JP5213774B2 - 電源装置 - Google Patents

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本発明は、電源を開閉する開閉回路を備え、電源電圧に基づく直流電圧を降圧して制御用電圧を出力し、直流電圧に基づく電圧をモータ、ランプ等の負荷に供給する電源装置に関するものである。
図11は、モータ駆動に使用される従来の電源装置であるモータ駆動装置の概略構成例を示すブロック図である。
このモータ駆動装置10aは、交流電源40からの電圧を遮断器4を通じて与えられる電源開閉部3aと、電源開閉部3aが閉であるときに、交流電源40からの電圧を与えられ、モータ1を駆動するモータ駆動部2aとを備えている。
電源開閉部3aは、直流電源39が外付けされた接続端子D1,D2間に、リレー31及びNPNトランジスタ34が直列接続されている。直流電源39のプラス極が外付けされた接続端子D1及び接続端子D3間に、運転スイッチ30が外付けされている。接続端子D3は、抵抗36を通じて、トランジスタ34のベースに接続されている。
遮断器4が接続された電源開閉部3aの入力端子L1,L2には、リレー31のa接点31a,31aの各一方の端子が接続されている。各他方の端子は、それぞれ電源開閉部3aの出力端子L11,L21に接続されている。出力端子L11,L21は、それぞれモータ駆動部2aの入力端子L12,L22に接続されている。
モータ駆動部2aの入力端子L12は、突入電流抑制回路24を通じて、コンバータ部21の一方の入力端子に接続されている。モータ駆動部2aの入力端子L22は、コンバータ部21の他方の入力端子に接続されている。
コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子N間には、平滑コンデンサ22が接続されている。また、コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子Nは、それぞれモータ駆動回路23のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。
モータ駆動回路23は、入力された直流電圧を、制御部26aにより3相交流電圧に変換して、モータ1を駆動する。
また、コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子Nは、それぞれDC/DCコンバータ25のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。DC/DCコンバータ25は、平滑コンデンサ22が平滑した直流電圧を降圧して制御用電圧Vccを出力し、制御部26aに与える。
このような構成のモータ駆動装置10aは、遮断器4が接続され、運転スイッチ30がオンにされると、トランジスタ34がオンになって、リレー31が励磁される。リレー31が励磁されると、a接点31a,31aが閉になり、モータ駆動部2aに交流電圧が与えられる。a接点31a,31aが閉になることにより発生する突入電流は、突入電流抑制回路24により抑制される。
モータ駆動部2aに与えられた交流電圧は、コンバータ部21により整流される。整流された直流電圧は、平滑コンデンサ22により平滑される。
一方、DC/DCコンバータ25は、平滑コンデンサ22が充電され始め、まだ充電電圧が充電途上で動作開始電圧に達すると、制御用電圧Vccの出力を開始し、制御部26aに与える。
モータ駆動回路23は、平滑コンデンサ22が平滑した直流電圧を、制御部26aにより3相交流電圧に変換し、モータ1に与えて駆動する。
特許文献1には、交流電源電圧が過電圧になったときに、ブレーキ抵抗用トランジスタを保護するインバータ装置の入力過電圧保護装置が開示されている。交流電源電圧を検出する電圧検出器と、交流電源電圧がブレーキ抵抗用トランジスタの導通開始電圧に到達する前に、交流電源のラインに挿入された開閉器を開放する操作器とを備えている。
特許文献2には、モータの加減速が多い用途のサーボドライブシステムに適した回生抵抗保護回路方式が開示されている。
特開平1−218387号公報 特開平3−60390号公報
上述した従来のモータ駆動装置では、定格電圧がAC100Vである場合、端子P−N間の電圧は約DC140Vであるが、誤ってAC200V電源を接続した場合、端子P−N間の電圧は約DC280Vになる。
また、倍電圧整流回路を使用する場合、定格電圧がAC100Vであると、端子P−N間の電圧は約DC280Vであり、誤ってAC200V電源を接続すると、端子P−N間の電圧は約DC560Vにもなる。
以上のように、定格電圧の2倍の交流電源を誤って接続した場合、端子P−N間の電圧が印加されるコンバータ部21、平滑コンデンサ22、モータ駆動回路23及びDC/DCコンバータ25では、耐電圧が端子P−N間の電圧より低い部品、更には負荷であるモータ本体が破損又は劣化するという問題がある。
