JP5210279B2 - ばらつき検出回路、半導体集積回路装置 - Google Patents

ばらつき検出回路、半導体集積回路装置 Download PDF

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Description

本発明は、ばらつき検出回路、半導体集積回路装置に係り、特に、半導体素子の特性のばらつきを検出するばらつき検出回路、このばらつき検出回路を含む半導体集積回路装置に関する。
MOSトランジスタの動作特性には、MOSトランジスタ作成プロセス条件や温度のばらつきによってばらつきが生じることが知られている。このため、MOSトランジスタの検査工程においてばらつきを検出する、ばらつき検出回路が使用されている。
図6は、一般的なばらつき検出回路を説明するためのブロック図である。図示したばらつき検出回路は、半導体集積回路に組み込まれ、他の構成と共同してMOSトランジスタの動作特性の変動を検出している。
図6に示した半導体集積回路装置は、ばらつき検出回路101と、A/D変換器102と、選択回路103と、複数の内部回路104と、を備えている。ばらつき検出回路101は、MOSトランジスタの動作特性の変動を検出する。A/D変換器102は、ばらつき検出回路101によって出力された出力信号VoutをA/D変換する。選択回路103は、A/D変換器102によってA/D変換された信号に基づいて、動作特性の異なる複数の内部回路104の中からMOSトランジスタの動作特性の変動を相殺する内部回路104を選択し、動作させる。図6に示した半導体集積回路は、例えば、特許文献1に記載されている。
図7(a)、(b)は、それぞれ図6に示したばらつき検出回路101を例示して説明するための図である。図7(a)に示したばらつき検出回路は、P型のMOSトランジスタ(PMOSトランジスタ)704と抵抗素子705とによって構成されている。図7(a)のばらつき検出回路に電圧VDDを印加すると、PMOSトランジスタ704のオン抵抗値と抵抗素子705の抵抗値の比に応じてVDDが分圧される。分圧された電圧は、出力電圧Voutとして出力される。
図7(a)のばらつき検出回路によれば、PMOSトランジスタ704のオン抵抗値、抵抗素子705の抵抗値のいずれかが設計値と相違していれば、出力電圧Voutの値が変動する。
図7(b)に示したばらつき検出回路は、リングオシレータ701と、周波数・電圧変換器(F/V変換器)304とを備えている。リングオシレータ701は、PMOSトランジスタ702a〜702fと、N型のMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)703a〜703fとによって構成されている。リングオシレータ701は、奇数個のPMOSトランジスタ702a〜702f、奇数個のNMOSトランジスタ703a〜703fの特性に応じた周波数で発振し、F/V変換器304は、発振された周波数を出力電圧Voutに変換する。
特開平10−022742号公報
しかしながら、図6のばらつき検出回路101に図7(a)のばらつき検出回路を用いた場合、検出結果にはPMOSトランジスタ704と抵抗素子705の両方のばらつきが含まれる。また、抵抗素子705を高精度な外付け抵抗で実現した場合、LSIのピン数が増大し、LSI外部の実装面積が増大するという不具合を生じる。
また、図1のばらつき検出回路101に図7(b)のばらつき検出回路を用いた場合、その検出結果はPMOSトランジスタ702a〜fとNMOSトランジスタ703a〜fの両方のばらつきを含む。このため、図7(b)のばらつき検出回路には、特性のばらつきがPMOSトランジスタ、NMOSトランジスタのいずれによるものか特定できないという不具合があった。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、他の素子特性に依存することなく、MOSトランジスタの特性のばらつきだけを検出でき、さらにはPMOSトランジスタ、NMOSトランジスタが混在される回路において、MOSトランジスタの導電型を特定してばらつきを検出することが可能なばらつき検出回路を提供することを目的とする。