JP2006351473A - 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯 - Google Patents

光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2006351473A
JP2006351473A JP2005179353A JP2005179353A JP2006351473A JP 2006351473 A JP2006351473 A JP 2006351473A JP 2005179353 A JP2005179353 A JP 2005179353A JP 2005179353 A JP2005179353 A JP 2005179353A JP 2006351473 A JP2006351473 A JP 2006351473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
light source
lighting circuit
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005179353A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Sumiyoshi
政光 住吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuchu Tempearl Co Ltd
Original Assignee
Fuchu Tempearl Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuchu Tempearl Co Ltd filed Critical Fuchu Tempearl Co Ltd
Priority to JP2005179353A priority Critical patent/JP2006351473A/ja
Publication of JP2006351473A publication Critical patent/JP2006351473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

【課題】交流電源の電圧が変動しても光源の明るさが大幅に変化することのない光源点灯用回路を、小型化して提供可能とする。
【解決手段】交流電源ACを整流するための整流回路10と、整流回路10の出力により光源D6,D7を点灯させる点灯回路20と、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えていない間は前記点灯回路20への出力供給を行い、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えている間は点灯回路20への出力供給を遮断する電圧制限回路30を備えた光源点灯用回路において、点灯回路20は、整流回路10の出力側から順方向に接続された定電流ダイオードD5と、定電流ダイオードD5に直列接続されるとともに互いに並列接続されてなるコンデンサC及び光源D6,D7を有し、電圧制限回路30により点灯回路20への出力供給が遮断されると、コンデンサCからの出力供給により光源D6,D7を点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードや白熱電球等の光源を点灯させるための光源点灯用回路、及びその光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯に関する。
従来、交流電源を用いて表示灯等の光源を点灯させるための光源点灯用回路としては、交流電源からの出力電圧をトランスで降圧した後に、整流回路を通して直流化し、光源へと出力供給するものが用いられてきた。しかしながら、トランスを使用した場合には、回路自体が大型化・重量化するという問題があり、また交流電源からの出力電圧が例えば100Vのみに限定されてしまうという問題点があった。
これに対して、トランスを用いて降圧することなく、また複数の出力電圧に対応して、光源に適正な範囲の出力供給を行うようにした発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、交流電源を整流回路で整流した後に、整流回路からの出力電圧が所定の設定値を超えていない間は出力供給を行い、所定の設定値を超えている間は出力供給を遮断する制限回路を設けて、光源への出力供給を適正範囲内に制御するものである。
特開2004−227951号公報
図4は、上記のような制限回路を設けた光源点灯用回路の、光源への出力供給を示すグラフである。図4には、交流電源の出力電圧がV1の場合と、V2の場合の二つの波形を示してある。また、V0は、光源への出力供給を制限する閾値となる設定値である。また、グラフ中の斜線を引いた部分が、光源に出力供給が行われる部分である。
図4に示すように、交流電源の出力電圧がV1の場合、整流回路からの出力の立ち上がり時にはその出力が設定値V0に達するまでの間出力供給が行われる(t1)。また、整流回路からの出力の立ち下がり時にはその出力が設定値V0以下になると出力供給が行われる(t1´)。一方、交流電源の出力電圧がV2の場合、整流回路からの出力は、常に設定値V0よりも低いため、ほぼ全時間に亘って、光源に出力供給が行われる(t2)。
なお、整流回路からの出力が低下して0となり再び上昇するまでの間は、電圧低下により瞬間的に光源への出力供給が行われない時間が生じている。
