JP5219382B2 - 処理容器の大気開放方法および記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、成膜装置等のガス処理装置における処理容器内にフッ素系の副生成物が付着している場合の処理容器の大気開放方法およびこのような方法を実行するためのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、W膜等の金属膜を形成するためにCVD成膜装置が用いられている。W膜のCVD成膜においては、成膜ガスとしてのWFガスと還元ガスとしてのHガスを用い、加熱した半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)上でこれらを反応させることによりW膜を成膜している。
このようなCVD成膜装置においては、成膜処理の際に処理容器の壁部に副生成物が付着し、このような反応副生成物を放置しておくと剥離してパーティクルの原因となることから、所定枚数のウエハの成膜処理を行った後、処理容器内にクリーニングガスとしてClFガスを導入してクリーニングを行い、その後、Nガスで処理容器内を複数回パージするサイクルパージを行って大気開放するようにしている。
しかしながら、処理するウエハがTi膜やTiN膜が形成されたものである場合、処理容器内のF(フッ素)とTiとが反応して大量のTiFx等の副生成物が処理容器の壁部に付着し、ClFクリーニング後も残存する。
このようなTiFx等の副生成物が付着した状態で処理容器を大気開放すると、TiFxと空気中の水分が反応して有毒なHFガスが発生するおそれがある。
フッ素系の反応生成物の付着や残留ガスが存在する処理容器を、有毒なHFを発生させずに大気開放するために、特許文献1では、処理容器の開放前に、チャンバー内の副生成物や残留ガスと反応する気体、例えば水分を含んだガスや空気、水素等を導入するものが提案されている。
しかしながら、特許文献1の技術は、ドライエッチングの際に生じる反応生成物を除去するものであり、CVD成膜の際にTiFxが副生成物として生じたチャンバーの場合には、特許文献1のように単に空気等を導入しても、必ずしも十分に副生成物を除去することができず十分ではない。
特開2004−111811号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、処理容器内に金属フッ化物からなる副生成物が形成された場合でも、HF等の有毒なガスをほとんど発生させずに処理容器を大気開放することができる処理容器の大気開放方法を提供することを目的とする。
また、このような方法を実行するためのプログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、その中で所定の処理を行って金属フッ化物が付着した処理容器を大気開放する処理容器の大気開放方法であって、前記処理容器内に大気を導入し、金属フッ化物と大気中の水分とを反応させるのに十分な時間保持してから排気する第1の操作を複数回繰り返し、その後、前記処理容器内に大気を導入し、排気して、主に前記第1の操作により生成した反応生成物を排出する第2の操作を複数回繰り返し、前記第1の操作は、前記保持時間を5分以上とし、前記第2の操作は、大気を導入した状態で保持する時間を1〜3分とすることを特徴とする処理容器の大気開放方法を提供する。
上記第1の観点において、前記第1の操作は、5〜20分とすることが好ましい。また、前記第1の操作は、2〜10回繰り返すことが好ましい。
前記第2の操作は、20回以上繰り返すことが好ましい。
上記第1の観点における処理容器の大気開放方法は、前記処理はCVD成膜処理であり、前記金属フッ化物はTiFxである場合に好適である。
本発明の第2の観点では、その中でCVD処理を行ってTiFxが付着した処理容器を大気開放する処理容器の大気開放方法であって、前記処理容器内に大気を導入し、TiFxと大気中の水分とを反応させてHFを生成するのに十分な時間保持してから排気する第1の操作を5回以上繰り返し、その後、前記処理容器内に大気を導入し、排気して、主に前記第1の操作により生成したHFを排出する第2の操作を25回以上繰り返し、前記第1の操作は、前記保持時間を5分以上とし、前記第2の操作は、大気を導入した状態で保持する時間を1〜3分とすることを特徴とする処理容器の大気開放方法を提供する。
上記第1および第2の観点において、前記第1の操作に先立って、前記処理容器を不活性ガスによりパージすることが好ましい。
