JP5223299B2 - コンバータ回路およびコンバータ制御方法 - Google Patents

コンバータ回路およびコンバータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンバータ回路およびコンバータ制御方法に関する。
近年、双方向昇降圧コンバータ回路において、損失の低減を図るために、ソフトスイッチング方式の適用が考えられている。
例えば、特許文献1の特開2005-176540号公報「電圧変換回路」に記載の従来例においては、双方向昇降圧コンバータ回路について、補助コンデンサと補助リアクトルとを設けた共振型ソフトスイッチング方式を適用することにより、定格電流が小さいスイッチング素子を使用可能としている。
該特許文献1に記載の双方向昇降圧コンバータ回路の具体的構成は、次の通りである。直列接続されて交互にオン/オフを繰り返す第一のブリッジ回路を構成する上側(上アーム)の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ側と下側(下アーム)の主スイッチング用トランジスタQ2のエミッタ側とが入力電源Vinのプラス側とマイナス側とにそれぞれ接続されており、かつ、主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタと主スイッチング用トランジスタQ2のエミッタとの間には、入力平滑用コンデンサCinが並列接続されている。また、上側の主スイッチング用トランジスタQ1のエミッタと下側の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタとが接続されることにより、直列接続とされている。
また、直列接続されて交互にオン/オフを繰り返す第二のブリッジ回路を構成する上側(上アーム)の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ側と下側(下アーム)の主スイッチング用トランジスタQ4のエミッタ側が出力電源Voutのプラス側とマイナス側にそれぞれ接続されており、かつ、主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタと主スイッチング用トランジスタQ4のエミッタ間には、出力平滑用コンデンサCoutが並列接続されている。また、上側の主スイッチング用トランジスタQ3のエミッタと下側の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタとが接続されることにより、直列接続とされている。
また、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4には、それぞれ、共振用コンデンサC1〜C4が並列に接続され、かつ、電流を転流するための転流用ダイオードDi1〜Di4が、アノード側をエミッタ側に、カソード側をコレクタ側に配して、それぞれ、並列に接続されている。
さらに、第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ1と下側の主スイッチング用トランジスタQ2との接続点と、第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ3と下側の主スイッチング用トランジスタQ4との接続点同士間は、主リアクトルLを介して接続されている。さらに、共振用補助リアクトルLrと、該共振用補助リアクトルLrに電流通電させるための補助スイッチSWとが直列接続された補助回路が、主リアクトルLに並列に接続されている。
なお、この補助スイッチSWは、2つの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2、2つの補助用ダイオードDr1,Dr2からなっており、第一の補助スイッチング用トランジスタQr1と第二の補助スイッチング用トランジスタQr2とは、直列に、かつ、エミッタ同士が接続され、第一の補助スイッチング用トランジスタQr1と第二の補助スイッチング用トランジスタQr2とには、補助用ダイオードDr1と補助用ダイオードDr2とが、それぞれ、アノード側をエミッタ側に、カソード側をコレクタ側に配して、並列に接続されている。
以上のような構成の共振型ソフトスイッチング方式を適用した双方向昇降圧コンバータ回路において、第一、第二のブリッジ回路を構成する4つの主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4の制御方式については、襷掛け制御が適用されている。つまり、第一、第二のブリッジ回路の襷掛けの位置にある第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2と第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3が、同一のデューティを用いて、相補的に、オン/オフを繰り返すことによって、出力電圧を所望の電圧に制御している。
ここで、主リアクトルLと、主リアクトルLに並列に接続された、補助回路(つまり、共振用補助リアクトルLrと補助スイッチSWとの直列回路)は、共振型ソフトスイッチング動作を実現する回路であり、共振用補助リアクトルLrが主リアクトルLと磁気的に結合して、第一、第二のブリッジ回路を構成する4つの主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のスイッチング動作時に、共振用コンデンサC1〜C4からの電荷を充放電させる際に、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILを低下させるように動作する。
したがって、主リアクトル電流ILの定格電流を低下させることができ、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4として定格電流が小さいスイッチング素子を使用することができる。
なお、直列に接続されて第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1と主スイッチング用トランジスタQ2、直列に接続されて第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3と主スイッチング用トランジスタQ4とは、電源短絡を防止するために、同時には、オンすることがないように、双方が、同時に、オフする期間としてのデッドタイムが設けられている。
特開2005-176540号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されたような、共振作用を利用するソフトスイッチング方式の双方向コンバータ回路においては、第一、第二のブリッジ回路を構成する4つの主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のオン/オフ動作を襷掛けで同一のデューティを用いて制御する構成になっていたため、主リアクトルLにおける通電電流が大きくなってしまい、スイッチング損失が増大する可能性があるという問題を避けることができない。
さらには、スイッチング損失を低減するために、第一、第二のブリッジ回路を構成する4つの主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のオン/オフ動作をそれぞれ独立のデューティを用いて制御するデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)のコンバータ回路として用いようとする場合には、共振型のソフトスイッチング動作用の補助回路の導通状態/非導通状態を切り替える補助スイッチSWをオン/オフさせるべきタイミングを決めることができず、この結果、デューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路について、共振型ソフトスイッチング動作を適用することができないため、コンバータ回路におけるスイッチング損失を十分に低減することができないという問題があった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、スイッチング損失を低減することが可能なコンバータ回路およびコンバータ制御方法を提供することを、その目的としている。
本発明は、前述の課題を解決するために、共振型ソフトスイッチング方式を適用したデューティ独立制御方式の双方向コンバータ回路において、少なくとも、主リアクトルに流れる主リアクトル電流および補助リアクトルと補助スイッチとが直列接続された補助回路に流れる補助リアクトル電流に基づいて、第一、第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタおよび下側の主スイッチング用トランジスタのすべてがオフになるデッドタイム中に、共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、補助スイッチを制御することを特徴としている。
本発明のコンバータ回路およびコンバータ制御方法によれば、共振型ソフトスイッチング方式を適用したデューティ独立制御方式の双方向昇降圧コンバータ回路において、第一、第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタおよび下側の主スイッチング用トランジスタのすべてがオフになるデッドタイム中に、共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、補助スイッチを制御するので、ソフトスイッチング動作を可能とし、コンバータ回路におけるスイッチング損失を低減することができる。
