JP5215253B2 - 球状体供給装置、球状体搭載装置および球状体供給方法 - Google Patents

球状体供給装置、球状体搭載装置および球状体供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、球状体を吸着する吸着ヘッドに球状体を供給する球状体供給装置、その球状体供給装置を備えて球状体を搭載対象体に搭載する球状体搭載装置、および吸着ヘッドに球状体を供給する球状体供給方法に関するものである。
この種の球状体搭載装置として、特開2003−100789号公報に開示された半田(はんだ)ボール搭載装置が知られている。この半田ボール搭載装置は、複数の吸着穴が吸着面に形成された整列マスク、整列マスクを移動させる移動部、および半田ボールが収容されている半田ボール容器などを備えて、整列マスクで吸着した半田ボールをパッケージの接続端子(搭載対象体)に搭載可能に構成されている。この半田ボール搭載装置を用いてパッケージの接続端子に半田ボールを搭載する際には、半田ボールが収容されている半田ボール容器に整列マスクを嵌合させる。次いで、半田ボール容器に対して送風したり半田ボール容器を振動させることによって半田ボールを浮遊させて整列マスクに半田ボールを供給する。この際に、半田ボールが整列マスクの吸着穴に吸着される。続いて、整列マスクを下降させて半田ボールを接続端子に接触させ、次いで、整列マスクによる吸着を解除して整列マスクを上昇させる。これにより、接続端子に半田ボールが搭載される。
特開2003−100789号公報(第2−4頁、第1図)
ところが、上記の半田ボール搭載装置には、以下の問題点がある。すなわち、この半田ボール搭載装置では、半田ボールが収容されている半田ボール容器に整列マスクを嵌合させて半田ボールを供給している。一方、近年のパッケージの高密度化による接続端子の微小化に伴い、そこに搭載される半田ボールも微小化が進んでいる。この場合、このような微小な半田ボールは、空気に曝されたときに、表面の酸化等によって互いに固着することがある。このため、上記の半田ボール搭載装置には、半田ボール容器に収容されている半田ボールが空気に曝されることによって互いに固着して固まりとなり、これに起因して整列マスクへの供給が困難となるおそれがある。この場合、空気による半田ボールの酸化を防止するために、窒素ガスが供給されるブース内に半田ボール搭載装置を設置したり、半田ボール容器を含む半田ボール搭載装置の一部だけを覆う小形のブースを設置してそのブース内に窒素ガスを供給する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ブースの設置コストが必要となることに加えて、広いスペースを窒素ガスで満たすために大量の窒素ガスを供給し続けなければならないため多くのランニングコストが必要となる。このため、この方法では、これらのコストに起因して製造コストが上昇するという問題点が生じる。また、窒素は空気よりも軽いため、ブース内に窒素ガスを満たしたとしても、半田ボール容器の底部にまで窒素ガスを行き渡らせることは困難である。このため、この方法には、効率良く半田ボールの酸化を防止することができないという問題点も存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、コストの上昇を抑えつつ球状体の酸化を確実かつ効率良く防止し得る球状体供給装置、球状体搭載装置および球状体供給方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の球状体供給装置は、開口部を有して球状体を収容する収容容器と、基端部を中心として回動可能に前記開口部側に配設されると共に先端部が前記収容容器の底部側に対向しているときに当該収容容器に収容されている前記球状体を当該先端部からの吸気によって保持する吸着保持部と、当該吸着保持部を回動させる回動機構とを備え、当該回動機構を制御して前記球状体を保持している前記吸着保持部の前記先端部が吸着ヘッド側に対向するように当該吸着保持部を回動させて当該吸着ヘッドに対して当該球状体を供給する球状体供給装置であって、前記吸着保持部は、前記先端部が前記収容容器の前記底部側に対向しかつ前記球状体を保持していない状態において、前記先端部から酸化防止用ガスを放出する。
また、請求項2記載の球状体供給装置は、請求項1記載の球状体供給装置において、前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを供給する酸化防止用ガス供給装置を備え、前記酸化防止用ガス供給装置は、前記吸着保持部よる前記球状体の保持状態、および前記吸着ヘッドに対する前記球状体の供給状態において、前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを常時供給する。