また、このようなばらつき検出回路を含む半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の請求項1のばらつき検出回路は、制御電圧(例えば図1に示したMOSトランジスタ303aのゲート端子に入力される信号)が入力されるゲート端子(例えば図1に示したゲート端子g1)と、当該ゲート端子に入力された制御電圧に応じた基準電流(例えば図1に示した電源電流Is)を発生する第1MOSトランジスタ(例えば図1に示したNMOSトランジスタ303a)と、前記第1MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路(例えば図1に示したオペアンプ301、PMOSトランジスタ302h)と、前記第1MOSトランジスタに対し、前記基準電流と同じ値の電流を供給する第1電流源(例えば図1に示したPMOSトランジスタ302a)と、前記第1の電流源に流れる電流に比例する比例電流を各々が発生する複数の第2電流源として機能する複数の第2MOSトランジスタ(例えば図1に示したPMOSトランジスタ302b〜302g)と、前記第1MOSトランジスタと同じ導電型を有し、前記第2MOSトランジスタの各々とオープンドレイン接続されて前記比例電流の供給を受ける複数の第3MOSトランジスタ(例えば図1に示したNMOSトランジスタ303b〜303g)と、を備え、複数の前記第3MOSトランジスタは、ゲート端子が前段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続されることによって多段に接続され、初段の前記第3MOSトランジスタのゲート端子が、最終段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続され、さらに、最終段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子から出力される所定の周波数の発振波を電圧出力に変換する周波数/電圧変換器(例えば図1に示したF/V変換器305)を備え、複数の前記第3MOSトランジスタのばらつきを検出し、その検出結果を前記周波数/電圧変換器の前記電圧出力として出力することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のばらつき検出回路は、請求項1に記載の発明において、前記電圧保持回路が、ドレインが前記第1MOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記第1の電流源に接続される第4MOSトランジスタ(例えば図1に示したPMOSトランジスタ302h)と、一方の入力端子に基準電圧が供給され、他方の入力端子が前記第MOSトランジスタのドレインに接続され、出力端子が前記第4MOSトランジスタのゲートに接続される差動増幅器(例えば図1に示したオペアンプ301)と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のばらつき検出回路は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1電流源が前記第2MOSトランジスタと同じ導電型を有する第5MOSトランジスタ(例えば図1に示したPMOSトランジスタ302a)を含み、前記第5MOSトランジスタのゲート幅をW1、ゲート長をL1とした場合、前記第2MOSトランジスは各々W1/(m・L1)のサイズ比を有して前記基準電流の1/m倍の電流値の電流を生成し(mは2以上の正の定数)、前記第1MOSトランジスタのゲート幅をW2、ゲート長をL2とした場合、前記第3MOSトランジスは各々W1/(n・L2)のサイズ比を有し(nは1以上の正の定数)、mとnとの間には、m>nの関係があることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の半導体集積回路装置は、前記請求項1から3のいずれか1項に記載のばらつき検出回路と、前記周波数・電圧変換器から出力された電圧信号に基づいて、動作特性の異なる複数の内部回路の中から前記第3MOSトランジスタの動作特性の変動を相殺する内部回路を選択する選択回路(例えば図1、図5に示した選択回路103)と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の発明によれば、制御電圧に応じた基準電流を発生する第1MOSトランジスタと、第1MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路と、第1MOSトランジスタに対し、基準電流と同じ値の電流を供給する第1電流源と、第1の電流源に流れる電流に比例する比例電流を各々が発生する複数の第2電流源として機能する複数の第2MOSトランジスタと、第1MOSトランジスタと同じ導電型を有し、第2MOSトランジスタの各々とオープンドレイン接続されて比例電流の供給を受ける複数の第3MOSトランジスタと、によってばらつき検出回路を構成し、複数の第3MOSトランジスタを、ゲート端子が前段の第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続されるように多段に接続し、初段の第3MOSトランジスタのゲート端子を、最終段の第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続することができる。このような構成により、第2MOSトランジスタ、第3MOSトランジスタのうちいずれかの動作特性にのみ依存する遅延を出力信号に生じさせ、第2MOSトランジスタまたは第3MOSトランジスタの動作特性のばらつきを検出することができるばらつき検出回路を提供することができる。
