JP4105022B2 - 導電性ボールの配列搭載方法および装置ならびにバンプ形成方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に半田ボール等の導電性ボールを用いて半導体ウェハ等のバンプ形成位置上にバンプを形成するために、搭載対象物であるウェハのバンプ形成位置あるいは必要に応じてバンプ下地金属を形成した電極に対して導電性ボールを搭載するボール配列搭載方法および装置、ならびにこの装置を使用したバンプ形成方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体チップの電気的接続に半田ボール等の導電性ボールからなる微小金属球を使用したバンプ形成技術が用いられるようになっている。この場合、一般的には半導体ウェハのバンプ形成位置となる電極上に電気的接続の信頼性を確保するためバンプ下地金属(UBM)を形成し、さらに多数の導電性ボールを各UBM上に一括搭載した後、導電性ボールをリフローして溶融させ、冷却固化させてバンプを形成する。その後、半導体ウェハを個々のチップに切断するダイシング工程を経て、バンプが形成された半導体チップが完成する。
【0003】
ところで、すべての導電性ボールが各バンプ形成位置上に正しく搭載されるとは限らず、搭載ミスが生じることがある。例えば、図6(a)に示すように、導電性ボールBが半導体ウェハWにおける一部のバンプ形成位置(W1)上に搭載されない(ボール欠落)ことがある。また、図6(b)に示すように、余剰ボールB′がバンプ形成位置に搭載されたり、あるいは図6(c)に示すように、導電性ボールBがバンプ形成位置からずれたりする場合がある。
【0004】
従来では多数の導電性ボールをウェハの各電極上に一括搭載した後に、上記のような搭載ミスがあった場合、たとえば正しく搭載された導電性ボールを含むすべての導電性ボールを回収して再搭載を行い、搭載ミスがなくなった時点で導電性ボールを溶融させ、冷却固化させてバンプを形成するようにしていた(特許文献1参照)。
【0005】
さらに、整列孔を有するボール整列パレットとボール吸着プレートからなり、ボール整列パレットに整列されている導電性ボールをボール吸着プレートに吸着する際に、ボール吸着プレートによって整列孔を密閉して覆うようにしたものが知られている(特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−8172号公報
【特許文献2】
特開2002−289635号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来例では、搭載ミスがあった場合、正しく搭載された導電性ボールを含むすべての導電性ボールを回収して再搭載を行うようにしている。しかしながら、すべての導電性ボールを回収して再搭載を行うのでは、搭載ミスが続くと導電性ボールの回収および再搭載を繰り返さなければならなくなるため効率的とはいえない。
【0008】
一方、ボール整列パレットに整列されている導電性ボールを過不足なく、ウェハのバンプ形成位置に転写し得るようにしている。しかしながら、ボール整列パレットの整列孔に満遍なく導電性ボールを整列させるためにかなりの手間がかかり、ボール吸着プレートによる密閉構造を確保するために高い加工精度が余技なくされる。
【0009】
本発明はかかる実情に鑑み、搭載対象物に対して導電性ボールを適正かつ確実にしかも高効率で搭載し、高品位なバンプを形成し得る導電性ボールの配列搭載方法および装置ならびにバンプ形成方法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の導電性ボールの配列搭載方法は、容器内の導電性ボールを吸引配列して、搭載対象物のバンプ形成位置に対して前記導電性ボールを搭載単位領域ごとに一括で搭載するようにしたボール配列搭載方法であって、前記容器内の前記導電性ボールを独立した複数の領域に吸引配列して保持し、これらの保持された吸引配列領域の中から選択的に前記導電性ボールを別途吸引配列して移載し、この移載された前記導電性ボールを前記搭載対象物の前記バンプ形成位置に一括で配列搭載することを特徴とする。
