでは、LC共振回路とは別にノッチ回路のキャパシタンスおよびインダクタンスを構成する電極が設けられていた。そのため、それらの電極分だけ回路面積が大型化し、素子の層数も増加していた。
本発明の目的は、回路面積を抑制しながら、周波数特性の設定を容易にしたLC複合部品を提供することにある。
この発明のLC複合部品は、入出力電極間に接続されてLC共振回路間を結合させる結合用キャパシタが、少なくともつの絶縁された電極部を含んで構成される。そして、電極部として、入出力電極および接地電極から絶縁された第1の平面電極部と、誘電体層を介して第1の平面電極部に対向する長尺形状の第1および第2の長尺電極部と、を少なくとも備える。この構成により、上記結合用キャパシタで回路構成に必要なキャパシタンスを得ながら、長尺電極部の形状に応じて周波数特性の調整ができ、周波数調整機能を備えた兼用キャパシタとして結合用キャパシタを利用できる。兼用キャパシタが平面電極部を備えることで、対向する電極が長尺形状であっても大きなキャパシタンスを確保できる。
長尺電極部は、先端が開放されたオープンスタブであると好適である。この場合、周波数特性において、スタブ長を1/4波長とする周波数で減衰が生じるため、スタブ長の調整により周波数特性の設定が容易になる。
結合用キャパシタは、誘電体層を介して第1の平面電極部に対向するとともに互いに絶縁された二より多くの対向電極を備えてもよい。例えば、第1の誘電体層を介して第1の平面電極部に対向する第1および第2の長尺電極部と、第2の誘電体層を介して第1の平面電極部に対向する第3および第4の長尺電極部とを備えてもよい。この場合大きなキャパシタンスを確保しながら、長尺電極部を設けることができる。
結合用キャパシタは、第1の平面電極部との対向長が互いに異なる複数の長尺電極部を備えると好適である。この場合、周波数特性において複数の周波数で減衰を生じさせられるためである。
長尺電極部は、第1の平面電極部に対向する領域と、第1の平面電極部に対向しない領域と、を備えると好適である。この場合、第1の平面電極部に対向する領域で主にキャパシタンスを設定しながら、第1の平面電極部に対向しない領域で主に周波数特性を微調整できるためである。
長尺電極部は、スパイラル形状やミアンダ形状であってもよい

この発明のLC複合部品によれば、少なくとも一つのキャパシタを長尺形状部と平面電極部とを含む構成としたので、回路面積や層数を抑制しながら、長尺形状部の形状に応じて周波数特性を容易に設定できる。
従来例のフィルタの回路図である。 本発明の実施形態に係るLC複合部品の外観斜視図である。 同LC複合部品の分解斜視図である。 同LC複合部品を説明する図である。 同LC複合部品に係る長尺電極部の変形例を説明する図である。 同LC複合部品に係る長尺電極部の変形例を説明する図である。 本発明のLC複合部品の他の等価回路の例を説明する図である。
符号の説明
1…LC複合部品
100…積層体
101…下層
102…平面電極形成層
103…長尺電極形成層
104…長尺電極形成層
105…平面電極形成層
106…長尺電極形成層
107…インダクタ電極形成層
108…上層
111,112…下面接地電極
113,114…下面入出力電極
121,151…平面電極部
131,132,141,142,161,162…長尺電極部
171,172…インダクタ電極部
173…引出電極部
181,182…上面接地電極
183,184…上面入出力電極
185…マーカ
以下、第1の実施形態に係るLC複合部品について説明する。ここで示すLC複合部品は、2段のLC並列共振回路が結合するバンドパス型のフィルタである。
図2は同LC複合部品の外観斜視図である。
LC複合部品1は、積層体100を備える。積層体100は、図中上下方向を積層方向として誘電体層を積層したものである。積層体100の積層方向に垂直な4つの側面のうち、短辺を含む2つの側面には入力端子P1および出力端子P2が設けられている。長辺を含む残る2つの側面には、接地端子GNDが設けられている。
図3は同フィルタの分解斜視図である。
積層体100は、下層101、第1の平面電極形成層102、第1の長尺電極形成層103、第2の長尺電極形成層104、第2の平面電極形成層105、第3の長尺電極形成層106、インダクタ電極形成層107、および上層108を備える。層101〜108はそれぞれ誘電体層である。
積層体100は、それぞれ主面の長辺が1.6mmで、短辺が0.8mmの矩形板状であり、低温焼結セラミック(LTCC)で構成される。LTCCは、例えば酸化チタン、酸化バリウム、アルミナ等の成分のうち、少なくとも1つ以上の成分と、ガラス成分とから構成される。
下層101は、その下面に、下面接地電極111,112と下面入出力電極113,114とが形成されている。下面接地電極111,112は、接地端子GNDの一部を構成する。下面入出力電極113,114はそれぞれ入出力端子P1,P2の一部を構成する。
第1の平面電極形成層102は、その上面に、平面電極部121が形成されている。平面電極部121は、積層体100の長辺中央付近から引出電極が引き出され、この引出電極で積層体100の側面に設けられる接地端子GNDに接続されている。
