JP5209342B2 - 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セル及びコネクタを備えた固体酸化物形燃料電池及びその製造方法に関するものである。
従来より、燃料電池として、固体電解質(固体酸化物)を用いた固体酸化物形燃料電池(以下SOFCとも記す)が知られている。
このSOFCでは、発電単位として、例えば固体電解質体の一方の側に燃料ガスに接する燃料極を設けるとともに、他方の側に空気と接する空気極を設けた固体酸化物形燃料電池セル(SOFCセル)が使用されており、このSOFCセルを複数積層した固体酸化物形燃料電池スタック(SOFCスタック)が開発されている。
また、SOFCスタックでは、セル間の導通を確保したり、セル間のガス流路を分離するために、導電性を有する例えば板状のコネクタ(例えばインターコネクタ)が使用されている。
上述したSOFCのひとつとして、モノリス型SOFCが知られている。このモノリス型SOFCは、セラミックグリーンシートの状態で、固体電解質体とインターコネクタとを積層して焼成する、いわゆる一体焼結型SOFCである。
このモノリス型SOFCは、発電セルとインターコネクタとを同時に焼成するため、互いの材料の焼成温度を合わせることが重要であり、そのため、使用できる材料に制限がある。
この問題に対応する技術としては、例えば特許文献1には、インターコネクタにランタンクロマイトを用いる手法が開示されており、特許文献2には、固体電解質セラミックスに導電性ビアを形成することでインターコネクタに導電性を付与する手法が開示されている。
特開平6−68885号公報 特開平5−94828号公報
しかしながら、上述した固体電解質セラミックスに導電性ビアを形成する手法の場合は、インターコネクタの基材として固体電解質セラミックスを用いるという特性上、インターコネクタの表裏で逆起電力が発生し、発電能力が低下してしまうという問題があった。
なお、ランタンクロマイトを用いる手法の場合は、ランタンクロマイトが難焼結材料であるので、同時焼成が難しく扱いづらいという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コネクタの表裏で逆起電力が発生し難く、しかも、一体焼結の場合には、その製造が容易な固体酸化物形燃料電池及びその製造方法を提供することにある。
(1)請求項1の発明(固体酸化物形燃料電池)は、燃料ガスに接する燃料極と酸化剤ガスに接する空気極と固体電解質体とを備えた固体酸化物形燃料電池セルと、前記固体酸化物形燃料電池セルとの導通を確保するセラミックス製のコネクタと、を備えた固体酸化物形燃料電池において、前記コネクタは、前記固体酸化物形燃料電池セルの前記燃料極又は空気極に電気的に接続されるビアを備え、前記コネクタのセラミックスは、主として、SiO2とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とからなることを特徴とする。
本発明では、コネクタのセラミックスは、主として、SiO2とRO(Rは、Mg、Ca、Sr、Baのうちの1種)とからなるので、実質的に酸素イオン伝導性がない(即ち酸素イオン絶縁性を有している)。つまり、本発明では、酸素イオン伝導性が無いように、コネクタのセラミックスとして、SiO2、ROを選択している(なお、酸素イオン絶縁性を損なわない範囲で不純物を含んでいてもよい)。従って、本発明では、発電性能が高いという効果を奏する。
ここで、主としてとは、SiO2とROが、コネクタのセラミックスの60mol%以上含まれることを意味する。また、Rはアルカリ土類金属のうちMg、Ca、Sr、Baであり、ROはそれらの酸化物(MgO、CaO、SrO、BaO等)を示している(以下同様)。
また、前記コネクタとして、例えばセルに交互に積層されて、セルに酸化剤ガス及び燃料ガスを分離供給する機能と、セルにて発電した電気をセル間で接続する機能を有するインターコネクタや、セルやインターコネクタを積層したスタックの外側に配置されて、セルにて発電した電気を外部に取り出したりする機能を有する外側コネクタが挙げられる。このコネクタのセラミックス部分にてガスの流路を構成でき、ビアに充填した導体(ビア導体)にて電気的導電性を付与することができる。尚、インターコネクタとしては、燃料極又は空気極と連通する開口部を有し、開口部の周囲に、燃料極又は空気極に接続されたビアを備えた構成を採用できる。