また、本発明の導電性ボールの配列搭載装置は、容器内の導電性ボールを吸引配列して、搭載対象物のバンプ形成位置に対して前記導電性ボールを搭載単位領域ごとに一括で搭載するようにしたボール配列搭載装置であって、前記容器内の前記導電性ボールを独立した複数の領域に吸引配列して保持するボール配列保持ヘッドと、これらの保持された吸引配列領域の中から選択的に前記導電性ボールを別途吸引配列して移載し、前記搭載対象物の前記バンプ形成位置に一括で配列搭載するボール搭載ヘッドとを備えたことを特徴とする。
また、本発明のバンプ形成方法は、搭載対象物のバンプ形成位置に対して導電性ボールを搭載し、搭載した前記導電性ボールを溶融して後、冷却固化させてバンプを形成するバンプ形成方法であって、前記搭載対象物のバンプ形成位置に前記導電性ボールを搭載する際、上記導電性ボールの配列搭載方法を使用することを特徴とする。
また、本発明のバンプ形成装置は、搭載対象物のバンプ形成位置に対して導電性ボールを搭載し、搭載した前記導電性ボールを溶融して後、冷却固化させてバンプを形成するバンプ形成装置であって、上記導電性ボールの配列搭載装置を備え、前記搭載対象物のバンプ形成位置に前記導電性ボールを搭載することを特徴とする。
【0020】
本発明によれば、典型的には容器内の導電性ボールを搭載単位領域と同一または大きな領域に吸引配列して保持し、この保持された導電性ボールを搭載単位領域と等しい領域に吸引配列して移載する。そして、この移載された導電性ボールを搭載対象物の搭載単位領域に一括で配列搭載する。
【0021】
その際、本発明では特に容器から吸引配列された導電性ボールの保持状態を検査する。その検査結果に応じて、適正に保持されている搭載単位領域分を移載することにより、搭載対象物に対してつねに導電性ボールを適正かつ確実にしかも高効率で搭載し、高品位なバンプを形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明による導電性ボールの配列搭載方法および装置ならびにバンプ形成方法および装置の好適な実施の形態について説明する。
【0023】
図1は、本実施の形態におけるバンプ形成方法を工程順に示す図である。本実施の形態では、たとえばフリップチップボンディングに用いられるバンプの形成を対象としており、半導体パッケージの小型化、高密度実装化の観点から、近年では直径150[μm]以下の微小な導電性ボール(半田ボール)が用いられている。
【0024】
図1に示すように、半導体ウェハ等のワークを受け取ったならば(ステップS101)、検査を行い(ステップS102)、必要であれば洗浄した後(ステップS103)、ウェハ上の電極のうちバンプ形成するものの位置にスパッタ法、無電解メッキ法、電解メッキ法等により多数のバンプ下地金属(UBM:under bump metal)を形成する(ステップS104)。
【0025】
ここで、本発明の実施形態では、たとえば特に3インチ以上のサイズの半導体ウェハを対象としている。この半導体ウェハWによれば図2に示されるように、形成すべき複数の半導体チップC(個々の正方形部分)を得ることができ、各半導体チップCのバンプ形成には後述するように複数の導電性ボールが搭載される。本実施形態では各半導体チップC部分を導電性ボールの搭載単位領域とする。図2においては導電性ボールを簡略化して示しているが、これらの半導体チップC全体で使用する導電性ボールは、数十万個になる。
【0026】
半導体ウエハのUBMの形成後、検査を行ってから(ステップS105)、各UBM上にスタンプ転写方式やスクリーン印刷方式等によりフラックスを塗付する(ステップS106)。
【0027】
続いて、多数の導電性ボールを各UBM上に搭載する(ステップS107)。特にこのボール搭載工程において、後述するように容器内の導電性ボールを搭載単位領域よりも大きな領域に吸引配列して保持し、この保持された導電性ボールを搭載単位領域と等しい領域に吸引配列して移載し、この移載された導電性ボールを搭載対象物の搭載単位領域に一括で配列搭載する。
【0028】
つぎに、導電性ボールを各電極上に搭載した後、図6(a),(b),(c)に示したような導電性ボールBの搭載ミスの有無について検査を行う(ステップS108)。この検査方法として、例えば図示しないカメラによりウェハWの上面を撮像し、カメラにより得られた画像情報から導電性ボールBの搭載ミスの有無を検査すればよい。
【0029】
そして、搭載ミスがなければそのまま、導電性ボールをリフローして溶融させ、冷却固化させてバンプを形成する(ステップS110)。
なお、仮に搭載ミスがあれば導電性ボールを再搭載するリペア工程(ステップS109)を経てもよいが、本発明においてはこの工程は実質的に使用しないで済む。
