JP5220979B2 - 切削工具とこの切削工具を製造する方法及び装置 - Google Patents

切削工具とこの切削工具を製造する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、切削工具に関し、より詳しくは、少なくとも一つのねじれ溝と、関連ランドと、前記溝とランドとを連結する湾曲したヒールを有するドリルのような切削工具に関する。
また、本発明は、少なくとも一つのねじれ溝とランドを有する切削工具を製造するための方法及び装置に関する。特に、研削砥石を使用して切削工具の溝及びランド部分の両方を形成することができる。
更に、本発明は、かかる研削砥石を成形するために使用されるクラッシュロールに関する。
ツイストドリルのような切削工具は、一般に少なくとも一つの溝及びランドを有する円筒状軸で構成されており、前記溝及びランドは、軸の先端にある先端切削エッジまで一つのねじれ角をもって形成されている。ランドは、それと関連してマージン及びこのマージンの後ろの余裕部を含む。側面切削エッジが、ランドのマージンと溝の交差により形成される。大半のドリルにおいて、側面切削エッジに対向するランドの部分が、通常、鋭利なエッジに仕上がる。しかし、かかるエッジは、切削作業中に機能することなく、単に、第1削砥石を使用してドリルの溝を形成し、第2研削砥石を使用してマージンを含むドリルのランドを形成する製造工程の結果に過ぎない。ところが、この鋭利なエッジは、一般に切削作業中にドリルに導入され得る任意の冷却剤の流れを遮る。また、かかるエッジが形成される時に材料が過度に削り取られることでドリルが弱体化し、また、穴あけ作業中における切屑の流れが妨害され、その結果、かかるドリルの挿入深さがドリルの外径の約4倍乃至5倍た制限される。切屑が溝から排出されるようにドリルを穴から後退させ、その後、再度穴に導入して穴開け作業を継続すると、より深い穴開けができる。これは、ペッキング(pecking)として知られている。
ある種のドリルは、かかる鋭利なエッジを有しない。パラボリックドリルは、一般に溝とランドを有する円筒状軸で構成されている。第1の部分から離れている溝とランドの交差部での鋭利なエッジは、曲線エッジにすることで除かれる。パラボリックドリルは、通常、低速、低負荷の用例に使用される。パラボリックドリルは、深い穴開け用に設計され、その結果、比較的に大きいねじれ角と深い溝を有して、チップ穴掘りを促進する。溝が深いと、ドリルの外周エッジが比較的に薄くなり、これは、ドリルのねじれ強度を減少させる。また、ドリルの外周エッジでの断面積の減少により、ドリルが曲がり易くなり座屈する。しかし、かかる構造の結果として、パラボリックドリルは、通常、ペッキングを行うことなくドリルの外径の10倍乃至15倍の深さを有する穴を工作物に開けることができる。
発明の名称が“ツイストドリルの製造方法”であるソビエト特許番号948624号では、図1乃至図3に示すツイストドリルを示しているが、ここで、溝と側面切削エッジに対向するランドとの交差部は、曲線セクションである。しかし、曲線セクションの半径が小さいと、比較的に浅い溝と、前述した従来のドリルと非常に類似したその他の特徴がドリルにもたらされる。冷却剤の流れは、依然としてランドにより遮られ、また、望ましくないにもかかわらず溝とヒールとの交差部の鋭利な曲率を収容するためにドリルの中央からドリル材料を除去しなければならず、その結果、ドリルのコア径が減少する。
発明が解決しようとする課題
改善された冷却剤の流れ及び切屑の流れを許容しつつ、同時にドリルのコア径を最大にすることでドリルのねじれ強度を最も高くし、ドリル外径の4倍乃至5倍以上の深さで工作物に穴開けできる能力を有するドリルを提供するツイストドリル構造が有利である。
また、過去では、ねじれ溝とマージン付きランドの両方を有する切削工具の製造に2回の別の研削作業を必要とした。一方の作業では、溝を第1研削砥石で研削し、もう一方の作業では、ランドを第2研削砥石で研削する。
また、これらの2回の別の研削作業は、切削工具を2つの別の研削機械に取り付けることを必要とする。よって、切削工具を、溝とランドが同一のねじれ経路に沿って研削されることを保障すべく、各研削機械に精度よく取り付ける必要がある。更に、研削機械は、溝とランドが同一ねじれ角に沿って研削されることを保障すべく、同一のリード角に設定する必要がある。切削工具が適切に取り付けられず、溝とランドが正確に研削されないと、工具に欠陥が生じる可能性があり、その結果、工具の廃棄を余儀なくされる。また、2回の別の作業のための準備作業には時間がかかるのみならず、エラーが生じ易い。従って、切削工具を2回の研削作業を用いて研削することもできるが、1回の研削作業が好ましい。
1つの研削砥石とこの研削砥石を使用した方法を採用することにより、2回の別々の研削作業の必要性をなくすことが要求されている。
最後に、かかる研削砥石は、一点目立て工具またはCNC機械を使用して製造することができる。しかし、これらの方法は、それぞれ時間がかかり、また高価である。その結果、かかる研削砥石をより効果的な方式で製造可能な方法及び装置が有利である。
課題を解決するための手段
【課題を解決するための手段】
