JP5207552B2 - リザーバタンクおよびこれを用いたブレーキ装置 - Google Patents
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Description
ドスイッチの作動確実性を高めるためには、消灯液面をリードスイッチに接近させる必要がある。しかし、消灯液面をリードスイッチに接近させたのでは、リザーバタンクの作動液の貯留容量を大きく設定することが難しいという問題がある。リザーバタンクの作動液の貯留容量を大きく設定するために、消灯液面をリードスイッチから遠ざけると、リードスイッチのオン・オフ時にマグネットもリードスイッチから大きく遠ざかってしまう。このため、リードスイッチを確実にオン・オフさせるためには、マグネットの磁力を大きくしなければならなく、コストが高いものとなる。
更に、本発明のリザーバタンクは、前記マグネットが対向する天井面に、前記マグネットが吸着するのを防止する所定数の天井面側吸着防止突起が前記天井面に設けられていることを特徴としている。
置決め長溝が第1の大径円形外周部に設けられているとともに、第2の大径円形外周部の外周面に上下方向の所定数の流体流通路が設けられている。
これにより、作動液が所定数の流体流通路をよりスムーズに流れるようになる。これにより、フロートの上下動をスムーズにかつ確実に行うことができ、フロートの作動性を向上することができる。
図1は本発明に係るリザーバタンクの実施の形態の第1例を備えるブレーキ装置を、模式的に示す図である。
内に貯留される作動液の液量を検出するものである。図3(a)に拡大して示すように、液量検出部19は、円筒状隔壁20によって囲まれたフロート室21内に配設されかつ上端部にマグネット22を有するフロート23と、液量検出部19の上方部で上半体9の外側に設けられてマグネット22で作動されるリードスイッチ24と、円柱状(丸棒状)のガイド25と、台形状のガイド26と、底面側吸着防止突起27とを備えている。
。
図4(a)ないし(d)に示すように、フロート23は、フロート本体23aと、このフロート本体23aの上端に上方に向かって突設された断面四角形あるいは断面円形の一対のマグネット支柱23b,23cと、これらのマグネット支柱23b,23cの上端に設けられた矩形容器状のマグネット支持部23dとを有している。これらのフロート本体23a、マグネット支柱23b,23c、およびマグネット支持部23dは発泡樹脂により
一体モールド成形される。
円形外周部23a1,23a2の間にこれらと同心に設けられた小径円形外周部23a3とを有している。大径円形外周部23a1,23a2と小径円形外周部23a3の中心には、上下方向に貫通する横断面円形のガイド孔23a4が穿設されている。
り、マグネット支柱23b,23cの作動液の受圧面積が小さくなり、前述のようにリザ
ーバタンク5内の作動液が急激に移動しても、移動する作動液によってマグネット支柱23b,23cに加えられる力が抑制される。したがって、作動液の急激な移動によるフロ
ート23への影響が少なくなり、リードスイッチ24の誤作動が防止される。
マグネット支持部23dにはマグネット22が固定支持されている。
て、フロート23はガイド25および円筒状隔壁20の内周面にガイドされて上下動するようになっている。その場合、上端部にマグネット22が設けられたフロート23の重心位置が上方に位置しているが、このように重心位置が上方に位置しても、ガイド25および円筒状隔壁20の内周面(特にガイド25)によりフロート23およびマグネット22はそれらの自重でほとんど傾くことなく、スムーズに上下動するようになる。
aにガイドされるようになる。なお、図3(a)にはマグネット支持部23dの短辺側の上端角部23d1についてのみ示されているが、マグネット支持部23dの長辺側の上端
角部23d2についても同様である。これにより、マグネット22は、その中心がリード
スイッチ24の中心に対して位置規制されてセンタリングされる。その場合、フロート23が上動すると、ガイド25によるフロート23のガイド量が少なくなりフロート23が不安定になりがちとなるが、このようにマグネット支持部23dがガイド26によりガイドされることで、フロート23が安定して上動するようになる。
状)のガイド25でガイドしながら上下動させている。このように、マグネット支柱23b,23cによりマグネット22をフロート23の上端に支持することで、フロート23
