JP2009009738A - 固体電解質形燃料電池及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】反りのない平板な支持体を有するとともに十分なガス拡散性を有する固体電解質形燃料電池及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】対向層30は、固体電解質層27と同様な固体電解質材からなり、燃料極25の外周に沿って正方形の四角枠状に形成されている。この対向層30の平面方向の内側には、燃料極25の中央部を薄肉とする凹部51が形成されている。つまり、対向層30が積層された(燃料極25表面の)非露出面53と、対向層30が積層されない露出面55との間に段差57があるように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体電解質層、燃料極、及び空気極を有するセル本体を備えた固体電解質形燃料電池及びその製造方法に関するものである。
従来より、燃料電池として、固体電解質(固体酸化物)を用いた固体酸化物形燃料電池が知られている。
この固体酸化物形燃料電池は、例えば固体電解質層の各面に燃料極と空気極とを形成したセル本体を備えた燃料電池セルを、多数積層してスタックを形成し、燃料極に燃料ガスを供給するとともに、空気極に酸化剤ガス(例えば空気)を供給し、燃料及び酸素とを固体電解質層を介して化学反応させることによって電力を発生させるものである。
この種の固体電解質形燃料電池においては、燃料極や空気極や固体電解質層(従ってセル本体)は非常に薄い板状であるので、製造過程で反りが発生するという問題があった。
つまり、一般的な平板型固体電解質酸化物形燃料電池(燃料極支持型)の構成材料としては、固体電解質として、ジルコニア系酸化物が用いられ、燃料極としては、熱膨張を整合させるために、ジルコニア系酸化物とニッケルとのコンポジット電極が用いられているが、各構成材料の熱膨張係数は、ジルコニア系酸化物で10×10-6、ニッケルで14〜16×10-6である。そのため、コンポジット電極であっても熱膨張を一致させることは非常に困難であり、この熱膨張差によって、板状のセル本体に反りが生ずるという問題があった。
また、これ以外に、燃料電池では、ニッケルは酸化物の状態で作製されるため、燃料極に燃料ガス(還元ガス)が投入されると、酸化ニッケルが還元により体積収縮し、反りや歪みの原因となるという問題もあった。
この種の問題に関しては、下記の技術が開示されている。
・平板状の固体電解質形燃料電池において、そのセル基板の四隅に、研磨や切削によって、曲面Rを形成することで、セルの反りの低減を図る技術が提案されている(特許文献1参照)。
・固体電解質と燃料極との熱膨張係数の不一致によるセルの反りや亀裂を回避するために、微粒子のニッケルよって十分な電気的導通を確保し、(通常の燃料極には40容量%のニッケルを添加するのに対して)燃料極に20〜30容量%のニッケルを添加することによって、熱膨張の不一致を低減する技術が提案されている(特許文献2参照)。
・セル本体のグリーンシートの作成時に、高い収縮率を有する燃料極に対して、低い収縮率を有する固体電解質を、一方の面では全面に、他方の面では周縁部に形成して、焼成を行う技術が提案されている(特許文献3参照)。
・アノード支持体の形成の際に、反りを低減するために、固体電解質層とは反対側に、塗布によって微細な穴(開口部は40%)を有するストレス支持層を形成し、焼成を行い、その後、ストレス支持層側に電子導電層を印刷する技術が提案されている(特許文献4参照)。なお、この特許文献4の従来例(WO 01/43524)には、支持体の反りを低減するために、グリーンシートの段階で、固体電解質の反対側に穴を有するストレス支持層を形成して焼成する技術が記載されている。
特開平6−103985号公報 特開2006−24371号公報 特表2003−519023号公報 特表2006−500735号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術は、研磨又は切削によって、セル基板の四隅に曲面Rを設けることで、反りを低減しているが、熱膨張の不一致や、還元による収縮自体を解決するものではないため、十分ではない。
特許文献2の技術では、ニッケルの添加量を調節して熱膨張係数のずれを低減することを試みているが、熱膨張の不一致について根本的に解決することができず、また、還元時の収縮を解決するものではないため、十分ではない。