(2)請求項2の発明では、前記コネクタのセラミックスは、主として、SiO2とAl23とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とからなることを特徴とする。
本発明では、酸素イオン伝導性が無いように、コネクタのセラミックスとして、SiO2、Al23、ROを選択している(なお、酸素イオン絶縁性を損なわない範囲で不純物を含んでいてもよい)。
従って、本発明では、請求項1の発明より、一層発電性能が高いという効果を奏する。ここで、主としてとは、SiO2とAl23とROが、コネクタのセラミックスの70mol%以上含まれることを意味する。
(3)請求項3の発明では、前記固体酸化物形燃料電池は、前記固体酸化物形燃料電池セルと前記コネクタとが一体に焼結されたものであることを特徴とする。
本発明は、いわゆるモノリス型の固体酸化物形燃料電池を示している。
ここで、SiO2とAl23とROの添加量は、固体電解質体の焼成温度や熱膨張係数と整合させるように選定することにより、反りや割れなどの発生を抑制して、セル間等の接続信頼性及びガスシール性の高いモノリス型の固体酸化物形燃料電池を実現できる。
(4)請求項4の発明では、前記コネクタのセラミックスには、RO・SiO2結晶相及びRO・Al23結晶相のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする。
一般に、RO・SiO2結晶相はRO・Al23結晶相よりも熱膨張係数が大きく、また、Rはその原子量が大きくなるほど熱膨張係数が大きくなる傾向がある。よって、セラミックス中の結晶相によってセラミックスの熱膨張係数を変えられるので、固体電解質体の熱膨張係数と整合させるように適宜調整することにより、反りや割れなどを抑制して、セル間等の接続信頼性及びガスシール性の高いモノリス型の固体酸化物形燃料電池を実現できる。
ここで、RO・SiO2結晶相としては、MgO・SiO2(エンスタイト)、CaO・SiO2(ワラストナイト)、SrO・SiO2(ストロンチウムシリケート)、BaO・SiO2(バリウムシリケート)や、xSrO・(1−x)BaO・SiO2などのような固溶体が挙げられる。
RO・Al23結晶相としては、CaO・Al23・2SiO2(アノーサイト)、SrO・Al23・2SiO2(ストロンチウムアルミニウムシリケート)、BaO・Al23・2SiO2(セルジアン)、xSrO・(1−x)BaO・Al23・2SiO2などのような固溶体が挙げられる。
なお、結晶相として、特に、SrO・SiO2(ストロンチウムシリケート)、BaO・SiO2(バリウムシリケート)、xSrO・(1−x)BaO・SiO2、SrO・Al23・2SiO2(ストロンチウムアルミニウムシリケート)、BaO・Al23・2SiO2(セルジアン)、xSrO・(1−x)BaO・Al23・2SiO2が含まれていると、例えばジルコニア質の固体電解質体との焼成温度及び熱膨張係数をよく整合できるので望ましい。
(5)請求項5の発明では、前記コネクタのセラミックスには、SiO2を20〜80mol%(望ましくは40〜60mol%)、Al23を0〜50mol%(望ましくは1〜20mol%)、ROを20〜80mol%(望ましくは30〜60mol%)含むことを特徴とする。
本発明の様に添加量を調整することにより、例えばジルコニア質の固体電解質体との焼成温度と熱膨張係数をよく整合することができる。
なお、これらの成分以外に、他の成分を含んでいてもよい。例えばZrO2、TiO2、CeO2、Fe23、MnO,CoO、Cr23、NiO、CuO、Y23、Sc23、R2O(R:アルカリ金属)等が含まれていてもよい。
(6)請求項6の発明では、前記コネクタと前記固体電解質体との焼結温度の差は、±100℃以内であることを特徴とする。
