JP2016077050A - 充電回路および非常灯点灯装置 - Google Patents

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【課題】充電電流を生成する回路の発熱を抑制する充電回路および非常灯点灯装置を提供する。
【解決手段】非常灯点灯装置10は、全波整流回路12と、充電回路13と、電圧変換回路22と、リレー24と、制御電源回路16と、制御回路18とを備える。充電回路13は、フライバックコンバータ回路14と、電流生成回路20とを備える。フライバックコンバータ回路14は、一次巻線および二次巻線を有するトランスと、二次巻線に並列接続する出力平滑コンデンサとを備える。電流生成回路20は、バッテリ60を充電する充電電流(IBAT)を生成可能であり、バッテリ電圧VBATを検知し、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH以下であるときには約0.07Aの定電流を出力し、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回った場合には約0.13Aの定電流を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電回路および非常灯点灯装置に関する。
従来、例えば、特開2001−218388号公報に開示されているように、バッテリが空あるいは空に近い状態であっても適切に充電を行うことのできる充電装置および非常灯点灯装置が知られている。非常灯点灯装置は、常用時には外部に接続されたバッテリを充電する一方で、非常時にはこのバッテリの電力を用いて非常灯ランプを点灯させる。バッテリが空または空に近い状態では多くの充電電流が必要とされるので、充電回路の電圧が所定値より低下し非常時と誤判定されるおそれがある。この点、上記公報にかかる技術では、充電電流を検出することで誤判定を防止している。
特開2001−218388号公報
ところで、バッテリの充電のために定電流回路を用いることで上述した誤判定の問題を回避する方法がある。定電流回路の電源に用いる電圧は、通常、バッテリの満充電時の電圧よりも高い。バッテリの充電時は、定電流回路に、定電流回路の電源に用いる電圧とバッテリ電圧との間の差分が印加される。バッテリが短絡したときあるいはバッテリが空または空に近い状態のときには、バッテリ電圧が低い。バッテリ電圧が低いときには定電流回路に印加される電圧が高くなり、定電流回路の発熱が増大するという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、充電電流を生成する回路の発熱を抑制することのできる充電回路および非常灯点灯装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる充電回路は、直流電圧を生成する電圧生成回路と、前記直流電圧から電流を生成する電流生成回路と、を備え、前記電流生成回路は、前記電流で充電すべきバッテリの電圧を検知し、前記バッテリの電圧が予め定めた閾電圧以下であるときには第1電流を出力し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記第1電流よりも大きい第2電流を出力する。
本発明にかかる非常灯点灯装置は、交流電力を整流して直流電圧を生成する整流回路と、前記直流電圧を用いてバッテリを充電する充電回路と、前記バッテリの電圧を変換する電圧変換回路と、出力端子と、常用点灯装置と接続するための第1入力端子と、前記電圧変換回路の出力電圧が供給される第2入力端子と、を備え、前記出力端子に対して前記第1入力端子と前記第2入力端子を選択的に接続可能なリレーと、を備え、前記充電回路は、直流電圧を生成する電圧生成回路と、前記直流電圧から電流を生成する電流生成回路と、を備え、前記電流生成回路は、前記電流で充電すべきバッテリの電圧を検知し、前記バッテリの電圧が予め定めた閾電圧以下であるときには第1電流を出力し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記第1電流よりも大きい第2電流を出力する。
本発明によれば、バッテリ電圧が低い時にはバッテリの充電電流を低下させるので、電流生成回路の発熱を低減することができる。
本発明の実施の形態にかかる充電回路および非常灯点灯装置を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる充電回路を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる充電回路におけるバッテリ電圧と消費電力の関係を示すグラフである。 比較例にかかる充電回路におけるバッテリ電圧と消費電力の関係を示すグラフである。
