JP5218896B2 - 研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、角型基板の表面を研磨する研磨装置に関し、なお詳細には、角型基板を研磨対象面が上向きの水平姿勢で基板ホルダに保持し、その上方から回転する研磨パッドを押接させて研磨加工を行う研磨装置に関する。
角型基板の表面を研磨する研磨装置として、例えば正方形の石英基板やセラミック基板を平坦に化学的機械研磨するCMP(Chemical Mechanical Polish)装置、長方形のガラス基板を平坦に研磨するCMP装置などが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−195601、第2〜3頁、図5
しかしながら、このような角型基板を、円盤状の基板と同様に角型基板の対角寸法よりも大径の研磨パッドで研磨すると、相対回転される角型基板のエッジ部によって研磨パッドが削り取られる「パッドスクレーピング」が発生する。また、角型基板の内接円よりも外側領域では、偏荷重に伴うエッジリバウンドが生じて内接円の内側領域よりも研磨レートが高くなり、角型基板の対角方向について研磨面に非対称性が生じるという課題があった。
上記課題に対し、中央部に角型基板を収容する角孔状の基板収容部を形成した円盤状のリテーナを用いることが考案された。しかし、研磨対象面が上向きの水平姿勢で基板ホルダに保持し、上方から研磨パッドを押接させて研磨加工を行う形態の研磨装置においては、基板ホルダに未加工の角型基板を搬入してチャックに吸着保持させ、研磨加工後に角型基板を上方に引き上げて搬出する必要がある。このワークハンドリングに際し、研磨加工面の汚染や傷つきを防止しようとすれば、角型基板に対してグリップを掛止可能な領域は必然的に基板の側端面近傍に限定される。その結果、角型基板の周辺を掛止する四つ爪グリップの挿抜範囲についてリテーナに切り欠き部を形成する必要が生じ、この切り欠き部に隣接する領域について、パッドスクレーピングの発生や研磨レートの不均一性を改善することが難しいという課題が生じていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、研磨対象面を上向き姿勢で研磨加工する研磨装置において、パッドスクレーピングの発生を抑止し研磨レートの不均一性を改善可能な研磨装置を提供することを目的とする。
本発明を例示する態様に従えば、角型基板を研磨対象面が上向きの水平姿勢で保持し下方に延びる回転軸廻りに回転駆動される基板ホルダと、角型基板の対角寸法よりも大径の研磨パッドを研磨面が下向きの水平姿勢で保持し上方に延びる回転軸廻りに回転駆動される研磨ヘッドと、基板ホルダに対して研磨ヘッドを相対移動させるヘッド移動機構とを備えて研磨装置が構成される。そのうえで、この研磨装置における基板ホルダは、中央部に角型基板を吸着保持するチャックが設けられたホルダベース、中央部に角型基板よりも僅かに大きい角孔を有する円盤状のリテーナを複数に分割して形成されホルダベースの上部に設けられた分割リテーナ、ホルダベースに対して分割リテーナを上下移動させるリテーナ昇降機構、及び、分割リテーナをホルダベースの中央部に閉じて角型基板の周囲を囲む一体の円盤状にした閉位置と、分割リテーナをホルダベースの中央部から外方に開いて角型基板の側端面を露出させた開位置とに開閉可能に構成されたリテーナ開閉機構を備え、角型基板を基板ホルダに搬入し及び基板ホルダから搬出する際に、リテーナ開閉機構により分割リテーナを開位置に設定し、角型基板を研磨加工する際に、リテーナ開閉機構により分割リテーナを閉位置に設定するとともにリテーナ昇降機構により分割リテーナの上面が角型基板の上面と略同一高さになるように構成される。
なお、リテーナ昇降機構は、ホルダベースと分割リテーナとの間に設けられたダイヤフラムと、ダイヤフラムの内圧を制御する制御回路(例えば、実施形態における昇降圧制御回路135)とを備え、角型基板を研磨加工する際に、ダイヤフラムの内圧を正圧として分割リテーナを研磨パッドに所定圧力で押接させるように構成することが好ましく、角型基板を基板ホルダに搬入し及び基板ホルダから搬出する際に、ダイヤフラムの内圧を負圧として分割リテーナの上面が角型基板の上面よりも低くなるように構成することが好ましい。