また、最終段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子から出力される所定の周波数の発振波を電圧出力に変換する周波数・電圧変換器を備えたことにより、ばらつき検出回路による検出結果を電圧として外部に取り出すことができる。
本発明の請求項2の発明によれば、電圧保持回路を比較的簡易でありながら適正な電圧保持回路を構成することが可能になる。
本発明の請求項3の発明によれば、第2MOSトランジスタ、第3MOSトランジスタのゲート幅を小さくすることにより、クロックの遅延信号を出力するのに必要な電流量を確保して回路の低消費電流化を図ることができる 。
本発明の請求項4の発明によれば、第2MOSトランジスタ、第3MOSトランジスタのうちいずれかの動作特性にのみ依存する遅延を出力信号に生じさせ、第2MOSトランジスタまたは第3MOSトランジスタの動作特性のばらつきを検出することができるばらつき検出回路を含む半導体集積回路装置を提供することができる。
本発明の一実施形態のばらつき検出回路の構成を説明するための回路図である。 図1に示したばらつき検出回路のMOSトランジスタのゲート電圧の変化を説明するための図である。 PMOSトランジスタが、図2に示したVpthよりも低いVpth’を有する場合のゲート電圧の変化を説明するための図である。 NMOSトランジスタが、図2に示したVnthよりも高いVnth’を有する場合のゲート電圧の変化を説明するための図である。 本発明の一実施形態のばらつき検出回路を含む半導体集積回路装置を説明するための図である。 一般的なばらつき検出回路を説明するためのブロック図である。 図6に示したばらつき検出回路を例示して説明するための図である。
以下、図を参照して本発明に係るばらつき検出回路及び半導体集積回路の一実施形態を説明する。
Iばらつき検出回路
(構成)
図1は、本実施形態のばらつき検出回路の構成を説明するための回路図である。図1に示したばらつき検出回路は、オシレータ部304と、F/V変換器305とによって構成されている。
オシレータ部304は、奇数個のトランジスタ対を含み、本実施形態では、29個のトランジスタ対を含んでいる。トランジスタ対は、1つのPMOSトランジスタと、このトランジスタに接続される1つのNMOSトランジスタとによって構成されている。図1では、PMOSトランジスタに302の符号を付し、NMOSトランジスタに303の符号を付して示している。また、対をなすPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとに同じアルファベットを添え字として付すものとする。図1では、トランジスタ対の図示を一部省き、第1番目から第4番目のトランジスタと、第28番目及び第29番目のトランジスタのみ図示している。
トランジスタ対に含まれるPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとは、プルアップ接続回路を構成する。本実施形態では、例えば、PMOSトランジスタ302c、NMOSトランジスタ303cによって構成されるプルアップ接続回路を、プルアップ接続回路cとも記すものとする。また、1つのトランジスタ対に含まれる一対のNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタの接続は、オープンドレイン接続とも呼ばれている。また、本実施形態では、オープンドレイン接続の意味を逸脱しない範囲でNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタを他の方法により接続することも可能である。
オシレータ部304は、直列に接続されたPMOSトランジスタ302a、302h、NMOSトランジスタ303a、PMOSトランジスタ302hのゲート端子に接続されているオペアンプ301を備えている。オペアンプ301の2つの入力端子のうち、一方には任意の基準バイアス電圧VBGが入力され、他方はPMOSトランジスタ302hのドレインに接続されている。オペアンプ301は、入力端子から入力される電位が等しくなるよう制御するため、MOSトランジスタ302hのゲート電圧を印加する差動増幅器である。
