JP3905153B2 - 液体リザーバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のブレーキ用マスタシリンダ、クラッチ用マスタシリンダ等に作動液を供給するのに好適に用いられる液体リザーバ装置に関し、特に、液面検知器を備えた液体リザーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内部に作動液が収容されるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体に設けられた筒状のフロートガイドと、該フロートガイド内に上下方向に移動可能に収容され、該フロートガイドに案内されつつ浮動する液面検知用のフロートとからなる液体リザーバ装置は、自動車のブレーキ系統等に用いられている。
【0003】
この種の従来技術による液体リザーバ装置では、作動液(ブレーキ液)を収容したリザーバ本体がブレーキ用のマスタシリンダに接続され、このリザーバ本体内の作動液をブレーキ操作等に応じてマスタシリンダ側へと補給することにより、該マスタシリンダから車両の各ブレーキシリンダ等に作動液を給排させるようになっている。
【0004】
また、フロートガイド内に収容されたフロートには、その底面側に液面検知器が配設されている。そして、フロートは液面検知器と共にフロートガイド内の液面に追従して上下方向に浮動し、これにより液面検知器がリザーバ本体内の液面レベルを検知する。
【0005】
一方、フロートガイドにはその内,外を連通させる切欠き状の通液口が形成され、リザーバ本体内の作動液はこの通液口を介してフロートガイド内に流入,出することにより、フロートガイド内の液面レベルとリザーバ本体内の液面レベルとを等しくし、フロートをリザーバ本体内の液面に追従して浮動させている。
【0006】
そして、液面検知器は、リザーバ本体内の液面レベルが減少し、フロートが規定高さまで降下したときに、リザーバ本体内の作動液の残量が少なくなったことを報知すべく、例えば車両の運転室に設けられる警報ランプ等を点灯させるようにしている。
【0007】
ここで、この規定高さとは、ブレーキを安定して作動させるためにリザーバ本体内に最低限必要な作動液の液面レベル(以下、最低液面レベルという)に基づいて予め設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、運転中の急加減速等によって車両に大きな慣性力が発生したり、路面の凹凸等によって車両が大きくローリングしたりするときに、これに応じてリザーバ本体内では作動液の液面が傾斜し、その液面レベルがフロートガイドの位置で実際の液面レベルよりも瞬間的に減少する場合がある。
【0009】
このため、従来技術では、リザーバ本体内に作動液が十分に収容されている状態でも、車両の傾きや慣性力等の作用により液面が傾いた場合には、フロートが前述した規定高さまで瞬間的に降下することがあり、これによって運転室の警報ランプ等が不要に点滅し、車両の運転者等に不快感を与えるという問題がある。
【0010】
そこで、本願出願人は、液体リザーバ装置が液面レベルを誤検知しないために満たすべき設計基準を設定し、この設計基準に基づいて液体リザーバ装置を設計することにより、前述した警報ランプ等の誤動作を避けるようにしている。
【0011】
そして、この設計基準では、リザーバ本体内に最低限必要な作動液が残っている状態、即ち、作動液の液面レベルが前述した最低液面レベルに等しい状態で、その液面が通常運転時の最大傾斜角である35°〜45°程度の傾斜角をもって傾斜した場合でも、フロートが前記規定高さまで降下せず、警報ランプ等が点灯しないことを条件としている。
【0012】
しかし、リザーバ本体は、その形状やマスタシリンダ側への取付位置等に対する設計上の制約により、フロートガイドをリザーバ本体内の中央部から側壁部近傍にオフセットさせて配設せざるを得ない場合があり、この位置では液面が傾斜したときに液面レベルがリザーバ本体内の中央部に比べて大きく減少するため、フロートが前記規定高さまで降下し易くなり、リザーバ本体が前述した設計基準を満足できないという未解決な問題がある。
【0013】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明はリザーバ本体内の液面が傾斜したときに、リザーバ本体内の液面レベルがフロート等により誤って検知されるのを防止でき、フロートガイドをリザーバ本体内の中央部からオフセットさせて配設した場合でも、リザーバ本体内の液面レベルを正確に検知できるようにした液体リザーバ装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、前記フロートガイドには、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットを形成し、前記リザーバ本体の下側ケースには、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されたガイド壁部を前記上側ケースから離して設け、該ガイド壁部は、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させる構成としたことを特徴としている。
