JP5223432B2 - typeIクラスレート化合物の製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、熱電変換材料、熱電変換素子等に適用できるtypeIクラスレート化合物の製造方法に関する。
近年では、熱電変換材料のゼーベック効果やペルチェ効果を利用した廃熱回収や局所冷却のシステムが、環境問題やシステムの小型化といった観点から注目を集めており、高効率な熱電変換材料が望まれている。
この熱電変換材料の性能は、性能指数Zで求められ、Z=S2σ/κで表される。Sはゼーベック係数、σは電気伝導率、κは熱伝導率である。この式より、ゼーベック係数が特に熱電性能の要因になっていることがわかる。
上述した熱電変換材料の一つとして、特許文献1にあるように、クラスレート化合物が提案されている。このクラスレート化合物の中にあっても、Ba8(Ga,Sn)46クラスレートは、特に低温度領域での性能が高く(非特許文献1参照)、室温から300℃付近での用途に期待される熱電変換材料である。
特開平13−044519号公報 熱電変換シンポジウム2003論文集p148−149
クラスレート化合物には何種類かの結晶構造がある。一般に、Ba8(Ga,Sn)46
クラスレートは、空間群I43mのtypeVIIIと呼ばれる結晶構造を取ることが知られている。このA846の組成比式を取るクラスレートとしては、空間群Pm3nのtypeIと呼ばれる結晶構造も知られている。なお、本明細書では、数字にアンダーバーがついた記号は、数字の上にバーが付いた記号を意味している。このうち、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレート(typeIクラスレート化合物)は、これまで知られているtypeVIIIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートのゼーベック係数よりも、高いゼーベック係数を有する。
しかしながら、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートは、大きい結晶体を得ることが困難である。例えば、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートを加工形成し、3mmサイズの立方体形状の熱電変換素子を得ようとする場合、加工前の結晶体サイズとしては、5mm以上が必要であるが、そのように大きな結晶体を得ることは困難である。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、typeIクラスレート化合物の大きな結晶体を得ることができるtypeIクラスレート化合物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明のtypeIクラスレート化合物の製造方法は、組成比式Ba8(Gax,Sn1-x)46(0<x<1)で表されるtypeIクラスレート化合物の構成元素と、Biとを溶融させて溶融物とする溶融工程を有する。そのことにより、結晶体サイズの大きいtypeIクラスレート化合物を容易に製造することができる。
前記溶融物において、Biと前記クラスレート化合物の構成元素との原子比率であるBi/(Ba+Ga+Sn)は、0<Bi/(Ba+Ga+Sn)<8/92の範囲内であるそのことにより、結晶体サイズの大きいtypeIクラスレート化合物を、一層容易に製造することができる。
前記溶融物において、BaとGa及びSnとの原子比率であるBa/(Ga+Sn)は、0<Ba/(Ga+Sn)<8/46の範囲内であることが好ましい。つまり、原料配合において、Ba/(Ga+Sn)<8/46となるように配合し、余剰なGaもしくはSnとともに合成することで、typeIクラスレート化合物を、安定して得ることができる。なお、前記余剰とは、余剰も不足も生じない状態、即ち所定の原料比率(原子比率)Ba/(Ga+Sn)=8/46に対して、Ga、Snが過剰に存在することを意味する。
前記溶融物におけるBa/(Ga+Sn)は、0<Ba/(Ga+Sn)<6/46であることが一層好ましい。こうすることで、得られるtypeIクラスレート化合物の結晶サイズを一層大きくすることができ、混在するGaやSnの余剰物質からのtypeIクラスレート化合物の分離や、その後の加工処理が容易になる。