の上下方向寸法を大きくすることができる。したがって、フロート23を作動液の液面に応じてスムーズにかつ確実に上下動することができる。このとき、上端部にマグネット22が設けられたフロート23の重心位置が上方に位置するようになるが、このように重心位置が上方に位置しても、フロート23およびマグネット22をそれらの自重でほとんど
傾くことなく、スムーズに上下動させることができる。
とができる。その場合、ガイド25でガイドされて所定量上動したフロート23をこのガイド26でガイドするようにしているので、ガイド25によるフロート23のガイド量が少なくなっても、フロート23をガイド26で確実にガイドしてマグネット22をリードスイッチ24に対して位置規制してセンタリングすることができる。これにより、フロート23の重心位置が上方に位置しても、フロート23およびマグネット22の傾動をより確実に抑制することができる。したがって、フロート23およびマグネット22をそれらの自重でリードスイッチ24のオン・オフ作動をより確実に行うことができる。
6を設けても、空気溜まりが生じるのを抑制することができる。
グネット支柱23b,23cの作動液の受圧面積を小さくできる。これにより、例えば車
両の急制動や急旋回等により、リザーバタンク5内の作動液が急激に移動しても、移動する作動液によってマグネット支柱23b,23cに加えられる力を抑制できる。したがっ
て、作動液の急激な移動によるフロート23への影響を少なくでき、リードスイッチ24の誤作動を一層効果的に防止でき、警告灯の誤点灯をより確実に防止できる。
1内の体積を種々変更することが可能となる。したがって、リザーバタンク5が搭載される車両の車種によって種々異なるリザーバタンク5に、より柔軟にかつより確実に対応することができる。
は長手方向の縦断面図,図6は図5(a)におけるVI−VI線に沿う断面図である。なお、以後の各例の説明においてその例より前に記載されている例と同じ構成要素には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省略する。なお、図6には、図5に示す構成要素の一部が図示省略されている。
図5(a),(b)および図6に示すように、この例のリザーバタンク5では、リード
スイッチ24が上半体9の内面に設けられている。また、予め規定された最大限の作動液の液面のMAX位置が上半体9のリードスイッチ24より若干低い位置に設定されている。
と、この大径円形外周部23a1の上端に一体に形成された小径円形外周部23a3とを有している。その場合、大径円形外周部23a1および小径円形外周部23a3は、それぞれ前述の第1例における大径円形外周部23a1および小径円形外周部23a3より軸方向に長く形成されている。しかし、フロート23の全高は、第1例のフロート23の全高より短く設定されている。そして、小径円形外周部23a3の上端部のマグネット支持部23
dにマグネット22が取り付けられている。ガイド孔23a4は大径円形外周部23a1および小径円形外周部23a3に設けられているとともに、ガイド孔23a4の上端がマグネット22により閉塞されている。図6に示すように、リードスイッチ24の車両左右方向の中心は、マグネット22の中心から左右方向に偏心している。
内周面と大径円形外周部23a1の外周面との間の隙間Aより小さく設定されている(B
<A)。このように隙間Aが大きく設定されかつ隙間Bが小さく設定されることで、フロート23の傾動がガイド25により抑制されるとともに、作動液が隙間Aをよりスムーズに流れるようにしている。これにより、フロート23の上下動がスムーズにかつ確実に行うことができ、フロート23の作動性を向上することができる。
この第2例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
図7(a)および(b)に示すように、この変形例のフロート23は、第2例のフロート23では大径円形外周部23a1のみからなっている。そして、マグネット22が大径
円形外周部23a1に設けられたガイド孔23a4の上端を閉塞するように大径円形外周部23a1の上端部のマグネット支持部23dに設けられている。また、大径円形外周部2
3a1に、上下に貫通する貫通孔からなる所定数(図示例では4個)の流体流通路29が