特許文献3の技術では、周縁部のみに固体電解質の組成からなるストレス支持層を設けているが、支持体の反りを低減するのには不十分であり、また、ストレス支持層を設けることによって燃料極の表面が覆われるのでガス拡散性が低減することに関しては、言及が無い。
特許文献4の技術では、塗布により微細な孔を有するストレス支持層を設け、その後電子導電層を設けているが、ガスの拡散や導電性等の問題があり、好ましくない。
なお、グリーンシートの段階で孔加工したストレス支持層を形成する場合には、その後の焼成の際に、部分的に焼成挙動が異なり、フラットなセルの製造に問題があり、また、特許文献3と同様に、ガス拡散性は十分ではない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、反り等のない平板な支持体を有するとともに十分なガス拡散性を有する固体電解質形燃料電池及びその製造方法を提供することである。
(1)請求項1の発明(固体電解質形燃料電池)は、固体電解質層と、該固体電解質層の一面側に設けられ、燃料ガスに接する燃料極と、該固体電解質層の他面側に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極とを有するセル本体を備えた固体電解質形燃料電池であって、前記セル本体は、前記燃料極又は空気極を主なる支持体とする板状の構造であり、前記支持体の一方の面に前記固体電解質層を備えるとともに、前記支持体の他方の面に前記固体電解質層と同じ主成分の固体電解質からなる対向層を備え、更に、前記支持体の対向層側の表面は、前記対向層が積層された非露出面以外に、凹部が形成されたことを特徴とする。
本発明では、支持体の一方の面に固体電解質層を備えるとともに、他方の面に固体電解質層と同じ主成分の固体電解質からなる対向層を備えているので、セル本体(従って固体電解質形燃料電池)の反りを防止することができる。これによって、燃料極等の電極との導通を確保する集電体等との接触が確保されるので、信頼性が向上する。
また、支持体の対向層側の表面は、対向層が積層された非露出面以外に、凹部が形成されているので、支持体の表面の一部が対向層で覆われていても、対向層を備えていないセル本体と比べて同等の、十分なガス拡散性を確保することができる。
なお、本発明におけるセル本体の構造は、燃料極が支持体である燃料極支持構造又は空気極が支持体となる空気極支持構造である。このセル本体は板状であるので、支持体も板状である。
(2)請求項2の発明では、前記支持体の対向層側の表面に、前記対向層が積層された非露出面と、前記対向層が積層されていない露出面を備えるとともに、前記非露出面と前記露出面との間に段差を有することを特徴とする。
本発明は、凹部の形状を例示したものであり、非露出面と露出面とが段差状になっている。
(3)請求項3の発明では、前記支持体の厚み方向(即ち固体電解質層への投影方向)からみて、前記露出面の面積は、前記支持体全体の面積の40〜90%の範囲であることを特徴とする。
本発明では、露出面の面積は支持体全体の面積の40%以上であるので(即ち凹部の領域が大きいので)、優れたガス拡散性を有している。また、露出面の面積は支持体全体の面積の90%以下であり、対向層を広く形成できるので、効果的に反りを防止できる。
(4)請求項4の発明では、前記支持体の厚み方向からみて、前記支持体の周縁部に該周縁部に沿って枠状に形成された前記対向層を備えるとともに、該対向層の内側に前記露出面を備えたことを特徴とする。
本発明は、対向層の平面形状を例示したものであり、支持体の周縁部に(支持体の外周に沿って中央部を囲むように)枠状に対向層を設けることにより、効果的に反りを防止できる。
(5)請求項5の発明では、前記セル本体を備えた固体電解質形燃料電池セルを、ガスの流通を遮断するセル間セパレータを介して、複数積層したことを特徴とする。
本発明は、固体電解質形燃料電池セルが積層された固体電解質形燃料電池スタックを示したものである。
(6)請求項6の発明は、前記請求項1〜5のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池の製造方法であって、焼成によって、前記支持体の一方の面に前記固体電解質層を備え且つ他方の面に前記対向層を含む対向形成層を備えたセル本体焼成体を形成した後に、前記対向形成層のうち(積層方向における)前記対向層以外の前記凹部に対応する部分を、研磨、研削、及びブラストのいずれかの方法によって除去することを特徴とする。
