JP5208905B2 - 固体酸化物燃料電池および固体酸化物燃料電池バンドル - Google Patents

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Description

本発明は、固体酸化物燃料電池および固体酸化物燃料電池バンドルに関する。
燃料電池とは、燃料(水素、LNG、LPGなど)と空気の化学エネルギーを電気化学的反応によって電気および熱に直接変換させる装置である。燃料電池は、燃料燃焼過程、蒸気発生過程、タービン駆動過程および発電機駆動過程を取る既存の発電技術とは異なり、燃焼過程および駆動装置がないので、効率が高いうえ、環境問題を誘発しない新しい概念の発電技術である。このような燃料電池は、例えばSOxやNOxなどの大気汚染物質を殆ど排出せず、二酸化炭素の発生も少なくて無公害発電であり、低騒音、無振動などの利点もある。
燃料電池は、リン酸型燃料電池(PAFC)、アルカリ型燃料電池(AFC)、高分子電解質型燃料電池(PEMFC)、直接メタノール燃料電池(DMFC)、固体酸化物燃料電池(SOFC)などの多様な種類がある。これらの中でも、固体酸化物燃料電池(solid oxide fuel cell、SOFC)は、活性化分極に基づいた過電圧が低く、非可逆的損失が少ないので発電効率が高い。さらに、固体酸化物燃料電池は、水素だけでなく、炭素または炭化水素系を燃料として使用することができるため、燃料の選択幅が広く、電極における反応速度が高くて電極触媒として高い貴金属を必要としない。その上、発電に付随して排出される熱は、温度が非常に高くて利用価値が高い。固体酸化物燃料電池から発生した熱は、燃料の改質に利用されるうえ、熱併合発電において産業用または冷房用エネルギー源として利用することができる。よって、固体酸化物燃料電池は、向後の水素経済社会への進入のために必須的な発電技術である。
固体酸化物燃料電池(solid oxide fuel cell;SOFC)の基本的な動作原理を考察すると、固体酸化物燃料電池は、基本的に、水素およびCOの酸化反応により発電する装置であり、燃料極および空気極では下記反応式1の電極反応が行われる。
<反応式1>
燃料極:H+O2−→HO+2e
CO+O2−→CO+2e
空気極:O+4e→2O2−
全反応:H+CO+O→HO+CO
すなわち、前者は、外部回路を介して空気極に到達し、同時に空気極から発生した酸素イオンが電解質を介して燃料極へ伝達されるため、燃料極では水素またはCOが酸素イオンと結合して電子および水またはCOを生成する。
図1Aおよび図1Bは従来の固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。
図1Aおよび図1Bに示すように、固体酸化物燃料電池は、平板型固体酸化物燃料電池10と管型固体酸化物燃料電池20に分類されている。
平板型固体酸化物燃料電池10は、セパレータ11、単位電池13およびセパレータ11の順に積層されてなる。平板型固体酸化物燃料電池10は、管型固体酸化物燃料電池20に比べて高い性能および電力密度を有し、製造工程が非常に簡単である。平板型固体酸化物燃料電池10は、特に、テープキャスティング(tape casting)、ドクターブレード(doctor blade)、スクリーン印刷(screen printing)などによって平面上に電極および電解質を製造するので、製造コストが低いという利点がある。
ところが、平板型固定酸化物燃料電池10は、反応ガスの供給と排出のために、大きい外部マニホールド(manifold)を必要とする。このような構造は、厳しいガスシールを要求する。よって、セパレータ11と単位電池13との間にはガスシールのためのシーリング部材15を配置しなければならない。しかし、シーリング部材15は、高温で耐久性が安定的ではないため、クラック(crack)が発生するという問題点がある。また、ガスシールのために、機械的圧縮密封やセメント密封、ガラス密封、ガラスとセラミックの複合密封技術などが開発されているが、依然として多くの問題点がある。機械的圧縮密封の場合はセラミック構成要素に不均一な応力分布をもたらして亀裂を発生させ、セメントとガラス密封の場合は高温で電池材料と反応して燃料電池に悪影響を及ぼす。
管型固体酸化物燃料電池20は、空気極支持体21の外部に電解質23、燃料極25の順に積層され、他の単位電池との連結のための連結材27が空気極支持体21の上部に形成される。管型固体酸化物燃料電池20は、平板型固体酸化物燃料電池10とは異なり別途のガスシールが不要なので、長期耐久性が良く、熱衝撃に安定的である。
しかし、管型固体酸化物燃料電池20は、単位電池を連結してバンドル(bundle)を形成する際に多くの体積を占めるため、相対的に低い性能と電力密度を持つ。また、空気極支持体21の外周面が曲面なので、平板型固体酸化物燃料電池10に比べて均一な電極および電解質のコーティングが難しいという問題点がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためのもので、その目的とするところは、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体を採用することにより、ガスシールが不要であるうえ、優れた性能を有する固体酸化物燃料電池を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記固体酸化物燃料電池を用いてバンドルを形成することにより、最適の電力密度を有する固体酸化物燃料電池バンドルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体、前記多数の平面のうちいずれか一平面に形成された外部連結材、前記一平面を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池、および前記多数の単位電池と前記外部連結材とを直列に連結する内部連結材を含んでなる、固体酸化物燃料電池を提供する。
ここで、前記多数の単位電池は、前記管型支持体の角を除いた前記2つ以上の他の平面から第1電極、電解質、第2電極の順に形成され、前記内部連結材は、前記単位電池の他端と前記外部連結材の一端に隣接している一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端、または前記第1電極の一端と前記外部連結材の他端を互いに連結することを特徴とする。
また、前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長され、前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする。
また、前記第2電極は、一端が内部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする。
また、前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする。
また、前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする。
また、前記管型支持体は、多孔性および絶縁性を有する物質で形成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体は、アルミナ系セラミック材料で形成されたことを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体、前記多数の平面のうちいずれか一平面に形成された外部連結材、前記一平面を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池、および前記多数の単位電池と前記外部連結材とを直列に連結する内部連結材を含んでなる多数の燃料電池を含み、一つの燃料電池の前記外部連結材が他の燃料電池の前記単位電池と結合することにより、前記多数の燃料電池がそれぞれ直列に連結されることを特徴とする、固体酸化物燃料電池バンドルを提供する。
ここで、前記多数の単位電池は、前記管型支持体の角を除いた前記2つ以上の他の平面から第1電極、電解質、第2電極の順に形成され、前記内部連結材は、前記単位電池の他端と前記外部連結材の一端に隣接している一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端、または前記第1電極の一端と前記外部連結材の他端を互いに連結することを特徴とする。