第1の長尺電極形成層103は、その上面に、長尺電極部131,132が形成されている。長尺電極部131,132は、それぞれミアンダライン状の電極であり、先端が層103の上面中央付近で開放され、基端が層103の短辺中央まで引き出され、それぞれ入出力端子P1,P2に接続されている。
長尺電極部131,132および平面電極部121は、誘電体層である層103を介して対向し、キャパシタンスC1,C2を構成する。ここでは、平面電極部121を長尺電極部131,132に対向させているので、一方の電極形状が長尺状であっても大きなキャパシタンスを確保している。長尺電極部131,132はそれぞれオープンスタブとして機能し、周波数特性におけるスタブ長を1/4波長とする周波数に減衰を生じさせる。
第2の長尺電極形成層104は、その上面に、長尺電極部141,142が形成されている。長尺電極部141,142は、それぞれミアンダライン状の電極であり、先端が層104の上面中央付近で開放され、基端が層104の短辺中央まで引き出され、それぞれ入出力端子P1,P2に接続されている。
長尺電極部131,132および長尺電極部141,142は、誘電体層である層104を介して対向するが、それぞれ入出力端子P1,P2に接続されていて、互いに同電位となるため、これらの電極間には、キャパシタンスが生じない。
第2の平面電極形成層105は、その上面に、平面電極部151が形成されている。平面電極部151は、積層体100の上面中央付近に、積層体100の側面から間隔を隔てて配置されている。
第3の長尺電極形成層106は、その上面に、長尺電極部161,162が形成されている。長尺電極部161,162は、それぞれミアンダライン状の電極であり、先端が層106の上面中央付近で開放され、基端が層106の短辺中央まで引き出され、それぞれ入出力端子P1,P2に接続されている。
長尺電極部141,142,161,162および平面電極部151は、誘電体層である層105,106を介して対向し、キャパシタンスC5を構成する。ここでは、平面電極部151を複数の長尺電極部141,142,161,162に対向させているので、大きなキャパシタンスを確保している。長尺電極部141,142,161,162はそれぞれオープンスタブとして機能し、周波数特性におけるスタブ長を1/4波長とする周波数に減衰を生じさせる。
インダクタ電極形成層107は、その上面に、インダクタ電極部171,172と引出電極部173とが形成されている。インダクタ電極部171,172は、それぞれミアンダライン状の電極であり、先端が層107の中央付近で引出電極部173に接続され、基端が層107の短辺中央まで引き出され、それぞれ入出力端子P1,P2に接続されている。引出電極部173は、直線状の電極であり、両端が層107の長辺中央まで引き出され、それぞれ接地端子GNDに接続されている。インダクタ電極部171,172は、インダクタンスL1,L2を構成する。
上層108は、その上面に、上面接地電極181,182と上面入出力電極183,184とマーカ185が形成されている。上面接地電極181,182は、接地端子GNDの一部を構成する。上面入出力電極183,184はそれぞれ入出力端子P1,P2の一部を構成する。マーカ185は積層体の向きを視認可能にするために設けられている。
以上のように、LC複合部品1は構成されている。
なお、図中では、長尺電極部131,132,141,142,161,162のスタブ長をいずれも等しいものとしている。仮に、それぞれのスタブ長を異ならせておけば、それぞれの構成するオープンスタブのスタブ長を1/4波長とする複数の周波数に減衰を生じさせられる。また、ここでは電極131,132,141,142,161,162を全て長尺電極部で構成しているが、少なくとも一つが長尺状電極部であれば本発明は好適に実施でき、他の電極が平面状であってもよい。また、平面電極部121,151も長尺電極部とし、長尺電極部同士を対抗させてキャパシタンスを生じさせてもよい。
図4は、同LC複合部品を説明する図であり、同図(A)は同LC複合部品の等価回路図、同図(B)は同LC複合部品の周波数特性例を説明する図である。
入力端子P1と出力端子P2との間には結合キャパシタンスC5が接続されている。入力端子P1と結合キャパシタンスC5との間には、インダクタンスL1とキャパシタンスC1が並列に接続された第1のLC共振回路の一端が接続されている。出力端子P2と結合キャパシタンスC5との間には、インダクタンスL2とキャパシタンスC2が並列に接続された第2のLC共振回路の一端が接続されている。第1および第2のLC共振回路の他端はアース端子に接続されている。また、入力端子P1には、オープンスタブS1が接続されている。出力端子P2には、オープンスタブS2が接続されている。