【0015】
上記構成によれば、フロートガイドの位置をリザーバ本体の中央部から一定寸法だけオフセットした液体リザーバ装置でも、ガイド壁部をこのオフセット方向と同方向に延設することにより、リザーバ本体内の作動液をガイド壁部に沿って案内しつつ、フロートガイド内にスリットを介して流入,出させることができる。そして、例えば車両の振動等に応じてリザーバ本体内の液面が大きく傾斜した場合でも、リザーバ本体内の作動液をガイド壁部によフロートガイド内にスリットを介して導くことができ、フロートガイド内の液面レベルをリザーバ本体内よりも高い液面レベルに保つことができる。
【0016】
一方、請求項2に記載の発明は、内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、前記フロートガイドに形成され、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に前記上側ケースから離れた一定の高さをもって前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、前記フロートガイドから離間した該ガイド壁部の先端部側に位置して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、該ガイド壁部よりも小さい高さ寸法をもって前記リザーバ本体内を前記フロートガイド側の内側室と外側室とに仕切る仕切部とを備える構成としたことを特徴としている。
【0017】
この場合でも、請求項1に記載の発明と同様に、オフセット方向へ延びるガイド壁部によリザーバ本体内の作動液をフロートガイド内にスリットを介して導くことができると共に、ガイド壁部の先端部側にはリザーバ本体内をフロートガイド側の内側室と外側室とに仕切る仕切部を設けているから、例えば作動液の残量が比較的少なくなった状態で、リザーバ本体内の液面が大きく傾斜した場合でも、ガイド壁部と仕切部とによってフロートガイド側の内側室に作動液を確保でき、フロートガイド内の液面レベルをリザーバ本体内よりも高い液面レベルに保つことができる。
【0018】
また、請求項3に記載の発明は、内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、前記フロートガイドに形成され、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に前記上側ケースから離して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、該ガイド壁部によって前記下側ケース内に形成され、前記フロートガイド内に補給するための作動液を蓄液する蓄液室と、前記フロートガイドから離れたガイド壁部の先端部側に設けられ、前記作動液が蓄液室内に流入,出するときに絞り抵抗を与える絞り部とを備える構成としたことを特徴としている。
【0019】
これにより、リザーバ本体内の作動液をフロートガイド内に補給するために、蓄液室内に作動液を蓄液しておくことができるから、リザーバ本体内の液面が大きく傾斜した場合でも、蓄液室内の作動液をフロートガイド内にスリットを介して補給でき、フロートガイド内の液面レベルをリザーバ本体内よりも高い液面レベルに保つことができる。また、リザーバ本体内の液面が急激に傾斜するような場合でも、蓄液室内から流出しようとする作動液に対して絞り部で絞り抵抗を与えることにより、フロートガイド内の作動液が蓄液室から外部に流出するのを絞り部で抑えることができ、フロートガイド内を比較的高い液面レベルに保持できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
【0021】
ここで、図1および図2は本発明による第1の実施例を示し、本実施例では、液体リザーバ装置として自動車等のブレーキ系統に用いられるマスタシリンダ用の液体リザーバ装置を例に挙げて説明する。
【0022】
図中、1はブレーキ液等の作動液を内部に収容するリザーバ本体を示し、該リザーバ本体1は、例えば樹脂材料によりボトル状の容器として形成され、マスタシリンダ(図示せず)とは別個に設けられる。
【0023】
そして、リザーバ本体1は上側ケース2と下側ケース3とからなり、上側ケース2に設けられた上面部4と、該上面部4に上下方向で対向し、下側ケース3に設けられた底面部5と、該上面部4と底面部5とを外周側で一体的に連結するように、上側ケース2と下側ケース3との間に亘って上,下に延びる左,右の側壁6A,6Bおよび前,後の側壁6C,6Cとによって構成されている。
【0024】