【0030】
バンプ形成後、洗浄したならば(ステップS111)、不良バンプの有無について検査を行い(ステップS112)、一連の工程を終了する。
【0031】
さて、本発明による導電性ボールの配列搭載方法および装置の具体的構成例を説明する。
図3は、本発明の導電性ボールの配列搭載装置の概略構成を示している。図において、ウェハWは紙面と垂直方向(X方向)のウェハ搬送路(図示せず)に沿って、図示されているボール搭載ステージまで搬送され、支持台10上に載置されて所定位置で待機する。
【0032】
また、図3に示されるようにウェハ搬送路と直交する方向(Y方向)に沿ってガイドもしくはガイドレール11が設置され、このガイドレール11にはY−Z方向に移動可能(矢印Y,Z)な支持機構12を介して、ボール搭載ヘッド13が支持される。ボール搭載ヘッド13は後述するように、導電性ボールBを配列板に吸引配列し、ウェハW上の半導体チップCの電極に対してその導電性ボールBを転写接合する。
【0033】
ガイドレール11の一端側にてボール搭載ヘッド13の下方に位置するように、ボール供給装置が配置される。このボール供給装置は相当量の導電性ボールBを収容するボール収容容器(ボールトレー)14を含んでいる。この場合、ボールトレー14内で導電性ボールBを跳躍させるように構成された加振機を持つとよい。ボールトレー14の上方には、たとえばX方向に配置された軸のまわりに回動可能(矢印R)な支持機構15を介して、複数(この例ではたとえば4個)のボール配列保持ヘッド16が支持される。ボール配列保持ヘッド16は、水平および垂直方向に4分割された4つの位置(第1ポジションP1〜第4ポジションP4)に設定保持されるようになっている。
【0034】
ここで、ボール搭載ヘッド13はボール供給装置とボール搭載ステージとの間を往復動するが、図4(a)に示すように負圧もしくは真空源に接続された吸引機構17を持ち、配列板18にて多数の導電性ボールBを吸引配列するようになっている。配列板18は、ウェハWにおける搭載単位領域分の電極に対応する吸着孔18aを有する。そして、吸引機構17によって搭載単位領域分の導電性ボールBを各吸着孔18aに1つずつ吸着させることができる。
【0035】
一方、ボール配列保持ヘッド16は図4(b)に示すように負圧もしくは真空源に接続された吸引機構19を持ち、配列板20にて多数の導電性ボールBを吸引配列するようになっている。この場合、導電性ボールBの搭載単位領域よりも大きな領域に吸引配列するように構成される。たとえば図4(c)に示すように搭載単位領域の数倍〜十数倍程度のボール配列領域を有し、吸引機構19によってそのボール配列領域の各吸着孔20aに導電性ボールBを1つずつ吸着させることができる。
【0036】
上記の場合、ボール配列保持ヘッド16の第2ポジションP2に対応して、ボール配列保持ヘッド16の配列状態を検査する検査用カメラ21が配置される。検査用カメラ21はボール配列保持ヘッド16の配列板20全領域を撮像し、図示しない制御装置においてその撮像画像の画像処理を行ない、ボール配列不良F(たとえば図4(c)に示すようにボール配列不良F1〜F3とする)を検出し、ボール配列不良の位置データを生成する。また、ボール配列保持ヘッド16の第4ポジションP4に対応して、ボール配列保持ヘッド16に残存する導電性ボールBを除去するとともに、配列板20を清掃するクリーニング機構22が配置される。
【0037】
上記構成において、ボール供給装置におけるボールトレー14内の導電性ボールBは、支持機構15の第1ポジションP1に設定されたボール配列保持ヘッド16の配列板20に吸着される。導電性ボールBを吸引配列したボール配列保持ヘッド16は第2ポジションP2に回動され、この第2ポジションP2で検査用カメラ21によってボール配列状態が検査される。
【0038】
つぎに、ボール配列状態の検査終了後のボール配列保持ヘッド16はさらに、第3ポジションP3に回動される。この場合、第2ポジションP2でのボール配列状態検査で、たとえば図4(c)のようなボール配列不良F1〜F3が検出されたものとする。制御装置においてボール配列不良F1〜F3を避けるように最適かつ有効な搭載単位領域S(S1〜S3)が演算され、この演算結果に基きボール搭載ヘッド13をX−Y方向に移動し、配列板18(およびその吸着孔18a)がたとえば搭載単位領域S1に対応するように位置出しされる。
【0039】