また、定格電圧がAC200Vであるモータ駆動装置を取替える際に、誤って定格電圧がAC100Vであるモータ駆動装置を取付けた場合にも、取付けたモータ駆動装置に同様のことが発生するという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、電源が誤って接続された場合でも、過電圧が印加されて部品及び負荷が破損又は劣化することを防止できる電源装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る電源装置は、交流電源からの電圧を整流する整流回路と、前記交流電源及び整流回路間を開閉する開閉回路と、前記整流回路が整流した直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、抵抗を有し前記開閉回路による突入電流を抑制する突入電流抑制回路、又は前記突入電流を抑制する負特性温度係数抵抗と、前記直流電圧を降圧し、降圧した電圧を出力する制御用電源回路とを備え、前記平滑コンデンサが平滑した直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してある電源装置において、前記開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時する計時回路と、該計時回路が前記所定時間を計時する間、前記平滑コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定する判定回路とを備え、該判定回路が超えたと判定したときは、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路及び判定回路は前記制御用電源回路が出力した電圧により作動し、前記計時回路は、作動し始めたときからの前記所定時間を計時するように構成してあることを特徴とする。
この電源装置では、整流回路が、交流電源からの電圧を整流し、開閉回路が、交流電源及び整流回路間を開閉し、平滑コンデンサが、整流回路が整流した直流電圧を平滑する。抵抗を有する突入電流抑制回路、又は負特性温度係数抵抗が、開閉回路による突入電流を抑制して、制御用電源回路が、整流回路が整流した直流電圧を降圧し、降圧した電圧を出力して、平滑コンデンサが平滑した直流電圧に基づく電力を負荷に供給する。計時回路が、開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時し、計時回路が所定時間を計時する間、判定回路が、平滑コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定し、判定回路が超えたと判定したときは、開閉回路を開にする。計時回路及び判定回路は制御用電源回路が出力した電圧により作動し、計時回路は、作動し始めたときからの所定時間を計時する。
第2発明に係る電源装置は、直流電源からの電圧が印加されるコンデンサと、前記直流電源及びコンデンサ間を開閉する開閉回路と、抵抗を有し前記開閉回路による突入電流を抑制する突入電流抑制回路、又は前記突入電流を抑制する負特性温度係数抵抗と、前記電圧を降圧し、降圧した電圧を出力する制御用電源回路とを備え、前記コンデンサに印加された直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してある電源装置において、前記開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時する計時回路と、該計時回路が所定時間を計時する間、前記コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定する判定回路とを備え、該判定回路が超えたと判定したときは、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路及び判定回路は前記制御用電源回路が出力した電圧により作動し、前記計時回路は、作動し始めたときからの前記所定時間を計時するように構成してあることを特徴とする。
この電源装置では、コンデンサが、直流電源からの電圧が印加され、開閉回路が、直流電源及びコンデンサ間を開閉し、コンデンサに印加された直流電圧に基づく電力を負荷に供給する。抵抗を有する突入電流抑制回路、又は負特性温度係数抵抗が、開閉回路による突入電流を抑制し、制御用電源回路が、直流電源からの電圧を降圧し、降圧した電圧を出力する。計時回路が、開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時し、計時回路が所定時間を計時する間、判定回路が、コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定し、判定回路が超えたと判定したときは、開閉回路を開にする。計時回路及び判定回路は制御用電源回路が出力した電圧により作動し、計時回路は、作動し始めたときからの所定時間を計時する。