また、請求項3記載の球状体搭載装置は、請求項1または2記載の球状体供給装置と、前記球状体を吸着する吸着ヘッドと、前記球状体供給装置によって前記球状体の供給が行われる位置に前記吸着ヘッドを搬送すると共に当該球状体を吸着している当該吸着ヘッドを搭載対象体の配置位置まで搬送する搬送装置とを備えて、前記球状体を前記搭載対象体に搭載する。
また、請求項4記載の球状体供給方法は、基端部を中心として回動可能に収容容器の開口部側に配設された吸着保持部の先端部を当該収容容器の底部側に対向させて当該収容容器に収容されている球状体を当該先端部からの吸気によって保持させると共に、前記球状体を保持している前記吸着保持部の前記先端部が吸着ヘッド側に対向するように当該吸着保持部を回動させて当該吸着ヘッドに対して当該球状体を供給させる球状体供給方法であって、前記先端部が前記収容容器の前記底部側に対向しかつ前記吸着保持部が前記球状体を保持していない状態において、前記先端部から酸化防止用ガスを放出させる。
また、請求項5記載の球状体供給方法は、請求項4記載の球状体供給方法において、前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを供給しつつ、当該吸着保持部よる前記球状体の保持、および前記吸着ヘッドに対する前記球状体の供給を行わせる。
請求項1記載の球状体供給装置、請求項3記載の球状体搭載装置、および請求項4記載の球状体供給方法によれば、先端部が収容容器の底部側に対向しかつ吸着保持部が球状体を保持していない状態において、先端部から酸化防止用ガスを放出させることにより、酸化防止用ガスが供給されるブースを設置することなく、少量の酸化防止用ガスの供給によって球状体の酸化を確実に防止することができる。したがって、この球状体供給装置、半田ボール搭載装置および球状体供給方法によれば、ブースの設置を不要とすることができると共に酸化防止用ガスの使用量を低減することができるため、コストの上昇を十分に少なく抑えつつ球状体の酸化を確実かつ効率良く防止することができる。
また、請求項2記載の球状体供給装置、請求項3記載の球状体搭載装置、および請求項5記載の球状体供給方法によれば、吸着保持部に酸化防止用ガスを供給しつつ、吸着保持部よる球状体の保持、および吸着ヘッドに対する球状体の供給を行わせることにより、酸化防止用ガスの供給および供給停止を制御する機構を不要とすることができるため、その分、球状体供給装置を簡易に構成することができる。
半田ボール搭載装置1の構成を示す構成図である。 半田ボール吸着装置2の構成を示す構成図である。 半田ボール吸着装置2の構成を示す断面図である。 吸着ヘッド11の底壁22および整列用プレート17の構成を示す断面図である。 収容容器12、吸着保持部13および吸引部14で構成される本体部100の斜視図である。 収容容器12、吸着保持部13、吸引部14で構成される本体部100の分解斜視図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第1の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第2の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第3の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第4の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第5の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第6の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第7の説明図である。 半田ボール搭載装置1の動作を説明する第8の説明図である。
以下、本発明に係る球状体供給装置、球状体搭載装置および球状体供給方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、図1に示す半田ボール搭載装置(球状体搭載装置)1の構成について説明する。半田ボール搭載装置1は、同図に示すように、半田ボール吸着装置2および搬送装置3を備えて、球状体の一例としての微小な球状粒体である半田ボール(マイクロボール)300(図4参照)を搭載対象体としての基板400に搭載(載置)可能に構成されている。この場合、半田ボール300は、直径L1(同図参照)が70μm程度の球状に構成されている。また、半田ボール300は、半田ボール搭載装置1によって基板400に搭載された後に加熱溶融されることにより、基板400上にボールグリッドアレイ(BGA)を構成する。
