JP6350948B2 - 点灯装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、点灯装置およびそれを用いた照明器具に関し、より詳細には、光源を点灯させる点灯装置およびそれを用いた照明器具に関する。
従来、LEDを作動させるスイッチング装置が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載されたスイッチング装置は、一対の入力端子と、一対の出力端子と、SEPIC(Single Ended Primary Inductance Converter)とを備えている。なお、特許文献1には、SEPICを構成する1つの電子部品として、コンデンサ(バッファキャパシタ)が記載されている。
バッファキャパシタは、一対の出力端子間に接続されている。
特許文献1に記載されたスイッチング装置では、一対の入力端子に、供給電源が電気的に接続される。また、特許文献1に記載されたスイッチング装置では、一対の出力端子に、LEDが電気的に接続される。なお、特許文献1には、供給電源が交流電源である旨が記載されている。
特表2004−536434号公報
ところで、特許文献1に記載されたスイッチング装置では、供給電源がオン状態からオフ状態になったとき、バッファキャパシタに蓄積された電荷によって、LEDから光を放射し続ける可能性がある。
また、特許文献1に記載されたスイッチング装置では、供給電源がオン状態のときに、一対の出力端子に電気的に接続されたLEDが取り外された場合、LEDが取り外されたことを精度良く検出することが難しい。
本発明の目的は、交流電源がオン状態からオフ状態になったときに点灯対象の光源から光を放射し続けるのを抑制し、かつ、交流電源がオン状態のときに一対の出力端子に電気的に接続された光源が取り外されたことを精度良く検出可能な点灯装置およびそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の点灯装置は、一対の入力端子と、一対の出力端子と、交流電流を全波整流する整流回路と、前記整流回路からの脈流電流を直流電流に変換して、前記直流電流を前記一対の出力端子へ出力する変換回路とを備えている。また、本発明の点灯装置は、前記一対の出力端子間の電圧を検出して前記電圧に比例する検出電圧を出力する検出回路と、前記電圧を制限可能な制限回路と、放電回路と、前記変換回路および前記放電回路を制御する制御回路とを備えている。前記一対の入力端子は、前記整流回路の一対の入力端と電気的に接続されている。前記整流回路の一対の出力端は、前記変換回路の一対の入力端と電気的に接続されている。前記変換回路は、SEPICである。前記変換回路は、前記変換回路の一対の入力端間に接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサの両端間に接続された第1インダクタおよび第1スイッチング素子の直列回路とを備えている。また、前記変換回路は、前記第1スイッチング素子における第1主端子と第2主端子との間に接続された第2コンデンサおよび第2インダクタの直列回路と、前記第2インダクタの両端間に接続されたダイオードおよび第3コンデンサの直列回路とを備えている。前記第3コンデンサは、前記変換回路の一対の出力端間に接続されている。前記第3コンデンサの高電位側の端子は、前記一対の出力端子のうち一方の出力端子と電気的に接続されている。前記第3コンデンサの低電位側の端子は、前記放電回路を介して、前記一対の出力端子のうち他方の出力端子と電気的に接続されている。前記制限回路は、第1抵抗と第2抵抗との直列回路からなる。前記制限回路は、前記第3コンデンサと並列に接続されている。前記第1抵抗は、前記一対の出力端子間に電気的に接続されている。前記第2抵抗は、前記放電回路と並列に接続されている。前記放電回路は、第2スイッチング素子と第3抵抗との直列回路からなる。前記放電回路は、前記第3コンデンサに蓄積された電荷を放電可能に構成されている。前記制御回路は、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のオンオフを各別に制御するように構成されている。前記制御回路は、前記検出回路からの前記検出電圧が閾値電圧以上になった時から所定期間が経過するまでの間、前記第1スイッチング素子のオンオフを制御するのを停止する。また、前記制御回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧以上になった時から前記所定期間が経過するまでの間、前記第3コンデンサに蓄積された電荷が前記放電回路により放電されるように前記第2スイッチング素子をオン状態に制御する。前記制御回路は、前記所定期間が経過したときに、前記第1スイッチング素子のオンオフを、再び、制御するように構成されている。前記制御回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧以上となる回数が所定の回数以上のときに、前記第1スイッチング素子のオンオフを制御するのを停止するように構成されている。また、前記制御回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧以上となる回数が前記所定の回数以上のときに、前記第2スイッチング素子をオフ状態に制御するように構成されている。前記制限回路は、前記整流回路に前記交流電流が入力されなくなったときに、前記制御回路により前記第2スイッチング素子がオフ状態に制御されることで、前記電圧を点灯対象の光源の点灯電圧未満に制限するように構成されている。
本発明の照明器具は、前記点灯装置と、前記点灯装置により点灯可能な前記光源とを備えている。
本発明の点灯装置においては、交流電源がオン状態からオフ状態になったときに、点灯対象の光源から光を放射し続けるのを抑制することが可能となる。また、本発明の点灯装置においては、交流電源がオン状態のときに、一対の出力端子に電気的に接続された光源が取り外されたことを精度良く検出することが可能となる。