設けられている。これらの流体流通路29はフロート23の中心と同心円上で円周方向に等間隔を置いて配設されている。したがって、フロート23の上下動時に、作動液あるいは空気がこれらの流体流通路29を通してフロート23の上面端側から下面側に、またフロート23の下面側から上面端側に流動するようになっている。これにより、フロート23の上面端側に空気溜まりが生じないとともにフロート23の上面端側の作動液による液ダンパー効果が生じないので、フロート23の作動性が向上される。
部23a1との間の隙間がより小さくされている。これにより、フロート23が安定した
姿勢となる。下半体9側にも、円筒状のガイド壁31が設けられている。このガイド壁31もフロート23の中心(つまりガイド25の中心)と同心に形成されている。ガイド壁31の内周面の内径は、ガイド壁30の内周面の内径より若干大きく設定されている。ガイド壁31の高さはガイド25の高さとほぼ同じに設定されている。このガイド壁31内にもフロート23が部分的に収容されている。したがって、ガイド壁31の内周面とフロート23の外周面との間の隙間は、ガイド壁30の内周面とフロート23の外周面との間の隙間より若干大きくなっている。これにより、ガイド孔23a4がガイド25に嵌合さ
れて移動するとき、このガイド25によるフロート23のぶれが効果的に吸収され、フロート23の作動性が向上されている。
この変形例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
21に底面から上方に所定長さかつフロート室21の直径方向に相対向して延設されている。一方、フロート23の大径円形外周部23a1の外周縁部には、これらの位置決めリ
ブ32,33にそれぞれ嵌合可能な位置決め長溝34,35が設けられている。したがって、フロート23がフロート室21内に収容されたとき、各位置決め長溝34,35が位置
決めリブ32,33に嵌合されることで、フロート23が周方向に位置決めされる。これ
により、マグネット22がリードスイッチ24に対して周方向に位置決めされる。特に、マグネットに方向性を有する異方性のマグネットを用いた場合には、マグネットをリードスイッチ24に対して周方向に位置決めできることから、マグネットによるリードスイッチ24のオン・オフ作動をより確実に行うことができる。前述の位置決めリブ32,33
の所定長さは、フロート23が最下端位置に来たときに上側の大径円形外周部23a2が
干渉しない長さに設定されている。
この第3例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
図9に示すように、この第4例のリザーバタンク5では、前述の第3例において、フロート23の上側の大径円形外周部23a2の外周にスリット状の所定数(図示例では2個
)の作動液通路38,39が上下方向に延設されている。各作動液通路38,39は円周方
向に等間隔を置いて設けられている。これらの作動液通路38,39により、フロート2
3の上方から下方への作動液の流動を良好にして、フロート23の浮き上がり確実性が向上されている。
この第4例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第3例と同じである。
この第5例のリザーバタンク5は、前述の第1例の作用効果について述べた、マグネット支柱23b,23cの長さや径を種々変更することで、フロート室21内の体積を種々
変更することが可能となることを具体的に示すものである。すなわち、図10(a)および(b)に示すように、第5例のリザーバタンク5は第1例における断面四角形あるいは断面円形のマグネット支柱23b,23cに代えて、いずれも台形状の板で構成されてい
る。その場合、台形の上辺および下辺の長さが車種に応じたリザーバタンク5に対応するように適宜変更されるようになっている。これにより、図10(a)に示すようにマグネット支柱23b,23cがフロート室21内の液面より上方に突出している場合、それら
の突出部分によってフロート23の浮力が変化するので、フロート23の自重が変化する。このフロート23の自重の変化により、リードスイッチ24のオン・オフ位置である消灯液面に対してフロート23の上下位置が種々変化する。したがって、リザーバタンク5が搭載される車両の車種によって種々異なるリザーバタンク5に、より柔軟にかつより確実に対応することができる。
なお、この第5例のリザーバタンク5においては、第1例に対して、フロート23の上側の大径円形外周部23a2の外周に、第4例のスリット状の作動液通路38,39が上下方向に延設されている。
