JP5206780B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、交換可能なプロセスカートリッジを搭載した画像形成装置に関するものである。
従来からコンピュータの出力機器などに用いられている画像形成装置は、感光体、その感光体を帯電する帯電器、その感光体に形成された静電潜像を可視化する現像器、その現像器へ供給するトナーを収納するトナーボトルそして転写後感光体表面に残ったトナーを除去するクリーニング部を一体に組み込んだプロセスカートリッジを用いているものが多い。画像形成装置に搭載されたプロセスカートリッジは交換メンテナンス性を向上させるとともに装置の小型化に貢献している。
プロセスカートリッジには画像形成装置を最適に使用するために寿命が設定してあり、プロセスカートリッジの寿命に達すると画像形成装置の印刷動作を停止し、再開操作手段を設けて画像形成装置の印刷を再開させるものがある(例えば特許文献1参照)。
また、プロセスカートリッジが寿命近くなった時に早期交換の必要があることをユーザに強く認識させるために、警告表示をするとともに画像形成装置を使用不可能状態にし、
特定の入力手段による入力がなされるまでその使用不可能状態が継続されるものがある(例えば特許文献2参照)。
特開2002−72790号公報 特開2005−91829号公報
しかしながら上記従来の画像形成装置では、プロセスカートリッジの寿命に達して画像形成装置の印刷動作を停止してしまうと、印刷残り頁数があっても残りが出力されず印刷処理が中途のままになってしまう。さらに、交換用のプロセスカートリッジが準備されていなかった場合には所望の印刷物をすぐに完成することができなくなってしまうなどの問題がある。また、再開手段を用いて停止している画像形成装置の印刷を再開させると、これ以降に行なう印刷頁数によってはプロセスカートリッジの寿命をはるかに越えて印刷してしまい、画像形成装置に大きなダメージを与えてしまうという問題がある。
また、プロセスカートリッジの寿命近くになった時に交換の警告表示を行ない、画像形成装置を使用不可能状態にし、特定の入力手段による解除をしようとすると、寿命前に画像形成装置を使用不可状態にして印刷停止するのは使用者に著しい支障を与える。さらに、画像形成装置の主電源が入ったままの場合には一度解除してしまうとそのまま使用することとなり、プロセスカートリッジの寿命を越えて印刷してしまい、画像形成装置に大きなダメージを与えるという問題がある。
そこで、本発明は、プロセスカートリッジの寿命まで通常通り使用し、寿命に達したら画像形成装置を印刷中止の状態にし、特定の入力手段で解除入力されると所定頁数を印字可能にし、その後その所定頁数に達するたびに所定頁数の設定頁数を減らしながらこの動作を繰り返して完全に使用停止にせず、かつ使用者にプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づける画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、消耗品が寿命に達したことを検出する検出手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると印刷を中止する中止手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると前記消耗品が寿命に達したことを表示する表示手段と、前記中止手段により印刷が中止され前記表示手段により前記消耗品が寿命に達したことが表示された後に印刷の中止を所定頁数解除する解除手段を備え、前記解除手段は、解除する所定頁数を印刷が中止されると前回解除設定した所定頁数以下に設定することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は以上のように構成されるため、プロセスカートリッジの寿命まで通常通り使用でき、寿命に達したら画像形成装置の印刷を中止し、解除手段により印刷中止が解除されると所定頁数だけ印刷を可能とし、その後その所定頁数に達するたびに所定頁数の設定頁数を減らしながら完全に使用停止にせずにこの動作を繰り返していくので使用者は所望の印刷物を完成することができる。
一方、使用者に所定頁数しか印刷ができなくなるという不便な操作を強いることによりプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることで、プロセスカートリッジがその寿命を越えた場合にはプロセスカートリッジを早めに交換することになり、画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。さらに、最終的には1頁印刷するたびにこの不便な操作を行なうようにしたので、使用者にかなり不便な操作を強いることになりプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることができる。
本発明の実施例1における画像形成装置の印刷装置部の構成図 本発明の実施例1における画像表示装置の構成ブロック図 本発明の実施例1における画像表示装置の印刷処理フローチャート 本発明の実施例1における画像表示装置のメッセージ処理フローチャート