発明に係る電源装置は、前記判定回路が超えたと判定してから、前記充電電圧が前記所定電圧より更に高い第2電圧に達する迄に、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路が所定時間を計時した後は、前記抵抗をバイパスするように構成してあることを特徴とする。
この電源装置では、判定回路が超えたと判定してから、充電電圧が所定電圧より更に高い第2電圧に達する迄に、開閉回路を開にする。計時回路が所定時間を計時した後は、突入電流抑制回路の抵抗をバイパスする。
発明に係る電源装置は、前記計時回路は、前記判定回路が超えたと判定した場合、前記開閉回路が開にされた後に、計時を完了するように前記所定時間が設定されてあり、前記計時回路が前記所定時間を計時したときに、前記充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧範囲内であるか否かを判定する手段を更に備え、該手段が所定電圧範囲内であると判定したときに、前記直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してあることを特徴とする。
この電源装置では、計時回路は、判定回路が超えたと判定した場合、開閉回路が開にされた後に、計時を完了するように所定時間が設定されている。計時回路が所定時間を計時したときに、判定する手段が、充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧範囲内であるか否かを判定し、判定する手段が所定電圧範囲内であると判定したときに、直流電圧に基づく電力を負荷に供給する。
本発明に係る電源装置によれば、電源が誤って接続された場合でも、過電圧が印加されて部品及び負荷が破損又は劣化することを防止できる電源装置を実現することができる。
本発明に係る電源装置の実施の形態であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す突入電流抑制回路の構成例を示す説明図である。 図1に示す過電圧検出回路の内部構成例を示す回路図である。 図1に示す保持回路の内部構成例を示す回路図である。 図4に示す保持回路の動作を示すタイミングチャートである。 図1に示すモータ駆動装置の動作の概略を示すフローチャートである。 図1に示すモータ駆動装置の動作の詳細を示すタイミングチャートである。 本発明に係る電源装置の実施の形態であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の実施の形態であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の実施の形態であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 従来のモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る電源装置の実施の形態1であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。
このモータ駆動装置10は、交流電源40からの電圧Eaを遮断器4を通じて与えられる電源開閉部(開閉回路)3と、電源開閉部3が閉であるときに、交流電源40からの電圧Eaを与えられ、モータ1を駆動するモータ駆動部2とを備えている。
電源開閉部3は、直流電源39が外付けされた接続端子D1,D2間に、リレー31及びNPNトランジスタ34が直列接続されている。直流電源39のプラス極が外付けされた接続端子D1及び接続端子D3間に、運転スイッチ30が外付けされている。
接続端子D3は、抵抗36を通じて、トランジスタ34のエミッタに接続されている。また、接続端子D3は、AND回路33の一方の入力端子に接続されている。AND回路33の出力端子は、トランジスタ34のベースに接続されている。
接続端子D1には、また、抵抗35の一方の端子が接続され、他方の端子は、電源開閉部3の入力端子C2、及び保持回路37の入力端子に接続されている。保持回路37の出力端子は、AND回路33の他方の入力端子に接続されている。電源開閉部3の入力端子C1が、トランジスタ34のエミッタに接続されている。
遮断器4が接続された電源開閉部3の入力端子L1,L2には、リレー31のa接点31a,31aの各一方の端子が接続されている。各他方の端子は、それぞれ電源開閉部3の出力端子L11,L21に接続されている。出力端子L11,L21は、それぞれモータ駆動部2の入力端子L12,L22に接続されている。
モータ駆動部2の入力端子L12は、突入電流抑制回路24を通じて、コンバータ部(整流回路)21の一方の入力端子に接続されている。モータ駆動部2の入力端子L22は、コンバータ部21の他方の入力端子に接続されている。
コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子N間には、平滑コンデンサ22が接続されている。また、コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子Nは、それぞれモータ駆動回路23のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。