本発明の第3の観点では、コンピュータ上で動作し、処理装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、上記第1の観点および第2の観点のいずれかの方法が行われるように、コンピュータに前記処理装置を制御させることを特徴とする記憶媒体を提供する
本発明によれば、所定の処理を行った後、副生成物として金属フッ化物が付着した処理容器に対し、大気を導入し、金属フッ化物と大気中の水分とを反応させるのに十分な時間である5分以上保持してから排気する第1の操作を複数回繰り返すことにより、金属フッ化物と水分との反応を十分に生じさせ、その後大気導入してその状態で1〜3分保持する操作と排気とを行って生成した反応生成物を排出する第2の操作を複数回繰り返すことにより、処理容器内において金属フッ化物と水分との反応をほぼ完全に行わせることができ、その後に、大気開放する際に、HF等の有毒なガスをほとんど発生させることがない。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る大気開放方法の実施に用いるCVD成膜装置の概略断面である。このCVD成膜装置100は、HガスおよびWFガスを用いて被処理基板である半導体ウエハW(以下、単にウエハWと記す。)上にタングステン(W)膜を成膜するものである。
CVD成膜装置100は、本体1を有しており、この本体1の下部にはランプユニット85が設けられている。本体1の上部には後述するシャワーヘッド22を支持するリッド3が開閉可能に設けられている。
本体1は、例えばアルミニウム等により有底円筒状に形成された処理容器2を有している。処理容器2内には円筒状のシールドベース8が処理容器2の底部から立設されている。シールドベース8上部の開口には、環状のベースリング7が配置されており、ベースリング7の内周側には環状のアタッチメント6が支持され、アタッチメント6の内周側エッジ部に突出する突起部(図示せず。)に支持されてウエハWを載置する載置台5が設けられている。シールドベース8の外側には、バッフルプレート9が設けられている。また、前述のリッド3は処理容器2上部の開口部分に設けられており、このリッド3の載置台5上に載置されたウエハWと対向する位置に、シャワーヘッド22が設けられている。リッド3と処理容器2とは、ヒンジ部25により連結されており、このヒンジ部25によりリッド3が開閉可能となっている。そして、処理容器2を大気開放する際にはリッド3が開かれた状態とされる。
載置台5、アタッチメント6、ベースリング7およびシールドベース8で囲繞された空間内には、円筒状のリフレクター4が処理容器2の底部から立設されており、このリフレクター4には例えば3箇所にスリット部が設けられ(図1にはこのうち1箇所を図示。)、このスリット部と対応した位置にウエハWを載置台5から持ち上げるためのリフトピン12がそれぞれ昇降可能に配置されている。リフトピン12は、リフレクター4の外側に設けられた円環状の保持部材13および継ぎ手14を介して押し上げ棒15に支持されており、押し上げ棒15はアクチュエータ16に連結されている。このリフトピン12は、熱線を透過する材料、例えば石英で構成されている。また、リフトピン12と一体的に支持部材11が設けられており、この支持部材11はアタッチメント6を貫通してその上方に設けられた円環状のクランプリング10を支持している。クランプリング10は、熱線を吸収しやすいアモルファスカーボン、SiCのようなカーボン系の部材や、Al、AlN、黒色AlNのようなセラミックスで構成されている。
このような構成により、アクチュエータ16が押し上げ棒15を昇降させることによって、リフトピン12とクランプリング10とは一体的に昇降する。リフトピン12とクランプリング10とは、ウエハWを受け渡しする際にはリフトピン12が載置台5から所定長さ突出するまで上昇され、リフトピン12上に支持されたウエハWを載置台5上に載置する際には、図1に示すように、リフトピン12が載置台5に退入されるとともにクランプリング10がウエハWに当接して保持する位置まで下降される。
また、処理容器2の底部にはパージガス流路19、およびこのパージガス流路19と連通し、載置台5、アタッチメント6、ベースリング7およびシールドベース8で囲繞された空間Sに臨むように、リフレクター4内側下部の8箇所に等配された流路19aが設けられており、パージガス流路19には、配管20を介してNガス等のパージガスを供給するパージガス供給機構18が接続されている。配管20には開閉バルブ21が介装されている。そして、パージガス供給機構18からのNガス等のパージガスが、配管20、パージガス流路19および流路19aを介して、上記空間S内に供給される。このようにして供給されたパージガスを、載置台5とアタッチメント6との隙間から径方向外方に沿って流出させることにより、シャワーヘッド22からの処理ガスが載置台5の裏面側に侵入することを防止することができる。
