JPWO2009001739A1 - 高温構造材料と固体電解質形燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

相対的に低い温度で焼結することができるとともに、高温下での機械的強度を高めることが可能な高温構造材料と、その高温構造材料から本体部が構成された固体電解質形燃料電池用セパレータを提供する。高温構造材料は、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む。固体電解質形燃料電池用セパレータ(1)は、電気絶縁性の酸化物からなる本体部(10)と、この本体部(10)に形成された電気導電性の電子通路部(20)とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータであって、本体部(10)が上記の高温構造材料からなる。

Description

この発明は、一般的には600〜1000℃の温度下で使用される高温構造材料に関し、特定的には、たとえば、電気絶縁性の酸化物からなる本体部と、この本体部に形成された電気導電性の電子通路部とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータにおいて、本体部が上記の高温構造材料からなるものに関するものである。
一般的に、平板型の固体電解質形燃料電池(固体酸化物燃料電池(SOFC)ともいう)は、各々がアノード(負極)、固体電解質およびカソード(正極)からなる発電要素としての平板状の複数のセルと、複数のセルの間に配置されるセパレータ(インタコネクタともいう)とから構成される。セパレータは、複数のセルを相互に電気的に直列に接続し、かつ、複数のセルの各々に供給されるガスを分離するために、具体的にはアノードに供給される燃料ガス(たとえば水素)と、カソードに供給される酸化剤ガス(たとえば空気)とを分離するために複数のセルの間に配置される。このように構成される燃料電池は600〜1000℃の高温下で運転される。
従来から、セパレータは、耐熱性の金属材料またはランタンクロマイト(LaCrO)などの導電性のセラミック材料から形成されている。このような導電性材料を用いてセパレータを形成すると、一種類の材料で上記の電気的接続とガスの分離という機能を果たす部材を構成することができる。
一方、セパレータは、セルを構成する三層の部材、すなわち、アノード(燃料極)、電解質およびカソード(空気極)を構成する三層の部材に接合され、かつ、燃料ガスと酸化剤ガスの漏れを防止するためにセパレータと三層の部材の周縁部が気密シールされて配置される。このため、三層の部材に接合される際にセパレータや三層の部材が割れたり、変形したりすることがないようにしなければならない。この問題を解決するために、セパレータの材料として、三層の部材に近似した熱膨張係数を有する材料を選定する必要がある。
このような要求を満足するようにセパレータの材料の選択範囲を広げることが可能なセパレータの構成が、たとえば、特開2000−36310号公報(特許文献1)に開示されている。
図7は、上記の公報に開示された従来のセパレータの構成を示す図である。
図7に示すように、セパレータは、電気絶縁性の酸化物からなるセパレータ本体102と、セパレータ本体102を貫通するように設けられた電気導電性の電子流路材105とから構成される。このセパレータは、マグネシア(MgO)とスピネル(MgAl)とから構成され、焼結によって得られたセパレータ本体102に貫通孔を形成し、その貫通孔に電気導電性の酸化物、たとえば、ランタンクロマイト(LaCrO)からなる電子流路材105を嵌合または接合して製造される。この場合、セパレータ本体102は電気絶縁性の材料から形成されるので、適切な熱膨張係数を有するように材料を選択すればよい。なお、平板状のセパレータ本体102の対向する2組の辺に積層用枠体103とガス流通用枠体104が接合される。
また、特開2003−132914号公報(特許文献2)には、セパレータとしてのガス隔離板が、複数の導電性ビアを含む緻密なセラミック材料の一以上の層から構成されることが開示されている。この場合、ガス隔離板は、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、たとえば3モル%のイットリア安定化ジルコニア、あるいは、セリアを主体とする電解質、ドープしたLaGaO電解質等のセラミック材料からなる。
特開2000−36310号公報 特開2003−132914号公報
しかしながら、上記の特開2000−36310号公報(特許文献1)に開示されたセパレータでは、その本体がスピネルを含むので、焼結温度が高いため、製造コストが高くなる。例えば、セパレータ本体を形成するために、相対密度が95%以上のマグネシアとスピネルとからなる焼結体を得るためには、最低でも1400℃の温度で材料を焼結する必要がある。