モータ駆動回路23(インバータ)は、入力された直流電圧を、制御部26により3相交流電圧に変換して、例えば3相誘導モータ又はブラシレスDCモータであるモータ1を駆動する。
制御部26は、始動時に所定時間を計時するタイマ27(計時回路)を内蔵しており、タイマ27が所定時間を計時したときに、平滑コンデンサ22の充電電圧E6を検出する電圧検出手段29を内蔵している。制御部26(判定する手段)は、電圧検出手段29が検出した充電電圧E6が所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内であれば、モータ駆動回路23を制御してモータ1を駆動制御する。
また、コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子Nは、それぞれDC/DCコンバータ25のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。DC/DCコンバータ(制御用電源回路)25は、平滑コンデンサ22が平滑した直流電圧を降圧して制御用電圧Vccを出力し、制御部26及び過電圧検出回路28に与える。
過電圧検出回路28は、出力端子P,N間に接続され、平滑コンデンサ22の充電電圧E6を検出する。過電圧検出回路28は、検出した平滑コンデンサ22の充電電圧E6が所定電圧を超えたときに、内蔵するリレー281を励磁させる。
リレー281のb接点281aが、モータ駆動部2の出力端子C11,C21間に接続されている。出力端子C11,C21は、それぞれ電源開閉部3の入力端子C1,C2に接続されている。
突入電流抑制回路24は、例えばパワーサーミスタで構成されている。パワーサーミスタは、例えば図2(a)に示すように、低温では高抵抗に、高温では低抵抗になる特性を有している。このような特性により、パワーサーミスタは、モータ駆動部2の入力端子L12,L22への交流電力の供給が開始されたときには、低温(常温)高抵抗により、コンバータ部21を通じて平滑コンデンサ22へ流れる突入電流を抑制する。
パワーサーミスタは、交流電力の供給が開始されてから、モータ1が通常運転している状態になると、自己発熱により高温(例えば50℃以上)低抵抗となり、パワーサーミスタによる抵抗損失は大きくならない。
突入電流抑制回路24は、また、例えば図2(b)に示すような抵抗24b1及びリレーのa接点24b2の並列回路のように構成しても良い。
突入電流抑制回路24は、交流電力の供給が開始されてから所定時間以上の間、抵抗24b1により、コンバータ部21を通じて平滑コンデンサ22へ流れる突入電流を抑制する。突入電流抑制回路24は、交流電力の供給が開始されてから所定時間が経過すると、又は、所定時間が経過して、モータ駆動回路23が始動し、モータ1が通常運転している状態になると、図示しないリレーを励磁させて、a接点24b2を閉にする。これにより、a接点24b2が、抵抗24b1をバイパスするので、抵抗24b1による抵抗損失は大きくならない。
図3は、図1に示す過電圧検出回路28の内部構成例を示す回路図である。
この過電圧検出回路28は、コンバータ部21の出力端子P,N間に抵抗206,207が直列に接続されている。出力端子P,N間の電圧(平滑コンデンサ22の充電電圧)E6の抵抗206,207による分圧E8が、比較器210(判定回路)の反転入力端子に与えられる。
比較器210は、制御用電圧Vccにより駆動される。抵抗208及びツェナーダイオード209の直列回路に制御用電圧Vccが印加され、抵抗208及びツェナーダイオード209の接続節点電圧E7は、比較器210の非反転入力端子に与えられる。
比較器210の出力電圧E10は、リレー281の一方の端子に与えられ、他方の端子には、制御用電圧Vccが与えられている。
このような構成の過電圧検出回路28では、DC/DCコンバータ25から制御用電圧Vccが与えられ始めると、比較器210が、平滑コンデンサ22の充電電圧E6の抵抗206,207による分圧E8と、ツェナーダイオード209のツェナー電圧E7との比較を開始する。比較の開始時は、E8<E7であり、比較器210の出力電圧E10はHレベルであるので、リレー281は無励磁となっている。
ツェナー電圧E7は、正しい交流電源40が接続された場合の充電電圧E6が最高値のときの分圧E8より高く設定されており、正しい交流電源40が接続された場合は、リレー281は励磁されない。
正しい交流電源40が接続されず、誤ってより高い交流電源が接続された場合は、分圧E8が上昇して行き、E8>E7となると、比較器210の出力電圧E10はLレベルに反転するので、リレー281は励磁される。リレー281が励磁されると、リレー281のb接点281aが開になり、その開信号を出力端子C11,C21から電源開閉部3へ出力する。
図4は、図1に示す保持回路37の内部構成例を示す回路図である。