また、配管20には、処理容器2内に大気を取り入れるための大気導入配管41が接続されている。この大気導入配管41には、上流側からガスケットフィルタ42、第2開閉バルブ43、オリフィスガスケット44、第1開閉バルブ45が介装されており、第1および第2開閉バルブ45,43を開くことにより、大気導入配管41から、配管20、パージガス流路19および流路19aを介して、処理容器2内を大気パージすることが可能となっている。このように2つの開閉バルブを設けるのは、実処理中に処理容器2内に大気が侵入することを確実に防止するためである。
なお、シールドベース8の複数箇所にシールドベース8内外の圧力差が一定以上となった場合に動作して、シールドベース8内外を連通させる圧力調節機構(図示せず)が複数設けられている。
載置台5の真下の処理容器2底部には、リフレクター4に周囲を囲まれた開口2aが設けられており、この開口2aには石英等の熱線透過材料よりなる透過窓17が気密に取り付けられている。透過窓17は図示しないホルダーにより保持されている。そして、上記ランプユニット85が透過窓17の下方に設けられている。ランプユニット85は、加熱室90と、この加熱室90内に設けられた回転台87と、この回転台87に取り付けられたランプ86と、加熱室90の底部に設けられ、回転軸88を介して回転台87を回転させる回転モータ89とを有している。また、ランプ86は、その熱線を反射する反射部を有しており、それぞれのランプ86から放射される熱線が直接またはリフレクター4の内周に反射して載置台5の下面に均等に到達するように配置されている。このランプユニット85により、回転モータ89で回転台87を回転させながら、ランプ86から熱線を放射させることによって、ランプ86から放出された熱線が透過窓17を介して載置台5の下面に照射され、この熱線により載置台5が均等に加熱されるようになっている。
シャワーヘッド22は、その外縁がリッド3上部と嵌合するように形成された筒状のシャワーベース39と、このシャワーベース39の内周側上部と嵌合し、さらにその中央にガス導入口23が設けられた円盤状の天板29と、シャワーベース39の下部に取り付けられ、複数のガス吐出孔46が形成されたシャワープレート35とを有している。シャワープレート35の外周にはスペーサーリング40が配置されている。
天板29の上面には、上記ガス導入口23に連続するように処理ガス導入管31が接続されている。この処理ガス導入管31には、種々の処理ガスを供給するためのガスボックス50からの配管が接続されている。
シャワーヘッド22内の空間には複数のガス通過孔34を有する整流板33が水平に配置されており、この整流板33により、シャワーヘッド22の内部空間が上部空間22aと下部空間22bに分離される。
シャワープレート35の上部の外縁部分には環状の冷媒流路36が設けられており、この冷媒流路36には冷媒供給路37aを介して冷媒として冷却水を供給し、冷媒排出路37bを介して冷却水を排出して、冷媒としての冷却水を循環させ、成膜処理時にシャワープレート35を冷却して不所望の反応を抑制するようになっている。
上記ガスボックス50には、クリーニングガスであるClFガス、成膜ガスであるWFガス、希釈ガス等として使用されるArガスおよびNガス、還元ガスであるHガスおよびSiHガスをそれぞれ供給する複数のガスソースが設けられており、これらガスソースから、例えば配管51〜56を介してこれらのガスが処理ガス導入管31に供給され、さらにシャワーヘッド22に供給されるようになっている。なお、成膜処理の際には成膜ガスと還元ガスとを同時に供給する一般的なCVDにより成膜を行ってもよいし、成膜ガスを間欠的に供給するSFD(シーケンシャルフローデポジション)により成膜を行ってもよい。
処理容器2の側壁には、2本の圧力測定ライン61および62が接続されており、これら圧力測定ライン61、62には、それぞれ圧力計としてのキャパシタンスマノメータ63、64が設けられている。これらのうち一方は真空度が低い場合の圧力を測定するためのものであり、他方は真空度が高い場合の圧力を高精度で測定するためのものである。なお、圧力測定ライン61、62には、それぞれ開閉バルブ65、66が設けられている。