半田ボール吸着装置2は、図2に示すように、吸着ヘッド11、収容容器12、吸着保持部13、吸引部14、駆動機構15、吸気装置16、整列用プレート17、窒素ガス供給装置18および制御部19を備えて構成されて、後述する半田ボール供給処理および半田ボール除去処理を実行して半田ボール300を吸着する。この場合、収容容器12、吸着保持部13、駆動機構15、吸気装置16、窒素ガス供給装置18および制御部19によって本発明に係る球状体供給装置が構成される。
吸着ヘッド11は、図3に示すように、一例として、内部に空隙21が形成された箱状に構成されている。また、図4に示すように、吸着ヘッド11における底壁22には、底壁22の外面(以下「吸着面22a」ともいう)に開口すると共に空隙21と連通する吸気孔23が、底壁22の厚み方向に沿って複数(同図では、そのうちの1個のみを図示している)形成されている(以下、吸着面22aにおける吸気孔23の開口部を「吸気口23a」ともいう)。
この場合、図4に示すように、吸気孔23(つまり、吸気口23a)の直径L2は、半田ボール300の直径L1(この例では、70μm)よりも短い40μm程度に規定されている。また、図3に示すように、吸着ヘッド11には、空隙21内の空気を排気するための排気孔24が形成されている。この吸着ヘッド11では、空隙21内の空気の排気によって空隙21内が負圧状態となり、それに伴って吸気口23aからの吸気が行われることにより、吸着ヘッド11の吸着面22aにおける吸気口23aの縁部に半田ボール300を吸着することが可能となっている(図4参照)。
収容容器12は、図3,6に示すように、その内面が断面半円状に湾曲した容器本体31と、容器本体31の両側部に配設された2枚の側壁32a,32bとを備えて、容器本体31および側壁32a,32bによって形成される収容部12a(図3参照)内に半田ボール300を収容可能に構成されている。また、収容容器12の開口部12b(同図参照)側には、側壁32a,32bに両端部が支持されたワイパー33が配設されている。また、側壁32a,32bには、吸着保持部13を回動可能に支持するためのベアリング34(図6参照)が配設されている。この場合、収容容器12は、後述する半田ボール供給処理の実行時において開口部12bが吸着ヘッド11の吸着面22aに対向するように配置される。
吸着保持部13は、図6に示すように、全体として直方体状に形成されると共に、図3に示すように、基端部13b側から先端部13aに至る気体流通経路13cが内部に形成されて、収容容器12の収容部12a内に収容されている半田ボール300をその先端部13aで吸着して保持可能に構成されている。また、吸着保持部13の先端部13aには、通気性シート43が取り付けられている。また、吸着保持部13は、基端部13b側に配設された軸41および通気管42が収容容器12の側壁32a,32bに配設されたベアリング34によって回転可能に支持されることで、収容容器12の開口部12b側において基端部13bを中心として回動可能に配設されている。
この場合、吸着保持部13は、図3に示すように、先端部13aが収容容器12の容器本体31の底部側に対向しているときに、収容容器12の収容部12aに収容されている半田ボール300を先端部13aで吸着して保持する。また、吸着保持部13は、後述する半田ボール供給処理の実行時において、図8に示すように、半田ボール300を保持している先端部13aが吸着ヘッド11の吸着面22a(吸着ヘッド11側)に対向するように駆動機構15によって回動させられる。
吸引部14は、図3,6に示すように、2枚の区画壁51a,51bを備えて構成されて、収容容器12における2枚の側壁32a,32bと区画壁51a,51bとによって形成される吸引経路14a(図3参照)を介して半田ボール300を吸引可能に構成されている。この場合、この半田ボール吸着装置2では、収容容器12、吸着保持部13および吸引部14が上記のように構成されることで、図5に示すように、これらが一体に構成されている(以下、一体化された収容容器12、吸着保持部13および吸引部14を全体として「本体部100」ともいう)。
駆動機構15は、制御部19の制御に従って本体部100(収容容器12、吸着保持部13および吸引部14)を移動させる。また、駆動機構15は、回動機構として機能し、制御部19の制御に従って吸着保持部13を回動させる。吸気装置16は、吸気ポンプおよび電磁バルブ(いずれも図示せず)を備えて構成されている。また、吸気装置16は、吸気管120(図2参照)を介して、吸着ヘッド11の排気孔24、吸着保持部13の気体流通経路13cに連通する通気管42、および吸引部14の吸引経路14aに繋がれている。この場合、吸気装置16は、制御部19の制御に従って作動して、吸着ヘッド11の空隙21内を負圧状態とすることによる吸気口23aからの吸気、吸着保持部13における気体流通経路13cからの吸気、吸引部14における吸引経路14aからの吸気(吸引)を行う。