本発明では、コネクタと固体電解質体との焼結温度の差は、±100℃以内であるので、燃料電池を同時焼成して容易に一体焼結させることができる。
(7)請求項7の発明では、前記コネクタと前記固体電解質体との熱膨張係数の差は、±2ppm/K以内であることを特徴とする。
本発明では、コネクタと固体電解質体との熱膨張係数の差は、±2ppm/K以内であるので、同時焼成する際に、反りや割れなどを抑制して、セル間等の接続信頼性及びガスシール性の高いモノリス型の固体電解質形燃料電池を実現できる。
(9)請求項9の発明(固体酸化物形燃料電池の製造方法)は、固体電解質の材料を主成分とするグリーンシートの表裏に電極用ペーストを印刷した未焼成の固体酸化物形燃料電池セルと、主としてSiO2とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とを材料とするグリーンシートに設けた貫通孔にビア導体用ペーストを穴埋めした未焼成のコネクタとを、積層した後に焼成することを特徴とする。
この製造方法によって、燃料電池に反りや割れ等を発生させることなく、前記請求項1〜8のいずれかに記載のモノリス型の固体酸化物形燃料電池を、容易に製造することができる。以下、モノリス型の固体酸化物形燃料電池を、容易に製造できる理由について説明する。
従来、モノリス型SOFCは、コネクタ(例えばインターコネクタ)にランタンクロマイトを用いようとしていた。このランタンクロマイトは、極めて焼結性が悪いため、固体電解質体の焼成温度、焼成収縮が大きく異なり、同時焼成に必要な要素技術である焼成収縮挙動の制御が難しく、この構成で発電可能なセルを作製することは現実的でない。
本発明では、コネクタのセラミッス材料として、SiO2とROとを材料とするが、このセラミックス材料は、各成分の添加量を変えることで、焼成温度や熱膨張係数を制御できるので、固体電解質体の焼成温度や熱膨張係数に整合させるのが容易である。
また、通常、異種のセラミックス同士の同時焼成は、たとえ焼成温度や熱膨張係数を整合させたとしても、焼結過程での挙動を完全に整合させることは難しく、焼結過程でのクラックが発生してしまうことが多い。しかし、本発明で用いるセラミックスは、クラックの無い焼結体を同時焼成で作製可能である。これは、本発明で用いるセラミックスは、SiO2を含むセラミックスであり、相内に幾分かのガラス相を含んでいるので、このガラス相が焼結過程で軟化流動し、焼結過程で起こる固体電解質とのミスマッチを緩和するものと考えられる。
ここで、主としてとは、SiO2とROが、コネクタのセラミックス材料の60mol%以上含まれることを意味する。
<以下、本発明の各構成について説明する>
・前記固体電解質体の材料としては、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、ガドリウム添加セリア(GDC)、サマリア添加セリア(SDC)、ペロブスカイト酸化物など、公知のものを採用できる。
このうち、YSZ、ScSZ等のジルコニア固溶体は、材料強度や雰囲気安定性が高く望ましく、特にScSZは、焼結温度が低く、且つ導電性が高いので一層好ましい。Sc固溶量は、3〜12molのものを採用できるが、特に10mol%のものは酸素イオン伝導性が高く好ましい。なお、Sc以外の元素(例えばCe、Al、Gd等公知もの)を含有していてもよく、特にCeを含有していると、酸素イオン伝導性が安定するので望ましい。
・前記空気極や燃料極としては、公知のものが使用できるが、特に金属材料又は金属材料とセラミックスとの複合体であることが望ましい。
金属材料とすることで、焼成時の割れやそりを抑制でき、この金属材料としては、Pt、Pd、Ag、Au、Cu、Ni、W、Mo、Fe、Co及びこれらの合金などを用いることができる。なお、空気極には、Pt、Ag−Pd等の貴金属を使用することが望ましい。貴金属は、酸化雰囲気において安定だからである。また、金属材料としては、セラミックスとの同時焼成が容易になるので、焼成温度より融点の高い金属であることが望ましい。
金属材料とセラミックスとの複合体とする場合、セラミックスとしては公知のもの、例えばアルミナ、シリカ、ジルコニア、セリア、カルシア、マグネシア、スピネル等が使用できる。特に、セラミックスが固体電解質体と同じものであると、同時焼成が容易に行えるようになり、また、電極性能が向上するため望ましい。