処理容器2の底部には、排気口67が形成されており、この排気口67には排気管68が接続されている。排気管68には上流側から圧力制御バルブ69および真空ポンプ等からなる排気機構70が設けられている。また、図示はしていないが、処理容器2の側壁にはウエハを搬入出するための搬入出口と、搬入出口を開閉するゲートバルブが設けられている。
このCVD成膜装置100は、各構成部を制御するマイクロプロセッサ(コンピュータ)からなるプロセスコントローラ71を有しており、各構成部がこのプロセスコントローラ71に接続されて制御される構成となっている。例えば、プロセスコントローラ71により、処理容器2内へのガスの供給、処理容器2内の圧力、排気機構70、リフトピン12等が制御されるようになっている。
また、プロセスコントローラ71には、オペレータがCVD成膜装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、CVD成膜装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース72が接続されている。
また、プロセスコントローラ71には、CVD成膜装置100で実行される各種処理をプロセスコントローラ71の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じてプラズマ処理装置10の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわちレシピが格納された記憶部73が接続されている。レシピは記憶部73の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース72からの指示等にて任意のレシピを記憶部73から呼び出してプロセスコントローラ71に実行させることで、プロセスコントローラ71の制御下で、CVD成膜装置100での所望の処理が行われる。
次に、上記のように構成されるCVD成膜装置により、ウエハWの表面にW膜を成膜する動作について説明する。なお、この処理動作は、記憶部73の記憶媒体に記憶されたプログラム(レシピ)に基づいてプロセスコントローラ71の制御の元に行われる。
まず、処理容器2の側壁に設けられた図示しないゲートバルブを開いて搬送アームにより処理容器2内にウエハWを搬入し、リフトピン12を載置台5から所定長さ突出するまで上昇させてウエハWを受け取った後、搬送アームを処理容器2から退出させ、ゲートバルブを閉じる。次いで、リフトピン12およびクランプリング10を下降させ、リフトピン12を載置台5に没入させてウエハWを載置台5上に載置するとともに、クランプリング10をウエハWと当接して保持する位置まで下降させる。また、排気機構70を作動させて処理容器2内を排気し、処理容器2内を所定の圧力とするとともに、加熱室90内のランプ86を点灯し、回転台87を回転モータ89により回転させながら熱線を放射させ、ウエハWを所定の温度に加熱する。このときの処理容器2内の圧力制御は、キャパシタンスマノメータ63,64の測定結果に基づいて圧力制御バルブ69の開度を制御することにより行われる。
次に、Arガス、Nガス、SiHガス、Hガスをそれぞれ所定の流量で供給し、シャワーヘッド22から処理容器2内に導入することにより、ウエハWに反応中間体であるSiHx(x<4)を吸着させるイニシエーション処理を行う。
イニシエーション処理の後、それぞれの処理ガスの流量はそのままで、さらにWFガスを本成膜工程よりも少ない所定流量で供給し、この状態で下記式(1)に示すSiH還元反応を所定時間進行させ、ウエハW表面にニュークリエーション膜を形成する。
2WF+3SiH→2W+3SiF+6H ……… (1)
その後、WFガス、SiHガスの供給を停止し、Arガス、Nガス、Hガスを供給して、排気機構70の排気量を低くして処理容器2内の圧力を本成膜工程のために高めるとともに、ウエハWの温度を安定させる。
次に、WFガスの供給を再開するとともに、他のガスの供給量を制御し、下記式(2)に示すH還元反応のW成膜を所定時間行うことにより、ウエハWの表面にW成膜する本成膜工程を行う。
WF+3H→W+6HF ……… (2)
本成膜を終了後、WFガスの供給を停止し、Arガス、Hガス、Nガスの供給を維持した状態で、排気機構70により処理容器2内を急速に減圧し、本成膜終了後に残留した処理ガスを処理容器2から一掃する。次いで、全てのガスの供給を停止した状態で減圧を続けて処理容器2内を高真空度状態とした後、リフトピン12およびクランプリング10を上昇させ、リフトピン12を載置台5から突出させてウエハWを搬送アームが受け取り可能な位置まで上昇させ、ゲートバルブを開いて処理容器2内に搬送アームを進入させ、リフトピン12上のウエハWを搬送アームで受け取り、搬送アームを処理容器2から退出させることによりウエハWを取り出して成膜動作を終了する。