本発明の照明器具においては、交流電源がオン状態からオフ状態になったときに点灯対象の光源から光を放射し続けるのを抑制し、かつ、交流電源がオン状態のときに一対の出力端子に電気的に接続された光源が取り外されたことを精度良く検出可能な点灯装置を備えた照明器具を提供することができる。
一実施形態の点灯装置を備えた照明器具の回路ブロック図である。 一実施形態の点灯装置の動作を示すタイミングチャートである。 一実施形態の点灯装置の他の動作を示すタイミングチャートである。 一実施形態の点灯装置を備えた照明器具の施工状態において、一部破断された概略斜視図である。
以下では、一実施形態の点灯装置10について、図1〜図3を参照しながら説明する。
点灯装置10は、光源20を点灯させるように構成されている。
光源20は、例えば、複数(図1では、4つ)の固体発光素子21を備えている。複数の固体発光素子21の各々は、例えば、LEDである。複数の固体発光素子21の電気的な接続関係は、例えば、直列接続である。複数の固体発光素子21それぞれの発光色は、例えば、白色である。
光源20では、複数の固体発光素子21それぞれの発光色を白色としているが、この色に特に限定しない。また、光源20では、複数の固体発光素子21の電気的な接続関係を、直列接続としているが、この接続に限らず、例えば、並列接続であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続であってもよい。また、光源20では、固体発光素子21として、LEDを用いているが、これに限らず、例えば、半導体レーザ素子、有機エレクトロルミネッセンス素子等を用いてもよい。また、光源20では、固体発光素子21の数を複数としているが、1つであってもよい。
点灯装置10は、一対の入力端子1A,1Bと、一対の出力端子2A,2Bと、整流回路3と、変換回路4と、検出回路12と、制限回路9と、放電回路13を具備する定電流回路5と、制御回路6とを備えている。
一対の入力端子1A,1B間には、交流電源50が電気的に接続される。交流電源50は、例えば、商用電源である。なお、点灯装置10は、交流電源50を構成要素として含まない。
一対の出力端子2A,2B間には、光源20が電気的に接続される。なお、点灯装置10は、光源20を構成要素として含まない。
整流回路3は、例えば、交流電源50からの交流電流を全波整流するように構成されている。整流回路3は、例えば、ダイオードブリッジである。整流回路3の一対の入力端は、一対の入力端子1A,1Bと電気的に接続されている。整流回路3の一対の出力端は、変換回路4の一対の入力端と電気的に接続されている。
変換回路4は、整流回路3からの脈流電流を直流電流に変換するように構成されている。また、変換回路4は、上記直流電流を一対の出力端子2A,2Bへ出力するように構成されている。変換回路4は、SEPICである。
変換回路4は、例えば、コンデンサ(第1コンデンサ)C1と、インダクタ(第1インダクタ)L1およびスイッチング素子(第1スイッチング素子)Q1の直列回路とを備えている。また、変換回路4は、コンデンサ(第2コンデンサ)C2およびインダクタ(第2インダクタ)L2の直列回路と、ダイオードD1およびコンデンサ(第3コンデンサ)C3の直列回路と、2つの抵抗R1,R2とを備えている。
スイッチング素子Q1は、第1主端子、第2主端子および制御端子を備えている。スイッチング素子Q1は、例えば、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETである。スイッチング素子Q1では、第1主端子がドレイン端子であり、第2主端子がソース端子であり、制御端子がゲート端子である。
コンデンサC1は、変換回路4の一対の入力端間に接続されている。
インダクタL1およびスイッチング素子Q1の直列回路は、コンデンサC1の両端間に電気的に接続されている。
コンデンサC2およびインダクタL2の直列回路は、スイッチング素子Q1におけるドレイン端子とソース端子との間に、電気的に接続されている。スイッチング素子Q1のゲート端子は、抵抗R1を介して制御回路6と電気的に接続されている。また、スイッチング素子Q1のゲート端子は、抵抗R2を介して、スイッチング素子Q1のソース端子と電気的に接続されている。
ダイオードD1およびコンデンサC3の直列回路は、インダクタL2の両端間に電気的に接続されている。ダイオードD1のアノードは、インダクタL2と電気的に接続されている。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC3と電気的に接続されている。
コンデンサC3は、変換回路4の一対の出力端間に接続されている。コンデンサC3の高電位側の端子は、出力端子2Aと電気的に接続されている。コンデンサC3の低電位側の端子は、定電流回路5の放電回路13を介して出力端子2Bと電気的に接続されている。
検出回路12は、一対の出力端子2A,2B間の電圧(以下、「出力電圧」)Voutを検出して、出力電圧Voutに比例する検出電圧V1を出力するように構成されている。検出回路12は、例えば、抵抗分圧回路である。
制限回路9は、出力電圧Voutを制限可能に構成されている。制限回路9は、抵抗(第1抵抗)R9と抵抗(第2抵抗)R10との直列回路である。制限回路9は、コンデンサC3と並列に接続されている。具体的に説明すると、抵抗R9の第1端は、コンデンサC3の高電位側の端子と電気的に接続されている。抵抗R9の第2端は、抵抗R10の第1端と電気的に接続されている。抵抗R10の第2端は、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。
抵抗R9は、一対の出力端子2A,2B間に電気的に接続されている。抵抗R10は、放電回路13と並列に接続されている。
定電流回路5は、変換回路4から出力された直流電流を、光源20に適した電流に定電流化するように構成されている。なお、光源20に適した電流とは、例えば、光源20から放射された光を見た人が、この光のちらつきを感じない程度に定電流化された電流を意味する。定電流回路5の詳細については、後述する。