また、底面部5には図1および図2中の左側部分に段差部5Aが一体形成され、底面部5の外面(下面)側には後述の液面センサ16を取付ける取付部5Bが一体形成されている。さらに、上面部4および側壁6A,6Bの外面側には図1に示す如く、リザーバ本体1を車体側に取付ける取付ブラケット7,7,…が一体形成されている。
【0025】
8はリザーバ本体1の内部に作動液を給液する給液口で、該給液口8はリザーバ本体1の上面部4に一体形成され、常時はキャップ9により閉塞されている。また、キャップ9には給液口8を介してリザーバ本体1の内,外を連通させる通気路9Aが設けられている。
【0026】
10A,10Bはリザーバ本体1内の作動液を前記マスタシリンダ側に流入,出させる通液路で、該通液路10A,10Bはリザーバ本体1の段差部5Aに形成され、例えば車両に装備される2系統式ブレーキの各ブレーキ系統(図示せず)にそれぞれ接続されると共に、これらのブレーキ系統にリザーバ本体1内の作動液を補給する。
【0027】
11はリザーバ本体1内に設けられた円筒状のフロートガイドを示し、該フロートガイド11はリザーバ本体1の中央部から側壁6A側に向けてオフセット(離間)した位置で、リザーバ本体1の底面部5から上面部4に向けて上向きに立設され、後述のフロート14を図2に示す如く外側から取囲んでいる。また、フロートガイド11には図2に示すように、リザーバ本体1の側壁6A側(フロートガイド11のオフセット方向側)に位置して上下方向に伸長する細幅のスリット11Aが形成されている。
【0028】
そして、フロートガイド11の内,外はスリット11Aと後述の補給通路13とを介して連通され、これらを介してリザーバ本体1内の作動液がフロートガイド11内に流入,出することにより、液面が傾斜していない通常時には、フロートガイド11内の液面レベルとリザーバ本体1内の液面レベルとを等しくしている。また、フロートガイド11はフロート14を上下方向に案内し、該フロート14によってリザーバ本体1内の液面レベルを検知させる。
【0029】
12,12は下側ケース3の底面部5に一体形成された本実施例によるガイド壁部を示し、該各ガイド壁部12は図1に示す如く、リザーバ本体1の下側ケース3の底面部5から上面部4に向けて一定の高さ寸法Hをもって上向きに突出し、上側ケース2からは離して設けられている。また、各ガイド壁部12は図2に示すように、基端側がスリット11Aの両側でフロートガイド11の外周側に一体形成され、先端部12Aがフロートガイド11から径方向に延びるように、リザーバ本体1の側壁6A側に向けてフロートガイド11のオフセット方向に伸長すると共に、幅寸法W1 の小さな間隔をもって互いに対向している。
【0030】
13は各ガイド壁部12間に形成された補給通路で、該補給通路13はフロートガイド11のオフセット方向に伸長する幅寸法W1 の通路として形成され、スリット11Aを介してフロートガイド11内に連通している。そして、補給通路13はリザーバ本体1内の作動液をフロートガイド11内に導くと共に、フロートガイド11内に流入,出する作動液に絞り抵抗を与え、フロートガイド11内の液面レベルが急激に変動するのを抑えるようになっている。
【0031】
そして、補給通路13は図1中に二点鎖線で示すように、リザーバ本体1内の液面L1 が傾斜した場合に、補給通路13内に蓄液された作動液の一部をフロートガイド11内に補給し、フロートガイド11内の液面L2 (図1中に一点鎖線で示す)をリザーバ本体1内の液面L1 よりも高い液面レベルに保持できるようにしている。
【0032】
14はフロートガイド11内に挿入された液面検知用のフロートを示し、該フロート14は合成樹脂等の材料から略円柱状に形成され、その下端面にはマグネット15が取付けられている。そして、フロート14はフロートガイド11に案内されつつリザーバ本体1内の液面に追従して上下方向に浮動する。
【0033】
16はマグネット15と共に液面検知手段を構成した液面センサで、該液面センサ16は例えばリードスイッチ等からなり、フロートガイド11の底部側に位置してリザーバ本体1の取付部5Bに取付けられている。そして、液面センサ16は通常時に開成状態となり、フロート14と共にマグネット15が接近してくると、これを検知して閉成状態となる。
【0034】
17は通液路10A,10B間に配設された隔壁で、該隔壁17は図2に示す如く両端側が前,後の各側壁6Cに一体的に設けられ、リザーバ本体1内を通液路10A側の液室と通液路10B側の液室とに画成している。そして、隔壁17は、リザーバ本体1内の液面が大きく傾斜した場合でも、これらの液室内にそれぞれ最低限必要な作動液の残量を確保できるようになっている。
【0035】
18は上側ケース2に一体形成された板状のストッパで、該ストッパ18はリザーバ本体1の上面部4からフロートガイド11の上端側近傍に向けて下向きに伸長し、リザーバ本体1内の液面レベルがフロートガイド11よりも高くなった場合に、フロート14がフロートガイド11内から離脱するのを防止している。
【0036】
本実施例による液体リザーバ装置は上述の如き構成を有するもので、次にその動作について説明する。