図5は、図4に示すような出力供給が行われた場合の、光源を流れる電流の大きさを示すグラフである。このうち図5(a)は、交流電源の出力電圧がV1の場合における電流を示しており、図5(b)は、交流電源の出力電圧がV2の場合における電流を示している。なお、光源に流れる電流は、定電流回路等を用いて一定値I0となるように制限されている。
図5(a)と図5(b)を比較して明らかなように、出力電圧がV1の場合はt1及びt1´の間しか電流が流れないため光源の点灯時間が短いのに対して、出力電圧がV2の場合はt2の間電流が流れるため光源の点灯時間が長い。
上記のように、所定の設定値V0を設けることにより光源への出力供給を適正範囲内に制御する回路では、交流電源の電圧の変動により光源の点灯時間が変化し、その結果光源の明るさが大幅に変化するという問題が生じてしまう。
この問題に対応するために、特許文献1に記載された発明においては、光源への出力供給を制限する閾値となる設定値を2種類設けることにより、高低2種類の出力電圧に対応できるようにしているが、回路自体が複雑化してしまい小型化にも限度がある。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、交流電源の電圧が変動しても光源の明るさが大幅に変化することのない光源点灯用回路を、小型化して提供可能とするものである。
上記従来の課題を解決するために、請求項1に係る発明の光源点灯用回路は、交流電源(AC)を整流するための整流回路(10)と、前記整流回路(10)の出力により光源(D6,D7)を点灯させる点灯回路(20)と、前記整流回路(10)の出力電圧が所定の設定値(V0)を超えていない間は前記点灯回路(20)への出力供給を行い、前記整流回路(10)の出力電圧が前記所定の設定値(V0)を超えている間は前記点灯回路(20)への出力供給を遮断する電圧制限回路(30)を備えた光源点灯用回路において、前記点灯回路(20)は、前記整流回路(10)の出力側から順方向に接続された定電流ダイオード(D5)と、前記定電流ダイオード(D5)に直列接続されるとともに互いに並列接続されてなるコンデンサ(C)及び光源(D6,D7)を有し、前記電圧制限回路(30)により前記点灯回路(20)への出力供給が遮断されると、前記コンデンサ(C)からの出力供給により前記光源(D6,D7)を点灯させることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記電圧制限回路(30)により前記点灯回路(20)への出力供給が遮断されると、再び出力供給が開始されるまでの間、連続して前記コンデンサ(C)からの出力供給により前記光源(D6,D7)を点灯させることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記光源(D6,D7)は、発光ダイオードであることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一つに記載の発明において、前記光源(D6,D7)は、複数の光源(D6,D7)が直列接続されることにより構成されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の常夜灯又は表示灯は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の光源点灯用回路を用いたものである。
なお、括弧内の記号は、発明を実施するための最良の形態および図面に記載された対応要素または対応事項を示す。
請求項1に記載の発明によれば、電圧制限回路により、整流回路の出力電圧が所定の設定値を超えていない間は点灯回路への出力供給を行い、整流回路の出力電圧が所定の設定値を超えている間は点灯回路への出力供給を遮断するので、トランスを用いて交流電源からの出力電圧を降圧する必要がないため、回路を小型軽量化することができる。
また、光源を点灯させる点灯回路において、整流回路の出力側から順方向に定電流ダイオードが接続されているので、電圧が変動しても光源に流れる電流を一定量とすることができる。
また、光源を点灯させる点灯回路において、コンデンサと光源が並列接続されており、電圧制限回路により点灯回路への出力供給が遮断されると、コンデンサからの出力供給により光源を点灯させて、光源の点灯時間を増加させることができる。従って、交流電源の電圧が変動しても光源の明るさが大幅に変化することのないようにすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、電圧制限回路により点灯回路への出力供給が遮断されてから、再び出力供給が開始されるまでの間、コンデンサが連続して出力供給を行い光源を点灯させるので、光源は常に点灯し明るさを大きくすることができる。
また、コンデンサと光源は並列接続されており、コンデンサに蓄えられた電力はロスなく光源に与えられるので、電力効率が高い。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用効果に加えて、光源として発光ダイオードを用いるので、消費電力を抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一つに記載の発明の作用効果に加えて、複数の光源を直列接続させているので、必要な明るさに応じて簡単に光源を変更することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、常夜灯又は表示灯の光源点灯用回路として、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の光源点灯用回路を用いるので、比較的小型である常夜灯の回路として用いたり、表示灯を小型軽量化することができる。