本発明における請求項1記載の発明は、消耗品が寿命に達したことを検出する検出手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると印刷を中止する中止手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると前記消耗品が寿命に達したことを表示する表示手段と、前記中止手段により印刷が中止され前記表示手段により前記消耗品が寿命に達したことが表示された後、印刷の中止を所定頁数解除する解除手段を備え、前記解除手段は、解除する所定頁数を印刷が中止されると、解除回数に応じて前回解除設定した所定頁数以下に設定するようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項1記載の発明によれば、プロセスカートリッジの寿命まで通常通り画像形成装置を使用することができ、寿命に達したら画像形成装置の印刷を中止し、解除手段により印刷中止が解除されると所定頁数だけ印刷を可能とし、その後その所定頁数に達するたびに所定頁数の設定頁数を、解除回数に応じて前回解除設定した所定頁数以下にしながらこの動作を繰り返していくので画像形成装置は完全に使用停止にはならず使用者は所望の印刷物を完成することができる。
一方、上述したように使用者に所定頁数しか印刷ができなくなるという不便な操作を強いることによりプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることで、プロセスカートリッジがその寿命を越えた場合にはプロセスカートリッジを早めに交換することになり、画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。
本発明における請求項2記載の発明は、消耗品が寿命に達したことを検出する検出手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると印刷を中止する中止手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると前記消耗品が寿命に達したことを表示する表示手段と、前記中止手段により印刷が中止され前記表示手段により前記消耗品が寿命に達したことが表示された後に印刷の中止を所定頁数解除する解除手段を備え、前記解除手段は、解除する所定頁数を印刷が中止される都度、解除回数に応じて少なくするようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項2記載の発明によれば、プロセスカートリッジの寿命まで通常通り画像形成装置を使用することができ、寿命に達したら画像形成装置の印刷を中止し、解除手段により印刷中止が解除されると所定頁数だけ印刷を可能とし、その後その所定頁数に達するたびに所定頁数の設定頁数を、解除回数に応じて少なくしながらこの動作を繰り返していくので画像形成装置は完全に使用停止にはならず使用者は所望の印刷物を完成することができる。
一方、上述したように解除する所定頁数を印刷が中止される都度、解除回数に応じて少なくするようにして印刷中止を解除したので使用者はさらに不便な操作を強いられることになり、プロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけられることになる。そして、プロセスカートリッジがその寿命を越えた場合にはプロセスカートリッジを早めに交換することになり、画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。
本発明における請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置であって、前記解除手段は解除回数が所定回数を越えると解除する前記所定頁数を1頁とするようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項3記載の発明によれば、解除手段が解除回数に応じて段々に解除する所定頁数を減じていくので寿命到達直後に多数の印刷があっても使用者には大きな不便を掛けずに必要な頁数の印刷物を完成することができる。
一方、解除回数が所定の回数を越えると解除する所定頁数を1頁にするので使用者は1頁印字ごとに1回の解除動作を行なわなければならず、例えば5頁の印刷物を完成させるためには5回の解除動作が必要となる。したがって、使用者にはかなりの不便な操作を強いることによりプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることで、プロセスカートリッジがその寿命を越えた場合にはプロセスカートリッジを早めに交換することになり、画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。
