JP5207554B2 - 自動車用ルーフウエザストリップ - Google Patents
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Description
この場合に、ウエザストリップをルーフパネル110の外周部分に取付けるため、取付基部121の上面の意匠性を向上させる必要があるとともに、ルーフパネル110の透光部分が狭くなる場合もあった。なお、図6は、図5のB−B線に沿った部分断面図である。
この場合に、ルーフパネル110が1枚のパネルの場合は、車体ルーフ開口部2を開いたときにスライドするルーフパネル110自体も大きく重くなり、ルーフパネル110の後方への移動距離が長くなり、駆動機構も大きくなって、好ましくなく、さらに、スライディングルーフパネルが車体の後方にはみ出してしまう恐れもあった。
図3に示すように、分割したルーフパネル210が3枚の場合に、フロント側の第1ルーフパネル211又はリヤ側の第3ルーフパネル213を固定して、中央のスライディングルーフパネル212をスライド移動可能にしたものもある(例えば、特許文献2及び3参照。)。
ルーフウエザストリップは、複数のルーフパネルの下面よりも下の位置に位置してベース部材に取付けられるとともに、スライディングルーフパネルと他のルーフパネルとの間に位置し、スライディングルーフパネルと他のルーフパネルの両方に当接してシールする第1ウエザストリップ部と、スライディングルーフパネル又はスライディングルーフパネルを保持する枠状のフレームの下面に当接してシールする第2ウエザストリップ部とを有し、第1ウエザストリップ部と第2ウエザストリップ部は連結部で一体的に結合された自動車用ルーフウエザストリップにおいて、
第1ウエザストリップ部は、ベース部材に取付けられる第1取付基部と、第1取付基部上に一体的に形成されて、スライディングルーフパネルと固定ルーフパネルとの間をシールする第1中空シール部が形成され、
第1ウエザストリップ部の第1中空シール部は、第1取付基部の前端から前方かつ上方に張出すように湾曲して第1取付基部の前端の真上まで延設される第1中空シール側壁部と、第1取付基部の後端で連結部との境界から上方に湾曲して延設され、第1中空シール側壁部と接続する第1中空シール上壁部から構成され、
第1中空シール側壁部の中央部の内面にノッチが形成され、
第1中空シール側壁部と第1中空シール上壁部と接続する部分から他のルーフパネル方向の斜め上方にシールリップを形成したことを特徴とする自動車用ルーフウエザストリップである。
スライディングルーフパネルではなくベース部材にルーフウエザストリップを取付けたため、取付けが容易であり、スライディングルーフパネルにルーフウエザストリップを取付けるリテーナーを装着する必要がないため、スライディングルーフパネルの重量も軽減することができる。
第1中空シール側壁部と第1中空シール上壁部と接続する部分から他のルーフパネル方向の斜め上方にシールリップを形成したため、シールリップの先端を他のルーフパネルの下面に当接させることができる。
第1中空シール側壁部の中央部の内面にノッチが形成されたため、ノッチの部分で第1中空シール側壁部が折りたたまれるように屈曲させることができる。そのため、シールリップの先端が他のルーフパネルの下面に確実に当接し、第1中空シール上壁部にスライディングルーフパネルの先端を確実に当接させることができる。
なお、本実施の形態では、他のルーフパネルとして、フロント側の固定ルーフパネルを例示しているが、他のルーフパネルとしては固定タイプだけでなく、チルトアップ、チルトダウンする可動タイプのルーフパネルでも良い。
スライディングルーフパネル12又はスライディングルーフパネル12を保持するフレーム4の下面には、その外周端部を環状に囲むように環状に形成されたルーフウエザストリップ20の上面が当接している。ルーフウエザストリップ20は、フロントルーフウエザストリップ30、リヤルーフウエザストリップ50とサイドルーフウエザストリップ70から構成されている。
図3に示すように、ベース部材3は、外周に外枠3aが設けられ、第1ルーフパネル11に対応した開口部分とスライディングルーフパネル12に対応した開口部分との間には第1中枠3bが設けられ、スライディングルーフパネル12に対応した開口部分と第3ルーフパネル13に対応した開口部分との間には第2中枠3cが設けられ、外枠3aと連結している。
第3ルーフパネル13は、第3ルーフパネル13に対応した開口部分を覆うように外枠3aと第2中枠3cに固定して取付けられ、その前端縁部は、後述するリヤルーフウエザストリップ50の第1ウエザストリップ部51と当接している(図4参照)。