また、前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長され、前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする。
また、前記第2電極は、一端が内部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする。
また、前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする。
また、前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする。
また、前記管型支持体は外周面が6つの平面からなる六角管型支持体であり、前記多数の単位電池は5つの他の平面にそれぞれ形成され、前記多数の燃料電池は、前記一角の反時計方向に外部連結材が形成された多数の第1燃料電池、および前記一角の時計方向に外部連結材が形成された多数の第2燃料電池を含み、前記一つの第1燃料電池の外部連結材と前記一つの第2燃料電池の一角の反時計方向に形成された単位電池との結合、および前記一つの第2燃料電池の外部連結材と前記他の第1燃料電池の一角の時計方向に形成された単位電池との結合が連続して2段に積層されることを特徴とする。
また、前記管型支持体は外周面が3つの平面からなる三角管型支持体であり、前記多数の単位電池は2つの他の平面にそれぞれ形成され、前記多数の燃料電池は、前記一角の反時計方向に外部連結材が形成された多数の第1燃料電池、および前記一角の時計方向に外部連結材が形成された多数の第2燃料電池を含み、前記一つの第1燃料電池の外部連結材と前記一つの第2燃料電池の一角の反時計方向に形成された単位電池との結合、および前記一つの第2燃料電池の外部連結材と前記他の第1燃料電池の一角の時計方向に形成された単位電池との結合が連続して1段に積層されることを特徴とする。
また、前記管型支持体は外周面が6つ以上の偶数であるN個の平面からなり、前記外部連結材は前記N個の平面のうち一平面に形成され、前記単位電池は前記一平面から一方向に連続した(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ(N+2)/2個形成され、前記内部連結材は前記単位電池と前記外部連結材とを直列に連結し、前記燃料電池はN個であり、前記N個の燃料電池で取り囲まれた管型空洞が形成されるように、一つの燃料電池の前記外部連結材と他の燃料電池の一平面から一方向へ(N+2)/2番目の他の平面に形成された前記単位電池との結合がN−1回連続することにより、前記N個の燃料電池がそれぞれ直列に連結されることを特徴とする。
また、前記(N+2)/2個の単位電池は、前記管型支持体の角を除いた前記(N+2)/2個の他の平面から第1電極、電解質、第2電極の順に形成され、前記内部連結材は、前記単位電池が形成された前記(N+2)/2個の他の平面間の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端とを連結し、前記一平面と前記一平面の一方向に隣接している前記他の平面間の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記外部連結材の他端とを連結することを特徴とする。
また、前記一つの燃料電池の前記外部連結材と前記他の燃料電池の前記単位電池は、金属フォーム、金属フェルトまたは金属ペーストを用いて結合することを特徴とする。
また、前記管型支持体の角を成す前記平面間の角度は同一であることを特徴とする。
本発明の特徴および利点らは、添付図面に基づいた次の詳細な説明からさらに明白になるであろう。
これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使用された用語または単語は、通常的且つ辞典的な意味で解釈されてはならず、発明者が自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づき、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
本発明によれば、一つの燃料電池内に形成された多数の単位電池を直列に連結し、多数の燃料電池を直列に連結してバンドル(bundle)を形成することにより、優れた性能および高い単位体積当りの電力密度を持つことができ、集電の際に高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができるという効果がある。
また、本発明によれば、曲面ではなく平面に電極および電解質を形成するため、製造工程が簡単で製造コストが低くなり、基本的に管型支持体を使用するため、ガスシールが不要であって長期耐久性に優れるうえ、熱衝撃にも強いという利点がある。
また、本発明によれば、管型支持体の外周面を多様な形状に製作することができ、これにより最適の単位体積当りの電力密度を有するバンドルを製作することができるという効果がある。
また、本発明によれば、管型支持体をアルミナ(Al)系セラミック材料で製作し、従来の管型支持体に比べて価格競争力を強化することができるという利点がある。
従来の固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 従来の固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。 図3に示した固体酸化物燃料電池の要部拡大図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 図10に示した固体酸化物燃料電池の要部拡大図である。 本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第3実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。 本発明の好適な第3実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。
本発明の目的、特定の利点および新規の特徴は添付図面に連関する以下の詳細な説明と好適な実施例からさらに明白になるであろう。本発明において、各図面の構成要素に参照番号を付加するにおいて、同一の構成要素については、他の図面上に表示されても、出来る限り同一の番号を付することに留意すべきであろう。また、図面上に表示されたOおよびHは燃料電池の作動過程を詳細に説明するための例示に過ぎず、燃料極および空気極に供給される気体の種類を制限するものではない。また、「一端」、「他端」、「他側面」、「一角」、「第1」、「第2」、「外部」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使用されるものである。これらの用語によって構成要素が制限されるのではない。そして、本発明を説明するにおいて、関連した公知の技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を無駄に乱すおそれがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図2〜図5は本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池の斜視図、図6は図3に示した固体酸化物燃料電池の要部拡大図である。
図2〜図6に示すように、本実施例に係る固体酸化物燃料電池100、200は、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体110、多数の平面のうちいずれか一平面117に形成された外部連結材140、一平面117を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池120、および多数の単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する内部連結材130とを含んで構成される。