以下に、本発明によるコンバータ回路およびコンバータ制御方法の最良の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、まず、本発明の主要な特徴について、その概要を説明する。本発明は、ソフトスイッチング方式を適用したコンバータ回路に関するものであり、特に、入力側に位置して第一のデューティでオン/オフを交互に繰り返す第一のブリッジ回路と出力側に位置して前記第一のデューティとは異なる第二のデューティでオン/オフを交互に繰り返す第二のブリッジ回路とを備えたデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路において、共振型のソフトスイッチング動作用の補助回路の導通状態/非導通状態を切り替える補助スイッチSWのオン/オフのタイミングを適切に決定することにより、デッドタイム中に共振用コンデンサの充放電動作を完了させて、スイッチング損失を低減することが可能なコンバータ回路を実現している。
つまり、直列接続されて交互にオン/オフ動作を繰り返す第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の接続点と直列接続されて交互にオン/オフ動作を繰り返す第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の接続点との間を接続した主リアクトルLに並列に接続された共振用ソフトスイッチング動作用の補助回路すなわち共振用補助リアクトルLrと補助スイッチとの直列回路における補助スイッチをオン/オフするタイミングを適切に制御することにより、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフになるデッドタイム中に、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4それぞれに並列に接続された共振用コンデンサC1〜C4の充放電動作を完了させて、共振用コンデンサC1〜C4の両端電圧の入れ替えを完了させ、対応する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のソフトスイッチング動作を可能とすることを、その特徴としている。
なお、以下に説明する実施形態においては、共振用コンデンサC1〜C4を、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のそれぞれに並列接続している場合について図示しており、かかる構成を基に実施形態の説明を行う。しかし、本発明は、かかる構成に限るものではなく、第一、第二のブリッジ回路をそれぞれ構成する上側(上アーム)の主スイッチング用トランジスタQ1,Q3、第一、第二のブリッジ回路をそれぞれ構成する下側(下アーム)の主スイッチング用トランジスタQ2,Q4、のいずれか一方にのみ、共振用コンデンサが接続された構成であっても良い。
また、以下に説明する実施形態においては、コンバータ回路に用いられる各スイッチング素子として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を用いた場合について図示しており、これを基にして実施形態の説明を行う。しかし、本発明は、かかる場合に限定するものではなく、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ)であっても良いし、バイポータトランジスタであっても良いし、電流を通電あるいは遮断する機能を有するスイッチング素子であれば、如何なるものであっても良い。
さらに、以下に説明する実施形態においては、共振型ソフトスイッチング動作用の補助回路として、補助リアクトルLrと補助スイッチSW(または補助スイッチSWa)とを用いた場合について説明するが、本発明は、かかる場合に限るものではなく、共振型ソフトスイッチング動作が可能であり、かつ、当該補助回路を指定した任意のタイミングで導通状態/非導通状態を切り替えることが可能なものであれば、如何なる回路構成であっても良い。
(実施形態の構成)
まず、本発明によるコンバータ回路の構成の一例について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明によるコンバータ回路の回路構成の一例を示す回路図である。
図1において、入力側の負荷R1と出力側の負荷R2との間に接続されるコンバータ回路を構成する主スイッチング用のスイッチング素子として、入力側に位置して第一のデューティD1で交互にオン/オフ動作を繰り返す第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2と、出力側に位置して第二のデューティD2で交互にオン/オフ動作を繰り返す第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4とが、また、第一ブリッジ回路として直列接続された主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の接続点と第二ブリッジ回路として直列接続された主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の接続点との間に配置される補助回路用のスイッチング素子として、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2が接続されている。
入力側に位置する第一のブリッジ回路においては、上側(上アーム)の主スイッチング用トランジスタQ1のエミッタと下側(下アーム)の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタとが、直列に接続されており、直列接続された上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ側と下側の主スイッチング用トランジスタQ2のエミッタ側とが、それぞれ、入力電源Vinのプラス側とマイナス側とにそれぞれ接続されている。さらに、上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタと下側の主スイッチング用トランジスタQ2のエミッタとの間には、入力平滑用コンデンサCinが並列接続されている。
一方、出力側に位置する第二のブリッジ回路においても、入力側と同様の構成であり、上側(上アーム)の主スイッチング用トランジスタQ3のエミッタと下側(下アーム)の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタとが、直列に接続されており、直列接続された上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ側と下側の主スイッチング用トランジスタQ4のエミッタ側とが、それぞれ、出力電源Voutのプラス側とマイナス側とにそれぞれ接続されている。さらに、上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタと下側の主スイッチング用トランジスタQ4のエミッタとの間には、出力平滑用コンデンサCoutが並列接続されている。
さらに、主スイッチング回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4には、それぞれ、共振用コンデンサC1〜C4が並列に接続されており、かつ、転流用ダイオードDi1〜Di4が、それぞれ、アノード側をエミッタ側に、カソード側をコレクタ側に配して接続されている。
さらに、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ1と下側の主スイッチング用トランジスタQ2との接続点と、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ3と下側の主スイッチング用トランジスタQ4との接続点との間は、主リアクトルLを介して接続されている。
さらに、主リアクトルLには、共振用補助リアクトルLrと該共振用補助リアクトルLrに電流通電させるための補助スイッチSWとが直列接続された補助回路が、共振型ソフトスイッチング動作を実現する回路として、並列に、接続されている。
なお、この補助スイッチSWは、2つの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2および補助用ダイオードDr1,Dr2からなっている。補助スイッチング用トランジスタQr1と補助スイッチング用トランジスタQr2とは、直列に、かつ、エミッタ同士が接続され、さらに、補助スイッチング用トランジスタQr1と補助スイッチング用トランジスタQr2とのそれぞれには、補助用ダイオードDr1と補助用ダイオードDr2とが、アノード側をエミッタ側に、カソード側をコレクタ側に配して、並列に接続されている。
ここで、主リアクトルLに流れる通電電流である主リアクトル電流ILについては、その正方向を、図1に矢印によって図示している。矢印に示すように、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILの正方向は、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ1と下側の主スイッチング用トランジスタQ2との接続点から、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ3と下側の主スイッチング用トランジスタQ4との接続点へと、流れる。