本発明に一様態では、長手方向軸線を有する軸を備えた切削工具に関し、前記軸は、先端部を有すると共に外周面を有する。この外周面は、長手方向軸線に垂直かつ先端部から離間した断面で見たとき、ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りを延びる溝を有し、この溝は、外部半径から内側に延在する第1の部分とこの第1の部分に隣接する第2の部分を有する。外周面は、溝に隣接し、ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在するランドを更に有する。ランドは、第1の部分に隣接するマージンを有し、マージンの半径は、外部半径と同一である。ランドは、マージンに隣接する余裕部を有し、この余裕部の半径は、外部半径より小さい。凸状のヒールが、第2の部分と隣接する余裕部とを連結し、ウェブと余裕部との間に連続する表面を提供する。ヒールの半径は、外部半径の15乃至75%であることが好ましい。中心線での工具の最小幅は、任意の余裕部に沿う周距離より小さい。
本発明の他の様態は、長手方向軸線を有する軸を備えたヘリカル切削工具を製造する研削砥石に関する。切削工具の軸は、先端部を有し、半径方向深さを有すると共にねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りを延びる溝と、この溝に隣接しているランドを有する。溝は、外部半径から内側に延在する第1の部分と、この第1の部分に隣接する第2の部分を有する。それぞれのランドは、第1の部分に隣接し外部半径と同一の半径を有するマージンと、このマージンに隣接する余裕部を有し、この余裕部と第2の部分とはヒールにより連結される。研削砥石は、ディスク中心線と平均半径方向寸法を有するディスクからなり、このディスクは、間に幅を画定する第1側部及び第2側部とこれらの側部の間のディスク外周エッジを有し、このエッジは、切削工具を研削するための研磨物質を含み、エッジのプロファイルは、
a)凸状を有し、第1側部から横方向に延在し、ディスク中心線から離れる方向に溝の半径方向深さと同一の半径方向距離だけ延びる第1の形削盤セグメントと、
b)第1の形削盤セグメントに隣接し、第2側部に向けて横方向に延在し、ディスク中心線に向けて内側に延在する第2の形削盤セグメントと、
c)曲線形状を有し、第1の形削盤セグメントから第2側部に向けて延在し、半径が工具の外部半径の8倍以上の余裕部形削盤セグメントと、
d)余裕部形削盤セグメントから第2側部に向けて延在し、ディスク中心線に向けて内側に延在するマージン形削盤セグメントと、
により画定される。
本発明の他の様態では、長手方向軸線を有する軸を備えた切削工具を製造する方法に関し、この切削工具は、第1の部分及び第2の部分を有する溝と余裕部及びマージンを有する隣接ランドを有する。溝とランドは1つのねじれ角をもって形成され、マージンは外部半径を有し、余裕部は、マージンから凹んだ形状に窪んでいる。この方法は、
a)研削砥石を1回通すことで軸を研削することにより切削工具の溝及びランドの両方を形成するステップを含み、研削砥石は、切削工具に余裕部を形成するための余裕部形削盤セグメントを有し、余裕部形削盤セグメントの半径は、外部半径の10倍よりも大きい。
本発明の他の様態では、長手方向軸線を有する軸を備えた切削工具に関し、この切削工具は、第1の部分及び第2の部分を有する溝と余裕部及びマージンを有する隣接ランドを有する。溝とランドはねじれ角をもって形成され、マージンは外部半径を有し、余裕部は、マージンから凹んだ形状に窪んでいる。この切削工具は、
a)1つの研削砥石を1回以上通すことで軸を研削することにより切削工具の溝及びランドの両方を形成するステップを含む方法により製造され、研削砥石は、切削工具に余裕部を形成するための余裕部形削盤セグメントを有し、余裕部形削盤セグメントの半径は、外部半径の10倍よりも大きい。
本発明の最後の様態は、研削砥石を製造するクラッシュロールに関し、研削砥石は、長手方向軸線を有する軸を備えたヘリカル切削工具を製造するのに使用し、切削工具の軸は、先端部を有すると共に、半径方向深さを有しねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在する溝とこの溝に隣接するランドとからなる。溝は、外部半径から内側に延在する第1の部分とこの第1の部分に隣接する第2の部分を有する。それぞれのランドは、第1の部分に隣接し半径が外部半径と同一のマージンとこのマージンに隣接する余裕部を有し、余裕部と第2の部分とはヒールにより連結されている。クラッシュロールは、ディスク中心線と平均半径方向寸法を有するディスクからなり、このディスクは、間に幅を画定する第1側部及び第2側部とこれらの側部の間のディスク外周エッジを有し、このエッジは、切削工具を研削するための研磨物質を含み、エッジのプロファイルは、
a)第1側部から横方向に延在すると共に、ディスク中心線に向けて溝の半径方向深さと同一の半径方向距離に延在する第1の型セグメントと、
b)第1の型セグメントに隣接し、第2側部に向けて横方向に延在し、ディスク中心線から外側に延在する第2の型セグメントと、
c)曲線形状を有し、第2の型セグメントから第2側部に向けて延在し、半径が切削工具の外部半径の8倍以上の余裕部型セグメントと、
d)余裕部型セグメントから第2側部に向けて延在し、ディスク中心線から外側に延在するマージン型セグメントと、
により画定される。
切削工具