上記構成の研磨装置によれば、角型基板の搬入・搬出時に、分割リテーナが開位置に設定されて角型基板の側端面が露出状態で配設され、研磨加工時には分割リテーナが閉位置に設定されるとともにリテーナ昇降機構により分割リテーナの上面が角型基板の上面と略同一高さになるように構成される。このため、基板の搬入・搬出時に四つ爪グリップ等により角型基板の側端部を掛止することができ、研磨加工時には、角型基板の周囲全体が同一高さの分割リテーナに囲まれて円盤状に設定される。従って、角型基板の研磨対象面を上向き姿勢で研磨加工する研磨装置において、基板エッジ部によるパッドスクレーピングの発生を抑止し、研磨レートの不均一性を改善可能な研磨装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。本発明を適用した研磨装置の概要構成図(側面図)を図2に示しており、まず研磨装置1の全体構成について概要説明する。
研磨装置1は、角型基板Wを回転させる基板回転機構10、角型基板Wの対角寸法よりも大径の研磨パッド23を回転させるパッド回転機構20、角型基板Wに対して研磨パッド23を昇降し及び相対揺動させるヘッド移動機構30、研磨領域に加工液を供給する加工液供給装置40、基板回転機構10による角型基板Wの回転、パッド回転機構20による研磨パッド23の回転、ヘッド移動機構30による研磨パッド23の昇降及び揺動、加工液供給装置40による加工液の供給など、研磨装置1の各部の作動を制御する制御装置50などから構成される。
基板回転機構10は、ガラス基板やセラミック基板などの角型基板(以下「基板」と称する)Wを、研磨対象面Wsが上向きの水平姿勢で吸着保持する基板ホルダ11と、この基板ホルダ11から鉛直下方に延びるスピンドル14、スピンドル14を介して基板ホルダ11を回転駆動するチャック駆動モータ15などから構成される。なお、基板ホルダ11の構成について、後に詳述する。
基板回転機構10と隣接して、ヘッド移動機構30が設けられ、ヘッド移動機構30の研磨アーム32の先端にパッド回転機構20が設けられる。パッド回転機構20は、研磨パッドが設けられた研磨ヘッド21と、この研磨ヘッド21から鉛直上方に延びるスピンドル24、スピンドル24を介して研磨ヘッド21を回転駆動するパッド駆動モータ25などから構成される。研磨ヘッド21は、基板Wの対角寸法よりも大径の円盤状に形成されたパッドプレート22と、このパッドプレート22の下面に貼り付けられた研磨パッド23、パッドプレート22を介して研磨パッド23を所定の研磨圧力で基板Wに押しつけるパッド加圧構造などを備えて構成される。研磨ヘッド21は、研磨面23sが下向きの水平姿勢で研磨パッド23を保持し、上方に延びるスピンドル24の回転軸廻りに回転駆動される。研磨パッド23は、例えば、独立発泡構造を有する硬質ポリウレタン製のパッドが用いられる。研磨ヘッド21には、パッドプレート22の中心を上下に貫通して加工液供給路26が設けられており、加工液供給装置40から供給される加工液が研磨パッド23の中心部から研磨対象面に供給されるようになっている。
ヘッド移動機構30は、研磨装置1のテーブルTから上方に突出し水平に延びる研磨アーム32、上下に延びる揺動軸を中心として研磨アーム32を水平揺動させるアーム揺動モータ35、及び研磨アーム32を垂直昇降させるアーム昇降機構(不図示)などからなり、前述したパッド回転機構20が研磨アーム32の先端部に設けられている。ヘッド移動機構30は、研磨アーム32を水平揺動させたときの研磨ヘッド21の揺動軌跡上に基板ホルダ11が位置するように構成されており、研磨ヘッド21を基板ホルダ11と対向させて研磨アームを昇降させ、研磨パッドの研磨面23sを基板の研磨対象面Wsに当接させた状態で研磨パッド23を水平揺動可能に構成されている。
加工液供給装置40には、加工対象に応じた種々の加工液、すなわちCMP用の各種スラリーや洗浄用の純水(リンス液)などが貯留されており、制御装置50から出力される指令信号に基づいて、指定された種別の加工液を指定された流量で送り出し、研磨ヘッド21に接続された加工液供給ライン41及びパッドプレート22の中心を貫通する加工液供給路26を介して研磨パッド23の中心から基板Wの研磨対象面Wsに供給する。