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る光源点灯用回路について説明する。図1は、本実施形態に係る光源点灯用回路の回路構成図であり、図2は、本実施形態に係る光源点灯用回路のブロック図である。
図2のブロック図に示すように、本実施形態に係る光源点灯用回路は、整流回路10、点灯回路20、及び電圧制限回路30を備えている。整流回路10は、交流電源ACを整流するための回路であり、点灯回路20は、内部に光源を有し整流回路10からの出力によりその光源を点灯させるものである。また、電圧制限回路30は、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えていない間は点灯回路20への出力供給を行い、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えている間は点灯回路20への出力供給を遮断するように制御を行うものである。
以下、図1を参照して、整流回路10、点灯回路20、及び電圧制限回路30の構成について説明する。
整流回路10は、4つのダイオードD1,D2,D3,D4を用いて構成されたブリッジ回路であり、交流電源ACを整流する。
点灯回路20は、整流回路10の出力側から順方向に定電流ダイオードD5が接続されており、さらにコンデンサCと光源D6,D7からなる並列回路が、定電流ダイオードD5に直列接続されている。
なお、定電流ダイオードD5は、点灯回路20を流れる電流を一定値I0に制限し、光源D6,D7や後述するトランジスタQ1の破損を防止するものである。また、本実施形態では、光源として2個の発光ダイオードD6,D7を直列接続して用いている。ただし、発光ダイオードは1個あるいは3個以上でもよく、必要な照度に応じて変更すればよい。また、発光ダイオードに限らず、白熱電球等であってもよい。
電圧制限回路30は、トランジスタQ1,Q2と、抵抗R1〜R6と、ツェナーダイオードZDから構成されている。
トランジスタQ1のコレクタは点灯回路20の出力側に接続され、トランジスタQ1のエミッタは整流回路10の入力側に接続されている。定電流ダイオードD5のアノードとトランジスタQ1のエミッタとの間には、アノード側から順に抵抗R1,R2,R3,R4が直列に接続されている。また、トランジスタQ1のエミッタはツェナーダイオードZDのアノードに接続され、ツェナーダイオードZDのカソードが抵抗R2,R3の分圧点に接続されている。また、トランジスタQ1のベースは抵抗R3,R4の分圧点に接続され、さらにトランジスタQ2のコレクタに接続されている。
一方、トランジスタQ2のコレクタ・エミッタ間には抵抗R4が挿入されている。また、抵抗R1,R2の分圧点とトランジスタQ2のベースの間に抵抗R5が挿入され、トランジスタQ2のベース・エミッタ間に抵抗R6が挿入されている。
電圧制限回路30では、整流回路10からの出力電圧が所定の設定値V0を超えていない間は、トランジスタQ2がオフ、トランジスタQ1がオンとなり、このとき整流回路10から点灯回路20へと出力供給が行われる。この出力供給により、発光ダーオードD6,D7が点灯し、同時にコンデンサCへの充電が行われる。
一方、整流回路10からの出力電圧が所定の設定値V0を超えてしまうと、トランジスタQ2がオンとなり、トランジスタQ1のベース・エミッタ間が短絡されてオフとなり、整流回路10から点灯回路20への出力供給が遮断される。その間は、替わりに、充電されたコンデンサCが放電することによって出力供給が行われ、発光ダイオードD6,D7が点灯する。
そして、再び整流回路10からの出力電圧が所定の設定値V0以下になると、トランジスタQ2がオフとなり、Q1のベース電圧が抵抗R1,R2,R3から即加されオンとなり、整流回路10から点灯回路20への出力供給が再開される。
なお、電圧制限回路30において、ツェナーダイオードZDは、トランジスタQ1のベースに加わる電圧を制限し、トランジスタQ1の破損を防止するものである。また抵抗R4,R6はそれぞれ、トランジスタQ1,Q2の安定化のための抵抗である。
さらに、抵抗R5は、トランジスタQ2へのベース電流を加える抵抗であり、抵抗Rの大きさを変更することで、電圧制限回路による制御における設定値V0の値を変更することができる。例えば、抵抗R5を大きくすれば設定値V0は大きくなり、抵抗R5を小さくすれば設定値V0は小さくなる。
次に図3及び図4を参照して、本実施形態に係る光源点灯用回路における、光源(発光ダイオードD6,D7)への出力供給について説明する。
図4は、従来例で説明したのと同様に、整流回路10から光源への出力供給を示すグラフである。図4には、交流電源ACの出力電圧がV1の場合と、V2の場合の二つの波形を示してある。また、V0は、整流回路10から光源への出力供給を制限する閾値となる設定値である。また、グラフ中の斜線を引いた部分が、整流回路10から光源に出力供給が行われる部分である。
図4に示すように、交流電源ACの出力電圧がV1の場合、整流回路からの出力の立ち上がり時にはその出力が設定値V0に達するまでの間出力供給が行われる(t1)。また、整流回路からの出力の立ち下がり時にはその出力が設定値V0以下になると出力供給が行われる(t1´)。一方、交流電源ACの出力電圧がV2の場合、整流回路からの出力は、常に設定値V0よりも低いため、ほぼ全時間に亘って、光源に出力供給が行われる(t2)。