一実施の形態において、本発明は、湾曲したヒール付きねじれ溝を有する切削工具に関する。説明のために、ツイストドリルを例に挙げているが、本発明が、例えば、エンドミル、タップ、リーマ及びホブのようにねじれ溝を有するその他の切削工具にも適用され得ることが理解できるはずである。かかる切削工具は、工作物に接触して工作物を切削可能な先端部を有していても、有していなくてもよい。図1は、切削工具10を示し、この切削工具は、説明上、長手方向軸線20を有する軸15を備えたツイストドリルとする。軸15は、工作物(図示せず)に接触して工作物を切削可能な先端部25を有する。軸15は外周面30を有し、この外周面は、図5に示す断面からみて、溝35、ランド40及びこれらの間のヒール45を有する。
軸15の後端部27にはシャンク29があり、このシャンクは略円筒形であることがよく、チャック(図示せず)内部に嵌合するように非円筒形状であってもよい。シャンク29は円筒形として例示されているが、シャンク29がチャック内に把持されるように正方形、六角形、円錐形、または任意のその他の適当な非円筒形を有してよいことはいうまでもない。また、シャンク29が円筒形である場合、シャンクの半径は、軸15の半径より大きくても小さくてもよい。
溝35は、ねじれ角HA(図2)に沿って軸15の長手方向軸線20の周りに延びる。図1及び図5を参照すると、溝35は、外部半径ORから内側に延在する第1の部分(リップ部)50とこのリップ部50に隣接する第2の部分(ノーズ部)55とからなる。
ランド40は、溝35に隣接し、切削工具10の周りの周距離LDにわたってねじれ角HAに沿って長手方向軸線20の周りに延在する。距離LDは、約50°の弧に対応し得る。ランド40はマージン60を有し、マージン60の半径MRは外部半径ORと同一である。ランド40は、またマージン60に隣接する余裕部65を有し、この余裕部は、外部半径ORにより決定されたエンベロープ内にある。図1に示す一実施の形態において、余裕部65の余裕半径CRは、外部半径ORより小さい。しかし、余裕部65は、その長さにわたって半径CRが変化するようにテーパを有することもできる。
図1乃至図6に示す切削工具10は、その長手方向に沿って延在する2つの溝を有する。本発明が1つの溝または複数の溝(例えば、2つ、2つ、4つまたはそれ以上の溝)を有するドリルに適用され得るということを理解されたい。1つの溝35を有する場合、ランド40は、溝35から切削エッジ70まで切削工具10の周りに延びる。図5では、2つの溝があるため、ランド40は、隣接する溝37のリップ部52に隣接すると共にこれと交差して、側面切削エッジ70を形成する。
ノーズ部55とランド40の余裕部65の間に連続する表面をもたらすべく、ヒール45が溝35のノーズ部55と隣接する余裕部65とを連結する。ヒール45は、ヒール半径HRを有し、この半径は、外部半径ORの15乃至75%である。
図5を参照すると、ランド40は、切削エッジ70から余裕部65のエッジ75に至る切削工具10の周りの距離LDにより画定される。ランド40の距離LDは、長手方向軸線20の周りの40°乃至80°の弧に対応する。長手方向軸線20での切削工具の最も小さいウェブ厚Wは、余裕部65の周距離PDより小さい。
余裕部65に沿う余裕周距離PDは余裕部エッジ75から始まり、切削エッジまでの約40°の弧に対応する。
好適な実施の形態において、ヒール半径HRは、外部半径ORの少なくとも25%である。更に、軸15の最も小さいウェブ厚Wは、余裕部65に沿う周距離PDの30乃至80%であることがよい。
軸15の最も小さいウェブ厚Wは、外部半径ORの25乃至70%であることがよく、好適な実施の形態では、外部半径ORの約50%であることがよい。
好適な実施の形態において、軸15の最も小さいウェブ厚Wは、余裕部65に沿う周距離PDの約36%である。
ノーズ部55はノーズ半径NRを有し、この半径は一定であることがよい。ヒール半径HRも一定であることがよい。従って、ウェブとヒール45がそれぞれ一定の半径を有することができるのみならず、ノーズ部55とヒール45のそれぞれの一定の半径がNR=HRになるように同一であることがよい。しかし、ウェブ半径NR対ヒール半径HRの割合は、0.7乃至1.3であることが好ましい。
図5に示すリップ部50は、凹んだ形状で半径LRを有する。しかし、図4の先端部25からみて、リップ部50の突起80は直線である。特定の環境において、この突起80のプロファイルは曲線であってよく、これにより、切削工具10の切削エッジ70に正のすくい角がもたらされる。
再度図5を参照すると、余裕部65は、長手方向軸線20を中心に余裕半径CRと同心になることがよく、これにより、切削エッジ70の後でマージン60に対し構造的支持がもたらされる。この特徴はパラボリックドリルとは対照的であり、パラボリックドリルの場合、その余裕半径は、周距離が切削エッジ70から離れていくにつれて一般に減少する。
マージン60と余裕部65との間の移行部において、移行セグメント85は、線形であることがよく、一般に長手方向軸線20に対し半径方向にある。移行セグメント85は、マージン65と余裕部65との間で傾斜することがよく、湾曲していても直線状あってもよい。