本発明は、固体電解質形燃料電池の好適な製造方法を例示したものである。本発明では、材料として固体電解質を用い焼成して対向形成層を形成し、その後ブラスト等によって、対向層以外の凹部に対応する部分を除去するので(即ち対向層を形成するので)、従来の様に、焼成の際にセル本体焼成体(従ってセル本体)に反りが生じることを抑制できる。
(7)請求項7の発明では、前記凹部に対応する部分を除去した後、更に、(積層方向における)該凹部に対応する部分の前記支持体の表面の一部を、研磨、研削、及びブラストのいずれかの方法によって除去することを特徴とする。
本発明は、固体電解質形燃料電池の好適な製造方法を例示したものである。これにより、凹部を好適に形成することができる。つまり、ブラスト等により、対向層を形成する際に、凹部も形成することができる。
・ここで、前記固体電解質層は、電池の作動時に燃料極に導入される燃料ガス又は空気極に導入される酸化剤ガスのうちの一方の一部をイオンとして移動させることができるイオン伝導性を有する。このイオンとしては、例えば酸素イオン及び水素イオン等が挙げられる。また、燃料極は、還元剤となる燃料ガスと接触し、セルにおける負電極として機能する。空気極は、酸化剤となる酸化剤ガスと接触し、セルにおける正電極として機能する。
・固体電解質層及び対向層の材料としては、例えばZrO2系セラミック、LaGaO3系セラミック、BaCeO3系セラミック、SrCeO3系セラミック、SrZrO3系セラミック、及びCaZrO3系セラミック等が挙げられる。
・燃料極の材料としては、例えば、Ni及びFe等の金属と、Sc、Y等の希土類元素のうちの少なくとも1種により安定化されたジルコニア等のZrO2系セラミック、CeO2系セラミック等のセラミックのうちの少なくとも1種との混合物などが挙げられる。また、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh、Ni及びFe等の金属が挙げられる。これらの金属は1種のみでもよいし、2種以上の金属の合金でもよい。更に、これらの金属及び/又は合金と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物(サーメットを含む)が挙げられる。また、Ni及びFe等の金属の酸化物と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物などが挙げられる。
・空気極の材料としては、例えば、各種の金属、金属の酸化物、金属の複酸化物等を用いることができる。金属としては、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru及びRh等の金属又は2種以上の金属を含有する合金が挙げられる。更に、金属の酸化物としては、La、Sr、Ce、Co、Mn及びFe等の酸化物(La23、SrO、Ce23、Co23、MnO2及びFeO等)が挙げられる。また、複酸化物としては、少なくともLa、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe及びMn等を含有する複酸化物(La1-XSrXCoO3系複酸化物、La1-XSrXFeO3系複酸化物、La1-XSrXCo1-YFeY3系複酸化物、La1-XSrXMnO3系複酸化物、Pr1-XBaXCoO3系複酸化物及びSm1-XSrXCoO3系複酸化物等)が挙げられる。
・固体電解質形燃料電池を用いて発電を行う場合、燃料極側には燃料ガスを導入し、空気極側には酸化剤ガスを導入する。
燃料ガスとしては、水素、還元剤となる炭化水素、水素と炭化水素との混合ガス、及びこれらのガスを所定温度の水中を通過させ加湿した燃料ガス、これらのガスに水蒸気を混合させた燃料ガス等が挙げられる。炭化水素は特に限定されず、例えば、天然ガス、ナフサ、石炭ガス化ガス等が挙げられる。この燃料ガスとしては水素が好ましい。これらの燃料ガスは1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。また、50体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスを含有していてもよい。
酸化剤ガスとしては、酸素と他の気体との混合ガス等が挙げられる。更に、この混合ガスには80体積%以下の窒素及びアルゴン等の不活性ガスが含有されていてもよい。これらの酸化剤ガスのうちでは安全であって、且つ安価であるため、空気(約80体積%の窒素が含まれている。)が好ましい。
次に、本発明の最良の形態について、すなわち、固体電解質形燃料電池の実施形態について説明する。
