JP5870314B2 - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を点灯させる点灯装置、及び点灯装置を備える照明器具に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)を用いた照明器具の普及に伴い、照明器具には、ワット数の大きい商品、及び付加価値の高い商品の登場が増えてきている。付加価値の高い商品とは、例えば、複数のLEDを直列に接続したLEDモジュールにより構成される負荷回路、複数のLEDを有するLEDモジュールを複数個並列に接続して構成される負荷回路等がある。更には、付加価値の高い商品には、LEDの種類(例えば色等)、Vf(順方向降下電圧)、LEDの素子数、及び調光カーブが異なる複数のLEDを直列及び並列に接続して構成される負荷回路等がある。
しかし、上述した様に接続された複数のLEDを用いた負荷回路では、負荷回路の一部又は全部が無負荷状態、又はハンダクラック若しくはLEDの素子故障に起因した異常な電圧上昇が発生した状態になると、回路全体の破壊又は特性劣化を招く可能性がある。
この様な可能性が指摘されていることに対応して、従来から、無負荷状態又は異常な電圧上昇状態を検出し、回路全体を安全に停止する技術が検討されている(非特許文献1及び特許文献1参照)。
例えば、非特許文献1には、LEDドライバ用ICのアプリケーションノートが開示されている。このアプリケーションノートでは、LED負荷が無負荷状態になった場合、又は異常な電圧上昇状態になった場合には、ツェナーダイオードZD2の電圧をフォトカプラPC2で検出する構成が示されている。
非特許文献1にて開示されているLEDドライバ用ICのフライバック回路は、降圧コンバータにおける無負荷状態の検出回路としてもよく用いられるものである。降圧コンバータでは、スイッチ素子がハイサイド側(高電圧側)に設けられた場合、抵抗等でLEDの両端電圧を容易に検出することができる。一方、駆動系部品のコストの増大を避けるためにローサイド側(低電圧側)にスイッチ素子が設けられた場合、LEDの両端電圧を検出するためには、上述した様なフォトカプラを使う必要がある。
また、特許文献1には、LED負荷の異常を検出して安全に動作させる点灯回路が開示されている。この点灯回路では、複数のLEDが直列接続された回路が複数個並列に接続されて構成されたLED負荷回路のうち一部が断線又は故障した場合に、正常な回路に過電流が流れることを防ぐために、次の動作を行うものである。
即ち、点灯回路は、複数のLEDが直列に接続されたLED直列回路に直列に接続されている抵抗において、LED直列回路に供給される供給電流の値を検出する。更に、点灯回路は、異常(無負荷状態の場合はI=0)と判断した場合には、スイッチングレギュレータへの駆動信号を調節することにより、出力電圧を下げる又は出力を停止する。これにより、特許文献1の点灯回路は、安全な回路動作を維持するものであり、従来のLED電源ではよく用いられているものである。
特開2004−134147号公報
「LC5540ADシリーズ アプリケーションノート Rev.1.0」 サンケン電気株式会社、Page.12−24
しかしながら、上述した非特許文献1のLEDドライバ用ICでは、フォトカプラ及びツェナーダイオード等の半導体部品を多く必要とするため、LED負荷の異常を簡単に検出するためには、部品点数の削減が困難であった。フォトカプラを用いて検出する場合には、温度特性を考慮した回路設計作業が複雑となっていた。
また、特許文献1では、LEDのVf(順方向降下電圧)を検出せずに、LED負荷回路に供給される供給電流しか検出しない。このため、特許文献1の点灯回路は、LED負荷の異常として、無負荷状態を簡単に検出できるが、異常な電圧上昇を簡単に検出することが困難であった。また、複数のLED直列回路を並列接続させてLED負荷回路を構成した場合には、LED直列回路毎に異常な電圧が異なると、異常と検出するための閾値電圧がLED直列回路毎に異なることになり、回路設計及び回路構成が複雑となった。
本発明は、従来の事情に鑑みてなされたものであって、簡単な構成で負荷の異常を検出することができる点灯装置及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明の点灯装置は、直流電源を入力とし、インダクタと、スイッチ部と、ダイオードとを少なくとも有し、前記スイッチ部のオフ時に、前記インダクタに蓄えられたエネルギーを、前記ダイオードを介して負荷に出力する降圧コンバータと、前記負荷に接続され、前記負荷の負荷電圧を検出する負荷電圧検出部と、前記負荷電圧が予め設定された閾値電圧以下である場合に、異常と判定する異常判定部と、前記異常と判定された場合に、前記スイッチ部の発振を停止させ又は前記降圧コンバーの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動する出力制御部と、を