また、セパレータ本体に貫通孔を形成して貫通孔に導電性材料を充填して電子流路を形成する必要がある。このため、電子流路を形成するための製造工程が増えるとともに、本体を形成する材料と電子流路を形成する材料とを接合することが困難な場合、ガスのリークが起こるので、本来のセパレータの目的を果たせない。このようなリークを防止するためには、貫通孔の加工精度や導電性材料の充填精度を高める必要があるので、製造が困難である。
そこで、製造工程や加工コストを削減するために、セパレータ本体を形成する材料と電子流路を形成する材料とを共焼結によって製造することが考えられる。しかし、セパレータ本体を形成するマグネシアとスピネルの焼結温度が高いため、高価な白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ランタンクロマイトのような融点の高い導電材料を選択する必要がある。この場合、その電子流路を構成する電気導電性の材料の選択範囲が狭くなる。仮に、銀(Ag)−パラジウム(Pd)系合金を電気導電性の材料として用いる場合、セパレータ本体を形成する焼結温度が1500℃のとき、パラジウムの含有率が100%に近い材料を用いる必要があり、材料コストが高くなる。逆に、セパレータ本体の焼結温度が低くなるほど、銀の含有率が高い銀−パラジウム合金を電気導電性の材料として用いることができ、材料コストを低減することが可能になる。
さらに、上記の特開2003−132914号公報(特許文献2)で提案されているように、気密なシールを形成する必要性をなくするために、セルを構成する三層の構成材料とセパレータの構成材料とを同時に焼結して製造することが考えられる。この場合、セパレータ本体の焼結温度が三層の構成材料の一般的な焼結温度である1300〜1400℃よりも高いと、上記の同時焼結を行うことが困難になる。
ところで、上記の特開2000−36310号公報(特許文献1)では、スピネルを含む混合物を1400〜1800℃で焼結して多孔質酸化物からなるセパレータ焼結体を作製し、このセパレータ焼結体の表面にSiO、CaOおよびAlを含む混合スラリを塗布して1200〜1400℃で熱処理することにより、多孔質の酸化物板の表面に緻密質の酸化物膜をコーティングしたセパレータ本体を製造する方法が開示されている。
しかしながら、このようなセパレータ本体においては、緻密質の酸化物膜が使用環境のヒートサイクル下にて剥がれてしまうという問題がある。また、表面に緻密質の酸化物膜を設けても、セパレータ本体の内部が多孔質酸化物からなるので、セパレータ本体としての機械的強度が低いという問題がある。さらに、セパレータ本体の内部はスピネルを含むので、スピネル自体の機械的強度が低いため、高温下の使用環境によってはセパレータ本体が破壊する可能性がある。
なお、上記の特開2003−132914号公報(特許文献2)には、セパレータとしてのガス隔離板は、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)、たとえば3モル%のイットリア安定化ジルコニア、あるいは、セリアを主体とする電解質、ドープしたLaGaO電解質からなることが記載されている。しかしながら、これらの材料は酸化物イオン導電性を有するので、セルを構成する三層の部材に対して逆の起電力を発生させ、電池の発電効率に対して損失を生じさせるため、電池の機能に悪影響を及ぼすという問題がある。
そこで、この発明の目的は、相対的に低い温度で焼結することができるとともに、高温下での機械的強度を高めることが可能な高温構造材料と、その高温構造材料から本体部が構成された固体電解質形燃料電池用セパレータを提供することである。
この発明に従った高温構造材料は、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む。
ジルコニアは、共沈法で容易に微粒粉末が得られるとともに、その材料粉末を比較的低温(たとえば、1250〜1400℃)で相対密度が96%以上の焼結体を得ることができる。材料粉末に焼結助剤を添加すると、さらに低温(たとえば、1100℃以下)で焼結することが可能である。したがって、この発明の高温構造材料は、ジルコニアを主成分として含むので、焼結温度を低くすることができる。
また、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアは、化学的安定性に優れており、高温下での破壊強度が高いという性質を有する。このため、このようなジルコニアを主成分とする高温構造材料は、高温下で機械的な応力に対して破壊し難いので、高温下の環境に曝される構造部材、たとえば、600〜1000℃の高温下で運転される固体電解質形燃料電池を構成するセパレータ、外壁部材、ガスマニホールド部材等の構造部材に用いることができる。