なお、整流回路からの出力が低下して0となり再び上昇するまでの間は、電圧低下により瞬間的に光源への出力供給が行われない時間が生じている。
図3は、図4に示すような出力供給が行われた場合の、発光ダイオードD6,D7を流れる電流の大きさを示すグラフである。このうち図3(a),図3(b)は、交流電源ACの出力電圧がV1の場合における電流を示している。図3(a)と図3(b)では点灯回路20に用いるコンデンサCの容量が異なる。また、図3(c)は、交流電源ACの出力電圧がV2の場合における電流を示している。
図3(a)に示すように、交流電源ACの出力電圧がV1の場合、まず整流回路10からの出力供給によりt1の間電流が流れ、発光ダイオードD6,D7が点灯する。このとき、コンデンサCにも充電が行われる。
次に、整流回路10からの出力電圧が設定値V0を超えると、整流回路10から点灯回路20への出力供給が遮断される。すると、コンデンサCが放電を開始し、発光ダイオードD6,D7は点灯し続け、コンデンサCに蓄えられた電力量が減少するにつれて暗くなり、やがて消灯する。これが図3(a)の放電時間tcで示した部分である。
次に、整流回路10からの出力電圧が所定の設定値V0以下になると、整流回路10から点灯回路20への出力供給が再開され、t1´の間電流が流れ、発光ダイオードD6,D7が点灯する。このとき、コンデンサCにも充電が行われる。
そして、整流回路10からの出力が低下して0となり再び上昇するまでの間、瞬間的に発光ダイオードD6,D7への出力供給が行われない時間が生じるが、この間もコンデンサCが放電を行い、発光ダイオードD6,D7は点灯し続ける。これが図3(a)の放電時間tc´で示した部分である。
以上を繰り返すことにより、整流回路10からの出力供給が遮断された間、コンデンサCが放電することにより、発光ダイオードD6,D7の点灯時間を延長することができる。
図3(b)は、図3(a)と同様に、交流電源ACの出力電圧がV1の場合を示したものであるが、図3(a)の場合と比較して、点灯回路20のコンデンサCの容量を大きくした場合を示したものである。
図3(b)に示す場合、コンデンサCの容量が大きいので、より多く充電することができる。従って、放電時間tcが長くなり、整流回路10から点灯回路20への出力供給が再開されるまで、連続してコンデンサCからの放電により発光ダイオードD6,D7への出力供給を行うことができる。
図3(c)は、交流電源ACの出力電圧がV2の場合を示したものである。出力電圧がV2の場合には、整流回路10からの出力は、常に設定値V0よりも低いため、ほぼ全時間に亘って、発光ダイオードD6,D7に出力供給が行われる(t2)。しかし、整流回路10からの出力が低下して0となり再び上昇するまでの間は、電圧低下により瞬間的に発光ダイオードD6,D7への出力供給が行われない時間が生じる。
この間は、上記で説明したのと同様に、コンデンサCからの放電により発光ダイオードD6,D7への出力供給が行われる。これが図3(c)の放電時間tc´で示した部分である。その結果、発光ダイオードD6,D7は常に点灯する。
本実施形態に係る光源点灯用回路によれば、電圧制限回路30により、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えていない間は点灯回路20への出力供給を行い、整流回路10の出力電圧が所定の設定値V0を超えている間は点灯回路20への出力供給を遮断するので、トランスを用いて交流電源ACからの出力電圧を降圧する必要がないため、回路を小型軽量化することができる。
また、発光ダイオードD6,D7を点灯させる点灯回路20において、整流回路10の出力側から順方向に定電流ダイオードD5が接続されているので、電圧が変動しても発光ダイオードD6,D7に流れる電流を一定量とすることができる。
また、発光ダイオードD6,D7を点灯させる点灯回路20において、コンデンサCと発光ダイオードD6,D7が並列接続されており、電圧制限回路30により点灯回路20への出力供給が遮断されると、コンデンサCからの出力供給により発光ダイオードD6,D7を点灯させて、発光ダイオードD6,D7の点灯時間を増加させることができる。
特に、コンデンサCの容量を大きくすれば、図3(b)に示すように、電圧制限回路30により点灯回路20への出力供給が遮断されてから、再び出力供給が開始されるまでの間、コンデンサCが連続して出力供給を行い発光ダイオードD6,D7を点灯させるので、発光ダイオードD6,D7を常に点灯させることができる。
従って、交流電源ACの出力電圧がV1とV2のように変動しても、図3(b)と図3(c)に示すように、電流が流れる時間がほぼ同じになり、発光ダイオードD6,D7の明るさを大幅に変化することのないようにすることができる。その結果、広範囲の電圧の交流電源に使用することが可能で、2種類の電圧に限定されるというようなことはない。
また、コンデンサCと発光ダイオードD6,D7は並列接続されており、コンデンサCに蓄えられた電力はロスなく発光ダイオードD6,D7に与えられるので、電力効率が高い。コンデンサCと発光ダイオードD6,D7からなる並列回路上に、抵抗等が存在しない構成としているためである。
また、光源として発光ダイオードD6,D7を用いるので、消費電力を抑制することができる。