整列用プレート17は、吸着ヘッド11に対して着脱可能に構成されると共に、図4に示すように、吸着ヘッド11の吸着面22aに上面17aが接触するように装着された状態において吸着ヘッド11の吸気口23aに連通する貫通孔17cが形成されている。この場合、同図に示すように、整列用プレート17の厚みL3は、吸気口23aの縁部に吸着された半田ボール300が下面17bから突出しない80μm程度に規定されている。また、貫通孔17cの直径L4は、半田ボール300が通過可能な90μm程度に規定されている。また、整列用プレート17は、本体部100の配置位置の上方の位置(半田ボール供給処理および半田ボール除去処理が実行される位置)に配置されている。
窒素ガス供給装置18は、酸化防止用ガスの一例としての窒素ガスGが充填された窒素ガスボンベ、および電磁バルブ(いずれも図示せず)を備えて構成されている。また、窒素ガス供給装置18は、図2に示すように、供給管110を介して、吸着保持部13の気体流通経路13cに連通する通気管42に繋がれている。この場合、窒素ガス供給装置18は、制御部19の制御に従って電磁バルブが作動することにより、吸着保持部13に窒素ガスGを供給する。
制御部19は、駆動機構15、吸気装置16、窒素ガス供給装置18および搬送装置3を制御する。この場合、制御部19は、駆動機構15を制御して、半田ボール300を保持した吸着保持部13の先端部13aを整列用プレート17(整列用プレート17が装着された吸着ヘッド11の吸着面22a)に近接させた状態で、吸着保持部13および吸引部14(つまり、本体部100)を整列用プレート17(吸着面22a)に沿って移動させることにより、吸着ヘッド11に対して半田ボール300を供給する半田ボール供給処理、および吸着面22aにおける吸気口23aの縁部に吸着された半田ボール300(以下、この半田ボール300を「搭載対象の半田ボール300」ともいう)を除く半田ボール300(以下、この半田ボール300を「余剰な半田ボール300」ともいう)を除去する半田ボール除去処理を実行する。
また、制御部19は、窒素ガス供給装置18の電磁バルブを制御して、予め規定された所定流量の窒素ガスGを窒素ガスボンベから吸着保持部13に供給させる窒素ガス供給処理を実行する。この場合、制御部19は、半田ボール搭載装置1(球状体供給装置)の稼動時における、少なくとも吸着保持部13よる半田ボール300の保持状態、および吸着ヘッド11に対する半田ボール300の供給状態において、窒素ガスGを吸着保持部13に常時供給させる。つまり、この半田ボール搭載装置1では、吸着保持部13に窒素ガスを供給しつつ、吸着保持部13による半田ボール300の保持や、吸着ヘッド11に対する半田ボール300の供給(半田ボール供給処理)が行われる。
搬送装置3は、半田ボール吸着装置2における制御部19の制御に従い、整列用プレート17の配置位置(本体部100の配置位置の上方の位置であって、半田ボール供給処理および半田ボール除去処理が実行される位置)と基板400の配置位置との間で吸着ヘッド11を搬送する。
次に、半田ボール搭載装置1を用いて、本発明に係る球状体供給方法に従って吸着ヘッド11に半田ボール300を供給し、その半田ボール300を基板400に搭載する工程、およびその際の半田ボール搭載装置1の動作について、図面を参照して説明する。なお、初期状態では、半田ボール吸着装置2における吸着保持部13の先端部13aが、収容容器12における容器本体31の底部側に対向している(先端部13aが下向きとなっている)ものとする。
まず、半田ボール搭載装置1を稼動させるのに先立ち、収容容器12の収容部12aに半田ボール300を投入する(収容させる)。この場合、図3に示すように、吸着保持部13における先端部13a側の半分程度が埋没する程度の半田ボール300を投入する。次いで、図外の操作部を操作して、半田ボール搭載装置1を稼動させる。この際に、制御部19が、搬送装置3を制御して、同図に示すように、整列用プレート17の配置位置に吸着ヘッド11を搬送させる。これにより、図4に示すように、吸着ヘッド11の吸着面22aと整列用プレート17の上面17aとが接触する。
続いて、制御部19は、窒素ガス供給処理を実行する。この窒素ガス供給処理では、制御部19は、窒素ガス供給装置18の電磁バルブを制御して、予め規定された所定流量の窒素ガスGを窒素ガスボンベから供給させる。この場合、所定流量として、一例として、毎分0.5リットル程度の小さな値に規定する。次いで、窒素ガス供給装置18から供給された窒素ガスGは、図2に示すように、供給管110および通気管42を通って吸着保持部13(気体流通経路13c)に流入し、続いて図3に示すように、気体流通経路13cを通って吸着保持部13の先端部13aから放出される。