オープンスタブS1は、長尺電極部131,141,161の構成するスタブであり、オープンスタブS2は、長尺電極部132,142,162の構成するスタブである。このように、フィルタ回路にオープンスタブを設けることにより、スタブ長を1/4波長とする周波数で減衰が生じるため、スタブ長の調整によって周波数特性、ここではフィルタ特性の設定が容易になる。このスタブ長の調整によりノッチ回路を設けたり、共振器の段数を増やさなくても、同図(B)のグラフ中の矢印で示す、2倍波や3倍波といった任意の周波数帯における減衰特性を改善することができる。
次に、長尺電極部の形状例を説明する。以下では、誘電体層103に設ける長尺電極部131,132の形状例を説明するが、長尺電極部141,142,161,162についても同様な形状を採用できる。
図5は、誘電体層103の平面図である。
同図(A)には、線対称な形状の長尺電極部131,132を誘電体層103の上面に設けた例を示している。長尺電極部131,132は、それぞれ3回折り返されたミアンダライン状の電極である。誘電体層103の下面には、図示しない誘電体層102の上面の平面電極部121が配置される。
長尺電極部131,132と平面電極部121とは、部分的に重ならないように配置されている。これにより、平面電極部121と長尺電極部131,132とが対向する領域で主にキャパシタンスを設定しながら、長尺電極部131,132と平面電極部121とが対向しない領域で主にスタブ長を微調整できる。なお、ミアンダライン状としているため、入出力端子間での不要な結合が生じにくくなる効果も奏している。
同図(B)には、長尺電極部131,132とのスタブ長を異ならせた例を示している。長尺電極部131は、2回折り返されたミアンダライン状の電極であり、長尺電極部132は、3回折り返されたミアンダライン状の電極である。
ここでは、平面電極部121と長尺電極部131,132とが対向する領域では、長尺電極部131,132の形状を相似にしていて、長尺電極部131,132と平面電極部121とが対向しない領域で、長尺電極部131,132の形状を相違させている。これにより、長尺電極部131と平面電極部121との間に生じるキャパシタンスと、長尺電極部132と平面電極部121との間に生じるキャパシタンスと、を等しくしながら、長尺電極部131のスタブ長と、長尺電極部132のスタブ長とを異ならせている。
同図(C)には、長尺電極部131,132それぞれの、先端の線路幅と基端の線路幅とを異ならせた例を示している。長尺電極部131,132は、それぞれ3回折り返されたミアンダライン状の電極である。
ここでは、平面電極部121と長尺電極部131,132とが対向する領域で、長尺電極部131,132の先端の線路幅を広げている。これにより、長尺電極部131,132と平面電極部121との間に生じるキャパシタンスが大きくなり、且つ、長尺電極部131,132のインピーダンスを調整できる。
同図(D)には、長尺電極部131,132それぞれをスパイラル状に形成した例を示している。このようにミアンダライン状に限らずに、本発明は実施できる。
次に、長尺電極部の形状例を、誘電体層104,105,106に設ける電極を例に説明する。
図6は、誘電体層104〜106の積み図である。
誘電体層104,106には、長尺電極部141,161を設けている。誘電体層105には平面電極部151を設けている。長尺電極部141,161はそれぞれスパイラル状に形成されている。
このように、複数の誘電体層にわたって設けられた電極によりキャパシタンスを発生させることにより、より大きなキャパシタンスを得ることが可能になる。
図7は、LC複合部品の他の回路構成を示す回路図である。
入力端子P11と出力端子P21との間には結合キャパシタンスC51,C52が順に接続されている。入力端子P11と結合キャパシタンスC51との間には、インダクタンスL11とキャパシタンスC11が並列に接続された第1のLC共振回路の一端が接続されている。結合キャパシタンスC51と結合キャパシタンスC52との間には、インダクタンスL12とキャパシタンスC12が並列に接続された第2のLC共振回路の一端が接続されている。出力端子P12と結合キャパシタンスC52との間には、インダクタンスL13とキャパシタンスC13が並列に接続された第3のLC共振回路の一端が接続されている。第1乃至第3のLC共振回路の他端はアース端子に接続されている。また、結合キャパシタンスC51と結合キャパシタンスC52との間には、オープンスタブS11が接続されている。
キャパシタンスC11〜C13のうち、少なくとも一つは、長尺電極部を含んで構成されていて、その長尺電極部はオープンスタブS11として機能する。このような構成により、フィルタ回路にオープンスタブを設けられ、スタブ長を1/4波長とする周波数で減衰が生じる。したがって、スタブ長の調整によって周波数特性の設定が容易になり、ノッチ回路を設けたり、共振器の段数を増やさなくても、2倍波や3倍波といった任意の周波数帯における減衰特性を改善することができる。

Claims (10)

  1. 複数の誘電体層が構成する積層体に、入出力電極と接地電極と複数のLC共振回路と結合用キャパシタとが形成されたLC複合部品であって、