余裕部65とヒール45との交差地点90は、余裕部65とヒール45の両方で同一の接線を有し得る。これは、余裕部65とヒール45との間に連続的な融合をもたらす。また、ヒール45とノーズ部55との交差地点95も同一の接線を有することができる。溝35とランド40との間に連続する表面を提供するために、余裕部65とヒール45との交差地点90での接線は同一であることがよく、ヒール45とノーズ部55との交差地点95での接線も同一であることがよい。その結果として、余裕部65、ヒール45、ノーズ部55間の外周面30のプロファイルは連続的であることがよい。
図1乃至図5は、2つの溝を有するツイストドリル10を示す。前述したように、本発明の思想は、2つの溝に限定されず、1つの溝または複数の溝を有する構造も本発明の思想内にあることを理解しなければならない。溝を更に有する場合、本発明のツイストドリルは、溝/ランド対を更に有し、それぞれの対は、ねじれ角HAに沿って軸15の長手方向軸線20の周りに延在し、軸15に沿って互いに隣接する複数の溝/ランド対を形成する。
図6は、図2の矢印VI−VIに沿う断面図を示す。特に興味深いのはこの断面の非対称形状であり、この形状は、当該ドリルが所定の角度をなすプロファイルをとっている結果である。断面が対称構造である唯一の位置は、長手方向軸線20に垂直する矢印V−Vに沿う断面と類似する断面である。
ドリルの一実施の形態において、直径が0.50インチのドリルの場合は、次の寸法を用いることができる。
ねじれ角(HA)=30°
外部半径(OR)=0.250インチ
ヒール半径(HR)=0.092インチ
ノーズ半径(NR)=0.098インチ
余裕半径(CR)=0.241インチ
マージン半径(MR)=0.250インチ
リップ半径(LR)=0.420インチ
ウェブ厚(W)=0.134インチ
切削工具を製造するための研削砥石
従来、ねじれ溝と関連ランドを有する切削工具は、通常2つの別の研削砥石で製造され、2回の別々の研削ステップが必要であった。前述したように、これらの2つのステップは、時間がかかるのみならず、第1研削作業後に切削工具をねじれ溝と関連ランドとが互いに平行になるように適切に整合することが重要であった。かかる関係を欠如すると、切削工具は欠陥があると考えられ、廃棄されていた。
本発明の発明者は、切削工具にねじれ溝と関連ランドの両方を同時に形成できる1つの研削砥石を製造した。この構造では、切削工具をより早く製造できるのみならず、切削工具の製造の精度をより改善し、また溝とランドとが互いに平行でない時に発生するスクラップを除去する。
図7は、長手方向軸線20を有する軸15を備えたヘリカル切削工具10を製造するための研削砥石110を示す。円筒形であってもまたは円筒形でなくてもよいシャンク29は図示していない。切削工具の軸15は、先端部25を有すると共に、半径方向深さ97(図5)のある溝35を有する。溝35は、ねじれ角HAに沿って軸15の長手方向軸線20の周りに延在する。ランド40が溝35に隣接しており、溝35は、外部半径ORから内側に延在するリップ部50とこのリップ部50に隣接するノーズ部55を有する(図1)。それぞれのランド40は、リップ部50に隣接するマージン60を有し、このマージンの半径MRは外部半径ORと同一である。余裕部65がマージン60に隣接しており、余裕部65とノーズ部55とはヒール45により互いに連結されている。
再び図7を参照すると、研削砥石110は、ディスク中心線117を有するディスク115からなり、このディスクは、最外側半径方向地点157まで延在する最大半径GR、長手方向軸線118及び平均半径寸法を有する。ディスク115は、第1側部120及び対向する第2側部125を有し、これらの間に幅GWを画定する。ディスクの外周エッジ130は、側部120、125の間に延在する。側部120、125と外周エッジ130は、切削工具10を研削するための研磨物質を含む。かかる研磨物質は、炭化珪素を含む(ただしこれに限定されない)、金属を研削するのに使用される多数種の一般的な材料のいずれでもよい(例えば、立方晶窒化ホウ素、酸化アルミニウムまたはダイヤモンド)。通常、研削砥石110は、樹脂ボンドで接合された炭化珪素のような材料で製造することができる。樹脂ボンドは、衝撃及び撓みを伴う用例に適合する。従って、その構造は、衝撃及び撓みが低速及び低馬力容量の表面研削機で効果的に作用するよう、十分に脆い。または、金属ボンド(で接合された)研削砥石を使用することもできる。
図8は、研削砥石110の特徴が説明できる方式で、本発明に係る典型的な研削砥石110の側面図を示す。
研削砥石110のエッジ130の特定部分は、切削工具10の溝35及びランド40の特定部分を形成すべく使用され、かかる理由にてこれらの特定部分に対する図面符号は、切削工具10の関連部分に100を加えたものである。
外周エッジ130は、凸状の第1形削盤セグメント(リップ形削盤セグメント)150を有し、このセグメントは、第1側部120から横方向に延在し、溝35の半径方向深さ97と同一の半径方向距離GRだけディスク中心線117から離れて更に延在する(図5)。
第2形削盤セグメント(ノーズ形削盤セグメント)155がリップ形削盤セグメント150に隣接すると共に、第2側部125に向けて横方向に延在し、またディスク中心線117に向けて内側に延在する。
余裕部形削盤セグメント165が曲線形状を有し、ノーズ形削盤セグメント155から第2側部125に向けて延在する。余裕部形削盤セグメント165の半径は、工具の外部半径ORの8倍よりも大きいことがよい。