この場合、図3に示すように、収容部12aに収容されている半田ボール300内に吸着保持部13における先端部13a側の半分程度が埋没している。このため、先端部13aから放出された窒素ガスGは、半田ボール300内に放出されて拡散する。また、窒素ガスGの比重が空気の比重よりも小さいため、拡散した窒素ガスGは、半田ボール300の隙間を通って上昇する。この結果、収容部12aに収容されている半田ボール300全体に窒素ガスGを少ない供給量で確実に行き渡らせることができ、これによって半田ボール300の酸化が確実かつ効率良く防止される。
続いて、制御部19は、吸気装置16を作動させる。この際に、吸着ヘッド11の空隙21内が負圧状態となって吸気口23aからの吸気が開始される。また、吸着保持部13における気体流通経路13cからの吸気、および吸引部14における吸引経路14aからの吸気が開始される。この場合、窒素ガスボンベからの窒素ガスGの供給が継続されているが、吸気装置16による吸気量が窒素ガスGの供給に比べて多いため、気体流通経路13cからの吸気の開始によって先端部13aからの窒素ガスGの放出が中断される。
次いで、吸着保持部13における気体流通経路13cからの吸気に伴い、収容容器12の収容部12aに収容されている半田ボール300が吸着保持部13の先端部13aに吸着されて保持される。続いて、制御部19は、駆動機構15を制御して、吸着保持部13の基端部13bに取り付けられている通気管42を回転させることにより、図7に示すように、基端部13bを中心として吸着保持部13を回動させる。この際に、先端部13aに保持されている半田ボール300が吸着保持部13の回動に伴い、収容容器12の開口部12b側に移動させられる。また、開口部12b側に移動させられた半田ボール300の一部が、開口部12b側に配設されているワイパー33によって払い落とされる。このため、吸着ヘッド11に供給される半田ボール300の量(数)が適正な量に制限される。
次いで、制御部19は、図8に示すように、吸着保持部13の先端部13aが吸着ヘッド11の吸着面22aに対向した時点(吸着保持部13が180°回動した時点)で、駆動機構15を制御して、通気管42の回転を停止させる。続いて、制御部19は、半田ボール供給処理を実行する。この半田ボール供給処理では、制御部19は、駆動機構15を制御して、図9に示すように、吸着ヘッド11の吸着面22a(整列用プレート17)に向けて(同図における上方に向けて)本体部100を移動させて、先端部13aを整列用プレート17(吸着面22a)の一端側(同図における左側)に近接させる。この際に、整列用プレート17に近接させられた先端部13aに保持されている半田ボール300のうちの整列用プレート17側(上部)に位置している半田ボール300が、吸着ヘッド11の吸気口23aからの吸気に伴う吸引力によって吸着保持部13の吸引力に抗して吸着ヘッド11に引き寄せられて、吸着ヘッド11に供給される。また、供給された半田ボール300の一部が、吸気口23aに引き寄せられて、整列用プレート17の各貫通孔17cを通って吸着ヘッド11の吸着面22aにおける吸気口23aの縁部に吸着される。
次いで、制御部19は、駆動機構15を制御して、図10に示すように、先端部13aを整列用プレート17に近接させた状態で、本体部100を整列用プレート17(吸着面22a)に沿って整列用プレート17の他端側(同図における右側)に向けて(同図に矢印で示す方向に)移動させる。この際に、上記したように、先端部13aに保持されている半田ボール300のうちの整列用プレート17側に位置している半田ボール300が、吸着ヘッド11の吸引力によって吸着保持部13の吸引力に抗して吸着ヘッド11に引き寄せられて、吸着ヘッド11に供給され、その一部が整列用プレート17の各貫通孔17cを通って吸着ヘッド11の吸着面22aにおける吸気口23aの縁部に吸着される。このようにして、吸着保持部13の先端部13aに保持されている半田ボール300が、吸着保持部13の移動に伴って徐々に(分散されつつ)吸着ヘッド11に供給されると共に、供給された半田ボール300の一部が吸着ヘッド11の吸着面22aにおける各吸気口23aの縁部に1つずつ吸着される。