本実施例に係る固体酸化物燃料電池は多様な形態で製作することができる。図2および図3は六角管型支持体110を用いた固体酸化物燃料電池100であり、図4および図5は三角管型支持体110を用いた固体酸化物燃料電池200である。この他にも、四角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池、五角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池などを製作することができる。
管型支持体110の外周面は、3つ、4つ、5つおよび6つの平面から構成できる。但し、これは例示的なものであり、前述した平面の数(N)には3つ以上から無限大未満まで(3≦N<∞)の全ての自然数が含まれ得る。また、前述した平面の数Nは固体酸化物燃料電池の内部に直列連結された単位電池120の数を決定することができる。よって、必要な電圧の大きさを考慮して平面の数Nを決定する。そして、多数の平面が互いに接する角には内部連結材130が備えられるが、内部連結材130のクラック発生を防止するために、角をラウンド処理することが好ましい。
一方、管型支持体110の内部には、気体(燃料または空気)が供給されなければならない。よって、気体供給手段であるマニホールドとの結合信頼性を高め且つ結合部からの気体流出を防止するために、管型支持体110は内周面119が曲面からなる円筒状であることが好ましい。また、管型支持体110は、供給された気体(燃料または空気)を第1電極(燃料極または空気極)に伝達しなければならないので、多孔性物質で形成することが好ましい。
また、多数の平面上には多数の単位電池120が直列連結されるので、それぞれの単位電池120が互いに短絡されることを防止するために、管型支持体110は絶縁性物質で形成することが好ましい。したがって、管型支持体110は、通常使用されるイットリア安定化ジルコニア(Yttria-stabilized zirconia;YSZ)を含むセラミック材料を用いて成形することができ、さらに好ましくは、相対的に低廉なアルミナ(Al)系セラミック材料を用いて成形することにより、価格競争力を確保することができる。
本実施例では、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義し、これを基準として単位電池120について詳細に説明する。
単位電池120は、電気エネルギーを生産する基本的な単位であって、燃料極121、電解質123および空気極125から構成される。前述したように、管型支持体110は、外周面が多数の平面からなるので、これを用いて多数の平面上に多数の単位電池120を形成する。よって、本発明に係る固体酸化物燃料電池は、従来の技術とは異なり、支持体の外周面に単位電池120を一体に形成させず、外部連結材140の形成される一平面117を除いた2つ以上の他の平面に独立の単位電池120を形成させる。この際、単位電池200は、一平面117を除いた全ての他の平面に形成されることが高電圧を得ることができて好ましいが、燃料電池を用いて形成されるバンドルの構造に応じて全ての他の平面に単位電池120が形成されると、直列連結が不可能な場合があるので、他の平面の中には単位電池200の形成されないダミー平面が存在しうる。
次に、単位電池120の形成過程についてさらに詳しく説明する。管型支持体110の角を除いた2つ以上の他の平面に多数の燃料極121が形成され、燃料極121の外部に部分的に多数の電解質123が形成され、電解質123の外部に部分的に多数の空気極125が形成される。燃料極121は管型支持体110から燃料の供給を受け、空気極125は燃料電池の外部から空気の供給を受けて電気エネルギーを生成する。
一方、電解質123は、非常に緻密であって気体非透過性を持つので、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が外部に流出することを防止する。また、電解質123の形成されていない角と一平面117では、内部連結材130と外部連結材140がそれぞれ気体の流出を防ぐ。
内部連結材130は、管型支持体110に形成された多数の単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する役割を果たし、外部連結材140は、直列連結された多数の単位電池120を他の燃料電池と直列に連結する役割を果たす。本発明に係る固体酸化物燃料電池は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に多数の単位電池120が存在するので、これを直列連結するために内部連結材130を採用し、内部連結材130により直列連結された多数の単位電池120を他の燃料電池と直列連結するために外部連結材140を採用したのである。
次に、図6を参照して、さらに具体的に外部連結材140と内部連結材130を考察する。外部連結材140は管型支持体110の一平面117に形成され、内部連結材130は単位電池の他端225と外部連結材の一端141に隣接している一角115を除いた管型支持体110の角に形成される。内部連結材130は、一角115を除いた角において、燃料極の一端221と空気極の他端325、または燃料極の一端321と外部連結材の他端143を互いに電気的に連結する。この際、燃料極の一端221、321に連結される内部連結材130が空気極125の一端と接触する場合、短絡が発生する。よって、空気極125は一端が内部連結材130から離隔されるように形成することが好ましい。また、空気極の他端325に連結される内部連結材130が燃料極121の他端と接触する場合、短絡が発生する。よって、燃料極121の他側面を覆うように電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長し、内部連結材130と燃料極121の他端間の接触を防止することが好ましい。そして、空気極の他端325を管型支持体110の方向に延長し、延長された電解質123の他端を覆うことにより、内部連結材130と空気極の他端32間の電気的連結に対する信頼性を強化することができる。
この際、「一端」と「他端」は互いに対応する部分を説明するための相対的な概念であって、それぞれの意味する位置が入れ替わってもよい。よって、前述した説明から、図3および図4に示した固体酸化物燃料電池を製作することができるうえ、図2および図4に示した固体酸化物燃料電池を製作することができる。さらに詳しく考察すると、外部連結材140を基準とするとき、図3および図5に示した固体酸化物燃料電池は時計方向(矢印参照)に直列連結されているが、図2および図4に示した固体酸化物燃料電池は反時計方向(矢印参照)に直列連結されている。
一方、内部連結材130と外部連結材140は、電気的連結手段なので、電気伝導性物質で形成されなければならないのは勿論のこと、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が一平面117と角から流出することを防止するために気体非透過性を持つことが好ましい。また、内部連結材130の形成されない一角115からの気体流出を防止するために、一角115に別途の気体非透過性物質(図示せず)を配置することが好ましい。また、他の平面の中にダミー平面が存在する場合、ダミー平面にも、気体流出を防止するための別途の気体非透過性物質(図示せず)を配置することが好ましい。
一方、外部連結材140は、他の燃料電池との容易な結合のために平板型に製作できるが、これに限定されず、形成しようとするバンドルの形態を考慮して様々な形状に製作できる。
以上、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義して説明したが、これに限定されない。第1電極を空気極125と定義し、第2電極を燃料極121と定義して固体酸化物燃料電池を製作することもできる。
本発明は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に多数の単位電池120を形成し、多数の単位電池120を直列連結して電気エネルギーを生成することができる。よって、単位体積当りの電力密度を高めることができ、集電の際に高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。例えば、管型支持体110の外周面が6つ(図2および図3参照)の平面からなり、それぞれの単位電池120が理想的な1.1Vの電圧を維持すると、本発明に係る固体酸化物燃料電池100(全ての他の平面に単位電池120が形成された場合)は、電圧5.5Vの電気エネルギーを得ることができる。よって、従来の方式で製作された固体酸化物燃料電池より5倍高い電圧を同一の条件で得ることができるので、電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。