本発明における請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記表示手段は前記所定頁数を表示するようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項4記載の発明によれば、表示手段に現時点での解除する所定頁数を表示するので、何度目の解除動作であるのか、および次回解除動作を行なわなければならないまでの印刷可能頁数が判り、使用者にプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることができ、それでプロセスカートリッジを交換することになり画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。
本発明における請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記表示手段は前記解除手段により印刷の中止が解除された後、次に印刷が中止されるまでの頁数を表示するようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項5記載の発明によれば、画像形成装置が次に印刷動作を停止するまでに可能な印刷残頁数を表示手段に表示するので、使用者に使用情報を知らせつつ、かつ使用者にプロセスカートリッジの交換を明確にかつ強く動機づけることができ、それでプロセスカートリッジを交換することになり画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。
本発明における請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記消耗品は、感光体ドラムであるようにした画像形成装置に関する。
本発明における請求項6記載の発明によれば、消耗品を寿命の長い感光体ドラムとしたのでプロセスカートリッジにトナーを補給してプロセスカートリッジを再利用するような画像形成装置ではプロセスカートリッジの繰り返し使用ができるとともに予備のトナーを
準備しておくだけで可能な限り画像形成装置を長期間通常な状態で使用することができる。
以下、本発明の画像形成装置について図面を用いて説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な具体例であり、技術的に良好な条件の限定が記載されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する記載がない限り、これらの条件に限られるものではない。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について、図面を用いて説明する。
まず、図1を用いて上記の形態にかかる画像形成装置の印刷装置部の構成について説明する。図1は、本発明の実施例1における画像形成装置の印刷装置部の構成図である。
図1において、100は印刷装置部である。印刷装置部100の側面には、複数枚の記録用紙1を収納する給紙カセット2が着脱可能に格納されている。
給紙カセット2の上部近傍であって給紙カセット2の挿入方向先端部近くには、断面形状の一部が欠けた円形をした給紙ローラ3が設けられている。給紙ローラ3は、反時計回り方向に回転する。給紙ローラ3の回転に伴って、記録用紙1を後段のレジストローラ4に送る。給紙ローラ3の円弧部と非円弧部を利用して次の記録用紙1を連続して送ることを防止している。
レジストローラ4は、画像形成動作に応じて駆動回転して記録用紙1を、レジストローラ4の搬送方向下流に設けられた転写ローラ5とプロセスカートリッジ6に設けられた感光体ドラム7との間に送る。また、レジストローラ4は感光体ドラム7の記録開始位置と記録用紙1の記録開始位置とを合わせるように回動する。
感光体ドラム7は帯電器13により帯電され、その後光学ユニット8から露光されることで静電潜像が形成される。そして、プロセスカートリッジ6に設けられた現像器9は感光体ドラム7上に形成された静電潜像に応じたトナー像を形成する。
転写ローラ5には感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧が印加されており、さらに記録用紙1を感光体ドラム7に転写ローラ5で押圧することで転写ローラ5と感光体ドラム7との間に送られた記録用紙1に感光体ドラム7の表面のトナー像が転写される。その後、記録用紙1は転写ローラ5の搬送方向下流側に設けられた定着器10に送られる。
定着器10は上下2本のローラで構成されており、上ローラの内部にはヒータが設けられている。記録用紙1が上下のローラの間を通過する際に、2本の上下のローラによって押圧されるともに、熱を印加される。これによって、記録用紙1上のトナーが記録用紙1に定着される。
トナーが定着した記録用紙1は、定着器10の搬送方向下流側に設けられた排出ローラ11に送られ、そして印刷装置部100の外にある排紙トレイ12に排出される。
一方、プロセスカートリッジ6は、前述した感光体ドラム7、現像器9、帯電器13、そして感光体ドラム7上の転写残りのトナーを除去するクリーニング部14、現像器9にトナーを補給するトナーボトル15で一体的に構成されており、プロセスカートリッジ6内部の構成部品の寿命が画像形成装置内の他の構成部品の寿命より短く、定期的な交換を必要とするために印刷装置部100から着脱可能な構成になっている。さらに、トナーボトル15がプロセスカートリッジ6から着脱可能な構成になっている場合もある。