制御回路6は、変換回路4および定電流回路5を制御するように構成されている。制御回路6は、例えば、制御部7と、3つの抵抗R3〜R5と、コンデンサC4と、ダイオードD2とを備えている。制御部7は、例えば、マイクロコンピュータである。
制御部7は、電源回路と電気的に接続されている。上記電源回路は、直流電圧Vdを出力するように構成されている。上記電源回路は、例えば、インダクタL1からなる一次巻線と磁気的に結合する二次巻線を備え、この二次巻線に発生する誘起電圧から直流電圧Vdを生成するように構成されていればよい。
制御部7は、抵抗R1を介して、スイッチング素子Q1のゲート端子と電気的に接続されている。また、制御部7は、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。
制御部7は、抵抗R3の第1端と電気的に接続されている。抵抗R3の第2端は、コンデンサC4の第1端と電気的に接続されている。コンデンサC4の第2端は、制御部7と電気的に接続されている。また、抵抗R3の第2端は、抵抗R4の第1端と電気的に接続されている。抵抗R4の第2端は、コンデンサC4の第2端と電気的に接続されている。抵抗R4の第1端は、定電流回路5と電気的に接続されている。なお、制御回路6では、2つの抵抗R3,R4とコンデンサC4とで平滑回路を構成している。
また、制御部7は、ダイオードD2を介して定電流回路5と電気的に接続されている。ダイオードD2のアノードは、制御部7と電気的に接続されている。ダイオードD2のカソードは、定電流回路5と電気的に接続されている。
制御部7は、抵抗R5を介して定電流回路5と電気的に接続されている。
なお、制御回路6は、制御部7、3つの抵抗R3〜R5、コンデンサC4およびダイオードD2を備えた構成であるが、この構成を特に限定しない。また、制御回路6は、制御部7としてマイクロコンピュータを用いているが、これに限らず、例えば、制御用IC等を用いてもよい。
定電流回路5は、放電回路13と、2つの抵抗R6,R7と、3つのコンデンサC5〜C7と、集積回路8とを備えている。
放電回路13は、コンデンサC3に蓄積された電荷を放電可能に構成されている。放電回路13は、変換回路4から出力された直流電流の大きさを可変とする可変部11と抵抗(第3抵抗)R8との直列回路である。可変部11は、例えば、エンハンスメント型のnチャネルMOSFET(第2スイッチング素子)である。
集積回路8は、第1接続ピン、第2接続ピン、第3接続ピン、第4接続ピン、第5接続ピン、第6接続ピン、第7接続ピンおよび第8接続ピンを備えている。集積回路8は、例えば、新日本無線株式会社製のオペアンプ(品番:NJM2904M)である。集積回路8は、第1オペアンプと、第2オペアンプとを備えている。集積回路8では、第1接続ピンが第1オペアンプの出力端子であり、第2接続ピンが第1オペアンプの反転入力端子であり、第3接続ピンが第1オペアンプの非反転入力端子であり、第4接続ピンが負極の電源端子である。また、集積回路8では、第5接続ピンが第2オペアンプの非反転入力端子であり、第6接続ピンが第2オペアンプの反転入力端子であり、第7接続ピンが第2オペアンプの出力端子であり、第8接続ピンが正極の電源端子である。なお、集積回路8では、第2オペアンプを使用していない。また、図1中では、第2オペアンプの図示を省略している。また、図1中の集積回路8の図記号は、新日本無線株式会社製のオペアンプ(品番:NJM2904M)を表している。
集積回路8の第1接続ピンは、可変部11として用いたnチャネルMOSFETのゲート端子と電気的に接続されている。また、集積回路8の第1接続ピンは、抵抗R6を介して、集積回路8の第2接続ピンと電気的に接続されている。なお、定電流回路5では、第1オペアンプと抵抗R6とでエラーアンプを構成している。また、以下では、説明の便宜上、可変部11として用いたnチャネルMOSFETを、単に「MOSFET」と称する。
集積回路8の第2接続ピンは、抵抗R7を介して、MOSFETのソース端子と電気的に接続されている。また、集積回路8の第2接続ピンは、コンデンサC5を介して、変換回路4におけるコンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。なお、定電流回路5では、抵抗R7とコンデンサC5とでフィルタ回路を構成している。
集積回路8の第3接続ピンは、制御回路6における抵抗R4の第1端と電気的に接続されている。
集積回路8の第4接続ピンおよび第5接続ピンの各々は、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。
集積回路8の第6接続ピンは、集積回路8の第7接続ピンと電気的に接続されている。
集積回路8の第8接続ピンは、上記電源回路と電気的に接続されている。また、集積回路8の第8接続ピンは、コンデンサC6を介して、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。
MOSFETのドレイン端子は、出力端子2Bと電気的に接続されている。また、MOSFETのドレイン端子は、コンデンサC7を介して、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。さらに、MOSFETのドレイン端子は、制御回路6における抵抗R5を介して、制御部7と電気的に接続されている。MOSFETのソース端子は、抵抗R8を介して、コンデンサC3の低電位側の端子と電気的に接続されている。
なお、定電流回路5は、放電回路13と、2つの抵抗R6,R7と、3つのコンデンサC5〜C7と、集積回路8とを備えた構成であるが、この構成に限らない。定電流回路5は、例えば、放電回路13と同様の放電回路と、2つの抵抗R6,R7と、3つのコンデンサC5〜C7と、集積回路8とを備えた構成であってもよい。この場合、放電回路13は、点灯装置10において定電流回路5とは別体に設けられる。すなわち、点灯装置10では、放電回路13を、定電流回路5の上記放電回路として兼用してある。これにより、点灯装置10では、放電回路13が定電流回路5とは別体に設けられた場合に比べて、点灯装置10の小型化を図ることが可能となる。