さらに、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアは、固体電解質層を構成し、アノードまたはカソードに含有されるイットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)と同じ蛍石型のジルコニア固溶体の一種であり、これらの材料の熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する。このため、セルを構成するアノード、カソード、または、固体電解質に、本発明の高温構造材料からなるセパレータ等の構造部材を接合すると、上記のセルを構成する部材に作用する熱応力が小さく、熱応力によるセル構成部材の破壊を抑制することができる。
さらにまた、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアは、上記のセルを構成する材料とほぼ同じ温度で焼結することができ、主成分もほぼ同じであるので、拡散による変動が少ないため、セパレータの本体部と固体電解質、ひいては、セパレータとセルを構成する三層(アノード、カソード、固体電解質)の部材とを同時に焼結することも可能となる。
この発明の高温構造材料において、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが等しいモル量で添加されていることが好ましい。
このようにすることにより、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとの平均イオン価は4価となる。そうすると、この平均イオン価は、イットリウムイオンやカルシウムイオンなどのイオン価が4価未満のイオンでジルコニアを安定化した場合と異なり、結晶中においてジルコニウムイオンと同じイオン価であるので、酸素欠損を生成しない。しかも、これら5価のイオンは還元雰囲気中でも安定に存在する。これにより、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが等しいモル量で添加された正方晶のジルコニアは酸化物イオン導電性を有しない。したがって、酸素センサ、固体電解質形燃料電池を構成するセパレータやガスマニホールド部材等を上記の正方晶のジルコニアで構成しても、酸素センサの機能、電池の機能に悪影響を及ぼすことがない。
また、この発明の高温構造材料において、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとの合計の添加量が20モル%以上60モル%以下であることが好ましい。
上記のイオンの添加量が20モル%未満であると、単斜晶相の割合が過大となり、焼結後の冷却過程において正方晶相から単斜晶相への相転移で焼結体が割れてしまう。一方、上記のイオンの添加量が60モル%を超えると、ジルコニアの割合が小さくなることによって、熱膨張係数が低下する。たとえば、本発明の高温構造材料をセパレータに用いても、セルを構成する三層(アノード、カソード、固体電解質)の部材とセパレータを同時に焼結することが困難になる。
この発明に従った固体電解質形燃料電池用セパレータは、電気絶縁性の酸化物からなる本体部と、この本体部に形成された電気導電性の電子通路部とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータであって、本体部が上述のいずれかの特徴を有する高温構造材料からなる。
この発明のセパレータは、ジルコニアを主成分として含むので、焼結温度を低くすることができる。また、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアは、従来のセパレータ本体を構成するスピネルに比べて、機械的な応力に対して破壊し難いので、セパレータの機械的強度を高めることができる。さらに、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアは、従来のセパレータ本体を構成するスピネルに比べて、低温で焼結することができるので、電子通路部を構成する電気導電性の材料と共焼結する場合において、電気導電性の材料の選択範囲を広げることができる。
また、上述したように、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが等しいモル量で添加された正方晶のジルコニアは酸化物イオン導電性を有しない。この発明のセパレータにおいて、本体部を上記の正方晶のジルコニアで構成しても、セルを構成する三層の部材に対して逆の起電力を発生させることがなく、電池の発電効率に対して損失を生じさせることがないので、電池の機能に悪影響を及ぼすことがない。
さらに、この発明のセパレータは、構成材料としてジルコニアを含むアノード、カソードまたは固体電解質の各層と強固に接合することができる。このため、セルを構成する各層とセパレータとのシール性が良好で、ヒートショックに強い構造を形成することができる。なお、この発明のセパレータを構成する上記の正方晶のジルコニアの熱膨張係数が電解質を構成するYSZやScSZの熱膨張係数に近いため、接合する際に熱膨張係数の調整を容易に行うことができる。