また、このシールリップ36と上記の第1中空シール側壁部37とで、断面略Z字形に形成され、スライディングルーフパネル10を閉めたときに、第1中空シール側壁部37はノッチ39を起点として重ね合わさるように折りたたまれ、さらに、シールリップ36も根元部を起点にそこに重ね合わされるように折りたたまれるように変形するので、シールリップ36の先端には、このもどり反力がかかり、そのシール性が向上する。
ルーフウエザストリップ20が車体ルーフ開口部2に取付けられると、第1中空シール部35は、第1ルーフパネル11の内面にシールリップ36の先端が当接可能に形成されている。第1ルーフパネル11とスライディングルーフパネル12の間から侵入する雨水、洗車水等を確実にシールすることができる。
ルーフウエザストリップ20は車体ルーフ開口部2に取付けられると、第1中空シール部35に形成されたシールリップ36の先端は、第1ルーフパネル11の下面に当接して、第1ルーフパネル11とルーフウエザストリップ20との間をシールする。
また、第2ウエザストリップ部40の第2中空シール部45は、スライディングルーフパネル12又はスライディングルーフパネル12を保持するフレーム4の下面により押圧されて撓み、その間をシールすることができる。
また、第1中空シール上壁部38とスライディングルーフパネル12の先端が確実に当接しているため、シール性がよく、万一高圧水が浸入しても、第2ウエザストリップ部40でシールすることができる。
フロントルーフウエザストリップ30と、サイドルーフウエザストリップ70及びリヤルーフウエザストリップ50は、押出成形、加硫後に切断されたままでも使用されるが、その両端に型成形により、フレーム4のコーナー部に合わせて端末部を形成して、環状に形成してもよい。
2 車体ルーフ開口部
3 ベース部材
10 ルーフパネル
11 第1ルーフパネル
12 スライディングルーフパネル
15 リム
20 ルーフウエザストリップ
30 フロントルーフウエザストリップ
31 第1ウエザストリップ部
32 第1取付基部
35 第1中空シール部
36 シールリップ
40 第2ウエザストリップ部
48 連結部
Claims (4)
- 車体の前後方向に複数に分割されたルーフパネルが自動車の車体ルーフ開口部に取付けられ、分割された上記ルーフパネルのうち少なくとも1つのルーフパネルがスライド移動可能なスライディングルーフパネルであり、該スライディングルーフパネルと他のルーフパネルとの間をシールする自動車用ルーフウエザストリップであって、
該ルーフウエザストリップは、上記複数のルーフパネルの下面よりも下の位置に位置してベース部材に取付けられるとともに、上記スライディングルーフパネルと上記他のルーフパネルとの間に位置し、上記スライディングルーフパネルと上記他のルーフパネルの両方に当接してシールする第1ウエザストリップ部と、上記スライディングルーフパネル又は上記スライディングルーフパネルを保持する枠状のフレームの下面に当接してシールする第2ウエザストリップ部とを有し、第1ウエザストリップ部と第2ウエザストリップ部は連結部で一体的に結合された自動車用ルーフウエザストリップにおいて、
上記第1ウエザストリップ部は、上記ベース部材に取付けられる第1取付基部と、該第1取付基部上に一体的に形成されて、上記スライディングルーフパネルと上記他のルーフパネルとの間をシールする第1中空シール部が形成され、
上記第1ウエザストリップ部の第1中空シール部は、上記第1取付基部の前端から前方かつ上方に張出すように湾曲して上記第1取付基部の前端の真上まで延設される第1中空シール側壁部と、上記第1取付基部の後端で上記連結部との境界から上方に湾曲して延設され、上記第1中空シール側壁部と接続する第1中空シール上壁部から構成され、
上記第1中空シール側壁部の中央部の内面にノッチが形成され、
上記第1中空シール側壁部と上記第1中空シール上壁部と接続する部分から上記他のルーフパネル方向の斜め上方にシールリップを形成したことを特徴とする自動車用ルーフウエザストリップ。 - 上記シールリップの先端は、上記第1中空シール側壁部が前方へ湾曲して張出した最前縁の真上の位置まで延設された請求項1に記載の自動車用ルーフウエザストリップ。
- 上記第1中空シール上壁部の曲率は、上記第1中空シール側壁部の曲率よりも大きく形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ルーフウエザストリップ。
- 上記第1中空シール部は、上記他のルーフパネルの下面に上記シールリップの先端が当接可能に形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ルーフウエザストリップ。
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