また、共振用補助リアクトルLrに流れる通電電流である補助リアクトル電流ILrについても、その正方向を、図1に矢印によって図示している。矢印に示すように、共振用補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrの正方向は、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ3と下側の主スイッチング用トランジスタQ4との接続点から、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタQ1と下側の主スイッチング用トランジスタQ2との接続点へと、流れる。
つまり、主リアクトルLに流れるリアクトル電流ILの正方向と共振用補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrの正方向とは、逆方向となる。
さらに、図1に示すように、コンバータ回路の動作を制御するための制御部10が備えられており、該制御部10には、入力端子の入力電源電圧Vinを検知する入力電圧センサ11、出力端子の出力電源電圧Voutを検知する出力電圧センサ12、および、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILを検知するリアクトル電流センサ13が、少なくとも接続されている。
制御部10は、入力電圧センサ11、出力電圧センサ12、および、リアクトル電流センサ13の各センサからの情報と、当該コンバータ回路に対する外部からの指令(出力すべき出力電圧値を指示する指令)であるVout*とに基づいて、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のゲート信号および補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2のゲート信号を生成して、図示していない主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4および補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2の駆動回路部に出力することによって、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4および補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2のオン/オフを制御する。
また、図1の補助スイッチSWについて、図1とは異なる別構成例を、図2に示している。図2に示す補助スイッチSWaは、図1の補助スイッチSWの場合と同様、2つの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2および補助用ダイオードDr1,Dr2からなっているが、その接続方法が図1の補助スイッチSWの場合とは異なっている。
つまり、図2の補助スイッチSWaにおいては、補助スイッチング用トランジスタQr1のエミッタに補助用ダイオードDr2のアノード側を接続した直列回路と、補助スイッチング用トランジスタQr2のエミッタに補助用ダイオードDr1のアノード側を接続した直列回路とが、互いに逆向きにされて並列に接続されている。つまり、補助スイッチング用トランジスタQr1のコレクタには補助用ダイオードDr1のカソード側を接続し、補助スイッチング用トランジスタQr2のコレクタには補助用ダイオードDr2のカソード側を接続するようにして、2つの直列回路が並列に接続されている。この図3のスイッチ回路SWaの構成であっても、図1のスイッチ回路SWの場合と全く同様のスイッチング動作が可能である。
(実施形態の動作)
次に、図1のコンバータ回路の動作の一例について、昇圧動作時の力行動作の場合を例にとって、本発明のコンバータ制御方法の一例として、図3を用いて説明する。図3は、図1に示すコンバータ回路の動作の一例を説明するための波形図であり、共振型ソフトスイッチング方式を適用したデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路における昇圧力行動作の場合の信号波形として、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4および補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2をオン/オフするタイミングと、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q1〜Vce_Q4の電圧波形および主リアクトル電流IL、補助リアクトル電流ILrの電流波形とを示している。
なお、以下の図1のコンバータ回路の動作説明においては、各種の動作モードのうち、昇圧動作であって、かつ、力行動作の場合について説明するが、本発明は、かかる動作のみに限るものではなく、昇圧回生動作であっても、降圧力行動作であっても、あるいは、降圧回生動作であっても、図1のコンバータ回路により、同様に実現することができることは言うまでもない。
図3の波形図には、前述のように、図1に示す主スイッチング用トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2それぞれをオン/オフさせるタイミングと、それに伴って変化する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2,Q4それぞれのコレクタ−エミッタ間の電圧波形Vce_Q1,Vce_Q2,Vce_Q3,Vce_Q4、および、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流IL、共振用補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrそれぞれの電流波形との一例を示している。
以下、図3の横軸に示す時刻t0から時刻t10に至るまでの各タイミングにおける動作について、順番に説明する。
(1)時刻t0から時刻t1まで
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオン、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、入力電源Vinあるいは入力平滑用コンデンサCinからの入力側の電流が、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1から、主リアクトルLを経由して、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4へと通電し、主リアクトル電流ILにより主リアクトルLにエネルギーが蓄積されるという、通常のコンバータ回路の昇圧力行動作が行われる。
(2)時刻t1から時刻t2まで
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1のみがオン、他の主スイッチング用トランジスタQ2,Q3,Q4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、まず、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオンからオフに切り替わることにより、入力電源Vinあるいは入力平滑用コンデンサCinからの入力側の電流は、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1から主リアクトルLを通電し、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4に並列接続された共振用コンデンサC4に電荷を充電する。一方、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続された共振用コンデンサC3に蓄積されていた電荷を放電することになる。
この結果、共振用コンデンサC3,C4の充放電が完了すると、共振用コンデンサC3の端子間電圧つまり第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q3と共振用コンデンサC4の端子間電圧つまり第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q4とが入れ替わる。
共振用コンデンサC3,C4の充放電が完了し、共振用コンデンサC3,C4の端子間電圧の入れ替えが完了した後は、共振用コンデンサC3に並列接続されている転流用ダイオードDi3を通電して、出力側の負荷R2に対して電流供給されることになる。
ここで、図3に示すように、時刻t1時から時刻t2に至るまで、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q3と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q4との電圧の入れ替わりが急峻には行われず、徐々に進むので、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