図1は、本発明の実施の形態にかかる充電回路13および非常灯点灯装置10を示す図である。充電回路13は、非常灯点灯装置10の内部に含まれている。図1には、非常灯点灯装置10を含む照明装置3も図示されている。照明装置3は、ランプ8と、点検スイッチ2と、常用点灯装置6と、非常灯点灯装置10と、バッテリ60とを備える。ランプ8は、蛍光灯、ハロゲン、あるいは白熱電球などのランプである。点検スイッチ2は、常用電源(すなわち商用交流電源1)と接続する。常用点灯装置6は、点検スイッチ2と接続している。常用点灯装置6は、商用交流電源1からの電力を変換するコンバータ回路を含み、コンバータ回路でランプ8を点灯させる公知の点灯装置を用いることができる。非常灯点灯装置10は、非常時に常用点灯装置6に代えてランプ8を点灯させる。
非常灯点灯装置10は、全波整流回路12と、充電回路13と、電圧変換回路22と、リレー24と、制御電源回路16と、制御回路18とを備える。全波整流回路12は、交流電力を整流して直流電圧を生成する。充電回路13は、直流電圧を用いてバッテリ60を充電する。電圧変換回路22は、例えばランプが蛍光ランプの場合には、バッテリ60の電圧を変換する絶縁型の昇圧コンバータ回路を含み、非常時にバッテリ60の電圧からランプ8を点灯させるための電力を生成する。リレー24は、出力端子と、常用点灯装置6と接続するための第1入力端子と、電圧変換回路22の出力電圧が供給される第2入力端子とを備えている。リレー24は、出力端子に対して第1入力端子と第2入力端子を選択的に接続可能である。制御電源回路16は、充電回路13から制御用電力を取得するとともに、リレー24を制御する。制御回路18は、バッテリ60の充電中に電圧変換回路22にオフ信号を送り、非常時にこのオフ信号を解除する。
図2は、本発明の実施の形態にかかる充電回路13を示す図である。充電回路13は、フライバックコンバータ回路14と、電流生成回路20とを備える。フライバックコンバータ回路14は、一次巻線T1および二次巻線T2を有するトランスTRと、二次巻線T2に並列接続する出力平滑コンデンサC3とを備える。一次巻線T1には、直流電圧が入力される。二次巻線T2はダイオードD1に接続し、二次巻線T2に発生する脈動電圧が出力平滑コンデンサC3で平滑される。
フライバックコンバータ回路14は、さらに、制御IC50、ダイオードD4、コンデンサC1、C4、C5、抵抗R3、フォトトランジスタPC11およびフォトダイオードPC12からなるフォトカプラ、抵抗R1、R2、および定電圧制御部52を備えている。制御IC50は、MOSFET、およびこのMOSFETをオン/オフ制御する制御回路部を内蔵している。制御IC50の制御回路部は、PFC機能を有する公知の力率改善回路を含む。フォトカプラを介して電圧V1を制御IC50の制御回路部にフィードバックして、一定電圧に制御している。
電流生成回路20は、出力平滑コンデンサC3と接続し、出力平滑コンデンサC3の電圧V1からバッテリ60を充電する充電電流IBATを生成可能である。バッテリ60の電圧値を、以下「バッテリ電圧VBAT」とも称す。
電流生成回路20は、定電流回路202と、可変抵抗回路203とを備えている。定電流回路202は、出力平滑コンデンサC3の電圧V1から電流を生成する。定電流回路202は、トランジスタQ1と、抵抗R10、R11、R12、R13と、シャントレギュレータ201とを含む。トランジスタQ1は、出力平滑コンデンサC3の電圧が印加される第1端子、バッテリ60に供給する電流を出力する第2端子、および第1端子と第2端子との導通を制御する制御端子を備える。本実施形態ではトランジスタQ1がバイポーラトランジスタであり、第1端子がコレクタであり、第2端子がエミッタであり、制御端子がベースである。抵抗R10、R11の直列回路の一端に電圧V1が供給され、抵抗R10、R11の直列回路の他端がトランジスタQ1のベースに接続される。抵抗R13は、トランジスタQ1のコレクタおよびエミッタに対して並列接続されている。抵抗R12には、シャントレギュレータ201のリファレンス電圧Vrefが常に印加されるので定電流動作となる。定電流となるようにトランジスタQ1のコレクタエミッタ間電圧VCEが変化して制御されている。トランジスタQ1、抵抗R13には電圧V1−(VBAT+Vref)が印加される。シャントレギュレータ201のアノードはバッテリ60と抵抗R12の接続点に接続している。シャントレギュレータ201のリファレンス端子はトランジスタQ1のエミッタと抵抗R12の接続点に接続している。このリファレンス端子に、トランジスタQ1のエミッタ電流と抵抗R13に流れる電流に応じた電圧が入力される。シャントレギュレータ201のカソードは抵抗R10と抵抗R11の接続点に接続しており、このカソードの電圧に応じてトランジスタQ1のベース電流が変化する。