このように位置出しされたボール搭載ヘッド13は、その下方の第3ポジションP3で待機するボール配列保持ヘッド16まで降下される。吸引機構17を作動させながら、配列板18をボール配列保持ヘッド16上の導電性ボールBに接近もしくは接触させることで、搭載単位領域S1にある導電性ボールBを各吸着孔18aに1つずつ吸着させることができる。これにより搭載単位領域S1の導電性ボールBは、ボール配列保持ヘッド16からボール搭載ヘッド13へ過不足なく完全かつ適正に移載される。
【0040】
つぎに、ボール搭載ヘッド13は、ボール搭載ステージで待機しているウェハWに対する位置合せが行なわれる。そしてボール搭載ヘッド13を降下させることにより、その配列板18に吸着されている搭載単位領域S1分の導電性ボールBは、図5のようにフラックスMが塗布されたウェハWのバンプ形成位置W1上に搭載される。
【0041】
ボール搭載後、ボール搭載ヘッド13はつぎの搭載単位領域S2にある導電性ボールBを搭載すべく、上述の第3ポジションP3で待機するボール配列保持ヘッド16の上方まで戻る。そして、搭載単位領域S1の場合と同様に、搭載単位領域S2にある導電性ボールBは、ボール配列保持ヘッド16からボール搭載ヘッド13へ移載され、ウェハWのバンプ形成位置W1上に搭載される。さらに、搭載単位領域S3についても同様に行なわれ、図2に示したように搭載単位領域S1〜S3の導電性ボールBが順次ウェハWに搭載される。
【0042】
第3ポジションP3のボール配列保持ヘッド16に保持されていた搭載単位領域S1〜S3の導電性ボールBがすべて搭載されると、支持機構15をこの例では90°回動させる。これによりつぎの新たなボール配列保持ヘッド16が第3ポジションP3に回動され、上記と同様なボール搭載動作が繰り返される。なお、ボール搭載が完了したボール配列保持ヘッド16は、クリーニング機構22によって配列板20が清掃される。
【0043】
上記のようにボールトレー14内の導電性ボールBを一旦、ボール配列保持ヘッド16により搭載単位領域Sよりも大きな領域に吸引配列して保持し、この保持された導電性ボールBをつぎに、ボール搭載ヘッド13により搭載単位領域Sと等しい領域に吸引配列して移載する。そして、この移載された導電性ボールBをウェハWの搭載単位領域に一括で配列搭載する。
【0044】
その際、ボールトレー14内からボール配列保持ヘッド16に吸引配列された導電性ボールBの保持状態を検査する。そしてその検査結果に応じて、適正に保持されている搭載単位領域分のみを移載することにより、ウェハWに対してつねに導電性ボールBを適正かつ確実に搭載することができる。この場合、ボール配列保持ヘッド16にボール配列不良Fがあったとしても(図4(b),(c)参照)、それを修復あるいは再搭載する等の必要がなく、ボール搭載工程を間断なく行なうことができるため、導電性ボールBを高効率で搭載し、かつ高品位なバンプを形成することができる。
【0045】
ここで、本発明の変形例において、ボール配列保持ヘッド16は搭載単位領域Sと等しい領域を持つものであってよく、搭載単位領域Sと等しい領域に吸引配列して保持し、上記と同様に導電性ボールBがボール搭載ヘッド13に吸引配列される。
【0046】
さらにその場合、そのような搭載単位領域Sと等しい領域を持つボール配列保持ヘッド16を含むボール吸引配列部(図3参照)を複数備え、各ボール吸引配列部から順次、導電性ボールBをボール搭載ヘッド13に搭載するようにしてもよい。このように複数のボール配列保持ヘッド16を持つことで極めて効率よく導電性ボールBを搭載することができる。
【0047】
本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらの例にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で種々変更等が可能である。
たとえば、ボール搭載ヘッド13を複数有し、相互の作動タイミングを図りながらボール配列保持ヘッド16から導電性ボールBを移載することもでき、これにより動作の待ち時間を発生させるなく効率的に作動させることができる。