制御回路6は、スイッチング素子Q1のオンオフを制御するように構成されている。言い換えれば、制御回路6は、スイッチング素子Q1へ制御信号(以下、「第1制御信号」)S1を出力するように構成されている。具体的に説明すると、制御部7は、スイッチング素子Q1へ第1制御信号S1を出力するように構成されている。第1制御信号S1は、スイッチング素子Q1のオンオフを制御する信号である。第1制御信号S1は、例えば、PWM信号である。
変換回路4は、制御回路6によりスイッチング素子Q1のオンオフが制御されることで、上記直流電流を出力するように構成されている。
以下では、変換回路4の動作について説明する。
変換回路4では、スイッチング素子Q1がオフ状態からオン状態になると、コンデンサC1の高電位側の端子、インダクタL1、スイッチング素子Q1、コンデンサC1の低電位側の端子の経路で電流が流れる。また、変換回路4では、スイッチング素子Q1がオフ状態からオン状態になると、コンデンサC2の高電位側の端子、スイッチング素子Q1、インダクタL2、コンデンサC2の低電位側の端子の経路で電流が流れる。よって、変換回路4では、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、インダクタL1とインダクタL2とに磁気エネルギーが蓄積される。
変換回路4では、スイッチング素子Q1がオン状態からオフ状態になると、インダクタL1に逆起電力が発生するので、インダクタL1の第1端、コンデンサC2、ダイオードD1、コンデンサC3、コンデンサC1、インダクタL1の第2端の経路で電流が流れる。また、変換回路4では、スイッチング素子Q1がオン状態からオフ状態になると、インダクタL2に逆起電力が発生するので、インダクタL2の第1端、ダイオードD1、コンデンサC3、インダクタL2の第2端の経路で電流が流れる。これにより、変換回路4では、コンデンサC3の両端電圧V4が所定電圧以上のとき、上記直流電流を出力することが可能となる。
制御回路6は、MOSFETのオンオフを制御するように構成されている。
ところで、変換回路4は、SEPICであるため、上記直流電流に、例えば、交流電源50の1周期に対して2倍の周期のリップル成分が重畳されてしまう。よって、点灯装置10は、定電流回路5を備えている。
制御回路6は、可変部11により上記直流電流の大きさを光源20に適した電流の大きさとするように、可変部11を制御する。具体的に説明すると、制御回路6は、MOSFETを、ゲート−ソース間電圧の変化に応じてドレイン電流が比例して変化する領域(いわゆる、能動領域)で制御する。すなわち、制御回路6は、MOSFETを抵抗成分として機能させるように構成されている。
制御回路6は、定電流回路5における集積回路8の第3接続ピンへ制御信号(以下、「第2制御信号」)を出力するように構成されている。具体的に説明すると、制御部7は、集積回路8の第3接続ピンへ第2制御信号を出力するように構成されている。第2制御信号は、集積回路8における第1オペアンプの非反転入力端子に入力される基準電圧V2を制御する信号である。第2制御信号は、例えば、PWM信号である。
制御回路6における上記平滑回路は、制御部7から出力された第2制御信号の出力電圧を平滑化するように構成されている。また、上記平滑回路は、平滑化した電圧を基準電圧V2として集積回路8の第3接続ピンへ出力するように構成されている。これにより、制御回路6は、第2制御信号のデューティ比を変化させることで、基準電圧V2の電圧値を変更することが可能となる。
以下では、定電流回路5の動作について説明する。
定電流回路5では、MOSFETがオン状態のとき、コンデンサC3の高電位側の端子、出力端子2A、光源20、出力端子2B、MOSFET、抵抗R8、コンデンサC3の低電位側の端子の経路で、電流Iaが流れる。
また、定電流回路5では、抵抗R8に電流Iaが流れると、抵抗R8の両端間に電圧が発生する。そして、定電流回路5では、抵抗R8の両端電圧が、上記フィルタ回路を介して、集積回路8の第2接続ピンに入力される。
集積回路8における第1オペアンプは、反転入力端子に入力された電圧V3と、非反転入力端子に入力された基準電圧V2とが一致するように、可変部11へ出力電圧を出力する。
可変部11は、集積回路8から出力された出力電圧の大きさに基づいて、変換回路4から出力された直流電流の大きさを可変とする。具体的に説明すると、可変部11では、集積回路8から出力された出力電圧の変化に応じて、ゲート−ソース間電圧が変化する。これにより、可変部11では、ゲート−ソース間電圧の変化に応じてドレイン電流が比例して変化するので、変換回路4から出力された直流電流の大きさを変化させることが可能となる。よって、可変部11では、変換回路4から出力された直流電流の大きさを、光源20に適した電流の大きさにすることが可能となる。
点灯装置10では、MOSFETを抵抗成分として機能させるので、可変部11により上記直流電流の大きさを光源20に適した電流の大きさにすることが可能となる。よって、点灯装置10では、変換回路4からの上記直流電流に含まれるリップル成分を低減することが可能となる。これにより、点灯装置10では、例えば、光源20から放射される光のちらつきを抑えることが可能となる。また、点灯装置10では、この点灯装置10により光源20を点灯させた環境下において、例えば、ビデオカメラ等の撮像装置で撮像された映像に、ちらつき(フリッカ)が発生するのを防ぐことが可能となる。
点灯装置10では、変換回路4からの上記直流電流に含まれるリップル成分を小さくするために、コンデンサC3の静電容量を、コンデンサC1およびコンデンサC2の静電容量よりも小さく設定することが望ましい。コンデンサC1の静電容量は、例えば、0.1μFに設定されている。コンデンサC2の静電容量は、例えば、0.1μFに設定されている。コンデンサC3の静電容量は、例えば、530μFに設定されている。
ところで、本願発明者らは、一対の入力端子1A,1Bと、一対の出力端子2A,2Bと、整流回路3と、変換回路4と、制御回路6とを備えた比較例1の点灯装置を考えた。なお、比較例1の点灯装置は、点灯装置10の定電流回路5および制限回路9を備えていない。