また、高温での溶融状態でも材料の不均一性は存在するが、上記のように、0<Ba/(Ga+Sn)<6/46とすることにより、その不均一によって局所的にBa/(Ga+Sn)≧8/46となる状態が存在し、typeVIII構造が混在してしまうようなことを防ぐことができる。
本発明のtypeIクラスレート化合物の製造方法は、前記溶融物を冷却して前記クラスレート化合物を固体化する冷却工程を有し、前記冷却工程では、300℃以上600℃未満の間の冷却時において、0℃/hrより大きく200℃/hr未満の冷却速度の領域を有することが好ましい。高温での溶融状態から、Ba8(Ga,Sn)46クラスレートが析出する温度まで急激に温度を下げると、typeVIII化もしくはtypeIとtypeVIIIの混在した構造になる場合がある。よって、300℃以上600℃未満の間の冷却時において、200℃/hr未満の冷却速度の領域を有することで、より安定にtypeIクラスレート化合物を得ることができる。
また、冷却工程においては、200℃以下に冷却されるまで、typeIクラスレート化合物と余剰のGa及びSnとが混在した形態で保持することが好ましい。typeIクラスレート化合物を、単独で200℃以上にした場合、typeIからtypeVIIIへ結晶構造が変化する恐れがある。よって、200℃以下に冷却されるまで、余剰のGa、Snを混在させることにより、より安定にtypeIクラスレート化合物を得ることができる。
本発明のtypeIクラスレート化合物の製造方法によれば、Baが内包されたGa及びSnより構成される12面体と、Baが内包されたGa及びSnより構成される14面体とが組み合わさって構成され、組成比式Ba8(Gax,Sn1-x46 (0<x<1)で表されるtypeIクラスレート化合物を製造することができる。
本発明で製造されたtypeIクラスレート化合物は、結晶構造をtypeIとすることにより、これまで知られているtypeVIIIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートの
ゼーベック係数よりも、高いゼーベック係数が得られる。具体的には、例えば、室温(例えば25℃)から100℃の範囲で、ゼーベック係数が400〜450μV/KのtypeIクラスレート化合物を得ることができる。
従って、本発明で製造したtypeIクラスレート化合物は、熱電変換材料として好適である。本発明で製造したtypeIクラスレート化合物から成る熱電変換材料は、特に室温から100℃程度における低温領域において、高いゼーベック係数を有しているので、ゼーベック効果やペルチェ効果を利用した(高い発電性能を有する)廃熱回収や局所冷却の優れたシステムを実現できる。
なお、組成比式Ba8(Gax,Sn1-x)46のtypeIクラスレート化合物において、x<16/46の場合、キャリアは電子でn型半導体になる。一方、x>16/46の場合、キャリアはホールでp型半導体になる。熱電変換材料として用いる場合、電気伝導率を上げるためにキャリアは必用であるが、キャリアが増加するとゼーベック係数は逆に低下する。よって、0.33<x<0.37とすることにより、過度のキャリアによる大幅なゼーベック係数の低減を抑えることが可能である。
また、本発明で製造したtypeIクラスレート化合物から成る熱電変換材料を用いて、熱電変換素子を製造することができる。この熱電変換素子は、特に室温から100℃程度における低温領域において、ゼーベック効果やペルチェ効果を利用した廃熱回収や局所冷却の優れたシステムを実現できる。なお、熱電変換素子には、通常、例えば一対のリード線が接続されている。なお、上述熱電変換とは、周知の様に、熱から電気への変換だけでなく電気から熱への変換の概念を含むものである。
本発明の実施形態を説明する。
まず、純度99%以上のBa、Ga、Sn、及びBiを、表1に示す組成比(原子%)となるように秤量した(総量8g)。なお、組成比にはS1〜S15の15種類があり、それぞれについてtypeIクラスレート化合物を製造した。
次に、秤量した原料をアーク溶解炉にて溶融し、その後、冷却して固化した。冷却時の速度は1000℃/hr以上であった。固化した塊状試料を石英ボートに載せ、石英管内をAr雰囲気にした管状炉に入れて再溶融し、その後、冷却して固化した。再溶融から冷却までの工程における管状炉の温度パターンは、図1に示すように、900℃で5時間保持し、550℃から350℃まで10℃/hrでゆっくり降温するように設定した。