この第5例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
この第6例のリザーバタンク5も、前述の第5例と同様に、第1例の作用効果について述べた、マグネット支柱23b,23cの長さや径を種々変更することで、フロート室2
1内の体積を種々変更することが可能となることを具体的に示すものである。すなわち、図11(a)および(b)に示すように、第6例のリザーバタンク5は第1例におけるマグネット支柱23b,23cの長さが短く設定されている。すなわち、マグネット支柱2
3b,23cの長さが種々変更されることで、フロート室21内の体積を種々変更可能と
なる。したがって、リザーバタンク5が搭載される車両の車種によって種々異なるリザーバタンク5に、より柔軟にかつより確実に対応することができる。
なお、この第6例のリザーバタンク5においても、第1例に対して、フロート23の上側の大径円形外周部23a2の外周に、第4例のスリット状の作動液通路38,39が上下方向に延設されている。
この第6例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
この第7例のリザーバタンク5は、第1例の図3に示す底面側吸着防止突起27の吸着防止機能と、第3例の図8(a)に示す位置決めリブ32,33および位置決め長溝34,35の位置決め機能とを併せ持つものである。
に、前述のフロート23の吸着防止とフロート23の位置決めを兼用する所定数の細長い吸着防止・位置決め突状部40,41が上方に向かって突設されている。これらの吸着防
止・位置決め突状部40,41はガイド25の中心軸を中心とする同心円上に円周方向に
等間隔を置いて配設されている。一方、フロート23の大径円形外周部23a1には、こ
れらの吸着防止・位置決め突状部40,41にそれぞれ嵌合可能な吸着防止・位置決め長
穴42,43が設けられている。したがって、フロート23がフロート室21内に収容さ
れたとき、各吸着防止・位置決め長穴42,43が吸着防止・位置決め突状部40,41に嵌合されることで、フロート23が周方向に位置決めされる。これにより、マグネット22がリードスイッチ24に対して位置決めされる。
および吸着防止・位置決め長穴42,43の長さが次のように設定されている。すなわち
、図12(a)に示すようにリザーバタンク5内の作動液が消灯液面であるときに位置するフロート23の位置において、吸着防止・位置決め長穴42,43の底部と吸着防止・
位置決め突状部40,41の頂部(上端)との間の距離H1がフロート本体23aの下端
(下面)とフロート室21の底面との間の距離H2より小さくなるように設定されている(H1<H2)。これにより、吸着防止・位置決め長穴42,43の底部が吸着防止・位
置決め突状部部40,41の頂部に当接する最下位置までフロート23が下動しても、フ
ロート本体23aの下端(下面)がフロート室21の底面に当接しないようになる。したがって、フロート本体23aがフロート室21の底面に吸着されることが防止される。
2より小さくなるように設定されている(S1<S2)。これにより、図12(b)に二点鎖線で示すようにマグネット22の上端(上面)が上半体9の内面に当接したとき、フロート本体23aがガイド25から脱出しないようになる。したがって、フロート23はほとんど傾くことなく安定した姿勢を保持されるようになる。
ぞれ、大径円形外周部23a1に設けられた連通孔44,45により大径円形外周部23a1の上方に常時開放されている。これにより、フロート23の上動時に、フロート室21
内に存在する空気や作動液が、これらの連通孔44,45を通して吸着防止・位置決め長
穴42,43内に流入し、また、フロート23の下動時に、吸着防止・位置決め長穴42,43内に存在する空気や作動液が、これらの連通孔44,45を通して大径円形外周部2
3a1の上方に排出される。したがって、フロート23がスムーズに上下動し、フロート
23の作動確実性が向上されている。
この第7例のリザーバタンク5およびブレーキ装置1の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と同じである。
図13(a)および(b)に示すように、この第8例のリザーバタンク5は、第1例の図3に示す一対のマグネット支柱23b,23cに代えて、比較的大きな横断面矩形状の