本願発明者らは、比較例1の点灯装置において、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されなくなったとき、コンデンサC3に蓄積された電荷を放電するのに比較的長い時間がかかると考えた。これにより、比較例1の点灯装置では、例えば、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されなくなっても、光源20から光を放射し続ける可能性がある。なお、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されなくなったときとは、例えば、交流電源50と入力端子1Aもしくは入力端子1Bとの間に接続された電源スイッチがオフされたときを意味する。また、以下では、説明の便宜上、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されなくなったときを、「交流電源50がオフ状態になったとき」と称する。
点灯装置10は、上述の様に、制限回路9を備えている。
制限回路9は、交流電源50がオフ状態になったときに、制御回路6によりMOSFETがオフ状態に制御されることで、出力電圧Voutを光源20の点灯電圧未満に制限するように構成されている。なお、光源20の点灯電圧とは、光源20を点灯させることができる最小電圧を意味する。また、光源20の点灯電圧は、例えば、固体発光素子21がLEDのとき、複数の固体発光素子21における合計の順電圧(順方向電圧)である。
抵抗R9および抵抗R10それぞれの抵抗値は、交流電源50がオフ状態になったときに、出力電圧Voutが光源20の点灯電圧未満となるように、設定されている。また、制御回路6は、交流電源50がオフ状態になったとき、集積回路8から可変部11へ上記出力電圧が出力するのを停止させるように定電流回路5を制御する。
制御回路6は、交流電源50がオフ状態になったときに、定電流回路5における集積回路8の第2接続ピンへ制御信号(以下、「第3制御信号」)を出力するように構成されている。具体的に説明すると、制御部7は、交流電源50がオフ状態になったときに、集積回路8の第2接続ピンへ第3制御信号を出力するように構成されている。第3制御信号は、集積回路8における第1オペアンプの反転入力端子に入力される電圧V3を制御する信号である。第3制御信号は、例えば、パルス信号である。また、制御部7は、交流電源50がオフ状態になったときに、第3制御信号の信号レベルをローレベルからハイレベルに変更するように構成されている。これにより、点灯装置10では、交流電源50がオフ状態になったとき、集積回路8から可変部11へ上記出力電圧が出力するのを停止させることが可能となる。また、点灯装置10では、交流電源50がオフ状態になったとき、制限回路9によって、出力電圧Voutを光源20の点灯電圧未満にすることが可能となる。言い換えれば、点灯装置10では、交流電源50がオフ状態になったとき、制限回路9によって、光源20に印加される電圧を光源20の点灯電圧未満にすることが可能となる。したがって、点灯装置10では、交流電源50がオフ状態になったときに、光源20から光を放射し続けるのを抑制することが可能となる。なお、制御回路6により交流電源50がオフ状態になったときを検出する方法としては、例えば、制御部7に入力された直流電圧Vdが規定電圧未満になったときを検出すればよい。
比較例1の点灯装置では、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されているときに、一対の出力端子2A,2Bに電気的に接続された光源20が取り外された場合、コンデンサC3の両端電圧V4が上昇するので、出力電圧Voutが増加する。なお、以下では、説明の便宜上、一対の出力端子2A,2Bに電気的に接続された光源20が取り外されることを、単に「光源20が取り外される」と称することもある。
また、比較例1の点灯装置では、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されているときに、光源20が取り外された場合、光源20が取り外されたことを検出することが難しい。なお、以下では、説明の便宜上、整流回路3に交流電源50からの交流電流が入力されているときを、「交流電源50がオン状態のとき」と称する。
本願発明者らは、比較例1の点灯装置において、点灯装置10の検出回路12を備えた比較例2の点灯装置を考えた。
比較例2の点灯装置における制御回路6は、検出回路12からの検出電圧V1が閾値電圧以上のときに、スイッチング素子Q1のオンオフを停止するように構成されている。これにより、比較例2の点灯装置では、交流電源50がオン状態のときに、光源20が取り外された場合、光源20が取り外されたことを検出することが可能となる。また、比較例2の点灯装置では、光源20が取り外されたことを検出したとき、変換回路4の動作を停止させることが可能となり、コンデンサC3の両端電圧V4が上昇するのを抑制することが可能となる。
ところで、比較例2の点灯装置では、例えば、整流回路3に入力される電圧(以下、「入力電圧」)Vinが変化したときに、コンデンサC3の両端電圧V4が上昇する可能性がある。よって、比較例2の点灯装置では、入力電圧Vinが変化したときに、検出電圧V1が閾値電圧以上になると、スイッチング素子Q1のオンオフを停止する。すなわち、比較例2の点灯装置では、入力電圧Vinが変化したときに、光源20が取り外されたと誤検出する可能性がある。なお、入力電圧Vinが変化したときとは、例えば、入力電圧Vinの実効値が100Vから242Vに変化したとき等を意味する。
点灯装置10における制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt(図2参照)以上になった時から所定期間T(図2参照)が経過するまでの間、スイッチング素子Q1のオンオフを制御するのを停止するように構成されている。具体的に説明すると、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、スイッチング素子Q1へ第1制御信号S1を出力するのを停止するように構成されている。所定期間Tは、例えば、2秒に設定されている。