50℃以下に冷却した後、取り出した試料は、組成比S1〜S15のいずれにおいても、図2に示すように、石英ボード(3)中において、Ga、Sn及びBiから成る余剰物質(2)の中に結晶体(1)が埋まった構造をしていた。Ga、Sn及びBiから成る余剰物質(2)は脆いため、ピンセットで結晶体(1)を容易に取り出すことができた。なお、組成比S14とS15については、Ga、Sn及びBiから成る余剰物質の中に2種類の結晶体が埋まった構造をしていた。この2種類の結晶体は、形状や色彩から判別可能であった。
結晶体のサイズを上記表1に示す。なお、組成比S14とS15については、上述した2種類の結晶体のうち、後述する分析で、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートであることが確認された結晶体のサイズである。組成比S1〜S15のいずれにおいても、結晶体のサイズは、5mm程度以上であった。
図3に、組成比S1〜S15のうち、Baの量、Ga及びBiの合計量、及びSnの量が一定の系において、Biの添加量(原子%)と、結晶体サイズとの相関関係を示す。なお、図3において、Biの添加量が0のデータは、後述する比較例のものである。この図3から、Biの添加量が0原子%より大きく、8原子%より小さいとき、特に、結晶体サイズが大きくなることが分かる。
取り出した結晶体の一部を瑪瑙の乳鉢で粉砕し、X線回折装置で測定した結果、組成比S1〜S15のいずれにおいても、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートであることを確認した(X線回折結果には、結晶体表面に付着した余剰物質によるピークも含まれる)。図4に、組成比S7についてのX線回折チャートを示すが、組成比S1〜S6、S8〜S15についても同様であった。なお、組成比S14とS15については、2種類の結晶体のうちの一方はtypeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートであり、もう一方はまったく別の結晶構造であった。以下では、組成比S14とS15については、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートである結晶体のみを分析した。
また、取り出した別の結晶体を研磨し、EPMAで構成元素を調べた結果、組成比S1〜S15のいずれにおいても、Biは検出されなかった。ここで、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートの結晶構造を図5に示す。
さらに、組成比S1〜S15の一部について、余剰物質から取り出した結晶体を研磨して、ゼーベック係数を室温(25℃)で測定した。その結果を上記表1に示す。表1に示す値は、typeVIIIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートのゼーベック係数よりも高い値であり、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートが優れた熱電変換材料であることがわかる。組成比S7の結晶体については、ゼーベック係数の値が正であることからp型半導体であることが分かった。また、組成比S14の結晶体については、ゼーベック係数の値が負であることからn型半導体であることが分かった。
なお、同様な実験を室温から100℃の範囲内で行ったところ、ゼーベック係数は、400〜450μV/Kであった。また、本実施例1において、冷却速度を100℃/hrにした場合も、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートが得られた。
まず、純度99%以上のBa、Ga、Sn、及びBiを、Ba:Ga:Sn:Bi=7.27:33.64:54.55:4.55の組成比(原子%)となるように秤量した(総量8g)。
次に、秤量した原料を石英ボートに載せ、石英管内をAr雰囲気にした管状炉に入れて溶融し、その後、冷却して固化した。溶融から冷却までの工程における管状炉の温度パターンは図1に示すように、900℃で5時間保持し、550℃から350℃まで10℃/hrでゆっくり降温するように設定した。
50℃以下に冷却した後、取り出した試料は、図2に示すように、石英ボード(3)中において、Ga、Sn及びBiから成る余剰物質(2)の中に最大6.6mmの結晶体(1)が埋まった構造をしていた。Ga、Sn及びBiから成る余剰物質(2)は脆いため、ピンセットで結晶体(1)を容易に取り出すことができた。
取り出した結晶体の一部を瑪瑙の乳鉢で粉砕し、X線回折装置で測定した結果、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートであることを確認した