この保持回路37は、直流電源39の電圧Edが抵抗35を通じて電源開閉部3の入力端子C2に与えられる電圧E1Xが、NOT回路(インバータ)61に与えられる。NOT回路61の出力電圧E11は、NAND回路62の一方の入力端子に与えられる。電源開閉部3の入力端子C1は、他の入力端子D2を通じて直流電源39のマイナス極に接続されている(図1)。
NAND回路62の出力電圧E12は、NAND回路63の一方の入力端子に与えられる。NAND回路63の他方の入力端子には、コンデンサ41の充電電圧が与えられる。コンデンサ41は、直流電源39の電圧Edにより抵抗51を通じて充電される充電回路を構成している。
NAND回路63の出力電圧E1は、NAND回路62の他方の入力端子と、電源開閉部3のAND回路33の他方の入力端子とに与えられる。
以下に、このような構成の保持回路37の動作を、それを示す図5のタイミングチャートを参照しながら説明する。
直流電源39が電源開閉部3の接続端子D1,D2間に外付けされ、時刻t0に電圧Edが立上がった状態で、NOT回路61の入力電圧E1XはLレベルであり(図5(a))、NOT回路61の出力電圧E11もLレベルである(b)。両入力電圧E11,E1がLレベルであるので、NAND回路62の出力電圧E12はHレベルになる(c)。コンデンサ41の充電電圧E13もLレベルであり(d)、NAND回路63の出力電圧E1もLレベルである(d)。
時刻t0からNOT回路61及びNAND回路63の作動時間が経過した時刻t0aでは、NOT回路61の出力電圧E11はHレベルに反転し(b)、NAND回路63の出力電圧E1もHレベルに反転する(e)。
時刻t0aからNAND回路62の作動時間が経過した時刻t0bでは、NAND回路62の出力電圧E12はLレベルに反転する(c)。
この状態で、コンデンサ41の充電が進み、充電電圧E13はHレベルになるが(d)、NAND回路63の出力電圧E1はHレベルで変化しない(e)。従って、電源開閉部3のAND回路33の他方の入力端子の電圧E1は、過電圧検出回路28のリレー281が励磁しない通常状態ではHレベルで変化しない。
充電電圧E13がHレベルになった(d)状態で、例えば、時刻t7に、過電圧検出回路28のリレー281が励磁し、b接点281aが開になると、時刻t7からNOT回路61の作動時間が経過した時刻t7aでは、NOT回路61の出力電圧E11はLレベルに反転する(b)。
時刻t7aからNAND回路62の作動時間が経過した時刻t7bでは、NAND回路62の出力電圧E12はHレベルに反転する(c)。時刻t7bからNAND回路63の作動時間が経過した時刻t7cでは、NAND回路63の出力電圧E1はLレベルに反転する(e)。
このように、NAND回路63の出力電圧E1がLレベルになった(e)状態では、b接点281aが閉に復帰し、出力電圧E11がHレベルになっても(b)、出力電圧E12がLレベルに保持され(c)、NAND回路63の出力電圧E1もLレベルに保持される(e)。
以下に、このような構成のモータ駆動装置10の動作の例を、その概略を示す図6のフローチャート、及びその詳細を示す図7のタイミングチャートを参照しながら説明する。尚、図7のタイミングチャートは、定格電圧の2倍の電圧の交流電源を誤って接続した場合を示す。
遮断器4が接続され、運転スイッチ30がオンにされると、電源開閉部3のAND回路33の両入力端子の電圧E4,E1(E1=Hレベル)がHレベルとなる。これにより、AND回路33の出力電圧E5がHレベルとなり、トランジスタ34がオンになって、リレー31が励磁される。リレー31が励磁されると、時刻t2(図7)において、a接点31a,31aが閉になり、モータ駆動部2に交流電圧が与えられる(電源投入(図6))。
モータ駆動部2に交流電圧が与えられると、時刻t5(図7)において、DC/DCコンバータ25で制御用電圧Vccが電圧値v2(図7(c))に立上がる(S1)。また、制御用電圧Vccが電圧値v2に立上がると、制御部26のタイマ27が所定時間T11の計時を開始する(S3)。
タイマ27が所定時間T11を計時する迄(S7)の間、過電圧検出回路28の比較器210が、平滑コンデンサ22の充電電圧E6に基づく分圧E8とツェナー電圧E7とを比較する(S5)。比較器210の出力信号E10は、充電電圧E6に基づく分圧E8がツェナー電圧E7より低い間はHレベルである。
タイマ27が所定時間T11を計時する迄に(S7)、分圧E8がツェナー電圧E7を超えて、比較器210の出力信号E10がLレベルに反転すると(S5)、リレー281が励磁し、b接点281aが開になる。b接点281aが開になると、リレー31が無励磁となって、a接点31a,31aが開になり、モータ駆動部2の電源が遮断されて(S13)終了する。
分圧E8がツェナー電圧E7を超えて、比較器210の出力信号E10がLレベルに反転する迄に(S5)、時刻t11(図7)において、タイマ27が所定時間T11の計時を完了すると(S7)、制御部26は、電圧検出手段29が検出した充電電圧E6が所定電圧範囲内であるか否かを判定する(S9)。充電電圧E6が所定電圧範囲内でなければ、所定電圧範囲内になる迄待機する。