このような成膜処理を多数繰り返すと、処理容器2内に副生成物が付着するため、所定の枚数の成膜処理が終了した時点で、ClFガスを処理容器2内に供給して処理容器2内のドライクリーニングを行い、さらにその後、パージ工程を経て、その後、ウェット洗浄やメンテナンスを行うためリッド3を開いて処理容器2を大気開放する。
このとき、処理容器2内にフッ素系の副生成物が形成されていない場合には、ClFガスによるクリーニング後、パージ工程としてパージガスであるNガスの供給排出を複数回繰り返すサイクルパージを繰り返すことで処理容器2内のガスが排出され、安全に大気開放を行うことができる。しかし、W膜を成膜する際には、下地にTi膜やTiN膜が形成されているウエハを用いる場合が多く、そのような場合には、成膜処理により副生成物としてTiFxが形成され、これが処理容器2の壁部に付着し、ClFガスによるクリーニングを行っても残存する。このようにTiFxが残存した状態で処理容器2の大気開放を行うと、TiFxと空気中の水分とが反応して有毒なHFガスが発生する。
本実施形態では、このような有毒なガスを発生させずに処理容器を大気開放するために、以下の手順で大気開放を行う。以下の手順は、記憶部73の記憶媒体に記憶されたプログラム(レシピ)に基づいてプロセスコントローラ71の制御の元に行われる。図2はこの際の手順を示すフローチャートである。
ClFガスによるクリーニング後、まず、不活性ガス、例えばNガスによるサイクルパージを行う(工程1)。この際には、ガスボックス50とパージガス供給機構18の両方からNガスを供給する。この際のサイクルパージは、例えば30分間で処理容器2内の排気およびNガス導入を5〜6回程度繰り返す。これにより、処理容器内2内のガス成分を排出する。
次に、第1段階の大気パージを行う(工程2)。この工程は、成膜処理の際に生成した副生成物であるTiFxと大気中の水分とを反応させてHFを発生させるために行う。この第1段階の大気パージを行う工程2では、処理容器2内に大気導入配管41および配管20等を介して大気を導入し、TiFxと大気中の水分とを反応させるのに十分な時間保持してから排気する第1の操作を複数回繰り返す。これは、このような反応が開始されるまではある程度の時間が必要であり、大気を処理容器2中に保持しておく期間が短いと上記反応が生じ難く、また、このような第1の操作が1回ではTiFxと空気中の水分との反応が十分に行われないからである。
TiFxと大気中の水分との反応を有効に生じさせるためには処理容器2内に大気を5分間以上保持しておくことが好ましい。ただし、長くしすぎてもスループットが低下するだけで効果も飽和するため、保持時間は5〜20分がより好ましい。さらに好ましくは 10〜15分、例えば13分である。また、このような第1の操作は、2回以上繰り返すことが好ましく、より好ましくは5回以上である。ただし、繰り返し数が多くなりすぎると、効果が飽和してスループットが低下するだけであるから、繰り返し数は10回以下が好ましい。
以上の第1段階の大気パージにより処理容器2の壁部に付着したTiFxに水分が浸透しTiFxと水分の反応が進行するが、TiFxが多少残存し、また反応により生じたHFガスが排出されずに残存する。これらを速やかに排出するために、第2段階の大気パージを行う(工程3)。この工程は、処理容器2内に大気を導入し、排気して、主に工程2により生成した反応生成物を排出する第2の操作を複数回繰り返すことにより行われる。
この工程は、HFを速やかに排出させる観点から、第2の操作は処理容器2に大気を導入し短時間のうちに排出することにより行い、これを比較的多くの回数繰り返すことが好ましい。この工程は、大気の導入による残存したTiFxと水分との反応も生じさせる必要があるが、処理容器2に付着したTiFxには上記工程2により十分に水分が浸透しているので、第1の操作に比べて短時間の大気保持により十分に反応が生じる。
この工程3の第2の操作においては、上述したように、処理容器2内に大気を導入した状態で保持する時間は短時間でよく、1〜5分とすることが好ましい。より好ましくは1〜3分であり、例えば1分間保持する。また、このような第2の操作の繰り返し数は20回以上繰り返すことが好ましく、25回以上繰り返すことがより好ましい。ただし、繰り返し数が多くなりすぎると、効果が飽和してスループットが低下するだけであるから、繰り返し数は50回以下が好ましい。