備え、前記負荷の一方の端子と前記直流電源の高電位側とが接続され、前記負荷の他方の端子と前記直流電源の低電位側との間に前記インダクタと前記スイッチ部とが直列に接続され、前記ダイオードのアノード側が前記インダクタと前記スイッチ部との間に接続され、前記ダイオードのカソード側が前記直流電源の高電位側に接続され、前記降圧コンバータは、前記負荷と並列に接続される放電抵抗を更に有し、前記負荷は、直列接続された複数の発光素子であり、前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が前記複数の発光素子の順電圧よりも小さくなるように設定される、ことを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が前記発光素子の定格順電圧の50%〜70%の範囲の値に前記発光素子の素子数を乗じた値以下となるように設定される、ことを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記負荷電圧検出部は、前記負荷の他方の端子と所定の電位との間に直列に接続され、前記他方の端子との接続点の電圧を分圧する複数の抵抗を有することを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記直流電源の直流電圧を検出する直流電圧検出部と、を更に備え、前記出力制御部は、前記直流電圧検出部によって検出される直流電圧が変動している間、前記異常判定部による異常の判定を無効とすることを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記負荷は、直列接続された複数の発光素子が更に複数個並列に接続されたモジュールを用いて構成され、前記直列接続された複数の発光素子毎に、それぞれ複数の前記降圧コンバータ及び複数の前記負荷電圧検出部と、を更に備え、 前記異常判定部は、前記複数の負荷電圧検出部によってそれぞれ検出される前記負荷電圧の少なくとも1つが予め設定された閾値電圧以下である場合に、異常と判定し、複数の前記降圧コンバータは、各々の前記負荷と並列に接続される前記放電抵抗をそれぞれ有し、各々の前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が各々の前記複数の発光素子の順電圧よりも小さくなるように設定される、ことを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記出力制御部は、タイマを備え、前記出力制御部は、前記異常と判定されて前記スイッチ部の発振を停止させる又は前記降圧コンバータの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動した後、所定時間の経過後、前記スイッチ部の発振を再開することを特徴とする。
さらに、本発明の点灯装置は、前記負荷電圧検出部は、第2スイッチ部を介して前記負荷と接続され、前記出力制御部は、前記スイッチ部の発振を停止させる又は前記降圧コンバータの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動する場合、前記第2スイッチ部をオフにすることを特徴とする。
本発明の照明器具は、上述したいずれかの点灯装置と、前記負荷とを備えることを特徴とする。
本発明は、簡単な構成で負荷の異常を検出することができる。
第1の実施形態における照明器具の内部構成を示すブロック図 点灯装置の具体的な構成を示す回路図 他の点灯装置の構成を示す回路図 第2の実施形態における照明器具の内部構成を示すブロック図 点灯装置の構成を示す回路図 調光カーブを示すグラフ 第3の実施形態における点灯装置の構成を示す回路図 第4の実施形態における点灯装置の構成を示す回路図
本発明に係る点灯装置及び照明器具の実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の点灯装置は、例えばLEDを負荷とする照明器具に用いられるが、LEDを負荷とする照明器具に限定されず広く用いられるものである。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における照明器具1の内部構成を示すブロック図である。照明器具1は、負荷としてのLEDモジュール12及び点灯装置5により構成される。点灯装置5は、商用電源Vacと接続された直流電源部11、LED調光回路10、制御部13、及び異常検出部14を含む構成である。
直流電源部11は、商用電源Vacからの交流電圧を整流及び平滑化し、直流電圧VDC_outを出力するものであり、具体的にはフィルタ回路22、整流回路23及びPFC回路24を有する構成である。