制御回路6は、所定期間Tが経過したときに、スイッチング素子Q1のオンオフを、再び、制御するように構成されている。具体的に説明すると、制御回路6は、所定時間Tが経過したときに、スイッチング素子Q1へ第1制御信号S1を、再び、出力するように構成されている。
また、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が所定の回数(例えば、3回)以上のときに、スイッチング素子Q1のオンオフを制御するのを停止するように構成されている。
また、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、MOSFETをオフ状態に制御するように構成されている。
具体的に説明すると、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、第1オペアンプの反転入力端子に入力される電圧V3が基準電圧V2よりも大きな電圧となるように、定電流回路5を制御する。
より詳細に説明すると、制御部7は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、第2制御信号を上記平滑回路へ出力するのを停止する(図2参照)。また、制御部7は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、第3制御信号の信号レベルをローレベルからハイレベルに変更する(図2参照)。これにより、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、集積回路8における第1オペアンプから可変部11へ出力電圧を出力するのを停止することが可能となる。よって、制御回路6は、MOSFETをオフ状態に制御することが可能となる。したがって、点灯装置10では、入力電圧Vinが変化したときに、光源20が取り外されたと誤検出するのを抑制することが可能となる。言い換えれば、点灯装置10では、交流電源50がオン状態のときに、光源20が取り外されたことを精度良く検出することが可能となる。また、点灯装置10では、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、制御回路6がMOSFETをオフ状態に制御するので、出力電圧Voutが増加するのを抑制することが可能となる。
なお、図2中のIaは、光源20に流れる電流を表している。図2中のS1は、第1制御信号を表している。図2中のV2は、集積回路8における第1オペアンプの非反転入力端子に入力される基準電圧を表している。図2中のV3は、集積回路8における第1オペアンプの反転入力端子に入力される電圧を表している。図2中のV1は、検出回路12からの検出電圧を表している。図2中のt1は、光源20が取り外された時点を表している。図2中のt2,t4,t6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時点を表している。図2中のt3,t5は、所定時間Tが経過した時点を表している。
点灯装置10では、所定期間Tのとき、検出電圧V1が閾値電圧Vt未満となるように、コンデンサC3に蓄積された電荷を放電回路13により放電する。すなわち、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、放電回路13によりコンデンサC3に蓄積された電荷が放電されるようにMOSFETをオン状態に制御する。
具体的に説明すると、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、第1オペアンプの反転入力端子に入力される電圧V3が基準電圧V2よりも小さな電圧となるように、定電流回路5を制御する。より詳細に説明すると、制御部7は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、第2制御信号を上記平滑回路へ出力する(図2参照)。また、制御部7は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、第3制御信号の信号レベルをローレベルに固定する(図2参照)。これにより、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、集積回路8における第1オペアンプから可変部11へ出力電圧を出力することが可能となる。よって、制御回路6は、MOSFETをオン状態に制御することが可能となる。したがって、点灯装置10では、所定期間Tが経過したときに、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となるのを抑制することが可能となる。よって、点灯装置10では、交流電源50がオン状態のときに、光源20が取り外されたことを、より精度良く検出することが可能となる。
制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、MOSFETに流れる電流Iaが、光源20の下限の光出力レベルで光源20を点灯させる電流となるように、MOSFETを上記能動領域で制御することが好ましい。これにより、点灯装置10では、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、光源20を点灯状態に維持することが可能となる。よって、点灯装置10では、所定期間Tが経過したときに、光源20が消灯状態から点灯状態になる場合に比べて、光源20から放射された光の出力が急に変化するのを低減することが可能となる。
また、点灯装置10では、例えば、入力電圧Vinの実効値が100Vから242Vに変更されたときに、コンデンサC3の両端電圧V4が上昇するので、検出電圧V1が増加する(図3参照)。