これら工程2および工程3の第1段階および第2段階の大気パージにおいては、処理容器2内の圧力を大気圧以下、例えば600Torr程度に制御することが好ましい。処理容器2内を大気圧まで上昇させると、処理容器2内で発生したHFが処理容器2の外部に漏洩することが懸念されるが、このように大気圧以下とすることによりHFの漏洩を防止することができる。
このようにして大気パージが終了後、必要に応じて不活性ガス、例えばNガスによるサイクルパージを任意の時間行う(工程4)。この工程は、処理容器2の温度を低下させて室温レベルにするため等に行う。
その後、リッド3を開いて処理容器2の大気開放を行う(工程5)。この際には、工程2および工程3の第1段階および第2段階の大気パージにより、処理容器2内におけるHF発生反応はほぼ終息しており、処理容器2からのHFの発生は許容限界値(TLV)以下のレベルにすることができる。
次に、本発明の効果を確認した実験について説明する。
ここでは、通常のCVDまたはSFDによりTi膜が成膜されたウエハへのW膜の成膜を5000枚以上行った後、表1に示すNo.1〜7の手順でパージを行った。表1中、Nサイクルパージ1は、処理容器内にNガスを導入して排気する操作を繰り返し行うもので、Nガス導入時間+Nガス保持時間を1分とし、Nガス保持後排気する時間1分を含め1サイクルを2分とし、これを 15サイクル繰り返して合計0.5時間行った。また、第1段階の大気パージは、処理容器に大気を保持する時間を13分、大気を導入する時間1分および排気する時間1分を含めて合計15分を所定回数繰り返すことにより行った。第2段階の大気パージは、処理容器に大気を保持する時間を1分、大気を導入する時間1分および排気する時間1分を含めて合計3分を所定回数繰り返すことにより行った。さらに、Nサイクルパージ2は、Nガス導入時間+Nガス保持時間を1分とし、Nガス保持後排気する時間1分を含め1サイクルを2分とし、これを所定時間行った。
表1のNo.1の手順は、Nサイクルパージ1のみを行ったもの、No.2の手順は、Nサイクルパージ1を行った後、第1段階の大気パージを行わずに、第2段階の大気パージを5サイクル行ったもの、No.3の手順は、Nサイクルパージ1を行った後、第1段階の大気パージを行わずに、第2段階の大気パージを35サイクル行ったもの、No.4の手順は、Nサイクルパージ1を行った後、第1段階の大気パージを5サイクル行い、その後第2段階の大気パージを25サイクル行ったもの、No.5の手順は、Nサイクルパージ1を行った後、第1段階の大気パージを1サイクル行い、その後第2段階の大気パージを35サイクル行い、さらにNサイクルパージ2を2時間行ったもの、No.6の手順は、No.4の手順の後にNサイクルパージ2を30分加えたもの。No.7の手順は、第1段階および第2段階の大気パージを行う代わりに、処理容器内に大気を150分保持する操作を1回行った後、Nサイクルパージ2を45分加えたものである。
これら手順でパージを行った後、図3に示すような処理容器上方30cmの位置Aおよび50cmの位置(IH試験位置)Bにおいて、ポータブルガス検知器(理研計器SC−90)およびガス検知管にてHFの濃度を測定した。その結果を表1に併記する。また、処理容器内のサセプタ上方の位置Cにおいてもポータブルガス検知器によりHF濃度を測定した。
表1に示すように、大気パージを行わないNo.1は極めて高い量のHFが検出された。また、No.2、3から明らかなように第2段階の大気パージのサイクル数を増加させても第1段階の大気パージを行わない場合にはHF濃度が十分には低下しないことが確認された。また、No.5に示すように、第1段階の大気パージのサイクル数が1回の場合もHF濃度が十分には低下しないことが確認された。さらに、No.7に示すように大気パージの大気保持時間を単純に増加させてもほとんど効果はなく、処理容器解放前直前のHF濃度レベルが高すぎてNGであった。
これに対して第1段階の大気パージを5回、第2段階の大気パージを25回行ったNo.4、6については、大気解放後のHF濃度が許容範囲であった。また、これらのHF濃度は同レベルであり、Nサイクルパージ2の有無はHFガスの濃度には影響がないことが確認された。
Figure 0005219382