フィルタ回路22は、商用電源Vacからの交流電圧に含まれるノイズ又は照明器具1の電源オン時における商用電源Vacからの突入電流を抑制する。整流回路23は、例えばダイオードブリッジを用いて構成され、交流電圧を脈流(電流)に変換する。PFC(Power Factor Correction)回路24は、一度に流れる電流の量を抑制することにより、力率の低下を抑制する。なお、PFD回路24は、直流電源部11に設けられなくてもよい。
LED調光回路10は、直流コンバータとしての降圧コンバータをLED調光回路10の内部に有し、制御部13からの駆動信号を基にLEDモジュール12に供給される負荷電圧を制御し、LEDモジュール12の発光量を調節する。
発光部(負荷)としてのLEDモジュール12は、固体発光素子である複数のLED121、122(図2参照)が直列に接続されたものである。
負荷電圧検出部としての異常検出部14は、LEDモジュール12の低電圧側の電圧Va(図2参照)に対応すると共に、点灯回路5内における異常の有無の指標となる検出電圧Vcを検出する。
制御部13は、マイコンIC1(図2参照)を用いて構成されており、具体的にはVdc検出部31、出力制御部32、異常判定部33、AD変換部34及びタイマ35を有する構成である。
直流電圧検出部としてのVdc検出部31は、直流電源部11から出力される直流電圧VDC_outを検出し、検出された直流電圧VDC_outを出力制御部32に出力する。
出力制御部32は、LED調光回路10に駆動信号を出力し、この駆動信号によりスイッチ素子Q1を発振させる。出力制御部32は、異常判定部33によって異常が判定された場合には、LED調光回路10への駆動信号を停止し、又はLEDモジュール12に供給される負荷電圧を低下するような駆動信号を出力する。
また、照明器具1の電源オン時など、Vdc検出部31によって検出される直流電圧VDC_outが変動して正常な範囲の値を超えた又は正常な範囲の値未満になったとする。この場合には、出力制御部32は、照明器具1における異常を検出しないように、つまり、異常判定部33における異常判定の結果を無効と判定し、この異常判定に基づく駆動信号の停止又は負荷電圧を低下するような駆動信号の出力を行わないようにする。これにより、点灯装置5又は照明器具1は、誤った異常検出を防ぐことができる。
異常判定部33は、異常検出部14によって検出された検出電圧Vcと基準電圧(閾値)とを比較し、検出電圧Vcが閾値となる基準電圧以下になると、無負荷状態又はLEDモジュール12に供給される負荷電圧に異常が発生したと判定する。
図2は、点灯装置5の具体的な構成を示す回路図である。図2には、説明を簡単にするために、点灯装置5の直流電源部11の図示を省略している。LED調光回路10には、直流電源部11からの直流電圧VDCが直流電源V1として印加される。また、LED調光回路10に印加される直流電源V1は、PFC回路24に接続されるフライバック回路の二次側の回路に接続された直流電圧でもよいし、PFC回路24の出力としての直流電圧でもよい。
LED調光回路10には、複数のLED121、122が直列に接続されたLEDモジュール12が接続されている。直流電源部11の高電位側にLEDモジュール12の一方の端子(LED122のアノード側)が接続され、他方の端子(LED121のカソード側)が異常検出部14との接続点Aに接続されている。
LED調光回路10には、回生用ダイオードD1、インダクタとしてのチョッパ用のチョークコイルL1、スイッチ部としての降圧コンバータ制御用スイッチ素子Q1、平滑用コンデンサC1及び放電抵抗R5が接続されている。なお、回生用ダイオードD1、チョークコイルL1、降圧コンバータ制御用スイッチ素子Q1、平滑用コンデンサC1及び放電抵抗R5は、降圧コンバータを構成する。
直流電源部11の低電位側と接続点Aとの間には、スイッチ素子Q1及びチョークコイルL1が直列に接続されている。また、回生用ダイオードD1は、アノードがスイッチ素子Q1及びチョークコイルL1間に接続され、カソードが直流電源部11の高電位側に接続されている。
降圧コンバータは、スイッチ素子Q1をオン又はオフに発振させ、スイッチ素子Q1のオフ時に、チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーを、回生用ダイオードD1を介して負荷(LEDモジュール12)に回生(供給、出力)させる。なお、平滑用コンデンサC1の代わりに、フィルムコンデンサを用いてもよい。また、本実施形態では、スイッチ素子Q1には、例えばFET(Field Effect Transistor;電界効果トランジスタ)が用いられる。
異常検出部14は、抵抗R1,R2、PNPトランジスタQ2及び抵抗R3を用いて構成されている。
抵抗R1,R2は、LEDモジュール12と並列に接続された放電抵抗R5と直列に接続され、放電抵抗R5の低電圧(Low)側の電圧Vaを電圧Vbに分圧する。電圧Vaは数式(1)により表される。数式(1)において、VLEDは負荷電圧である。
Figure 0005870314
この電圧Vaが分圧された電圧Vbは、数式(2)により表され、PNPトランジスタQ2のベースに入力される。