制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt(図3参照)以上になった時から所定期間T(図3参照)が経過するまでの間、スイッチング素子Q1のオンオフを制御するのを停止する。また、制御回路6は、所定期間Tが経過したときに、スイッチング素子Q1のオンオフを、再び、制御する。これにより、点灯装置10では、入力電圧Vinが変化したとしても、光源20が取り外されたと誤検出するのを抑制することが可能となる。
なお、図3中のVinは、整流回路3に入力される電圧を表している。図3中のIaは、光源20に流れる電流を表している。図3中のS1は、第1制御信号を表している。図3中のV2は、集積回路8における第1オペアンプの非反転入力端子に入力される基準電圧を表している。図3中のV3は、集積回路8における第1オペアンプの反転入力端子に入力される電圧を表している。図3中のV1は、検出回路12からの検出電圧を表している。図3中のt7は、入力電圧Vinが変化した時点を表している。図3中のt8は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時点を表している。図3中のt9は、所定時間Tが経過した時点を表している。
以上説明した点灯装置10は、一対の入力端子1A,1Bと、一対の出力端子2A,2Bと、交流電流を全波整流する整流回路3と、整流回路3からの脈流電流を直流電流に変換して、上記直流電流を一対の出力端子2A,2Bへ出力する変換回路4とを備えている。また、点灯装置10は、一対の出力端子2A,2B間の電圧Voutを検出して電圧Voutに比例する検出電圧V1を出力する検出回路12と、電圧Voutを制限可能な制限回路9とを備えている。さらに、点灯装置10は、放電回路13と、変換回路4および放電回路13を制御する制御回路6とを備えている。一対の入力端子1A,1Bは、整流回路3の一対の入力端と電気的に接続されている。整流回路3の一対の出力端は、変換回路4の一対の入力端と電気的に接続されている。変換回路4は、SEPICである。変換回路4は、変換回路4の一対の入力端間に接続された第1コンデンサC1と、第1コンデンサC1の両端間に接続された第1インダクタL1および第1スイッチング素子Q1の直列回路とを備えている。また、変換回路4は、第1スイッチング素子Q1における第1主端子と第2主端子との間に接続された第2コンデンサC2および第2インダクタL2の直列回路を備えている。さらに、変換回路4は、第2インダクタL2の両端間に接続されたダイオードD1および第3コンデンサC3の直列回路を備えている。第3コンデンサC3は、変換回路4の一対の出力端間に接続されている。第3コンデンサC3の高電位側の端子は、一対の出力端子2A,2Bのうち一方の出力端子2Aと電気的に接続されている。第3コンデンサC3の低電位側の端子は、放電回路13を介して、一対の出力端子2A,2Bのうち他方の出力端子2Bと電気的に接続されている。制限回路9は、第1抵抗R9と第2抵抗R10との直列回路からなる。制限回路9は、第3コンデンサC3と並列に接続されている。第1抵抗R9は、一対の出力端子2A,2B間に電気的に接続されている。第2抵抗R10は、放電回路13と並列に接続されている。放電回路13は、第2スイッチング素子(MOSFET)と第3抵抗R8との直列回路からなる。放電回路13は、第3コンデンサC3に蓄積された電荷を放電可能に構成されている。制御回路6は、第1スイッチング素子Q1および上記第2スイッチング素子のオンオフを各別に制御するように構成されている。制御回路6は、検出回路12からの検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、第1スイッチング素子Q1のオンオフを制御するのを停止する。また、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、放電回路13により第3コンデンサC3に蓄積された電荷が放電されるように上記第2スイッチング素子をオン状態に制御する。制御回路6は、所定期間Tが経過したときに、第1スイッチング素子Q1のオンオフを、再び、制御するように構成されている。制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が所定の回数以上のときに、第1スイッチング素子Q1のオンオフを制御するのを停止するように構成されている。また、制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上となる回数が上記所定の回数以上のときに、上記第2スイッチング素子をオフ状態に制御するように構成されている。制限回路9は、整流回路3に上記交流電流が入力されなくなったときに、制御回路6により上記第2スイッチング素子がオフ状態に制御されることで、電圧Voutを点灯対象の光源20の点灯電圧未満に制限するように構成されている。これにより、点灯装置10では、交流電源50がオン状態からオフ状態になったときに点灯対象の光源20から光を放射し続けるのを抑制し、かつ、交流電源50がオン状態のときに一対の出力端子2A,2Bに電気的に接続された光源20が取り外されたことを精度良く検出することが可能となる。
上記第2スイッチング素子は、トランジスタ構造を有していることが好ましい。制御回路6は、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、上記第2スイッチング素子に流れる電流Iaが、光源20の下限の光出力レベルで光源20を点灯させる電流となるように、上記第2スイッチング素子を能動領域で動作させることが好ましい。これにより、点灯装置10では、検出電圧V1が閾値電圧Vt以上になった時から所定期間Tが経過するまでの間、光源20を点灯状態に維持することが可能となる。よって、点灯装置10では、所定期間Tが経過したときに、光源20が消灯状態から点灯状態になる場合に比べて、光源20から放射された光の出力が急に変化するのを低減することが可能となる。
以下では、点灯装置10を備えた照明器具30について、図4に基づいて説明する。
照明器具30は、例えば、ダウンライトである。照明器具30は、例えば、天井材40に設置されるように構成されている。具体的に説明すると、照明器具30は、例えば、天井材40に形成された孔41に、埋め込み配置されるように構成されている。