a)まず、固体電解質形燃料電池モジュール(以下単に固体電解質形燃料電池と記す)の構成について説明する。
図1に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池1は、燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気(詳しくは空気中の酸素))との供給を受けて発電を行う装置であり、図示しない断熱容器に収容されている。
この固体電解質形燃料電池1は、層状の固体電解質形燃料電池セル3が複数個(例えば8個)積層された固体電解質形燃料電池スタック4と、固体電解質形燃料電池スタック4の下側に配置された層状のガス予熱部5とが、(僅かな間隙を介して)積層されて、ボルト7〜21により一体化された積層体である。
なお、本実施例では、空気の入口と出口は、中空の異なるボルト7、9により、固体電解質形燃料電池1の上部に設定されている。また、同様なボルト11によって、燃料ガスの入口は、固体電解質形燃料電池1の下部に設定されるとともに、燃料ガスの出口は、固体電解質形燃料電池1の上部に設定されている。
このうち、固体電解質形燃料電池セル3は、図2に分解して示す様に、燃料ガスと接する燃料極25が支持体となるいわゆる燃料極支持膜タイプのセルである。
つまり、燃料ガス流路23側には、板状(層状)の燃料極(アノード)25が配置され、燃料極25の同図上側の表面には、薄膜の固体電解質層27が形成されている。また、固体電解質層27の空気流路31側の表面には、固体電解質層27と空気極29との反応を防止する反応防止層28が形成され、この反応防止層28の表面に、空気と接する層状の空気極(カソード)29が形成されている。更に、燃料極25の下面(空気極29と反対側の表面)側には、後に詳述する対向層30が枠状に形成されている。
尚、以下では、この一体に板状に形成された、燃料極25と固体電解質層27と反応防止層28と空気極29と対向層30を、セル本体39と称する。
また、空気極29と上方の金属製のインターコネクタ(セル3間の導通を確保するとともにガス流路を遮断するプレート:セル間セパレータ)33との間には、その導通を確保するために、(例えば空気極29と同様なLSCF、LSM等からなる)空気極側集電体35が配置されている。同様に、燃料極25と下方の金属製のセル間セパレータ33との間には、その導通を確保するために、通気性を有する例えばNiフェルトからなる燃料極側集電体37が配置されている。
更に詳しくは、この固体電解質形燃料電池セル3は、上下一対のセル間セパレータ33、33の間に、空気流路31側の金属製の空気極フレーム41と、セラミックス製の絶縁フレーム43と、セル本体39を接合して配置するとともにガス流路を遮断する金属製の隔離セパレータ45と、燃料ガス流路23側の金属製の燃料極フレーム47とを備えている。
つまり、固体電解質形燃料電池1(従って固体電解質形燃料電池セル3)は、図2の上方から見ると略正方形であり、その中央に配置されたセル本体39の周囲を囲むように、略正方形の枠体である、空気極フレーム41と絶縁フレーム43と隔離セパレータ45と燃料極フレーム47が配置されている。
このうち、隔離セパレータ45は、その内縁部が、セル本体39の外縁部の上面に接合されている。つまり、隔離セパレータ45の内縁部は、固体電解質層27の上面の外縁部にて(気密するように)全周にわたってロウ付け接合されている。
なお、各フレーム41、43、47及び各セパレータ33、45の枠状の外周部48を、厚み方向(同図上下方向)に貫くように貫通孔49が形成されている。
特に、本実施例では、前記対向層30は、固体電解質層27と同様な固体電解質材からなり、図3(a)にセル本体39の下面側を示す様に、燃料極25の外周(周縁部)に沿って正方形の四角枠状に、外径150mm×内径150mm×厚み20μmの寸法にて形成されている。なお、この対向層30の厚みは、固体電解質層27の厚みと同じである。そのため、より効果的に反りを防止できる。
対向層30に囲まれた燃料極25の表面(燃料極25の中央部分)には、燃料極25を薄肉とする凹部51が形成されている。つまり、図3(b)に示す様に、対向層30が積層された(燃料極25表面の)非露出面53と、対向層30が積層されない露出面55との間に段差57があるように形成されている。この段差57の深さは、例えば、50μmである。