Figure 0005870314
PNPトランジスタQ2のエミッタには、抵抗R3を介してマイコンIC1の電源検出電圧Vccが印加され、PNPトランジスタQ2のコレクタは接地されている。
ここで、無負荷状態又は異常な電圧上昇が生じて電圧VLEDがある一定の値以上になったとすると、PNPトランジスタQ2のエミッタフォロア動作によって検出される検出検出電圧Vcの値が変動する。検出電圧Vcは数式(3)により表され、検出電圧Vcの値がマイコンIC1の閾値以下となるように設計されることが好ましい。
Figure 0005870314
ただし、検出電圧Vcは、0V<Vc<5Vとなる。また、数式(3)における電圧VBEは、PNPトランジスタQ2のベース−エミッタ間の電圧である。
このように、異常検出部14は、負荷としてのLEDモジュール12の電圧に異常が生じた場合に、抵抗R1,R2,R3とPNPトランジスタQ2とを用いて検出電圧Vcを測定することにより、LEDモジュール12の異常を簡単に検出することができる。
また、放電抵抗R5の値は、次のように設定されている。本実施形態の点灯装置5では、点灯装置5のバースト動作の出力が低い時又はLED調光回路10のオフ時(点灯装置5のオフ時)においても、LEDモジュール12に電流が流れる経路が存在する。即ち、図2では、直流電源V1→負荷(LEDモジュール12)→抵抗R1→抵抗R2という経路が存在する。このため、異常検出部14内の抵抗R1,R2により決まる電流の流れにより、LEDモジュール12がわずかに発光する現象が確認された。
ここで、異常検出部14内の抵抗R1,R2の値を充分に大きくすることで、この現象は起こらなくなるが、ノイズ等の影響を考慮すると、抵抗R1,R2の抵抗値をあまり大きくすることは難しい。
本実施形態では、放電抵抗R5の両端電圧Vr5<LEDモジュール12の順電圧Vfallという関係にすることにより、LEDモジュール12を消灯させることができる。なお、順電圧Vfallは、順方向降下電圧Vfに、直接接続されたLEDの素子数を乗算した値である。
LEDが完全に消灯する際の順方向降下電圧Vfは、LEDの種類によって異なる。ここでは、実験結果から、LEDの印加電圧(LED電圧)が定格順電圧の70%程度であると、LEDモジュール12が完全に消灯することを確認したが、LEDモジュール12をより完全に消灯させるために定格順電圧の50%程度とすることが望ましい。これにより、点灯装置5の消灯時のLEDモジュールの発光現象が無くなる。
例えば、順電圧の定格が3.0Vの場合、消灯時のLEDモジュール12の順電圧Vfallは、3.0Vの50%に相当する1.5vを用いて、1.5V×n(n:LED直列数)となり、放電抵抗R5の両端電圧Vr5の値は、数式(4)により求められる。数式(4)において、n=4の場合、順電圧Vfallは6Vである。
Figure 0005870314
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)及びROM(Read Only Memory)を含むマイコンIC1を用いて構成されている。マイコンIC1は、図示しないCPUがROMに格納された制御プログラムを実行することにより、Vdc検出部31、出力制御部32及び異常判定部33の各機能を実現する。
制御部13のAD変換部34は、入力されたアナログデータ検出電圧Vcをデジタルデータの検出電圧Vcに変換する。異常判定部33は、AD変換部34により変換されたデジタルデータの検出電圧Vcの値が閾値(閾値電圧)以下となったことを検出すると、降圧コンバータの発振を停止させるために、スイッチ素子Q1への駆動信号(オン信号,オフ信号)の出力を停止する。
出力制御部32は、異常判定部33により異常状態、例えばAD変換部34により変換されたデジタルデータの検出電圧Vcの値が閾値(閾値電圧)以下となった状態が判定されると、スイッチ素子Q1の駆動信号(ゲート信号)をオフ信号にする。これにより、出力制御部32は、スイッチ素子Q1の発振を停止し、降圧コンバータの動作を停止させる。なお、降圧コンバータの動作を停止させる代わりに、出力制御部32は、降圧コンバータの出力を低下させるために、駆動信号のオン及びオフの各周期を可変してもよい。
ただし、出力制御部32は、スイッチ素子Q1の発振を停止させた後、マイコンIC1内蔵のタイマ35を用いて、ある一定期間(所定時間)経過後、スイッチ素子Q1の発振を再開させてもよい。これにより、出力制御部32は、一時的に異常な電圧上昇が負荷に生じた場合、早期に元の動作に戻すことができる。また、出力制御部32は、スイッチ素子Q1の発振の再開→点灯装置5における異常検出→スイッチ素子Qの発振の停止が複数回続いた場合に限り、降圧コンバータの動作を完全に停止させてもよい。
また、出力制御部32は、フライバック回路の一次側の出力を低下させることにより、負荷電圧VLEDの異常な電圧上昇を防いでもよい。なお、一時側の出力を低下させる場合も、PFC回路24は動作しているので、マイコンIC1の電源は確保される。