【0037】
まず、リザーバ本体1内に作動液を給液するときには、リザーバ本体1の給液口8からキャップ9を取外し、給液口8からリザーバ本体1内に作動液を注入することによって行う。また、車両のブレーキ操作時には、ブレーキペダル等の操作を行うことにより、リザーバ本体1内の作動液が通液路10A,10Bを介して前記マスタシリンダ内へと補給され、該マスタシリンダから各ブレーキシリンダ(車両の各車輪側に付設される)等に作動液を給排させる。
【0038】
そして、このときリザーバ本体1内の作動液は、各ガイド壁部12間の補給通路13内に蓄液されつつ、フロートガイド11内に流入,出することにより、リザーバ本体1内の液面レベルとフロートガイド11内の液面レベルとは液面変動のない通常時において等しくなり、作動液の残量が徐々に減少してその液面が低下したときには、フロート14が作動液の液面に追従してフロートガイド11内で降下する。
【0039】
また、リザーバ本体1内の液面レベルが、従来技術で述べたブレーキを安定して作動させるための最低液面レベル未満の大きさとなり、フロート14が作動液不足を報知すべき規定高さまで降下すると、マグネット15が液面センサ16に接近し、該液面センサ16のスイッチはこれを検知して閉成状態となる。これにより、例えば車両の運転室に設けられる警報ランプ等が点灯し、運転者等に作動液の残量が少なくなったことを報知する。
【0040】
一方、車両の傾きや慣性力等の作用により、例えばリザーバ本体1内の液面L1 が図1中に示す如く、前述したフロートガイド11のオフセット方向とは逆向きに傾斜した場合には、補給通路13およびフロートガイド11内の液面L2 も同様に傾斜し、これによって補給通路13内の作動液がフロートガイド11内に向けて補給される。
【0041】
この結果、フロートガイド11内の液面L2 はリザーバ本体1内の液面L1 よりも高くなり、その液面レベルが前記最低液面レベル以上の大きさに保持されると共に、フロート14は前記規定高さよりも高い位置で、警報ランプ等を点灯させることなく浮動する。
【0042】
また、このときの液面変動によりフロートガイド11内の作動液がスリット11Aを介して補給通路13側に瞬間的に流出しようとしても、該補給通路13は一対のガイド壁部12,12間で小さな通路面積(幅寸法W1 )をもって形成されているから、補給通路13内の作動液に絞り抵抗を与えることができ、フロートガイド11内の作動液が補給通路13外へと流出するのを確実に抑制できる。
【0043】
かくして、本実施例では、フロートガイド11のオフセット方向に伸長する一対のガイド壁部12,12をリザーバ本体1内に設け、リザーバ本体1内の作動液をフロートガイド11内に各ガイド壁部12を介して流入,出させる構成としたから、該各ガイド壁部12間の補給通路13内に作動液を蓄液できる。これにより、リザーバ本体1内の液面がフロートガイド11のオフセット方向とは逆向きに傾斜した場合でも、補給通路13内の作動液をフロートガイド11内に補給でき、フロートガイド11内の液面レベルが急激に変動するのを抑えることができると共に、フロートガイド11内の液面L2 を図1に示す如くリザーバ本体1内の液面L1 よりも高い液面レベルに保つことができる。
【0044】
従って、本実施例によれば、リザーバ本体1内に所要量の作動液を収容しているにも拘らず、車両の加速や減速による影響、または路面の凹凸等による車両の傾きによって作動液の残量不足を誤って報知するの確実に防止でき、警報ランプの点滅で運転者に不快感を与える等の問題を解消できる。
【0045】
また、フロートガイド11をリザーバ本体1内の中央部から側壁6A側にオフセットさせて配設した場合でも、フロート14を介してリザーバ本体1内の液面レベルを正確に検知でき、フロートガイド11の配設位置をリザーバ本体1内で自由に選択できると共に、設計時の自由度を高めることができる。
【0046】
しかも、本実施例によるリザーバ本体1は、従来技術のリザーバ本体に各ガイド壁部12を追加するのみで簡単に対処できるから、例えば下側ケース3を成形するための金型に各ガイド壁部12用の凹溝等を形成するだけでリザーバ本体1を簡単に形成でき、従来技術の液体リザーバ装置に対して大きな設計変更等を行うことなく、当該液体リザーバ装置を容易に製造することができる。
【0047】
次に、図3および図4は本発明による第2の実施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施例によるリザーバ本体21の特徴は、第1の実施例で用いたリザーバ本体1の各ガイド壁部12間に仕切部22を設けたことにある。
【0048】
ここで、リザーバ本体21は第1の実施例によるリザーバ本体1とほぼ同様に構成されている。そして、仕切部22は、各ガイド壁部12の先端部12Aの間に位置して該各先端部12A間を仕切るように設けられ、底面部5から上面部4に向けて各ガイド壁部12の高さ寸法Hよりも小さい高さ寸法h(h<H)をもって上向きに突出している。