可変抵抗回路203は、定電流回路202とバッテリ60との間に設けられ、これらの間の抵抗の値を変更可能である。可変抵抗回路203は、バッテリ電圧VBATが予め定めた閾電圧VTH以下である場合には、定電流回路202とバッテリ60の間の抵抗を第1抵抗値に設定する。可変抵抗回路203は、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回った場合には、定電流回路202とバッテリ60との間の抵抗を第1抵抗値よりも小さい第2抵抗値に設定する。後述するように、第1抵抗値は、抵抗R12の抵抗値である。第2抵抗値は、抵抗R12と抵抗R15とを並列接続したときの抵抗値であり、第1抵抗値よりも小さな値となる。例えば抵抗R12と抵抗R15を同じ抵抗値とした場合には、第2抵抗値は、第1抵抗値の半分の値となる。
前述したようにシャントレギュレータ201のリファレンス端子とバッテリ60との間には、抵抗R12が挿入されている。可変抵抗回路203は、抵抗R15、第2トランジスタQ2、およびMOSFETQ3を備えている。抵抗R12、R15の関係についての説明をわかりやすくするために、以下、便宜上、抵抗R12を「第1抵抗R12」とも称し、抵抗R15を「第2抵抗R15」とも称する。第2抵抗R15は、第1抵抗R12に並列接続されている。第2トランジスタQ2およびMOSFETQ3は、第1抵抗R12と第2抵抗R15との間の接続を切り替える切り替え手段である。具体的には、第2トランジスタQ2およびMOSFETQ3は、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH以下である場合には第1抵抗R12と第2抵抗R15との並列接続を切り離し、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回った場合には第1抵抗R12に第2抵抗R15を並列接続する。
この仕組みをより具体的に説明すると、第2抵抗R15の並列接続を選択的に行うために、可変抵抗回路203はバイポーラトランジスタである第2トランジスタQ2、PチャネルのMOSFETQ3、および抵抗R14、R16、R17を備えている。抵抗R14の一端は、第2抵抗R15とMOSFETQ3のソースとの接続点に接続している。MOSFETQ3のドレインは、第1抵抗R12とバッテリ60との接続点に接続している。抵抗R14の他端は、MOSFETQ3のゲートと第2トランジスタQ2のコレクタとの接続点に接続している。抵抗R17の一端は第1抵抗R12とバッテリ60との接続点に接続し、抵抗R17の他端は抵抗R16の一端と接続し、抵抗R16の他端は基準電位に接続している。第2トランジスタQ2のベースは抵抗R17と抵抗R16の接続点に接続し、第2トランジスタQ2のエミッタは基準電位に接続されている。このような回路構成において、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH以下であるときに第2トランジスタQ2がオフとなり、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回った場合に第2トランジスタQ2がオンとなるように、第2トランジスタQ2および抵抗R16、R17を設計しておく。閾電圧VTHは、予め任意の値に定めることができ、本実施の形態では一例として3.5Vとする。
第2トランジスタQ2がオフのときには、MOSFETQ3もオフとなり、第2抵抗R15の他端が開放状態となる。このとき、第1トランジスタQ1のエミッタとバッテリ60との間には第1抵抗R12のみが介在する。一方、第2トランジスタQ2がオンのときには、MOSFETQ3もオンとなり、第2抵抗R15の他端がバッテリ60に接続される。つまり第1抵抗R12に対して第2抵抗R15が並列に挿入される。これにより、第1トランジスタQ1のエミッタとバッテリ60との間には、第1抵抗R12と第2抵抗R15の並列回路が介在する。第1抵抗R12単独のときよりもこれに第2抵抗R15が並列接続したときのほうが、トランジスタQ1のエミッタとバッテリ60との間の抵抗値が下がるので、より大きな充電電流IBATがバッテリ60に供給される。
以下、充電回路13の動作および回路発熱を抑制する効果を説明する。図3は、充電回路13におけるバッテリ電圧と消費電力の関係を示すグラフである。また、本実施形態の充電回路13の動作を説明するための比較例として、可変抵抗回路203が無い場合について説明する。具体的には、この比較例は、電流生成回路20から可変抵抗回路203を取り除き、第1抵抗R12に対して第2抵抗R15が常時並列接続するようにしたものである。図4は、可変抵抗回路203が無い場合の充電回路におけるバッテリ電圧と消費電力の関係を示すグラフである。