この発明の固体電解質形燃料電池用セパレータにおいて、本体部と電子通路部とが共焼結によって形成されていることが好ましい。
このように構成することにより、共焼結時の相互拡散により本体部と電子通路部との間を接合することができるので、本体部と電子通路部との間に空隙が発生するのを抑制することができ、その結果として、ガス漏れが生じるのを防止することができる。また、セパレータを安価に製造することができる。
以上のようにこの発明によれば、相対的に低い温度で焼結することができるとともに、高温下での機械的強度を高めることが可能な高温構造材料を得ることができる。また、電気絶縁性の酸化物からなる本体部と、この本体部に形成された電気導電性の電子通路部とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータにおいて、セパレータを製造するための焼結温度を低くすることができるとともに、セパレータの機械的強度を高めることができる。
この発明の一つの実施の形態として固体電解質形燃料電池用セパレータの構成を示す概略的な平面図である。 図1のII−II線における一つの実施形態のセパレータの断面を示す断面図である。 図1のIII−III線におけるもう一つの実施形態のセパレータの断面を示す断面図である。 XRDによって得られた、3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとの合計の添加量が20モル%である正方晶のジルコニア(Y0.1Ta0.1Zr0.8)相のピーク強度の一例を示す図である。 3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとが添加された正方晶のジルコニアの相の構成比率と原材料粉末の組成比(モル%)との関係を示す図である。 3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニア相の構成比率と原材料粉末の組成比(モル%)との関係を示す図である。 従来のセパレータの構成を示す図である。
符号の説明
1:セパレータ、10:本体部、20:電子通路部。
以下、この発明の一つの実施の形態を図面に基いて説明する。
図1は、この発明の高温構造材料の一つの実施の形態として固体電解質形燃料電池用セパレータの構成を示す概略的な平面図である。
図1に示すように、セパレータ1は、電気絶縁性の酸化物からなる本体部10と、本体部10に形成された複数の電気導電性の電子通路部20とから構成される。本体部10は3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む。好ましくは、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとの合計の添加量が20モル%以上60モル%以下であり、より好ましくは、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが等しいモル量で添加されている。
図2は、図1のII−II線における一つの実施形態のセパレータの断面を示す断面図である。
図2に示すように、本体部10(図1)は、二層の本体部11と12とからなる。本体部11には電子通路部21が形成され、本体部12には電子通路部22が形成されている。本体部11と12の界面には、隣り合う電子通路部21と22とが電気的に導通するように、電子通路部の構成材料と同じ材料からなる電気導電性の薄膜が形成されている。このように構成されるセパレータは、本体部10を構成する二つの本体部11と12の構成材料と、電子通路部21と22の構成材料とを共焼結することによって形成される。
図3は、図1のIII−III線におけるもう一つの実施形態のセパレータの断面を示す断面図である。
図3に示すように、電子通路部のために複数の貫通孔が形成された本体部13が焼結によって形成される。電子通路部を形成する電気導電性の材料からなる棒体23が複数の貫通孔に圧入されることによって、セパレータが作製される。このように本体部13を焼結によって形成した後、電子通路部を構成する棒体23を本体部13に接合することによって本発明のセパレータを作製してもよい。
以下、この発明の実施例について説明する。
(本発明の高温構造材料の生成確認)
この発明の高温構造材料の一つとして、3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含むものを作製するために、原材料粉末として、イットリウム酸化物(Y)、タンタル酸化物(Ta)、ジルコニア(ZrO)を準備し、これらの粉末を混合した。その後、この混合粉末を温度1500℃で1時間、熱処理した。
