JP5219569B2 - ウェーハ研削装置における加工良否判定方法およびウェーハ研削装置 - Google Patents

ウェーハ研削装置における加工良否判定方法およびウェーハ研削装置 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハ研削装置における加工良否判定方法およびウェーハ研削装置に関するものである。
近年、半導体装置の高度の集積、実装化が進み、それに伴って半導体チップ(ダイ)を薄片化することが行われている。そのため、研削手段でダイシング前のウェーハの裏面を研削することが行われる。このウェーハの裏面研削加工時には、ウェーハの表面に保護テープを貼り付けて表面を保護した状態で行うようにしている。
さらに、裏面研削加工後は、ウェーハの裏面を研磨(ポリッシング)することにより歪みを除くことが行われ始めている。
ところで、ウェーハの素材によっては、例えば素材が硬質で、研削し難いものである場合、いわゆる面焼け、むしれ等の研削不良が生じるおそれがあり、所望の研削加工が困難であることがある。
そこで、特許文献1では、レジンボンドにダイヤモンド砥粒と微細な金属球とを混入して砥石を形成して研削ホイールを構成することを提案している。
このことにより、当りが比較的ソフトな金属球がダイヤモンド砥粒とウェーハとの間で緩衝材として機能するとともに、熱伝導率に優れることによる冷却機能、金属球が真球で脱落しやすいことに起因するダイヤモンド砥粒の脱落による発刃機能と相俟って、難削材で形成されたウェーハを、面焼け、ムシレ等を生ずることなく効率よく研削することができる、としている。
特開2007−301665号公報
しかしながら、上述のウェーハの裏面研削加工時においては、所望の研削加工がなされているかを監視しているかは何ら、開示も示唆もされてはいない。
従って、所望の研削加工がなされず、そのまま研削加工が進んでしまうと、製品不良の発生は避けられず、歩留りの低下を招く。
本発明は、以上のような課題を改善するために提案されたものであって、ウェーハの裏面を研削する研削工程において、研削手段の送り量に基づくウェーハの厚さとウェーハ厚さの実測値とを比較することで、面焼けなどの研削面の加工不良を判定し得、製品不良の発生を未然に防止し得るようにした、ウェーハ研削装置における加工良否判定方法およびウェーハ研削装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、研削手段を送り込んでウェーハの裏面に押し当て、ウェーハの裏面を研削する研削工程において、研削工程の間に、研削手段の送り量を算出し、研削工程の間に、研削手段の送り量に対応するウェーハの厚さを、予め格納したデータから抽出し、研削工程の間に、実際のウェーハの厚さを測定し、研削工程の間に、研削手段の送り量に対応するウェーハの厚さと実際のウェーハの厚さとを比較するとともに、研削手段の送り量に対応するウェーハの厚さと実際のウェーハの厚さとの差が所定範囲内に有るか否かを監視して、ウェーハの面の加工良否を判定することを特徴とする。
これにより、ウェーハを研削する研削工程において、リアルタイムでウェーハの加工不良を判定し、加工停止を指令することで、製品不良の発生を未然に防止し得る。
請求項2に記載の発明では、実際のウェーハの厚さは、接触式センサに基づくコンタクト式ウェーハ厚さ検出手段により測定されることを特徴とする。
これにより、ウェーハの厚さを、リアルタイムで、正確に検出することができ、高精度な加工良否判定に寄与することができる。
さらに請求項3に記載の発明では、ウェーハを保持して、ウェーハを研削する研削手段と、研削手段を研削送りする送り手段とを備えたウェーハ研削装置において、研削工程の間に、実際のウェーハの厚さを測定する検出手段と、研削工程の間に、研削手段の送り量を演算する演算部と、研削工程の間に研削手段の送り量に対応するウェーハの厚さを、予め記憶したデータから抽出する導出部と、研削工程の間に、導出部が抽出したウェーハの厚さと検出手段が測定した実際のウェーハの厚さとを比較するとともに、導出部が抽出したウェーハの厚さと実際のウェーハ厚さとの差が所定範囲内に有るか否かを監視して、ウェーハの面の加工良否を判定する加工良否判定部とを具備することを特徴とする。
これにより、研削手段の送り量から、対応するウェーハの厚さを導き出すことができる。この導き出されたウェーハの厚さと、逐時計測したウェーハの厚さとを比較する。
もし、面焼け等の加工不良が発生すると、研削手段の送り量に比較して、研削されているべき分が残留し、ウェーハの実測値が異なってくる。