次に、図2を用いて上記のように構成された印刷装置部を含んだ画像形成装置の構成について説明する。図2は、本発明の実施例1における画像形成装置の構成ブロック図である。インターフェイス600を介してホストコンピュータ200から送られてきた印刷指示あるいは画像形成装置の操作パネル部300にあるスタートキー301が押下された操作を受けて、印刷装置制御部400は印刷装置部100など各部を制御し動作させ、上述した印刷処理を行なう。
なお、本実施例1では消耗品として感光体ドラム7で以後説明を行なうが、代わりにプロセスカートリッジ6、現像器9あるいはトナーボトル15を対象にしてもよい。
印刷装置制御部400の下には、プロセスカートリッジ6の感光体ドラム7(図1参照)が寿命に達したことを検出する寿命検出器401が接続されている。この寿命検出器401は、感光体ドラム7が動作した回転数を随時カウントし、感光体ドラム7が動作した回転数の総数があらかじめ決められた寿命回転数に達した時に信号を出す。ここで感光体ドラム7の寿命を感光体ドラム7の回転数で規定しているが、代わりに感光体ドラム7の回転時間や印刷頁数を用いてもよい。
また印刷装置制御部400の下には、感光体ドラム7(図1参照)が寿命に達した時に上述した寿命検出器401からの信号を受けて、印刷装置部100で行なっている印刷処理を一時中止させる印刷中断器402が接続されている。この印刷中断器402は、寿命検出器401からの信号を受けて印刷装置部100で印刷している頁の印刷が終了次第強制的に印刷を停止するモードに入れ、以後復帰信号が入るまで印刷装置部100を停止させておく。したがって、現在行なっている印刷頁数にまだ残りがあっても寿命検出器401からの信号を受けると、印刷中断器402は印刷装置部100の印刷処理を中止させる。続いて記憶装置部700に画像形成装置のドラム交換モードが有効であることとドラム交換モードの回数を記憶させる。この「ドラム交換モードが有効」、「ドラム交換モードの回数」については後述する。
また、表示装置部500は液晶パネルなどの表示パネル501を有しており、画像形成装置の印刷頁数、感光体ドラム7の寿命到達メッセージなど諸々の情報を表示する。寿命検出器401からの信号を受けて、印刷装置部100の印刷動作が中止されると表示装置部500の表示パネル501に感光体ドラム7が寿命に達したことを知らせるメッセージを表示する。ここでは表示パネル501に文字表記のメッセージをもって表示するように説明しているが、表示装置部500上あるいは表示パネル501上に警告ランプなどの表示器を設置し、点滅あるいは点灯して感光体ドラム7が寿命に達したことを知らせてもよい。
なお、図2において各部の相互関係は代表的に記載したもので、各部の役割を達成するのであればこの限りではない。例えば、寿命検出器401や印刷中断器402は必ずしも印刷装置制御部400の下にある場合だけで無く、バス上にあってもよい。
次に、図3および図4を用いて上記の形態にかかる画像形成装置で、ここではプロセスカートリッジ6(図1参照)内にある感光体ドラム7(図1参照)が寿命に到達した以降の印刷処理について詳細に説明する。図3は、本発明の実施例1における画像形成装置の印刷処理フローチャートである。図4は、本発明の実施例1における画像形成装置のメッセージ処理フローチャートである。なお、説明に使用する各部の名称と番号は図2を示している。
最初に、感光体ドラム7が寿命枚数に達する前の場合についてフローチャートを説明する。
操作パネル部300のスタートキー301が押下される、もしくはホストコンピュータ200からの印刷指示を受けると、印刷開始の処理が開始する。そうすると「ドラム交換モード有効か」の判断で、まだ感光体ドラム7は交換寿命前で記憶装置部700にはドラム交換モードが有効であるステータスが記憶されていないので「N」に進む(Step1)。
次に「ドラム交換時期か」の判断では、寿命検出器401によって感光体ドラム7が寿命に達したことを検出していないので「N」に進む(Step2)。以後印刷処理を行なうとともにドラム寿命計数であるドラム回転数カウントを行なう(Step3)。そして、「印刷完了」の判断(Step4)にて完了の場合は「Y」に進み印刷終了の処理に入る。完了していない場合には「N」に進み印刷処理とドラム回転数カウントを繰り返す(Step2,Step3)。
次に、感光体ドラム7が初めて寿命に達した以降についてフローチャートを説明する。
印刷開始の処理が開始されると、感光体ドラム7は初めて寿命に達したが、記憶装置部700にはドラム交換モードが有効であるステータスがまだ記憶されていないので「ドラム交換モード有効か」の判断で「N」に進む(Step1)。
次に「ドラム交換時期か」の判断では、寿命検出器401により感光体ドラム7が寿命に達したことが検出されたので「Y」に進み(Step2)、寿命検出器401からの信号を受けて印刷中断器402は印刷を停止中断させ(Step5)、表示装置部500の表示パネル501には感光体ドラム7が寿命に達したことを知らせるメッセージ(例えば、「ドラムライフエンド」など)が表示される(Step6)。