マージン形削盤セグメント160が余裕部形削盤セグメント165から第2側部125に向けて延在し、またディスク中心線117に向けて内側に延在する。
一実施の形態において、リップ形削盤セグメント150の勾配とノーズ形削盤セグメント155の勾配とはそれらの交差地点157で同一でないことがある。
第1側部120に最も隣接するリップ形削盤セグメント150の部分152が第1側部120に平行であることがよい。
余裕部形削盤セグメント165の半径が、工具の外部半径ORの8倍よりも大きいことは前述している。余裕部形削盤セグメント165の半径は、外部半径ORの8倍乃至50倍の範囲内であることがよい。また、余裕部形削盤セグメント165の半径は無限大であることがよく、セグメント165は直線をなすことがよい。
余裕部形削盤セグメント165は、2つの端部地点167、169により限定される。余裕部形削盤セグメント165のこれらの2つの端部地点167、169を連結する線は、ディスク115の中心線117に平行な線170と0乃至15。の余裕角CAをなすことが好ましい。一実施の形態において、半径GRが18インチの砥石の場合、通常の余裕角CAは10°である。
ノーズ形削盤セグメント155を参照すると、セグメント155は、半径が外部半径ORの8倍乃至50倍の凹んだ形状を有することがよい。ノーズ形削盤セグメント155の半径が実質的に無限大であり、よってセグメント155が直線状になってもよい。
マージン形削盤セグメント160を参照すると、セグメント160は曲線状であり、半径が外部半径ORの8倍乃至50倍と同一である。曲線は、切削工具の余裕部とマージンとの間の所望する移行に応じて凸状であるか、または凹んだ形状、または直線状であることがよい。上述のように、マージン形削盤セグメント160の半径は無限大であることがよいことから、図8に示すような直線的なセグメントがもたらされる。
ノーズ形削盤セグメント155から第2側部に向けて横方向に余裕部形削盤セグメント165まで延在するヒール形削盤セグメント145を有することも、もちろん可能である。ヒール形削盤セグメント145は、凹んだ形状を有することがよく、点159、167により限定されている。ノーズ形削盤セグメント155とヒール形削盤セグメント145との交差部での勾配は同一であることがよい。ヒール形削盤セグメント145と余裕部形削盤セグメント165との交差部での勾配も同一であることがよい。
図11に示すようなまた他の実施の形態において、エッジ130は、余裕部形削盤セグメント165とマージン形削盤セグメント160との間に延在する凹んだ形状のフィレット形削盤セグメント175を更に有することができる。
本発明の一実施の形態において、研削砥石110は半径が9インチで、幅が0.71インチであることがよい。リップ形削盤セグメント150は、第1側部120から延在し、半径が0.24インチの凸状を有し、リップ形削盤セグメント150の開始部分は、第1側部120に接する。リップ形削盤セグメント150は、ディスクの長手方向軸線117に接するまで延在する。ノーズ形削盤セグメント155は直線であり、リップ形削盤セグメント150から長手方向軸線117に向けて軸線117と約36°の角度をもって延びる。ノーズ形削盤セグメント155に隣接するヒール形削盤セグメント145は凹んだ形状であり、半径が0.188インチであり、軸線118に最も隣接する点まで延在し、その後、軸線118から離れて隣接余裕部形削盤セグメント165との接点167まで延在する。余裕部形削盤セグメント165は直線状であり、軸線117に平行な線との間に4°の角度を形成する。第1側部120から0.662インチの位置において、直線であるマージン形削盤セグメント160は、軸線117に平行な線との間に4°の角度を形成して延在し、ディスク115の第2側部125と交差する。ディスク115の第1側部120と第2側部125は、いずれも直線で互いに対し平行である。
図1は、本発明に係る切削工具10の斜視図を示している。図9は、前記切削工具10と、この切削工具10の溝35とランド40を形成するために使用し得る研削砥石110とを示している。例示の便宜上、研削砥石110を切削工具10から離しているが、研削砥石110は、これを横方向に変異することにより切削工具10に対して適切に位置決めされるように、適切に位置合わせされる。実際の作業で、研削砥石110は、図9に示すAの方向に進んで例削工具10の外周面に到る。しかし、そのように研削砥石110を進めるまで、溝35とランド40は切削工具10のボディに未だ形成されておらず、図9の右側に示す軸15の部分と類似するということを理解されたい。
図10は、溝35とランド40を完全に研削すべく位置決めされた研削砥石110を示している。かかる作業中に、軸15は、矢印Rで示すように回転すると同時に、矢印Fで示す方向に並進動し、その間、研削砥石110が回転することで軸15にねじれ溝35と関連ランド40を形成することができる。
切削工具の製造方法
ねじれ溝と関連ランドを形成するために2つの別々の研削砥石を使用する必要があった従来の技術とは異なって、本発明の一実施の形態では、1つの研削砥石110を使用して溝35とランド40の両方を同時に形成することができる。