また、直列接続させる発光ダイオードの数を増減させることで、必要な明るさに応じて簡単に光源を変更することができる。発光ダイオードの数を増減する場合には、同時に電圧制限回路30の抵抗R5の値を変更するだけで、整流回路10からの出力供給の閾値となる設定値V0を調整することが可能である。
また、本実施形態に係る光源点灯用回路は、構成が簡単で部品点数が少ない。また使用するコンデンサCは、50〜60Hz周波の1Hz以内の放電に対応できればよいので小容量のものでよい。従って、比較的小型である常夜灯の回路として用いることができる。また、従来トランス等を用いて大型化せざるを得なかった表示灯も、小型軽量化することができる。
本発明の実施形態に係る光源点灯用回路の回路構成図である。 本発明の実施形態に係る光源点灯用回路のブロック図である。 本実施形態に係る、光源を流れる電流の大きさを示すグラフである。 整流回路から光源への出力供給を示すグラフである。 従来例に係る、光源を流れる電流の大きさを示すグラフである。
符号の説明
10 整流回路
20 点灯回路
30 電圧制限回路
AC 交流電源
D1,D2,D3,D4 ダイオード
D5 定電流ダイオード
D6,D7 発光ダイオード
ZD ツェナーダイオード
Q1,Q2 トランジスタ
R1,R2,R3,R4,R5,R6 抵抗

Claims (5)

  1. 交流電源を整流するための整流回路と、前記整流回路の出力により光源を点灯させる点灯回路と、前記整流回路の出力電圧が所定の設定値を超えていない間は前記点灯回路への出力供給を行い、前記整流回路の出力電圧が前記所定の設定値を超えている間は前記点灯回路への出力供給を遮断する電圧制限回路を備えた光源点灯用回路において、
    前記点灯回路は、前記整流回路の出力側から順方向に接続された定電流ダイオードと、前記定電流ダイオードに直列接続されるとともに互いに並列接続されてなるコンデンサ及び光源を有し、
    前記電圧制限回路により前記点灯回路への出力供給が遮断されると、前記コンデンサからの出力供給により前記光源を点灯させることを特徴とする光源点灯用回路。
  2. 前記電圧制限回路により前記点灯回路への出力供給が遮断されると、再び出力供給が開始されるまでの間、連続して前記コンデンサからの出力供給により前記光源を点灯させることを特徴とする請求項1に記載の光源点灯用回路。
  3. 前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源点灯用回路。
  4. 前記光源は、複数の光源が直列接続されることにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一つに記載の光源点灯用回路。
  5. 請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯。
JP2005179353A 2005-06-20 2005-06-20 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯 Pending JP2006351473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005179353A JP2006351473A (ja) 2005-06-20 2005-06-20 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005179353A JP2006351473A (ja) 2005-06-20 2005-06-20 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006351473A true JP2006351473A (ja) 2006-12-28

Family

ID=37647089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005179353A Pending JP2006351473A (ja) 2005-06-20 2005-06-20 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006351473A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062160A1 (en) * 2008-11-03 2010-06-03 Gt Biomescilt Light Limited Ac to dc led illumination devices, systems and methods
JP2012064190A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Analog Integrations Corp 受動素子の消費仕事量を安定化させる方法
CN102419611A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 沛亨半导体股份有限公司 稳定被动元件的功耗的方法
JP2013058670A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Citizen Holdings Co Ltd Led駆動回路
CN103298194A (zh) * 2012-03-05 2013-09-11 崧虹科技股份有限公司 照明装置