・前記ビアに充填される導体(ビア導体)としては、焼結して導電性を有するもの、例えばペロブスカイト系酸化物、各種金属、金属とセラミックスとのサーメットを採用できる。
・前記固体電解質体は、電池の作動時に燃料極に導入される燃料ガス又は空気極に導入される酸化剤ガスのうちの一方の一部をイオンとして移動させることができるイオン伝導性を有する。このイオンとしては、例えば酸素イオン及び水素イオン等が挙げられる。ジルコニア固溶体は酸素イオン伝導である。また、燃料極は、還元剤となる燃料ガスと接触し、セルにおける負電極として機能する。空気極は、酸化剤となる酸化剤ガスと接触し、セルにおける正電極として機能する。
・そして、前記固体酸化物形燃料電池を用いて発電を行う場合、燃料極側には燃料ガスを導入し、空気極側には酸化剤ガスを導入する。
燃料ガスとしては、水素、還元剤となる炭化水素、水素と炭化水素との混合ガス、及びこれらのガスを所定温度の水中を通過させ加湿した燃料ガス、これらのガスに水蒸気を混合させた燃料ガス等が挙げられる。炭化水素は特に限定されず、例えば、天然ガス、ナフサ、石炭ガス化ガス等が挙げられる。この燃料ガスとしては水素が好ましい。これらの燃料ガスは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。また、50体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスを含有していてもよい。
酸化剤ガスとしては、酸素と他の気体との混合ガス等が挙げられる。更に、この混合ガスには80体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスが含有されていてもよい。これらの酸化剤ガスのうちでは安全であって、且つ安価であるため、空気(約80体積%の窒
素が含まれている。)が好ましい。
次に、本発明の最良の形態の例について説明する。
[実施形態]
a)本実施形態であるモノリス型の固体酸化物形燃料電池(詳しくはモノリス型の固体酸化物形燃料電池スタック:モノリス型SOFCスタック)の構成について、図1に基づいて説明する。
尚、図1は固体酸化物形燃料電池スタックの一部を破断して模式的に示したものであり、ここでは、説明の簡易化のために、燃料ガスの流路と空気の流路とを平行に示してある。
同図に示す様に、本実施形態の固体酸化物形燃料電池スタック1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電を行う装置である。
この固体酸化物形燃料電池スタック1は、発電単位である板状の固体酸化物形燃料電池セル3と、セル3間の導通を確保するとともにガス流路を遮断する板状のインターコネクタ5とが交互に積層され、更に積層方向の両外側に板状の外側コネクタ6が積層され、一体焼結されたものである。
このうち、固体酸化物形燃料電池セル3は、板状の固体電解質体7の一方の側(同図上側:表側)に、空気極(カソード)9が形成され、他方の側(同図下側:裏側)に、燃料極(アノード)11が形成されている。
また、インターコネクタ5は、板状のセラミック基体13の表側に、燃料極11を覆うように凹状の燃料ガス流路15が設けられ、裏側に、空気極9を覆うように凹状の空気流路17が設けられている。このインターコネクタ5には、セラミック基体13を(燃料ガス流路15と空気流路17の両脇にて)板厚方向に貫くように、ビア導体が充填されたビア19が形成されており、このビア19により、上方の固体酸化物形燃料電池セル3の燃料極11と下方の固体酸化物形燃料電池セル3の空気極9とが電気的に接続されている。
また、外側コネクタ6のうち、同図上方の外側コネクタ6Aは、板状のセラミック基体21Aの下側(セル側)に、空気極9を覆うように凹状の空気流路17が設けられ、上側(積層方向外側)に、外部と電気接続される取出電極23Aが設けられている。この外側コネクタ6Aには、セラミック基体21Aを板厚方向に貫くように、ビア導体が充填されたビア19が形成されており、このビア19により、下方の固体酸化物形燃料電池セル3の空気極9と取出電極23Aとが電気的に接続されている。