上述した構成を有する点灯装置5では、LEDモジュール12内のLED121、LED122が劣化した場合、又は無負荷状態となった場合に、放電抵抗R5の両端電圧である負荷電圧VLEDが上昇する。これにより、電圧Vaが下がり、電圧Vbが所定の電圧にまで下がると、PNPトランジスタQ2はオン状態となる。PNPトランジスタQ2がオン状態になると、検出電圧Vcはマイコンの電源電圧Vccから一気に低下する。
上述したように、AD変換部34は、異常検出部14によって検出された検出電圧Vcをデジタル値に変換し、異常判定部33に出力する。異常判定部33は、AD変換部34によってデジタル値に変換された検出電圧Vcが予め設定された基準電圧(閾値)以下になると、無負荷状態等の異常を判定する。
出力制御部32は、異常判定部33によって無負荷等の異常が判定された場合に、スイッチ素子Q1に出力される駆動信号(ゲート信号)をオフ信号にすることにより、スイッチ素子Q1の発振を止め、降圧コンバータの動作を停止させる。
第1の実施形態の点灯装置5によれば、抵抗とトランジスタとを加えることで、無負荷等の検出が可能である。このように、点灯装置5は、簡単な構成で負荷の異常を検出することができる。
なお、本実施形態では、出力制御部32はマイコンIC1により実現されたが、マイコンIC1の代わりに、PFCコントローラ(製品名:L6562A)が用いられてもよい。このことは、以後の実施形態においても同様である。
図3は、他の点灯装置5Aの構成を示す回路図である。図2と同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。点灯装置5Aの動作は図2と同様である。
図1の制御部13(図2のマイコンIC1)は、図3では、マイコンIC1とPFCコントローラIC2とにより構成される。図3において、マイコンIC1は、前述したVdc検出部31、異常判定部33およびAD変換部34を有する。一方、図3において、PFCコントローラIC2は、前述した出力制御部32およびタイマ35を有する。
出力制御部32は、異常が検出された場合、マイコンIC1から駆動信号が出力されないように、ENABLE端子をLowレベルにする。これにより、出力制御部32は、スイッチ素子Q1への発振を停止することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、LEDモジュール12には、複数のLEDが直列に接続された単一のLEDユニットが設けられ。第2の実施形態では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の色光源毎にLEDユニットが設けられる場合を示す。
図4は、第2の実施形態における照明器具1Aの内部構成を示すブロック図である。照明器具1Aは、負荷としてのLEDモジュール12A及び点灯装置5により構成される。図5は、点灯装置5Bの構成を示す回路図である。
LEDモジュール12Aは、R、G、Bの色光源毎にそれぞれ複数のLEDが直列に接続された3つのLEDユニット12b,12g,12rを有する構成である。
本実施形態では、LEDユニット12bには、青(B)色のLEDが例えば2個直列に接続されている。LEDユニット12gには、緑(G)色のLEDが例えば2個直列に接続されている。LEDユニット12rには、赤(R)色のLEDは例えば4個直列に接続されている。
3つのLEDユニット12b,12g,12rの共通するアノード側には、直流電圧VDC(例えば24V)が供給される。
また、点灯装置5では、色光源毎に、3つのLED調光回路10A,10B,10Cが設けられている。3つのLED調光回路10A,10B,10Cの構成は、第1の実施形態のLED調光回路10とほぼ同様である。
LED調光回路10Aでは、LEDユニット12rと並列に放電抵抗R11,R12が直列に接続されている。同様に、LED調光回路10Bでは、LEDユニット12gと並列に放電抵抗R15,R16が直列に接続されている。また、LED調光回路10Cでは、LEDユニット12bと並列に放電抵抗R19,R20が直列に接続されている。
また、点灯装置5Bには、3つの異常検出部14A,14B,14Cが設けられている。3つの異常検出部14A,14B,14Cは、3つのLEDユニット12r,12g,12bの低電圧側の電圧Vaに対応する検出電圧Vcをそれぞれ検出する。3つの異常検出部14A,14B,14Cの構成は、第1の実施形態の異常検出部14とほぼ同様である。
3つの異常検出部14A,14B,14Cでは、各トランジスタTr1,Tr2,Tr3のエミッタがそれぞれ接続されている。従って、3つのLED調光回路10A,10B,10Cのうち、1つの回路でも、放電抵抗の両端電圧が異常に上昇し、電圧Vaが下がると、対応するいずれかのトランジスタTr1,Tr2,Tr3がオン状態となり、エミッタ接続点の検出電圧Vcが下降する。