1つのマグネット支柱23eが、上側の大径円形外周部23a2とマグネット支持部23
dとの間に設けられている。このマグネット支柱23eの上下方向の中心軸は、ガイド25の中心軸と一致されている。
eを貫通して設けられている。このガイド孔23a4は上端側の横断面の径が小さくなる
截頭円錐台形状に形成されている。更に、ガイド25の外周側面の勾配とガイド孔23a4の内周側面の勾配は同じに設定され、抜き勾配が形成されている。
13(b)に示すようにガイド25がガイド孔23a4に嵌合された状態でフロート23
が下動して、ガイド25の頂部(上端)がマグネット支持部23dの下面に当接したときが、フロート23の最下位置となる。このフロート23の最下位置では、フロート23の下端(下面)がフロート室21の底面に当接しなく、前述と同様にフロート23のフロート室21の底面への吸着が防止されている。
いる。したがって、フロート室21内の空気および作動液がこの隙間を通して流動可能となる。
路46,47,48,49により、ガイド孔23a4がフロート23の外部に常時開放されている。これにより、フロート23の上動時に、フロート室21内に存在する空気や作動液がこれらの作動液通路46,47,48,49を通してガイド孔23a4内に流入し、また、フロート23の下動時に、ガイド孔23a4内に存在する空気や作動液がこれらの作動液
通路46,47,48,49を通してフロート23の外部に排出される。したがって、フロ
ート23がスムーズに上下動し、フロート23の作動確実性が向上されている。
図14(a)および(4b)に示すように、第9例のリザーバタンク5は、4つのガイド26に囲まれかつマグネット22に対向する上半体9の天井面に配設された天井面側吸着防止突起50を有している。この第9例のリザーバタンク5では、天井面側吸着防止突起50は5つ設けられている(吸着防止突起は5つに限定されることなく、任意の数だけ設けることができる)。各天井面吸着防止突起50はすべて同じ大きさであり、底面側吸着防止突起27とほぼ同じ大きさのほぼ半球状の突起で形成されている。
る。これにより、マグネット22が最大に上昇したとき、マグネット22の上面が上半体9の天井面に密に吸着されるのが防止される。したがって、リザーバタンク5内の作動液が減少して液面が低下したとき、作動液の液面下降とともにマグネット22およびフロート23が容易に下動するようなり、マグネット22およびフロート23の下動確実性(作動確実性)が向上される。
なお、本発明は、前述の例に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で、種々の設計変更が可能である。
また、本発明に係るブレーキ装置は、リザーバタンクに貯留された作動液を用いて車輪にブレーキをかけるブレーキ装置に好適に利用することができる。
形外周部、23a3…小径円形外周部、23a4…ガイド孔、23b,23c,23e…マグネット支柱、23d…マグネット支持部、23d1…上端角部、24…リードスイッチ、
25,26…ガイド、26a…ガイド面、27…底面側吸着防止突起、28…リードスイ
ッチ取付部、29…流体流通路、30,31…ガイド壁、32,33…位置決めリブ、34,35…位置決め長溝、38,39…作動液通路、40,41…吸着防止・位置決め突状部
、42,43…吸着防止・位置決め長穴、50…天井面側吸着防止突起
Claims (9)
- 貯留された作動液を検出する液量検出部を備え、
前記液量検出部が、貯留された作動液の液面が所定液面以下のときオンするとともに前記液面が所定液面より高いときオフするリードスイッチと、前記リードスイッチをオン・オフするマグネットが設けられるとともに前記作動液の液面に応じて上下動するフロートとを有し、前記リードスイッチが前記マグネットの上方に設けられるリザーバタンクにおいて、
前記フロートは、フロート本体と、前記フロート本体から上方に突設されるマグネット支柱と、前記マグネット支柱の上端に設けられて前記マグネットを支持するマグネット支持部とを有し、
前記液量検出部は前記フロートをガイドする第1および第2のガイドを有し、
前記第1のガイドは底面から上方に突設されているとともに、前記第2のガイドは上端内面から垂下されており、
前記第1のガイドは円柱状のガイドであり、
前記フロート本体の中心に上下方向のガイド孔が設けられているとともに、前記フロート本体は前記ガイド孔が前記第1のガイドに嵌合されて上下移動可能にガイドされ、
前記第2のガイドは傾斜したガイド面を有し、