充電電圧E6が所定電圧範囲内であれば(S9)、制御部26がモータ駆動回路23を始動させ(S11)、直流電圧を3相交流電圧に変換して、モータ1を駆動させる。
尚、モータ駆動部2の電源が遮断された(S13)後も、平滑コンデンサ22の充電電圧E6によりタイマ27が計時を続行し、モータ駆動回路23を始動させることがあるが、充電電圧E6が更に低下することにより、異常なくモータ駆動回路23は停止される。
以下に、上記の動作の詳細を、それを示す図7のタイミングチャートを参照しながら説明する。
時刻t1で、運転スイッチ30がオンにされると(図7(f))、時刻t1からAND回路33、トランジスタ34及びリレー31の作動時間が経過した時刻t2で、a接点31a,31aが閉になる(i)。a接点31a,31aが閉になると、交流電源40からの交流電圧Eaが、モータ駆動部2に印加され(a)、平滑コンデンサ22の充電電圧E6(b)、及び充電電圧E6に基づく分圧E8(d)が0Vから上昇し始める。
充電電圧E6がDC/DCコンバータ25の作動電圧e607に達した(b)時刻t3で、制御用電圧Vccが0Vから上昇し始める(c)。これにより、抵抗208及びツェナーダイオード209の接続節点電圧E7(d),並びに過電圧検出回路28の比較器210の出力電圧E10(e)も0Vから上昇し始める。
制御用電圧Vccが、ツェナーダイオード209のツェナー電圧v1に達した時刻t4以後、抵抗208及びツェナーダイオード209の接続節点電圧E7はツェナー電圧v1で一定となる(d)。尚、充電電圧E6(b)は、時刻t4でツェナー電圧v1(c)を当然超えているが、充電電圧E6の分圧E8(d)は、分圧されているので時刻t4でツェナー電圧v1(c)を超えることはない。
制御用電圧Vccが、更に上昇し、所定の電圧v2に達した時刻t5以後は、制御用電圧Vccはv2で一定となり(c)、比較器210の出力電圧E10はHレベルで一定となる(e)。また、時刻t5で、タイマ27が所定時間T11の計時を開始する(j)。
充電電圧E6が更に上昇し、このモータ駆動装置10の定格電圧e610に達した時刻t5a以後も、充電電圧E6は上昇し続ける(b)。
充電電圧E6に基づく分圧E8が、ツェナー電圧E7(v1)を超えた(d)時刻t6で、比較器210の出力電圧E10はLレベルに反転する(e)。
出力電圧E10がLレベルに反転した(e)時刻t6から、過電圧検出回路28のリレー281の作動時間が経過した時刻t7で、b接点281aが開になり、保持回路37のNOT回路61への入力電圧E1Xが、Hレベルに反転する(g)。
入力電圧E1XがHレベルに反転した(g)時刻t7から、NOT回路61及びNAND回路62,63の作動時間が経過した時刻t7cで、NAND回路63の出力電圧E1がLレベルに反転する(h)。
出力電圧E1がLレベルに反転した(h)時刻t7cから、AND回路33、トランジスタ34及びリレー31の作動時間が経過した時刻t8で、a接点31a,31aが開になる(i)。従って、a接点31a,31aで交流電源40からの交流電圧Eaが遮断され、平滑コンデンサ22が放電し始め、充電電圧E6(b)及び充電電圧E6に基づく分圧E8(d)が下降し始める。
尚、a接点31aが開になった(i)(t8)後も、平滑コンデンサ22の残存する充電電圧E6(b)により、タイマ27が計時を続行し(j)、モータ駆動回路23を始動させる(b)(j)こともあるが、充電電圧E6の低下により(b)、異常なくモータ駆動回路23は停止される。
尚、所定時間T11は、平滑コンデンサ22への充電開始(t2)から(b)、分圧E8がツェナー電圧E7を超える(d)迄(t6)の最長の予測時間と、出力電圧E10がLレベルに反転して(t6)から(e)、a接点31aが開になる(i)迄(t8)の実測時間との合計時間T12に基づき設定してある。
充電開始(t2)から分圧E8がツェナー電圧E7を超える迄(t6)の最長の予測時間は、例えば、突入電流抑制回路24の抵抗24b1の値、平滑コンデンサ22の容量値、誤って接続されるであろう交流電源の電圧値、分圧E8の分圧比、及びツェナー電圧E7により予測可能である。
また、充電開始(t2)から制御用電圧Vccが所定の電圧v2に達する迄(t5)の最長の時間T13も、同様に、抵抗24b1の値、平滑コンデンサ22の容量値、誤って接続されるであろう交流電源の電圧値、及び電圧v2により予測可能である。
所定時間T11は、合計時間T12から時間T13を差引いた時間に、余裕時間を加えて設定される。
また、分圧E8の分圧比及びツェナー電圧E7は、ツェナー電圧E7(所定電圧×分圧比)に対応する電圧e611(所定電圧)を超えた(t6)充電電圧E6(b)が更に上昇し続けて、a接点31aが開になる(i)迄(t8)に、耐電圧e615を超えないように設定される。耐電圧e615は、充電電圧E6が印加される全ての部品の耐電圧の内の最低値である。ここで、電圧e620は、定格電圧e610の2倍の電圧を示す(b)。