一方、同図下方の外側コネクタ6Bは、板状のセラミック基体21Bの上側(セル側)に、燃料極11を覆うように凹状の燃料ガス流路15が設けられ、下側(積層方向外側)に、取出電極23Bが設けられている。この外側コネクタ6Bにも、同様なビア19が形成されており、このビア19により、上方の固体酸化物形燃料電池セル3の燃料極11と取出電極23Bとが電気的に接続されている。
特に、本実施形態では、固体電解質体7は、酸素イオン伝導性を有する例えばSc安定化ジルコニア固溶体からなり、一方、インターコネクタ5のセラミック基体13と外側コネクタ6のセラミック基体21A、21B(21と総称する)とは、酸素イオン伝導性の無いセラミックス材料(酸素イオン絶縁性のセラミックス材料)から構成されている。
具体的には、両コネクタ5、6のセラミックス基体13、21は、SiO2とAl23とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とのうち少なくともSiO2とROとからなるとともに、SiO2を20〜80mol、Al23を0〜50mol%、ROを20〜80molの範囲で含んでいる。なお、このセラミックス基体13、21は、RO・SiO2結晶相及びRO・Al23結晶相のうち少なくとも一方を含んでいる。
更に、セラミックス基体13、21と、固体電解質体7との焼結温度の差は、±100℃以内であり、且つ、その熱膨張係数の差は、±2ppm/K以内である。
また、本実施形態では、固体酸化物形燃料電池スタック1は、一体焼結されたものであるので、固体電解質体7とインターコネクタ5のセラミックス基体13と外側コネクタ6のセラミック基体21とは、互いのセラミックス組織が連続して一体となっている。
b)次に、固体酸化物形燃料電池スタック1の製造方法について説明する。
まず、発電セルである固体酸化物形燃料電池セルを作製するために、酸素イオン伝導性セラミックスからなる固体電解質体用グリーンシートを形成する。
この酸素イオン伝導性セラミックスとしては、1050〜1250℃で焼結可能なものが望ましく、例えばSc安定化ジルコニアを用いる場合、Sc安定化ジルコニアの粉末は、比表面積が5〜20m2/g(特に8〜12m2/g)のものが望ましい。これは、比表面積が小さい粉末であると焼結が進行し難いからであり、逆に大きい粉末であると固体電解質体用グリーンシートの作製が困難だからである。
次に、作製した固体電解質体用グリーンシートの表裏面に、例えば白金からなる電極ペーストを印刷して、未焼成固体酸化物形燃料電池セルとする。
一方、インターコネクタ5及び外側コネクタ6を作製するために、前記SiO2とAl23とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とからなり、固体電解質体用グリーンシートの焼結温度でコネクタ用グリーンシートを形成する。
そして、このコネクタ用グリーンシートにガス流路となる貫通孔(又は溝)を形成し、更にビア用の貫通孔を形成してこのビア用の貫通孔に導電性ペーストを穴埋めし、未焼成コネクタとする。なお、1050〜1250℃で焼結可能な固体電解質体用グリーンシート及びコネクタ用グリーンシートを用いた場合に、導電性ペーストとしては、Ag−Pdペーストを用いることができる。
次に、前記未焼成固体酸化物形燃料電池セルと未焼成コネクタとを交互に積層圧着して一体としたものを、脱脂焼成する。なお、インターコネクタ5用の未焼成コネクタは、未焼成固体酸化物形燃料電池セルの間に配置し、外側コネクタ6用の未焼成コネクタは、未焼成固体酸化物形燃料電池セルの外側に配置する。
この焼成温度は、1050〜1250℃(望ましくは1100〜1200℃)である。これは、1050℃を下回ると、固体電解質体7や両コネクタ5、6が焼結しないからであり、1250℃を上回ると、固体電解質体7や両コネクタ5、6が反応して発電性能が低下したり、Ag−Pd金属によるビア形状を維持できなくなる恐れがあるからである。