前記フロートが所定量上動したとき、前記マグネット支持部が前記第2のガイドのガイド面にガイドされることを特徴とするリザーバタンク。 - 前記液量検出部は、更に位置決めリブを有するとともに、前記フロートは前記位置決めリブに上下動可能に嵌合する位置決め長溝を有していることを特徴とする請求項1に記載のリザーバタンク。
- 前記フロートは、第1の大径円形外周部と、この第1の大径円形外周部の上端に一体に形成された小径円形外周部と、この小径円形外周部の上端に一体に形成されかつ上端に前記マグネット支柱が形成された第2の大径円形外周部とを有し、
前記位置決め長溝は第1の大径円形外周部に設けられているとともに、前記第2の大径円形外周部の外周面に上下方向の所定数の流体流通路が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のリザーバタンク。 - 貯留された作動液を検出する液量検出部を備え、
前記液量検出部が、貯留された作動液の液面が所定液面以下のときオンするとともに前記液面が所定液面より高いときオフするリードスイッチと、前記リードスイッチをオン・オフするマグネットが設けられるとともに前記作動液の液面に応じて上下動するフロートとを有し、前記リードスイッチが前記マグネットの上方に設けられるリザーバタンクにおいて、
前記液量検出部は、底面から上方に突設された円柱状の第1のガイドと、上端内面から垂下された円筒状の第2のガイドとを有し、
前記フロートは円形外周部を有するとともに、上下に貫通する所定数の流体流通路を有し、
前記フロートの中心に上下方向のガイド孔が設けられているとともに、前記フロートは前記ガイド孔が前記第1のガイドに嵌合されて上下移動可能にガイドされるとともに、外周面が前記第2のガイドに上下移動可能にガイドされるようになっていることを特徴とするリザーバタンク。 - 前記フロートが底面に吸着するのを防止する所定数の底面側吸着防止突起が前記底面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のリザーバタンク。
- 前記マグネットが対向する天井面に、前記マグネットが吸着するのを防止する所定数の天井面側吸着防止突起が前記天井面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載のリザーバタンク。
- 貯留された作動液を検出する液量検出部を備え、
前記液量検出部が、貯留された作動液の液面が所定液面以下のときオンするとともに前記液面が所定液面より高いときオフするリードスイッチと、前記リードスイッチをオン・オフするマグネットが設けられるとともに前記作動液の液面に応じて上下動するフロートとを有し、前記リードスイッチが前記マグネットの上方に設けられるリザーバタンクにおいて、
前記液量検出部は、底面から上方に突設された円柱状の第1および第2のガイドを有し、
前記第1のガイドは前記フロートの中心に対応する位置に配設されるとともに、前記第2のガイドは所定数前記第1のガイドの中心軸と同心円状に配設され、
上下方向の第1のガイド孔が前記フロートにその中心に位置して設けられているとともに、前記第2のガイドと同数の上下方向の第2のガイド孔が前記フロートにその中心と同心円状に位置して設けられており、
前記フロートは前記第1のガイド孔が前記第1のガイドに嵌合されるとともに前記第2のガイド孔が前記第2のガイドに嵌合されて上下移動可能にガイドされ、
前記フロートが底面に吸着するのを防止する底面側吸着防止突起が前記底面に前記第2のガイドと同数設けられ、
前記底面側吸着防止突起は前記第2のガイドで構成されていることを特徴とするリザーバタンク。 - 前記マグネットが対向する天井面に、前記マグネットが吸着するのを防止する所定数の天井面側吸着防止突起が前記天井面に設けられていることを特徴とする請求項7に記載のリザーバタンク。
- 作動液を貯留するリザーバタンクと、前記リザーバタンク内の作動液が供給されるとともに作動時にブレーキ圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダからの液圧で作動するブレーキシリンダとを少なくとも備え、
前記リザーバタンクが請求項1ないし8のいずれか1に記載のリザーバタンクであることを特徴とするブレーキ装置。
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