「電圧V1とバッテリ電圧VBATの差」が「シャントレギュレータ201のリファレンス電圧Vrefと第1トランジスタQ1のベースエミッタ電圧Vbeの和」よりも大きいときには、充電電流IBATがバッテリ60に供給される。充電電流IBATのほとんどは第1トランジスタQ1を流れるので、第1トランジスタQ1が発熱する。
図4は、可変抵抗回路203が無い場合の充電回路13における、充電電流IBATと第1トランジスタQ1の消費電力との関係を示すグラフである。ただし、電圧V1=13V、抵抗R10=1kΩ、抵抗R11=56Ω、抵抗R12=22Ω、抵抗R13=180Ω、抵抗R15=18Ωであるものとする。Vref=1.25Vのシャントレギュレータ201を使用しているものとし、バッテリ電圧VBATが変化した場合の特性を示している。
バッテリ60が空に近いとき(バッテリ電圧VBAT=0V付近のとき)は、第1トランジスタQ1で1Wを超える電力が消費されている。消費電力が大きい場合には放熱部品を追加したり部品のサイズアップをしたりすることで発熱を抑制することもできるが、このような対策では実装面積の増大およびコストアップを招いてしまう。
そこで、本実施の形態では、図2に示すように、バッテリ電圧VBATを検出し充電電流IBATを切り替えるように、可変抵抗回路203を電流生成回路20に設けている。図2に示す回路構成においてバッテリ電圧VBATが閾電圧VTH(本実施の形態では3.5V)以上の場合はMOSFETQ3がオンしているので、可変抵抗回路203が無い場合の回路構成とほぼ同じとなる。
バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH未満の場合はMOSFETQ3がオフするので、抵抗R15に電流が流れなくなり充電電流IBATが減少する。
図3には、バッテリ電圧VBATが変化した場合の充電電流IBATの変化および第1トランジスタQ1での消費電力が図示されている。電流生成回路20は、バッテリ電圧VBATを検知し、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH以下であるときには約0.07Aの定電流を出力し、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回った場合には充電電流IBATを増加して約0.13Aの定電流を出力する。なお、閾電圧VTHは3.5Vである。特に、電流生成回路20は、約0.07Aの定電流と、約0.13Aの定電流とを、閾電圧VTHを境に、段状につまり不連続的に切り替える。これによりバッテリ電圧VBATが低い時には充電電流IBATを低下させるので、第1トランジスタQ1の発熱を低減することができる。
図3に示すように、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTH以下のときには、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHを上回っているときよりも、充電電流IBATを約1/2程度に低減することができる。これにより、図4と比較して、バッテリ電圧VBATが低い領域における第1トランジスタQ1における電力消費を抑制できる。
なお、本実施の形態では定電流回路202を、トランジスタQ1と、抵抗R10、R11、R12、R13と、シャントレギュレータ201とを含む回路構成としたが、本発明はこれに限られるものではない。定電流回路としては既に各種の回路構成が公知であるから、これら公知の定電流回路を定電流回路202に適用することで電圧V1から定電流を生成すればよい。
本発明の実施の形態の変形例として、充電回路13から可変抵抗回路203が取り除かれ、第2抵抗R15が第1抵抗R12に常時並列接続され、第1トランジスタQ1のベースに接続する抵抗R11を可変抵抗部として変更してもよく、これにより実施の形態と同様の効果が得られる。可変抵抗部は、図2の抵抗R11に選択的に抵抗を接続させるものとしてもよく、この抵抗の選択的な並列接続は可変抵抗回路203と同様の仕組みにより行っても良い。なお、信頼性などの面では、ベースに接続する抵抗値を一定にすることのできる図2の電流生成回路20のほうが優れている。