特に、本発明の他の実施の形態では、かかる方法を提供する。再び図1と図8乃至図10を参照して、前述したような切削工具10を製造する方法を説明する。この方法は、研削砥石110を少なくとも1回通すことで軸15を研削することにより切削工具10の溝35及びランド40を形成するステップを含む。より低馬力の研削機械を使用する場合は、研削砥石110の1回以上通すことを必要とすることがあるが、砥石を通す毎に軸115(工作物)の溝とランドをより深くすることができる。
この方法は、同一の研削砥石110を少なくとも1回通すことでランド40の余裕部65と溝35のノーズ部55とを連結する凸状のヒール45を形成するステップを更に含み、ノーズ部55と余裕部65との間に連続する表面がもたらされる。
作業時に、半径が9インチの研削砥石110を使用して外部半径が0.25インチの切削工具10を研削することができる。かかる状況で、研削砥石110は、1500乃至400rpmの速度で回転することができる。2000rpmの速度で、切削工具10を、4乃至6インチ/分の速度で砥石に対し軸方向に送る(投入)ことができる。ねじれ角HAは、通常、送り速度に基づいて異なる研削機械に対し固定されており、また切削工具を砥石に向けて送る時の切削工具10の回転速度の関数である。しかし、異なる研削機械を調整してねじれ角HAを調整することもできる。研削機械の動力によっては、研削作業を、研削砥石を1回通すことで全体深さにすることで達成することができ、または、複数回通すことにより徐々により大きい深さにすることで達成することができる。
因みに、研削砥石110の外周エッジ130の鏡像を有するクラッシュロール410を研削砥石110に対し押し付けることでクラッシュロール410の形状を研削砥石110に与えることができる。これは、研削砥石110が可撓性のある樹脂ボンド研削砥石であり、頻繁に矯正する必要のある(そしてそのような頻繁な矯正が好ましい)場合に特に有利である。
再び図7を参照すると、溝35とランド40は、切削工具10の長手方向軸線20の周りに延在し、好ましくは22°乃至38°の値を有し得るねじれ角HAを画定する。図7に更に示すように、研削砥石110の半径GRは、切削工具10の外部半径ORより著しく大きく、研削砥石110は、研削砥石110が切削工具10に接する接点、またかかる接点の前後の位置で切削工具10と接触する。その結果、研削工程をより良好に制御すべく、研削砥石110は、研削砥石110を貫いて延びる長手方向軸線118に対しオフセットされる。研削砥石110は、ねじれ角HAに対し3°乃至4°のオフセット角OAをもってオフセットされ得る。
本発明の他の実施の形態において、切削工具10の溝35とランド40は、研削砥石110を少なくとも1回通すことで軸15を研削することにより形成することができる。これにより、溝35のノーズ部55とランド40の余裕部65とを連結する凸状のヒール45が形成され、ノーズ部55と余裕部65との間に連続する表面が提供され、ヒール45の半径は、外部半径ORの15乃至75%である。
工程による切削工具製品
今まで溝付きの切削工具10と、かかる溝付きの切削工具10を製造するための研削砥石110と、かかる切削工具10を製造するための方法を説明してきた。
1つの研削砥石110を使用してねじれ溝付きの切削工具10を製造する一般的概念は、独自のものと考えられるため、本明細書で説明する切削工具10のような製品も、かかる工程の結果として独自のものと考えられる。
クラッシュロール装置
理想的な条件下で作動する完全な研削砥石110は、自発的に鋭利になる。具体的には、研磨粒子が鈍くなると、これらの研磨粒子は研削力により破壊され砥石から除去されて、新たな鋭利な研磨粒子が露出される。精密な機械研削において、かかる理想的な研削は部分的に達成し得るものの、完全な達成はほとんど不可能である。一般に、研削砥石110は、精密な研削機械スピンドルに取り付けてから目立て(dressing)して調整される必要があり、その後も周期的にそうした調整を行う必要がある。かかる特徴を与えるための1つの装置がクラッシュロール410であり、このクラッシュロールは、焼入れ鋼またはカーバイドロールであることがよく、またダイヤモンドを含浸してもよい。また、このロールは、回転自在であり且つ研削砥石110の所望する形態を有する。クラッシュロール410は、研削砥石110に対し徐々に送られ、この研削砥石は低速で運転される。クラッシュロール410は、粉砕作用により、砥石にクラッシュロール410と逆の形状を形成する。クラッシュロール410は、鋭利な粒子により快削砥石面を形成する。本発明に係る研削砥石110を目立てするための好適な方法は、図12及び図13に示すようなクラッシュロール410の使用を含む。
図から分かるように、クラッシュロール410のプロファイルは、研削砥石110の外周エッジ130の鏡像である。
再び図12及び図13と、切削工具が詳細に示された図1を参照して、研削砥石110を目立てするためのクラッシュロール410について説明する。ここで、研削砥石110は、上述のヘリカル切削工具10を製造するのに使用される。クラッシュロール410は、ディスク中心線417を有し平均半径寸法がCRのディスク415からなる。ディスク415は、間に幅CWを画定する第1側部420及び第2側部425と、これらの側部420、425の間のディスク外周エッジ430を有する。エッジ430は、研削砥石110を目立てするための研磨物質を含み、外周エッジ430はプロファイルを有する。