そのため、ヘッド移動機構30により研磨アーム32を揺動させて研磨ヘッド21を基板ホルダ11上に移動させ、基板回転機構10及びパッド回転機構20により基板ホルダ11及び研磨ヘッド21をそれぞれ回転させ、アーム昇降機構及びパッド加圧機構により研磨パッドの研磨面23sを研磨対象面Wsに当接させて加圧し、加工液供給装置40により研磨対象面Wsにスラリーを供給しながらヘッド移動機構30により研磨パッド23を水平揺動させることにより、研磨対象面Wsを平坦にCMP加工することができる。
このように概要構成される研磨装置1にあって、基板ホルダ11の平面図を図3に、この基板ホルダ11におけるリーナ昇降機構を主として示す側断面図を図4に、図4中のI−I矢視の平断面図を図1に示しており、以下、これらの図面を参酌しながら、一辺が150mm程度の正方形の石英ガラス基板を保持する基板ホルダの構成例について詳細に説明する。なお、基板ホルダ11はスピンドル14の軸廻りに回転駆動されるため、平面視における前後左右の方向が変化するが、説明の便宜上、図1に示す角度姿勢を基準姿勢とし、図1中に付記する矢印Fの方向を前方、矢印Rの方向を右方と称して説明する。
基板ホルダ11は、中央部に基板Wを吸着保持するチャックが設けられたホルダベース110と、中央部に角型の基板Wよりも僅かに大きい角孔を有する円盤状のリテーナを円盤の中心で前後二分割して形成された分割リテーナ120,120、ホルダベース110に対して分割リテーナ120,120を一体的に上下移動させるリテーナ昇降機構130、及び、分割リテーナ120,120をホルダベース110の中央部に閉じて基板Wの周囲を囲む一体の円盤状にした閉位置Pcと、図3中に二点鎖線で示すように、前後の分割リテーナ120,120をホルダベース110の中央部からそれぞれ前方,後方に開いて基板Wの側端面を露出させた開位置Poとに開閉可能に構成されたリテーナ開閉機構150を備えて構成される。
ホルダベース110は、スピンドル14が接続される円盤状のベース部111の中央部に、基板Wの背面を吸着保持する角型のチャック112が上方に突出して形成されている。チャック112は、一辺の長さが基板Wよりも2〜4mm程度小さい角型で、上端に平面度の高い基板支持面113が形成される。基板支持面113の各部には、ピンホール状の吸着ポートが多数形成されて、ホルダベース110の内部に中心から放射状に広がる吸着路114に繋がっており、吸着路114を減圧することにより基板支持面113に支持した基板Wを真空吸着して保持可能になっている。なお、理解容易のため図示を省略するが、ホルダベース110には、種々の空圧回路を形成する多数の通路溝が立体的に設けられており、複数部材の積層構成になっている。
分割リテーナ120は、中央部に角孔を有する円盤状のリテーナを円盤の中心で前後に二分割した形態、すなわち、半円の中央部にコの字状の切り欠き部を形成した形態をなし、切り欠き部を向き合わせて連結したときに中央部に角孔を有する一体の円盤を形成するように構成される。角孔の大きさは角型基板Wよりも僅かに大きく、例えば、一辺の長さが基板Wよりも1〜2mm程度大きく形成される。一方、分割リテーナ120の外径は、図3中に二点鎖線で研磨パッド23の外径線を付記するように、研磨パッド23の外形よりも大きく形成される。分割リテーナ120の上面には、中央部を左右二分割するように前後に延びる細幅の溝123が形成されており、分割リテーナ120,120を一体の円盤状に閉じたときに、前後の分割リテーナの合わせ面と軸対象な十字状の溝が構成されるように、すなわち研磨加工における幾何学的な対称性を確保した構成になっている。
分割リテーナ120の下側に、前後の分割リテーナ120,120を、前後方向にスライド自在に支持する上部プレート125が設けられている。上部プレート125は、分割リテーナ120の半径と同一半径で一体の円盤状をなし、前後の分割リテーナ120,120を閉じた閉位置において、分割リテーナと上下に重なった円盤を形成する。上部プレート125の上面側の左右側部には、T溝状のスライドレール126が前後に延びて形成されており、このスライドレール126に嵌挿されたスライドブロック127にショルダボルト等により分割リテーナ120が締結されて、前後の分割リテーナ120,120が、各々前後方向にスライド自在に支持される。上部プレート125の中央部には、後述するリテーナ開閉機構150のフレームを挿通させる角型の開口128が上下貫通して形成されている。上部プレート125の直径はホルダベース110の直径よりも大きく、ホルダベース110の上部を覆うように構成される。