異常判定部33は、トランジスタTr1,Tr2,Tr3のエミッタ接続点の検出電圧Vcと基準電圧(閾値)とを比較し、検出電圧Vcが閾値以下になると、無負荷状態又はLEDモジュール12Aに異常な負荷電圧が発生したと判定する。
出力制御部32Aは、異常判定部33によって負荷の異常が発生したと判定された場合、LED調光回路10A,10B,10C内の各スイッチ素子Q11,Q12,Q13にそれぞれ出力される駆動信号Out_R,Out_G,Out_Bをオフ信号にする。これにより、各降圧コンバータの動作が停止する。なお、降圧コンバータの動作が停止しても、PFC回路24は動作しているので、マイコンの電源は確保される。
ここで、3つのLED調光回路10A,10B,10C内の電圧Vaは、各LEDの調光カーブ又は順方向降下電圧によって異なる。図6は、調光カーブを示すグラフである。図6の横軸は、調光器信号の調光度合いを表す。図6の縦軸は、各LEDに供給される電流値を表す。緑(G)色のLEDユニット12gでは、赤(R)色のLEDユニット12rと比べ、低い調光度合いでピーク値を示す。青(B)のLEDユニット12bでは、ピーク値を示さず、調光度合いが大きいほど、供給される電流値が増加する。
このように、各LEDユニットの負荷電圧が異なるので、どの調光度合いで無負荷状態となっても、それを検出できるようにするためには、分圧抵抗によって各電圧Vaを揃える必要がある。LEDユニット12b,12g,12rの電圧Vaをそれぞれ電圧Vab,Vag,Varとすると、LEDユニット12b,12g,12rのカソード側の電圧Vab,Vag,Varは、数式(5)により表される。なお、VLEDb,VLEDg,VLEDrは、それぞれLEDユニット12b,12g,12rの負荷電圧である。
Figure 0005870314
各異常検出部14A,14B,14Cの検出電圧、つまりエミッタ接続がされていないとした場合の各トランジスタTr1,Tr2,Tr3のエミッタ電圧(検出電圧)Vcb,Vcg,Vcrは、数式(6)により表される。なお、VBEは、PNPトランジスタQ2のベース−エミッタ間の電圧である。
Figure 0005870314
また、第1の実施形態と同様、消灯時にもLEDが発光しないように、放電抵抗の両端電圧<LEDモジュールの順電圧とする。LEDが完全に消える順方向降下電圧VfはLEDの種類によって異なる。定格(順)電圧を3.0Vとすると、LEDモジュール12Aをより完全に消灯させるために定格順電圧の50%程度に相当する1.5Vとし、放電抵抗の両端電圧V(R11+R12)は数式(7)を満たすような値に設定される。nは数式(4)と同様、LEDの素子数である。ここでは、赤(R)の色光源の場合を示すが、緑(G)、青(B)の色光源も同様である。
Figure 0005870314
第2の実施形態の点灯装置5によれば、各色光源となる複数のLEDユニットが並列にされた場合でも、抵抗とトランジスタを用いて、分圧比を変え、各回路の検出電圧を揃えることができる。つまり、点灯装置5は、種類の異なるLED回路が並列に接続された場合でも確実に異常を検出することができる。従って、順方向降下電圧Vfが大きく異なる場合でも、マイコンの入力範囲(0〜5V)に合わせることができる。
なお、本実施形態では、異常検出部14A,14B,14C内のトランジスタTr1,Tr2,Tr3のエミッタが共通に接続されており、異常判定部33は、エミッタ接続点の検出電圧Vcと閾値とを比較していたが、次のようにしてもよい。即ち、トランジスタTr1,Tr2,Tr3のエミッタ電圧をそのまま異常判定部33に入力し、異常判定部33は、LEDユニット毎に異常な負荷電圧が発生したか否かを判定するようにしてもよい。これにより、異常判定部33は、異常が発生したLEDユニットを特定することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、点灯装置は、バースト動作でLEDモジュールを調光する際、バースト動作に同期して異常検出部の動作を停止させるものである。
図7は、第3の実施形態における点灯装置5Cの構成を示す回路図である。第3の実施形態の点灯装置5Cは第1の実施形態の点灯装置5とほぼ同様の構成を有するので、同一の構成要素については同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
抵抗R2の一端と接地(GND)の間には、FETを用いて構成される第2スイッチ部としてのスイッチ素子Q3が接続されている。スイッチ素子Q3のゲート端子には、マイコンIC1内の出力制御部32からの信号が入力される。
出力制御部32は、バースト動作でスイッチ素子Q1にオフ信号を出力して降圧コンバータを停止させている期間、スイッチ素子Q3にも同様のオフ信号を出力し、スイッチ素子Q3をオフにする。これにより、PNPトランジスタQ2がオフ状態となり、異常検出部14の動作は停止する。