(3)時刻t2から時刻t3まで
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオン、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオンするものの、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフしたことにより、入力電源Vinあるいは入力平滑用コンデンサCinからの入力側の電流は、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1から主リアクトルLを通電し、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続された転流用ダイオードDi3を通電して、出力側の負荷R2に対して電流供給される状態が継続する。したがって、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3は、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
(4)時刻t3から時刻t4まで
つまり、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3のみがオン、他の主スイッチング用トランジスタQ1,Q2,Q4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、まず、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1がオンからオフに切り替わることにより、入力電源Vinあるいは入力平滑用コンデンサCinからの入力側の電流が、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1に並列接続された共振用コンデンサC1に電荷を充電する。一方、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2に並列接続された共振用コンデンサC2に蓄積されていた電荷を放電することになる。
この結果、共振用コンデンサC1,C2の充放電が終了すると、共振用コンデンサC1の端子間電圧つまり第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q1と共振用コンデンサC2の端子間電圧つまり第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q2とが入れ替わる。
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1がオフすると、電流は、共振用コンデンサC1を充電し、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2に並列接続されている共振用コンデンサC2の電荷を放電し、主リアクトルLを通電し、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続されている転流用ダイオードDi3を通電して、出力側の負荷R2に対して電流供給されることになる。
共振用コンデンサC1,C2の充放電が完了し、共振用コンデンサC1と共振用コンデンサC2との端子間電圧の入れ替えが完了した後は、電流は転流して、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2つまり共振用コンデンサC2に並列接続されている転流用ダイオードDi2を通電して、主リアクトルLを通電し、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続された転流用ダイオードDi3を通電して、出力側の負荷R2に対して電流供給されることになる。
ここで、図3に示すように、時刻t3から時刻t4に至るまで、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q1と第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q2との電圧の入れ替わりが急峻には行われず、徐々に進むので、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
(5)時刻t4から時刻t5まで
つまり、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオン、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2がオンするものの、入力電源Vinあるいは入力平滑用コンデンサCinからの入力側の電流は、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2に並列接続されている転流用ダイオードDi2を通電して、主リアクトルLを通電し、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続された転流用ダイオードDi3を通電して、出力側の負荷R2に対して電流供給される状態が継続する。したがって、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2は、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
(6)時刻t5から時刻t6まで
つまり、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオン、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンの期間である。
この期間では、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンすることにより、補助リアクトルLrには、補助リアクトル電流ILrが通電し始める。補助リアクトル電流ILrの向きは、補助リアクトルLrの両端に印加されている電圧から、主リアクトルLに通電している主リアクトル電流ILの向きとは逆向きとなる。
この結果、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2に並列接続された転流用ダイオードDi2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3に並列接続された転流用ダイオードDi3に通電する通電量が減少し始め、補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrと主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILとが一致する時刻t6の時点では、零となる。さらに、この時刻t6の時点以降では、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILと補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrとの間で電流絶対値が逆転して、|ILr|≧|IL|の関係になる。
(7)時刻t6から時刻t7まで
つまり、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオン、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンの期間である。
この期間で、|ILr|>|IL|の関係になると、電流は、転流して、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3から、主リアクトルLを経由して、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2へと通電する。
(8)時刻t7から時刻t8まで
つまり、すべての主スイッチング用トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンの期間である。
この期間で、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3が、共に、オンからオフに切り替わると、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3それぞれに並列接続されている共振用コンデンサC2,C3を充電する一方、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4それぞれに並列接続されている共振用コンデンサC1,C4に蓄積されている電荷を放電するように、補助リアクトルLrを介して、電流通電を行う。
ここで、昇圧動作時には、
入力電源Vin < 出力電源Vout
の関係にあるため、入力側の共振用コンデンサC1,C2の充放電が、出力側の共振用コンデンサC3,C4の充放電よりも先に完了する。したがって、共振用コンデンサC1,C2の充放電が先に完了すると、共振用コンデンサC1の端子間電圧つまり第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q1と共振用コンデンサC2の端子間電圧つまり第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q2とが入れ替わる。