【0049】
また、仕切部22の高さ寸法hは前述した最低液面レベルよりも小さく形成され、リザーバ本体21内の液面レベルが最低液面レベルよりも減少した場合に、フロートガイド11内の液面レベルがこれに追従できるようにしている。そして、仕切部22は、リザーバ本体21内を、フロートガイド11側の内側室となる補給通路23と、該補給通路23およびフロートガイド11の外側となるリザーバ本体21内の外側室24とに仕切っている。
【0050】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、各ガイド壁部12の先端部12A側に仕切部22を設けることにより、各ガイド壁部12間の補給通路23を底面部5側で外側室24から仕切る構成としたから、リザーバ本体21内の作動液の残量が比較的少なくなった場合でも、作動液をフロートガイド11内に補給通路23および仕切部22を介して確保することができる。
【0051】
従って、作動液の残量が比較的少ない状態でリザーバ本体21内の液面が例えば図3中に二点鎖線で示す液面L3 の如く傾斜した場合でも、補給通路23からフロートガイド11内に補給される作動液の量を仕切部22によって確保した分だけ増やすことができ、フロートガイド11内の液面L4 を一点鎖線で示す如く、液面L3 よりも高い位置に保持できる。
【0052】
次に、図5は本発明による第3の実施例を示し、本実施例の特徴は、ガイド壁部によってリザーバ本体内に容積の大きい蓄液室を形成し、ガイド壁部には蓄液室に対する絞り通路を設けたことにある。なお、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0053】
図中、31は本実施例によるリザーバ本体を示し、該リザーバ本体31は第1の実施例によるリザーバ本体1とほぼ同様に構成されているものの、本実施例では後述の各ガイド壁部32が第1の実施例よりも大きな間隔をもって互いに対向している。
【0054】
32,32はリザーバ本体31に設けられたガイド壁部を示し、該各ガイド壁部32は第1の実施例と同様に、リザーバ本体31(下側ケース)の底面部5に一体形成され、該底面部5から上面部4に向けて上向きに立設されている。
【0055】
しかし、本実施例では、各ガイド壁部32は基端側がスリット11Aを挟んでフロートガイド11の直径方向に離間し、かつその外周側に一体的に連結され、先端部32Aはリザーバ本体31の側壁6A側に向けて前述したフロートガイド11のオフセット方向に伸長している。そして、各ガイド壁部32はフロートガイド11の外径にほぼ対応し、前記第1の実施例の幅寸法W1 よりも大きい幅寸法W2 (W1 <W2 )の間隔をもって互いに対向し、その先端部32A側は互いに向けてL字状に屈曲すると共に、該各ガイド壁部32の先端部32A間には後述の絞り部34が設けられている。
【0056】
33は幅寸法W2 をもって各ガイド壁部32間に形成された蓄液室を示し、該蓄液室33は前記第1の実施例による補給通路13よりも大きい一定の容積を有し、スリット11Aを介してフロートガイド11内と連通している。そして、蓄液室33はリザーバ本体31内の作動液を内部に蓄液し、リザーバ本体31内の液面が前述したフロートガイド11のオフセット方向とは逆向きに傾斜した場合には、この作動液をフロートガイド11内に向けて補給する。
【0057】
34は各ガイド壁部32の先端部32A間に設けられた絞り部を示し、該絞り部34は前述した幅寸法W1 と同等またはこれよりも細幅なスリットによって形成され、蓄液室33の内,外を連通すると共に、リザーバ本体31内から蓄液室33内に流入,出する作動液に対して絞り抵抗を与えるものである。
【0058】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特に本実施例では、リザーバ本体31内の作動液を容積の大きい蓄液室33内に蓄液できるから、リザーバ本体31内の作動液の残量が比較的少なくなった場合でも、フロートガイド11内に補給するための作動液を蓄液室33内に確保できる。そして、この状態でリザーバ本体31内の液面が傾斜した場合でも、作動液を蓄液室33からフロートガイド11内に向けて確実に補給でき、フロートガイド11内の液面をリザーバ本体31内の液面よりも高い液面レベルに保つことができる。
【0059】
また、蓄液室33とリザーバ本体31内との間を流入,出する作動液に対して絞り部34で絞り抵抗を与えることができるから、リザーバ本体31内の液面が急激に変動するような場合でも、フロートガイド11内の液面レベルを比較的緩やかに変化させることができる。即ち、リザーバ本体31内の液面が急激に傾斜するような場合でも、蓄液室33から流出しようとする作動液に対して絞り部34で絞り抵抗を与えることにより、フロートガイド11内の作動液が蓄液室33から外部に流出するのを絞り部34で確実に抑えることができ、フロートガイド11内の液面レベルが過渡的に大きく低下するのを防止できる。
【0060】