本実施の形態では、閾電圧VTHを3.5Vに設定したが、本発明はこれに限られない。3.5Vより高くとも良く、3.5Vより低くともよい。ここで、閾電圧VTHは、バッテリ60の充電量を基準として設定してもよい。つまり、バッテリ60の充電量が「0%以上かつ満充電未満の予め定めた所定充電量」となったときに、バッテリ電圧VBATが閾電圧VTHに一致するように定めても良い。例えば、この所定充電量は、バッテリ60の満充電の0%以上かつ50%未満の範囲内のいずれかの量に定めても良く、具体的には、10%、20%、30%、40%、あるいは50%に定めても良い。例えば図3において満充電時のバッテリ電圧VBATを9Vとする。この場合、バッテリ電圧VBATが9Vのときを充電量100%とすると、単純計算ではバッテリ電圧VBATが3.5Vのときの充電量は約39%である。つまり、約39%の充電量でバッテリ電圧VBATが閾電圧VTHである3.5Vに達し、充電電流IBATを切り替えるという動作が実現している。ここで述べたバッテリ60の充電量の算出方式は便宜上例示したものであり本発明を限定するものではない。バッテリ電圧VBATとバッテリ60の充電量との間の相関があるので、充電量が何十%のときに充電電流IBATを切り替えるかを任意に定めればよい。ただし、本実施の形態は、バッテリ60が空あるいは空に近いときの充電電流IBATを抑制して充電時の回路発熱を抑制することを念頭においている。よって、少なくとも空あるいは空に近いある程度低いバッテリ電圧VBATのときには、充電電流IBATが低い値に切り替えられていることが好ましい。
なお、上述した実施の形態にかかる充電回路13は、フライバックコンバータ回路14を備えている。しかしながら本発明はこれに限られるものではない。電流生成回路20に電圧V1を生成できる電圧生成回路を用いればよく、具体的にはフライバックコンバータ以外のコンバータ回路を適用してもよい。
1 商用交流電源、2 点検スイッチ、3 照明装置、6 常用点灯装置、8 ランプ、10 非常灯点灯装置、12 全波整流回路、13 充電回路、14 フライバックコンバータ回路、16 制御電源回路、18 制御回路、20 電流生成回路、22 電圧変換回路、24 リレー、52 定電圧制御部、60 バッテリ、201 シャントレギュレータ、202 定電流回路、203 可変抵抗回路、C3 出力平滑コンデンサ、D1、D4 ダイオード、50 制御IC、PC11 フォトトランジスタ、PC12 フォトダイオード、Q1、Q2 トランジスタ、Q3 MOSFET、T1 一次巻線、T2 二次巻線、T3 補助巻線、TR トランス

Claims (4)

  1. 直流電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記直流電圧から電流を生成する電流生成回路と、
    を備え、
    前記電流生成回路は、前記電流で充電すべきバッテリの電圧を検知し、前記バッテリの電圧が予め定めた閾電圧以下であるときには第1電流を出力し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記第1電流よりも大きい第2電流を出力する充電回路。
  2. 前記電流生成回路は、
    前記バッテリの電圧が前記閾電圧以下である場合には前記第1電流として第1定電流を出力し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記第2電流として第2定電流を出力するように、前記第1定電流と前記第2定電流とを段状に切り替える請求項1に記載の充電回路。
  3. 前記電流生成回路は、
    前記直流電圧から電流を生成する定電流回路と、
    前記定電流回路と前記バッテリとの間に設けられ、前記定電流回路と前記バッテリとの間の抵抗の値を変更可能であり、前記バッテリの電圧が前記閾電圧以下である場合には前記抵抗を第1抵抗値に設定し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記抵抗を前記第1抵抗値よりも小さい第2抵抗値に設定する可変抵抗回路と、
    を含む請求項1に記載の充電回路。
  4. 交流電力を整流して直流電圧を生成する整流回路と、
    前記直流電圧を用いてバッテリを充電する充電回路と、
    前記バッテリの電圧を変換する電圧変換回路と、
    出力端子と、常用点灯装置と接続するための第1入力端子と、前記電圧変換回路の出力電圧が供給される第2入力端子と、を備え、前記出力端子に対して前記第1入力端子と前記第2入力端子を選択的に接続可能なリレーと、
    を備え、
    前記充電回路は、
    直流電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記直流電圧から電流を生成する電流生成回路と、
    を備え、
    前記電流生成回路は、前記電流で充電すべきバッテリの電圧を検知し、前記バッテリの電圧が予め定めた閾電圧以下であるときには第1電流を出力し、前記バッテリの電圧が前記閾電圧を上回った場合には前記第1電流よりも大きい第2電流を出力する非常灯点灯装置。
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