この結果、入力側の共振用コンデンサC1,C2の充放電が完了した時点では、共振用コンデンサC3,C4の充放電電流は、主リアクトルLを通電して、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1に並列接続されている転流用ダイオードDi1を通電することになる。
ここで、図3に示すように、時刻t7から時刻t8に至るまで、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q1と第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q2との電圧の入れ替わりが急峻には行われず、徐々に進むので、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
しかる後、出力側の共振用コンデンサC3,C4の充放電が完了すると、共振用コンデンサC3の端子間電圧つまり第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q3と共振用コンデンサC4の端子間電圧つまり第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q4とが入れ替わる。
この場合も、図3に示すように、時刻t7から時刻t8に至るまで、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q3と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間電圧Vce_Q4との電圧の入れ替わりは急峻には行われず、徐々に進むので、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
出力側の共振用コンデンサC3,C4の充放電が完了すると、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4に並列接続されている転流用ダイオードDi4、補助リアクトルLr、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1に並列接続されている転流用ダイオードDi1を通電することになる。
(9)時刻t8から時刻t9まで
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオン、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンの期間である。
この期間の最終時刻t9では、補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrの絶対値が減少し、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILの絶対値と同じ値になる。
時刻t8の時点に、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオフからオンに同時に切り替わるが、時刻t9に至るまで、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4には電流通電がないため、ソフトスイッチング動作となり、スイッチング損失が大幅に低減される。
(10)時刻t9から時刻t10まで
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオン、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンの期間である。
この期間では、|IL|>|ILr|の関係になり、転流が発生して、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4の通電電流が流れ始めるとともに、通電電流量が増加し、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILも増加する。
(11)時刻t10以降
つまり、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1、第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4がオン、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3がオフ、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオフの期間である。
この期間では、補助スイッチング用トランジスタQr2がオンからオフに切り替わり、補助スイッチSWがオフ状態になり、(1)項に示した時刻t0から時刻t1の状態に戻る。
(補助回路のオン/オフ切り替えタイミングの説明)
次に、本発明のコンバータ回路の動作およびコンバータ制御方法の一例として、図3の波形図に示しているように、第一のデューティD1を用いる第一のブリッジ回路、第二のデューティD2を用いる第二のブリッジ回路を有するデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路における昇圧力行動作の場合について、共振型ソフトスイッチング動作用の補助回路の導通状態/非導通状態を切り替えるタイミングつまり図1の補助スイッチSWのオン/オフを切り替えるタイミングについてさらに説明する。
なお、昇圧力行動作の場合、補助回路の補助スイッチSWを構成する2つの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2のうち、補助リアクトルLrを正方向(主リアクトル電流ILの正方向とは逆向きの方向)に補助リアクトル電流ILrが流れる補助スイッチング用トランジスタQr2をオン/オフ制御することになる。
ここで、第一のデューティD1、第二のデューティD2は、それぞれ、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の本来のデューティ(つまり上下双方の主スイッチング用トランジスタQ1,Q2がともにオフになるデッドタイムを含むデューティ)、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の本来のデューティ(つまり上下双方の主スイッチング用トランジスタQ3,Q4がともにオフになるデッドタイムを含むデューティ)を示している。第一のデューティD1と第二のデューティD2とは、一般に等しい値ではなく、それぞれ、独立の値として設定される。
また、図3に示すように、補助回路の補助スイッチSWを構成する補助スイッチング用トランジスタQr2がオンしてから、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフするまでの時間長を後方時間長Trとし、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフしてから補助スイッチング用トランジスタQr2がオフするまでの時間長を前方時間長Tfと定義することとする。つまり、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフとなるデッドタイム中に、共振用コンデンサC1〜C4の充放電動作を完了させることが可能となるように、補助スイッチSWの補助スイッチング用トランジスタQr2のオンすべきタイミングとオフすべきタイミングとを決定するために、補助スイッチング用トランジスタQr2のオン時間として、後方時間長Trを、また、補助スイッチング用トランジスタQr2のオフ時間として、前方時間長Tfを用いて定義する。
後方時間長Trと前方時間長Tfとのそれぞれについては、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフとなるデッドタイム中に、共振作用による共振用コンデンサC1〜C4の充放電動作が完了して、端子間電圧の入れ替えが完了するように、少なくとも、主リアクトルLに流れる主リアクトル電流ILおよび共振型ソフトスイッチング動作用の補助回路に流れる電流つまり補助リアクトルLrに流れる補助リアクトル電流ILrに基づいて、制御部10にて演算することにより決定することができる。
つまり、演算に用いるパラメータとして、主リアクトルLを流れる主リアクトル電流ILの絶対値の最小値である|ILmin|(図3の時刻t8の時点の主リアクトル電流値)、共振用コンデンサC1〜C4の容量値、補助リアクトルLrのインダクタンス値、デッドタイム時間長Td(図3の時刻t7から時刻t8までの時間長)、および、共振作用が開始される時刻つまり第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2、第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3の両者がオフする時刻(図3の時刻t7)における共振電流Irすなわち
Ir=ILr−IL …(1)
の各値を用い、これらのパラメータに基づいた演算を行うことによって、決定することができる。