本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池の製造方法は、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体110を準備する段階、多数の平面にそれぞれ多数の単位電池120および外部連結材140を形成する段階、および多数の単位電池120を直列に連結する内部連結材130を備える段階を含んでなる。
まず、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体110を準備する段階である。管型支持体110の角には後述の段階で内部連結材130が備えられるが、内部連結材130のクラック発生を防止するために、角をラウンド処理することが好ましい。また、前述したように、管型支持体110は、短絡を防ぐために絶縁性を持つと同時に、燃料を燃料極121に伝達するために多孔性を持つ物質で形成することが好ましい。
次に、一平面117に外部連結材140を形成し、一平面117を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ多数の単位電池120を形成する段階である。この際、外部連結材140は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が一平面117から流出することを防止するために、気体非透過性を持つことが好ましく、多数の単位電池120は、燃料極121、電解質123、空気極125の順に形成する。
まず、燃料極121を、管型支持体110の角を除いたそれぞれの他の平面に形成する。この際、それぞれの他の平面に形成された燃料極121は互いに接触しないように注意しなければならない。
燃料極121は、40%〜60%のジルコニア粉末を含む酸化ニッケル粉を焼結した材料(ニッケル/YSZサーメット)を使用することができる。ここで、酸化ニッケルは、電気エネルギーを生成するとき、水素によって金属ニッケルに還元されて電子伝導性を発揮する。
次に、電解質123を燃料極121の外部に部分的に形成する。この際、後述の段階で空気極の他端325に連結される内部連結材130が燃料極121の他端と接触して短絡が発生することを防止するために、電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長して燃料極121の他側面を覆うことが好ましい。
電解質123は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が外部に流出することを防止する役割を果たさなければならないので、微小な間隙、気孔または傷が発生しないように注意しなければならない。電解質123は、ジルコニア(ZrO)にイットリア(Y)を約3%〜10%溶かしたイットリア安定化ジルコニア(YSZ)を使用することができる。ここで、YSZは4価ジルコニウムイオンの一部が3価のイットリウムイオンで代置されているので、イットリウムイオン2個当り1個の酸素イオン空孔が内部に発生し、高温ではこの空孔を介して酸素イオンが移動する。
次に、空気極125を電解質123の外部に部分的に形成する。この際、後述の段階で行われる空気極の他端325と内部連結材130との電気的連結に対する信頼性を強化するために、空気極の他端325を管型支持体110の方向に延長して電解質123の他端を覆うことが好ましい。また、短絡を防止するために、燃料極の一端221、321に連結される内部連結材130から離隔されるように空気極125の一端を形成することが好ましい。
空気極125は、ペロブスカイト型酸化物を使用することができ、特に電子伝導性の高いランタンストロンチウムマンガナイト(LS0.84Sr0.16-)MnOを使用することが好ましい。空気極125において、酸素はLaMnOによって酸素イオンに転換されて燃料極121へ伝達される。
一方、第1電極を空気極125と定義し、第2電極を燃料極121と定義した場合、燃料極121と空気極125の形成位置は入れ替わってもよい。
燃料極121、空気極125、電解質123を形成する製造工法は乾式法と湿式法に大別されるが、乾式法としてはプラズマスプレー法、電気化学蒸着法、スパッタリング法、イオンビーム法、イオン注入法などがあり、湿式法としてはテープキャスティング法、スプレーコーティング法、ディップコーティング法、スクリーン印刷法、ドクターブレード法などがある。本発明では、燃料極121、空気極125、電解質123を形成するとき、精密性および経済性を考慮して前述の工法のいずれか一つを、或いは2つ以上の組み合わせを使用することができる。例えば、電解質123を形成するとき、接着性マスクで管型支持体110の角および一平面117を塗布してディップコートした後、接着性マスクを除去し、角と一平面117を除いた第1電極の外部にのみ部分的に電解質123を形成することができる。また、空気極125、電解質123、燃料極121の順に単位電池120を形成するとき、空気極125の変形を防止しながら燃料極121を精密に形成するためにプラズマスプレー法を用いることが好ましい。
次に、多数の単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する内部連結材130を備える段階である。さらに具体的に考察すると、一角115を除いた角の両側に形成された燃料極の一端221と空気極の他端325、または燃料極の一端321と外部連結材の他端143を互いに連結する内部連結材130を備える。また、内部連結材130は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が角から流出することを防止するために、気体非透過性を持つことが好ましく、内部連結材130が備えられていない一角115からの気体流出を防止するために、一角115に別途の気体非透過性物質(図示せず)を備えることが好ましい。また、他の平面の中にダミー平面が存在する場合、
ダミー平面にも、気体流出を防止するための別途の気体非透過性物質(図死せず)を配置することが好ましい。
本実施例において、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義しているが、権利範囲はこれに限定されない。第1電極が空気極125で、第2電極が燃料極121である場合も、同一の方式で単位電池120が形成されるので、本発明の権利範囲に属するのは勿論である。但し、最外郭が空気極125の場合、内部連結材130と外部連結材140が酸化雰囲気に晒されるので、酸化に強い材質で製作することが好ましい。
図7および図8は本発明の好適な第1実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。
図7および図8に示すように、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル300、400は、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体110、多数の平面のうちいずれか一平面117に形成された外部連結材140、一平面117を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池120、および多数の単位電池120と前記外部連結材140とを直列連結する内部連結材130を含んでなる多数の燃料電池を含む構成であり、一つの燃料電池の外部連結材140が他の燃料電池の単位電池120と結合することにより、それぞれの燃料電池が直列に連結される。
すなわち、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル300、400は、前述した固体酸化物燃料電池を多数製作してバンドルを形成したのである。よって、前述した固体酸化物燃料電池についての説明において、既に記述された内容は省略し、その差異点を中心に記述する。