US8901835B2 (en) 2010-09-15 2014-12-02 Analog Integrations Corporation LED lighting systems, LED controllers and LED control methods for a string of LEDS
US9018846B2 (en) 2011-08-12 2015-04-28 Gt Biomescilt Light Limited AC to DC LED illumination devices, systems and methods

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062160A1 (en) * 2008-11-03 2010-06-03 Gt Biomescilt Light Limited Ac to dc led illumination devices, systems and methods
US8035307B2 (en) 2008-11-03 2011-10-11 Gt Biomescilt Light Limited AC to DC LED illumination devices, systems and methods
JP2012064190A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Analog Integrations Corp 受動素子の消費仕事量を安定化させる方法
US8664930B2 (en) 2010-09-15 2014-03-04 Analog Integrations Corporation Method of stabilizing work consumption of passive element
US8901835B2 (en) 2010-09-15 2014-12-02 Analog Integrations Corporation LED lighting systems, LED controllers and LED control methods for a string of LEDS
CN102419611A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 沛亨半导体股份有限公司 稳定被动元件的功耗的方法
US9018846B2 (en) 2011-08-12 2015-04-28 Gt Biomescilt Light Limited AC to DC LED illumination devices, systems and methods
JP2013058670A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Citizen Holdings Co Ltd Led駆動回路
CN103298194A (zh) * 2012-03-05 2013-09-11 崧虹科技股份有限公司 照明装置
JP2013187188A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 ▲ソン▼虹科技股▲ふん▼有限公司 遅延消灯効果を具えた照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9398672B2 (en) Lighting device and illumination apparatus
WO2013011924A1 (ja) Led照明装置
JP5783838B2 (ja) 発光体駆動装置及びこれを用いた照明機器
JP2014026954A (ja) 光源を駆動する回路および方法
JP5828104B2 (ja) Led点灯装置及びそれを用いた照明器具
JP2007123252A (ja) Led照明装置
US9538591B2 (en) Lighting apparatus
JP2006351473A (ja) 光源点灯用回路、及び光源点灯用回路を用いた常夜灯又は表示灯
EP2499421B1 (en) High efficiency led lighting
JP2013105729A (ja) Led点灯装置
KR20160060350A (ko) 조명 장치
US9730287B2 (en) Lighting apparatus and dimming regulation circuit thereof
JP5619558B2 (ja) Led駆動回路
US20140191673A1 (en) LED DRIVING CIRCUIT HAVING Vcc STABILIZATION CIRCUIT
KR102352631B1 (ko) 발광 다이오드 조명 장치의 제어 회로 및 제어 방법
JP5322849B2 (ja) 発光ダイオードの駆動回路、それを用いた発光装置および照明装置
JP5473377B2 (ja) 発光素子の制御回路
JP6353992B1 (ja) グロー低減が改善されたled光源
JP2009016493A (ja) Led発光装置
JP2009016460A (ja) 駆動装置及び照明装置
JP5739834B2 (ja) Led照明装置及び二端子電流コントローラ
KR101597773B1 (ko) Led 조명기구의 절전 장치
JP4506593B2 (ja) 照明装置
US10912169B2 (en) LED lighting apparatus
KR20170009455A (ko) 조명 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061227