この結果、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2をそれぞれ独立に制御するデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)を適用し、かつ、共振型ソフトスイッチング方式を適用した双方向昇降圧コンバータ回路において、その主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4の制御方式として、次のような制御が行われる。
すなわち、入力側から出力側に電力を供給する力行動作時には、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4とのオンのタイミングを同期させ、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2と第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3とのオフのタイミングを同期させるように制御する。
一方、出力側から入力側に電力を供給する回生動作時には、逆に、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2と第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3とのオンのタイミングを同期させ、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4とのオフのタイミングを同期させるように制御する。
かくのごとき制御を行っているコンバータ回路において、力行動作時には、第一のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ1と第二のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ4とがオンする直前のデッドタイム中(図3の時刻t7から時刻t8の期間)に、共振作用により、共振用コンデンサC1,C2の充放電動作を完了させ、共振用コンデンサC1,C2の両端電圧を入れ替えることが可能なように、後方時間長Trと前方時間長Tfとを決定して、補助回路の補助スイッチング用トランジスタQr2を制御する。
一方、回生動作時には、第一のブリッジ回路の下側の主スイッチング用トランジスタQ2と第二のブリッジ回路の上側の主スイッチング用トランジスタQ3とがオンする直前のデッドタイム中に、共振作用により、共振用コンデンサC3,C4の充放電動作を完了させ、共振用コンデンサC3,C4の両端電圧を入れ替えることが可能なように、後方時間長Trと前方時間長Tfとを決定して、補助回路の補助スイッチング用トランジスタQr1を制御する。
この結果、デューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路においても、共振型ソフトスイッチング動作を適用することができるので、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチンフ用トランジスタQ1〜Q4、転流用Di1〜Di4において発生するスイッチング損失をほぼ零に低減することができる。而して、コンバータ回路での総損失を大幅に低減することができ、コンバータの効率を向上させ、コストやサイズを低減することも可能となる。
また、入力電源電圧Vin、外部から指令された出力電圧指令値Vout*、および、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2の間には、次の式(2)の関係が成立する。
Vin×D1=Vout*×D2 …(2)
この式(2)が成立するような左右独立デューティ制御方式においては、例えば、昇圧動作時は、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1を任意の値に固定し、降圧動作時は、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2を任意の値に固定し、それぞれ、他方の主スイッチング用トランジスタのデューティ(つまり、前者の場合、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティ、後者の場合、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティ)を制御することによって、出力電圧指令値Vout*に相当する所望の出力電源電圧Voutを得ることが可能である。
あるいは、負荷変動時や電圧変動時に、任意の値に固定していたデューティ(つまり、昇圧動作時は、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1、降圧動作時は、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2)を可変に制御する制御方法も存在するが、かかる場合には、可変に制御しようとするデューティの可変幅は、任意の値に固定して設定することができるデューティの設定幅以内の範囲内で制御することが必要である。
また、図3の波形図から分かるように、共振型ソフトスイッチング動作期間(時刻t7から時刻t8までの間)とその直前の零電圧スイッチング期間(時刻t3から時刻t4までの間)との時間間隔は、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1により変化させることが可能となる。
また、共振型ソフトスイッチング動作期間(時刻t7から時刻t8までの間)とその直後の零電圧スイッチング期間(時刻t1から時刻t2までの間)との時間間隔は、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2により変化させることができるが、この第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2の変化についても、式(2)からも明らかなように、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1を変化させることにより、実現させることが可能となる。
つまり、コンバータ回路の動作状況により、第一のデューティD1を制御することにより、共振型ソフトスイッチング動作期間(図3の時刻t7から時刻t8までの期間)の前後に存在する零電圧スイッチング期間(図3の時刻t3から時刻t4までの期間や時刻t1から時刻t2までの期間)に、補助スイッチSWの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオンする期間が重ならないようにすることが可能となる。
また、前述のように、昇圧動作時には、第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1を、一方、降圧動作時には、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2を、それぞれ、任意の値に固定することによって、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4は、すべてのスイッチング動作時において、零電圧スイッチング動作、あるいは、共振型ソフトスイッチング動作を成立させることができるので、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のスイッチング動作時に、共振用コンデンサC1〜C4の電荷の入れ替えが完了せずに、過電流が流れて、システム停止を来たすことを確実に防止することが可能となる。
さらに言えば、昇圧動作時には、入力側に位置する第一のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1を、一方、降圧動作時には、出力側に位置する第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2を、任意の値に固定し、それぞれ、他方のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタのデューティを制御することにより、共振用コンデンサC1〜C4の充放電動作を、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフとなるデッドタイムの期間中に完了させることができるので、第一、第二のブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてのスイッチング動作について、過電流の発生を防ぐことができ、過電流検出によりシステム停止に至ることを未然に防止することが可能となる。
以上の本実施形態について、従来技術のような襷掛け制御方式と対比して、さらに説明すると、次の通りである。本発明によるコンバータ回路においては、前述のように、第一、第二のブリッジ回路を、それぞれ、独立のデューティ(つまり、入力側に位置する第一のブリッジ回路の主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティD1、出力側に位置する第二のブリッジ回路の主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティD2)として制御するデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路に対して、共振型ソフトスイッチング方式を適用することを可能としている。