前記プロファイルは、第1側部420から横方向に延在する凹んだ形状の第1の型セグメント(リップ型セグメント)450により形成されるが、このセグメントは、溝35の半径方向深さ97と同じ半径方向距離だけディスク中心線417に向けて延在する。プロファイルは、リップ型セグメント450に隣接する第2の型セグメント(ノーズ型セグメント)455を更に有し、このノーズ型セグメントは、第2側部425に向けて横方向に延びると共に、ディスク中心線417から外側に更に延在する。余裕部型セグメント465がノーズ型セグメント455から第2側部425に向けて延在し、その半径は、切削工具10の外部半径ORの10倍よりも大きい。マージン型セグメント460が余裕部型セグメント465から第2側部425に向けて延在し、ディスク中心線417から外側に延在する。
図13に示すように、クラッシュロール410の外周エッジ430のプロファイルは、研削砥石110の外周エッジ130の鏡像である。
リップ型セグメント450の勾配とノーズ型セグメント455の勾配は、それらの交差地点457で同一でないことがある。
更に、第1側部420に最も隣接するリップ型セグメント450の部分452は、第1側部420に平行である。
余裕部型セグメント465を参照すると、このセグメント465の半径は、切削工具10の外部半径ORの8倍乃至50倍であることがよい。変形例では、余裕部型セグメント465の直径は無限大であることがよく、直線セグメントを形成する。余裕部型セグメント465上の端部地点467と端部地点469とを連結する線は、ディスク415の中心線417に平行な線470との間で0°乃至15°のクラッシュロール余裕角CCAを成す。
平均半径方向寸法CRが4インチのクラッシュロール410の場合、余裕角CCAは、10°であることが好ましい。
ノーズ型セグメント455を参照すると、このセグメント455は、半径が切削工具10の外部半径ORの8倍乃至50倍の凹んだ形状を有してよい。更に、余裕部型セグメント465と同様に、ノーズ型セグメント455の半径を無限大にし、セグメントを直線状にしてもよい。
マージン型セグメント460を参照すると、このセグメント460は凹んだ形状であることがよく、またその半径が切削工具10の外部半径ORの8倍乃至50倍であることがよい。上述のように、半径を無限大にして直線的なセグメントを形成してもよい。
クラッシュロール410は、ノーズ型セグメント455から第2側部に向けて余裕部型セグメント465にまで横方向に延在する凸上のヒール型セグメント445を更に有してよい。ヒール型セグメント445の半径は、切削工具10の外部半径ORの50乃至100%であることがよい。ノーズ型セグメント455とヒール型セグメント445との交差地点447での勾配は同一であることがよい。更に、ヒール型セグメント445と余裕部型セグメント465との交差地点467での勾配は同一であることがよい。
簡略に図11を再び参照すると、研削砥石110がフィレット形削盤セグメント175を有し得ることと同様に、クラッシュロール410も余裕部型セグメント465とマージン型セグメント460との間を延びる凹んだ形状の、図11に示すフィレット型セグメント475を有することができる。
ねじれ軸線に沿って溝35を有し、溝35のノーズ部55とランド40の余裕部65とが凹んでいるヒール45により連結されている切削工具10を説明した。また、1回以上通すことでかかる切削工具10を形成する1つの研削砥石110と、かかる研削砥石110を使用する方法を説明した。最後に、研削といしを製造すべく使用されるクラッシュロール410を説明した。
本発明を好適な実施形態を参考にして説明したが、前述の詳細な説明を読んで理解する人であれば、その変形例及び修正例も明白であろう。本発明は、添付された特許請求の範囲またはこれと均等物の範囲内にある限りは、かかる全ての変形例及び修正例を含むことと解釈される。
本発明に係るドリルの斜視図である。 本発明に係るツイストドリルの正面図である。 図2に示すドリルの側面図である。 図2に示すドリルの拡大平面図である。 図2の矢印V−Vに沿う断面図である。 図2に示す矢印VI−VIに沿う断面図である。 最終の切削工具に隣接するが、間隔をおいて位置した研削砥石のオフセット角に沿う構成を示すスケッチである。 切削工具を製造するのに使用した研削砥石の詳細を示す図である。 要部を強調すべく互いに間隔をおいて配置された図7の研削砥石と切削工具を示す図である。 互いに接触した形状の図7の研削砥石と切削工具のオフセット角に沿う構成を示す図である。 研削砥石の変形例を示す図である。 研削砥石に作用して砥石を形削りするクラッシュロールを示すスケッチである。 要部を強調すべく互いに間隔をおいて配置された図12の研削砥石とクラッシュロールを示す図である。

Claims (28)

  1. 長手方向軸線を有する軸を備えた切削工具であって、
    前記軸が先端部と外周面を有し、この外周面が、長手方向軸線に垂直であって先端部から離間した断面からみて、
    a)ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在する溝と、