c)この様にして得られた本実施形態の固体酸化物形燃料電池スタック1では、インターコネクタ5のセラミックス基体13と外側コネクタ6のセラミックス基体21とは、酸素イオン絶縁性を有しているので、燃料電池の運転の際に逆起電力が発生せず、よって発電性能が高いという効果がある。
また、固体電解質体7とインターコネクタ5のセラミックス基体13と外側コネクタ6のセラミックス基体21との材料として、上述した材料を用いて一体焼結するので、反りや割れなどを抑制して、セル間等の接続信頼性及びガスシール性の高いモノリス型の燃料電池を実現できる。
[実験例]
次に、固体酸化物形燃料電池の実験例について説明する。
本実験例は、インターコネクタに使用するセラミックスを調査するに当たり、以下の試験を行ったものである。
(1)焼結性評価サンプルの作製及び評価
下記表1に示す組成の粉末を、φ15mm×高さ3mmの円柱状にプレスした。
このプレス体を1100℃から50℃毎に焼成して、焼結性評価サンプルを作製した。得られたサンプルの吸水率が0.1%以下になる焼結温度と、室温から800℃までの熱膨張係数(CTE)を測定した。その結果を、下記表1に記す。なお、参考例として、固体電解質体の材料の焼結温度と熱膨張係数も、下記表1に記す。
この表1より、実験例Hは参考例の固体電解質体との整合性が最もとれていた。また、実験例の焼結体をXRDで分析したところ、BaO0.9Sr0.1Al2Si28、BaSiO3、BaSr2Si39、BaAl2Si28の結晶相が確認された。
次に、固体酸化物形燃料電池の実施例について、図2及び図3に基づいて説明する。
本実施例は、モノリス型の固体酸化物形燃料電池が作製可能かを検証するに当たり、以下の手順で簡易サンプルを作成し、その発電試験を行った。尚、この簡易サンプルでは、空気や燃料ガスの流路はインターコネクタにより分離されていないが、実際にセルを積層する場合には、インターコネクタによって流路が分離される。
(1)固体電解質用グリーンシートの作成
Ce添加Sc安定化ジルコニア粉末(10Sc1CeSZ)とブチラール樹脂と可塑剤と有機溶剤とを混合して、スラリーを調製し、そのスラリーをドクターブレード法でキャスティングし、200μm厚の固体電解質用グリーンシート24を作製した。
(2)インターコネクタ用グリーンシートの作成
表1の実験例Hに示す組成のセラミック粉とブチラール樹脂と可塑剤と有機溶剤とを混合して、スラリーを調製し、そのスラリーをドクターブレード法でキャスティングし、200μm厚のインターコネクタ用グリーンシート27、29を作製した。
(3)電極及びビアペーストの作製
Ag−Pd(Pd:30mol%)粉末と10Sc1CeSZ粉末とエチルセルロースと有機溶剤とを混合して、Ag−Pdペーストを作製した。
(4)未焼成発電セルの作製
図2に示す様に、固体電解質用グリーンシート24の表裏に、燃料極及び空気極となる電極パターン25を形成するために、Ag−Pdペーストを12cm角形状に印刷して、未焼成発電セル26を作製した。
(5)未焼成インターコネクタの作製
インターコネクタ用グリーンシート27、29に、ガス流路となる10cm角のガス貫通孔31、33を形成し、その周囲にビアとなるφ0.25mmの貫通孔(ビアホール)35を複数形成した。その後、ビアホール35は(ビア導体となる)Ag−Pdペーストで穴埋め印刷して未焼成ビア37を作製した。
更に、ガス貫通孔31、33の周囲のシート表面をAg−Pdペーストで印刷して枠状パターン39を形成し、その枠状パターン39によって、ビア導体同士を電気的に接続するようにして、未焼成インターコネクタ41、43を作製した。
(6)積層及び焼成
前記未焼成発電セル26の表裏に、前記未焼成インターコネクタ41、43を積層圧着して一体とした。このとき、未焼成発電セル26の電極パターン25と未焼成インターコネクタ41、43のガス貫通孔31、33及び未焼成ビア37とが、投影方向(同図上下方向)に重なるように、且つ、ガス貫通孔31、33の周囲に印刷したAg−Pdペーストが、サンプル表面に露出するようにして積層した。
この積層体を250℃にて脱脂し、その後1150℃にて焼成して、図3に示すモノリス形SOFC51の簡易サンプルを作製した。得られたサンプルは緻密化しており、割れなどは確認できなかった。