一方、この発明の高温構造材料の一つとして、3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含むものを作製するために、原材料粉末として、イットリウム酸化物(Y)、ニオブ酸化物(Nb)、ジルコニア(ZrO)を準備し、これらの粉末を混合した。その後、この混合粉末を温度1500℃で1時間、熱処理した。
このようにして作製された試料において、X線回折(XRD)により、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは5価のニオブイオンのいずれか一方とが添加された正方晶のジルコニア相が生成されていることを確認した。図4は、XRDによって得られた、3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとの合計の添加量が20モル%である正方晶のジルコニア(Y0.1Ta0.1Zr0.8)相のピーク強度の一例を示す。
3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含むものを作製するために、原材料粉末として、Y、Ta、ZrOの混合割合を変更し、上記と同様の方法で種々の組成比の試料を作製した。
一方、この発明の高温構造材料の一つとして、3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含むものを作製するために、原材料粉末として、Y、Nb、ZrOの混合割合を変更し、上記と同様の方法で種々の組成比の試料を作製した。
このようにして作製された種々の試料において、XRDのピーク強度比から推定し、得られたジルコニア相と他の相の構成比率を算出した。相の構成比率と原材料粉末の組成比(モル%)との関係を図5と図6に示す。図5において、「YTaSZ」は3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとが添加された正方晶相のジルコニア、「YTaO(ss)」はYTaOの固溶体、「m−ZrO」は単斜晶相のジルコニアを示す。図6において、「YNbSZ」は3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンとが添加された正方晶相のジルコニア、「YNbO(ss)」はYNbOの固溶体、「m−ZrO」は単斜晶相のジルコニアを示す。
なお、以上のようにして得られたYTaSZ粉末とYNbSZ粉末を空気中において一週間放置した後、XRDにて分析したが、何も変化は観測されなかった。このことから、YTaSZ粉末とYNbSZ粉末は空気中で安定であることがわかる。なお、原材料粉末であるY、Ta、Nb、ZrOもそれぞれ、空気中で安定であり、水に溶解しない。
(共沈法によるジルコニア粉の合成)
共沈法によってYTaSZ粉末とYNbSZ粉末を合成した。
まず、YTaSZ粉末については、ZrOCl・8HO粉末、Y(NO・6HO粉末およびTaCl粉末を含む水溶液を調合した。一方、ZrOCl・8HO粉末、Y(NO・6HO粉末およびNbCl粉末を含む水溶液を調合した。
得られた水溶液にアンモニア水を滴下して、水溶液のpHを7.6に調整することにより、沈殿物を得た。
この沈殿物を純水で洗った後、温度120℃にて乾燥し、さらに温度920℃で3時間仮焼することによって、YTaSZ粉末とYNbSZ粉末を作製した。
(高温構造材料の材料評価)
まず、上記で作製されたYTaSZ粉末、YNbSZ粉末、YSZ粉末、スピネルとマグネシアの混合粉末、YTaO粉末、ZrO粉末を用いて、以下のようにして、表1に示す実施例1〜12と比較例1〜10の各試料を作製し、その材料を評価した。
なお、表1の「主材料」の欄にて、たとえば「15Y15T」は3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンのそれぞれの添加量が15モル%の正方晶のジルコニア(Y0.15Ta0.15Zr0.70)、「15Y15N」は3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンのそれぞれの添加量が15モル%の正方晶のジルコニア(Y0.15Nb0.15Zr0.70)、「8YSZ」は添加量8モル%のイットリアで部分安定化したジルコニアであることを示す。
表1に示すように、実施例1〜12と比較例1〜10の各試料にて、主材料と、ブチラール系バインダーと、有機溶媒とを混合した後、厚みが50μmのグリーンシートを成形した。このグリーンシートを複数枚用いて積層した後、圧力1000kgf/cm、温度80℃で2分間圧着し、各評価用の試料の大きさに加工して焼結することによって焼結体を作製した。焼結は各温度において2時間保持して行った。
このようにして得られた各焼結温度についての焼結体の焼結密度をアルキメデス法によって測定し、相対密度が95%以上である焼結体の焼結温度を実施例1〜12と比較例1〜10の各試料における最低焼結温度[℃]とした。