NMOSトランジスタ303aは、そのゲート端子に任意の基準バイアス電圧(制御電圧)Vbが入力され、その電圧に応じた電流源電流Isを生成している。また、オペアンプ301、PMOSトランジスタ302hは、NMOSトランジスタ303aのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路として機能する。
オペアンプ301の出力端子はPMOSトランジスタ302hのゲートに接続され、定電流源となるNMOSトランジスタ303aのドレイン電圧Vdsを任意の基準バイアス電圧VBGと等しくするフィードバックループを形成している。電流源となるPMOSトランジスタ302aには、キルヒホッフの電流則により、NMOSトランジスタ303aと同じ電流値の電流源電流Isが流れる。なお、本実施形態では、以降電流源電流Isの電流値をIsとする。
PMOSトランジスタ302aとカレントミラー接続されたPMOSトランジスタ302b〜302gは、ドレイン電圧による2次効果を無視すると、各々(1/m)Isの電流を流す電流源として動作する。なお、mは、正の定数である。PMOSトランジスタ302b〜302gのドレインは、NMOSトランジスタ303b〜303gのドレインにプルアップ接続されている。
NMOSトランジスタ303b〜303gのうち、初段のNMOSトランジスタ303bのゲートは最終段のNMOSトランジスタ303gのドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタ303bのドレインは後段のNMOSトランジスタ303cのゲートに接続されている。さらに、NMOSトランジスタ303cのドレインは後段のNMOSトランジスタ303dのゲートに接続されている。以下、同様に、NMOSトランジスタのドレインノードは、次段のNMOSトランジスタのゲートに接続されている。
F/V変換器305は、オシレータ部304から出力される周波数Fの発振波fをアナログ出力Voutに変換する周波数・電圧変換器である。
(動作)
次に、図1に示したばらつき検出回路の動作を説明する。なお、この説明に使用されるパラメータを、以下に示す。
Wn:NMOSトランジスタ303aのゲート幅
Ln:NMOSトランジスタ303a〜303gのゲート長
Wp:PMOSトランジスタ302a、302hのゲート幅
Lp:PMOSトランジスタ302a〜302hのゲート長
Wn(1/n):NMOSトランジスタ303b〜303gのゲート幅
Wp(1/m):PMOSトランジスタ302b〜302gのゲート幅
以上のパラメータにおいて、mは2以上の正の定数であり、nは1以上の正の定数であって、mとnとには、m>nの関係がある。また、VnthはNMOSトランジスタ303a〜303gのしきい値電圧を意味し、VpthはPMOSトランジスタ302a〜302hのしきい値電圧を示す。
本実施形態では、ゲート幅Wn、ゲート長Lnの比、Wn/Ln及びゲート幅Wp、ゲート長Lpの比、Wp/Lpをそれぞれトランジスタサイズ比と記す。本実施形態では、NMOSトランジスタ303b〜303g、PMOSトランジスタ302b〜302gのゲート長が等しいものとしている。このため、本実施形態のサイズ比は実質上ゲート幅Wのみによって決定される。
ただし、本実施形態は、ゲート長を一定にしてゲート幅を変更することによって生成される電流値を変更する構成に限定されるものではない。例えば、ゲート幅と共にゲート長を変更する、あるいはゲート幅を一定にしてゲート長だけを変更することによって電流値を変更するものであってもよい。
オシレータ部304のNMOSトランジスタ303b〜303gは、ゲートにVnthより大きい電圧が印加され、ドレイン電位が0より大きいときにオン状態となる。オン状態になったNMOSトランジスタ303b〜303gには、一定の電流Is(1/n)が流れる。また、NMOSトランジスタ303b〜303gは、ゲート電圧がVnthより小さいときにオフ状態となり、電流を全く流さない。
一方PMOSトランジスタ302b〜302gは、ドレイン電位がVDDより小さいときにオン状態となる。オン状態となったトランジスタ302b〜302gには、一定の電流Is(1/m)が流れる。また、PMOSトランジスタ302b〜302gは、ドレイン電位がVDDのときにオフ状態となり、電流を全く流さない。
ここで、NMOSトランジスタ303aは3極管領域で動作するため、次式が成り立つ。
Is=Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)・(VDD−Vnth) …式(1)
式(1)において、μnは電子の移動度、VdsはNMOSトランジスタ303aのソース、ドレインノード間にかかる電圧を意味する。また、オペアンプ301とPMOSトランジスタ302hで形成されるフィードバックループによってVds=VBG(=一定)に固定されている。