更に、凹部51の下面側の面積、即ち露出面55の面積は、燃料極25の厚み方向における全面積(全投影面積)の40〜90%の範囲である。すなわち、全面積に対する露出面55の面積(下面側に開口する開口部の面積)の比(開口率)は、例えば70%である。
b)次に、固体電解質形燃料電池1のガス流路について説明する。
尚、図4では、燃料ガス予熱部5等の構成は省略して固体電解質形燃料電池セル3における流路を模式的に示してある。
(1)空気の流路(空気の流れを実線の矢印で示す)
図4(a)に示す様に、空気用のボルト7の上方から供給された空気は、そのボルト7の軸中心に形成された中心孔59に導入され、各固体電解質形燃料電池セル3の側方にあけられた連通路61を介してセル内の空気流路31側に導入される。
次に、セル内の空気流路31の空気は、他の連通路63から、他の空気用(排出用)のボルト9の中心孔65に排出され、その上方よりスタック外に排出される。
(2)燃料の流路(燃料の流れを破線の矢印で示す)
図4(b)に示す様に、燃料用のボルト11の下方から供給された燃料ガスは、燃料ガス予熱部5を介して、他の燃料用のボルト13の中心孔67に導入される。
次に、燃料ガスは、各固体電解質形燃料電池セル3の側方にあけられた連通路69から、各セル内の燃料ガス流路23に供給される。
次に、各セル内の燃料ガス流路23の燃料ガスは、同様な他の連通路71を介して、燃料用のボルト11の中心孔73に排出され、その上方よりスタック外に排出される。
c)次に、固体電解質形燃料電池1の製造方法について説明する。
・まず、例えばSUS430からなる板材を打ち抜いて、セル間セパレータ33、空気極フレーム41、隔離セパレータ45、燃料極フレーム47等を製造した。
また、定法により、MgOとスピネルを主成分とするグリーンシートを所定形状に形成し、焼成して、絶縁フレーム43を製造した。
・更に、固体電解質形燃料電池セル3のセル本体39を、下記の様にして製造した。
(1)燃料極グリーンシートの作製
酸化ニッケル(NiO)粉末60重量部と、イットリアを8モル%固溶させたジルコニア(8YSZ)粉末40重量部を混合して成分原料とし、この成分原料に気孔形成材として人造黒鉛粉を30重量部加えた。
次に、この気孔形成材を加えた成分原料に、分散剤1重量部と、有機溶媒としてトルエンとメチルエチルケトン(MEK)を2:3の割合で混合した溶液35重量部をそれぞれ加え、アルミナ製ポットミルを用いて24時間混合した。
その後、この混合原料に、可塑剤としてDBPを7重量部と、バインダーとしてポリビニルアルコール16重量部を加えて、更に3時間混合し、スラリーとした。
そのスラリーを用い、ドクターブレード法にて、厚さ200μmのグリーンシートとした。
そして、上記グリーンシート7枚を積層圧着し、150mm×150mmに切断して厚さ1300μmの燃料極積層グリーンシートを得た。
(2)燃料極25及び三成分積層体の焼結体の作製
固体電解質層27の原料としては、8YSZ粉末を用いた。この8YSZ粉末100重量部に、バインダーとしてポリビニルアルコール13重量部とブチルカルビトール35重量部をそれぞれ混合して、固体電解質層用スラリーを調製した。
この固体電解質層用スラリーを、前記燃料極積層グリーンシートの一方の面上にて、その全面を覆うように、厚さ25μmとなるようにスクリーン印刷し、固体電解質層用印刷層を形成した。
同様に、前記固体電解質層用スラリーを、前記燃料極積層グリーンシートの他方の面上にて、その全面を覆うように、厚さ25μmとなるようにスクリーン印刷し、対向層用印刷層を形成した。
また、反応防止層(セリア系酸化物層)28の原料としては、サマリアをドープしたセリア(Sm0.2Ce0.81.9:SDC)を用いた。つまり、原料粉末には、酸化サマリウム、酸化セリウムを用い、それぞれを所定量秤量し、エタノールを溶媒として湿式混合後、1400℃−6hrキープの条件で仮焼し、SDC粉末を得た。その後、エタノール溶媒を加え湿式粉砕して、平均粒径を0.53μmのSDC粉末を得た。
このSDC粉末100重量部に、バインダーとしてポリビニルアルコール13重量部とブチルカルビトール35重量部をそれぞれ混合して、反応防止層用スラリーを調整した。
このスラリーを、前記固体電解質層用印刷層の表面上に、厚さが1〜20μm、130mm×130mmのサイズとなるようにスクリーン印刷し、反応防止層用印刷層を形成した。
これによって、下側より、対向層用印刷層、燃料極積層グリーンシート、固体電解質層用印刷層、反応防止層用印刷層の三成分(四積層)積層体の成形体を得た。
そして、この三成分積層体の成形体を、1400℃、1時間キープの条件で同時焼成を行うことにより、三成分積層体の焼結体を得た。