また、取り出した別の結晶体を研磨し、EPMAで構成元素を調べた結果、Biは検出されなかった。さらに、余剰物質から取り出した結晶体を研磨して、ゼーベック係数を室温(25℃)で測定した結果、400μV/Kの値となった。ゼーベック係数の値が正であることから、結晶体はp型半導体であることが分かった。
(比較例)
まず、純度99%以上のBa、Ga、及びSnを、表2に示す組成比(原子%)となるように秤量した(総量8g)。なお、組成比にはR1〜R2の2種類があり、それぞれについてtypeIクラスレート化合物を製造した。
次に、秤量した原料をアーク溶解炉にて溶融し、その後、冷却して固化した。冷却時の速度は1000℃/hr以上であった。固化した塊状試料を石英ボートに載せ、石英管内をAr雰囲気にした管状炉に入れて再溶融し、その後、冷却して固化した。再溶融から冷却までの工程における管状炉の温度パターンは、図1に示すように、900℃で5時間保持し、550℃から350℃まで10℃/hrでゆっくり降温するように設定した。
50℃以下に冷却した後、取り出した試料は、組成比R1〜R2のいずれにおいても、石英ボード中において、Ga、及びSnから成る余剰物質の中に結晶体が埋まった構造をしていた。Ga、及びSnから成る余剰物質は脆いため、ピンセットで結晶体を容易に取り出すことができた。
結晶体のサイズを上記表2に示す。組成比R1〜R2のいずれにおいても、結晶体のサイズは、5mmよりも遙かに小さかった。
取り出した結晶体の一部を瑪瑙の乳鉢で粉砕し、X線回折装置で測定した結果、組成比R1〜R2のいずれにおいても、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートであることを確認した。
(実験例)
まず、純度99%以上のBa、Ga、Sn、及びBiを、Ba:Ga:Sn:Bi=8:16:60:16の組成比(原子%)となるように秤量した(総量8g)。
次に、秤量した原料をアーク溶解炉にて溶融し、その後、冷却して固化した。冷却時の速度は1000℃/hr以上であった。固化した塊状試料を石英ボートに載せ、石英管内をAr雰囲気にした管状炉に入れて再溶融し、その後、冷却して固化した。再溶融から冷却までの工程における管状炉の温度パターンは図1に示すように、900℃で5時間保持し、550℃から350℃まで10℃/hrでゆっくり降温するように設定した。
50℃以下に冷却した後、試料には、取り出せるような結晶体は観察されなかった。試料全体を瑪瑙の乳鉢で粉砕し、X線回折装置で測定した結果、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートによる回折ピークは見られなかった。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
実施例1にそった合成方法による、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートを合成するための炉温度パターンの一例を示す説明図である。 実施例1にそった合成方法による、typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートの合成直後の試料状態を示す説明図である。 Baの量、Ga及びBiの合計量、及びSnの量が一定の系において、Biの添加量(原子%)と、結晶体サイズとの相関関係を示すグラフである。 実施例1にそった合成方法による、余剰物質を含んだまま粉砕したtypeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートのX線回折結果を示すグラフである。 typeIのBa8(Ga,Sn)46クラスレートの結晶構造を示す説明図である。
符号の説明
1…結晶体
2…余剰物質
3…石英ボート

Claims (1)

  1. 組成比式Ba8(Gax,Sn1-x)46(0<x<1)で表されるtypeIクラスレート化合物の製造方法であって、
    前記クラスレート化合物の構成元素と、Biとを溶融させて溶融物とする溶融工程を有し、
    前記溶融物において、Biと前記クラスレート化合物の構成元素との原子比率であるBi/(Ba+Ga+Sn)を、0<Bi/(Ba+Ga+Sn)<8/92とすることを特徴とするtypeIクラスレート化合物の製造方法。
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