一方、ホルダベース110のベース部111の上面に下部プレート115が取り付けられている。下部プレート115は、ホルダベース110と略同一直径の円盤状に形成され、中央部にはリテーナ開閉機構150のフレームを挿通させる角型の開口118が上下貫通して形成されている。そして、この開口118を囲む前後左右4か所に、上部プレート125を介して分割リテーナ120,120を一体的に上下移動させるリテーナ昇降機構130が設けられている。図5は図4中のリテーナ昇降機構130の部分を拡大し、(a)分割リテーナ120を下端位置まで下降させた状態と、(b)分割リテーナ120を上端位置まで上昇させた状態とについて示す。
リテーナ昇降機構130は、下部プレート115と上部プレート125との間に位置して下部プレート115に固定されたダイヤフラム131と、このダイヤフラム131により仕切られて下部プレートとの間に形成される圧力室132の内圧を制御する昇降圧制御回路135とを主体として構成される。本構成形態の各図には、平面視の形状が長方形状の角皿型ダイヤフラムを用いた構成を示し、例えばブチルゴムやフッ素ゴム等のゴム材料を図示形状に成型し、ステンレス等の金属製の枠部材により周辺部分を固定して下部プレートに取り付けられる。下部プレート115には、このプレートを上下に貫通して圧力室132に開口する昇降圧導入路134が形成されており、各昇降圧導入路134の他端側がホルダベース110において集合され昇降圧制御回路135に繋がっている。
ダイヤフラム131を挟む長辺方向外側には、ザグリ穴(段付き穴)状のガイド孔136が下部プレートの下面側から形成されており、このガイド孔136に嵌挿された段付き円柱状のスライドブッシュ137に上部プレート125がショルダボルト等により締結されて構成される。このように上部プレート125と下部プレート115とが連結され、上部プレート125と下部プレート115とが密着した状態において、スライドブッシュ137の段付き部に形成される円環面と、ガイド孔136の座面との間に上下に所定寸法の間隔が形成されるように設定されている。すなわち、上部プレート125と下部プレート115とは、ガイド孔136とスライドブッシュ137との嵌合により、上記所定寸法の範囲において上下方向にのみ相対移動自在に連結される。
ここで、上部プレート125が下部プレート115と密着し、上部プレート125が下部プレート115に支持された状態では、分割リテーナ120の上面がチャック112に吸着保持された基板Wの上面よりも幾分低く(例えば、0.5〜1mm程度低く)、上部プレート125が下部プレート115と離間して、スライドブッシュ137の円環面がガイド孔136の座面に当接支持された状態では、分割リテーナ120の上面が、チャック112に吸着保持された基板Wの上面よりも高く(例えば、1〜2mm程度高く)なるように、上記所定寸法及び各部の厚さ寸法が設定される。
一方、昇降圧制御回路135は、大気圧を挟んで負圧側から正圧側まで所定の圧力範囲(例えば、−10〜100kPaの範囲)で圧力制御が可能な、いわゆる連成圧タイプの電空レギュレータを用いて構成されており、研磨装置1の作動を制御する制御装置50からの指令信号に応じ、昇降圧導入路134を介して圧力室132の圧力を負圧側から正圧側までの任意の圧力に設定可能になっている。
そこで、昇降圧制御回路135により昇降圧導入路134にエアを供給して各圧力室132を加圧すると、4か所のダイヤフラム131により上部プレート125が押圧されて上部プレート125及び前後の分割リテーナ120,120が一体的に上昇する。基板ホルダ11の上方に研磨ヘッド21が存在しない状態では、上部プレート125は、スライドブッシュ137の円環面がガイド孔136の座面に当接するまで、すなわち、分割リテーナ120の上面が、チャック112に保持された基板Wの上面よりも上方となる高さ位置まで上昇する。