照明器具30は、例えば、点灯装置10と、光源20と、接続線31と、器具本体32とを備えている。
光源20は、複数の固体発光素子21から放射された光を反射する反射板33を備えている。
点灯装置10は、接続線31を介して、光源20と電気的に接続されている。
光源20は、器具本体32に取り付けられている。具体的に説明すると、器具本体32は、光源20が取り付けられるように構成されている。
器具本体32は、光源20が取り付けられるように構成されているが、この構成に限らず、点灯装置10と光源20とが取り付けられるように構成されていてもよい。すなわち、照明器具30は、点灯装置10と光源20とが別々に配置された電源別置型の照明器具であるが、これに限らず、点灯装置10と光源20とが器具本体32に取り付けられた電源一体型の照明器具であってもよい。
なお、照明器具30は、ダウンライトに限らず、例えば、シーリングライト、スポットライト等であってもよい。
以上説明した照明器具30は、点灯装置10と、点灯装置10により点灯可能な光源20とを備えている。これにより、照明器具30では、交流電源50がオン状態からオフ状態になったときに光源20から光を放射し続けるのを抑制し、かつ、交流電源50がオン状態のときに一対の出力端子2A,2Bに電気的に接続された光源20が取り外されたことを精度良く検出可能な点灯装置10を備えた照明器具30を提供できる。
1A 入力端子
1B 入力端子
2A 出力端子(一方の出力端子)
2B 出力端子(他方の出力端子)
3 整流回路
4 変換回路
6 制御回路
9 制限回路
10 点灯装置
11 可変部(第2スイッチング素子)
12 検出回路
13 放電回路
20 光源
30 照明器具
C1 コンデンサ(第1コンデンサ)
C2 コンデンサ(第2コンデンサ)
C3 コンデンサ(第3コンデンサ)
D1 ダイオード
L1 インダクタ(第1インダクタ)
L2 インダクタ(第2インダクタ)
Q1 スイッチング素子(第1スイッチング素子)
R8 抵抗(第3抵抗)
R9 抵抗(第1抵抗)
R10 抵抗(第2抵抗)

Claims (3)

  1. 一対の入力端子と、一対の出力端子と、交流電流を全波整流する整流回路と、前記整流回路からの脈流電流を直流電流に変換して、前記直流電流を前記一対の出力端子へ出力する変換回路と、前記一対の出力端子間の電圧を検出して前記電圧に比例する検出電圧を出力する検出回路と、前記電圧を制限可能な制限回路と、放電回路と、前記変換回路および前記放電回路を制御する制御回路とを備え、
    前記一対の入力端子は、前記整流回路の一対の入力端と電気的に接続され、
    前記整流回路の一対の出力端は、前記変換回路の一対の入力端と電気的に接続され、
    前記変換回路は、SEPICであって、前記変換回路の一対の入力端間に接続された第1コンデンサと、前記第1コンデンサの両端間に接続された第1インダクタおよび第1スイッチング素子の直列回路と、前記第1スイッチング素子における第1主端子と第2主端子との間に接続された第2コンデンサおよび第2インダクタの直列回路と、前記第2インダクタの両端間に接続されたダイオードおよび第3コンデンサの直列回路とを備え、
    前記第3コンデンサは、前記変換回路の一対の出力端間に接続され、
    前記第3コンデンサの高電位側の端子は、前記一対の出力端子のうち一方の出力端子と電気的に接続され、前記第3コンデンサの低電位側の端子は、前記放電回路を介して、前記一対の出力端子のうち他方の出力端子と電気的に接続され、
    前記制限回路は、第1抵抗と第2抵抗との直列回路からなり、前記第3コンデンサと並列に接続され、
    前記第1抵抗は、前記一対の出力端子間に電気的に接続され、前記第2抵抗は、前記放電回路と並列に接続され、
    前記放電回路は、第2スイッチング素子と第3抵抗との直列回路からなり、前記第3コンデンサに蓄積された電荷を放電可能に構成され、
    前記制御回路は、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のオンオフを各別に制御するように構成され、
    前記制御回路は、前記検出回路からの前記検出電圧が閾値電圧以上になった時から所定期間が経過するまでの間、前記第1スイッチング素子のオンオフを制御するのを停止し、かつ、前記第3コンデンサに蓄積された電荷が前記放電回路により放電されるように前記第2スイッチング素子をオン状態に制御し、
    前記制御回路は、前記所定期間が経過したときに、前記第1スイッチング素子のオンオフを、再び、制御するように構成され、
    前記制御回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧以上となる回数が所定の回数以上のときに、前記第1スイッチング素子のオンオフを制御するのを停止し、かつ、前記第2スイッチング素子をオフ状態に制御するように構成され、
    前記制限回路は、前記整流回路に前記交流電流が入力されなくなったときに、前記制御回路により前記第2スイッチング素子がオフ状態に制御されることで、前記電圧を点灯対象の光源の点灯電圧未満に制限するように構成されている
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記第2スイッチング素子は、トランジスタ構造を有し、
    前記制御回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧以上になった時から前記所定期間が経過するまでの間、前記第2スイッチング素子に流れる電流が、前記光源の下限の光出力レベルで前記光源を点灯させる電流となるように、前記第2スイッチング素子を能動領域で動作させる
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の点灯装置と、前記点灯装置により点灯可能な前記光源とを備えている
    ことを特徴とする照明器具。
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