本実施例では、固体酸化物燃料電池の平面の個数を制限せず、固体酸化物燃料電池を多様な形態で製作することができ、これにより多様な形態の固体酸化物燃料電池バンドルを製作することができる。ここで、固体酸化物燃料電池バンドルは、一つの燃料電池の外部連結材140が他の燃料電池の単位電池120と結合することにより、多数の燃料電池が直列に連結されるのである。よって、燃料電池の内部で単位電池120が直列連結され、多数の燃料電池も互いに直列連結されるので、集電の際にさらに高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。
前述した外部連結材140と単位電池120間の結合には、確実な電気的連結と単位電池120への円滑な気体供給のために、電気伝導性および多孔性を持つ物質、例えば金属フォーム320、金属フェルトまたは金属ペーストなどを用いることが好ましい。
この際、単位電池200は、管型支持体110の一平面117を除いた全ての他の平面に形成されることが高電圧を得ることができて好ましいが、燃料電池を用いて形成されるバンドルの構造に応じて全ての他平面に単位電池120が形成されると、直列連結が不可能な場合が在るので、他の平面の中に、単位電池200の形成されないダミー平面が存在し得る。
図7を参照すると、本発明に係る固体酸化物燃料電池バンドル300は、多数の燃料電池を2段に積層して形成することができる。ここで、管型支持体110は外周面が6つの平面からなる六角管型支持体110であり、単位電池120は5つの他の平面にそれぞれ形成される。また、多数の燃料電池は、内部連結材130の備えられていない一角115の反時計方向(矢印参照)に外部連結材140が形成された多数の第1燃料電池330と、一角115の時計方向(矢印参照)に外部連結材140が形成された多数の第2燃料電池340に区分される。すなわち、第1燃料電池330は、図2に示した燃料電池と同様に、外部連結材140を基準とするときに反時計方向(矢印参照)に直列連結されたものであり、第2燃料電池340は、図3に示した燃料電池と同様に、外部連結材140を基準とするときに時計方向(矢印参照)に直列連結されたものである。
この際、固体酸化物燃料電池バンドル300は、第1燃料電池330の外部連結材140と第2燃料電池340の一角115の反時計方向に形成された単位電池120との結合、および第2燃料電池340の外部連結材140と他の第1燃料電池330の一角115の時計方向に形成された単位電池120との結合が連続することにより形成できる。
電流は、前述した結合によって、第1燃料電池330の一角115の時計方向に形成された単位電池120から第1燃料電池330の外部連結材140、第2燃料電池340の一角115の反時計方向に形成された単位電池120、第2燃料電池340の外部連結材140、他の第1燃料電池330の一角115の時計方向に形成された単位電池120を順次経て他の第1燃料電池330の外部連結材140まで流れる。また、前述した結合を繰返し行うと、燃料電池の個数の制限なく、2段に平行に固体酸化物燃料電池バンドル300を形成することができる。よって、燃料電池の個数を調節してバンドルを形成することにより、所望の電圧を得ることができる。
例えば、図7に示すように六角管型支持体110を用いた燃料電池6つによって固体酸化物燃料電池バンドル300を形成し、それぞれの単位電池120が理想的な1.1Vの電圧を維持すると、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル300から電圧33V(5.5V×6個)の電気エネルギーを得ることができる。
一方、本実施例で注意すべき点は、一つの燃料電池の単位電池120と隣接の他の燃料電池の単位電池120とが接触すれば短絡が発生して全体的な直列連結が不可能になり、単位電池120の空気極125に対して気体供給が難しくなるという問題点がある。よって、外部連結材140を単位電池120より厚く形成してそれぞれの第1燃料電池330間の空間とそれぞれの第2燃料電池340間の空間を離隔させることにより、単位電池120間の接触を防止することが好ましい。また、固体酸化物燃料電池バンドル300の安定的構造を維持し且つ円滑な気体供給を行うために、平行に配置される隣接のそれぞれの第1燃料電池330間の空間および隣接のそれぞれの第2燃料電池340間の空間に、絶縁性および多孔性を持つ物質、例えば多孔性セラミックプレート310、セラミックフォーム、ガラスファイバー、ガラス綿などを配置することが好ましい。
図8を参照すると、本発明に係る固体酸化物燃料電池バンドル400は、多数の燃料電池を1段に積層して形成することができる。ここで、管型支持体110は外周面が3つの平面からなる三角管型支持体110であり、単位電池120は2つの他の平面にそれぞれ形成される。また、多数の燃料電池は、内部連結材130の備えられていない一角115の反時計方向(矢印参照)に外部連結材140が形成された多数の第1燃料電池430と、一角115の時計方向(矢印参照)に外部連結材140が形成された多数の第2燃料電池440に区分される。すなわち、第1燃料電池430は、図4に示した燃料電池と同様に、外部連結材140を基準とするときに反時計方向(矢印参照)に直列連結されたものであり、第2燃料電池440は、図5に示した燃料電池と同様に、外部連結材140を基準とするときに時計方向(矢印参照)に直列連結されたものである。
この際、固体酸化物燃料電池バンドル400は、第1燃料電池430の外部連結材140と第2燃料電池440の一角115の反時計方向に形成された単位電池120間との結合、および第2燃料電池440の外部連結材140と他の第1燃料電池430の一角115の時計方向に形成された単位電池120との結合が連続することにより形成できる。
電流は、前述した結合によって、第1燃料電池430の一角115の時計方向に形成された単位電池120から第1燃料電池430の外部連結材140、第2燃料電池440の一角115の反時計方向に形成された単位電池120、第2燃料電池440の外部連結材140、他の第1燃料電池430の一角115の時計方向に形成された単位電池120を順次経て他の第1燃料電池430の外部連結材140まで流れる。また、前述した結合を繰返し行うと、燃料電池の個数の制限なく、1段に平行に固体酸化物燃料電池バンドル400を形成することができる。よって、燃料電池の個数を調節して所望の電圧を得ることができる。
例えば、図8のように三角管型支持体110を用いた燃料電池3つから固体酸化物燃料電池バンドル400を形成し、それぞれの単位電池120が理想的な1.1Vの電圧を維持すると、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル400から電圧6.6V(2.2V×3つ)の電気エネルギーを得ることができる。
また、前述したように安定で平行な構造で固体酸化物バンドルを形成するために、管型支持体110の角を成す平面間の角度は同一であることが好ましい。例えば、六角管型支持110の場合、角を成す平面間の内角が120°であることが好ましく、三角管型支持体110の場合、角を成す平面間の内角が60°であることが好ましい。
図9および図10は本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池の斜視図、図11は図10に示した固体酸化物燃料電池の要部拡大図である。
図9〜図11に示すように、本実施例に係る固体酸化物燃料電池500、700は、外周面が6つ以上の偶数であるN個の平面からなる多角管型支持体110、N個の平面のうちいずれか一平面117に形成された外部連結材140、一平面117から一方向に連続した(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ形成された(N+2)/2個の単位電池120、および単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する内部連結材130を含んでなる。
本実施例に係る固体酸化物燃料電池は様々な形態で製作することができる。図9および図10は六角管型支持体110を用いた固体酸化物燃料電池500、700である。この他にも、八角管型支持体110を用いた固体酸化物燃料電池(図14および図15参照)、十角管型支持体110を用いた固体酸化物燃料電池などを製作することができる。