    前記結合用キャパシタは、前記入出力電極間に接続されて前記複数のLC共振回路の間を容量結合させており、少なくともつの互いに絶縁された電極部を含んで構成され前記電極部として、前記入出力電極および前記接地電極から絶縁された第1の平面電極部と、前記誘電体層を介して前記第1の平面電極部に対向する長尺形状の第1および第2の長尺電極部と、を少なくとも備える、LC複合部品。
  2. 前記長尺電極部は、先端が開放されたオープンスタブである、請求項1に記載のLC複合部品。
  3. 前記結合用キャパシタは、前記誘電体層を介して前記第1の平面電極部に対向するとともに互いに絶縁された二より多くの対向電極を備え、前記対向電極のうち、少なくともつは前記第1の長尺電極部または前記第2の長尺電極部である、請求項1または2に記載のLC複合部品。
  4. 前記結合用キャパシタは、前記平面電極部と、第1の誘電体層を介して前記第1の平面電極部に対向する前記第1および第2の長尺電極部と、第2の誘電体層を介して前記第1の平面電極部に対向する第3および第4の長尺電極部と、を備える請求項3に記載のLC複合部品。
  5. 前記結合用キャパシタは、前記第1の平面電極部との対向長が互いに異なる複数の前記長尺電極部を含む請求項3または4に記載のLC複合部品。
  6. 前記長尺電極部は、前記第1の平面電極部に対向する領域と、前記第1の平面電極部に対向しない領域と、を備える請求項1〜5のいずれかに記載のLC複合部品。
  7. 前記長尺電極部は、スパイラル形状である請求項1〜6のいずれかに記載のLC複合部品。
  8. 前記長尺電極部は、ミアンダ形状である請求項1〜のいずれかに記載のLC複合部品。
  9. 前記LC共振回路と前記入出力電極との間に接続されて前記LC共振回路と前記入出力電極との間を容量結合させる外部結合用キャパシタをさらに備え、
    前記外部結合用キャパシタは、少なくとも二つの互いに絶縁された電極部を含んで構成され、前記電極部として、第2の平面電極部と、前記誘電体層を介して前記第2の平面電極部に対向する長尺形状の第5の長尺電極部と、を少なくとも備える、
    請求項1〜8のいずれかに記載のLC複合部品。
  10. 前記LC共振回路を構成する共振用インダクタと共振用キャパシタとを更に備え、
    前記共振用キャパシタは、少なくとも二つの互いに絶縁された電極部を含んで構成され、前記電極部として、第3の平面電極部と、前記誘電体層を介して前記第3の平面電極部に対向する長尺形状の第6の長尺電極部と、を少なくとも備える、請求項1〜9のいずれかに記載のLC複合部品。
JP2009551568A 2008-01-31 2009-01-29 Lc複合部品 Active JP5223871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009551568A JP5223871B2 (ja) 2008-01-31 2009-01-29 Lc複合部品

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008021016 2008-01-31
JP2008021016 2008-01-31
PCT/JP2009/051478 WO2009096474A1 (ja) 2008-01-31 2009-01-29 Lc複合部品
JP2009551568A JP5223871B2 (ja) 2008-01-31 2009-01-29 Lc複合部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009096474A1 JPWO2009096474A1 (ja) 2011-05-26
JP5223871B2 true JP5223871B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=40912818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009551568A Active JP5223871B2 (ja) 2008-01-31 2009-01-29 Lc複合部品

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8098117B2 (ja)
JP (1) JP5223871B2 (ja)
TW (1) TWI395370B (ja)
WO (1) WO2009096474A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102549690B (zh) * 2010-03-18 2014-10-29 株式会社村田制作所 高频层叠元器件及层叠型高频滤波器
JP2014239203A (ja) * 2014-01-31 2014-12-18 株式会社村田製作所 電子部品及び電子部品の実装構造体
US10128398B1 (en) * 2014-05-23 2018-11-13 Stc.Unm Resonance avalanche photodiodes for dynamic biasing