また、最低焼結温度で焼結した試料の熱膨張係数[×10−6/K]を熱機械分析法(Thermomechanical Analysis)により、30℃から1200℃までの昇温過程における熱膨張係数を測定した。温度1200℃から30℃までの降温過程における熱膨張挙動も測定し、昇温過程と降温過程との間での変化、すなわち、体積変動がないかどうかについて検証した。この体積変動は相転移により発生する。安定化が不足しているジルコニアでは、室温付近の低温では単斜晶相が安定相であり、1000℃付近の高温では正方晶相が安定相であり、これらの二つの相の間で相転移すると、6%程度の体積変動を起こす。体積変動を起こすと、割れが発生したり、接合時に大きな応力を発生させる原因になる。
さらに、得られた焼結体の酸素欠損の有無を調べた。
得られた焼結体の導電率[S/cm]を、温度1000℃の空気中と、温度1000℃の空気中で1時間、アニール処理した焼結体を30℃の温度で加湿した水素ガス雰囲気(H+HO)中(燃料中)で測定した。導電率は交流四端子測定法によって測定した。
得られた焼結体の抗折強度[MPa]も測定した。抗折強度は、厚みが0.8mm程度、幅が3.2mm程度の試料を各10本作製し、スパン30mmの三点曲げ強度を測定することによって求めた。焼結体の抗折強度も、温度1000℃の空気中と、温度1000℃の空気中で1時間、アニール処理した焼結体を30℃の温度で加湿した水素ガス雰囲気(H+HO)中(燃料中)で測定した。抗折強度の標準偏差を算出した。
なお、原材料粉末の吸湿性の有無を調べた。
以上の測定結果として、最低焼結温度[℃]、吸湿性の有無、酸素欠損の有無、導電率[S/cm]、熱膨張係数[×10−6/K](30℃から1200℃までの平均熱膨張係数)、体積変動の有無、抗折強度[MPa](標準偏差)を表1に示す。
Figure 2009001739
(共焼結性の評価)
上記で得られた実施例1〜12と比較例1〜10の各試料の厚みが250μmの1枚のグリーンシートを、固体電解質の材料である8YSZ(添加量8モル%のイットリアで安定化したジルコニア)、11ScSZ(添加量11モル%のスカンジアで安定化したジルコニア)、アノードの材料であるNi−YSZ(Ni:8YSZ=50:50のモル比率で混合したもの)、または、カソードの材料であるLSM−YSZ(La0.8Sr0.2MnO:8YSZ=80:20のモル比率で混合したもの)のそれぞれからなる厚みが250μmの2枚のグリーンシートで挟んで積層圧着して、温度1300℃で共焼結することによって、三層構造の焼結体を作製した。得られた焼結体の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した。その結果を表2に示す。表2において、「○」は三層が剥離することなく強固に接合したことを示し、「×」は試料が両側の固体電解質、アノードまたはカソードの材料に接合せず、中央部で剥離したことを示す。
Figure 2009001739
(セパレータの評価)
表3に示すように実施例1〜12と比較例1〜4にて、共焼結と接合の2種類の製造方法でセパレータを作製した。
共焼結によってセパレータを製造する場合には、図2に示すように本体部11と12のそれぞれにて電子通路部21と22を形成する位置で、対応する貫通孔の形成位置が重ならないように、上記で得られた各試料の2枚のグリーンシートに異なる配置の貫通孔を形成した。各貫通孔に銀(Ag)50重量%−パラジウム(Pd)50重量%の合金のペーストを充填した。隣り合う電子通路部21と22を形成する貫通孔を接続するように、上記と同じ組成のペーストを2枚のグリーンシートのいずれかの表面に印刷した。その後、図2に示すように2枚のグリーンシートを積層し、上記と同様の条件で圧着した。この圧着体を5cm×5cmの大きさに切断した後、上記の最低焼結温度以上の温度で焼結した。
接合によってセパレータを製造する場合には、図2に示す本体部11にて電子通路部21を形成する位置で、対応する貫通孔の形成位置が重なるように、上記で得られた2枚のグリーンシートに同じ配置の貫通孔を形成した。その後、2枚のグリーンシートを積層し、上記と同様の条件で圧着した。この積層体を5cm×5cmの大きさに切断した後、上記の最低焼結温度以上の温度で焼結した。得られた焼結体の貫通孔に、電子通路部を形成する導電材として、別途焼結によって作製された円柱状のランタンクロマイト(LaCrO)焼結体または銀(Ag)−パラジウム(Pd)焼結体を圧入した。