一方、基板ホルダ11の上方に研磨ヘッド21が位置し、チャックに保持された基板の被研磨面に研磨パッド23が押接された状態(研磨加工時)においては、分割リテーナの上面が研磨パッドの研磨面に当接する高さ位置、すなわち、分割リテーナ120の上面と、チャック112に保持された基板Wの上面とが同一の高さ位置になるまで上昇する。そして、制御装置50からの指令信号に基づき、昇降圧制御回路135により設定された加圧力で分割リテーナ120が研磨パッド23に押接される。ダイヤフラム131を用いた加圧構造は、スピンドル14の回転軸を中心として対象に設けられており、円盤状の上部レート125を介して前後の分割リテーナ120,120が均等な圧力で上向きに加圧される。
昇降圧制御回路135により設定される加圧力は、基板とリテーナとの面積比や材質等に応じて適宜設定することができ、例えば、基板Wの研磨パッド23の基板Wに対する圧力と分割リテーナ120に対する圧力とが略同一となるように、すなわち、研磨パッド23が基板W及び分割リテーナ120に略同一の研磨圧力で作用するように設定することができる。
4つのダイヤフラム131を用いた加圧構造に囲まれて、分割リテーナ120,120を開閉するリテーナ開閉機構150が設けられている。リテーナ開閉機構150は、この機構のベースとなる方形枠状のフレーム151と、フレーム151の左右の枠部に前後に伸縮可能に設けられた四つの開閉シリンダ155と、これらの開閉シリンダ155へのエア供給を制御するリテーナ開閉制御回路165とを主体として構成される。
フレーム151は、平面視において正方形のホルダベースのチャック112と、これよりも大きな正方形の上下プレートの開口118,128との間に位置し、概観的には、幅及び厚さがある矩形断面の前後左右の枠部からなる方形枠状に形成される。前後左右の枠部の中央部には、ワークハンドリングに用いられるグリップの形状寸法に合わせて、フレーム上面から所定深さで切り込まれ各枠部の内周側に開くグリップ受容部156が形成されている。
図1中に付記するVI−VI矢視の断面図を図6に示すように、各開閉シリンダ155は、左右の枠部に内蔵されている。すなわち、開閉シリンダ155は、枠部の前後の端部から穿設された円筒状のシリンダ155aと、このシリンダ155aに嵌挿されて前後方向に摺動自在なピストンロッド155bと、シリンダ内のロッド側シリンダ室に介装されてピストンロッド155bを常時シリンダ内に引き込む方向に付勢するコイルスプリング155cなどからなり、常には、ピストンロッドが引き込まれた状態でロッド先端部が枠部から突出した状態で配設される。
左右枠部の中央寄りに、各開閉シリンダ155のピストン側シリンダ室と、リテーナ開閉制御回路165とを繋ぐスライドマニホールド152が設けられている。スライドマニホールド152は、中心に上方に延びる軸部を有しホルダベース110に固定された固定ブロック153と、固定ブロックの軸部を上下に摺動自在に受容する軸受容穴を有しフレームに固定された摺動ブロック154とから構成される。
固定ブロック153には、開閉制御回路165と繋がって軸部の中心を上方に延び中間部から水平に放射状に延びて軸部外周面に開口するベース側スライド圧導入路153aが形成されている。一方、摺動ブロック154には、ベース側スライド圧導入路153aの軸部の開口を囲む軸受容穴の内面に、前述した上部プレート125と下部プレート115との上下方向の相対移動範囲に合わせた溝幅の移動吸収溝が形成されて上下でOリングシールされ、この移動吸収溝から放射状に延びる円孔を介して上下がOリングシールされた摺動ブロック外周の円環溝と繋がっている。そして、摺動ブロック外周の円環溝とピストン側シリンダ室とがフレーム側スライド圧導入路154aで接続されている。なお、ロッド側シリンダ室は、図示省略する開放路により大気に開放されている。
このため、リテーナ開閉制御回路165からベース側スライド圧導入路153aに所定圧力のエアを供給すると、ベース側スライド圧導入路153aに供給されたエアが、ベース側スライド圧導入路153aからフレーム側スライド圧導入路154aを介して開閉シリンダ155のピストン側シリンダ室に供給され、コイルスプリング155cのばね力に抗してピストンロッド155bが開閉シリンダの伸長方向に移動される。一方、リテーナ開閉制御回路165においてベース側スライド圧導入路153aを大気に開放すると、コイルスプリング155cにより付勢されたピストンロッド155bがピストン側シリンダ室のエアを押し出しながら移動してフレーム側スライド圧導入路154a及びベース側スライド圧導入路153aを介してパージさせ、各図に示すようにピストンロッド155bが引き込まれた縮長位置に移動される。