    b)前記溝に隣接し、ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在するランドであって、半径が外部半径と同一なマージンを有するとともに、前記ランドはまた、前記マージンに隣接するとともに前記外部半径で包絡される包絡面よりも内側にある余裕部と、を有し、前記溝との境界部において切削エッジを形成するランドと、
    を備え、
    c)前記溝は、前記切削エッジに隣接するとともに半径がLRの凹面部である第1の部分と、前記余裕部の前記マージンとは反対側のエッジに連続する凸面部であって、半径が外部半径の15〜75%であるヒールと、半径LRよりも小さな半径NRを有し、前記第1の部分と前記ヒールとを連続的に繋げる凹面部である第2の部分と、を備え、
    d)前記切削工具の長手方向軸線の周りの最小幅であるウェブ厚が任意の余裕部に沿った周距離よりも小さく、
    e)前記第2の部分とヒールとの半径の比は0.7〜1.3であり、
    f)前記軸の前記先端部における前記第1の部分の突起は直線である
    切削工具。
  2. 前記ヒールの半径が、外部半径の少なくとも25%である請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記ウェブ厚が、任意の余裕部に沿う周距離の40乃至80%である請求項1に記載の切削工具。
  4. 前記ウェブ厚が、任意の余裕部に沿う周距離の約36%である請求項1に記載の切削工具。
  5. 前記ウェブ厚が、外部半径の25乃至70%である請求項1に記載の切削工具。
  6. 前記ウェブ厚が、外部半径の約50%である請求項5に記載の切削工具。
  7. 前記第2の部分の半径が一定である請求項1に記載の切削工具。
  8. 凸状の前記ヒールの半径が一定である請求項1に記載の切削工具。
  9. 前記第2の部分と前記ヒールの両方の半径が一定である請求項1に記載の切削工具。
  10. 前記第2の部分の半径、前記ヒールの半径間の比が0.7乃至1.3である請求項9に記載の切削工具。
  11. 前記第1の部分が凹んだ形状である請求項1に記載の切削工具。
  12. 前記ランドが、前記長手方向軸線の周りを40°乃至80°延びる弧に沿って延在する請求項1に記載の切削工具。
  13. 前記余裕部が、長手方向軸線と同心である請求項1に記載の切削工具。
  14. 前記余裕部と対面する側部において、前記マージンが、前記余裕部と合わされる移行セグメントを有する請求項1に記載の切削工具。
  15. 前記移行セグメントが直線状である請求項14に記載の切削工具。
  16. 前記移行セグメントが曲線状である請求項15に記載の切削工具。
  17. 各余裕部と各ヒールとの交差地点での接線が同一である請求項1に記載の切削工具。
  18. 各ヒールと各第2の部分との交差地点での接線が同一である請求項1に記載の切削工具。
  19. 各余裕部と各ヒールとの交差地点での接線と、各ヒールと各第2の部分との交差地点での接線とが同一である請求項1に記載の切削工具。
  20. 1以上の溝とランドとの対を有し、夫々の溝とランドとの対は、前記軸の長手方向軸線の周りにねじれ角に沿って延在し、前記軸に沿って互いに隣接する複数の溝とランドとの対を形成する請求項1に記載の切削工具。
  21. 前記軸の先端部が工作物に接触して工作物を切削することができる請求項1に記載の切削工具。
  22. 前記軸がドリル、タップまたはリーマのいずれかを含む請求項21に記載の切削工具。
  23. 前記軸がエンドミルを含む請求項21に記載の切削工具。
  24. 前記軸がツイストドリルを含む請求項21に記載の切削工具。
  25. 前記第1の部分は軸の先端部において直線状の切刃を有する請求項21に記載の切削工具。
  26. 前記余裕部の半径が外部半径より小さい請求項1に記載の切削工具。
  27. 前記余裕部がテーパ部を有し、該テーパ部の長さにわたって半径が変化する請求項1に記載の切削工具。
  28. 長手方向軸線を有する軸を備えた切削工具であって、
    前記軸が先端部と外周面を有し、この外周面が、長手方向軸線に垂直し先端部から離間した断面からみて、
    a)ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在する溝と、
    b)前記溝に隣接し、ねじれ角に沿って軸の長手方向軸線の周りに延在するランドであって、溝に隣接するとともに半径が外部半径と同一なマージンと、このマージンに隣接するとともに前記外部半径で包絡される包絡面よりも内側にある余裕部と、を有し、且つ、溝との境界部において切削エッジを形成するランドと、
    を備え、
    c)前記溝は、前記切削エッジに隣接するとともに半径がLRの凹面部である第1の部分と、前記余裕部の前記マージンとは反対側のエッジに連続する凸面部であって、半径が外部半径の15〜75%であるヒールと、半径LRよりも小さな半径NRを有し、前記第1の部分と前記ヒールとを連続的に繋げる凹面部である第2の部分と、を備え、
    d)前記切削工具の長手方向軸線の周りの最小幅であるウェブ厚が任意の余裕部に沿った周距離よりも小さく、
    e)前記第2の部分とヒールとの半径の比は0.7〜1.3であり、
    f)前記軸の前記先端部における前記第1の部分の突起は直線である
    切削工具。
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