次に、No.4の手順で処理を行っている際の処理容器内のHF濃度の変化を確認した。その結果を図4に示す。この図に示すように、第1段階の大気パージでは、TiFxと空気中の水分との反応が進行するため、HF濃度は高く、第2段階の大気パージの際にはHFの排出が進行するため、HF濃度が急激に低下することがわかる。
次に、No.4の手順で処理を行った後にIH試験を行った。サンプリング位置は上記位置Aである。この際の分析対象、分析対象捕集方法、分析装置、分析対象成分、検出下限界を表2に示す。また、IH試験結果を表3に示す。具体的には、分析対象、これらの許容濃度、開放後5分間の濃度、開放後10分間の濃度を示す。
表3に示すように、本発明に基づいて大気パージを行うことにより、いずれの成分も許容濃度以下の検出量にできることが確認された。
Figure 0005219382
Figure 0005219382
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態ではW膜をCVD成膜する装置において、処理によりTiFxが付着した処理容器の大気開放を例にとって説明したが、処理を問わず処理容器に金属フッ化物が付着した場合について適用可能である。
本発明は、金属フッ化物が付着した処理容器を安全に大気開放する用途全般に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る大気開放方法の実施に用いるCVD成膜装置の概略断面。 図1の装置において処理容器の大気開放手順を説明するフローチャート。 処理容器内外のガス濃度測定位置を説明するための斜視図。 本発明の範囲内の大気パージを行っている際の処理容器内のHFガス濃度の変化を示す図。
符号の説明
1;本体
2;処理容器
3;リッド
18;パージガス供給機構
41;大気導入配管
50;ガスボックス
70;排気機構
71;プロセスコントローラ
73;記憶部
100;CVD成膜装置

Claims (8)

  1. その中で所定の処理を行って金属フッ化物が付着した処理容器を大気開放する処理容器の大気開放方法であって、
    前記処理容器内に大気を導入し、金属フッ化物と大気中の水分とを反応させるのに十分な時間保持してから排気する第1の操作を複数回繰り返し、
    その後、前記処理容器内に大気を導入し、排気して、主に前記第1の操作により生成した反応生成物を排出する第2の操作を複数回繰り返し、
    前記第1の操作は、前記保持時間を5分以上とし、前記第2の操作は、大気を導入した状態で保持する時間を1〜3分とすることを特徴とする処理容器の大気開放方法。
  2. 前記第1の操作は、前記保持時間を5〜20分とすることを特徴とする請求項1に記載の処理容器の大気開放方法。
  3. 前記第1の操作は、2〜10回繰り返すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理容器の大気開放方法。
  4. 前記第2の操作は、20回以上繰り返すことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の処理容器の大気開放方法。
  5. 前記処理はCVD成膜処理であり、前記金属フッ化物はTiFxであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の処理容器の大気開放方法。
  6. その中でCVD処理を行ってTiFxが付着した処理容器を大気開放する処理容器の大気開放方法であって、
    前記処理容器内に大気を導入し、TiFxと大気中の水分とを反応させてHFを生成するのに十分な時間保持してから排気する第1の操作を5回以上繰り返し、
    その後、前記処理容器内に大気を導入し、排気して、主に前記第1の操作により生成したHFを排出する第2の操作を25回以上繰り返し、
    前記第1の操作は、前記保持時間を5分以上とし、前記第2の操作は、大気を導入した状態で保持する時間を1〜3分とすることを特徴とする処理容器の大気開放方法。
  7. 前記第1の操作に先立って、前記処理容器を不活性ガスによりパージすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の処理容器の大気開放方法。
  8. コンピュータ上で動作し、処理装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、上記請求項1から請求項7のいずれかの方法が行われるように、コンピュータに前記処理装置を制御させることを特徴とする記憶媒体。
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