この実測値とのずれが、出現することで、容易に、加工不良であることを把握することができる。
従って、研削手段の送り量に基づくウェーハの厚さとウェーハの厚さの実測値とを比較して、差を見出すことで、加工不良と判定することができ、裏面研削工程を停止する指令を発することができる。
図1に半導体ウェーハ研削装置1の一例を示す。この半導体ウェーハ研削装置1(以下、研削装置1)は、ウェーハ2を保持する保持手段(後述)と、ウェーハ2を研削する研削手段3と、研削手段3を研削送りする送り手段4とを備えたものである。
ウェーハ2は、図2に示すように、例えば回路パターン2cが形成された表面2a側に保護フィルム5を貼り合わせて構成されている。なお、ウェーハ2には、回路パターン2cが形成された表面2a側に保護フィルム5を貼り合わせる他、さらに支持基材(図示省略)を貼り合わせて構成しているものもある。
かかるウェーハ2は、保持手段として、モータ6により回転するターンテーブル7上面の、図示しないたとえば吸着プレート(チャック)に保持するようにしている。なお、ターンテーブル7は、円盤状に形成され、その下面にモータ6の出力軸8がターンテーブル7の中心軸と同軸上に取り付けられている。このターンテーブル7は、モータ6の駆動力によって図中矢印A方向に回転される。
かかるウェーハ2は、後述する手段により計測するようにしているが、研削加工前の厚さt1は例えば約750μmであり、保護フィルム5の厚さは約100μmとしている。
そしてウェーハ2は、後述の研削手段3を送り手段4により、ウェーハ2の研削面である裏面2bに当接し、押込んでいくことで、所定の厚さ、例えば30μm程度まで薄く研削加工するようにしている。
研削手段3は、装置本体9に立設した略L字状のラム10先端側に設けて、図中、Z方向に、往復動可能な送り手段4に取付けている。
すなわち研削手段3は、送り手段4を構成する軸部(後述)によって軸方向に移動するモータ11の出力軸12先端に取付けた研削砥石13を有している。この際研削砥石13は、その上面でモータ11の出力軸12が研削砥石13の中心軸と同軸上に取り付けられ、このモータ11の駆動力によって図中矢印B方向に回転される。
研削砥石13は、ターンテーブル7で吸着保持されたウェーハ2の裏面2bを研削加工する砥石であり、例えば、液体ボンドを結合材とするダイヤモンド砥石が用いられる。結合材を液体ボンドにすることで、砥石が弾性を持ち、砥石13とウェーハ2接触時の衝撃力が緩和され、ウェーハ裏面2bを高精度に加工することができる。研削砥石13は、砥石部分13aを、ターンテーブル7で吸着保持されたウェーハ2の裏面2bに対向するようにしている。
次に、研削手段3を研削送りする送り手段4は、ボールネジ14等を備えている。送り制御部(後述)により、モータ(図示省略)で、ボールネジ14を駆動すると、研削砥石13をウェーハ2に対してZ方向に移動させることができる。よって、研削砥石13をウェーハ2の裏面2bに押圧当接させて送り動作させることにより、ウェーハ2の裏面2bを研削砥石13で研削することができる。
ボールネジ14は、L字状に形成されたラム10上に固定されている。ラム10は、可動式であっても固定式であってもどちらでもよく任意であるが、本実施形態のラム10は固定式である。
以上のように構成される研削装置1においては、制御システムとして、電源コントローラ他、ウェーハ2の厚さを実測するために、研削工程時、ターンテーブル7で吸着保持されたウェーハ2の厚さを、リアルタイムで検出する検出手段15を備えている。この検出手段15としては、例えば、接触式センサに基づくコンタクト式ウェーハ厚さ検出手段、すなわち、インプロセスゲージを用いることができる。
インプロセスゲージは、接触子としてのプローブの変化が差動トランスによって電圧信号に変換され、変換された電圧信号に基づいてターンテーブル7上面とウェーハ裏面2bとの間の距離(P1−P2)、すなわちウェーハ2の厚さをリアルタイムに実測している。
また、かかる検出手段15には、非接触式センサによる検出手段も可能である。
すなわち、非接触式センサとして、赤外線が金属やガラスやプラスチックを透過する性質を利用して、ウェーハ2と保護フィルム5との境界面で反射される赤外光の反射時間を計測することで、図2に示すように、ウェーハ単体の厚さt1を測定するIR(Infrared Ray)センサを用いることができる。
このIRセンサは、図示しないデータ解析装置やプローブを有するステージユニットや電源コントローラ等と共に制御システムを構成して、研削装置1に備わっている。