開閉シリンダ155が設けられたフレーム151の左右の枠部には、枠部から左右外方に突出するフランジ状の連結部159が4か所形成される一方、上部プレート125の対応位置に連結部159を受容する連結受容部が形成されている。そのため、上部プレートの開口128内にフレーム151を配置し、4か所の連結部159をボルト等により締結することにより上部プレート125とフレーム151とが連結固定される。このとき上部プレート125の上面とフレーム151の上面とが略同一高さで配設されるようになっている。また、上部プレート125には、開閉シリンダ155のピストンロッド155bの先端位置及び伸縮範囲に合わせて、ロッド連結口129が上下貫通して形成されている。
そこで、このように一体連結された上部プレート125及びフレーム151の上方から前述したように前後の分割リテーナ120,120を前後にスライド自在に取り付ける。すなわち、分割リテーナ120を上部プレート125に載置し、分割リテーナの左右側部のザグリ穴から、T溝状のスライドレール126に嵌挿されたスライドブロック127にショルダボルト等を螺合締結する。これにより前後の分割リテーナ120,120が、各々前後方向にスライド自在な状態で上部プレート125に装着支持される。次いで、前後の分割リテーナ120,120をともに中央に寄せて、上部プレートと重なる円盤状とし、分割リテーナの中央寄りに形成されたザグリ穴にボルトを挿通し、図示省略するスペーサを介してピストンロッド155bの先端部に螺合締結する。これにより、前後スライド自在に支持された分割リテーナ120が開閉シリンダ155と接続され、分割リテーナを開閉するリテーナ開閉機構150が形成される。
リテーナ開閉機構150による分割リテーナ120の移動範囲は、前後の分割リテーナ120,120をホルダベース110の中央部に閉じて基板Wの周囲を囲む一体の円盤状にした閉位置Pc〜前後の分割リテーナ120,120をホルダベース110の中央部からそれぞれ前方,後方に開いて基板Wの側端面を露出させた開位置Poの範囲である。
より具体的には、開閉シリンダ155にエアを供給せず、コイルスプリング155cのばね力によってピストンロッド155bが引き込まれた自然状態において分割リテーナ120が基板Wの周囲を囲む閉位置Pcにあり、開閉シリンダ155にエアを供給してピストンロッドを所定量伸長させた伸長状態(ピストンロッドの段付き部が口金に当接して移動規制された状態)において、図3中に二点鎖線で示すように、フレーム151の前後左右の枠部に形成されたグリップ受容部156が現れた開位置Poになるように設定される。このため、分割リテーナ120を開位置Poに設定した状態では、基板ホルダ11の上方からグリップをアプローチさせてチャック112に保持された基板Wの側面にグリップを掛止可能である。
次に、以上のように構成される研磨装置1において、基板Wを研磨加工する際の作用について説明する。制御装置50は、まず基板ホルダ11に基板Wを搬入するにあたり、ヘッド移動機構30により研磨アーム32を水平揺動させ、研磨ヘッド21を基板ホルダ11の上方から退避させる。そして、昇降圧制御回路135に回路圧を負圧状態とする指令信号を出力し、昇降圧導入路134を介してダイヤフラム131の圧力室132を微負圧状態に減圧する。これにより、リテーナ昇降機構130では、分割リテーナ120,120の上面高さが、導入される基板Wの上面よりも低い待機位置に設定される。
また制御装置50は、リテーナ開閉制御回路165にエア供給を行う指令信号を出力し、ベース側及びフレーム側のスライド圧導入路153a,154aを介して開閉シリンダ155のピストン側シリンダ室に所定圧力のエアを供給させる。これにより前後の分割リテーナ120,120が、それぞれ中央部から外方にスライド移動され、分割リテーナ120,120が開いた開位置Poに設定される。開位置Poでは、図3中に二点鎖線で示すように、チャック112の周辺でグリップ受容部156が露出した状態になり、このグリップ受容部156に、基板Wをハンドリングする四つ爪グリップを侵入させて基板Wをチャック112上に載置することができる。基板Wがチャック112上に載置されると、制御装置50は吸着路114を減圧状態として基板Wをチャック112に吸着保持させ、四つ爪グリップを退避させる。