充電電圧E6が更に下降し、モータ駆動回路23の定格電圧e610を下回った時刻t9以後も、充電電圧E6は下降し続ける(b)。充電電圧E6が定格電圧e610を下回った時刻t9では、充電電圧E6に基づく分圧E8が、ツェナー電圧E7(v1)を下回り(d)、比較器210の出力電圧E10がHレベルに反転する(e)。充電電圧E6は更に下降し続け(b)、制御用電圧Vcc(c)及び接続節点電圧E7(d)と共に0V迄低下する。
ここで、定格の交流電源40を正しく接続した場合、充電電圧E6は、(b)の破線で示すように、所定時間T11の計時が完了する(j)迄に、モータ駆動回路23の定格電圧e610に達している。この場合は、分圧E8がツェナー電圧E7を超えることはないので、a接点31a,31aで交流電源40からの交流電圧Eaが遮断されることはない。従って、所定時間T11の計時が完了すると、制御部26がモータ駆動回路23を始動させ(j)、モータ駆動回路23がモータ1を駆動し始める。
(実施の形態2)
図8は、本発明に係る電源装置の実施の形態2であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。
このモータ駆動装置10bは、交流電源40からの電圧Eaを遮断器4を通じて与えられる電源開閉部3と、電源開閉部3が閉であるときに、交流電源40からの電圧Eaを与えられ、モータ1を駆動するモータ駆動部2bとを備えている。
モータ駆動部2bの入力端子L12,L22は、それぞれコンバータ部21の入力端子に接続されている。コンバータ部21の他方の入力端子に接続されている。
コンバータ部21のプラス側の出力端子は、突入電流抑制回路24を通じて、平滑コンデンサ22のプラス側の端子Pに接続されている。また、コンバータ部21のマイナス側の出力端子は、平滑コンデンサ22のマイナス側の端子Nに接続されている。平滑コンデンサ22のプラス側の端子P及びマイナス側の端子Nは、それぞれモータ駆動回路23のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。このモータ駆動装置10bのその他の構成及び動作は、実施の形態1で説明したモータ駆動装置10の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態3)
図9は、本発明に係る電源装置の実施の形態3であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。
このモータ駆動装置10cは、直流電源41からの電圧Ebを遮断器4を通じて与えられる電源開閉部3と、電源開閉部3が閉であるときに、直流電源41からの電圧Ebを与えられ、モータ1を駆動するモータ駆動部2cとを備えている。
モータ駆動部2cのプラス側の入力端子L12は、突入電流抑制回路24を通じて、コンデンサ22aのプラス側の端子Pに接続されている。また、モータ駆動部2cのマイナス側の入力端子L22は、コンデンサ22aのマイナス側の端子Nに接続されている。コンデンサ22のプラス側の端子P及びマイナス側の端子Nは、それぞれモータ駆動回路23のプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。
このモータ駆動装置10cでは、直流電源41を使用して、回生電力が生じる負荷(1)を駆動させる場合に、回生電力により端子P−N間の電圧が急激に上昇するのを、コンデンサ22により防止する。このモータ駆動装置10cのその他の構成及び動作は、実施の形態1で説明したモータ駆動装置10の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態4)
図10は、本発明に係る電源装置の実施の形態4であるモータ駆動装置の概略構成を示すブロック図である。
このモータ駆動装置10dは、交流電源40からの電圧Eaを遮断器4を通じて与えられる電源開閉部3と、電源開閉部3が閉であるときに、交流電源40からの電圧Eaを与えられ、直流モータ1aを駆動するモータ駆動部2dとを備えている。
モータ駆動部2dの入力端子L12は、突入電流抑制回路24を通じて、コンバータ部21の一方の入力端子に接続されている。モータ駆動部2dの入力端子L22は、コンバータ部21の他方の入力端子に接続されている。
コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子N間には、平滑コンデンサ22が接続されている。また、コンバータ部21のプラス側の出力端子P及びマイナス側の出力端子Nは、それぞれモータ駆動回路23aのプラス側の入力端子及びマイナス側の入力端子に接続されている。
モータ駆動回路23aは、入力された直流電圧を、制御部26bにより例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御して、直流モータ1aを駆動する。