(3)空気極29及びセル本体39の作製
空気極39の原料として、平均粒径2μmの市販のLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8x(以下LSCFと表記)粉末を用いた。
そして、このLSCF粉末100重量部に バインダーとしてポリビニルアルコール13重量部とブチルカルビトール35重量部をそれぞれ混合して、空気極用スラリーを調整した。
このスラリーを、上記三成分積層体の焼結体の反応防止層28上に、120mm×120mmのサイズで焼き付け後30μm厚となるようにスクリーン印刷した。その後、乾燥し、1200℃1時間キープの条件で焼き付けた。
これにより、図示しないが、一方の表面に焼成された対向形成層(対向層30を含む焼成層)を備えたセル本体焼成体が得られた。
(4)ブラストによる加工
前記セル本体焼成体の対向形成層に対してブラスト加工を行った。つまり、対向層30を枠状に形成するとともに、燃料極25の下面側の中央に段差状の凹部51を形成するために、セル本体焼成体の中央を凹状に加工するブラスト加工を行って、セル本体39を完成した。なお、ブラスト加工により、対向形成層の中央(対向層30以外の部分)が除去されるとともに、燃料極25の中央の表面の一部が除去され、非露出面53と露出面55が段差状になる。
・その後、空気極フレーム41、絶縁フレーム43、隔離セパレータ45、燃料極フレーム47の順で重ね合わせ、ロウ材により接合一体化した。
次に、上述のように接合一体化した部材を用い、セル間セパレータ33、空気極側集電体35、燃料極側集電体37などを、積層して一体にして、固体電解質形燃料電池1を組み付けた。
そして、この固体電解質形燃料電池1の外周部48に形成した貫通孔49にボルト7〜21を嵌め込むとともに、それらの両端からナット(図示せず)を螺合させて締め付け、固体電解質形燃料電池1を押圧して一体化した。
尚、燃料ガスや空気をモジュール外に排出(又はモジュール内に導入)しないボルトには、有底のナットを使用して開口部を封鎖する。
c)次に、本実施例の効果について説明する。
本実施例では、図3に示す様に、支持体である燃料極25の一方の表面に固体電解質層を形成するとともに、他方の面に同様な固体電解質材からなる対向層30を形成するので、セル本体39に反りが発生し難いという効果がある。そのため、各電極25、29と各集電体35、37との接触の信頼性が向上する。
また、燃料極25におけるガスの拡散性は、燃料極25の中央に凹部51を形成することによって、向上している。
これによって、反り防止とガスの拡散性を両立することができる。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図5に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池のセル本体81は、前記実施例1と同様に、(支持体である)燃料極83と固体電解質層85と反応防止層87と空気極89と対向層91を備えている。
特に本実施例では、対向層91の枠の幅が大きく、外径150mm×内径95mmの四角枠とされているので、燃料極83の下面側の凹部93の開口面積(従って露出面95の面積)は実施例1より小さく、開口率は40%と設定されている。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。なお、実施例1より開口率が小さい分、反りを好適に防止できるという利点がある。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図6に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池のセル本体101は、前記実施例1と同様に、(支持体である)燃料極103と固体電解質層105と反応防止層107と空気極109と対向層111を備えている。
特に本実施例では、対向層111は、周縁部の四角枠だけでなくその中央に十字状に形成されている。それにより、縦横2列の4箇所に凹部113(従って露出面115)が形成されており、開口率は70%と設定されている。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。また、対向層111は、中央にも十字状に形成されているので、実施例1より反りを効果的に抑制できるという利点がある。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図7に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池のセル本体121は、前記実施例1と同様に、(支持体である)燃料極123と固体電解質層125と反応防止層127と空気極129と対向層131を備えている。