そして、研削装置1の制御システムとしては、制御部16に、送り手段4のモータを制御する送り制御部17から、モータの動作量にかかる信号を取り込んで、研削手段3の送り量(Z方向の送り座標値)を演算する演算部18と、この送り量から、送り量に対応するウェーハ2の厚さを求める導出部19とを備え、この送り量に対応するウェーハ2の厚さと、ウエーハ2の厚さを実測する検出手段15から実測値(P1−P2)にかかる信号を取り込んで比較して、ウェーハ2の研削面の加工良否を判定し、加工不良と判定の際に裏面研削作用を停止する指令を発する加工良否判定部20とを備えている。
演算部18では、例えば研削加工当初の研削手段3の位置(座標値Z)と、加工開始から任意の時間tにおける送り位置(座標値Z)との差から|Z−Z|を送り量として求めている。
一方、導出部19では、例えば予め格納されているデータから、前述の|Z−Z|に対応するウェーハ2の厚さを抽出している。
そして、加工良否判定部20においては、送り量に対応するウェーハ2の厚さと、検出手段15から取り込んだウェーハ2の厚さの実測値(P1−P2)とを比較するべく、|Z−Z|−|P1−P2|=差分Δを求め、このΔ値が所定の範囲内の値であるか否かを監視している。すなわち、研削工程において、このΔ値が変動すると、例えば研削砥石13により、加工面であるウェーハ2の裏面2bが、何らかの理由で研削加工がなされず、例えば面焼けなどの加工不良が生じていると看做すことができる。
そして、加工良否判定部20は、Δ値の変動を観て、研削装置1の動作を停止する旨、指令を発する設定とすることができる。
以上のように構成される研削装置1において、研削加工手順、並びに研削加工時における加工良否判定の手順について説明する。
先ず、図2に示すように、加工対象物としてのウェーハ2の表面2aに貼り合わされた保護フィルム5を下向きにして、ウェーハ2をターンテーブル7の上面に保持させる。
次に、ウェーハ2をモータ6で回転させると共に、ラム10先端側の送り手段4に取り付けられた研削手段3における研削砥石13をモータ11で回転させる。次いで、送り制御部17より制御指令を発して、モータに電力を供給し、ボールネジ14を駆動して研削砥石13を下降移動させる。
研削砥石13の砥石部分13aをウェーハ2の裏面2bに当接させ、ターンテーブル7の回転毎に所定の切込み量だけ研削砥石13を下降させて裏面研削を行う。
ところで、以上のような裏面研削加工時、研削装置1の制御システムにおいて、研削加工開始時から、ウェーハ2の裏面2bと当接する研削砥石13の砥石部分13aの位置(Z方向の座標値)が送り制御部17から、モータの動作量にかかる信号として逐時、取り込まれ、研削手段3の送り量|Z−Z|(Z方向の送り座標値)を、演算部18において演算する。
次いでこの送り量|Z−Z|に対応するウェーハ2の厚さを、導出部19により、予め格納されているデータから、抽出する。
そして、加工良否判定部20において、送り量に対応するウェーハ2の厚さと、検出手段15から取り込んだウェーハ2の厚さの実測値(P1−P2)とを比較するべく、|Z−Z|−|P1−P2|=差分Δを求め、このΔ値が所定の範囲内の値であるか否かを監視する。
もし、その際、Δ値が変動すると、例えば研削砥石13により、加工面であるウェーハ2の裏面2bが、何らかの理由で研削加工がなされず、加工良否判定部20は例えば面焼けなどの加工不良が生じていると看做すことができる。
そして、加工良否判定部20は、Δ値の変動を観て、研削装置1の動作を停止する旨、指令を発し、加工工程を停止させることができる。
このように、研削加工時の段階で、加工不良を発見することができるので、加工を停止することにより、未然に不良品発生を防止することができる。
裏面2bの研削加工が正常に終了すると、研削砥石13をウェーハ2から退避移動させ、モータ11を停止して研削砥石13の回転を停止させる。これにより、研削装置1による研削工程が終了する。
研削終了後は、ウェーハ2をターンテーブル7に固定させたままの状態で、図示しない研磨装置によりポリッシングが行われ、加工変質層などが取り除かれる。これにより、ウェーハ2の不用意な割れなどの破損が防止される。研磨終了したウェーハ2は、ターンテーブル7から取り外されて、ウェーハ処理工程等の次工程に移送され、コーティングやダイシングが行われる。
このように本実施形態のウェーハ2の研削装置1について、加工時に、リアルタイムで研削手段の送り量に基づくウェーハの厚さとウェーハ厚さの実測値とを比較することで、面焼けなどの研削面の加工不良を即座に判定することができ、加工停止を指令することで、製品不良の発生を未然に防止することができる。