管型支持体110の外周面は6つ、8つまたは10つの平面から構成できる。但し、これは例示的なものであり、前述した平面の数(N)には、6以上の偶数は全て含まれ得る。ここで、平面の数(N)を6以上の偶数に制限する理由は、固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000が構成できるようにするためであり、その詳細な説明は後述する。
本実施例では、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義し、これを基準として単位電池120について詳細に説明する。
単位電池120は、電気エネルギーを生産する基本的な単位であって、燃料極121、電解質123および空気極125から構成される。前述したように、管型支持体110は、外周面が6以上の偶数であるN個の平面からなり、後述の固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000を構成するために(N+2)/2個の平面上に(N+2)/2個の単位電池120を形成する。よって、本発明に係る固体酸化物燃料電池500、700は、従来の技術とは異なり、支持体の外周面に単位電池を一体に形成させず、外部連結材1340の形成される一平面117から一方向に連続した(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ独立の単位電池120を形成させる。この際、一方向は、単位電池120の横断面を基準として時計方向(図10参照)または反時計方向(図9参照)を意味する。外部連結材140の形成される一平面117を除いた全ての他の平面に単位電池120が形成されない理由は、後述の固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000を形成するためであり、他の平面のうち、単位電池120の形成されていない平面をダミー平面118と定義する。
次に、単位電池120の形成過程についてさらに詳しく考察する。管型支持体110の角を除いたそれぞれの他の平面に(N+2)/2個の燃料極121が形成され、燃料極121の外部に部分的に(N+2)/2個の電解質123が形成され、電解質123の外部に部分的に(N+2)/2個の空気極125が形成される。燃料極121は管型支持体110から燃料の供給を受け、空気極125は燃料電池の外部から空気の供給を受けて電気エネルギーを生成する。
内部連結材130は、管型支持体110に形成された(N+2)/2個の単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する役割を果たし、外部連結材140は、直列連結された多数の燃料電池120を他の燃料電池と直列に連結する役割を果たす。本発明に係る固体酸化物燃料電池500、700は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に(N+2)/2個の単位電池120が在るので、これを直列連結するために内部連結材130を採用し、内部連結材130により直列連結された(N+2)/2個の単位電池120を他の燃料電池と直列連結するために外部連結材140を採用したのである。
次に、図11を参照して、さらに具体的に外部連結材140と内部連結材130につて考察する。外部連結材140は、管型支持体110の一平面117に形成され、内部連結材130は、単位電池120の形成された(N+2)/2個の他の平面間の角、および一平面117と一平面117の一方向(図11では時計方向)に隣接している他の平面間の角に形成される。内部連結材130は、単位電池120の形成された(N+2)/2個の他の平面間の角の両側に形成された燃料極の一端221と空気極の他端325とを電気的に連結し、一平面117と一平面117の一方向(図11では時計方向)に隣接している他の平面間の角の両側に形成された燃料極の一端321と外部連結材の他端143とを電気的に連結する。この際、燃料極の一端221、321に連結される内部連結材130が空気極125の一端と接触する場合、短絡が発生する。よって、空気極125は、一端が内部連結材130から離隔されるように形成することが好ましい。また、空気極125の他端325に連結される内部連結材130が燃料極121の他端と接触する場合、短絡が発生する。よって、燃料極121の他側面を覆うように電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長し、内部連結材130と燃料極121の他端間の接触を防止することが好ましい。そして、空気極の他端325を管型支持体110の方向に延長し、延長された電解質123の他端を覆うことにより、内部連結材130と空気極の他端325間の電気的連結に対する信頼性を強化することができる。
この際、「一方向」は、相対的な概念であって、前述したように時計方向または反時計方向を意味する。よって、外部連結材140を基準とするとき、図10および図11に示した固体酸化物燃料電池700は時計方向(矢印参照)に直列連結されるが、図9に示した固体酸化物燃料電池500は反時計方向(矢印参照)に直列連結される。
以上、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義して説明したが、これに限定されない。第1電極を空気極125と定義し、第2電極を燃料極121と定義して固体酸化物燃料電池500、700を製作することもできる。
本発明は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に(N+2)/2個の単位電池120が形成され、(N+2)/2個の単位電池120を直列連結して電気エネルギーを生成することができる。よって、単位体積当りの電力密度を高めることができ、集電の際に高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。例えば、管型支持体110の外周面が6つ(図9および図10参照)の平面からなり、それぞれの単位電池120が理想的な1.1Vの電圧を維持すると、本発明に係る固体酸化物燃料電池500、700は電圧4.4Vの電気エネルギーを得ることができる。よって、従来の方式で製作された固体酸化物燃料電池より4倍高い電圧を同一の条件で得ることができるので、電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。
図12および図13は本発明の好適な第2実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図、図14および図15は本発明の好適な第3実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルの斜視図である。
図12〜図15に示すように、本発明に係る固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000は、外周面が6つ以上の偶数であるN個の平面からなる多角管型支持体110、N個の平面のうちいずれか一平面117に形成された外部連結材140、一平面117から一方向に連続した(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ形成された(N+2)/2個の単位電池120、および単位電池120と外部連結材140とを直列に連結する内部連結材130を含んでなるN個の燃料電池を含む構成であり、N個の燃料電池で取り囲まれた管型空洞360が形成されるように、一つの燃料電池の外部連結材140と他の燃料電池の一平面117から一方向に(N+2)/2番目の他の平面に形成された単位電池120との結合がN−1回連続することにより、前記N個の燃料電池がそれぞれ直列に連結されることを特徴とする。
すなわち、本発明に係る固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000は、前述した固体酸化物燃料電池500、700を多数製作してバンドルを形成したのである。よって、前述した固体酸化物燃料電池500、700についての説明において、既に記述された内容は省略し、その差異点を中心に記述する。