WO2016152211A1 (ja) * 2015-03-23 2016-09-29 株式会社村田製作所 帯域通過フィルタおよび積層型の帯域通過フィルタ
WO2020090382A1 (ja) 2018-10-29 2020-05-07 株式会社村田製作所 マルチプレクサ、フィルタおよび通信装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733003U (ja) * 1993-11-30 1995-06-16 京セラ株式会社 誘電体積層lcフィルタ
JP2003179405A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Sony Corp フィルタ回路

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733003Y2 (ja) * 1990-07-11 1995-07-31 本田技研工業株式会社 伝動用vベルト
JPH0583011A (ja) * 1991-09-25 1993-04-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置用パツケージの入出力結合デバイス
JPH08316035A (ja) 1995-05-23 1996-11-29 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JPH09153704A (ja) 1995-11-28 1997-06-10 Hitachi Metals Ltd 誘電体積層フィルタ
JPH10209710A (ja) 1997-01-23 1998-08-07 Hitachi Metals Ltd 積層型バンドパスフィルタ
JP3702767B2 (ja) 2000-09-12 2005-10-05 株式会社村田製作所 Lcフィルタ回路および積層型lcフィルタ
JP4569571B2 (ja) * 2004-08-27 2010-10-27 株式会社村田製作所 Lc複合部品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733003U (ja) * 1993-11-30 1995-06-16 京セラ株式会社 誘電体積層lcフィルタ
JP2003179405A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Sony Corp フィルタ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2009096474A1 (ja) 2011-05-26
TWI395370B (zh) 2013-05-01
WO2009096474A1 (ja) 2009-08-06
US8098117B2 (en) 2012-01-17
US20100277255A1 (en) 2010-11-04
TW200941819A (en) 2009-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101026712B1 (ko) 적층 대역 통과 필터
JP5561259B2 (ja) 積層帯域通過フィルタ
JP5012883B2 (ja) 積層バランスフィルタ
JP5598548B2 (ja) 積層帯域通過フィルタ
JP5152329B2 (ja) 積層帯域通過フィルタ
US6437665B1 (en) Laminated LC filter with coplanar input/output capacitor patterns and coupling capacitor patterns
JP5907124B2 (ja) 高周波部品およびフィルタ部品
TWI260659B (en) LC composite component
CN102035491A (zh) 层叠带通滤波器
JP5223871B2 (ja) Lc複合部品
JP2009218756A (ja) 積層型バンドパスフィルタ
JP2008278360A (ja) 積層型バンドパスフィルタ及びそれを用いたダイプレクサ
JP5601334B2 (ja) 電子部品
JP4487500B2 (ja) 積層型lcフィルタ
JP5300865B2 (ja) バンドパスフィルタならびにそれを用いた無線通信モジュールおよび無線通信機器
JP2010123649A (ja) 積層デバイス
JP2007189563A (ja) 高周波フィルタ
KR100744908B1 (ko) 적층형 대역 통과 필터
KR20020085977A (ko) 자계 결합 세기의 조절가능한 적층형 적층형 유전체 필터
JP2011223136A (ja) 電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5223871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3