一方、第一、第二のブリッジ回路をそれぞれ構成する主スイッチング用トランジスタQ1,Q2の第一のデューティ、第二のブリッジ回路の主スイッチング用トランジスタQ3,Q4の第二のデューティを、共通の1つのデューティDのみで制御する襷掛け制御方式を用いる場合には、共振型ソフトスイッチング動作と零電圧ソフトスイッチング動作とが交互に実施される。また、そのデューティDは、次の式(3)によって決定される。
Vin×D=Vout*×(1-D) …(3)
このため、入出力電源電圧比の絶対値である|Vout/Vin|が大きくなると、式(3)のデューティDあるいはその補数(1-D)が大きくなってしまい、共振型ソフトスイッチング動作期間と零電圧ソフトスイッチング動作期間とのタイミングが近接してしまう。
また、主リアクトルLに流れる主リクトル電流ILの絶対値|IL|が大きな場合には、共振時に、補助リアクトルLr側により多くの電流を流すことが必要となることから、補助スイッチSWの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2をオンする期間を長くすることが必要となる。
その結果、共振型ソフトスイッチング動作期間と零電圧ソフトスイッチング動作期間とのタイミングが近接している場合には、零電圧ソフトスイッチング動作期間のタイミングと補助スイッチSWの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオンしている期間とが重なる恐れが生じる。
両者の期間が重なった場合には、共振作用による共振用コンデンサC1,C2の端子間電圧の入れ替え、あるいは、共振用コンデンサC3,C4の端子間電圧の入れ替えがまだ完了していないにも関わらず、デッドタイムが終了してしまって、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のいずれかのトランジスタがオンしてしまうため、オンした主スイッチング用トランジスタには過電流が流れ出して、過電流検知回路が働いて、システム停止に陥ってしまう。
あるいは、補助スイッチSWの補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2をオンする期間が重ならないように、補助スイッチング用トランジスタQr1,Qr2がオンする期間を所望の期間よりも短く制御した場合には、やはり、共振型ソフトスイッチング動作として共振用コンデンサC1,C2の端子間電圧の入れ替え、あるいは、共振用コンデンサC3,C4の端子間電圧の入れ替えがまだ完了していないにも関わらず、デッドタイムが終了してしまって、主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のいずれかのトランジスタがオンしてしまうため、オンした主スイッチング用トランジスタには過電流が流れ出して、同様に、過電流検知回路によってシステム停止に至る。
これに対して、本発明においては、前述した本発明の実施形態のように、第一、第二のブリッジ回路でデューティが異なるデューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)を適用したコンバータ回路に対してソフトスイッチング動作を可能とする補助回路のオン/オフ制御を実現することにより、共振用コンデンサC1,C2の端子間電圧の入れ替え、あるいは、共振用コンデンサC3,C4の端子間電圧の入れ替えをデッドタイムの期間中に完了させることができ、過電流の発生を防止し、システム停止を防止可能とするとともに、1つのデューティで制御する襷掛け制御方式と比較して、リップル電流が低減し、かつ、リアクトル電流ILの平均値も低減することができる。
以上、詳細に説明したように、本発明によるコンバータ回路およびコンバータ制御方法においては、デューティ独立制御方式(つまり左右独立制御方式)の双方向昇降圧コンバータ回路に共振型ソフトスイッチング方式を適用することが可能となり、第一、第二ブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4、転流用ダイオードDi1〜Di4で発生する損失を大幅に低減することができ、コンバータ回路の効率を向上させ、コストやサイズを低減することができる。さらに、共振用コンデンサC1〜C4の充放電動作を、第一、第二ブリッジ回路を構成する主スイッチング用トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフとなっているデッドタイム中に完了させることができるので、過電流発生によるシステム停止を防止することが可能となる。
本発明によるコンバータ回路の回路構成の一例を示す回路図である。 図1のコンバータ回路の補助スイッチについて図1とは異なる別構成例を示す回路図である。 図1に示すコンバータ回路の各要素回路部における信号波形の一例を示す波形図である。
符号の説明
10…制御部、11…入力電圧センサ、12…出力電圧センサ、13…リアクトル電流センサ、C1〜C4…共振用コンデンサ、Cin…入力平滑用コンデンサ、Cout…出力平滑用コンデンサ、D,D1,D2…デューティ、Di1〜Di4…転流用ダイオード、Dr1,Dr2…補助用ダイオード、IL…主リアクトル電流、ILr…補助リアクトル電流、L…主リアクトル、Lr…共振用補助リアクトル、Q1〜Q4…主スイッチング用トランジスタ、Qr1,Qr2…補助スイッチング用トランジスタ、R1,R2…負荷、SW,SWa…補助スイッチ、Tf,Tr…時間長、Vin…入力電源、Vout…出力電源。

Claims (14)

  1. 入力端子の入力電圧と出力端子の出力電圧との間で電力を変換して入出力端子のいずれかの端子から外部に出力する双方向のコンバータ回路であって、直列接続して第一のデューティで交互にオン/オフさせる入力側の第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタと下側の主スイッチング用トランジスタとのそれぞれおよび直列接続して第二のデューティで交互にオン/オフさせる出力側の第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタと下側の主スイッチング用トランジスタとのそれぞれに、転流用ダイオードを並列接続し、かつ、前記第一のブリッジ回路および前記第二のブリッジ回路をそれぞれ構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタおよび/または前記下側の主スイッチング用トランジスタに、共振用コンデンサを並列接続し、かつ、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとの接続点と前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとの接続点との間に平滑用の主リアクトルを接続し、かつ、共振用の補助リアクトルと補助スイッチとを直列に接続した補助回路を前記主リアクトルに並列接続してなるコンバータ回路において、少なくとも、前記主リアクトルに流れる主リアクトル電流および前記補助リアクトルに流れる補助リアクトル電流に基づいて、前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタおよび前記下側の主スイッチング用トランジスタのすべてがオフになるデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御し、
    前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングとして、当該補助スイッチをオンしてから前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記主スイッチング用トランジスタのすべてがオフするまでの時間長を示す後方時間長と、前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記主スイッチング用トランジスタのすべてがオフしてから当該補助スイッチをオフするまでの時間長を示す前方時間長とを決定して、当該補助スイッチを制御し、
    前記第1のデューティおよび前記第2のデューティを独立で制御し、
    前記第一のブリッジ回路および前記第二のブリッジ回路を構成するトランジスタのうち、前記第一のブリッジ回路の前記上側の主スイッチング用トランジスタ又は前記第二のブリッジ回路の前記上側の主スイッチング用トランジスタの一方のトランジスタをオンに、その他の複数のトランジスタをオフにする零電圧期間と、前記後方時間長および前記前方時間長で示される前記補助スイッチをオンにする期間とが重ならないように、前記第1のデューティ及び前記第2のデューティを制御する
    ことを特徴とするコンバータ回路。
  2. 請求項1に記載のコンバータ回路において、入力側から出力側に電力を供給する力行動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタとをオンするタイミングを同期させ、かつ、前記第一のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタとをオフするタイミングを同期させるように制御することを特徴とするコンバータ回路。