一方、出力制御部32は、バースト動作でスイッチ素子Q1にオン状態の駆動信号を出力して降圧コンバータを動作させている期間、スイッチ素子Q3にオン信号を出力し、スイッチ素子Q3をオン状態にする。これにより、異常検出部14は動作する。
このように、出力制御部32は、バースト動作において調光を行わない期間、異常検出部14の動作を停止させることにより、異常検出部14による電力損失を減らすことができる。
また、LEDモジュール12を調光しない調光切状態においても、出力制御部32は、スイッチ素子Q3にもオフ信号を出力し、スイッチ素子Q3をオフ状態にし、異常検出部14の動作を停止させる。これにより、出力制御部32は、異常検出部14による電力損失を減らすことができる。
以上により、第3の実施形態の点灯装置5Cによれば、力率の効率を改善することができる。また、点灯装置5Cは、放電抵抗R5が無くても、消灯時にスイッチ素子Q3をオフにすることにより、LEDモジュール12の発光を防止することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、LED調光回路は昇圧コンバータ(バックブースト回路)として動作する場合を示す。図8は、第4の実施形態における点灯装置5Dの構成を示す回路図である。第4の実施形態における点灯装置5Dは、第1の実施形態とほぼ同様の構成を有するので、同一の構成要素については同一の符号を用いる。
点灯装置5Dでは、点灯装置5と比べて、チョッパ用のチョークコイルL1と回生用ダイオードD1の接続位置が異なる。また、LEDモジュール12Bのアノード側が接続点Aと接続されている。従って、接続点Aの電圧Vaは、直流電圧VDCより高電位となる。
第1の実施形態と同様、抵抗R1、R2によって電圧Vaが分圧された電圧VbがPNPトランジスタQ2のベースに入力される。PNPトランジスタQ2がエミッタフォロワ動作を行うことによって変動するエミッタ電圧(検出電圧)VcがマイコンIC1に入力される。
異常判定部33は、LEDモジュール12Bの負荷電圧VLEDが無負荷状態又は異常な電圧上昇により一定の値以上になると、エミッタ電圧(検出電圧)VcがマイコンIC1に設定された閾値以下となる。電圧Va,Vb,Vcは、上述した数式(1),(2),(3)によりそれぞれ表される。
制御部13は、マイコンIC1によって検出電圧Vcの値が閾値以下となったことを検出すると、昇圧コンバータの発振を停止させるために、スイッチ素子Q1に出力される駆動信号を停止する。具体的に、出力制御部32は、異常を検出すると、マイコンIC1によってスイッチ素子(FET)Q1の駆動信号(ゲート信号)をオフ信号にすることにより、昇圧コンバータの動作を停止させる。ただし、停止した後、マイコンIC1内蔵のタイマ35を用いて、ある一定期間経過後、発振を再開させてもよい。また、再開→異常検出→停止が複数回続いた場合に限り、昇圧コンバータの動作を完全に停止させてもよい。
ここで、バックブースト回路の場合、第1の実施形態で説明したような、消灯時にわずかにLEDに電流が流れて発光現象が起きる電流経路は存在しない。しかし、放電抵抗R5が存在しないと、発振停止時に電圧VDCが負荷であるLEDモジュール12Bに逆電圧として印加されることになる。この逆電圧がLEDモジュール12Bの耐圧を超えることを防ぐために、放電抵抗R5と異常検出部14内の抵抗R1,R2とで分圧し、LEDモジュール12Bに加わる逆電圧を抑えている。
第4の実施形態の点灯装置5Dによれば、直流電圧VDCより高い電圧をLEDモジュールに供給することができ、点灯装置5Dの適用範囲が広がる。
以上、図面を参照しながら実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種実施形態の変更例または修正例、更に各種実施形態の組み合わせ例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した各実施形態では、種類の異なるLEDユニットが並列に接続された並列回路として、素子数の異なるLEDユニットが接続された場合を示した。しかし、LEDの種類、Vf(順方向降下電圧)又は粒数、調光カーブが異なるLED回路が並列に接続されてもよい。
また、上述した各実施形態では、発光部として、LEDが用いられたが、LED以外の発光部を用いてもよい。
なお、PNPトランジスタQ2の代わりに、ダイオードを用いることが可能である。この場合、カソードは接続点Bに接続され、アノードは接続点Cに接続される。接続点Bの電圧Vbが下がると、ダイオードが導通し、接続点Cの検出電圧Vcが下がることで、負荷の異常が検出可能である。
1 照明器具
5、5A、5B、5C、5D 点灯装置
10、10A、10B、10C LED調光回路
11 直流電源部
12、12A、12B LEDモジュール
12b、12g、12r LEDユニット
13、13A 制御部
14、14A、14B、14C 異常検出部
21 商用電源
22 フィルタ回路
23 整流回路
24 PFC回路
31 Vdc検出部
32 出力制御部
33 異常判定部