そして、メッセージ処理フローに入り、メッセージ処理を開始する。そうすると、「ドラム交換モード有効か」の判断では先と同様に、感光体ドラム7は初めて寿命に達したが、記憶装置部700にはドラム交換モードが有効であるステータスがまだ記憶されていないので「ドラム交換モード有効か」の判断で「N」に進む(Step11)。
そして、ここで初めてドラム交換モードを有効にするために記憶装置部700にドラム交換モードが有効であるステータスと第1回目の交換モードであることを記憶させる。それとともに表示装置部500の表示パネル501にドラム交換を促す交換メッセージ「残り印刷枚数:50枚」の表示を行なう。さらに、解除する所定枚数として、これ以降印刷できる枚数を50枚に設定する(Step12)。
そして、画像形成装置が一時印刷中断している状態を50頁だけ印刷可能に解除するために解除スイッチとしてスタートキー301が「押下されたか」どうかを判断する(Step13)。スタートキー301が押下されるまで上述の交換メッセージを表示続け、押下されると交換メッセージの表示を終了させ(Step14)、メッセージ処理のフローが終了し、印刷処理フローに戻る。
印刷処理フローに戻ると、まず1頁だけ印刷し、残り可能頁数を計算する(Step7)。ここでは49頁(50頁〜1頁)となる。そして、使用者が所望した印刷頁数から「印刷完了しているか」どうかを判断する(Step8)。もし完了している場合は、「Y」に進んで、残り印刷頁数(ここでは49枚)を表示パネル501に表示し、3秒後自動的に表示を終了させ(Step9)、印刷処理が完了する。なお、ここで表示パネル501に3秒間表示させるが、この時間に限定するものではない。一方完了していない場合は、「N」に進み、使用者が所望した印刷頁数が0になるまで印刷処理を行ない、使用者の所望した印刷頁数の印刷を完了させる(Step7,Step8,Step10)。そして、残り印刷頁数(ここでは50頁−使用者の所望した印刷頁数)を表示パネル501に表示し、3秒後自動的に表示を終了させ(Step9)、印刷処理が完了する。
しかし、これらの印刷処理途中に残り印刷頁数が0になると(すなわちここでは最初に中断してから50頁印刷した場合)(Step10)、印刷装置制御部400からの指示を受けて印刷中断器402は印刷を停止中断させ(Step5)、再度メッセージ処理フローに入る。
メッセージ処理フローを開始すると、「ドラム交換モード有効か」の判断で、前回のメッセージ処理フローにて記憶装置部700はドラム交換モードが有効であるステータスを記憶しているので「Y」に進む(Step11)。次に「ドラム交換モード2回目の処理か」で記憶装置部700にはドラム交換モードが既に1回行なっていることが記憶されており今回が2回目の処理なので「Y」に進む(Step15)。そして、記憶装置部700に第2回目の交換モードであることを記憶させるとともに、表示パネル501にドラム交換を促す交換メッセージ「残り印刷頁数:40頁」の表示を行ない、解除する所定頁数として、これ以降印刷できる頁数を40頁に設定する(Step16)。
このように、1回目の交換モード処理時の「残り印刷頁数:50頁」から2回目の交換モード処理時には「残り印刷頁数:40頁」にして、解除する所定頁数を減らして使用者にドラム交換を促すようにする。
そして、画像形成装置が一時印刷中断している状態を40頁だけ印刷可能に解除するために解除スイッチとしてスタートキー301が「押下されたか」どうかを判断する(Step13)。スタートキー301が押下されるまで上述の交換メッセージを表示続け、押下されると交換メッセージの表示を終了させ(Step14)、メッセージ処理のフローが終了し、印刷処理フローに戻る。
以降設定された残り印刷頁数が0になるたびに(Step10)、印刷停止中断し(Step5)、感光体ドラム7が寿命に達したことを知らせるメッセージを表示し(Step6)、そしてメッセージ処理フローに入り、ドラム交換モードの回数をアップしていく。以後同様にして交換モード回数がアップするたびに、残り印刷枚数を減らしていく(Step16,Step17,Step18,Step19)。ここでは残り印刷頁数の設定値を30頁へ、10頁へ、そして1頁としていく。最終的に、残り印刷頁数が1頁に設定されると(Step20)、印刷中断しているのを解除するために使用者は1頁印刷するたびに解除スイッチであるスタートキー301を押下する必要があり、煩雑さが大きくなる。したがって、この煩雑さがドラム交換を強く意識させることとなり、ドラム交換へと行動を移すことになる。
このように、ドラム寿命が到達しても、すぐに画像形成装置を完全に使用停止しないで使用できる状態にしながらも、印刷処理の煩雑さを加えることによりドラム交換へと行動を移してもらうようにすることができる。