次に、制御装置50は、リテーナ開閉制御回路165に回路圧をパージする指令信号を出力し、ピストン側シリンダ室の加圧エアをフレーム側及びベース側のスライド圧導入路154a,153aを介して大気に開放させる。すると、コイルスプリング155cに付勢されたピストンロッド155bがピストン側シリンダ室のエアを押し出しながら移動してピストンロッド155bが引き込まれた縮長位置に移動され、これにより前後の分割リテーナ120,120が、外方から中央に移動して基板Wの周囲を囲む閉位置Pcに設定される。既述したように、閉位置において前後の分割リテーナにより形成される角孔の大きさは基板Wよりも僅かに大きい程度に形成されており、基板Wの各辺とこれを囲む分割リテーナ120の囲壁とがほぼ隙間なく、例えば、0.5〜1mm程度の間隔で、基板の周囲を囲んだ状態で配設される。
リテーナ開閉機構150により分割リテーナ120,120が閉位置Pcに設定されると、制御装置50は、ヘッド移動機構30により、研磨アーム32を水平揺動させて研磨ヘッド21を基板ホルダ11の上方に位置させ、基板ホルダ11及び研磨ヘッド21を回転させ、加工液供給装置40から加工内容に応じた加工液を供給しながら研磨ヘッド21を下降させて、研磨パッド23を基板Wの上面(被研磨面)に所定の研磨圧力で押接させる。この際、分割リテーナ120は基板上面よりも低い待機位置に設定されており、研磨パッド23が研磨条件(研磨レシピ)で設定された規定の研磨圧力で基板の被研磨面Wsに押接される。
次いで、制御装置50は、昇降圧制御回路135に回路圧を正圧状態とする指令信号を出力し、昇降圧導入路134を介してダイヤフラム131の圧力室132を正圧状態に加圧する。すると、リテーナ昇降機構130において前後の分割リテーナ120,120が一体的に上昇し、分割リテーナ120,120の上面が研磨パッドの研磨面23sに押接される。すなわち、分割リテーナ120,120の上面が基板Wの上面と同一高さに設定され、分割リテーナ120,120が基板Wとともに研磨パッドの研磨面23sに押接される。
このとき、分割リテーナ120の研磨面23sに対する押圧力は、昇降圧制御回路135において任意に設定することができる。従って、基板Wと分割リテーナ120の材質に起因する研磨レートの差異に応じて、基板Wの研磨圧力よりも分割リテーナ120の研磨圧力の方が低くなるように(あるいは高くなるように)分割リテーナの押圧力を設定し、基板Wと分割リテーナ120がほぼ同じ研磨レートで均等に研磨されるように構成することができる。なお、例えば初期の押圧力を比較的低圧とし、研磨加工の進行とともに増大させるなど、押圧力が時間的に変化するように構成してもよい。
また、分割リテーナ120の上面に、基板Wの材質と同じ材質のカバー部材を粘付する等により、少なくとも分割リテーナ120の上面が基板Wと同一材質になるように構成することができる。この場合、基板Wの研磨圧力と分割リテーナ120の研磨圧力が同一となるように、分割リテーナ120の研磨面23sに対する押圧力を設定することにより、基板Wと分割リテーナ120が同一の研磨レートで均等に研磨されるように構成することができる。
このように、分割リテーナ120を基板上面と同一高さで加圧制御することにより、研磨加工時に、基板Wの周囲全体が同一高さの分割リテーナに囲まれて、あたかも円盤の一部として研磨される。そのため、基板Wのエッジ部によって研磨パッドの研磨面23sが削り取られるようなパッドスクレーピングを発生させることがなく、また、エッジリバウンドに伴う研磨レートの不均一性を発生させるようなことがなく、平面度の高い角型基板を得ることができる。
基板Wの研磨加工が終了すると、制御装置50は、ヘッド移動機構30により研磨アーム32を水平揺動させて基板ホルダ11の上方から研磨ヘッド21を退避させる。そして、昇降圧制御回路135に回路圧を負圧状態とする指令信号を出力してダイヤフラムの圧力室132を微負圧状態に減圧し、分割リテーナ120,120を基板Wの上面よりも低い待機位置に設定する。また、リテーナ開閉制御回路165にエア供給を行う指令信号を出力して開閉シリンダ155のピストン側シリンダ室に所定圧力のエアを供給させ、前後の分割リテーナ120,120を開位置Poに設定する。