特に本実施例では、対向層131は、周縁部の四角枠だけでなくその中央に格子状に形成されている。それにより、縦横5列の25箇所に凹部133(従って露出面135)が形成されており、開口率は70%と設定されている。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。また、対向層131は、中央にも格子状に形成されているので、実施例3よりも一層反り防止の効果があるという利点がある。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図8に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池のセル本体141は、前記実施例1と同様に、(支持体である)燃料極143と固体電解質層145と反応防止層147と空気極149と対向層151を備えている。
特に本実施例では、対向層151の(下面側の)表面を覆うように、前記反応防止層147と同様な材料からなる四角枠状の対向反応防止層153が形成されている。なお、燃料極143の下面側の凹部155の開口率は70%と設定されている。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。
次に、実施例6について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例の固体電解質形燃料電池は、前記実施例1〜5の燃料極支持構造とは異なり、支持体が空気極である空気極支持構造である。
図9に示す様に、本実施例の固体電解質形燃料電池のセル本体161は、(支持体である)空気極163と反応防止層165と固体電解質層167と燃料極169と対向層171を備えている。
本実施例では、空気極163の表面(固体電解質層167と反対側の表面:下面)には、前記実施例1と同様に四角枠状の対向層171が設けられている。ここでは、空気極163の凹部173の開口率は70%である。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。
<実験例>
次に、本発明の効果を確認するために行った実験例について説明する。
実験には、上述した実施例1〜5と同様な構成のセル本体の試料を作成した。
また、比較例として、図10に示す試料を作製した。この図10(a)の比較例1の試料は、基本的に前記実施例1と同様であるが、燃料極181の下面側には対向層が形成されていない(ブラストにより全て削除されている)。また、図10(b)に示す比較例2の試料は、燃料極183の下面の全面を覆うように対向層185が形成されている。
実験では、上述した各試料のセル本体を用いて、前記図2及び図4に示す様な単一の固体電解質形燃料電池セルの構造に組み上げて、発電実験を行った。
具体的には、燃料ガス流路に水素ガス3L/minを供給するとともに、空気流路に空気ガス9L/minを投入して、750℃にて発電試験を行った。
その結果、下記表1に示すような出力密度が得られた。
Figure 2009009738
この表1から明らかな様に、本発明の範囲の実施例1〜5の試料の場合は、出力密度が0.83[W/cm2]以上と大きいことが分かる。つまり、電極と集電体との接触が十分であり、凹部により高いガス拡散性もあるので、発電性能が高いことが分かる。
それに対して、比較例1では、対向層が無いので、実施例と同等以上のガス拡散性を有しているが、反りが発生して電極と集電体との接触が十分でなく、発電性能が低いことが分かる。また、比較例2では、対向層が燃料極の全表面を覆っているので、反りの発生はなかったが、ガス拡散性がまったくないため、発電性能を有していないことが分かる。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、本発明は、固体電解質形燃料電池としては、上述した様な中空ボルトを用いて、ガスの流通とスタックの固定を行うもの以外に、例えば2006−194245号の図1〜図8等に記載の様に、ロウ材等によってセル等を接合し、そのセルの枠部を貫通するように設けたガス流路を利用して、空気や燃料を供給したり排出する構成の(帯状のマニホールドタイプの)固体電解質形燃料電池にも、本発明を適用できることは勿論である。