次に、図6は本発明による第4の実施例を示し、本実施例では、前記第3の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施例によるリザーバ本体41の特徴は、第3の実施例で用いたリザーバ本体31の各ガイド壁部32間に絞り部34の位置で前記第2の実施例と同様の仕切部42を形成し、該仕切部42によりリザーバ本体41内を蓄液室43と外側室44とに仕切ったことにある。
【0061】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第2および第3の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
なお、前記各実施例では、フロートガイド11から径方向外側に向けて延びる一対のガイド壁部12,12(32,32)をリザーバ本体1(21,31,41)内に設けるものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば一本のガイド壁部をリザーバ本体内に設け、該リザーバ本体の側壁とガイド壁部との間で作動液の補給通路(蓄液室)を形成するようにしてもよい。
【0063】
また、前記各実施例では、ブレーキのマスタシリンダ用の液体リザーバ装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、液面警報装置を有する各種のマスタシリンダ用の液体リザーバ装置等に適用できる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明によれば、フロートガイドには、リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットを形成し、前記リザーバ本体の下側ケースには、前記フロートガイドから径方向外側へとオフセット方向延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されたガイド壁部を上側ケースから離して設け、該ガイド壁部は、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液をフロートガイド内に流入,出させる構成としたから、リザーバ本体内の作動液をガイド壁部に沿ってフロートガイド内にスリットを介して流入,出させることにより、リザーバ本体内の液面が大きく傾斜した場合でも、作動液をガイド壁部に沿ってフロートガイド内に確実に補給でき、フロートガイド内の液面をリザーバ本体内の液面よりも高い液面レベルに保つことができる。また、フロートガイド内から前記スリットを介して作動液が流出しようとするときには、ガイド壁部によって絞り抵抗を与えることが可能となり、フロートガイド内の液面レベルが急激に変動するのを確実に抑えることができる。従って、車両の傾きや慣性力の作用等により、リザーバ本体内の液面レベルが誤って検知されるのを確実に防止できる。また、フロートガイドをリザーバ本体内の中央部からオフセットさせて配設した場合でも、リザーバ本体内の液面レベルを正確に検知でき、フロートガイドの配設位置をリザーバ本体内で自由に選択できると共に、その設計時の自由度を高めることができる。
【0065】
一方、請求項2に記載の発明によれば、フロートガイドに形成されリザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に上側ケースから離れた一定の高さをもって前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介してリザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、前記フロートガイドから離間した該ガイド壁部の先端部側に位置して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、該ガイド壁部よりも小さい高さ寸法をもって前記リザーバ本体内を前記フロートガイド側の内側室と外側室とに仕切る仕切部とを備える構成としたから、作動液の残量が比較的少ない状態でリザーバ本体内の液面が傾斜した場合でも、フロートガイド内の液面をリザーバ本体内の液面よりも高い液面レベルに確実に保つことができる。
【0066】