図2は、図1に示したばらつき検出回路において、ゲート電圧VGbと、ゲート電圧VGc、VGd、VGeの変化を説明するための図である。図2(a)はPMOSトランジスタ302c、NMOSトランジスタ303cによって構成されるプルアップ接続回路c、図2(b)はPMOSトランジスタ302d、NMOSトランジスタ303dによって構成されるプルアップ接続回路d、図2(c)はPMOSトランジスタ302e、NMOSトランジスタ303eによって構成されるプルアップ接続回路eについてのゲート電圧の変化を示している。
簡単のため、t=0においてVGbが十分に早く立ち上がると仮定した場合、NMOSトランジスタ303bでは、ゲート電圧VGbが直ちにVSSからVDDに変化してオン状態になる。このとき、プルアップ接続回路bの出力はNMOSトランジスタ303cのゲートに入力され、NMOSトランジスタ303cのゲート電圧がVGcとなる。ゲート電圧VGcの変化は、次式で表される。なお、時間tは、VGbの立ち上がり開始時刻をt=0として定められている。
VGc=VDD−∫[{(1/n)−(1/m)}・Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)
・(VDD−Vnth)・(n/Cox・Ln・Wn)]dt …式(2)
初期条件を、t=0においてVGc=VDDとすると、式(2)は式(3)のようになる。
VGc=VDD−{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2・(Vb−Vnth)・t
…式(3)
式(3)において、VGc=Vnthとなる時刻をT1とすると、T1は、以下の式(4)によって表される。
T1=[{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2]-1∝Ln2 …式(4)
式(4)より、NMOSトランジスタ303a〜303gのLnを十分に大きく、かつプロセスによるばらつきを十分に小さくすることにより、NMOSトランジスタ303cのゲート電圧がVnth以下となる時刻T1を定数とすることが可能であることが分かる。すなわち、NMOSトランジスタ303bとPMOSトランジスタ302bとで構成されるプルアップ接続回路は、VGbの立ち上がりエッジに対し、後段に一定の遅延量T1が付加された立ち下がりエッジを出力する。立ち下がりエッジが入力されたことにより、NMOSトランジスタ303cはオフ状態になる。
また、NMOSトランジスタ303dのゲート電圧をVGdとする。電圧VGdの変化はVGbの立ち上がり開始時刻をt=0とした場合、以下の式(5)によって表される。
VGd=∫{(1/m)・Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)・(VDD−Vnth)
・(n/Cox・Ln・Wn)}dt …式(5)
式(5)において、nはmより十分に小さいとすると、初期値条件がt=T1においてVGd=0であることから、以下の式によってVGdを求めることができる。
VGd=(n/m)・Vds・μn・Ln-2・(VDD−Vnth)・(t−T1)
…式(6)
VGd=Vnthとなる時刻をT1+T2とすると、
T2=(m・Ln2・Vnth)/{(n・Vds・μn)・(VDD−Vnth)}
…式(7)
また、式(1)と式(7)から、次式が得られる
T2=(m/n)・(Ln・Vnth/Is) …式(8)
式(8)により、NMOSトランジスタ303a〜303gのLnを十分に大きく、かつプロセスばらつきを十分に小さくすることにより、NMOSトランジスタ303dのゲート電圧がVnth以上となる時刻T2がVnth/Isの一次関数になることが分かる。ここで、(1)式より、IsはVnthの増加に対して単調減少し、Vnthの減少に対して単調増加するため、Vnth/IsはVnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する。
すなわち、T2は、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する。このため、NMOSトランジスタ303cとPMOSトランジスタ302cで構成されるプルアップ接続回路は、入力された立ち下がりエッジに対し、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する遅延量T2が付加された立ち上がりエッジを後段のプルアップ接続回路に出力する。すなわち、VGdには、VGbの立ち上がりエッジに対し、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する遅延量(T1+T2)が付加された立ち上がりエッジが現れることになる。