34 AD変換部
35 タイマ
121、122 LED
Q1、Q2、Q3 スイッチ素子
D1 回生用ダイオード
L1 チョークコイル
R1、R2、R3 抵抗
R5 放電抵抗
Vcc 電源電圧
DC 直流電圧
IC1 マイコン
IC2 PFCコントローラ

Claims (9)

  1. 直流電源を入力とし、インダクタと、スイッチ部と、ダイオードとを少なくとも有し、前記スイッチ部のオフ時に、前記インダクタに蓄えられたエネルギーを、前記ダイオードを介して負荷に出力する降圧コンバータと、
    前記負荷に接続され、前記負荷の負荷電圧を検出する負荷電圧検出部と、
    前記負荷電圧が予め設定された閾値電圧以下である場合に、異常と判定する異常判定部と、
    前記異常と判定された場合に、前記スイッチ部の発振を停止させ又は前記降圧コンバーの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動する出力制御部と、を備え、
    前記負荷の一方の端子と前記直流電源の高電位側とが接続され、前記負荷の他方の端子と前記直流電源の低電位側との間に前記インダクタと前記スイッチ部とが直列に接続され、前記ダイオードのアノード側が前記インダクタと前記スイッチ部との間に接続され、前記ダイオードのカソード側が前記直流電源の高電位側に接続され、
    前記降圧コンバータは、前記負荷と並列に接続される放電抵抗を更に有し、
    前記負荷は、直列接続された複数の発光素子であり、
    前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が前記複数の発光素子の順電圧よりも小さくなるように設定される、
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が前記発光素子の定格順電圧の50%〜70%の範囲の値に前記発光素子の素子数を乗じた値以下となるように設定される、
    ことを特徴とする点灯装置。
  3. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記負荷電圧検出部は、
    前記負荷の他方の端子と所定の電位との間に直列に接続され、前記他方の端子との接続点の電圧を分圧する複数の抵抗を有することを特徴とする点灯装置。
  4. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記直流電源の直流電圧を検出する直流電圧検出部と、を更に備え、
    前記出力制御部は、前記直流電圧検出部によって検出される直流電圧が変動している間、前記異常判定部による異常の判定を無効とすることを特徴とする点灯装置。
  5. 請求項1または2に記載の点灯装置であって、
    前記負荷は、直列接続された複数の発光素子が更に複数個並列に接続されたモジュールを用いて構成され、
    前記直列接続された複数の発光素子毎に、それぞれ複数の前記降圧コンバータ及び複数の前記負荷電圧検出部と、を更に備え、
    前記異常判定部は、前記複数の負荷電圧検出部によってそれぞれ検出される前記負荷電圧の少なくとも1つが予め設定された閾値電圧以下である場合に、異常と判定し、
    複数の前記降圧コンバータは、各々の前記負荷と並列に接続される前記放電抵抗をそれぞれ有し、各々の前記放電抵抗の抵抗値は、消灯時の前記放電抵抗の両端電圧が各々の前記複数の発光素子の順電圧よりも小さくなるように設定される、
    ことを特徴とする点灯装置。
  6. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記出力制御部は、タイマを備え、
    前記出力制御部は、前記異常と判定されて前記スイッチ部の発振を停止させる又は前記降圧コンバータの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動した後、所定時間の経過後、前記スイッチ部の発振を再開することを特徴とする点灯装置。
  7. 請求項6に記載の点灯装置であって、
    前記スイッチ部の発振の再開及び停止が複数回続いた場合、前記降圧コンバータの動作を完全に停止させることを特徴とする点灯装置。
  8. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記負荷電圧検出部は、第2スイッチ部を介して前記負荷と接続され、
    前記出力制御部は、前記スイッチ部の発振を停止させる又は前記降圧コンバータの出力を下げるように前記スイッチ部を駆動する場合、前記第2スイッチ部をオフにすることを特徴とする点灯装置。
  9. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の点灯装置と、
    前記負荷と、を備えることを特徴とする照明器具。
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