これにより、チャック112の周辺でグリップ受容部156が露出した状態になる。制御装置50は、基板ホルダ11の上方からグリップ受容部156に四つ爪グリップを侵入させて基板Wの側端部に掛止させ、チャック112の吸着を解除して基板Wを基板ホルダ11から取り出し、次工程に搬出させる。
従って、以上説明したような構成によれば、研磨対象面を上向き姿勢で研磨加工する研磨装置において、パッドスクレーピングの発生を抑止し研磨レートの不均一性を改善可能な研磨装置を提供することができる。
なお、以上の実施形態では、角型基板の代表例として正方形の基板Wを示したが、以上の説明から明らかなように、角型基板の形状は長方形や六角形等であっても良く、分割リテーナの分割形態は二分割に限らず、三以上に分割されるように構成してもよい。
本発明を適用した研磨装置における基板ホルダの要部断面図であり、図4中に付記するI−I矢視の平断面図である。 本発明を適用した研磨装置の概要構成図である。 上記研磨装置における基板ホルダの平面図である。 基板ホルダにおけるリテーナ昇降機構を主として示す側断面図である。 図4中のリテーナ昇降機構の部分を拡大して示す側断面図であり、(a)は分割リテーナを下端位置まで下降させた状態、(b)は分割リテーナを上端位置まで上昇させた状態を示す。 図1中に付記するVI−VI矢視の断面図である。
符号の説明
W 角型基板 1 研磨装置
11 基板ホルダ 21 研磨ヘッド
23 研磨パッド 30 ヘッド移動機構
110 ホルダベース 120 分割リテーナ
130 リテーナ昇降機構 131 ダイヤフラム
135 昇降圧制御回路(制御回路) 150 リテーナ開閉機構

Claims (4)

  1. 角型基板を研磨対象面が上向きの水平姿勢で保持し下方に延びる回転軸廻りに回転駆動される基板ホルダと、前記角型基板の対角寸法よりも大径の研磨パッドを研磨面が下向きの水平姿勢で保持し上方に延びる回転軸廻りに回転駆動される研磨ヘッドと、前記基板ホルダに対して前記研磨ヘッドを相対移動させるヘッド移動機構とを備え、
    前記基板ホルダは、
    中央部に前記角型基板を吸着保持するチャックが設けられたホルダベース、
    中央部に前記角型基板よりも僅かに大きい角孔を有する円盤状のリテーナを複数に分割して形成され前記ホルダベースの上部に設けられた分割リテーナ、
    前記ホルダベースに対して前記分割リテーナを上下移動させるリテーナ昇降機構、
    及び、前記分割リテーナを前記ホルダベースの中央部に閉じて前記角型基板の周囲を囲む一体の円盤状にした閉位置と、前記分割リテーナを前記ホルダベースの中央部から外方に開いて前記角型基板の側端面を露出させた開位置とに開閉可能に構成されたリテーナ開閉機構を備え、
    前記角型基板を前記基板ホルダに搬入し及び前記基板ホルダから搬出する際に、前記リテーナ開閉機構により前記分割リテーナを前記開位置に設定し、前記角型基板を研磨加工する際に、前記リテーナ開閉機構により前記分割リテーナを前記閉位置に設定するとともに前記リテーナ昇降機構により前記分割リテーナの上面が前記角型基板の上面と略同一高さになるように構成したことを特徴とする研磨装置。
  2. 前記リテーナ昇降機構は、前記ホルダベースと前記分割リテーナとの間に設けられたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの内圧を制御する制御回路とを備え、
    前記角型基板を研磨加工する際に、前記ダイヤフラムの内圧を正圧として前記分割リテーナを前記研磨パッドに所定圧力で押接させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記角型基板を前記基板ホルダに搬入し及び前記基板ホルダから搬出する際に、前記ダイヤフラムの内圧を負圧として前記分割リテーナの上面が前記角型基板の上面よりも低くなるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の研磨装置。
  4. 前記分割リテーナの上面が前記角型基板の材料と同一材料で形成され、前記所定圧力が前記角型基板の研磨加工圧と同一圧力となるように構成したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の研磨装置。
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