また、t=T1+T2において、NMOSトランジスタ303dはオン状態となる。NMOSトランジスタ303eのゲート電圧をVGeとすると、その電圧変化は以下の式(9)によって表される。なお、式(9)においても、時間
tはVGbの立ち上がり開始時刻をt=0として定められるものとする。
VGe=VDD−∫[{(1/n)−(1/m)}・Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)
・(VDD−Vnth)・(n/Cox・Ln・Wn)]dt …式(9)
初期条件はt=T1+T2においてVGe=VDDであるから、式(9)は式(10)のようになる。
VGe=VDD−{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2・(VDD−Vnth)
・{t−(T1+T2)} …式(10)
式(10)により、VGe=Vnthとなる時刻はt=(T1+T2)+T1となる。NMOSトランジスタ303dとPMOSトランジスタ302dで構成されるプルアップ接続回路は、入力された立ち上がりエッジに対し、一定の遅延量T1が付加された立ち下がりエッジを後段に出力する。
また、プルアップ接続回路eは、プルアップ接続回路cと同様に動作する。このため、プルアップ接続回路eも、入力された立ち下がりエッジに対し、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する遅延量T2が付加された立ち上がりエッジを後段に出力する。
以上説明したように、オシレータ部304のプルアップ接続回路b、c、…、gはその遅延量が定数T1と、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する遅延量T2と、の和に比例する。図示する一実施形態においてはそのリングオシレータ構造が29段であるため、その発振周波数Fは式(11)のようになる。
F={29・(T1+T2)}-1 …式(11)
ここで、以上述べたオシレータ部304の立ち上がりの遅延量T2が、NMOSトランジスタのしきい値電圧及び電流量のばらつきによって変化し、PMOSトランジスタのしきい値電圧及び電流量のばらつきによっては変化しないことを説明する。
図3は、PMOSトランジスタが、図2に示したVpthよりも低いVpth’を有する場合のゲート電圧の変化を説明するための図である。図2と同様に、図3(a)はプルアップ接続回路c、図3(b)はプルアップ接続回路d、図3(c)はプルアップ接続回路eについてのゲート電圧変化を示している。
図3(b)に示したように、オシレータ部304の遅延量T2は、NMOSトランジスタがオンするタイミングによってのみ決定する。このため、式(7)に示したように、遅延量T2はVpthの低下に依存しない。
図4は、NMOSトランジスタが、図2、図3に示したVnthよりも高いVnth’を有する場合のゲート電圧の変化を説明するための図である。図2、図3と同様に、図4(a)はプルアップ接続回路c、図4(b)はプルアップ接続回路d、図4(c)はプルアップ接続回路eについてのゲート電圧変化を示している。
図4(b)、式(7)に示したように、本実施形態のオシレータ部304の遅延量T2’は、Vnthの増大によって増大する(T2’>T2となっている)。また、(7)式からも、図4(b)に示す通り、Vnthの増大により、T2が増大し、T2’(T2’>T2)することが分かる。
以上のように、本実施形態は、オシレータ部304のプルアップ接続回路b〜プルアップ接続回路gによって付加される遅延量T1+T2が、Vpthの変化によって変化せず、Vnthの変化によって変化する。また、遅延量T1+T2の変化は、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少するように表れる。このため、本実施形態によれば、NMOSトランジスタのばらつきのみに有感なばらつき検出回路を提供することができる。
なお、本実施形態は、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタで構成されるプルアップ接続回路を29段備える例について説明したが、本実施形態はこのような構成に限定されるものでなく、任意の数のプルアップ接続回路を備えるように構成できることは言うまでもない。