制御部26bは、始動時に所定時間を計時するタイマ27を内蔵しており、タイマ27が所定時間を計時したときに、平滑コンデンサ22の充電電圧E6を検出する電圧検出手段29を内蔵している。制御部26bは、電圧検出手段29が検出した充電電圧E6が所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内であれば、モータ駆動回路23aを制御してモータ1aを駆動制御する。このモータ駆動装置10dのその他の構成及び動作は、実施の形態1で説明したモータ駆動装置10の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
尚、上述した実施の形態1,2,4では、電源装置としてモータ駆動装置の例を説明しているが、電源装置として例えば蛍光灯、HID(High Intensity Discharge)ランプ等の点灯装置等にも適用することが可能である。
また、上述した実施の形態1〜4では、有接点型の機械式リレーを用いているが、無接点型の半導体リレー等を用いることは当然可能である。
1 モータ
1a 直流モータ
2,2b,2c,2d モータ駆動部
3 電源開閉部(開閉回路)
10,10b,10c,10d モータ駆動装置(電源装置)
21 コンバータ部(整流回路)
22 平滑コンデンサ
22a コンデンサ
23,23a モータ駆動回路
24 突入電流抑制回路
24b2 a接点
25 DC/DCコンバータ(制御用電源回路)
26,26b 制御部(判定する手段)
27 タイマ(計時回路)
28 過電圧検出回路(判定回路)
29 電圧検出手段
31 リレー
31a a接点(開閉回路)
35,36,51,206,207,208,24b1 抵抗
40 交流電源
39,41 直流電源
209 ツェナーダイオード
210 比較器(判定回路)

Claims (4)

  1. 交流電源からの電圧を整流する整流回路と、前記交流電源及び整流回路間を開閉する開閉回路と、前記整流回路が整流した直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、抵抗を有し前記開閉回路による突入電流を抑制する突入電流抑制回路、又は前記突入電流を抑制する負特性温度係数抵抗と、前記直流電圧を降圧し、降圧した電圧を出力する制御用電源回路とを備え、前記平滑コンデンサが平滑した直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してある電源装置において、
    前記開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時する計時回路と、該計時回路が前記所定時間を計時する間、前記平滑コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定する判定回路とを備え、該判定回路が超えたと判定したときは、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路及び判定回路は前記制御用電源回路が出力した電圧により作動し、前記計時回路は、作動し始めたときからの前記所定時間を計時するように構成してあることを特徴とする電源装置。
  2. 直流電源からの電圧が印加されるコンデンサと、前記直流電源及びコンデンサ間を開閉する開閉回路と、抵抗を有し前記開閉回路による突入電流を抑制する突入電流抑制回路、又は前記突入電流を抑制する負特性温度係数抵抗と、前記電圧を降圧し、降圧した電圧を出力する制御用電源回路とを備え、前記コンデンサに印加された直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してある電源装置において、
    前記開閉回路が閉にされた後に所定時間を計時する計時回路と、該計時回路が所定時間を計時する間、前記コンデンサの充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧を超えるか否かを判定する判定回路とを備え、該判定回路が超えたと判定したときは、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路及び判定回路は前記制御用電源回路が出力した電圧により作動し、前記計時回路は、作動し始めたときからの前記所定時間を計時するように構成してあることを特徴とする電源装置。
  3. 前記判定回路が超えたと判定してから、前記充電電圧が前記所定電圧より更に高い第2電圧に達する迄に、前記開閉回路を開にするように構成してあり、前記計時回路が所定時間を計時した後は、前記抵抗をバイパスするように構成してある請求項1又は2記載の電源装置。
  4. 前記計時回路は、前記判定回路が超えたと判定した場合、前記開閉回路が開にされた後に、計時を完了するように前記所定時間が設定されてあり、前記計時回路が前記所定時間を計時したときに、前記充電電圧を検出し、検出した充電電圧が所定電圧範囲内であるか否かを判定する手段を更に備え、該手段が所定電圧範囲内であると判定したときに、前記直流電圧に基づく電力を負荷に供給するように構成してある請求項1乃至の何れか1項に記載の電源装置。
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