本発明に係る固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000は、一つの燃料電池の外部連結材140が他の燃料電池の単位電池120と結合することにより、多数の燃料電池が直列に連結されるものである。よって、燃料電池の内部で単位電池120が直列連結され、多数の燃料電池も互いに直列連結されるので、集電の際にさらに高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。
多角管型支持体110を備えた多数の燃料電池で完全に取り囲まれた管型空洞300を形成するためには、幾何学的に管型支持体110の外周面は6つ以上の偶数であるN個の平面から構成されなければならない。また、平面がN個から構成された場合には、燃料電池がN個であれば管型空洞360を形成することができる。そして、N個の燃料電池が直列連結されるためには、管型空洞360を定義する平面には単位電池120が形成されなければならない。前述したように、単位電池120の形成されていない平面をダミー平面118と定義するとき、ダミー平面118は各燃料電池毎に(N−4)/2個存在する。よって、単位電池120は、外部連結材140の形成された一平面117とダミー平面118を除いた(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ形成される。
また、隣接している2つの燃料電池は、一つの燃料電池の外部連結材140と、他の燃料電池の一平面117から一方向に(N+2)/2番目の他の平面に形成された単位電位120(すなわち、外部連結材140から一方向に最も遠い単位電池120)とが結合して直列連結される。前述した結合をN−1回繰返し行うと、N個の燃料電池で取り囲まれた管型空洞360を形成することができる。この際、前述した結合をN回行う場合、最初の燃料電池とN番目の燃料電池も直列連結され、実質的に燃料電池で生成した電気エネルギーを使用することができないため、N−1回繰り返し行うのである。但し、固体酸化物燃料電池バンドル600、800、900、1000の構造的安定のために、最初の燃料電池とN番目の燃料電池とを絶縁物質350で結合させることが好ましい。
一方、前述した外部連結材140と単位電池120間の結合は、確実な電気的連結と単位電池120への円滑な気体供給のために、電気伝導性および多孔性を持つ物質、例えば金属フォーム320、金属フェルトまたは金属ペーストなどを用いることが好ましい。
また、安定的な構造で固体酸化物バンドルを形成するために、管型支持体110の角を成す平面間の角度は同一であることが好ましい。例えば、六角管型支持体110の場合には、角を成す平面間の内角が120°であることが好ましく、八角管型支持体110の場合には、角を成す平面間の内角が135°であることが好ましい。
図12および図13を参照すると、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル600、800は、外周面が6つの平面からなる多角管型支持体110を備えた燃料電池500、700から構成される。6つの平面からなる角管型支持体110を用いるので、外部連結材140の形成された一平面117を除いた4つの他の平面に単位電池120が形成される。また、固体酸化物燃料電池バンドル600、800を形成するために、6つの燃料電池が必要である。
図12を参照してさらに詳細に説明すると、単位電池120は、外部連結材140の形成された一平面117から反時計方向に連続した4つの他の平面に単位電池120が形成される。また、隣接している2つの燃料電池500は、一つの燃料電池の外部連結材140と、他の燃料電池の一平面117から反時計方向に4番目の他の平面に形成された単位電池120とが結合する。前述した結合は、5回連続して、6つのダミー平面118によって定義された管型空洞360を形成する。この際、構造的安定のために、前述した結合が行われていない2つの燃料電池同士間を絶縁物質350で結合させることが好ましい。ここで、電流は、燃料電池500を基準とするときに反時計方向(矢印参照)に流れ、固体酸化物燃料電池バンドル600を基準とするときにも反時計方向に流れる。
図13を参照してさらに詳しく説明すると、単位電池120は、外部連結材140の形成された一平面117から時計方向に連続した4つの他の平面に単位電池120が形成される。また、隣接している2つの燃料電池700は、一つの燃料電池の外部連結材140と、他の燃料電池の一平面117から時計方向に4番目の他の平面に形成された単位電池120とが結合し、前述した結合は、5回連続して、6つのダミー平面118によって定義された管型空洞360を形成する。この際、構造的安定のために、前述した結合の行われていない2つの燃料電池同士間を絶縁物質350で結合させることが好ましい。ここで、電流は、燃料電池700を基準とするときに時計方向(矢印参照)に流れ、固体酸化物燃料電池バンドル800を基準とするときにも時計方向に流れる。
図14および図15を参照すると、本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドル900、1000は、外周面が8つの平面からなる多角管型支持体110を備えた燃料電池から構成される。8つの平面からなる多角管型支持体110を用いるので、外部連結材140の形成された一平面117を除いた5つの他の平面に単位電池120が形成される。また、固体酸化物燃料電池バンドル900、1000を形成するために、8つの燃料電池が必要である。
図14を参照してさらに詳細に説明すると、単位電池120は、外部連結材140の形成された一平面117から反時計方向に連続した5つの他の平面に単位電池120が形成される。また、隣接している2つの燃料電池は、一つの燃料電池の外部連結材140と、他の燃料電池の一平面117から反時計方向に5番目の他の平面に形成された単位電池120とが結合し、前述した結合は、7回連続して、16(2×8)個のダミー平面118によって定義された管型空洞360を形成する。この際、構造的安定のために、前述した結合の行われていない2つの燃料電池同士間を絶縁物質350で結合させることが好ましい。ここで、電流は、燃料電池を基準とするときに反時計方向(矢印参照)に流れ、固体酸化物燃料電池バンドル900を基準とするときにも反時計方向に流れる。
図15を参照してさらに詳細に説明すると、単位電池120は、外部連結材140の形成された一平面117から時計方向に連続した5つの他の平面に単位電池120が形成される。また、隣接している2つの燃料電池は、一つの燃料電池の外部連結材140と、他の燃料電池の一平面117から時計方向に5番目の他の平面に形成された単位電池120とが結合し、前述した結合は、7回連続して、16(2×8)個のダミー平面118によって定義された管型空洞360を形成する。この際、構造的安定のために、前述した結合の行われていない2つの燃料電池同士間を絶縁物質350で結合させることが好ましい。ここで、電流は、燃料電池を基準とするときに時計方向(矢印参照)に流れ、固体酸化物燃料電池バンドル1000を基準とするときにも時計方向に流れる。
本実施例に係る固体酸化物燃料電池バンドルは、燃料電池の数Nを制限するのではないが、燃料電池の数Nが増加するほど、燃料電池の体積に比べて管型空洞360の体積が増加するので、6つ、8つまたは10つの燃料電池を用いることが好ましく、これに対応し、管型支持体110は外周面が6つ、8つまたは10つの平面からなることが好ましい。
以上、本発明を具体的な実施例によって詳細に説明したが、これらの実施例は本発明を具体的に説明するためのものに過ぎない。本発明に係る固体酸化物燃料電池および固体酸化物燃料電池バンドルは、これに限定されず、本発明の技術的思想内において、当該分野における通常の知識を有する者によってその変形または改良を加え得るのは明白であろう。
本発明の単純な変形または変更はいずれも本発明の領域に属し、本発明の具体的な保護範囲は特許請求の範囲によって明確になるであろう。
100、200、500、700 固体酸化物燃料電池
110 管型支持体
115 一角
117 一平面
118 ダミー平面
119 内周面
120 単位電池
121 燃料極
123 電解質
125 空気極
130 内部連結材
140 外部連結材
141 外部連結材の一端
143 外部連結材の他端
221、321 燃料極の一端
225 単位電池の他端