また、導電性ボールBの搭載単位領域Sと半導体チップC部分を対応させる例を説明したが、搭載単位領域Sとして半導体チップC複数個分として設定することもできる。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ボール配列保持ヘッドに吸引配列された導電性ボールの保持状態を検査し、適正な搭載単位領域分のみを移載することにより、つねに導電性ボールを適正かつ確実に搭載することができる。ボール搭載工程を効率的に行なうことができるため、高い効率で高品位なバンプを形成することができる。したがって、歩留まりの向上を図るとともに、品質に優れたバンプを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるバンプ形成方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態に係るウェハの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態における導電性ボールの配列搭載装置の概略構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるボール搭載ヘッドおよびボール配列保持ヘッドの構成例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるボール搭載ヘッドによるボール搭載工程を示す図である。
【図6】ボール搭載ミスを説明するための図である。
【符号の説明】
10 支持台
11 ガイドレール
12 支持機構
13 ボール搭載ヘッド
14 ボールトレー
15 支持機構
16 ボール配列保持ヘッド
17 吸引機構
18 配列板
18a 吸引孔
19 吸引機構
20 配列板
20a 吸引孔
21 検査用カメラ
22 クリーニング機構
W ウェハ
C 半導体チップ
Claims (8)
- 容器内の導電性ボールを吸引配列して、搭載対象物のバンプ形成位置に対して前記導電性ボールを搭載単位領域ごとに一括で搭載するようにしたボール配列搭載方法であって、
前記容器内の前記導電性ボールを独立した複数の領域に吸引配列して保持し、これらの保持された吸引配列領域の中から選択的に前記導電性ボールを別途吸引配列して移載し、この移載された前記導電性ボールを前記搭載対象物の前記バンプ形成位置に一括で配列搭載することを特徴とする導電性ボールの配列搭載方法。 - 前記導電性ボールを前記搭載単位領域よりも大きな領域に吸引配列して保持し、この保持された前記導電性ボールを前記搭載単位領域と等しい領域に別途吸引配列して移載することを特徴とする請求項1に記載の導電性ボールの配列搭載方法。
- 容器内の導電性ボールを吸引配列して、搭載対象物のバンプ形成位置に対して前記導電性ボールを搭載単位領域ごとに一括で搭載するようにしたボール配列搭載装置であって、
前記容器内の前記導電性ボールを独立した複数の領域に吸引配列して保持するボール配列保持ヘッドと、これらの保持された吸引配列領域の中から選択的に前記導電性ボールを別途吸引配列して移載し、前記搭載対象物の前記バンプ形成位置に一括で配列搭載するボール搭載ヘッドとを備えたことを特徴とする導電性ボールの配列搭載装置。 - 前記搭載単位領域と等しい領域を持つ複数の前記ボール配列保持ヘッドを備えたことを特徴とする請求項3に記載の導電性ボールの配列搭載装置。
- 前記搭載単位領域よりも大きな領域を持つ複数の前記ボール配列保持ヘッドを備えたことを特徴とする請求項3に記載の導電性ボールの配列搭載装置。
- 前記ボール配列保持ヘッドに保持された前記導電性ボールの保持状態を検査する検査手段を有し、その検査結果に応じて、適正に保持されている前記導電性ボールを前記ボール搭載ヘッドに移載することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の導電性ボールの配列搭載装置。
- 搭載対象物のバンプ形成位置に対して導電性ボールを搭載し、搭載した前記導電性ボールを溶融して後、冷却固化させてバンプを形成するバンプ形成方法であって、
前記搭載対象物のバンプ形成位置に前記導電性ボールを搭載する際、請求項1又は2に記載の導電性ボールの配列搭載方法を使用することを特徴とするバンプ形成方法。 - 搭載対象物のバンプ形成位置に対して導電性ボールを搭載し、搭載した前記導電性ボールを溶融して後、冷却固化させてバンプを形成するバンプ形成装置であって、
請求項3〜6のいずれか1項に記載の導電性ボールの配列搭載装置を備え、前記搭載対象物のバンプ形成位置に前記導電性ボールを搭載することを特徴とするバンプ形成装置。
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