なお、ここで残り印刷頁数の設定値を50、40、30、10、1頁としたが、またドラム交換モードの回数を4回としているが、これらの数値に限定されるものではなく、画像形成装置の仕様によって適宜決めればよい。ただし、最終の残り印刷頁数設定値を1頁にすることは印刷処理の煩雑さをかなり増大させるのでドラム交換を促す効果は大きい。
また、残り印刷頁数の設定値を例えば50、40、40、10,1頁とするような、数回の交換モードの途中で解除する残り設定頁数を据え置いた場合でも、上述したドラム交換への意識付けと同じ効果が得られる。
すなわち、残り印刷頁数の設定値を前回設定した設定値以下にするようにすればよい。したがって、同じ値の設定値を続けても利用者に不便さを増す効果は生じる。さらに、前回設定した設定値より小さい設定値にするとさらに不便さを増す効果が生じ、使用者にドラム交換を意識付ける効果はかなり大きくなる。そのため、本実施例で説明した残り印刷頁数の設定(順次頁数が減少する)のほうが利用者に不便さが増しさらに効果が大きくなる。
また、解除スイッチとしてスタートキーを用いているが、これに限定されるものでは無く、他のキーを使用してもよい。
以上により、本実施例1の画像形成装置は感光体ドラムの寿命まで通常通り使用でき、寿命に達したら画像形成装置の印刷を中止し、操作パネル部のスタートキーを押下されると所定頁数だけ印刷を可能にし、その後その所定頁数に達するたびに所定頁数の設定頁数を減らしながら完全に使用停止にせずにこの動作を繰り返していくので使用者は所望の印刷物を完成することができる。一方、使用者に所定頁数しか印刷ができなくなるという不便な操作を強いることにより感光体ドラムの交換を明確にかつ強く動機づけることで、感光体ドラムがその寿命を越えた場合には感光体ドラムを早めに交換することになり、画像形成装置に大きなダメージを与えることを防ぐことができる。さらに、最終的には1頁印刷するたびにこの操作を行なうようにしたので、使用者にかなり不便な操作を強いることになり感光体ドラムの交換を明確にかつ強く動機づけることができる。
本発明の画像形成装置は、プロセスカートリッジが寿命に到達した後に不便な操作を強いるためにプロセスカートリッジ交換を早急に行なうようになり装置へのダメージを少なくすることに適用できる。
1 記録用紙
2 給紙カセット
3 給紙ローラ
4 レジストローラ
5 転写ローラ
6 プロセスカートリッジ
7 感光体ドラム
8 光学ユニット
9 現像器
10 定着器
11 排出ローラ
12 排紙トレイ
13 帯電器
14 クリーニング部
15 トナーボトル
100 印刷装置部
200 ホストコンピュータ
300 操作パネル部
301 スタートキー
400 印刷装置制御部
401 寿命検出器
402 印刷中断器
500 表示装置部
501 表示パネル
600 インターフェイス
700 記憶装置部

Claims (6)

  1. 消耗品が寿命に達したことを検出する検出手段と、
    前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると印刷を中止する中止手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると前記消耗品が寿命に達したことを表示する表示手段と、
    前記中止手段により印刷が中止され前記表示手段により前記消耗品が寿命に達したことが表示された後に印刷の中止を所定頁数解除する解除手段を備え、
    前記解除手段は、解除する所定頁数を印刷が中止されると、解除回数に応じて前回解除設定した所定頁数以下に設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 消耗品が寿命に達したことを検出する検出手段と、
    前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると印刷を中止する中止手段と、前記消耗品が寿命に達したことを前記検出手段が検出すると前記消耗品が寿命に達したことを表示する表示手段と、
    前記中止手段により印刷が中止され前記表示手段により前記消耗品が寿命に達したことが表示された後に印刷の中止を所定頁数解除する解除手段を備え、
    前記解除手段は、解除する所定頁数を印刷が中止される都度、解除回数に応じて少なくすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記解除手段は解除回数が所定回数を越えると解除する前記所定頁数を1頁とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示手段は前記所定頁数を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記表示手段は前記解除手段により印刷の中止が解除された後、次に印刷が中止されるまでの頁数を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗品は、感光体ドラムであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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