ここで、参考までに、図3、図4に、研削砥石の送り座標値(換算値)とコンタクト式ウエーハ厚さ値(実測値)との関係を示す。
図3では、正常に研削加工が行われている状態を示し、図4では、研削加工が正常になされていないときの状態を示している。
これら図から、容易に諒解されるように、正常に研削加工が行われているときは、送り座標値(換算値)とコンタクト式ウエーハ厚さ値(実測値)との間には、ずれが極小であり、従って、Δ値が極小な値に留まっている。従って、このΔ値を例えば所定値未満(20um)であるとして、良好に加工されていると判定することができる。
一方、面焼けなどの加工不良が発生すると、送り座標値(換算値)とコンタクト式ウエーハ厚さ値(実測値)との間には、ずれがあり、時間と共に、Δ値が増大化することがわかる。従って、かかる状態を、面焼けなどの加工不良が発生していると判定することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではないことは勿論である。
例えば、検出手段15として、インプロセスゲージを用いているが、ターンテーブル7に固定されるウェーハ2の裏面位置を計測できるものであれば、他の測定手段に変えることもできる。
また、検出手段15である非接触式検出手段の一例として、実施形態ではIRセンサを用いる場合を説明したが、研削加工時にウェーハ2単体の厚さt1を計測できるものであれば、他の非接触式センサでもよく、可能であれば接触式センサでもよい。
本発明にかかるウェーハ研削装置における加工良否判定方法を実行するための一例を示す、要部システム構成図である。 図1に示す研削対象であるウェーハの一例とその厚さを計測する手法を示した、要部拡大的断面説明図である。 研削工程において、良好な加工時の、研削砥石の送り座標値(換算値)とコンタクト式ウエーハ厚さ値(実測値)との関係の一例を示すグラフである。 研削工程において、加工不良が発生したときの、研削砥石の送り座標値(換算値)とコンタクト式ウエーハ厚さ値(実測値)との関係の一例を示すグラフである。
符号の説明
1 研削装置
2 ウェーハ
2a 表面
2b 裏面
2c 回路パターン
3 研削手段
4 送り手段
5 保護フィルム
6 モータ
7 ターンテーブル
8 出力軸
9 装置本体
10 ラム
11 モータ
12 出力軸
13 研削砥石
13a 砥石部分
14 ボールネジ
15 検出手段
16 制御部
17 送り制御部
18 演算部
19 導出部
20 加工良否判定部

Claims (3)

  1. 研削手段を送り込んでウェーハの裏面に押し当て、ウェーハの裏面を研削するウェーハ研削装置における加工良否判定方法において、
    研削工程の間に、前記研削手段の送り量を算出し、
    前記研削工程の間に、前記研削手段の前記送り量に対応するウェーハの厚さを、予め格納したデータから抽出し、
    前記研削工程の間に、実際のウェーハの厚さを測定し、
    前記研削工程の間に、前記研削手段の送り量に対応する前記ウェーハの厚さと前記実際のウェーハの厚さとを比較するとともに、前記研削手段の前記送り量に対応する前記ウェーハの厚さと前記実際のウェーハの厚さとの差が所定範囲内に有るか否かを監視して、前記ウェーハの前記裏面の加工良否を判定する、
    加工良否判定方法。
  2. 前記実際のウェーハの厚さは、接触式センサに基づくコンタクト式ウェーハ厚さ検出手段により測定される、請求項1に記載の加工良否判定方法。
  3. ウェーハを保持して、ウェーハを研削する研削手段と、研削手段を研削送りする送り手段とを備えたウェーハ研削装置において、
    研削工程の間に、実際のウェーハの厚さを測定する検出手段と、
    前記研削工程の間に、前記研削手段の送り量を演算する演算部と、
    前記研削工程の間に前記研削手段の前記送り量に対応するウェーハの厚さを、予め記憶したデータから抽出する導出部と、
    前記研削工程の間に、前記導出部が抽出した前記ウェーハの厚さと前記検出手段が測定した前記実際のウェーハの厚さとを比較するとともに、前記導出部が抽出した前記ウェーハの厚さと前記実際のウェーハ厚さとの差が所定範囲内に有るか否かを監視して、前記ウェーハの前記裏面の加工良否を判定する加工良否判定部と、
    を具備するウェーハ研削装置。
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