また、本実施形態は、NMOSトランジスタのしきい値電圧と電流量のみに依存するNMOSトランジスタのばらつきのみに有感なオシレータ部304について説明したが、PMOSトランジスタのしきい値電圧と電流量のみに依存するPMOSトランジスタのばらつきのみに有感なオシレータ部304を提供することもできる。このようなPMOSトランジスタのばらつきのみに有感なオシレータ部304は、図1に示したばらつき検出回路においてPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに置き換え、VDDをVSSに、VSSをVDDに置き換え、MOSトランジスタサイズを適切に変更することによって実現できる。
II半導体集積回路装置
図5は、以上説明したばらつき検出回路を含む半導体集積回路装置を説明するための図である。なお、図5に示した構成のうち、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付し、説明を一部略すものとする。
本実施形態の半導体集積回路は、ばらつき検出回路101と、A/D変換器102、選択回路103、内部回路104、オペアンプ(図中にOPAMPと記す)204を備えている。オペアンプ204の差動回路は、NMOSトランジスタ203a、203b、PMOSトランジスタ202a、202cが含まれている。
NMOSトランジスタ203a、203bのソースとVSSとの間には、直列に接続されたNMOSトランジスタ203c、203g、直列に接続されたNMOSトランジスタ203d、203h、直列に接続されたNMOSトランジスタ203e、203i、直列に接続されたNMOSトランジスタ203f、203jが並列に接続されている。
NMOSトランジスタ203g〜jは、それぞれ異なるサイズのMOSトランジスタであり、例えばNMOSトランジスタ203g〜203jの順でゲート幅が小さくなるように設計することができる。また、NMOSトランジスタ203hのゲート幅を、設計期待値に適合するゲート幅となるよう設計することができる。また、NMOSトランジスタ203g〜203jのゲートには、適当な基準バイアス電圧Vb(ここでは簡単のためVb=VDDとする)が入力される。
ばらつき検出回路101には、基準バイアス電圧Vbと、基準バイアス電圧Vbと異なる値の基準バイアス電圧VBGが入力される。ばらつき検出回路101は、図1に示したNMOSトランジスタ303b〜303gのばらつきを検出し、その出力電圧VoutをA/D変換器102に出力する。A/D変換器102は、出力電圧Voutを2ビットのデジタル信号に変換する。2ビットのデジタル信号は、デコーダ201によってデジタル信号[DE1、DE2、DE3、DE4]に変換される。
ここで、ばらつき検出回路101によって検出されるNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量は、(1)式から明らかなように、NMOSトランジスタ303b〜303gのしきい値電圧に依存する。ばらつき検出回路101によって検出されるNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量が設計期待値より大きい場合、DE1がVDD(H)となる。
また、ばらつき検出回路101によって検出されたNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量が設計期待値と同程度である場合、DE2がVDD(H)となる。ばらつき検出回路101によって検出されるNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量が設計期待値より少ない場合には、DE3がVDD(H)となる。ばらつき検出回路101によって検出されるNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量がさらに少ない場合には、DE4がVDD(H)となる。
デジタル信号DE1、DE2、DE3、DE4は、2つ以上同時にHとなることはない。以上のことにより、ばらつき検出回路101の検出結果により、NMOSトランジスタ303b〜303gの電流量のばらつきを相殺する内部回路、すなわちNMOSトランジスタ303b〜303gの電流量が設計期待値より少ない場合はゲート幅が大きいNMOSトランジスタが選択され、NMOSトランジスタの電流量が設計期待値より多い場合はゲート幅が小さいNMOSトランジスタが選択される。
以上述べた本実施形態では、4つの内部回路を含む半導体集積回路装置における例について説明した。ただし、本実施形態は、このような構成に限定されるものでなく、任意の数の内部回路を含む半導体集積回路装置を備えるように構成できることは言うまでもない。
また、本実施形態は、NMOSトランジスタのばらつきを相殺する回路を選択する構成を例示して説明したが、本実施形態はこのような構成に限定されるものでなはい。すなわち、PMOSトランジスタのしきい値電圧と電流量のみに依存するPMOSトランジスタのばらつきのみに有感なオシレータ部を用いれば、PMOSトランジスタのばらつきを相殺する回路構成を構成できることは言うまでもない。