  3. 請求項に記載のコンバータ回路において、前記力行動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタとがオンする直前のデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御することを特徴とするコンバータ回路。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のコンバータ回路において、出力側から入力側に電力を供給する回生動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタとをオンするタイミングを同期させ、かつ、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタとをオフするタイミングを同期させるように制御することを特徴とするコンバータ回路。
  5. 請求項に記載のコンバータ回路において、前記回生動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング用トランジスタと前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタとがオンする直前のデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御することを特徴とするコンバータ回路。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載のコンバータ回路において、昇圧動作の場合、入力側の前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとのオン/オフ期間を示す前記第一のデューティを任意の値に固定し、出力側の前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとのオン/オフ期間を示す前記第二のデューティを可変に制御することを特徴とするコンバータ回路。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載のコンバータ回路において、降圧動作の場合、出力側の前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとのオン/オフ期間を示す前記第二のデューティを任意の値に固定し、入力側の前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとのオン/オフ期間を示す前記第一のデューティを可変に制御することを特徴とするコンバータ回路。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載のコンバータ回路において、前記補助スイッチが、2つの補助スイッチング用トランジスタおよび2つの補助用ダイオードからなり、2つの前記補助スイッチング用トランジスタのエミッタ同士を接続した直列回路を形成し、かつ、2つの前記補助スイッチング用トランジスタそれぞれに、並列に、前記補助用ダイオードのアノード側をエミッタ側に、カソード側をコレクタ側に接続した構成とすることを特徴とするコンバータ回路。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載のコンバータ回路において、前記補助スイッチが、2つの補助スイッチング用トランジスタおよび2つの補助用ダイオードからなり、2つの前記補助スイッチング用トランジスタそれぞれのエミッタに前記補助用ダイオードのアノードを接続した2つの直列回路を形成し、かつ、2つの前記補助スイッチング用トランジスタそれぞれのコレクタに、他方の前記直列回路を形成している前記補助用ダイオードのカソードを接続することにより、2つの前記直列回路を並列に接続した構成とすることを特徴とするコンバータ回路。
  10. 入力端子の入力電圧と出力端子の出力電圧との間で電力を変換して入出力端子のいずれかの端子から外部に出力する双方向のコンバータ回路のコンバータ制御方法であって、直列接続して第一のデューティで交互にオン/オフさせる入力側の第一のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタと下側の主スイッチング用トランジスタとのそれぞれおよび直列接続して第二のデューティで交互にオン/オフさせる出力側の第二のブリッジ回路を構成する上側の主スイッチング用トランジスタと下側の主スイッチング用トランジスタとのそれぞれに、転流用ダイオードを並列接続し、かつ、前記第一のブリッジ回路および前記第二のブリッジ回路をそれぞれ構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタおよび/または前記下側の主スイッチング用トランジスタに、共振用コンデンサを並列接続し、かつ、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとの接続点と前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタと前記下側の主スイッチング用トランジスタとの接続点との間に平滑用の主リアクトルを接続し、かつ、共振用の補助リアクトルと補助スイッチとを直列に接続した補助回路を前記主リアクトルに並列接続してなるコンバータ回路のコンバータ制御方法において、少なくとも、前記主リアクトルに流れる主リアクトル電流および前記補助リアクトルに流れる補助リアクトル電流に基づいて、前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング用トランジスタおよび前記下側の主スイッチング用トランジスタのすべてがオフになるデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御し、
    前記補助スイッチをオン/オフすべきタイミングとして、当該補助スイッチをオンしてから前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記主スイッチング用トランジスタのすべてがオフするまでの時間長を示す後方時間長と、前記第一、第二のブリッジ回路を構成する前記主スイッチング用トランジスタのすべてがオフしてから当該補助スイッチをオフするまでの時間長を示す前方時間長とを決定して、当該補助スイッチを制御し、
    前記第1のデューティおよび前記第2のデューティを独立で制御し、
    前記第一のブリッジ回路および前記第二のブリッジ回路を構成するトランジスタのうち、前記第一のブリッジ回路の前記上側の主スイッチング用トランジスタ又は前記第二のブリッジ回路の前記上側の主スイッチング用トランジスタの一方のトランジスタをオンに、その他の複数のトランジスタをオフにする零電圧期間と、前記後方時間長および前記前方時間長で示される前記補助スイッチをオンにする期間とが重ならないように、前記第1のデューティ及び前記第2のデューティを制御する
    ことを特徴とするコンバータ制御方法。
  11. 請求項10に記載のコンバータ制御方法において、入力側から出力側に電力を供給する力行動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子と前記第二のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング素子とがオンする直前のデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチの導通状態/非導通状態を切り替えるべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御することを特徴とするコンバータ制御方法。
  12. 請求項10または11のいずれかに記載のコンバータ制御方法において、出力側から入力側に電力を供給する回生動作の場合、前記第一のブリッジ回路を構成する前記下側の主スイッチング素子と前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子とがオンする直前のデッドタイム中に、前記共振用コンデンサの充放電動作を完了させることが可能となるように、前記補助スイッチの導通状態/非導通状態を切り替えるべきタイミングを決定して、前記補助スイッチを制御することを特徴とするコンバータ制御方法。
  13. 請求項10ないし12のいずれかに記載のコンバータ制御方法において、昇圧動作の場合、入力側の前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子と前記下側の主スイッチング素子とのオン/オフ期間を示す前記第一のデューティを任意の値に固定し、出力側の前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子と前記下側の主スイッチング素子とのオン/オフ期間を示す前記第二のデューティを可変に制御することを特徴とするコンバータ制御方法。
  14. 請求項10ないし13のいずれかに記載のコンバータ制御方法において、降圧動作の場合、出力側の前記第二のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子と前記下側の主スイッチング素子とのオン/オフ期間を示す前記第二のデューティを任意の値に固定し、入力側の前記第一のブリッジ回路を構成する前記上側の主スイッチング素子と前記下側の主スイッチング素子とのオン/オフ期間を示す前記第一のデューティを可変に制御することを特徴とするコンバータ制御方法。
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