この様にして製造されたモノリス形SOFC51は、図3に破断して示す様に、空気極53及び燃料極55を有する固体電解質体57からなるSOFCセル58の両側に、インターコネクタ59、61を備えたものである。また、インターコネクタ59、61には、その中央に、空気極53に接する空気流路63と燃料極55に接する燃料ガス流路65とを備えるとともに、空気流路63及び燃料極55の周囲をそれぞれ囲むようにビア67、69を備えている。
このうち、上側のビア67は、空気極53と上側のインターコネクタ59上面の端子71とを接続するものであり、下側のビア69は、燃料極55と下側のインターコネクタ61下面の端子73とを接続するものである。
(7)発電評価
得られたモノリス形SOFC51の簡易サンプルを、その表面(空気流路63側)には酸化剤ガスである空気、裏面(燃料ガス流路65)には、燃料ガスである露点30℃のH2ガスに曝すことができるように、発電評価装置(図示せず)にセットした。
また、上下のインターコネクタ59、61の表裏の端子71、73から電気を取り出せるように端子接続した。
この結果、800℃において、0.7Vにて0.46W/cm2の発電ができたことが確認された。
本実施例は、SOFCセルが多層に積層されたモノリス形SOFCスタック(多層モノリス形SOFC)である。
この多層モノリス形SOFCは、下記の手順で製造することができる。
(1)固体電解質用グリーンシートの作成
前記実施例1と同様に、200μm厚の固体電解質用グリーンシートを作製した。
(2)インターコネクタ用グリーンシートの作成
前記実施例1と同様に、200μm厚のインターコネクタ用グリーンシートを作製した。なお、外側コネクタに関しても同様であるので、その説明は省略する。
(3)電極及びビアペーストの作製
前記実施例1と同様に、Ag−Pdペーストを作製した。
(4)未焼成発電セルの作製
図4(a)に示す様に、前記実施例1と同様に、固体電解質用グリーンシート81の表裏に、Ag−Pdペーストを印刷して電極パターン83を形成し、未焼成発電セル84を作製した。尚、破線が切断部分である。
(5)未焼成インターコネクタの作製
図4(b)〜(d)に示す様に、インターコネクタ用グリーンシートに、ガス流路となる10cm角のガス貫通孔91、93と、その周囲にビアとなるφ0.25mmの貫通孔(ビアホール)95、99を成したインターコネクタ用グリーンシート85、89を2枚作製するとともに、ビアホール97だけ形成したインターコネクタ用グリーンシート87を1枚作製した。
その後、全てのインターコネクタ用グリーンシート85〜89のビアホール95〜99はAg−Pdペーストで穴埋め印刷して未焼成ビア101〜105を作製した。
次に、未焼成ビア103だけからなるインターコネクタ用グリーンシート87の表裏に、未焼成ビア101〜105の位置を一致させるようにして、前記ガス貫通孔91、93と未焼成ビア101、105を形成したインターコネクタ用グリーンシート85、89を積層圧着して、未焼成インターコネクタ107(図4(e)参照)を作製した。
(6)積層及び焼成
前記未焼成発電セル84と前記未焼成インターコネクタ107とを交互に配置し、積層圧着して一体とした。このとき、未焼成発電セル84の電極パターン83と未焼成インターコネクタ107のガス貫通孔91、93及び未焼成ビア101〜105とが重なるようにした。
その後、積層体を図の破線に沿って必要な大きさに切断して、未焼成の多層モノリス形SOFCとし、この積層体を250℃にて脱脂し、その後1150℃にて焼成して、図5及び図6に示す多層モノリス形SOFC111を作製した。
この様にして製造された多層モノリス形SOFC111は、空気極113及び燃料極115を有する固体電解質体117からなるSOFCセル119と、インターコネクタ121とを交互に積層したものである。
このインターコネクタ121は、中央のプレート状の部材123の両側に一対の長方形の部材125〜131を備えたものであり、これらの部材123〜131によって、空気極113に接する空気流路133と燃料極115に接する燃料ガス流路135が形成されている。また、空気流路133及び燃料極135の周囲をそれぞれ囲むようにビア137が形成されている。