325 空気極の他端
310 多孔性セラミックプレート
320 金属フォーム
330、430 第1燃料電池
340、440 第2燃料電池
350 絶縁物質
360 管型空洞
300、400、600、800、900、1000 固体酸化物燃料電池バンドル

Claims (20)

  1. 外周面が多数の平面からなる多角管型支持体と、
    前記多数の平面のうちいずれか一平面に形成された外部連結材と、
    前記一平面を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された単位電池と、
    隣接する単位電池の間に形成され単位電池同士を直列に連結するとともに、単位電池と外部連結材の間に形成され単位電池と外部連結材を連結する、複数の内部連結材とを含んでなることを特徴とする、固体酸化物燃料電池。
  2. 前記位電池は、
    前記管型支持体の角を除いた前記2つ以上の他の平面から第1電極、電解質、第2電極の順に形成され、
    前記内部連結材は、
    前記単位電池の他端と前記外部連結材の一端に隣接している一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端を互いに連結するとともに記第1電極の一端と前記外部連結材の他端を互いに連結することを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  3. 前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように他端が前記管型支持体の方向に延長され、
    前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  4. 前記第2電極は、一端が内部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  5. 前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  6. 前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  7. 前記管型支持体は、多孔性および絶縁性を有する物質で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  8. 前記管型支持体はアルミナ系セラミック材料で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  9. 外周面が多数の平面からなる多角管型支持体と、
    前記多数の平面のうちいずれか一平面に形成された外部連結材と、
    前記一平面を除いた2つ以上の他の平面にそれぞれ形成された単位電池と、
    隣接する単位電池の間に形成され単位電池同士を直列に連結するとともに、単位電池と外部連結材の間に形成され単位電池と外部連結材を連結する、複数の内部連結材とを含んでなる多数の燃料電池を含み、
    一つの燃料電池の前記外部連結材が他の燃料電池の前記単位電池と結合することにより、前記多数の燃料電池がそれぞれ直列に連結されることを特徴とする、固体酸化物燃料電池バンドル。
  10. 前記位電池は、
    前記管型支持体の角を除いた前記2つ以上の他の平面から第1電極、電解質、第2電極の順に形成され、
    前記内部連結材は、
    前記単位電池の他端と前記外部連結材の一端に隣接している一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端を互いに連結するとともに記第1電極の一端と前記外部連結材の他端を互いに連結することを特徴とする、請求項9に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  11. 前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように他端が前記管型支持体の方向に延長され、
    前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  12. 前記第2電極は、一端が内部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  13. 前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  14. 前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  15. 前記管型支持体は外周面が6つの平面からなる六角管型支持体であり、
    前記位電池は5つの他の平面にそれぞれ形成され、
    前記多数の燃料電池は、
    前記一角の反時計方向に外部連結材が形成された多数の第1燃料電池、および前記一角の時計方向に外部連結材が形成された多数の第2燃料電池を含み、
    前記一つの第1燃料電池の外部連結材と前記一つの第2燃料電池の一角の反時計方向に形成された単位電池との結合、および前記一つの第2燃料電池の外部連結材と前記他の第1燃料電池の一角の時計方向に形成された単位電池との結合が連続して2段に積層されることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  16. 前記管型支持体は外周面が3つの平面からなる三角管型支持体であり、
    前記位電池は2つの他の平面にそれぞれ形成され、
    前記多数の燃料電池は、
    前記一角の反時計方向に外部連結材が形成された多数の第1燃料電池、および前記一角の時計方向に外部連結材が形成された多数の第2燃料電池を含み、
    前記一つの第1燃料電池の外部連結材と前記一つの第2燃料電池の一角の反時計方向に形成された単位電池との結合、および前記一つの第2燃料電池の外部連結材と前記他の第1燃料電池の一角の時計方向に形成された単位電池との結合が連続して1段に積層されることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  17. 前記管型支持体は外周面が6つ以上の偶数であるN個の平面からなり、
    前記外部連結材は前記N個の平面のうちいずれか一平面に形成され、
    前記単位電池は前記一平面から一方向に連続した(N+2)/2個の他の平面にそれぞれ(N+2)/2個形成され、
    前記内部連結材は前記単位電池と前記外部連結材とを直列に連結し、
    前記管型支持体、前記外部連結材および前記内部連結材を含む前記燃料電池はN個であり、
    前記N個の燃料電池で取り囲まれた管型空洞が形成されるように、一つの燃料電池の前記外部連結材と他の燃料電池の一平面から一方向へ(N+2)/2番目の他の平面に形成された前記単位電池との結合がN−1回連続することにより、前記N個の燃料電池がそれぞれ直列に連結されることを特徴とする、請求項9に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  18. 前記(N+2)/2個の単位電池は、
    前記管型支持体の角を除いた前記(N+2)/2個の他の平面から第1電極、電解質、
    第2電極の順に形成され、
    前記内部連結材は、
    前記単位電池の形成された前記(N+2)/2個の他の平面間の角の両側に形成された前記第1電極の一端と、前記第2電極の他端とを連結し、前記一平面と前記一平面の一方向に隣接している前記他の平面間の角の両側に形成された前記第1電極の一端と、前記外部連結材の他端とを連結することを特徴とする、請求項17に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  19. 前記一つの燃料電池の前記外部連結材と前記他の燃料電池の前記単位電池とは、金属フォーム、金属フェルトまたは金属ペーストを用いて結合することを特徴とする、請求項9に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
  20. 前記管型支持体の角を成す前記平面間の角度は同一であることを特徴とする、請求項10に記載の固体酸化物燃料電池バンドル。
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