さらに、本実施形態は、オペアンプ204のテール電流源のばらつきを相殺する回路構成の例について説明したが、本実施形態はこのような構成に限定されるものでなはい。すなわち、回路の特性がNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタの電流量のばらつきに影響を受ける場合、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタの電流量のばらつきを相殺するように回路を構成できることは言うまでもない。
本発明は、半導体デバイスにおける特性の変動のばらつきを検出する回路に適用することができる。また、このような検出回路のうち、導電型の異なるMOSトランジスタを組み合わせて構成された半導体デバイスの特性のばらつきが、いずれの導電型のMOSトランジスタに依存するものかを切り分ける必要のある場合に特に有効である。
101 ばらつき検出回路
102、304 A/D変換器
103 選択回路
104 内部回路
201 デコーダ
202a、202b、202c、302a〜302g PMOSトランジスタ
203a〜203k、303a〜303g NMOSトランジスタ
204、301 オペアンプ
304 オシレータ部
305 F/V変換器

Claims (4)

  1. 制御電圧が入力されるゲート端子と、当該ゲート端子に入力された制御電圧に応じた基準電流を発生する第1MOSトランジスタと、
    前記第1MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路と、
    前記第1MOSトランジスタに対し、前記基準電流と同じ値の電流を供給する第1電流源と、
    前記第1の電流源に流れる電流に比例する比例電流を各々が発生する複数の第2電流源として機能する複数の第2MOSトランジスタと、
    前記第1MOSトランジスタと同じ導電型を有し、前記第2MOSトランジスタの各々とオープンドレイン接続されて前記比例電流の供給を受ける複数の第3MOSトランジスタと、を備え、
    複数の前記第3MOSトランジスタは、
    ゲート端子が前段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続されることによって多段に接続され、初段の前記第3MOSトランジスタのゲート端子が、最終段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子と接続され
    さらに、最終段の前記第3MOSトランジスタのドレイン端子から出力される所定の周波数の発振波を電圧出力に変換する周波数/電圧変換器を備え、
    複数の前記第3MOSトランジスタのばらつきを検出し、その検出結果を前記周波数/電圧変換器の前記電圧出力として出力することを特徴とするばらつき検出回路。
  2. 前記電圧保持回路は、
    ドレインが前記第1MOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記第1の電流源に接続される第4MOSトランジスタと、
    一方の入力端子に基準電圧が供給され、他方の入力端子が前記第MOSトランジスタのドレインに接続され、出力端子が前記第4MOSトランジスタのゲートに接続される差動増幅器と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のばらつき検出回路。
  3. 前記第1電流源が前記第2MOSトランジスタと同じ導電型を有する第5MOSトランジスタを含み、
    前記第5MOSトランジスタのゲート幅をW1、ゲート長をL1とした場合、前記第2MOSトランジスは各々W1/(m・L1)のサイズ比を有して前記基準電流の1/m倍の電流値の電流を生成し(mは2以上の正の定数)、前記第1MOSトランジスタのゲート幅をW2、ゲート長をL2とした場合、前記第3MOSトランジスは各々W1/(n・L2)のサイズ比を有し(nは1以上の正の定数)、mとnとの間には、m>nの関係があることを特徴とする請求項1または2に記載のばらつき検出回路。
  4. 前記請求項1から3のいずれか1項に記載のばらつき検出回路と、
    前記周波数・電圧変換器から出力された電圧信号に基づいて、動作特性の異なる複数の内部回路の中から前記第3MOSトランジスタの動作特性の変動を相殺する内部回路を選択する選択回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
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