以上のようにして得られたセパレータの各試料の電子通路部を含むように、各試料を3cm×3cmの大きさの透過セルで挟み、各試料の両側を窒素ガスで充填した後に、各試料の片側を気圧1Paまで減圧した。減圧した側の圧力変動を記録し、ガス透過係数[cm/m・24h・atm]を測定した。なお、本発明のセパレータの好ましい実施の形態としては、JIS K7126のB法に準拠して測定された窒素ガスの透過係数が30[cm/m・24h・atm]以下であり、より好ましくは15[cm/m・24h・atm]以下である。このガス透過率が大きすぎると、セパレータを燃料電池に組み込んだ際に燃料ガスの漏れが生じて、本発明の作用効果を達成することができない。
以上のようにして測定されたガス透過係数を表3に示す。
Figure 2009001739
表1に示す結果から、実施例1〜12と比較例3〜10は、吸湿性のあるマグネシアを含む比較例1と2に比べて、原材料粉末に吸湿性がなく、大気や水分に対して安定である。また、実施例1〜12と比較例3〜7は、比較例1と2に比べて、低温で焼結することができることがわかる。
実施例1、2、9〜12と比較例3は、比較例1と2に比べて抗折強度が高いことがわかる。
実施例1〜8と比較例5〜10は、比較例3と4に比べて酸素欠損がなく、実施例1〜12は比較例3と4に比べて導電率が小さい、すなわち、電気抵抗が大きいことがわかる。
表2に示す結果から、実施例1〜6、9〜12は、固体電解質、アノードまたはカソードの材料に強固に接合し、剥離しないが、比較例1と2では、共焼結できず、剥離することがわかる。また、実施例7、8において、電解質の一部材料に対して剥離が見られたのは熱膨張係数の違いによる。比較例5〜10においても、固体電解質、アノードまたはカソードの材料に対して剥離が見られたのは熱膨張係数の違いによる。
表3に示す結果によれば、実施例1〜12、比較例3、4と、比較例1、2との対比から、セパレータを共焼結法によって作製した方が、ガス透過係数が小さく、気密性の高いセパレータを得ることができることがわかる。これは、焼結後、電子通路部の導電材を接合する方法よりも共焼結法を用いる方が、拡散によって本体部と電子通路部とを密接に接合することができるからである。
なお、上記の実施例では、3価のイットリウムイオンと5価のタンタルイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む高温構造材料、3価のイットリウムイオンと5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む高温構造材料について説明したが、3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンおよび5価のニオブイオンの両方とが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む高温構造材料についても、上記の実施例と同様の作用効果を達成することができる。
今回開示された実施の形態と実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は以上の実施の形態と実施例ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものであることが意図される。
この発明では、相対的に低い温度で焼結することができるとともに、高温下での機械的強度を高めることが可能な高温構造材料を得ることができるので、電気絶縁性の酸化物からなる本体部と、この本体部に形成された電気導電性の電子通路部とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータにおいて、本発明の高温構造材料を本体部の材料に適用することによって、セパレータを製造するための焼結温度を低くすることができるとともに、セパレータの機械的強度を高めることができる。

Claims (5)

  1. 3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが添加された正方晶のジルコニアを主成分として含む、高温構造材料。
  2. 3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとが等しいモル量で添加されている、請求項1に記載の高温構造材料。
  3. 3価のイットリウムイオンと、5価のタンタルイオンまたは/および5価のニオブイオンとの合計の添加量が20モル%以上60モル%以下である、請求項1または請求項2に記載の高温構造材料。
  4. 電気絶縁性の酸化物からなる本体部と、前記本体部に形成された電気導電性の電子通路部とを備えた固体電解質形燃料電池用セパレータであって、
    前記本体部が請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の高温構造材料からなることを特徴とする、固体電解質形燃料電池用セパレータ。
  5. 前記本体部と前記電子通路部とが共焼結によって形成されている、請求項4に記載の固体電解質形燃料電池用セパレータ。
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