ここで、半田ボール300は、上記したように微小なため、静電気や分子間力による半田ボール300同士が互いに引き合う力が半田ボールの重量に対して相対的に大きくなっている。このため、吸気口23aの縁部に吸着された搭載対象の半田ボール300に、他の余剰な半田ボール300が付着する。この場合、この半田ボール吸着装置2では、上記したように、整列用プレート17の厚みL3が半田ボール300の直径L1よりもやや厚い80μm程度に規定され、貫通孔17cの直径L4が、半田ボール300の直径L1よりもやや大きい90μm程度に規定されている。このため、搭載対象の半田ボール300だけが貫通孔17c内に収容され、余剰な半田ボール300は、その一部分(体積的な一部分)またはその全体が貫通孔17cの下面17bよりも外側(下側)に突出した状態で付着している。また、この半田ボール吸着装置2では、上記したように、先端部13aに保持されている半田ボール300が分散されつつ供給されるため、半田ボール300の過剰な供給が防止されて、余剰な半田ボール300の付着が少なく抑えられている。
続いて、制御部19は、半田ボール除去処理を実行する。この半田ボール除去処理では、制御部19は、駆動機構15を制御して、図11に示すように、本体部100を整列用プレート17に沿って(同図に矢印で示す方向に)さらに移動させる。この際に、同図に示すように、吸着保持部13に次いで吸引部14が移動させられて、吸引部14における吸引経路14aからの吸気によって余剰な半田ボール300が吸引される。このため、搭載対象の半田ボール300と余剰な半田ボール300とが互いに強く引き合っていたとしても、余剰な半田ボール300の全てが搭載対象の半田ボール300から強制的に引き離されて吸着ヘッド11または整列用プレート17から確実に除去される。
続いて、制御部19は、搬送装置3を制御して、図12に示すように、吸着ヘッド11が整列用プレート17から離反するように、吸着ヘッド11を同図に示す矢印の向きに移動させる。次いで、制御部19は、搬送装置3を制御して、吸着ヘッド11を基板400の配置位置に搬送させ、続いて、図13に示すように、吸着ヘッド11によって吸着されている半田ボール300が基板400の表面に接触するように吸着ヘッド11を基板400に向けて(同図に示す矢印の向きに)移動させる。次いで、制御部19は、吸気装置16を制御して、吸着ヘッド11における吸気口23aからの吸気を停止させる。この際に、図14に示すように、吸着ヘッド11による吸着が解除されて、半田ボール300が基板400の表面に塗布された半田フラックス上に載置される。続いて、制御部19は、搬送装置3を制御して、同図に示すように、吸着ヘッド11を上方に向けて(同図に示す矢印の向きに)移動させた後に、初期位置に搬送させる。以上により、基板400への半田ボール300の搭載が完了する。この場合、この半田ボール吸着装置2では、上記した半田ボール供給処理を実行することで半田ボール300の過剰な供給が防止されると共に、上記した半田ボール除去処理を実行することで余剰な半田ボール300が確実に除去されている。このため、この半田ボール搭載装置1では、余剰な半田ボール300の基板400への搭載(つまり、基板400に対する半田ボール300の過剰な搭載)が確実に防止される。
一方、吸着ヘッド11を整列用プレート17から離反させた時点で、制御部19は、駆動機構15を制御して、図3に示すように、先端部13aが収容容器12の底部側に対向するように吸着保持部13を回動させ、次いで、吸気装置16を制御して、吸着保持部13における気体流通経路13cからの吸気、および吸引部14における吸引経路14aからの吸気を停止させる。これにより、吸着保持部13の先端部13aによる半田ボール300の保持(吸着)が解除されて、半田ボール300が収容容器12の収容部12aに戻される。また、気体流通経路13cからの吸気の停止によって先端部13aからの窒素ガスGの放出が再開される。続いて、制御部19が上記した各制御を繰り返して実行することにより、他の基板400に対する半田ボール300の搭載が繰り返して行われる。この場合、上記したように、先端部13aが収容容器12の底部側に対向しかつ半田ボール300を保持していない(吸着していない)状態において、先端部13aから窒素ガスGが放出されるため、半田ボール300の酸化が確実に防止され、この結果、半田ボール300が吸着ヘッド11に確実に供給される。
このように、この球状体供給装置、半田ボール搭載装置1および球状体供給方法によれば、先端部13aが収容容器12の底部側に対向しかつ吸着保持部13が半田ボール300を保持していない状態において、先端部13aから窒素ガスGを放出させることにより、窒素ガスGが供給されるブースを設置することなく、少量の窒素ガスGの供給によって半田ボール300の酸化を確実に防止することができる。したがって、この球状体供給装置、半田ボール搭載装置1および球状体供給方法によれば、ブースの設置を不要とすることができると共に窒素ガスGの使用量を低減することができるため、コストの上昇を十分に少なく抑えつつ半田ボール300の酸化を確実かつ効率良く防止することができる。