実施例1の固体電解質形燃料電池を示す斜視図である。 固体電解質形燃料電池セルを分解した状態を示す説明図である。 (a)実施例1のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)図1のA−A断面において空気の流路を示す説明図、(b)図1のB−B断面において燃料ガスの流路を示す説明図である。 (a)実施例2のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)実施例3のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)実施例4のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)実施例5のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)実施例5のセル本体の下面側を示す下面図、(b)(a)のA−A断面を示す端面図である。 (a)比較例1のセル本体の断面図、(b)比較例2のセル本体の断面図である。
符号の説明
1…固体電解質形燃料電池モジュール
3…固体電解質形燃料電池セル
4…固体電解質形燃料電池スタック
23…燃料ガス流路
25、83、103、123、143、169、181、183…燃料極
27、85、105、125、145、167…固体電解質層
28、87、107、127、147、165…反応防止層
29、89、109、129、149、163…空気極
30、91、111、131、151、171、185…対向層
31…空気流路
39、81、101、121、141、161…セル本体
51、93、113、133、155、173…凹部
53、95、115、135…非露出面
55…露出面
57…段差

Claims (7)

  1. 固体電解質層と、該固体電解質層の一面側に設けられ、燃料ガスに接する燃料極と、該固体電解質層の他面側に設けられ、酸化剤ガスに接する空気極と、を有するセル本体を備えた固体電解質形燃料電池であって、
    前記セル本体は、前記燃料極又は空気極を主なる支持体とする板状の構造であり、
    前記支持体の一方の面に前記固体電解質層を備えるとともに、前記支持体の他方の面に前記固体電解質層と同じ主成分の固体電解質からなる対向層を備え、
    更に、前記支持体の対向層側の表面は、前記対向層が積層された非露出面以外に、凹部が形成されたことを特徴とする固体電解質形燃料電池。
  2. 前記支持体の対向層側の表面に、前記対向層が積層された非露出面と、前記対向層が積層されていない露出面を備えるとともに、前記非露出面と前記露出面との間に段差を有することを特徴とする請求項1に記載の固体電解質形燃料電池。
  3. 前記支持体の厚み方向からみて、前記露出面の面積は、前記支持体全体の面積の40〜90%の範囲であることを特徴とする請求項2に記載の固体電解質形燃料電池。
  4. 前記支持体の厚み方向からみて、前記支持体の周縁部に該周縁部に沿って枠状に形成された前記対向層を備えるとともに、該対向層の内側に前記露出面を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の固体電解質形燃料電池。
  5. 前記セル本体を備えた固体電解質形燃料電池セルを、ガスの流通を遮断するセル間セパレータを介して、複数積層したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかに記載の固体電解質形燃料電池の製造方法であって、
    焼成によって、前記支持体の一方の面に前記固体電解質層を備え且つ他方の面に前記対向層を含む対向形成層を備えたセル本体焼成体を形成した後に、前記対向形成層のうち前記対向層以外の前記凹部に対応する部分を、研磨、研削、及びブラストのいずれかの方法によって除去することを特徴とする固体電解質形燃料電池の製造方法。
  7. 前記凹部に対応する部分を除去した後、更に、該凹部に対応する部分の前記支持体の表面の一部を、研磨、研削、及びブラストのいずれかの方法によって除去することを特徴とする請求項6に記載の固体電解質形燃料電池の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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