尚、図6に示す様に、多層モノリス形SOFC111の積層方向の両側には、各セル119にて発電した電力を外部に取り出すための外側コネクタ139が配置されており、その外側コネクタ139の外側表面には、ビア137と接続された電流取出端子141が形成されている。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
実施形態の固体酸化物形燃料電池スタックの一部を破断して模式的に示す説明図である。 実施例1の固体酸化物形燃料電池セルの製造手順を示す説明図である。 実施例1の固体酸化物形燃料電池セルを破断して示す説明図である。 実施例2の固体酸化物形燃料電池スタックの製造手順を示す説明図である。 実施例2の固体酸化物形燃料電池スタックの一部を分解して示す斜視図である。 実施例2の固体酸化物形燃料電池スタックの一部を破断して示す説明図である。
符号の説明
1、111…固体酸化物形燃料電池スタック
3、58、119…固体酸化物形燃料電池セル
5、59、61、121、121…インターコネクタ
6…外側コネクタ
7、57、117…固体電解質体
9、53、113…空気極
11、55、115…燃料極
13、21、21A、21B…セラミック基体
15、65、135…燃料ガス流路
17、63、133…空気流路
19、67、69…ビア

Claims (8)

  1. 燃料ガスに接する燃料極と酸化剤ガスに接する空気極と固体電解質体とを備えた固体酸化物形燃料電池セルと、
    前記固体酸化物形燃料電池セルとの導通を確保するセラミックス製のコネクタと、
    を備えた固体酸化物形燃料電池において、
    前記コネクタは、前記固体酸化物形燃料電池セルの前記燃料極又は空気極に電気的に接続されるビアを備え、
    前記コネクタのセラミックスは、主として、SiO2とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とからなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記コネクタのセラミックスは、主として、SiO2とAl23とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とからなることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記固体酸化物形燃料電池は、前記固体酸化物形燃料電池セルと前記コネクタとが一体に焼結されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記コネクタのセラミックスには、RO・SiO2結晶相及びRO・Al23結晶相のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  5. 前記コネクタのセラミックスには、SiO2を20〜80mol%、Al23を0〜50mol%、ROを20〜80mol%含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  6. 前記コネクタと前記固体電解質体との焼結温度の差は、±100℃以内であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  7. 前記コネクタと前記固体電解質体との熱膨張係数の差は、±2ppm/K以内であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  8. 固体電解質の材料を主成分とするグリーンシートの表裏に電極用ペーストを印刷した未焼成の固体酸化物形燃料電池セルと、主としてSiO2とRO(R:Mg、Ca、Sr、Ba)とを材料とするグリーンシートに設けた貫通孔にビア導体用ペーストを穴埋めした未焼成のコネクタとを、積層した後に焼成することを特徴とする固体酸化物形燃料電池の製造方法。
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