また、この球状体供給装置、半田ボール搭載装置1および球状体供給方法によれば、吸着保持部13に窒素ガスを供給しつつ、吸着保持部13よる半田ボール300の保持、および吸着ヘッド11に対する半田ボール300の供給を行わせることにより、窒素ガスGの供給および供給停止を制御する機構を不要とすることができるため、その分、球状体供給装置を簡易に構成することができる。
なお、窒素ガスボンベを備えた窒素ガス供給器18について上記したが、窒素ガスボンベに代えて、(または、窒素ガスボンベと共に)窒素ガス発生装置(例えば、膜分離方式の窒素ガス発生装置)を備えた構成を採用することもできる。この場合、この半田ボール搭載装置1(球状体供給装置)では、少量の窒素ガスGしか使用しないため、小形で低価格の窒素発生装置を用いることができる。このため、この構成においてもコストの上昇を低く抑えることができる。また、酸化防止用ガスの一例としての窒素ガスGを用いる例について上記したが、酸化防止用ガスとしては窒素ガスGに限定されず、アルゴンガス等の半田ボール300の酸化を防止可能な各種のガスを用いることができる。この場合、アルゴンガスを酸化防止用ガスとして用いるときには、上記した窒素ガスボンベをアルゴンガスボンベに変更することで、吸着保持部13にアルゴンガスを供給することができ、このこの構成においてもコストの上昇を抑えつつ半田ボール300の酸化を確実かつ効率良く防止することができる。
また、窒素ガスGを吸着保持部13に常時供給する例について上記したが、窒素ガス供給装置18の電磁バルブを制御部19が制御することにより、吸着保持部13によって半田ボール300の吸着が行われていないときにのみ窒素ガスGを吸着保持部13に供給する構成を採用することもできる。
1 半田ボール搭載装置
3 搬送装置
11 吸着ヘッド
12 収容容器
12a 収容部
12b 開口部
13 吸着保持部
13a 先端部
13b 基端部
15 駆動機構
16 吸気装置
18 窒素ガス供給装置
19 制御部
300 半田ボール
400 基板
G 窒素ガス

Claims (5)

  1. 開口部を有して球状体を収容する収容容器と、基端部を中心として回動可能に前記開口部側に配設されると共に先端部が前記収容容器の底部側に対向しているときに当該収容容器に収容されている前記球状体を当該先端部からの吸気によって保持する吸着保持部と、当該吸着保持部を回動させる回動機構とを備え、当該回動機構を制御して前記球状体を保持している前記吸着保持部の前記先端部が吸着ヘッド側に対向するように当該吸着保持部を回動させて当該吸着ヘッドに対して当該球状体を供給する球状体供給装置であって、
    前記吸着保持部は、前記先端部が前記収容容器の前記底部側に対向しかつ前記球状体を保持していない状態において、前記先端部から酸化防止用ガスを放出する球状体供給装置。
  2. 前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを供給する酸化防止用ガス供給装置を備え、
    前記酸化防止用ガス供給装置は、前記吸着保持部よる前記球状体の保持状態、および前記吸着ヘッドに対する前記球状体の供給状態において、前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを常時供給する請求項1記載の球状体供給装置。
  3. 請求項1または2記載の球状体供給装置と、前記球状体を吸着する吸着ヘッドと、前記球状体供給装置によって前記球状体の供給が行われる位置に前記吸着ヘッドを搬送すると共に当該球状体を吸着している当該吸着ヘッドを搭載対象体の配置位置まで搬送する搬送装置とを備えて、前記球状体を前記搭載対象体に搭載する球状体搭載装置。
  4. 基端部を中心として回動可能に収容容器の開口部側に配設された吸着保持部の先端部を当該収容容器の底部側に対向させて当該収容容器に収容されている球状体を当該先端部からの吸気によって保持させると共に、前記球状体を保持している前記吸着保持部の前記先端部が吸着ヘッド側に対向するように当該吸着保持部を回動させて当該吸着ヘッドに対して当該球状体を供給させる球状体供給方法であって、
    前記先端部が前記収容容器の前記底部側に対向しかつ前記吸着保持部が前記球状体を保持していない状態において、前記先端部から酸化防止用ガスを放出させる球状体供給方法。
  5. 前記吸着保持部に前記酸化防止用ガスを供給しつつ、当該吸着保持部よる前記球状体の保持、および前記吸着ヘッドに対する前記球状体の供給を行わせる請求項4記載の球状体供給方法。
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