また、請求項3に記載の発明によれば、フロートガイドに形成されリザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に上側ケースから離して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介してリザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、該ガイド壁部によって前記下側ケース内に形成され、前記フロートガイド内に補給するための作動液を蓄液する蓄液室と、前記フロートガイドから離れたガイド壁部の先端部側に設けられ、前記作動液が蓄液室内に流入,出するときに絞り抵抗を与える絞り部とを備える構成としたから、リザーバ本体内の作動液の残量が比較的少なくなった場合でも、フロートガイド内に補給するための作動液を容積の大きい蓄液室内に確保でき、この状態でリザーバ本体内の液面が傾斜した場合でも、作動液を蓄液室からフロートガイド内に向けて確実に補給でき、フロートガイド内の液面をリザーバ本体内の液面よりも高い液面レベルに確実に保つことができる。また、絞り部によりフロートガイド内の液面レベルをリザーバ本体内の液面レベルに対して比較的緩やかに変化させることができ、リザーバ本体内の液面が急激に傾斜するような場合でも、フロートガイド内の作動液が蓄液室から外部に流出するのを絞り部で確実に抑制できると共に、フロートガイド内の液面レベルが過渡的に大きく低下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による液体リザーバ装置を示す図2中の矢示I−I線に沿った縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向から見た断面図である。
【図3】第2の実施例による液体リザーバ装置を示す図1と同様の縦断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向から見た断面図である。
【図5】第3の実施例による液体リザーバ装置を示す図4と同様の断面図である。
【図6】第4の実施例による液体リザーバ装置を示す図4と同様の断面図である。
【符号の説明】
1,21,31,41 リザーバ本体
5 底面部
6A 側壁
11 フロートガイド
12,32 ガイド壁部
13 補給通路
14 フロート
22,42 仕切部
23 補給通路(内側室)
24,44 外側室
33 蓄液室
34 絞り部
43 蓄液室(内側室)
H,h 高さ寸法
L1 ,L2 ,L3 ,L4 液面

Claims (3)

  1. 内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、
    前記フロートガイドには、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットを形成し、
    前記リザーバ本体の下側ケースには、前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されたガイド壁部を前記上側ケースから離して設け、該ガイド壁部は、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させる構成としたことを特徴とする液体リザーバ装置。
  2. 内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、
    前記フロートガイドに形成され、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、
    前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に前記上側ケースから離れた一定の高さをもって前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、
    前記フロートガイドから離間した該ガイド壁部の先端部側に位置して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、該ガイド壁部よりも小さい高さ寸法をもって前記リザーバ本体内を前記フロートガイド側の内側室と外側室とに仕切る仕切部とを備える構成としたことを特徴とする液体リザーバ装置。
  3. 内部に作動液が収容され上側ケースと下側ケースとからなるリザーバ本体と、該リザーバ本体の底面部から上向きに突出して該リザーバ本体の下側ケースに設けられ、液面検知用のフロートを取囲んで上下方向に案内する筒状のフロートガイドとを有し、該フロートガイドが前記リザーバ本体の中央部からオフセットして配置された液体リザーバ装置において、
    前記フロートガイドに形成され、前記リザーバ本体内の作動液を該フロートガイド内に流入,出させるスリットと、
    前記フロートガイドから径方向外側に前記オフセット方向へ延びるように前記スリットを挟んで前記フロートガイドの外周側に一体形成されると共に前記上側ケースから離して前記リザーバ本体の下側ケースに設けられ、前記スリットを介して前記リザーバ本体内の作動液を前記フロートガイド内に流入,出させるガイド壁部と、
    該ガイド壁部によって前記下側ケース内に形成され、前記フロートガイド内に補給するための作動液を蓄液する蓄液室と、
    前記フロートガイドから離れたガイド壁部の先端部側に設けられ、前記作動液が蓄液室内に流入,出するときに絞り抵抗を与える絞り部とを備える構成としたことを特徴とする液体リザーバ装置。
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